JP2008068790A - コンテナシャシの伸縮構造 - Google Patents
コンテナシャシの伸縮構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008068790A JP2008068790A JP2006250523A JP2006250523A JP2008068790A JP 2008068790 A JP2008068790 A JP 2008068790A JP 2006250523 A JP2006250523 A JP 2006250523A JP 2006250523 A JP2006250523 A JP 2006250523A JP 2008068790 A JP2008068790 A JP 2008068790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- slide frame
- container
- main frame
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】メインフレーム1の後端部には、スライドフレーム2の下方に後方ローラ8を設置し、また、メインフレーム1の中間部には、スライドフレーム2の上方と下方に前方ローラ9A、9Bを設置する。前方ローラ9A、9Bの中心軸は、枢軸の周りに回動するアーム部材の一端に取り付けられ、他端にはローラを付勢するばねが連結される。スライドフレーム2が当接する全てのローラは固定位置に設けられるので、特別なガイドレールを置く必要はなく、メインフレーム1の重量が軽減される。さらに、スライドフレーム2の移動中、前方ローラ9A、9Bは傾斜することなく安定した状態で作動するため、摩擦抵抗の増加を防止できる。
【選択図】図1
Description
ちなみに、このような伸縮自在のコンテナシャシに20フィートのコンテナを積載したときは、車両の走行時にオーバーハング部を短縮することにより、全長の長い兼用のコンテナトレーラの操縦性や狭い場所での運転性を向上させることも可能であり、こうした技術は、例えば特開昭58−194635号公報に開示されている。
メインフレーム1のメインビーム11と直交するクロスビーム12にはガイドレール13が溶接等によって固着され、斜視図で表す図8(a)から分かるとおり、このガイドレール13はコ字状の断面を有している。スライドフレーム2は、同じくコ字状断面の2本の移動レール21をクロス部材22で結合したもので、移動レール21はガイドレール13に挿入されスライド可能となっている。スライドフレーム2の後端には、コンテナシャシの横幅にほぼ等しい長さの後端クロス部材23が設けられ、ここにコンテナ緊締具であるツイストロック3Dや尾灯等が配置される。また、メインビーム11には、ピンによりスライドフレーム2を固定する位置決め装置14が設けてあり、そのピンが嵌め込まれる孔25が移動レール21に形成してある。なお、20フィートのコンテナの後端を固定するツイストロック3Cは、図7の2点鎖線に示すように蝶番式に取り付けられており、40フィートのコンテナを積載する際には反転されてコンテナシャシの上面に突出しない構造となっている。
本発明は、メインフレームの後方にスライドフレームを設け、オーバーハング部を伸縮可能とした兼用のコンテナシャシにおいて生じるこのような問題を解決することを課題とするものである。
「トラクタに牽引されるコンテナシャシであって、
前記コンテナシャシは、メインフレームとその後方のスライドフレームとに分割され、前記スライドフレームが前記メインフレームに対して移動することにより伸縮可能に構成されており、さらに、
前記メインフレームの後端部には、前記スライドフレームの下方に後方ローラが設置されるとともに、前記メインフレームの中間部には、前記スライドフレームの下方及び上方にそれぞれ前方ローラが設置され、
前記後方ローラ及び前記前方ローラは、前記スライドフレームに当接するようばねにより付勢され、かつ、前記前方ローラのそれぞれの中心軸は、前記メインフレームに対し固定された枢軸の周りに回動するアーム部材の一端に取り付けられており、前記アーム部材の他端には前方ローラを付勢する前記ばねが連結されている」
ことを特徴とするコンテナシャシとなっている。
図2の左図から分かるように、スライドフレーム2の左右に設けられる断面コ字状の移動レール21は、前方ローラ9A、9Bが配置される位置においては、断面コ字状の枠体16に挿入されており、その中を前後方向に移動する。図2及び図3に示すとおり、枠体16は、その前後に固着されたブラケット17A、17Bを、メインビーム11のブラケット11Aに結合してメインフレーム1に固定される。移動レール21と枠体16との対向面には、潤滑性の優れた樹脂からなるガイドプレート18が介在されており、スライドフレーム2の移動中における、移動レール21と枠体16との接触に伴う摩擦抵抗を低減させている。なお、長さの短いものではあるが、同様な枠体及びガイドプレートが、後部ローラ8の近傍(図1のB部)にも設置されている。上方及び下方に配置された前方ローラ9A、9Bは、枠体16の上辺及び下辺に形成された切り欠き部16A(図3)を通過して、移動レール21の上面と下面にそれぞれ当接する。
ローラの中心軸91はアーム93Aの先端に固着され、アーム93Bの先端には、ローラを付勢するばね10A、10Bがコンテナシャシの前後方向に伸縮するよう連結される。ばね10A、10Bの中心には、ばね力を調整する調整ボルト10Cが置かれている。
11 メインビーム
15 ガイドレール
16 枠体
2 スライドフレーム
21 移動レール
3A〜3D 緊締具
8 後方ローラ
9A、9B 前方ローラ
91 中心軸
92 枢軸
93 アーム部材
94 基板
10A、10B ばね
10C 調整ボルト
Claims (4)
- トラクタに牽引されるコンテナシャシであって、
前記コンテナシャシは、メインフレームとその後方のスライドフレームとに分割され、前記スライドフレームが前記メインフレームに対して移動することにより伸縮可能に構成されており、さらに、
前記メインフレームの後端部には、前記スライドフレームの下方に後方ローラが設置されるとともに、前記メインフレームの中間部には、前記スライドフレームの下方及び上方にそれぞれ前方ローラが設置され、
前記後方ローラ及び前記前方ローラは、前記スライドフレームに当接するようばねにより付勢され、かつ、前記前方ローラのそれぞれの中心軸は、前記メインフレームに対し固定された枢軸の周りに回動するアーム部材の一端に取り付けられており、前記アーム部材の他端には前方ローラを付勢する前記ばねが連結されていることを特徴とするコンテナシャシ。 - 前記スライドフレームは、断面コ字状の移動レールを有するとともに、前記メインフレームには前記移動レールが挿入される断面コ字状の枠体が固定され、前記前方ローラのそれぞれは、前記枠体の上辺及び下辺に形成された切り欠き部を通して前記移動レールの上面及び下面に当接する請求項1に記載のコンテナシャシ。
- 前記アーム部材は、直角に屈曲した形状に形成されて屈曲部が前記枢軸に回動可能に取り付けられており、前方ローラを付勢する前記ばねが、前記スライドフレームの移動方向に伸縮するよう、前記スライドフレームが伸張したときの前端部よりも前方の位置に配置されている請求項1又は請求項2に記載のコンテナシャシ。
- 前記スライドフレームには、その後端部にコンテナを固定する緊締具が設置されるとともに、前記メインフレームには、その前端部及び中間部に緊締具が設置されており、異なる長さのコンテナが積載可能である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコンテナシャシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006250523A JP4868993B2 (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | コンテナシャシの伸縮構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006250523A JP4868993B2 (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | コンテナシャシの伸縮構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008068790A true JP2008068790A (ja) | 2008-03-27 |
JP4868993B2 JP4868993B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=39290770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006250523A Active JP4868993B2 (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | コンテナシャシの伸縮構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4868993B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971344B1 (ko) | 2008-12-11 | 2010-07-20 | 구재회 | 텔레스코픽 라이싱 케이지 |
JP2013095206A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Nippon Fruehauf Co Ltd | セミトレーラの車体構造 |
JP2013180591A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Nippon Fruehauf Co Ltd | セミトレーラのボルスタ支持構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194635A (ja) * | 1982-05-09 | 1983-11-12 | アガム・メル・ワ−クズ・リミテイド | セミトレ−ラ |
JPH0335429U (ja) * | 1989-08-19 | 1991-04-08 | ||
JPH11222072A (ja) * | 1998-02-09 | 1999-08-17 | Nippon Torekusu Kk | コンテナシャ−シ |
-
2006
- 2006-09-15 JP JP2006250523A patent/JP4868993B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194635A (ja) * | 1982-05-09 | 1983-11-12 | アガム・メル・ワ−クズ・リミテイド | セミトレ−ラ |
JPH0335429U (ja) * | 1989-08-19 | 1991-04-08 | ||
JPH11222072A (ja) * | 1998-02-09 | 1999-08-17 | Nippon Torekusu Kk | コンテナシャ−シ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100971344B1 (ko) | 2008-12-11 | 2010-07-20 | 구재회 | 텔레스코픽 라이싱 케이지 |
JP2013095206A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-05-20 | Nippon Fruehauf Co Ltd | セミトレーラの車体構造 |
JP2013180591A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Nippon Fruehauf Co Ltd | セミトレーラのボルスタ支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4868993B2 (ja) | 2012-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4339394B2 (ja) | 台車 | |
US7182350B1 (en) | Cart with auxiliary wheels | |
US10988189B2 (en) | Extendable trailer for freight containers | |
JP5078859B2 (ja) | 多種のコンテナを積載可能なコンテナシャシ | |
JP4868993B2 (ja) | コンテナシャシの伸縮構造 | |
JP2009083842A (ja) | クローラ式運搬車及び運搬用一輪車 | |
JP4832231B2 (ja) | 伸縮可能なコンテナシャシ | |
JP2014097784A (ja) | 無人搬送車の連結装置 | |
JP2006188137A (ja) | キャスタ輪支持装置 | |
JP2013166486A (ja) | 車両 | |
JP4397366B2 (ja) | コンテナシャシ | |
JP2011207246A (ja) | 苗箱運搬車 | |
JP7393063B1 (ja) | 被牽引車両の可搬式案内装置 | |
JP5643252B2 (ja) | 軌道用台車 | |
KR0112524Y1 (ko) | 화물운반용 밀차 | |
JP3965406B2 (ja) | 荷受台及びこれを用いた荷受台昇降装置 | |
JP2961276B2 (ja) | トレーラ装置 | |
JP4289567B2 (ja) | ピッキング車両におけるかご台車等搭載係止装置 | |
JP2005231553A (ja) | 運搬車両 | |
JP2018099933A (ja) | 台車 | |
JP2022102998A (ja) | 段差乗越補助具およびこれを備えた可搬機器 | |
JP2009101766A (ja) | 傾斜荷台付き車両 | |
JPH0224387Y2 (ja) | ||
JP2005306087A (ja) | スライド式ルーフキャリア | |
JP2022160840A (ja) | 重量物運搬トラック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090311 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110502 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111115 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4868993 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |