JP2008070161A - 紫外線検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の搭乗者に照射される紫外線の強度を検出し、所定量以上の紫外線が照射された場合に、紫外線を遮蔽する処置を講じさせることが可能な紫外線検出装置を実現する。
【解決手段】 紫外線検出装置1は、ランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)により形成された検出部12を有する検出素子10により、車内に照射される紫外線の強度を検出するとともに、紫外線の入射方向に超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出することができる。そして、検出素子10により所定量以上の紫外線を検出するとともに、被検出対象にて反射された超音波の検出結果に基づいて被検出対象が車両80の搭乗者であると、ECU21により判断した場合に、搭乗者に所定量以上の紫外線が照射されたことを表す紫外線検出信号を出力し、紫外線を遮蔽する処置を講じさせることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両に設けられ、当該車両の搭乗者に照射される紫外線を検出する紫外線検出装置に関するものである。
近年、太陽光の紫外線を大量に浴びることにより健康に悪影響を及ぼす危険性について数多くの報告がなされており、紫外線をできるだけ浴びないことが推奨されている。
ほとんど屋外で走行する自動車等の車両においては、紫外線がウインドウガラスを通じて車内に照射されるため、搭乗者は、屋外にいる場合と同様に、紫外線に晒されることになる。
このような紫外線の照射を低減するために、太陽光線を遮断、または、吸収することができる着色ガラスからなるウインドウガラスが用いられているが、あまり色の濃いガラスを用いると、晴天時以外、夜間には、運転者の視界を妨げ運転の安全性を損なうため、必ずしも十分な遮蔽効果があるガラスは用いられていない。
そこで、搭乗者が必要に応じて操作し、電圧印加によりウインドウガラスの透光率を調節することにより、紫外線の照射を抑制し、視界も充分確保し得るように構成された車両用太陽光線調節装置が知られている。(特許文献1)
特開平8−207569号公報
しかし、紫外線は可視光でないため、搭乗者は紫外線が強いか弱いかを正確に判断することができず、外部の明るさなどにより感覚的に推定することしかできなかったので、強い紫外線が照射されているにもかかわらず、紫外線を遮蔽するための措置を取らないおそれがあるという問題があった。
そこで、この発明は、車両の搭乗者に照射される紫外線の強度を検出し、所定量以上の紫外線が照射された場合に、紫外線を遮蔽する処置を講じさせることが可能な紫外線検出装置を実現することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両に設けられ、当該車両の搭乗者に照射される紫外線を検出する紫外線検出装置であって、前記車両の車内に照射される紫外線の強度を検出するとともに、前記紫外線の入射方向に超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出するランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)により形成された検出部を有する検出手段と、前記検出手段により所定量以上の紫外線を検出するとともに、前記被検出対象にて反射された超音波の検出結果に基づいて前記被検出対象が前記車両の搭乗者であると判断した場合に、前記搭乗者に所定量以上の紫外線が照射されたことを表す紫外線検出信号を出力する紫外線検出信号出力手段と、を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、車両に設けられ、当該車両の搭乗者に照射される紫外線を検出する紫外線検出装置は、光歪性と圧電性とを兼ね備えたランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)により形成された検出部を有する検出手段により、車両の車内に照射される紫外線の強度を検出するとともに、紫外線の入射方向に超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出することができる。そして、紫外線検出信号出力手段により、検出手段により所定量以上の紫外線を検出するとともに、被検出対象にて反射された超音波の検出結果に基づいて被検出対象が前記車両の搭乗者であると判断した場合に、搭乗者に所定量以上の紫外線が照射されたことを表す紫外線検出信号を出力することができる。
つまり、検出手段は検出部において超音波と紫外線を同一直線上で検出するので、超音波で検出した搭乗者に対して、車外から照射される紫外線の強度を検出することができる。そして、所定量以上の紫外線が搭乗者に照射された場合に、紫外線検出信号出力手段により紫外線検出信号が出力されるので、紫外線を遮蔽する処置を講じさせることができる。
従って、車両の搭乗者に照射される紫外線の強度を検出し、所定量以上の紫外線が照射された場合に、紫外線を遮蔽する処置を講じさせることが可能な紫外線検出装置を実現することができる。
また、1つの検出部により紫外線検出及び超音波検出を行うことができるので、検出手段の数を少なくすることができ、紫外線検出装置を小型化することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の紫外線検出装置において、前記検出部は、前記検出部が形成されている領域の少なくとも一部の領域が薄く形成されたメンブレンを備えた基板上に形成されている、という技術的手段を用いる。
請求項2に記載の発明によれば、検出部は、検出部が形成されている領域の少なくとも一部の領域が薄く形成されたメンブレンを備えた基板上に形成されているため、超音波の振動による検出部の変位を大きくすることができるので、超音波の検出感度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の紫外線検出装置において、前記検出部は、振動面にランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)からなる圧電膜が形成された容量式振動検出部である、という技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明によれば、検出部が、振動面に光歪性と圧電性とを兼ね備えているランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)からなる圧電膜が形成された容量式振動検出部であるため、検出部の共振周波数がブロードであり、ばらつきの許容範囲が大きいので、検出手段の歩留まりを大きくすることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の紫外線検出装置において、前記検出手段は、複数個の前記検出部を備え、前記複数個の検出部は、前記各検出部をそれぞれ同一方向に向けた状態で並列して設けられている、という技術的手段を用いる。
請求項4に記載の発明によれば、検出手段は、複数個の検出部をそれぞれ同一方向に向けた状態で並列して設けられているため、検出部で受信した超音波の時間差、位相差を求めることにより、その各差に基づいて、被検出対象との距離だけでなく、被検出対象の位置も測定することができる。これにより、被検出対象の動きを精度良く把握することができるので、被検出対象が搭乗者であるか否かを、より正確に判断することができる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の紫外線検出装置において、前記複数個の検出部は、同一の前記基板に形成されている、という技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明によれば、複数個の検出部は、同一の基板に形成されているため、一回のプロセスで同時に形成することができるとともに、複数個の検出手段を一つずつ取り付ける工程が不要なので、製造コストを下げることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の紫外線検出装置において、赤外線を検出する赤外線検出手段を更に備えた、という技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明によれば、紫外線検出装置が、赤外線を検出する赤外線検出手段を更に備えているため、超音波の反射だけでなく、搭乗者の熱量を赤外線で検出して被検出対象が搭乗者であるか否かを判断することができるので、より正確に被検出対象が搭乗者であるか否かを判断することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の紫外線検出装置において、前記赤外線検出手段は、被検出対象から放射される熱線の強度を検出するとともに、超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)により形成された検出部を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項7に記載の発明によれば、赤外線検出手段は、被検出対象から放射される熱線の強度を検出するとともに、超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)により形成された検出部を備えているため、1つの検出部において、被検出対象の存在と被検出対象の温度とを検出することができるので、より正確に被検出対象が搭乗者であるか否かを判断することができる。
請求項8に記載の発明では、請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の紫外線検出装置において、前記検出素子は、フロントガラス、リアガラス、または、サイドガラスに設けられている、という技術的手段を用いる。
請求項8に記載の発明によれば、検出素子は、フロントガラス、リアガラス、または、サイドガラスに設けられているため、各ウインドウガラスから車内の搭乗者に照射される紫外線を確実に検出することができる。
請求項9に記載の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の紫外線検出装置において、前記検出手段は、前記検出部と前記被検出対象との間に配置され、超音波を透過可能に形成された孔部を有するカバーを備えた、という技術手段を用いる。
請求項9に記載の発明によれば、検出手段は、検出部と被検出対象との間に配置され、超音波を透過可能に形成された孔部を有するカバーを備えているため、外力の負荷から検出部を保護することができる。
請求項10に記載の発明では、請求項2に記載の検出装置において、前記基板は、ITO(Indium Tin Oxide)基板である、という技術手段を用いる。
請求項10に記載の発明によれば、基板としてITO(Indium Tin Oxide)基板を用いているため、ITO基板は下部電極を兼ねることもできるので、基板の上側・下側どちらからも紫外線を検出することができる。
〈第1実施形態〉
この発明に係る紫外線検出装置の第1実施形態について、図を参照して説明する。
図1は、紫外線検出装置の車両への取付位置を示す説明図である。図1(A)は、紫外線検出装置の車両への取付位置を示す車両の側面説明図であり、図1(B)は、車内の運転席側から見た紫外線検出装置の車両への取付位置を示す説明図である。図2は、検出素子の縦断面図である。図3は、検出素子が超音波、または、紫外線を検出した場合の出力値の変化を示す説明図である。図3(A)は、検出素子が超音波を検出した場合の出力値の変化を示す説明図であり、図3(B)は、検出素子が紫外線を検出した場合の出力値の変化を示す説明図である。図4は、紫外線検出装置のECUにより実行される紫外線検出処理の流れを示すフローチャートである。図5は、検出素子が搭乗者に照射される紫外線を検出する場合の出力値の変化を示す説明図である。図6は、紫外線検出装置の車両への取付位置の変更例を示す説明図である。
なお、各図では、説明のために一部を拡大して示している。
(紫外線検出装置)
図1(A)及び(B)に示すように、紫外線検出装置1は、超音波の送受信及び紫外線の検出を行う検出素子10と、検出素子10から出力された信号に基づいて、搭乗者がいると判断し、かつ、閾値以上の強度の紫外線が照射されたと判断した場合に、搭乗者に閾値以上の強度の紫外線が照射されたことを表す照射信号を出力するECU(Electronic Control Unit)21とを備えている。
図1(B)には、検出素子10,10の位置関係を把握しやすくするために、ルームミラー81、ハンドル82を示してある。検出素子10,10は、車両80のフロントガラス40の車内側の内面40aであって、運転席、助手席に座る搭乗者をそれぞれ検出可能な位置に設けられている。本実施形態では、運転席、助手席正面の上部にそれぞれ設けられている。
ECU21は、車両80のエンジンルーム内に搭載されており、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、I/O(Input/Output Interface)や図示しない通信インターフェイス等を含むASIC(Application Specified Integrate Circuit)タイプのマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という。)により構成されている。当該CPUは、I/O、または、通信インターフェイスを介して検出素子10に接続されている。
(検出素子10の構造)
図2に示すように、検出素子10は、SOI(Silicon On Insulator)構造の四角形状の半導体基板11を用いて形成されている。半導体基板11は、紫外線を透過可能な材料により構成されており、シリコンからなる支持部材11aの基板面上に、第1絶縁膜11b、シリコン活性層11c、第2絶縁膜11dがこの順番で積層されて形成されている。
半導体基板11の中央部は、MEMS技術により、支持部材11a及び第1絶縁膜11bの中央部が四角形状に除去される。これにより、支持部材11aは中央部が四角形にくり抜かれた平板状に、残されたシリコン活性層11c及び第2絶縁膜11dは、四角形の薄膜状に形成されている。なお、半導体基板11はSi基板に第1絶縁膜11bを成膜し、シリコン活性層11cとしてポリシリコンを成膜して、イオン注入を行うなどして活性化し、その上に第2絶縁膜11dを成膜した基板を用いてもよい。また、半導体基板11の代わりにITO(Indium Tin Oxide)基板や石英基板を使用することもできる。この構成を用いると、半導体基板11に比べて紫外線の透過量を増大させることができる。また、ITO基板は下部電極を兼ねることもできるため、基板の上側・下側どちらからも紫外線を検出できる。
第2絶縁膜11d上には、薄膜状に形成された部分を覆って、圧電性及び紫外線による光歪特性を有する検出部12が形成されている。検出部12は、例えば、ランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)からなる圧電体薄膜により形成されており、電極13が電気的に接続されている。
これにより、支持部材11aにより端部が持ち上げられ、所定の共振周波数を有するメンブレン15が形成される。
検出部12は、被検出対象に対して超音波を送信するとともに、被検出対象で反射された超音波を受信する。受信した超音波によりメンブレン15が共振し、この共振により生じるメンブレン15の変位を検出部12により電圧信号に変換して、超音波を検出する。つまり、検出部12は超音波の検出部として機能する。
また、検出部12は光歪特性を有しているので、照射される紫外線の強度を検出することができる。つまり、検出部12は紫外線の検出部としても機能する。
検出素子10は、検出部12が搭乗者に対向するように、支持部材11aにおいて、フロントガラス40の内面40aに取り付けられている。
検出素子10の搭乗者側には、超音波を透過可能に形成された孔部を有する、例えば、メッシュ状に形成されたカバー90が設けられており、外力の負荷から検出素子10を保護してことができる。
なお、検出素子10が、搭乗者が触れる可能性が低い位置に設置されている場合には、カバー90を設けなくてもよい。
また、検出素子10を紫外線が透過可能に構成された箱状のケースに収容して、このケースをフロントガラス40に取り付けてもよい。
(超音波及び紫外線の検出)
図3には、超音波及び紫外線が検出されたときに検出素子10から出力される出力値の時間変化を示す。図3(A)に示すように、時間t1に検出部12から送信され、搭乗者により反射された超音波は、搭乗者側から検出素子10のメンブレン15に到達し、時間t2から時間t3の間、メンブレン15を振動させる。そして、メンブレン15が振動することにより、図3(A)に示すように、検出部12からECU21に対して波状に変動する電圧信号が時間t2から時間t3の間に出力され、超音波が検出される。ここで、時間差T1(t2−t1)に基づいて、被検出対象との距離を算出することができる。この算出された距離と出力値の変化量V1とにより、被検出対象が搭乗者であるか否かを判断することができる。
上記判断に加えて、複数回の距離測定結果を加味して、搭乗者の判断を行うこともできる。搭乗者がなく、被検出対象が座席となった場合には、座席は動かないため、測定される距離は一定となる。一方、被検出対象が搭乗者である場合には、多少の動きがあるため、測定される距離に変化が生じるので、被検出対象が搭乗者であると判断することができる。
車外からフロントガラス40を通じて車内に照射される紫外線は、メンブレン15を透過して、搭乗者と反対側から検出部12に到達する。検出部12の検出部12を構成するPLZTは光歪特性を有しているので、検出部12に紫外線が照射されると歪が生じ、その歪に応じた電気信号が出力される。つまり、図3(B)に示すように、紫外線が照射された時間t4から時間t5の間に、電圧信号の出力値が、紫外線の強度に応じた出力値の変化量V2だけ上昇する。
上述のように、超音波の送受信方向、つまり、検出部12による搭乗者の検出方向は、検出部12の法線方向のうち、搭乗者に向かう方向である。
また、検出部12による紫外線の検出方向は、検出部12の法線方向のうち、車外に向かう方向、つまり、搭乗者と反対方向である。
したがって、検出部12は、超音波と紫外線を同一直線(検出部12の法線)上で検出することになるので、超音波で検出した搭乗者に対して、車外から照射される紫外線の量を検出することができる。
(紫外線検出処理)
次に、紫外線検出装置1を用いて、ECU21のマイコンにより実行される紫外線検出処理の流れを図4及び図5に基づいて説明する。なお、この紫外線検出処理は、当該マイコンを構成するROMに格納される紫外線検出プログラムを当該マイコンのCPUが例えばタイマ割り込み等により所定周期(例えば、1秒ないし1分)ごとに繰り返し実行することにより実現されている。
図4に示すように、紫外線検出処理では、所定の初期化処理の後、まずステップS101により、検出素子10から出力された検出信号に基づいて、パラメータを取得する処理が行われる。具体的には、図5に示す検出信号に基づいて、紫外線の強度に対応する出力V2、被検出対象との距離を算出するための時間T1及び被検出対象において反射した超音波の強度に対応する出力V1を取得する。
次のステップS103では、紫外線強度に対応する出力V2が、紫外線の許容強度に対応する出力の閾値Vsを超えているか(V2>Vs)否かを判断する。
出力V2が閾値Vsを超えていると判断された場合には(S103でYes)、許容強度を超えた紫外線が車内に照射されていることになり、続くステップS105に処理を移行する。一方、出力V2が閾値Vsを超えていると判断されない場合には(S103でNo)、紫外線の強度が低いため、紫外線検出信号を出力する必要はない。そのため、本紫外線検出処理を終了する。
次のステップS105では、紫外線の照射方向に搭乗者がいるか否かを判断する処理が行われる。即ち、ステップS101により取得された被検出対象との距離を算出するための時間T1及び被検出対象において反射した超音波の強度に対応する出力V1に基づいて、搭乗者がいるか否かを判断する。
そして、搭乗者がいると判断された場合には(S105でYes)、続くステップS107に処理を移行する。一方、搭乗者がいると判断されない場合には(S105でNo)、紫外線が照射されても問題はないので、紫外線検出信号を出力する必要はない。そのため、本紫外線検出処理を終了する。
続くステップS107では、紫外線検出信号を出力する処理が行われる。即ち、ステップS105において、紫外線の照射方向に搭乗者がいると判断された場合に、ECU21から紫外線検出信号を出力することにより、紫外線を遮蔽する処置を高じることができる。例えば、この紫外線検出信号は図示しない警報手段に出力され、搭乗者に対して音声、または、警報音で紫外線の検出を知らせ、窓を閉めたり、上着やサングラスの着用などの処置を講ずることを促すことができる。
紫外線検出信号を図示しないウインドウガラス制御手段に出力して、ウインドウガラスにUVカット機能を付与することができる。例えば、紫外線を反射する物質(例えばTiO2)等を分散させたウインドウガラスを用いて、紫外線検出信号が出力されたときに電気泳動によりTiO2を配向させることにより、紫外線を遮断することができる。また、電位をかけることにより着色する電気着色ガラスを用いたり、ウインドウガラスにUVフィルターを挿入したりすることもできる。
この紫外線検出信号を出力する処理を行った後に、本紫外線検出処理を終了する。
なお、上述の紫外線検出処理において、ステップS103の処理とステップS105の処理とは、どちらを先に実行してもよい。
(変更例)
図6に示すように、検出素子10は、各サイドガラス、リアガラスに取り付けて使用することもできる。この構成を用いると、後部座席の搭乗者に照射される紫外線も検出することができるため、後部座席の搭乗者が強い紫外線に晒されることを防止することができる。また、前部座席の搭乗者においては、フロントガラスを通じて照射される紫外線のみならず、サイドガラスから照射される紫外線に対する対策を講じることもできる。
[第1実施形態の効果]
(1)請求項1に記載の発明によれば、紫外線検出装置1は、光歪性と圧電性とを兼ね備えたランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)により形成された検出部12を有する検出素子10により、車内に照射される紫外線の強度を検出するとともに、紫外線の入射方向に超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出することができる。そして、検出素子10により所定量以上の紫外線を検出するとともに、被検出対象にて反射された超音波の検出結果に基づいて被検出対象が車両80の搭乗者であると、ECU21により判断した場合に、搭乗者に所定量以上の紫外線が照射されたことを表す紫外線検出信号を出力(S107)することができる。
つまり、検出素子10は検出部12において超音波と紫外線を同一直線上で検出するので、超音波で検出した搭乗者に対して、車外から照射される紫外線の強度を検出することができる。そして、所定量以上の紫外線が搭乗者に照射された場合に、ECU21により紫外線検出信号が出力されるので、紫外線を遮蔽する処置を講じさせることができる。
従って、車両80の搭乗者に照射される紫外線の強度を検出し、所定量以上の紫外線が照射された場合に、紫外線を遮蔽する処置を講じさせることが可能な紫外線検出装置1を実現することができる。
また、1つの検出部12により紫外線検出及び超音波検出を行うことができるので、検出素子10の数を少なくすることができ、紫外線検出装置1を小型化することができる。
(2)半導体基板11は、検出部12が形成されている領域が薄く形成されたメンブレン15を備えているため、超音波の振動による検出部12の変位を大きくすることができるので、超音波の検出感度を向上させることができる。
(3)検出素子10は、フロントガラス40、リアガラス42、または、サイドガラス41に設けられているため、各ウインドウガラスから車内の搭乗者に照射される紫外線を確実に検出することができる。
〈第2実施形態〉
この発明に係る紫外線検出装置の第2実施形態について、図を参照して説明する。図7は、第2実施形態に係る紫外線検出装置の検出素子の説明図である。図7(A)は、第2実施形態に係る紫外線検出装置の検出素子をフロントガラス側から見た平面説明図であり、図7(B)は、図7(A)のA−A矢視断面説明図である。
なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を使用するとともに説明を省略する。
(紫外線検出装置の構造)
本実施形態の紫外線検出装置2では、複数個の検出素子10がアレイ状に並べて配置されている点において、第1実施形態と異なっている。図3は、紫外線検出装置2における検出素子10のみの配置を示している。
図3に示すように、本実施形態では、同一基板上に検出部12,12が水平横方向に配置された2個の検出素子10a,10bがフロントガラス40に取り付けられている。この構成を用いると、各検出素子10a,10bで受信した超音波の時間差、位相差を求めることにより、その各差に基づいて、被検出対象との距離だけでなく、被検出対象の位置も測定することができるため、被検出対象の動きを精度良く把握することができるので、被検出対象が搭乗者であるか否かを、より正確に判断することができる。
ここで、互いに隣り合った各検出素子10a,10bのメンブレン15の中心部の間隔が、超音波の半波長の整数倍に等しくなるように配置すると、受信した超音波の位相差からも時間差を検出することができるので、受信した超音波の時間差を更に精度良く検出することができる。
なお、検出素子10の数は例示であり、2個に限らない。例えば、縦横に2個ずつ計4個の検出素子10を1組として用いることができる。この構成を使用すると、被検出対象の上下方向の位置も測定することができるので、更に正確に搭乗者がいるか否かを判断することができる。
また、個別に形成した複数の検出素子10を並列して配置する構成を用いてもよい。
(変更例)
複数個の検出素子10の一部を赤外線を検出可能な検出素子に置き換えることができる。
例えば、検出素子10aの検出部12を、焦電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)により形成すると、検出部12は、超音波検出部として機能するとともに、被検出対象から放射される熱線の強度を検出することができるため、赤外線検出部としても機能する。
これにより、被検出対象の温度を測定することができるため、図4に示す紫外線検出処理のステップS105において、被検出対象の存在を検出し、かつ、被検出対象の温度が所定範囲内、例えば、32度以上43度以下の範囲内であると判断された場合に、被検出対象は搭乗者であると判断することができる。
なお、搭乗者の体表面温度を検出することにより、搭乗者が快適か否かを判断することができ、例えば、所定温度以上の温度が検出された場合にはエアコンを作動させるように構成することもできる。
[第2実施形態の効果]
(1)第2実施形態に係る紫外線検出装置2によれば、複数個の検出素子10a,10bが各検出部12をそれぞれ同一方向に向けた状態で並列して設けられているため、検出素子10a,10bで受信した超音波の時間差、位相差を求めることにより、その各差に基づいて、被検出対象との距離だけでなく、被検出対象の位置も測定することができる。これにより、被検出対象の動きを精度良く把握することができるので、被検出対象が搭乗者であるか否かを、より正確に判断することができる。
(2)検出素子10a,10bの各検出部12,12は、同一の半導体基板11に形成されているため、一回のプロセスで同時に形成することができるとともに、複数個の検出素子10を一つずつ取り付ける工程が不要なので、製造コストを下げることができる。
(3)紫外線検出装置2において、複数個の検出素子10の一部を赤外線を検出可能な検出素子に置き換えた、例えば、検出素子10aの検出部12を、焦電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)により形成した構成では、超音波の反射だけでなく、搭乗者の熱量を赤外線で検出して被検出対象が搭乗者であるか否かを1つの検出部12において判断することができるので、より正確に被検出対象が搭乗者であるか否かを判断することができる。
〈その他の実施形態〉
(1)図8に示すように、検出部12は支持部材11a側の振動面に形成してもよい。この構成を用いると、紫外線は半導体基板11を透過せずに検出部12に到達するため、紫外線に対して不透明な基板を用いることができる。また、紫外線の減衰を小さくすることができるので、紫外線の検出感度を向上させることができる。
(2)検出素子10として、メンブレン15が形成されていない平板状の半導体基板11を用いた検出素子10を採用することもできる。この構成を用いると、メンブレン15を形成する必要がないため、検出素子10の製造コストを下げることができる。
また、メンブレン15が支持部材11aに片持ち支持された検出素子10を採用することもできる。この構成を用いると、メンブレン15が両端で支持されている場合に比べて、メンブレン15の変形を拘束する部分が少ないため、超音波振動が伝達されると大きく変形するので、超音波の検出感度を向上させることができる。
(3)検出素子10の超音波及び紫外線の検出部として、メンブレン15に形成された検出部12を用いたが、これに限定されるものではなく、種々の方式の検出部を用いることができる。例えば、振動面に紫外線を検出する圧電膜が形成された、電極間の容量変化により超音波を検出する容量式振動検出部などを用いることもできる。容量式振動検出部は、共振周波数がブロードであるため、検出素子10の超音波検出部としてのばらつきの許容範囲が大きいので、歩留まりを大きくすることができる。
図9(A)に示すように、容量式振動検出部60は、第1絶縁膜11b上に形成された第1電極16と、第1電極16に対向して所定のギャップを有するように形成された紫外線を透過可能な材料で形成された第2電極17とにより構成されている。第2電極17の表面には、紫外線を感知し、電圧信号を出力する圧電膜18が形成されている。ここで、圧電膜18としては、PLZTを好適に用いることができる。
第1電極16には、振動による空気のダンピングの影響を避けるため、貫通形成された孔部16aが形成されている。超音波の伝達経路は、検出部12と同様であり、容量式振動検出部60が超音波を受信して振動すると、第1電極16と第2電極17との間のギャップが変化することにより、各電極によって形成されるコンデンサの容量が変化することにより、超音波を検出することができる。
紫外線は、第1電極16の孔部16aを通過し、第2電極17を透過して、圧電膜18に到達する。
図9(B)に示すように、第1電極16と第2電極17とを入れ替えて、圧電膜18を支持部材11a側の振動面に形成してもよい。この構成を用いると、紫外線は、第2電極17を透過せずに照射されるため、紫外線の減衰を小さくすることができる。
(4)図10に示すように、検出素子10を、支持部材11aにおいて、検出部12がフロントガラス40の内面40aに対向するようにカバー90に取り付ける構成を用いてもよい。
この構成を使用すると、外力の負荷から検出素子10を保護することができるとともに、紫外線が半導体基板11を透過せずに検出部12に到達するため、紫外線の減衰を小さくすることができるので、紫外線の検出感度を向上させることができる。
(5)検出部12は、フロントガラス40の内面40aに直接形成してもよい。この構成を用いると、半導体基板11が必要ないため、製造コストを下げることができる。また、紫外線は半導体基板11を透過せずに検出部12に到達するため、紫外線の減衰を小さくすることができるので、紫外線の検出感度を向上させることができる。
[各請求項と実施形態との対応関係]
検出素子10が請求項1に記載の検出手段に、半導体基板11が基板に、ECU21が紫外線検出信号出力手段にそれぞれ対応する。また、検出素子10が請求項6に記載の赤外線検出手段に対応する。
紫外線検出装置の車両への取付位置を示す説明図である。図1(A)は、紫外線検出装置の車両への取付位置を示す車両の側面説明図であり、図1(B)は、車内の運転席側から見た紫外線検出装置の車両への取付位置を示す説明図である。 検出素子の縦断面図である。 検出素子が超音波、または、紫外線を検出した場合の出力値の変化を示す説明図である。図3(A)は、検出素子が超音波を検出した場合の出力値の変化を示す説明図であり、図3(B)は、検出素子が紫外線を検出した場合の出力値の変化を示す説明図である。 紫外線検出装置のECUにより実行される紫外線検出処理の流れを示すフローチャートである。 検出素子が搭乗者に照射される紫外線を検出する場合の出力値の変化を示す説明図である。 紫外線検出装置の車両への取付位置の変更例を示す説明図である。 第2実施形態に係る紫外線検出装置の検出素子の説明図である。図7(A)は、第2実施形態に係る紫外線検出装置の検出素子をフロントガラス側から見た平面説明図であり、図7(B)は、図7(A)のA−A矢視断面説明図である。 検出素子の構造の変更例を示す説明図である。 検出素子の構造の変更例を示す説明図である。 検出素子の取付構造の変更例を示す説明図である。
符号の説明
1、2 紫外線検出装置
10 検出素子(検出手段、赤外線検出手段)
11 半導体基板(基板)
12 検出部
15 メンブレン
18 圧電膜
21 ECU(紫外線検出信号出力手段)
40 フロントガラス
41 サイドガラス
42 リアガラス
60 容量式振動検出部
80 車両
90 カバー

Claims (10)

  1. 車両に設けられ、当該車両の搭乗者に照射される紫外線を検出する紫外線検出装置であって、
    前記車両の車内に照射される紫外線の強度を検出するとともに、前記紫外線の入射方向に超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出するランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)により形成された検出部を有する検出手段と、
    前記検出手段により所定量以上の紫外線を検出するとともに、前記被検出対象にて反射された超音波の検出結果に基づいて前記被検出対象が前記車両の搭乗者であると判断した場合に、前記搭乗者に所定量以上の紫外線が照射されたことを表す紫外線検出信号を出力する紫外線検出信号出力手段と、
    を備えたことを特徴とする紫外線検出装置。
  2. 前記検出部は、前記検出部が形成されている領域の少なくとも一部の領域が薄く形成されたメンブレンを備えた基板上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の紫外線検出装置。
  3. 前記検出部は、振動面にランタンドープチタン酸ジルコン酸鉛(PLZT)からなる圧電膜が形成された容量式振動検出部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紫外線検出装置。
  4. 前記検出手段は、複数個の前記検出部を備え、
    前記複数個の検出部は、前記各検出部をそれぞれ同一方向に向けた状態で並列して設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の紫外線検出装置。
  5. 前記複数個の検出部は、同一の前記基板に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の紫外線検出装置。
  6. 赤外線を検出する赤外線検出手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の紫外線検出装置。
  7. 前記赤外線検出手段は、被検出対象から放射される熱線の強度を検出するとともに、超音波を送信し、被検出対象にて反射された超音波を検出するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)により形成された検出部を備えたことを特徴とする請求項6に記載の紫外線検出装置。
  8. 前記検出手段は、フロントガラス、リアガラス、または、サイドガラスに設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の紫外線検出装置。
  9. 前記検出手段は、前記検出部と前記被検出対象との間に配置され、超音波を透過可能に形成された孔部を有するカバーを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の紫外線検出装置。
  10. 前記基板は、ITO(Indium Tin Oxide)基板であることを特徴とする請求項2に記載の紫外線検出装置。
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