JP5077780B2 - 光検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の周辺光を検出可能な光検出装置に関する。
従来、車両の周辺光を検出可能な光検出装置を用い、検出した周辺光の強度に基づいて車両のヘッドライトのオン/オフ等を制御することが知られている。
特許文献1に記載された光検出装置は、車両のウィンドシールドを透過した周辺光のうち特定方向の光を導く導光体、および当該導光体から射出された光を受光する受光素子を備えている。この導光体の射出面は、凸レンズ状に形成されている。また、受光素子は、受光面が導光体の焦点における集光スポットと一致するよう設けられている。ところで、車両に対するウィンドシールドの角度は、車種により様々である。そのため、特許文献1の光検出装置の場合、取付け先のウィンドシールドの角度によっては、受光素子の受光面と導光体の焦点とがずれ、特定方向の光を検出できなくなるおそれがある。よって、この光検出装置により特定方向の光を検出するためには、取付け先の車種毎に受光素子の位置または導光体の焦点の位置を調整する必要がある。
一方、特許文献2には、導光体の射出面を曲率が部分的に変わるよう加工することで、焦点における集光スポット径を大きくした光検出装置が開示されている。この光検出装置では、焦点における集光スポット径が特許文献1の光検出装置等のそれよりも大きいため、取付け先のウィンドシールドの角度、あるいは受光素子の位置または導光体の焦点の位置に多少の誤差があっても特定方向の光を検出可能である。
特表2002−500769号公報 特開2005−31016号公報
しかしながら、特許文献2の光検出装置では、焦点における集光スポット径を大きくするために、導光体の射出面の曲率を部分的に変えるといった高精度の加工が要求される。また、射出面の曲率を変えることで大きくできる集光スポット径の大きさには限界がある。そのため、取付け先のウィンドシールドの角度が大きく異なる場合、集光スポットが受光素子の受光面の位置からずれ、特許文献1の光検出装置と同様、特定方向の光を検出できなくなるおそれがある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、受光素子の位置等を調整することなく角度の異なるウィンドシールドに取付け可能であり、製造容易な光検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、車両の周辺光を検出可能な光検出装置であって、ケースと第1導光体と第1受光素子とを備えている。ケースは、車両のウィンドシールドに取付け可能であり、当該ウィンドシールドを透過した車両の周辺光が通過可能な開口を有している。第1導光体は、入射面および射出面を有している。入射面は、ケースの開口に位置し、ウィンドシールドを透過した車両の周辺光のうち特定方向の光が入射するよう設けられている。射出面は、入射面に入射し第1導光体を透過してきた光を射出する。第1受光素子は、ケース内に設けられ、第1導光体の射出面から射出された光を受光し、その光の強度に応じた信号を出力する。これにより、光検出装置は、第1受光素子の出力信号に基づき車両の周辺光を検出可能である。
ここで、本発明では、第1導光体の射出面は、当該射出面の頂点と第1導光体の焦点との距離が当該射出面の頂点と第1受光素子の受光面との距離よりも短くなるよう、凸レンズ状に形成されていることを特徴とする。これにより、射出面から射出された光の第1受光素子の受光面の位置における幅を、第1受光素子の受光面のサイズよりも大きくすることができる。
上述の構成により、本発明では、光検出装置の取付け先のウィンドシールドの角度が所定の範囲内であれば、光検出装置の取付け角度が異なっても、車両の周辺光のうち特定方向の光を第1受光素子の受光面に受光させることができる。よって、上記条件の下、光検出装置を角度の異なるウィンドシールドに取付ける場合、ウィンドシールドの角度に応じて第1受光素子の位置または第1導光体の焦点の位置を調整することなく、前記特定方向の光を第1受光素子の受光面に受光させることができる。したがって、本発明の光検出装置は、受光素子の位置等を調整することなく角度の異なるウィンドシールドに取付け可能である。また、本発明では、第1導光体の射出面を高精度に加工する必要がないので、光検出装置を容易に製造することができる。
また、請求項に記載の発明では、第1導光体の射出面は、当該射出面から射出された光の第1受光素子の受光面の位置における所定方向の幅が入射面の所定方向の幅よりも大きくなるよう形成されている。ここで、前記「所定方向」について説明する。例えば、車両の前後方向をx軸、車両の左右方向をy軸、および車両の上下方向をz軸とすると、「所定方向」は、光検出装置がウィンドシールドに取付けられた状態において、第1導光体の入射面およびxz平面のいずれにも平行な方向のことをいう。以下、「所定方向」という場合、同様の意味とする。
上述の構成により、本発明では、第1導光体の体格を大きくすることなく、車両の周辺光のうち特定方向の光の第1受光素子の受光面の位置における所定方向の幅を、前記受光面のサイズに対し十分大きくすることができる。そのため、光検出装置の取付け先のウィンドシールドの角度が所定の範囲内であれば、光検出装置の取付け角度が大きく異なっても、前記特定方向の光を第1受光素子の受光面に受光させることができる。したがって、本発明の光検出装置は、受光素子の位置等を調整することなく、より広範囲に角度の異なるウィンドシールドに対し取り付けることができるとともに、第1導光体の体格を小さく抑えることで、光検出装置を小型化できる。さらに、第1導光体の入射面を小さくできるので、車両のウィンドシールドの外から、第1導光体の入射面が見えにくく、搭載状態の装置の見栄えが良い。
さらに請求項に記載の発明は、雨滴検出部と第2導光体とをさらに備えている。雨滴検出部は、発光素子および第2受光素子を有している。発光素子は、ケース内に設けられ、ウィンドシールドに向けて光を照射する。第2受光素子は、発光素子から照射された光のうちウィンドシールドと車両外部との境界面で反射された光を受光し、その光の強度に応じた信号を出力する。これにより、雨滴検出部は、第2受光素子の出力信号に基づきウィンドシールドの車両外部側に付着した雨滴の量を検出可能である。第2導光体は、発光素子および第2受光素子とウィンドシールドとの間に位置するよう設けられている。発光素子から照射された光および前記境界面で反射された光は、第2導光体を透過する。
本発明によれば、車両の周辺光を検出する手段とウィンドシールドに付着した雨滴の量を検出する手段とを一体にした光検出装置を実現することができる。しかしながら、本発明では、第1受光素子が受光する光は第1導光体によって「集光後に拡散」された状態の光であって「集光」された状態の光ではないため、第1受光素子は、比較的少ない光量の光を受光することとなる。そのため、発光素子から照射された光が第1受光素子に到達した場合、このことが第1受光素子の信号出力に影響を与えるおそれがある。
そこで、本発明では、第1導光体および第2導光体は、第1導光体を透過する前記特定方向の光の光路と第2導光体を透過する発光素子から照射された光および前記境界面で反射された光の光路とが両導光体内において交わらないよう設けられている。これにより、発光素子から照射された光が第2導光体および第1導光体を経由して第1受光素子に到達するのを防ぐことができる。したがって、本発明では、雨滴検出部を設けても第1受光素子の信号出力に影響がなく、車両の周辺光を高精度に検出することができる。
請求項に記載の発明では、第1導光体と第2導光体とは、別体に形成されている。そのため、第1導光体を透過する前記特定方向の光の光路と第2導光体を透過する発光素子から照射された光および前記境界面で反射された光の光路とを物理的に別の光路とすることができる。これにより、発光素子から照射された光が第2導光体および第1導光体を経由して第1受光素子に到達するのをより確実に防ぐことができる。
請求項に記載の発明では、第2導光体は、第1受光素子とウィンドシールドとの間に位置するよう設けられている。そのため、車両の周辺光がウィンドシールドおよび第2導光体を透過して第1受光素子に到達するおそれがある。この場合、車両の周辺光のうち特定方向の光を検出するための第1受光素子の信号出力に影響を与えかねない。
そこで、本発明では、第2導光体は、所定範囲の波長の光を遮蔽可能に着色されている。そのため、例えば、第1受光素子を特に可視光を検出可能な素子とし、第2導光体を可視光の波長範囲に属する波長の光を遮蔽可能に着色して構成すれば、車両の周辺光に含まれる可視光を第2導光体によって遮ることができる。よって、当該可視光が第2導光体を経由して第1受光素子に到達するのを抑制することができる。これにより、第1受光素子は、ウィンドシールドおよび第2導光体を透過してきた周辺光の影響を受けることなく、前記特定方向の光を高精度に検出することができる。また、上に例示した構成において、例えば発光素子を赤外線を照射可能な素子として構成すれば、発光素子から照射された光(赤外線)は、第2導光体を透過することができる。さらに、第2受光素子を特に赤外線を検出可能な素子として構成すれば、発光素子および第2受光素子等からなる雨滴検出部は、その機能を良好に発揮することができる。
請求項に記載の発明では、第1受光素子は、発光素子と第2受光素子との間に位置している。本発明では、第1受光素子が受光する光は、第1導光体によって「集光後に拡散」された状態の光である。そのため、第1導光体の射出面から射出された光が外乱光となって第2受光素子に到達するおそれがある。この場合、発光素子から照射された光を検出するための第2受光素子の信号出力に影響を与えかねない。
そこで、本発明では、第1受光素子と第2受光素子との間に、第1導光体の射出面から射出された前記特定方向の光を遮蔽可能な遮光体をさらに備えている。これにより、第1導光体の射出面から射出された前記特定方向の光が第2受光素子に到達するのを遮光体によって防ぐことができる。したがって、車両の周辺光を第1受光素子により高精度に検出しつつ、ウィンドシールドに付着した雨滴の量を第2受光素子により高精度に検出することができる。
請求項に記載の発明では、第1受光素子、発光素子および第2受光素子が設置される基板と、当該基板に設置される少なくとも1つの電子部品と、をさらに備えている。本発明では、上述の遮光体は、前記電子部品により構成されている。すなわち、基板上の電子部品が遮光体としての機能をも備えているのである。そのため、遮光体として、電子部品とは別の部材を新たに設ける必要がない。これにより、光検出装置の大型化を抑制するとともに製造コストの低下を図ることができる。
本発明の第1実施形態による光検出装置を示す断面図。 図1に示す光検出装置を矢印II方向から見た図。 本発明の第1実施形態による光検出装置の一部を示す図であって、(A)は光検出装置を角度θ1のウィンドシールドに取り付けた状態を示す図、(B)は光検出装置を角度θ2のウィンドシールドに取り付けた状態を示す図。 本発明の参考例による光検出装置の一部を示す図であって、(A)は光検出装置を角度θ1のウィンドシールドに取り付けた状態を示す図、(B)は光検出装置を角度θ2のウィンドシールドに取り付けた状態を示す図。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による光検出装置およびその一部を図1〜図3に示す。光検出装置10は、車両のウィンドシールド1に取り付けられる。ここで、当該ウィンドシールド1は、車両の進行方向前側に設置されるフロントガラスとする。光検出装置10は、ウィンドシールド1のワイパー払拭領域内で、かつ、運転者の視界を妨げないようウィンドシールド1の上方に取り付けられる。図1は、光検出装置10がウィンドシールド1に取り付けられた状態を示している。
光検出装置10は、図1に示すようにケース20、第1導光体30、第1受光素子40、発光素子50、第2受光素子60および第2導光体70などを備えている。光検出装置10は、車両の周辺光を検出し、車両のヘッドライト等のオン/オフ等を制御するのに用いられる。
ケース20は、樹脂等からなる遮光材料によって略直方体状に形成されている。ケース20は、有底箱状のケース本体21および板状の蓋部材22を有している。蓋部材22は、ケース本体21の底部とは反対側の端部を覆っている(図1および図2参照)。ケース20の蓋部材22側には、ブラケット2が装着される。ケース20は、ブラケット2を経由して接着剤3によりウィンドシールド1の車室内側に取り付けられる。
ここで、以下の説明のために、図1においてx軸、y軸およびz軸を示すことでxyz空間を定義する。x軸は車両の前後方向を示し、y軸は車両の左右方向を示し、z軸は車両の上下方向を示す。すなわち、xy平面は車両(地面)に対し水平な面であり、z軸は鉛直方向の直線と一致する。
ケース20は、ケース本体21と蓋部材22との間に開口23を有している。ケース20が取り付けられたウィンドシールド1は、x軸(水平)に対して傾斜角θ1を有している。光検出装置10がウィンドシールド1に取り付けられた状態において、車両の周辺光は、ウィンドシールド1を透過し、開口23を通過することでケース20内へ入射可能である。
第1導光体30は、ケース20の内側、開口23の近傍に配置されている。第1導光体30は、透明な樹脂またはガラス等により形成されている。第1導光体30は、入射面31および射出面32を有している。入射面31は、開口23に位置する。入射面31には、ウィンドシールド1を透過した車両の周辺光のうち特定方向の光6が入射する。ここで、「特定方向」とは、車両の前方から車両に向かう方向のことである。つまり、特定方向の光6は、車両前方の光であって、x軸に一致する方向の光である。以下、特定方向の光6を前方光6という。入射面31に入射した前方光6は、第1導光体30の内部を透過し、射出面32から射出される。
第1導光体30は、入射面31および射出面32の他に、入射面33および射出面34を有している。入射面33には、ウィンドシールド1を透過した車両の周辺光のうち上方光7が入射する。ここで、上方光7は、車両の上方から車両に向かう方向、すなわち車両上方の光である。上方光7は、z軸に一致する方向の光である。入射面33に入射した上方光7は、第1導光体30の内側と外側との境界面で全反射し、その光路を変更する。第1導光体30の前記境界面で反射された上方光7は、射出面34から射出される。
ケース20の内側には、基板11が設けられている。この基板11に、第1受光素子40、発光素子50および第2受光素子60などが設置されている。
第1受光素子40は、フォトダイオードまたはフォトトランジスタ等から構成されている。第1受光素子40は、第1導光体30の射出面32から射出された前方光6を受光可能な位置に設置されている。第1受光素子40と射出面32との位置関係等については、後に詳述する。
第1受光素子40は、受光面41で前方光6を受光すると、前方光6の強度に応じた信号を出力する。本実施形態では、第1受光素子40は、特に可視光の強度に応じた信号を出力するよう構成されている。第1受光素子40からの出力信号は、基板11上の図示しない信号増幅器に送られ、その信号レベルが増幅される。当該信号増幅器により信号レベルが増幅された信号は、前方光の強度信号として、基板11上の図示しない演算回路素子等、およびコネクタ12を経由し図示しない制御装置に伝送される。
基板11には、フォトダイオードまたはフォトトランジスタ等から構成された第3受光素子80が設置されている。第3受光素子80は、第1導光体30の射出面34から射出された上方光7を受光可能な位置に設置されている。第3受光素子80は、受光面81で上方光7を受光すると、上方光7の強度に応じた信号を出力する。本実施形態では、第3受光素子80は、第1受光素子40と同様、特に可視光の強度に応じた信号を出力するよう構成されている。第3受光素子80からの出力信号は、上方光の強度信号として、基板11上の図示しない演算回路素子等、およびコネクタ12を経由して図示しない制御装置に伝送される。
制御装置は、第1受光素子40から伝送された前方光の強度信号、および第3受光素子80から伝送された上方光の強度信号に基づき、車両のヘッドライト等のオン/オフ等の制御を行う。
発光素子50は、基板11上に、第3受光素子80を間に挟むようにして2つ設置されている(図2参照)。本実施形態では、発光素子50は、例えば赤外線を照射可能に構成されている。
ケース20の蓋部材22には、中央部に略矩形の開口24が形成されている。第2導光体70は、この開口24から一方の面71が露出した状態となるよう、蓋部材22に設けられている。光検出装置10がウィンドシールド1に取り付けられるとき、第2導光体70とウィンドシールド1との間には、透明な板状の弾性部材4が、第2導光体70およびウィンドシールド1と接するようにして設けられる。また、第2導光体70は、光検出装置10がウィンドシールド1に取り付けられた状態では、第1受光素子40とウィンドシールド1との間に位置する。
第2導光体70は、透明な樹脂またはガラス等により形成されている。また、第2導光体70は、所定範囲の波長の光を遮蔽可能に着色されている。本実施形態では、第2導光体70は、例えば可視光の波長範囲に属する波長の光を遮蔽可能に着色されている。よって、赤外線は、第2導光体70を透過可能である。
第2受光素子60は、基板11上に、2つの発光素子50からほぼ同じ距離離れた位置に1つ設置されている(図2参照)。第2受光素子60は、受光面61で光を受光すると、その光の強度に応じた信号を出力する。本実施形態では、第2受光素子60は、特に赤外線の強度に応じた信号を出力するよう構成されている。
図1に示すように、光検出装置10がウィンドシールド1に取り付けられた状態において、発光素子50が赤外線8を照射すると、当該赤外線8は、第2導光体70の他方の面72に入射し、一方の面71から射出される。第2導光体70の一方の面71から射出された赤外線8は、弾性部材4を透過し、ウィンドシールド1と車両外部との境界面5で反射される。境界面5で反射された赤外線8は、再び弾性部材4を透過して第2導光体70の一方の面71に入射し、他方の面72から射出される。第2受光素子60は、第2導光体70の他方の面72から射出された赤外線8を受光面61で受光する。第2受光素子60は、受光面61で赤外線8を受光すると、その強度に応じた信号を出力する。第2受光素子60からの出力信号は、基板11上の図示しない演算回路素子に伝送される。
ここで、発光素子50、第2受光素子60および演算回路素子は、特許請求の範囲における「雨滴検出部」を構成している。なお、第2導光体70の他方の面72は、発光素子50から照射された赤外線8が境界面5で効率的に反射(全反射)されるよう、かつ、境界面5で反射された赤外線8が第2受光素子60に効果的に到達するよう、レンズ状に形成されている。また、本実施形態では、第1導光体30と第2導光体70とが、別体で構成されている。そのため、第1導光体30を透過する前方光6の光路と第2導光体70を透過する発光素子50から照射された赤外線8および境界面5で反射された赤外線8の光路とを物理的に別の光路とすることができる。
続いて、雨滴検出部の作動について説明する。ウィンドシールド1の車両外部側に雨滴が付着すると、境界面5で反射される赤外線8の量(強度)が低下する。これにより、第2受光素子60から出力される信号が変化する。そのため、第2受光素子60からの出力信号が伝送される演算回路素子は、当該出力信号の変化に基づき、ウィンドシールド1の車両外部側に付着した雨滴の量を検出可能である。当該検出された雨滴の量に関する信号は、コネクタ12を経由して図示しない制御装置に伝送される。制御装置は、雨滴検出部から伝送された雨滴の量に関する信号に基づき、ワイパーの払拭モードを制御する。
次に、第1受光素子40と第1導光体30の射出面32との位置関係等について、図3を用いて説明する。
図3(A)は、角度θ1のウィンドシールド1に取り付けられた光検出装置10のうち、第1受光素子40および第1導光体30の一部を示したものである。本実施形態では、第1導光体30の射出面32は、射出面32の頂点と第1導光体30の焦点Fとの距離f(焦点距離)が射出面32の頂点と第1受光素子40の受光面41との距離d10よりも短くなるよう、凸レンズ状に形成されている。また、射出面32は、当該射出面32から射出された光の受光面41の位置における所定方向の幅w11が入射面31の前記所定方向の幅w10よりも大きくなるよう形成されている。ここで、「所定方向」とは、光検出装置10がウィンドシールド1に取付けられた状態において、第1導光体30の入射面31およびxz平面のいずれにも平行な方向のことをいう。以下、「所定方向」という場合、同様の意味とする。
上記構成により、ウィンドシールド1を透過し入射面31に入射した前方光6は、射出面32から射出されると焦点Fに集光される。焦点Fに集光された前方光6は、その後、拡散して第1受光素子40の受光面41に到達する。また、本実施形態では、幅w11が入射面31の幅w10よりも大きくなるよう構成されている。そのため、前方光6の受光面41の位置における所定方向の幅w11は、受光面41のサイズに対し十分大きなものとなる。
続いて、本実施形態の光検出装置10を、角度の異なるウィンドシールド1に取り付けた場合について説明する。図3(B)は、角度θ2のウィンドシールド1に取り付けられた光検出装置10のうち、第1受光素子40および第1導光体30の一部を示したものである。ここで、角度θ2は、図3(A)で示した角度θ1よりも大きな角度である。このとき、本実施形態の光検出装置10によれば、射出面32から射出された前方光6の受光面41の位置における所定方向の幅w12は、図3(A)で示した幅w11よりは小さいものの、入射面31の前記所定方向の幅w10よりは大きい。また、第1受光素子40の受光面41は、射出面32から射出されて焦点Fを通過後に拡散した前方光6の範囲内に位置している。
図3(A)および(B)で示したように、本実施形態による光検出装置10では、取り付け先のウィンドシールド1の角度が所定の範囲内であれば、第1受光素子40は、射出面32から射出された前方光6を受光可能である。ここで、前記「所定の範囲内」とは、射出面32から射出された前方光6を第1受光素子40によって受光可能となるような角度範囲のことをいう。
図1および図2に示すように、本実施形態では、第1受光素子40は、基板11上において発光素子50と第2受光素子60との間に位置している。そして、基板11上の第1受光素子40と第2受光素子60との間には、コンデンサ90が設置されている。コンデンサ90は、第1受光素子40、第2受光素子60、第3受光素子80および発光素子50等に供給される電流のノイズを除去する等のために設置される電子部品である。コンデンサ90は、第1導光体30の射出面32から射出された前方光6を遮蔽可能な体格を有している。これにより、射出面32から射出された前方光6が第2受光素子60に到達するのをコンデンサ90によって防ぐことができる。すなわち、コンデンサ90は、特許請求の範囲における「遮光体」を構成している。
以上説明したように、本実施形態では、第1導光体30の射出面32は、射出面32の頂点と第1導光体30の焦点Fとの距離fが射出面32の頂点と第1受光素子40の受光面41との距離d10よりも短くなるよう、凸レンズ状に形成されている。これにより、射出面32から射出された光(前方光6)の受光面41の位置における幅(w11)を、第1受光素子40の受光面41のサイズよりも大きくすることができる。そのため、光検出装置10の取付け先のウィンドシールド1の角度が所定の範囲内であれば、光検出装置10の取付け角度が異なっても、車両の周辺光のうち前方光6を第1受光素子40の受光面41に受光させることができる。よって、上記条件の下、光検出装置10を角度の異なるウィンドシールド1に取付ける場合、ウィンドシールド1の角度に応じて第1受光素子40の位置または第1導光体の焦点Fの位置を調整することなく、前方光6を第1受光素子40の受光面41に受光させることができる。したがって、本実施形態による光検出装置10は、受光素子(第1受光素子40)の位置等を調整することなく角度の異なるウィンドシールド1に取付け可能である。また、本実施形態では、第1導光体30の射出面32を高精度に加工する必要がないので、光検出装置10を容易に製造することができる。
また、本実施形態では、第1導光体30の射出面32は、当該射出面32から射出された光(前方光6)の第1受光素子40の受光面41の位置における所定方向の幅(w11、w12)が入射面31の所定方向の幅(w10)よりも大きくなるよう形成されている。これにより、第1導光体30の体格を大きくすることなく、車両の周辺光のうち前方光6の受光面41の位置における所定方向の幅(w11、w12)を、受光面41のサイズに対し十分大きくすることができる。そのため、光検出装置10の取付け先のウィンドシールド1の角度が所定の範囲内であれば、光検出装置10の取付け角度が大きく異なっても、前方光6を第1受光素子40の受光面41に受光させることができる。したがって、本実施形態による光検出装置10は、受光素子(第1受光素子40)の位置等を調整することなく、より広範囲に角度の異なるウィンドシールド1に対し取り付けることができるとともに、第1導光体30の体格を小さく抑えることで、光検出装置10を小型化できる。さらに、第1導光体30の入射面31を小さくできるので、車両のウィンドシールドの外から、第1導光体30の入射面31が見えにくく、搭載状態の装置の見栄えが良い。
また、本実施形態では、発光素子50および第2受光素子60を有する雨滴検出部と第2導光体70とをさらに備えている。これにより、車両の周辺光(前方光6)を検出する手段とウィンドシールド1に付着した雨滴の量を検出する手段とを一体にした光検出装置10を実現することができる。ここで、第1導光体30および第2導光体70は、第1導光体30を透過する前方光6の光路と第2導光体70を透過する発光素子50から照射された光(赤外線8)および境界面5で反射された光(赤外線8)の光路とが両導光体内において交わらないよう、別体に設けられている。そのため、第1導光体30を透過する前方光6の光路と第2導光体70を透過する発光素子50から照射された光および境界面5で反射された光の光路とを物理的に別の光路とすることができる。これにより、発光素子50から照射された光が第2導光体70および第1導光体30を経由して第1受光素子40に到達するのを確実に防ぐことができる。したがって、本実施形態では、雨滴検出部を設けても第1受光素子40の信号出力に影響がなく、車両の周辺光(前方光6)を高精度に検出することができる。
また、本実施形態では、第2導光体70は、第1受光素子40とウィンドシールド1との間に位置するよう設けられている。ここで、第1受光素子40は、特に可視光を検出可能な素子として構成されている。第2導光体70は、可視光の波長範囲に属する波長の光(所定範囲の波長の光)を遮蔽可能に着色されている。そのため、車両の周辺光に含まれる可視光を第2導光体70によって遮ることができる。よって、当該可視光が第2導光体70を経由して第1受光素子40に到達するのを抑制することができる。これにより、第1受光素子40は、ウィンドシールド1および第2導光体70を透過してきた周辺光の影響を受けることなく、前方光6を高精度に検出することができる。
なお、本実施形態では、発光素子50は赤外線を照射可能な素子として構成されているため、発光素子50から照射された光(赤外線8)は、第2導光体70を透過することができる。さらに、第2受光素子60は、特に赤外線を検出可能な素子として構成されている。したがって、発光素子50および第2受光素子60等からなる雨滴検出部は、その機能を良好に発揮することができる。
また、本実施形態では、第1受光素子40は、発光素子50と第2受光素子60との間に位置している。ここで、本実施形態は、第1受光素子40と第2受光素子60との間に、第1導光体30の射出面32から射出された前方光6を遮蔽可能な遮光体(コンデンサ90)をさらに備えている。これにより、射出面32から射出された前方光6が第2受光素子60に到達するのを遮光体によって防ぐことができる。したがって、車両の周辺光(前方光6)を第1受光素子40により高精度に検出しつつ、ウィンドシールド1に付着した雨滴の量を第2受光素子60により高精度に検出することができる。
また、本実施形態では、第1受光素子40、発光素子50および第2受光素子60が設置される基板11と、当該基板11に設置される少なくとも1つの電子部品(コンデンサ90)と、をさらに備えている。本実施形態では、上述の遮光体は、コンデンサ90により構成されている。すなわち、基板11上のコンデンサ90が遮光体としての機能をも備えているのである。そのため、遮光体として、コンデンサ90とは別の部材を新たに設ける必要がない。これにより、光検出装置10の大型化を抑制するとともに製造コストの低下を図ることができる。
参考例
本発明の参考例による光検出装置の一部を図4(A)および(B)に示す。参考例では、第1導光体の射出面の形状が第1実施形態と異なる。
図4(A)は、角度θ1のウィンドシールド1に取り付けられた参考例による光検出装置のうち、第1受光素子40および第1導光体30の一部を示したものである。本参考例では、第1導光体30の射出面35は、当該射出面35から射出された光の第1受光素子40の受光面41の位置における所定方向の幅w21が第1導光体30の入射面31の前記所定方向の幅w10よりも大きくなるよう、凹レンズ状に形成されている。ここで、第1受光素子40は、第1導光体30の射出面35から所定の距離d20離れた位置に設けられている。
この構成により、ウィンドシールド1を透過し入射面31に入射した前方光6は、射出面35から射出されると、拡散して第1受光素子40の受光面41に到達する。本参考例では、幅w21が入射面31の幅w10よりも大きくなるよう構成されている。そのため、第1導光体30の体格を大きくしなくても、前方光6の受光面41の位置における所定方向の幅w21は、受光面41のサイズに対し十分大きなものとなる。
続いて、本参考例の光検出装置を、角度の異なるウィンドシールド1に取り付けた場合について説明する。図4(B)は、角度θ2のウィンドシールド1に取り付けられた本参考例による光検出装置のうち、第1受光素子40および第1導光体30の一部を示したものである。ここで、角度θ2は、図4(A)で示した角度θ1よりも大きな角度である。このとき、本参考例の光検出装置によれば、射出面35から射出された前方光6の受光面41の位置における所定方向の幅w22は、図4(A)で示した幅w21よりは小さいものの、入射面31の前記所定方向の幅w10よりも大きい。また、第1受光素子40の受光面41は、射出面35から射出されて拡散した前方光6の範囲内に位置している。
図4(A)および(B)で示したように、本参考例による光検出装置では、取り付け先のウィンドシールド1の角度が所定の範囲内であれば、第1受光素子40は、射出面35から射出された前方光6を受光可能である。ここで、前記「所定の範囲内」とは、射出面35から射出された前方光6を第1受光素子40によって受光可能となるような角度範囲のことをいう。
以上説明したように、本参考例では、第1導光体30の射出面35は、当該射出面35から射出された光(前方光6)の第1受光素子40の受光面41の位置における所定方向の幅(w21、w22)が入射面31の所定方向の幅(w10)よりも大きくなるよう、凹レンズ状に形成されている。これにより、第1導光体30の体格を大きくすることなく、車両の周辺光のうち前方光6の受光面41の位置における所定方向の幅(w21、w22)を、受光面41のサイズに対し十分大きくすることができる。そのため、光検出装置の取付け先のウィンドシールド1の角度が所定の範囲内であれば、光検出装置の取付け角度が大きく異なっても、前方光6を第1受光素子40の受光面41に受光させることができる。よって、上記条件の下、光検出装置を角度の異なるウィンドシールド1に取付ける場合、ウィンドシールド1の角度に応じて第1受光素子40の位置を調整することなく、前方光6を第1受光素子40の受光面41に受光させることができる。したがって、本発明の光検出装置は、受光素子(第1受光素子40)の位置を調整することなく、広範囲に角度の異なるウィンドシールド1に対し取付け可能であるとともに、第1導光体30の体格を小さく抑えることで、光検出装置を小型化できる。さらに、第1導光体30の入射面31を小さくできるので、車両のウィンドシールドの外から、第1導光体30の入射面31が見えにくく、搭載状態の装置の見栄えが良い。また、本参考例では、第1導光体30の射出面35を高精度に加工する必要がないので、光検出装置を容易に製造することができる。
(他の実施形態)
上述の第1実施形態では、第1導光体の射出面から射出された光の第1受光素子の受光面の位置における所定方向の幅が入射面の所定方向の幅よりも大きくなるよう形成された射出面を示した。これに対し、本願発明の他の実施形態では、第1導光体の射出面は、当該射出面の頂点と第1導光体の焦点との距離が当該射出面の頂点と第1受光素子の受光面との距離よりも短くなるよう形成されていれば、射出面から射出された光の第1受光素子の受光面の位置における所定方向の幅が入射面の所定方向の幅よりも小さくなるよう形成されていてもよい。このような構成であっても、射出面から射出された光(前方光)の第1受光素子の受光面の位置における幅を、第1受光素子の受光面のサイズよりも大きくすることができるからである。
また、本発明の他の実施形態では、第1導光体と第2導光体とは、一つ(一体)の導光体として形成されていてもよい。この場合、導光体を透過する前方光の光路と導光体を透過する発光素子から照射された光およびウィンドシールドの境界面で反射された光の光路とが導光体内において交わらないようにし、導光体のうち第2導光体にあたる部分に着色すればよい。第1導光体と第2導光体とを一体の導光体で構成すれば、部品点数を削減することができる。
また、本発明の他の実施形態では、発光素子は、赤外線ではなく、赤外線の波長とは異なる波長の光を照射可能に構成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、遮光体は、コンデンサ以外の基板上の電子部品であってもよい。また、遮光体は、前記電子部品ではなく、専ら遮光体として利用するための部材であってもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1:ウィンドシールド、6:前方光(特定方向の光)、10:光検出装置、20:ケース、23:開口、30:第1導光体、31:入射面、32:射出面、40:第1受光素子、F:焦点

Claims (5)

  1. 車両の周辺光を検出可能な光検出装置であって、
    前記車両のウィンドシールドに取付け可能であり、当該ウィンドシールドを透過した前記周辺光が通過可能な開口を有するケースと、
    前記開口に位置し前記ウィンドシールドを透過した前記周辺光のうち特定方向の光が入射する入射面、および当該入射面に入射した光を射出する射出面を有する第1導光体と、
    前記ケース内に設けられ、前記射出面から射出された光を受光し、その光の強度に応じた信号を出力する第1受光素子と、
    前記ケース内に設けられ前記ウィンドシールドに向けて光を照射する発光素子、および、当該発光素子から照射された光のうち前記ウィンドシールドと前記車両外部との境界面で反射された光を受光し、その光の強度に応じた信号を出力する第2受光素子を有し、前記第2受光素子の出力信号に基づき前記ウィンドシールドの前記車両外部側に付着した雨滴の量を検出可能な雨滴検出部と、
    前記発光素子および前記第2受光素子と前記ウィンドシールドとの間に位置するよう設けられ、前記発光素子から照射された光および前記境界面で反射された光が透過する第2導光体と、を備え、
    前記射出面は、当該射出面の頂点と前記第1導光体の焦点との距離が当該射出面の頂点と前記第1受光素子の受光面との距離よりも短くなるよう、かつ、当該射出面から射出された光の前記受光面の位置における所定方向の幅が前記入射面の前記所定方向の幅よりも大きくなるよう凸レンズ状に形成され、
    前記第1導光体および前記第2導光体は、前記第1導光体を透過する前記特定方向の光の光路と前記第2導光体を透過する前記発光素子から照射された光および前記境界面で反射された光の光路とが両導光体内および前記ウィンドシールド内において交わらないよう設けられていることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記第1導光体と前記第2導光体とは、別体に形成されていることを特徴とする請求項に記載の光検出装置。
  3. 前記第2導光体は、前記第1受光素子と前記ウィンドシールドとの間に位置するよう設けられ、所定範囲の波長の光を遮蔽可能に着色されていることを特徴とする請求項またはに記載の光検出装置。
  4. 前記第1受光素子は、前記発光素子と前記第2受光素子との間に位置し、
    前記第1受光素子と前記第2受光素子との間に、前記射出面から射出された前記特定方向の光を遮蔽可能な遮光体をさらに備えることを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の光検出装置。
  5. 前記第1受光素子、前記発光素子および前記第2受光素子が設置される基板と、
    前記基板に設置される少なくとも1つの電子部品と、をさらに備え、
    前記遮光体は、前記電子部品により構成されていることを特徴とする請求項に記載の光検出装置。
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