JP2008074309A - 車両吸気ダクト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1ダクト壁部22に、ダクト本体20内へ突出して第2ダクト壁部24を内側から支持する支持リブ40を設ける。この第1ダクト壁部22における支持リブ40との境界部分に、弛み部42を設ける。弛み部42は、第1ダクト壁部22から支持リブ40に向け、ダクト本体20の外方向へ突出して設けられ、かつ該支持リブ40の外周部分に沿って3/4周程度に亘って形成される。従って、第1ダクト壁部22に外力が加わった場合には、弛み部42が伸長的に形状変形して支持リブ40の姿勢変位を許容し、ダクト本体20が圧潰的に変形する。
【選択図】図3
Description
前記第1ダクト壁部における前記支持部との境界部分に弛み部を設け、
前記弛み部の変形により、前記第1ダクト壁部に対する前記支持部の姿勢変位を許容するよう構成したことを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、弛み部の伸長的な変形により支持部の姿勢変位が円滑に進行する。
従って、請求項3に係る発明によれば、第2ダクト壁部に対して加わる外力の方向に対し、支持部の姿勢変位がフレキシブルに対応し得る。
従って、請求項4に係る発明によれば、弛み部の伸長的な変形が適切に発現するようになる。
従って、請求項5に係る発明によれば、弛み部の伸長的な変形が適切に発現するようになる。特に、弛み部の弛み量が大きくなるため、支持部の姿勢変位量を大きくし得る。
従って、請求項6に係る発明によれば、第2ダクト部と支持部とが直接的に接触しないので、異音や振動等の発生を防止し得る。
図1は、第1実施例の車両吸気ダクトを、車体前方へ取付けた状態で示した一部破断斜視図、図2は、図1のII−II線断面図である。第1実施例の車両吸気ダクトDは、第1ダクト壁部22および該第1ダクト壁部22と対向して位置する第2ダクト壁部24と、第1ダクト壁部22からダクト内へ突出して第2ダクト壁部24を内側から支持する支持リブ(支持部)40とを有している。そして、これら第1ダクト壁部22および第2ダクト壁部24により、車両吸気ダクトDの主体をなすダクト本体20が形成される。なおダクト本体20は、公知のブロー成形技術またはインジェクション成形技術等により成形可能であり、実施例ではブロー成形技術により成形されたものを例示する。
図6は、第2実施例の車両吸気ダクトDにおける支持リブ40および弛み部42を示したダクトの部分断面図である。第2実施例の車両吸気ダクトDにおける弛み部42は、図6(a)に示すように、ダクト本体20の成形時に第1ダクト壁部22の一部として形成され、支持リブ40が第1ダクト壁部22から略垂直に突出した起立姿勢状態において、第1ダクト壁部22から支持リブ40に向け、ダクト本体20の一般外壁面より内方向へ突出した(膨出した)湾曲状を呈している。弛み部42は、図3に示した第1実施例と同様に、第1ダクト壁部22における支持リブ40の下端部を囲繞する部位において、左側端部40Cから後端部40Dおよび右側端部40Bに沿って形成されており、支持リブ40の下端部を囲繞する外周部分の約3/4周の長さに亘って延在している。また弛み部42の肉厚は、該弛み部42の伸長的な変形を発現し易くすることを考慮して、第1ダクト壁部22の肉厚より薄く設定されている。そして、支持リブ40の下端部を囲繞する部位において、弛み部42が形成されていない前縁部40Aに沿った部位は、該支持リブ40が姿勢変位する際のヒンジポイントHPとして機能するようになる。但し、ダクト本体20の内方向への突出形状は、湾曲状に限定されるものではなく、例えば鋭角状としてもよい。
図7は、第3実施例の車両吸気ダクトDを、車体前方へ取付けた状態で示した一部破断断面図である。この第3実施例の車両吸気ダクトDにおける弛み部42は、ダクト本体20の成形時に第1ダクト壁部22の一部として形成され、支持リブ40が第1ダクト壁部22から略垂直に突出した起立姿勢状態において、第1ダクト壁部22から支持リブ40に向け、ダクト本体20の外方向および内方向へ突出した蛇腹状に設けられている。また弛み部42は、図3に示した第1実施例と同様に、第1ダクト壁部22における支持リブ40の下端部を囲繞する部位において、左側端部40Cから後端部40Dおよび右側端部40Bに沿って形成されており、支持リブ40の下端部を囲繞する外周部分の約3/4周の長さに亘って延在している。なお弛み部42の肉厚は、該弛み部42の伸長的な変形を発現し易くすることを考慮して、第1ダクト壁部22の肉厚より薄く設定されている。そして、支持リブ40の下端部を囲繞する部位において、弛み部42が形成されていない前縁部40Aに沿った部位は、該支持リブ40が姿勢変位する際のヒンジポイントHPとして機能するようになる。但し、ダクト本体20の内方向への突出形状は、湾曲状に限定されるものではなく、例えば鋭角状としてもよい。
なお弛み部42は、図8に示すように、第1ダクト壁部22における支持リブ40の下端部を囲繞する部位(第1ダクト壁部22と支持リブ40との境界部分)において、該支持リブ40の外周部分の全周に亘って形成するようにしてもよい。このような形態の弛み部42の場合は、支持リブ40の外周部分にヒンジポイントHPは形成されず、第2ダクト壁部24を介して作用する押圧力の方向に応じて、該支持リブ40が姿勢変位する方向が決定する。そして弛み部42は、図9に示すように、第1ダクト壁部22から支持リブ40に向け、ダクト本体20の外方向に突出した湾曲状(または鋭角状)に設けたり、図示省略するが、第1ダクト壁部22から支持リブ40に向け、ダクト本体の内方向に突出した湾曲状(または鋭角状)に設けてもよい。また弛み部42は、図10に示すように、ダクト本体20の外方向および内方向の両方へ突出した蛇腹状に設けることも可能である。特に、蛇腹状の弛み部42の場合には、押圧力が斜め上方から作用した場合は支持リブ40は傾倒的に姿勢変位し、また図10に示したように、押圧力が真上から作用した場合に該支持リブ40は真下へ没入的に姿勢変位することも可能であり、押圧力が加わる方向に対して該支持リブ40の姿勢変位がフレキシブルに対応し得る。従って、支持リブ40の外周部分の全周に亘って弛み部42を設けた場合でも、前述した実施例の車両吸気ダクトDと同様の作用効果が充分に得られる。
50 緩衝材
Claims (6)
- 第1ダクト壁部と、該第1ダクト壁部に対向して位置する第2ダクト壁部と、前記第1ダクト壁部からダクト内へ突出して前記第2ダクト壁部を内側から支持する支持部とを有する車両吸気ダクトにおいて、
前記第1ダクト壁部における前記支持部との境界部分に弛み部を設け、
前記弛み部の変形により、前記第1ダクト壁部に対する前記支持部の姿勢変位を許容するよう構成した
ことを特徴とする車両吸気ダクト。 - 前記弛み部は、前記支持部の外周部分に沿って1/2周以上に亘り形成される請求項1記載の車両吸気ダクト。
- 前記弛み部は、前記支持部の外周部分に沿って全周に亘り形成される請求項1記載の車両吸気ダクト。
- 前記弛み部は、前記第1ダクト壁部から前記支持部に向け、ダクトの外方向または内方向へ突出して設けられる請求項1〜3の何れか一項に記載の車両吸気ダクト。
- 前記弛み部は、前記第1ダクト壁部から前記支持部に向けて蛇腹状に設けられる請求項1〜3の何れか一項に記載の車両吸気ダクト。
- 前記第2ダクト壁部と前記支持部との間に緩衝材を介在させた請求項1〜5の何れか一項に記載の車両吸気ダクト。
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