JP2008069852A - 油圧アクチュエータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御精度を向上させるようにした油圧アクチュエータの制御装置を提供する。
【解決手段】油圧アクチュエータの制御装置において、油圧制御バルブの特性が、スプールの変位につれてドレン側が開口し、次いで全閉状態を経てポンプ側が開口するように設定されるとき、全閉状態におけるスプール変位に対する流量ゲインがドレン側とポンプ側のそれと一致する点を求め(図11の丸付き数字1)、次いで求めた2点を変位方向に平行移動してドレン側とポンプ側の流量との交点を求め(同図の丸付き数字2)、次いで求めた交点を結ぶ直線が全閉状態における漏れ流量の特性を示すとみなし(同図の丸付き数字3)、それに基づいて前記電磁ソレノイドの電流指令値を算出する。
【選択図】図11

Description

この発明は、油圧アクチュエータの制御装置に関する。
油圧アクチュエータへの供給油圧を調整する油圧制御バルブにあっては、スプールがドレン側にもポンプ側(高圧側)にも開口しない全閉位置、いわゆるオーバーラップ領域にあるときでも、スプールとバルブボディの間の間隙から油圧は僅かながら漏れる。このオーバーラップ領域での漏れ流量のゲインは小さいが、制御精度を向上させる意味では、そのような漏れ流量も厳密に考慮するのが望ましい。
その意図から、下記の特許文献1記載の技術では、スプールのランドのエッジを切り欠いて漏れ流量のゲインを意図的に増加させることで、スプールの移動を抑制して速やかにバランスさせるように構成している。
特開平05−060250号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術にあっては、漏れ流量のゲインを意図的に増加させることでスプールを速やかにバランスさせることが可能になった反面、漏れ流量が増加して効率が低下するという不都合があった。
従って、この発明の目的は上記した不都合を解消しつつ、制御精度を向上させるようにした油圧アクチュエータの制御装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1項にあっては、リザーバからポンプで汲み上げられて加圧された油圧をアクチュエータに供給する油圧回路に介挿され、電磁ソレノイドによって変位自在にバルブボディ内に収容されるスプールを備えると共に、少なくとも前記ポンプ側とドレン側に開口する開口ポートを備えた油圧制御バルブを介して前記アクチュエータの動作を制御する油圧アクチュエータの制御装置において、前記油圧制御バルブの特性が、前記スプールの変位につれて前記ドレン側が開口し、次いで全閉状態を経て前記ポンプ側が開口するように設定されるとき、前記全閉状態におけるスプール変位に対する流量ゲインが前記ドレン側とポンプ側のそれと一致する点を求め、次いで求めた2点を前記変位方向に平行移動して前記ドレン側とポンプ側の流量との交点を求め、次いで前記求めた交点を結ぶ直線が前記全閉状態における漏れ流量の特性を示すとみなし、前記直線に基づいて前記電磁ソレノイドの電流指令値を算出する如く構成した。尚、上記で「流量ゲイン」は、スプール変位に対する流量の変化量を意味する。
請求項2に係る油圧アクチュエータの制御装置にあっては、前記油圧アクチュエータが、車両用の発進クラッチである如く構成した。
請求項1項に係る油圧アクチュエータの制御装置にあっては、油圧制御バルブの特性がスプールの変位につれてドレン側が開口し、次いで全閉状態を経てポンプ側が開口するように設定されるとき、全閉状態におけるスプール変位に対する流量ゲインがドレン側とポンプ側のそれと一致する点を求め、次いで求めた2点を変位方向に平行移動してドレン側とポンプ側の流量との交点を求め、次いで求めた交点を結ぶ直線を探索し、探索された直線が全閉状態における漏れ流量の特性を示すとみなし、その直線に基づいて電磁ソレノイドの電流指令値を算出する如く構成したので、漏れ流量が増加して効率が低下することなく、制御精度を向上させることができる。
即ち、制御精度を向上させるためには、スプールを開口部(開口ポート)ではなく、漏れ領域で安定させる必要があり、そのためには漏れ流量式に基づいて漏れ流量の特性を設定するのが望ましい。しかしながら、漏れ流量の式として厳密な式を用いると、スプール変位に対する流量が非線形となるため、動作点ごとに線形化する必要があって演算が複雑となる。
しかしながら、上記の如く、全閉状態におけるスプール変位に対する流量ゲインがドレン側とポンプ側のそれと一致する点を求め、次いで求めた2点を変位方向に平行移動してドレン側とポンプ側の流量との交点を求め、次いで求めた交点を結ぶ直線を探索、換言すれば、開口時の流量を補間することで、漏れ流量の特性を動作範囲全域にわたって簡易に線形化することができる。よって、その特性に基づいて電磁ソレノイドの電流指令値を算出することで、油圧アクチュエータの動作の制御精度を向上させることができる。
尚、上記で得られる漏れ流域特性での流量ゲインは、流量ゲインが大きいポンプ/ドレン側と流量ゲインが小さいオーバーラップ領域の中間的な値となるため、動作範囲全域にわたって安定した制御を実現することができる。即ち、ポンプ側やドレン側を基準にするとオーバーラップ領域との流量ゲインの差が大きくなる一方、オーバーラップ領域を基準にするとポンプ/ドレン側(開口側)の制御が困難になるが、両者の中間的な値となることで、そのような不都合が生じることがない。
請求項2に係る油圧アクチュエータの制御装置にあっては、油圧アクチュエータが車両用の発進クラッチである如く構成したので、クラッチ圧力を一定に保持することできる。
以下、添付図面に即し、この発明に係る油圧アクチュエータの制御装置を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、その油圧アクチュエータの制御装置を、車両用発進クラッチのトルク推定および制御を例にとって全体的に示す概略図である。図において、符号10は内燃機関(以下「エンジン」という)を示す。エンジン10は吸気管12およびその途中の配置されたスロットルバルブ14を備える。エンジン10の出力軸(クランク軸)20はベルト式の無段変速機(Continuously Variable Transmission。以下「CVT」という)24に接続される。
より詳しくは、エンジン10の出力軸20は、デュアルマスフライホイール26を介してCVT24のメインシャフト28に接続される。エンジン10およびCVT24は、車両(図示せず)に搭載される。
CVT24は、メインシャフト28とカウンタシャフト30との間に配設された金属製のVベルト機構32と、メインシャフト28とドライブ側可動プーリ(以下「ドライブプーリ」という)34との間に配設された遊星歯車式の前後進切換機構36と、カウンタシャフト30とセカンダリシャフト38との間に配設された、湿式多板クラッチからなる発進クラッチ(油圧アクチュエータ)42とから構成される。セカンダリシャフト38と左右の駆動輪(タイヤ)Wの間にはディファレンシャル機構44が配置される。
Vベルト機構32は、前記したドライブプーリ34と、カウンタシャフト30上に配設されたドリブン側可動プーリ(以下「ドリブンプーリ」という)46と、両プーリ34,46の間に巻掛けられた金属製のVベルト48とからなる。ドライブプーリ34は、メインシャフト28上に配置された固定プーリ半体50と、この固定プーリ半体50に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半体52とからなる。
可動プーリ半体52の側方には、固定プーリ半体50に結合されたシリンダ壁50aにより囲まれてドライブ側シリンダ室54が形成されており、ドライブ側シリンダ室54内に油路54aを介して供給される油圧により可動プーリ半体52を軸方向に移動させる側圧が発生する。
ドリブンプーリ46は、カウンタ軸30に配置された固定プーリ半体56と、この固定プーリ半体56に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半体58とからなる。可動プーリ半体58の側方には固定プーリ半体56に結合されたシリンダ壁56aにより囲まれてドリブン側シリンダ室60が形成され、ドリブン側シリンダ室60内に油路60aを介して供給される油圧により可動プーリ半体58を軸方向に移動させる側圧が発生する。
上記したドライブ側シリンダ室54とドリブン側シリンダ室60に供給するプーリ制御油圧を決定するレギュレータバルブ群64と、各シリンダ室54,60へのプーリ制御油圧を供給する変速制御バルブ群66とが設けられ、それらによってVベルト48の滑りが発生することがない適切なプーリ側圧が設定されると共に、両プーリ34,46のプーリ幅を変化させ、Vベルト48の巻掛け半径を変化させて変速比を無段階に変化させる。
前後進切換機構36は、メインシャフト28に結合されたサンギヤ68と、固定プーリ半体50に結合されたキャリア70と、後進用ブレーキ72により固定保持可能なリングギヤ74と、サンギヤ68とキャリア70とを連結可能な前進用クラッチ76とからなる。
前進用クラッチ76が係合されると、全ギヤがメインシャフト28と一体に回転し、ドライブプーリ34はメインシャフト28と同方向(前進方向)に駆動される。後進用ブレーキ72が係合されると、リングギヤ74が固定保持されるため、キャリア70はサンギヤ68とは逆方向に駆動され、ドライブプーリ34はメインシャフト28とは逆方向(後進方向)に駆動される。また、前進用クラッチ76と後進用ブレーキ72が共に解放されると、前後進切換機構36を介しての動力伝達が断たれ、エンジン10とドライブプーリ34との間の動力伝達が遮断される。
発進クラッチ42はカウンタシャフト30とセカンダリシャフト38との間に配置され、その間の動力伝達を断接する。発進クラッチ42は、後述する如く、供給される油圧力に応じてVベルト機構32により変速されたエンジン出力(トルク)を伝達する。
発進クラッチ42によって伝達されるエンジン出力はギヤ78からセカンダリシャフト38に固定されたギヤ80,82を介してギヤ84に伝達され、ディファレンシャル機構44により左右の駆動輪Wに振り分けられる。発進クラッチ42への油圧供給が停止され、発進クラッチ42が解放されると、CVT24は中立状態となる。
発進クラッチ42の制御は発進クラッチ用のバルブ群88(後述)を介して行われる。また前後進切換機構36の後進用ブレーキ72と前進用クラッチ76の制御は、図示しないマニュアルシフトレバーの操作に応じてマニュアルシフトバルブ90を介して行われる。
それらバルブ群の制御は、マイクロコンピュータよりなるミッションコントローラ100からの制御信号に基づいて行われる。
エンジン10のカム軸(図示せず)付近などの適宜位置にはクランク角センサ102が設けられ、所定クランク角度ごとに信号を出力する。吸気管12においてスロットルバルブ14の下流の適宜位置には絶対圧センサ104が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負荷)PBAに比例した信号を出力する。
シリンダブロック(図示せず)の適宜位置には水温センサ106が設けられ、エンジン冷却水温TWに比例した信号を出力する。スロットルバルブ14の付近にはスロットル開度センサ108が設けられ、スロットル開度THに比例した信号を出力する。
メインシャフト28の付近には回転数センサ114が設けられ、メインシャフト28の回転数(CVT24の入力回転数)NDRに比例した信号を出力すると共に、ドリブンプーリ46の付近には回転数センサ116が設けられ、ドリブンプーリ46の回転数(CVT24の出力回転数あるいは発進クラッチ42の入力回転数、即ち、カウンタシャフト30の回転数)NDNに比例した信号を出力する。ギヤ78の付近には回転数センサ118が設けられ、ギヤ78の回転数、即ち、発進クラッチ42の出力軸の回転数NOUTに比例した信号を出力する。
さらに、ドライブシャフトの付近には車速センサ122が設けられ、ドライブシャフトの所定回転ごとに信号を出力する。また、運転席床面のシフトレバー(図示せず)の付近にはシフトレバーポジションスイッチ124が設けられ、運転者によって選択されたレンジ位置(D,N,P,..など)に比例した信号を出力する。
この装置はミッションコントローラ100に加え、同様にマイクロコンピュータよりなり、エンジン10の燃料噴射などを制御するエンジンコントローラ126を備える。
前記したセンサ群のうち、クランク角センサ102、絶対圧センサ104、水温センサ106、スロットル開度センサ108の出力は、エンジンコントローラ126に入力される。同様に、クランク角センサ102、絶対圧センサ104、スロットル開度センサ108および回転数センサ114,116,118ならびに車速センサ122の出力は、ミッションコントローラ100に入力される。
ミッションコントローラ100あるいはエンジンコントローラ126は、クランク角センサ102と車速センサ122の出力をカウントしてエンジン回転数NEと車速Vを算出(検出)する。
ミッションコントローラ100は、目標変速比(レシオ)、即ち、前記したCVT24の入力回転数NDRの目標値を決定し、決定した目標NDRとなるように、可動プーリ34,46を駆動し、変速比を制御する。ここで、目標NDRはCVT24のドライブプーリ34の目標回転数であり、車速Vに対して目標NDRを定義することで変速比(レシオ)が一義的に決定され、制御される。
次いで、上記した発進クラッチ42用のバルブ群88およびそれらと発進クラッチ42の間の油路に配置されるアキュムレータなどの油圧構成要素を説明する。
図2はそれら油圧構成要素の詳細を示す油圧回路図である。
図示の如く、リザーバ(タンク)130から、エンジン10によって回転させられるオイルポンプ132で汲み上げられた作動油(ATF。オイル)は、PH制御バルブおよびPH調圧バルブ(共に図示せず)によって所定の高圧PHに調圧された後、クラッチ減圧バルブ(図示せず)に供給され、そこでPHより低圧のクラッチ圧(PCR)に減圧される。減圧された作動油は、発進クラッチ制御バルブ(油圧制御バルブ)134にその入力ポート134aから供給される。
発進クラッチ制御バルブ134は、リニアソレノイド(電磁ソレノイド)134bを備えた電磁ソレノイドバルブとして構成され、バルブボディ134cの内部には電磁ソレノイドによって変位自在にスプール134dが配置される。ミッションコントローラ100によって後述するように電流指令値ICMDが決定され、図示しない車載バッテリから入力端子134b1を介して通電されると、リニアソレノイド134bのプランジャ134b2が同図で左方向に移動してスプール134dを押圧してバルブボティ134cの内部で変位させる。
発進クラッチ制御バルブ134の出力ポート134eは油路136に接続される。油路136は中途で分岐してフィードバックポート134fを介して発進クラッチ制御バルブ134に帰還させられると共に、他方ではシフトインヒビタバルブ140を介して発進クラッチ42に接続されて制御油圧(クラッチ圧)PSCを供給する。
発進クラッチ42は、制御油圧PSCでそのピストン42aが移動自在に構成される。具体的には、ピストン42aが制御油圧PSCを供給されて押圧され、図で左側に移動してクラッチ42bと係合すると、変速されたエンジントルクが、供給された制御油圧PSCの油圧力に応じたトルクだけ、セカンダリシャフト38とディファレンシャル機構44を介して左右の駆動輪Wに伝達される。他方、制御油圧PSCが排出(ドレン)されると、ピストン42aはスプリング力によって図で右側に後退してクラッチ42bを開放し、動力伝達が遮断される。
発進クラッチ制御バルブ134と発進クラッチ42の間の油路136には、アキュムレータ142が配置される。アキュムレータ142は、発進クラッチ制御バルブ134のリニアソレノイド134bが励磁されるときPWM駆動されることで、スプール134cが振動して出力される制御油圧が脈動するため、その脈動を除去する意図で配置される。
アキュムレータ142は、図示の如く、スプール(ピストン)142aと、スプール142aを閉じ方向(不飽和方向)に付勢するスプリング142bとからなる。アキュムレータ142は油路136から供給される制御油圧の上昇につれてスプール142aがスプリング142bのバネ力に抗して後退し、その容積が変化する。スプール142aが壁面に突き当たった時点で、アキュムレータ142の容積は最大となる(飽和する)。
油路136においてアキュムレータ142の付近には油圧センサ144が配置され、油路136の油圧(制御油圧)に応じた出力を生じる。油圧センサ144の出力は、ミッションコントローラ100に送出される。
次いで、図3の制御ブロック図を参照し、この実施例に係る油圧アクチュエータの制御装置の動作、より具体的には車両用発進クラッチのトルク推定および制御装置の動作を説明する。この動作は、ミッションコントローラ100の動作である。尚、図示のプログラムは、例えば、10[msec]ごとに実行される。
図示の如く、このトルク推定および制御装置は、発進クラッチ42が伝達するトルクの推定値Tcハットを出力するオブザーバ(状態観測器)100aを備えると共に、制御量である、伝達トルクの推定値Tcハットを目標値Trに追従させるトルクサーボ系として構築される。尚、この明細書でTcの頭部に付される推定値を示す記号を「ハット」という。
発進クラッチ42は、温度変化、製造バラツキ、経年変化によって応答性が変化することから、それらに対するロバスト性を有する制御装置が望まれる。従って、制御系はフィードバック制御系によって閉ループを安定化すると共に、フィードフォワード制御系によって閉ループ系の応答を修正する2自由度制御系100bから構成した。
そのフィードバック制御系にはロバストコントローラを用い、構造的な不確かさを考慮してμ―シンセシスによる制御系を設計した。フィードフォワード制御系はH制御を用いて設計した。発進クラッチ42が伝達するトルクは、実機においては特別な計測装置なしには計測不能であるので、上記した如く、オブザーバ100aを構築し、それが出力する伝達トルクの推定値Tcハットを用いてフィードバック系を構成した。
図3の構成を概説すると、ブロック100cにおいてエンジン回転数NE、車速V、およびスロットル開度THなどからトルコン規範モデル(マップ化されたデータ)を検索し、発進クラッチ42が伝達すべきトルクの目標値Trが算出される。
算出された伝達トルクの目標値Trは、2自由度制御系100bに入力され、そこでオブザーバ100aから出力される伝達トルクの推定値(発進クラッチ42が伝達すると推定されるトルク)Tcハットとの偏差が算出され、その偏差が減少するように、前記した電流指令値ICMDが算出されて定電流ドライバ100d以下のプラントに送られる。
図4は、そのプラントをより詳細に示すブロック図である。
図3と図4を参照して説明すると、2自由度制御系100bは、トルクTと圧力(油圧)Pの換算式100eから圧力PSCrを算出し、電流Iと圧力Pの変換テーブル100fを検索して電流指令値ICMDを算出して定電流ドライバ100dに送る。定電流ドライバ100dは、電流指令値ICMDを制御油圧相当電流指令値ISCに変換し、油圧回路(図2に示す発進クラッチ制御バルブ134、シフトインヒビタバルブ140、アキュムレータ142など)のリニアソレノイド(発進クラッチ制御バルブ134のリニアソレノイド)134bを通電する。油圧回路134などはリニアソレノイド134bへの通電量、即ち、プランジャ134b2の推力FSCに比例して動作し、制御油圧PSCを発進クラッチ42に供給する。
発進クラッチ42は、CVT24によって変速されたエンジン10の出力(トルク)を、供給された制御油圧PSCに応じたクラッチトルクTCでドライブトレイン100gを介して伝達する。ドライブトレイン100gは、図3に示す如く、エンジン10、デュアルマスフライホイール26、CVT24(プーリ)、発進クラッチ42、セカンダリシャフト38、タイヤ(駆動輪)W、および車体からなる。
ドライブトレイン100gの後段で走行抵抗や車重が加算段100hで加算され、加速度Gが算出される。次いで、加速度Gは積分ブロック100iで積分され、速度(車速V)に変換される。
図5は、2自由度制御系100bの詳細を示すブロック図である。
2自由度制御系100bは具体的には、フィードフォワードコントローラ100b1と、フィードバックコントローラ100b2とからなる。
フィードフォワードコントローラ100b1は、時間領域で制御入力の大きさを考慮しながら、過渡応答の特性の最適化を図るべく、H制御を用いて設計した。目標値応答の特性に対する評価関数としては、図5の下部の式に示す、Hノルムを採用する。
式中、Gyr,Gurそれぞれ図5のTrからTcまでと、Trからuまでの伝達関数を表わし、ρは定数の重みを示す。Hノルムの定義から式の第1項はステップ目標値に対する追従誤差の大きさを示し、第2項はインパルス入力に対する制御入力のエネルギを表わしていることから、第1項を小さくすれば追従性が良くなり、第2項を小さくすれば制御入力が小さくなる。ρは、そのトレードオフをとるための重みである。
フィードバックコントローラ100b2は構造的な不確かさを勘案し、図6に示すような不確かさを考慮したフィードバック構造とした。具体的には、図4のTrからTcまでのプラントを線形モデル化してP(s)とし、P(s)全体に対する不確かさを考慮して設計した。
より具体的には、図7に示すような一般化プラントを考慮して設計した。図7において、Wmul_r,Wmul_lは乗法的なモデルの不確かさを、Wperf_r, Wperf_lは性能に関する周波数重みを表わす。また、Wactu_r,Wactu_lは入力の不確かさを、Wsen_r、Wsen_lは出力の不確かさを表わす。さらに、DAはD/A変換の際に生じる位相遅れを、Bfはセンサに用いるフィルタによる位相遅れを表わす。
図5に示す構成において、フィードバックコントローラ100b2は、フィードフォワードコントローラ100b1の出力の一方から測定出力(制御量)yを減算して得た偏差にゲインK(s)を乗じて得た積を、フィードフォワードコントローラ100b1の他方の出力に加算する。よって得られた和は制御入力としてプラントP(s)に与えられる。
図8は、図2に示す発進クラッチ制御バルブ134の拡大断面図であり、図9(a)から(e)はそのスプール134dの変位に対する開口の関係を示す説明図である。尚、図8で×印はドレン側に開口する開口ポートを示す。
図8と図9を併せて参照して説明すると、電磁ソレノイド134bが通電されて励磁されると、プランジャ134b2は通電量に比例した量だけ図で左方に変位する。ポンプ側開口ポート134aが形成されるノッチ部134gに対するスプール134dの変位を示すと、図9(e)に示すようになる。尚、ノッチ部は、図9(a)(b)に示す如く、バルブボディ134cに形成される凹部を示す。
図9(e)に示す如く、電磁ソレノイド134bが通電されないとき、スプール134dの変位xscは零となる(この状態ではドレン側×が開口する)。電磁ソレノイド134bが通電されると、スプール134dは図で左方に移動を開始し、xdでドレン側×もポンプ側開口ポート134aも閉塞される全閉状態(オーバーラップ領域)となる。通電量が増加するにつれてスプール134dはさらに左に変位し、xoでポンプ側開口ポート134aの開口が開始し(図9(c))、通電量の増加に応じてさらに左に変位すると、xNでポンプ側開口ポート134aが完全に開口する(図9(d))。
最初に述べた如く、油圧制御バルブにあってはスプールがドレン側にもポンプ側(高圧側)にも開口しない全閉位置、いわゆるオーバーラップ領域にあるときでも、スプール134dとバルブボディ134cの間の間隙から油圧は僅かながら漏れる。制御精度を向上させるためには、スプール134dを開口部(開口ポート)ではなく、漏れ領域で安定させる必要があり、そのためには漏れ流量式に基づいて漏れ流量の特性を設定するのが望ましい。
図8の発進クラッチ制御バルブ134について漏れ流量式を示すと、同図の下部に示すようになる。流量QSCは、上側に示す開口ポート側を流れる流量と、下部に示す漏れ流量の2種に大別される。式中、Cは流量係数であり、油温によって左右される。ASCは開口面積であり、変位xscに依存する。その他の定数を図10に示す。尚、式で乗算記号は省略した。
しかしながら、漏れ流量の式として厳密な式を用いると、スプール変位に対する流量が非線形となるため、動作点ごとに線形化する必要があって演算が複雑となる。また、実際に動作点を有限個に限定することになるが、その作業は試行錯誤的にならざるを得ず、多くの工数を必要とする。そこで、この実施例においては、漏れ流量の特性を動作点ごとではなく、制御範囲全体にわたって線形化するようにした。
図11を参照して説明すると、図8の下部に示す厳密式によれば、漏れ流量はバルブのオーバーラップ幅に反比例するように与えられるため、境界において無限大の値をとる。しかしながら、実際には漏れ領域の流量ゲイン(スプール変位に対する流量の変化量)が開口時の流量ゲインを上回ることがないため、それを利用すれば、より妥当で単純な程度に漏れ流量式を与えることが可能である。
即ち、先ず、漏れ領域(全閉状態)におけるスプール変位に対する流量ゲインが、開口時の流量ゲインと一致する点をポンプ側とドレン側のそれぞれについてのそれぞれと一致する点を求める(丸付き数字1)。これは、漏れ流量と開口時流量の微分値を比較することで行う。
次いで求めた2点を変位方向(図11に示す特性において)に平行移動してドレン側とポンプ側の流量との交点を求め(丸付き数字2)、次いで求めた交点を結ぶ直線を漏れ領域(全閉状態)における漏れ流量の特性とする(丸付き数字3)。換言すれば、求めた交点を結ぶ直線を探索し、探索された直線が全閉状態における漏れ流量の特性を示すとみなす。
尚、上記で得られる漏れ流域特性での流量ゲインは、流量ゲインが大きいポンプ/ドレン側と流量ゲインが小さいオーバーラップ領域の中間的な値となるため、動作範囲全域にわたって安定した制御を実現することができる。即ち、ポンプ側やドレン側を基準にするとオーバーラップ領域との流量ゲインの差が大きくなる一方、オーバーラップ領域を基準にするとポンプ/ドレン側(開口側)の制御が困難になるが、両者の中間的な値となることで、そのような不都合が生じることがない。
従って、図4に関して説明した如く、ミッションコントローラ100が電磁ソレノイド134bの電流指令値ICMD(より正確にはISC)を算出するとき、図11に示す特性に基づいて算出することができる。
この実施例に係る油圧アクチュエータの制御装置は上記の如く構成したので、従来技術のように漏れ流量が増加して効率が低下することなく、制御精度を向上させることができる。
尚、上記以外にも、多項式を用いて図11に示す特性において傾きが不連続とならないように補間することも、シミュレーションに用いるなど単に数式で流量を表現するのであれば有効であるが、この実施例のような油圧アクチュエータの制御装置にあっては、結局、線形化が必要となって演算が増えることから得策ではない。
以上述べた如く、この実施例にあっては、リザーバ130から(オイル)ポンプ132で汲み上げられて加圧された油圧を発進クラッチ(アクチュエータ)42に供給する油圧回路に介挿され、電磁ソレノイド134bによって変位自在にバルブボディ134cの内部に収容されるスプール134dを備えると共に、少なくとも前記ポンプ側とドレン側に開口する開口ポート134a、×を備えた油圧制御バルブ(発進クラッチ制御バルブ)134を介して前記アクチュエータの動作を制御する油圧アクチュエータの制御装置(ミッションコントローラ100)において、前記油圧制御バルブの特性が、前記スプール134dの変位につれて前記ドレン側が開口し、次いで全閉状態を経て前記ポンプ側が開口するように設定されるとき(図9(e))、前記全閉状態におけるスプール変位xd,xoに対する流量ゲインが前記ドレン側とポンプ側のそれと一致する点を求め(図11の丸付き数字1)、次いで求めた2点を前記変位方向に平行移動して前記ドレン側とポンプ側の流量との交点を求め(同図の丸付き数字2)、次いで前記求めた交点を結ぶ直線が前記全閉状態における漏れ流量の特性を示すとみなし(同図の丸付き数字3)、前記直線に基づいて前記電磁ソレノイドの電流指令値を算出する如く構成した。
また、前記油圧アクチュエータが、車両用の発進クラッチ42である如く構成した。
尚、上記において油圧アクチュエータして発進クラッチ42を例に取ると共に、それに供給する油圧を制御する発進クラッチ制御バルブ134を例にとったが、この発明はそれに限られるものではなく、油圧アクチュエータへの供給油圧を制御するバルブであれば、どのようなものにも応用可能である。
この発明の実施例に係る油圧アクチュエータの制御装置を車両用の発進クラッチを制御する場合を例にとって全体的に示す概略図である。 図1に示す装置の中の発進クラッチ用のバルブ群などの油圧構成要素の詳細を示す油圧回路図である。 図1に示す装置の動作を示す制御ブロック図である。 図3中のプラントの構成をより詳細に示す制御ブロック図である。 図3の中の2自由度制御系の構成を詳細に示すブロック図である。 図5の中のフィードバックコントローラが設計時に前提とする構造的な不確かさを示すブロック図である。 図5の中のフィードバックコントローラが設計時に前提とする一般化プラントの構成を示すブロック図である。 図2に示す発進クラッチ制御バルブの拡大断面図である。 図8のスプールの変位に対する開口の関係を示す説明図である。 図8の下部に示す漏れ流量式で使用される定数を示す説明図である。 図8の下部に示す漏れ流量式の簡易化を示す説明図である。
符号の説明
10 内燃機関(エンジン)、24 無段変速機(CVT)、34 ドライブ側可動プーリ(ドライブプーリ)、38 セカンダリシャフト、42 発進クラッチ(油圧アクチュエータ)、46 ドリブン側可動プーリ(ドリブンプーリ)、100 ミッションコントローラ、126 エンジンコントローラ、134 発進クラッチ制御バルブ(油圧制御バルブ)、134b リニアソレノイド、140 シフトインヒビタバルブ、142 アキュムレータ、W 駆動輪(タイヤ)

Claims (2)

  1. リザーバからポンプで汲み上げられて加圧された油圧をアクチュエータに供給する油圧回路に介挿され、電磁ソレノイドによって変位自在にバルブボディ内に収容されるスプールを備えると共に、少なくとも前記ポンプ側とドレン側に開口する開口ポートを備えた油圧制御バルブを介して前記アクチュエータの動作を制御する油圧アクチュエータの制御装置において、前記油圧制御バルブの特性が、前記スプールの変位につれて前記ドレン側が開口し、次いで全閉状態を経て前記ポンプ側が開口するように設定されるとき、前記全閉状態におけるスプール変位に対する流量ゲインが前記ドレン側とポンプ側のそれと一致する点を求め、次いで求めた2点を前記変位方向に平行移動して前記ドレン側とポンプ側の流量との交点を求め、次いで前記求めた交点を結ぶ直線が前記全閉状態における漏れ流量の特性を示すとみなし、前記直線に基づいて前記電磁ソレノイドの電流指令値を算出するように構成したことを特徴とする油圧アクチュエータの制御装置。
  2. 前記油圧アクチュエータが、車両用の発進クラッチであることを特徴とする請求項1記載の油圧アクチュエータの制御装置。
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