JP2008071081A - 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インクの不足に関してユーザにとって利便性の高いサービスを提供することのできる印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムの提供を目的とする。
【解決手段】入力される印刷ジョブに基づいてプリンタに対する印刷処理を制御する印刷制御装置であって、前記印刷ジョブに基づいて当該印刷ジョブの印刷に必要なインクの滴数をカウントする滴数カウント手段と、一滴あたりのインクの消費量を示す情報を取得するインク消費量取得手段と、前記プリンタよりインクの残量を示す情報を取得するインク残量取得手段と、前記インクの滴数、前記一滴あたりのインクの消費量、及び前記インクの残量に基づいて当該印刷ジョブに対するインクの不足を判定する判定手段と、前記インクの不足が判定されたときに、インクが不足している旨を通知する通知手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムに関し、特に入力される印刷ジョブに基づいてプリンタに対する印刷処理を制御する印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムに関する。
プリンタを利用して印刷を実行する際、インクが不足しているとその旨を示すメッセージ等が表示装置に表示される。ユーザは、斯かるメッセージ等を確認することによりインク不足を認識し、インクカートリッジの交換等を行う。
特開2003−226063号公報
しかしながら、インクの消費量は印刷する文書によって異なり、インク不足が通知された場合であっても正常に印刷が行える場合もある。すなわち、従来、インク不足の通知は、印刷する文書との関係が考慮されたものではなかった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、インクの不足に関してユーザにとって利便性の高いサービスを提供することのできる印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、入力される印刷ジョブに基づいてプリンタに対する印刷処理を制御する印刷制御装置であって、前記印刷ジョブに基づいて当該印刷ジョブの印刷に必要なインクの滴数をカウントする滴数カウント手段と、一滴あたりのインクの消費量を示す情報を取得するインク消費量取得手段と、前記プリンタよりインクの残量を示す情報を取得するインク残量取得手段と、前記インクの滴数、前記一滴あたりのインクの消費量、及び前記インクの残量に基づいて当該印刷ジョブに対するインクの不足を判定する判定手段と、前記インクの不足が判定されたときに、インクが不足している旨を通知する通知手段とを有することを特徴とする。
このような印刷制御装置では、インクの不足に関してユーザにとって利便性の高いサービスを提供することができる。
本発明によれば、インクの不足に関してユーザにとって利便性の高いサービスを提供することのできる印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。図1の印刷システム1は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない)又はUSBケーブル等によって相互に接続されたホストコンピュータ10及びプリンタ20より構成されている。
ホストコンピュータ10は、プリンタ20に対する印刷処理の制御を行うためのプログラムとしてプリンタドライバ110を備える。本実施の形態におけるプリンタドライバ110は、印刷ジョブ入力部111、RAWデータ変換部112、滴数カウント部113、インク情報取得部114、インク消費量予測部115、インク量比較部116、インク不足通知部117、印刷モード変更部118、印刷キャンセル部119、RAWデータ出力部120、及びインク量予測指定部121等より構成される。
印刷ジョブ入力部111は、アプリケーション等より印刷ジョブの入力を受け付ける。RAWデータ変換部112は、印刷ジョブをRAWデータ(プリンタ20に解釈可能なPDL(Page Description Language)によって記述された印刷データ)に変換する。滴数カウント部113は、RAWデータに基づいて印刷に必要なインクの滴数をカウントする。インク情報取得部114は、プリンタ20のインクの残量と、1滴あたりのインク消費量とを取得する。インク消費量予測部115は、滴数カウント部113によってカウントされた滴数と、インク情報取得部114によって取得された1滴あたりのインク消費量とに基づいて、当該印刷ジョブに必要なインク消費量を算出する。インク量比較部116は、インク消費量予測部115によって算出されたインク消費量と、インク情報取得部114によって取得されたインクの残量とを比較することにより、印刷ジョブに対してインクが足りるか否かを判定する。インク不足通知部117は、インク不足が判定された際に、インク不足を通知するためのGUI(Graphical User Interface)を表示させる。印刷モード変更部118は、インク不足が判定された際に、ユーザの指示に応じて、又は自動的に印刷モード(主に、色の濃さ)や印刷枚数等を変更する。印刷キャンセル部119は、インク不足が判定された際に、ユーザの指示に応じて印刷の実行を中止させる。RAWデータ出力部120は、プリンタ20にRAWデータを転送する。インク量予測指定部121は、インク消費量の予測の要否の指定をユーザより受け付ける。すなわち、インク予測指定部121がインク消費量の予測を行う旨の指定を受けた場合に、インク消費量予測部115によるインク消費量の予測等が行われる。
一方、プリンタ20は、インクジェットプリンタであり、ホストI/F部21、インク残量検出部22、インク消費量記憶部23等を有する。ホストI/F21は、ホストコンピュータとの通信を制御する。インク残量検出部22は、プリンタ20のインク残量を検出する。インク消費量記憶部23には、1滴あたりのインク消費量が予め登録されている。
図2は、本発明の実施の形態におけるホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図2のホストコンピュータ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、演算処理装置104と、インタフェース装置105と、表示装置106と、入力装置107とを有するように構成される。
ホストコンピュータ10での処理を実現するプリンタドライバ110等のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってホストコンピュータ10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、図1のネットワーク30に接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。
以下、ホストコンピュータ10の処理手順について説明する。図3は、第一の実施の形態におけるプリンタドライバの処理を説明するためのフローチャートである。
ワープロソフト等のアプリケーション等に対して、ユーザによって文書の印刷の実行が指示されると、印刷ジョブ入力部111は、当該アプリケーションより印刷ジョブの入力を受け付ける(S101)。続いて、RAWデータ変換部112は、印刷ジョブに基づいてRAWデータを生成する(S102)。続いて、インク予測指定部121は、予め行われているユーザによる指定に基づいてインク消費量の予測の要否を判定する(S103)。インク消費量の予測の要否の指定は、例えば、印刷条件等を設定させる際に、インク予測指定部121が、当該指定を入力させるための画面(以下「予測指定画面」という。)を表示装置106に表示させることにより行われる。
図4は、予測指定画面の表示例を示す図である。図4に示されるように、予測指定画面130にはコンボボックス131が配置されている。コンボボックス131では「通常印刷」及び「インク予測指定印刷」のいずれか一方の選択が可能である。「通常印刷」が選択されると、インク予測指定部121は、インク消費量の予測は不要であることを示す情報をメモリ装置103に記録する。「インク予測指定印刷」が選択されると、インク予測指定部121は、インク消費量の予測は必要であることを示す情報をメモリ装置103に記録する。
したがって、ステップS103において、インク予測指定部121は、メモリ装置103に記録されている情報に基づいてインク消費量の予測の要否を判定する。インク消費量の予測が不要である場合(S103でNo)、RAWデータ出力部120は、RAWデータをプリンタ20に送信する(S113)。これによって、インク消費量とインク残量との関係にかかわらず、印刷が実行される。
一方、インク消費量の予測が必要である場合(S103でYes)、インク情報取得部114は、プリンタ20のインク残量(を示す情報)と1滴あたりのインク消費量(を示す情報)とをプリンタ20より取得する(S104)。インク残量は、インク残量検出部22によって検出されたものがインク色ごとに取得される。1滴あたりのインク消費量としては、インク消費量記憶部23に登録されているインク消費量情報が取得される。
図5は、インク消費量記憶部におけるインク消費量情報の例を示す図である。図5に示されるように、インク消費量情報は、インクの色ごと(黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))に、かつ、1滴のサイズ(滴サイズ)ごとに、1滴あたりの消費量を示す。なお、図中において滴サイズは、「A」、「B」、「C」といたように記号で表されているが、これらは、例えば、「小滴」、「中滴」、「大滴」に対応する。
なお、インク消費量情報は、ホストコンピュータ10の補助記憶装置102に、プリンタ20の機種毎に区別されて保存されていてもよい。
続いて、滴数カウント部113は、RAWデータに基づいて、インク色ごとかつ滴サイズごとの滴数をカウントする(S105)。したがって、RAWデータ変換部112によって生成されるRAWデータには、インク色ごとに滴サイズ及び滴数を識別できる情報が含まれている必要がある。
続いて、インク消費量予測部115は、インク情報取得部114によって取得されたインク消費量情報と、滴数カウント部113によってカウントされた滴数とに基づいて、現在の印刷ジョブに必要なインク消費量をインク色ごとに算出する(S106)。
図6は、インク消費量を算出するための入力情報を示す図である。インク情報取得部114によって取得されたインク消費量情報と、滴数カウント部113によってカウントされた滴サイズごとの滴数とは、図6に示される表のように整理される。図6の表では、インク色ごと、かつ、滴サイズごとに滴数及び1滴あたりのインク消費量が示されている。図6の表に基づいて、例えば、インク色Kのインク消費量は、K1×a1+K2×b1+K3×c1という演算によって算出することができる。他の色のインクについても同様である。
続いて、インク量比較部116は、インク色ごとにインク消費量とインク残量とを比較することにより、残量が不足しているインクの有無を判定する(S107)。残量が不足しているインクが無い場合、すなわち、いずれのインク色についてもインク消費量がインク残量以下の場合(S107でNo)、RAWデータ出力部120は、RAWデータをプリンタ20に送信する(S113)。この場合は、インク不足は発生せず、正常に印刷される可能性が高い。
一方、少なくとも一つのインク色についてインク消費量がインク残量より多い場合(S107でYes)、インク不足通知部117は、インク不足を通知するための画面(以下「インク不足通知画面」という。)を表示装置106に表示させる(S108)。
図7は、インク不足通知画面の表示例を示す図である。図7に示されるように、インク不足通知画面140には、メッセージ141及びラジオボタン142等が配置されている。メッセージ141は、不足しているインクの色を通知すると共に、その後の対処の選択を促している。ラジオボタン142は、その後の対処として「印刷モードを変更して印刷を継続」(以下「印刷モード変更」という。)、「印刷を中止」(以下「中止」という。)、又は「印刷を継続」(以下「継続」という。)を選択させるためのラジオボタンである。ラジオボタン142においていずれかの選択肢が選択され、OKボタン143がクリックされると、プリンタドライバ110は、ユーザによる選択に応じて処理を分岐させる(S109)。
印刷モード変更が選択された場合、印刷モード変更部118は、印刷モードを変更させるための画面(以下「印刷モード変更画面」という。)を表示装置106に表示させ、変更後の印刷モードを選択させる(S110)。
図8は、印刷モード変更画面の表示例を示す図である。図8に示されるように、印刷モード変更画面150には、ラジオボタン151が配置されている。ラジオボタン151は、色の濃さを変更させるためのラジオボタンであり、図8の例では、「少し薄め」と「かなり薄め」との選択が可能とされている。
ラジオボタン151においていずれかの選択肢が選択され、OKボタン152がクリックされると、印刷モード変更部118は、ユーザによる選択に応じて印刷ジョブの色の濃さを変更する(S111)。具体的には、印刷ジョブにおける滴数を、ユーザによる選択に応じた度合いで減少させる。なお、滴数ではなく滴サイズを減少させてもよい。また、滴数及び滴サイズを減少させてもよい。
以降、印刷モードが変更された印刷ジョブに基づいて改めてRAWデータが生成され(S102)、ステップS103以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS108において、中止が選択された場合、印刷キャンセル部119は、印刷処理を中止させる(S112)。また、ステップS108において継続が選択された場合、RAWデータ出力部120は、プリンタ20にRAWデータを送信する(S113)。
上述したように、第一の実施の形態におけるホストコンピュータ10は、印刷ジョブに必要なインク消費量を算出し、そのインク消費量とプリンタのインク残量とを比較することでインク不足か否かを判定する。したがって、印刷ジョブに応じて適切にインク不足を通知することができる。また、インク不足が検出された場合、印刷モードの変更をユーザに選択させることができ、選択された印刷モードによって印刷を継続することができる。したがって、ユーザにとって利便性の高いサービスを提供することができる。
なお、第一の実施の形態では、カラープリンタを例として、インク色ごとにインク消費量を算出し、残量不足の判定等を行う場合について説明したが、モノクロプリンタの場合は、インク色ごとにかかる処理を行う必要はない。
次に、第二の実施の形態について説明する。図9及び図10は、第二の実施の形態におけるプリンタドライバの処理を説明するためのフローチャートである。図9中、図3と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
第二の実施の形態では、ステップS109において印刷モード変更が選択された場合の処理が第一の実施の形態と異なる。
ステップS109において印刷モード変更が選択されると、印刷モード変更部118は、現在の印刷モード(M)を印刷ジョブに基づいて判定する。ここでMは、印刷モードとして色の濃さを表す数値であり、1以上N以下の値をとる。M=1の場合は最も色が薄く、M=Nの場合は最も色が濃いものとする。
続いて、印刷モード変更部118は、Mの値が1であるか、すなわち、最も色が薄い印刷モードが指定されているのかを判定する(S202)。Mの値の値が1の場合(S202でYes)、これ以上色を薄くすることはできないため、印刷モード変更部118は、このまま印刷を継続するか否かを問い合わせる画面(以下「印刷継続確認画面」という。)を表示させる(S209)。
図11は、印刷継続確認画面の表示例を示す図である。図11に示されるように、印刷継続確認画面160には、最も色が薄い印刷モードでもインクが不足する可能性がある旨を通知し、それでも印刷を継続するか否かを問い合わせるメッセージ161が表示されている。キャンセルボタン163がクリックされた場合(S210で「中止」)、印刷キャンセル部119は、印刷処理を中止する(S211)。OKボタン162がクリックされた場合、RAWデータ出力部120は、プリンタ20にRAWデータを送信する(S212)。
一方、ステップS202において、Mの値が1より大きい場合(S202でNo)、印刷モード変更部118は、Mの値をデクリメントする(すなわち、色の濃さを一段階薄くする。)(S203)。続いて、RAWデータ変換部112は、色の濃さが変更された印刷ジョブに基づいてRAWデータを生成する(S204)。以降ステップS205〜S207では、ステップS105〜S107と同様にインク消費量が算出され、インク消費量とインク残量との比較が行われる。いずれのインク色についてもインク消費量がインク残量以下の場合(S207でNo)、RAWデータ出力部120は、RAWデータをプリンタ20に送信する(S208)。この場合は、インク不足は発生せず、正常に印刷される可能性が高い。
一方、少なくとも一つのインク色についてインク消費量がインク残量より多い場合(S207でYes)、ステップS202以降の処理が繰り返される。したがって、Mの値が1でなければ、更に色が薄くされた印刷モードでインク不足の判定が行われる。
上述したように、第二の実施の形態におけるホストコンピュータ10は、インクが不足しない印刷モードに自動的に変更し、印刷を実行することができる。したがって、ユーザに対して利便性の高いサービスを提供することができる。
次に、第三の実施の形態について説明する。図12は、第三の実施の形態におけるプリンタドライバの処理を説明するためのフローチャートである。図12中、図3と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
第三の実施の形態では、ステップS104の後の処理が第一又は第二の実施の形態と異なる。
ステップS104に続いて、プリンタドライバ110は、印刷ジョブにおける総印刷枚数Lを判定し、更に、印刷可能枚数Pの値を1に初期化する(S301)。ここで、Pは、以降の処理によって判定される、現在指定されている色の濃さで印刷可能な枚数が格納される変数である。続いて、プリンタドライバ110は、印刷可能枚数Pと総印刷枚数Lとを比較する(S302)。
印刷可能枚数Pが総印刷枚数L以下の場合(S302でYes)、滴サイズカウント部113は、RAWデータに基づいて、滴サイズ及びインク色ごとにP枚分の滴数をカウントする(S303)。続いて、インク消費量予測部115は、インク情報取得部114によって取得されたインク消費量情報と、滴数カウント部113によってカウントされた滴数とに基づいて、P枚分のインク消費量をインク色ごとに算出する(S304)。
続いて、インク量比較部116は、インク色ごとにP枚分のインク消費量とインク残量とを比較することにより、残量が不足しているインクの有無を判定する(S305)。残量が不足しているインクが無い場合、すなわち、いずれのインク色についてもインク消費量がインク残量以下の場合(S305でYes)、より多くの枚数の印刷が可能である可能性があるため、プリンタドライバ110は、Pの値をインクリメントし(S306)、ステップS302以降の処理を繰り返す。処理が繰り返されることにより、各印刷枚数分の印刷滴数に基づいてインクが不足する印刷枚数が判定される。
Pの値をインクリメントした結果、Pの値が総印刷枚数Lを超えた場合(S302でNo)、全てのページを印刷可能であるため、RAWデータ出力部120は、全ページ分のRAWデータをプリンタ20に送信する(S113)。
一方、ステップS305において、少なくとも一つのインク色についてインク消費量がインク残量より多い場合(S305でNo)、インク不足通知部117は、インク不足通知画面を表示装置106に表示させる(S307)。
図13は、第三の実施の形態におけるインク不足通知画面の表示例を示す図である。図13に示されるように、インク不足通知画面170には、メッセージ171及びラジオボタン172等が配置されている。メッセージ171は、不足しているインクの色を通知すると共に、その後の対処の選択を促している。ラジオボタン172は、その後の対処として「P−1枚までを印刷」(以下「印刷枚数変更」という。)、「印刷を中止」(以下「中止」という。)、又は「印刷を継続」(以下「継続」という。)を選択させるためのラジオボタンである。ラジオボタン172においていずれかの選択肢が選択され、OKボタン173がクリックされると、プリンタドライバ110は、ユーザによる選択に応じて処理を分岐させる(S308)。
印刷枚数変更が選択された場合、RAWデータ出力部120は、P−1枚分のRAWデータをプリンタ20に送信する(S309)。この場合、出力されるP−1枚については、所望の色の濃さによって印刷される可能性が高い。
上述したように、第三の実施の形態におけるホストコンピュータ10によれば、インク残量の範囲内で印刷可能な印刷枚数を判定し、判定された印刷枚数で印刷を実行することができる。したがって、印刷途中でインクが無くなってしまうといった事態の発生を防止することができ、印刷用紙の無駄を回避することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるホストコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるプリンタドライバの処理を説明するためのフローチャートである。 予測指定画面の表示例を示す図である。 インク消費量記憶部におけるインク消費量情報の例を示す図である。 インク消費量を算出するための入力情報を示す図である。 インク不足通知画面の表示例を示す図である。 印刷モード変更画面の表示例を示す図である。 第二の実施の形態におけるプリンタドライバの処理を説明するためのフローチャートである。 第二の実施の形態におけるプリンタドライバの処理を説明するためのフローチャートである。 印刷継続確認画面の表示例を示す図である。 第三の実施の形態におけるプリンタドライバの処理を説明するためのフローチャートである。 第三の実施の形態におけるインク不足通知画面の表示例を示す図である。
符号の説明
1 印刷システム
10 ホストコンピュータ
20 プリンタ
21 ホストI/F部
22 インク残量検出部
23 インク消費量記憶部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 演算処理装置
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
111 印刷ジョブ入力部
112 RAWデータ変換部
113 滴数カウント部
114 インク情報取得部
115 インク消費量予測部
116 インク量比較部
117 インク不足通知部
118 印刷モード変更部
119 印刷キャンセル部
120 RAWデータ出力部
121 インク量予測指定部
B バス

Claims (10)

  1. 入力される印刷ジョブに基づいてプリンタに対する印刷処理を制御する印刷制御装置であって、
    前記印刷ジョブに基づいて当該印刷ジョブの印刷に必要なインクの滴数をカウントする滴数カウント手段と、
    一滴あたりのインクの消費量を示す情報を取得するインク消費量取得手段と、
    前記プリンタよりインクの残量を示す情報を取得するインク残量取得手段と、
    前記インクの滴数、前記一滴あたりのインクの消費量、及び前記インクの残量に基づいて当該印刷ジョブに対するインクの不足を判定する判定手段と、
    前記インクの不足が判定されたときに、インクが不足している旨を通知する通知手段とを有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記インクの不足が判定されたときに、前記印刷ジョブの色の濃さの変更指示を入力させる変更入力手段と、
    入力された変更指示に係る色の濃さで印刷データを生成する印刷データ生成手段とを有することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記印刷データ生成手段は、入力された変更指示に応じて、滴数及び滴サイズの少なくともいずれか一方を減少させて前記印刷データを生成することを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 前記インクの不足が判定されたときに、前記印刷ジョブの色の濃さを自動的に変更する変更手段と、
    変更された色の濃さで印刷データを生成する印刷データ生成手段とを有することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  5. 前記変更手段は、印刷が可能な色の濃さを自動的に判定し、判定された色の濃さを前記印刷ジョブの色の濃さとすることを特徴とする請求項4記載の印刷制御装置。
  6. 前記印刷データ生成手段は、変更された色の濃さに応じて、滴数及び滴サイズの少なくともいずれか一方を減少させて前記印刷データを生成することを特徴とする請求項4又は5記載の印刷制御装置。
  7. 前記滴数カウント手段は、各印刷枚数分の印刷滴数をカウントし、
    前記判定手段は、前記各印刷枚数分の印刷滴数、前記一滴あたりのインクの消費量、及び前記インクの残量に基づいてインクが不足する印刷枚数を判定することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  8. 前記インクが不足する印刷枚数が判定されたときに、インクが不足しない印刷枚数分の印刷を前記プリンタに実行させることを特徴とする請求項7記載の印刷制御装置。
  9. 入力される印刷ジョブに基づいてプリンタに対する印刷処理を制御する印刷制御装置が実行する印刷制御方法であって、
    前記印刷ジョブに基づいて当該印刷ジョブの印刷に必要なインクの滴数をカウントする滴数カウント手順と、
    一滴あたりのインクの消費量を示す情報を取得するインク消費量取得手順と、
    前記プリンタよりインクの残量を示す情報を取得するインク残量取得手順と、
    前記インクの滴数、前記一滴あたりのインクの消費量、及び前記インクの残量に基づいて当該印刷ジョブに対するインクの不足を判定する判定手順と、
    前記インクの不足が判定されたときに、インクが不足している旨を通知する通知手順とを有することを特徴とする印刷制御方法。
  10. 請求項9に記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させるための印刷制御プログラム。
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