JP5108440B2 - 車両吸気ダクト - Google Patents
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Description
互いに対向してダクト本体をなす第1壁部および第2壁部と、前記第2壁部から前記ダクト本体内へ突出して前記第1壁部を内側から支持する支持部とを備える車両吸気ダクトにおいて、
前記支持部の周囲四方のうちの三方を囲んで連続的に延在するように前記第2壁部に貫通形成されたスリットからなり、該スリットの両方の端部を結ぶ直線状の端部ラインが前記支持部を外れた位置を通るように該第2壁部に設けられた分割部と、
前記第2壁部において前記スリットの両方の端部間に前記端部ラインに沿って延在し、該第2壁部におけるスリットで周囲三方が囲われた外周片部の姿勢変位を許容するように折曲変形可能な連設部と、
前記外周片部から前記端部ラインを越えて延在して前記連設部に交差するように前記第2壁部に設けられ、ダクト本体内側またはダクト本体外側に突出する変形調節部とを備えたことを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、支持部と変形調節部との間の部分が強度的に弱くならない。
従って、請求項3に係る発明によれば、変形調整部がダクト本体の外方へ突出することなく、連設部を折曲変形させる変形荷重の調節が可能である。
図6は、変更例1に係る車両吸気ダクトDに設けた支持リブ26およびその周辺部を示した部分斜視図である。変更例1の車両吸気ダクトDは、下壁部分20Bからダクト本体20の外側へ突出した変形調節部50を、支持リブ26の外周片部から下壁部分20Bに亘り連設部46を交差するよう延設してある。すなわち変形調節部50は、図6(a)〜図6(c)に示すように、下壁部分20Bの外面から突出長L、突出幅W、突出高Hで直線状に突出し、かつ幅方向における縦断面形状が略半円状に突出した外側膨出部56であり、下壁部分20Bに一体的に形成されている。また、下壁部分20Bの外側膨出部56に対応した内面には、該外側膨出部56側へ陥凹した線状陥凹部58が、該外側膨出部56に沿って形成されている。従って、変形調節部50を構成する外側膨出部56の厚さRは、下壁部分20Bの厚さCと同一となっている。
図7は、変更例2に係る車両吸気ダクトDに設けた支持リブ26およびその周辺部を示した部分斜視図である。変更例2の車両吸気ダクトDにおける変形調節部50は、下壁部分20Bからダクト本体20の内側へ突出した複数(変更例2では2本)の内側膨出部52を、支持リブ26から下壁部分20Bに亘り連設部46を交差するよう並列的に延設して構成されている。変形調節部50を設けて連設部46を折曲変形させる変形荷重を増加させる場合は、単一の内側膨出部52で対応しようとすると該内側膨出部52のサイズ(突出高H)が大きくなる。しかし、複数の内側膨出部52から構成される変形調節部50では、各内側膨出部52の突出高Hを大きくすることなく、連設部46を折曲変形させる変形荷重を増加させ得る。しかも、各内側膨出部52の厚さRを下壁部分20Bと同一にすれば、ダクト本体20の重量が殆ど増加することもない。よって、変更例2に係る車両吸気ダクトDは、前述した実施例および各変更例の各車両吸気ダクトDと同等の作用効果を奏すると共に、更には変形荷重の増加に好適に対応し得る。
図8は、変更例3に係る車両吸気ダクトDに設けた支持リブ26およびその周辺部を示した部分斜視図である。変更例3の車両吸気ダクトDにおける変形調節部50は、下壁部分20Bからダクト本体20の外側へ突出した複数(変更例2では2本)の外側膨出部56を、支持リブ26から下壁部分20Bに亘り連設部46を交差するよう並列的に延設して構成されている。複数の外側膨出部56から構成される変形調節部50では、各外側膨出部56のサイズを、前述した変更例1の変形調節部50の内側膨出部52と同等サイズとすることで、連設部46を折曲変形させる変形荷重を増加させ得る。しかも、各外側膨出部56の厚さRを下壁部分20Bと同一にすれば、ダクト本体20の重量が殆ど増加することもない。よって、変更例3に係る車両吸気ダクトDは、前述した実施例および各変更例の各車両吸気ダクトDと同等の作用効果を奏すると共に、更には変形荷重の増加に好適に対応し得る。
図9は、変更例4に係る車両吸気ダクトDに設けた支持リブ26およびその周辺部を示した部分斜視図である。変更例4の車両吸気ダクトDにおける変形調節部50は、下壁部分20Bからダクト本体20の内側へ突出した内側突出リブ60を、支持リブ26から下壁部分20Bに亘り連設部46を交差するよう延設したものである。すなわち、変形調節部50の内側突出リブ60は、下壁部分20Bの内面から突出長L、突出幅W、突出高Hで直線状に突出し、下壁部分20Bに一体的に形成されている。従って、変更例4の車両吸気ダクトDにおいても、連設部46が折曲変形するに際して内側突出リブ60が折曲的に変形するため、該連設部46を折曲変形させる変形荷重を増加させ得る。よって、変更例4に係る車両吸気ダクトDは、前述した実施例および各変更例の各車両吸気ダクトDと同等の作用効果を奏する。更に変更例4では、ダクト本体20の重量が僅かに増加するものの、図9(b)に示すように、下壁部分20Bの変形調節部50を設けた部分に対応するダクト本体20の外面部分が平坦となるので、ダクト本体20の外形形状を、内側突出リブ60を設けない場合の外面形状と同一とし得る利点がある。
図10は、変更例5に係る車両吸気ダクトDに設けた支持リブ26およびその周辺部を示した部分斜視図である。変更例5の車両吸気ダクトDにおける変形調節部50は、下壁部分20Bからダクト本体20の外側へ突出した複数(変更例2では2本)の外側突出リブ62を、支持リブ26から下壁部分20Bに亘り連設部46を交差するよう並列的に延設して構成されている。複数の外側突出リブ62から構成される変形調節部50では、各外側突出リブ62のサイズを大きくすることなく、連設部46を折曲変形させる変形荷重を増加させ得る。よって、変更例5に係る車両吸気ダクトDは、前述した実施例および各変更例の各車両吸気ダクトDと同等の作用効果を奏する。更に変更例5では、ダクト本体20の重量が僅かに増加するものの、図10に示すように、下壁部分20Bの変形調節部50を設けた部分に対応するダクト本体20の内面部分が平坦となるので、ダクト本体20の内面形状を、外側突出リブ62を設けない場合の内面形状と同一とし得る利点がある。
26 支持リブ(支持部),28 外周片部,40 分割部,40A 端部,42 スリット,
46 連設部,50 変形調節部,C 厚さ,R 厚さ,HL 端部ライン
Claims (3)
- 互いに対向してダクト本体をなす第1壁部および第2壁部と、前記第2壁部から前記ダクト本体内へ突出して前記第1壁部を内側から支持する支持部とを備える車両吸気ダクトにおいて、
前記支持部の周囲四方のうちの三方を囲んで連続的に延在するように前記第2壁部に貫通形成されたスリットからなり、該スリットの両方の端部を結ぶ直線状の端部ラインが前記支持部を外れた位置を通るように該第2壁部に設けられた分割部と、
前記第2壁部において前記スリットの両方の端部間に前記端部ラインに沿って延在し、該第2壁部におけるスリットで周囲三方が囲われた外周片部の姿勢変位を許容するように折曲変形可能な連設部と、
前記外周片部から前記端部ラインを越えて延在して前記連設部に交差するように前記第2壁部に設けられ、ダクト本体内側またはダクト本体外側に突出する変形調節部とを備えた
ことを特徴とする車両吸気ダクト。 - 前記変形調節部は、前記支持部に連設されている請求項1記載の車両吸気ダクト。
- 前記変形調節部は、前記第2壁部からダクト本体内側へ前記支持部より低く突出し、該第2壁部に一体的に形成されている請求項1または2記載の車両吸気ダクト。
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