JP2008067739A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】メダル自動補給システムを導入している遊技店でもメダル自動補給システムを導入していない遊技店でも共通に使用することができると共に、遊技店での作業負担を軽減して、本体内部に対する不正改竄等を効果的に防止できるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシン1における筐体2の背板25に開設したメダル補給口25aを、補給口開閉装置10の蓋部材11で閉塞することにより、メダル自動補給システムを導入していない遊技店で使用可能とし、補給口開閉装置10の取付基板12により保持された蓋部材11を横へスライドさせてメダル補給口25aを開放することにより、メダル補給口25aから筐体2内のホッパーユニットへメダルを補給可能な状態に変換すれば、メダル自動補給システムを導入している遊技店で使用することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技に用いるメダルを貯留可能なメダル貯留部を有するメダル払出装置を筐体内部に備えるスロットマシンに関する。
従来、コイン形状のメダルを遊技媒体として遊技を行うスロットマシンは、賞の発生によりメダルを遊技者に払い出すメダル払出装置(ホッパーユニット)を筐体内部に備えている。このメダル払出装置には、メダルを貯留するメダル貯留部が設けられており、メダル貯留部に予め一定量のメダルを貯留しておくことで、多量のメダルが払い出されるボーナスゲーム等が発生しても直ぐにはメダルが無くなることを防止している。
しかし、メダルの払出が連続する等して、メダル払出装置のメダル貯留部にメダルが無くなってしまった場合には、スロットマシンの前面枠を開放し、筐体内のメダル払出装置へ係員の手作業によりメダルを補給しなければならず、多数のスロットマシンが設置されている大規模な遊技店においては、係員の手作業によりメダルを補給することは非常に作業負担が大きいものとなっている。
そこで、近年においては、複数のスロットマシンを列設した島設備内にメダルの自動補給システムを実装し、また、各スロットマシンには、メダル払出装置におけるメダル貯留部のメダル残量が少なくなったことを検出できるメダル残量検出手段を設けておき、このメダル残量検出手段によってメダルの残量が検出基準量より少なくなった状態が検出されると、当該スロットマシンへ島設備から自動的にメダルを補給するメダル自動補給システムも考えられている。
このようなメダル自動補給システムに対応できるよう、スロットマシンの筐体の背板にメダル補給用の開口部を形成し、この開口部に島設備のメダル補給装置から導出した蛇腹や樋等を通しておくことで、島設備のメダル補給装置の作動に伴うメダルの自動補給が容易に実現できるようになっている。
なお、メダル自動補給システムを全ての遊技店で導入しているわけではないため、スロットマシンの背板(木製)に、複数の切断部によってその接続が途切れているスリット状の開口を例えば円弧状に形成して、この切断部を切断することで円形の開口を形成できるようにしたスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このようなスロットマシンであれば、メダル自動補給システムを導入している遊技店にはメダル補給用の開口部を設けたスロットマシンを出荷し、メダル自動補給システムを導入していない遊技店にはメダル補給用の開口部の無いスロットマシンを出荷しなければならないといった煩雑さが無く、利便性が高い。
特開2001−212282号公報
しかしながら、最近では、遊技店で使用したスロットマシンを他の遊技店へ移送して使用するケースも増えているが、メダル自動補給システムを導入している遊技店からメダル自動補給システムを導入していない遊技店にスロットマシンを移した場合、前記特許文献1に記載されているスロットマシンでは、一旦開放した開口部を改めて塞ぐことができないため、移送先の遊技店では、メダル補給に使用されていない開口部がそのままの状態でスロットマシンを設置することとなり、この開口部を狙って不正部材を挿入するような不正行為が行われる可能性があり、非常に危険である。よって、このような危険性を回避するためには、メダル自動補給システムを導入している遊技店から移送されたスロットマシンに対して、わざわざメダル補給用の開口部を塞いで設置しなければならず、遊技店にとっての負担が大きくなる。
また、スロットマシンを移送する間もメダル補給用の開口部が開放したままであると、この開口部を利用して(例えば、開口部から施錠を解除する道具を挿入して)スロットマシンの前面枠を開放たり、或いは比較的大きなメダル補給用の開口部から手を直接本体内へ入れたりして、内部装置に不正な改竄(例えば、遊技制御装置に対する基盤のROM交換など)が施される可能性があり、非常に危険である。よって、このような危険性を回避するためには、メダル自動補給システムを導入している遊技店でスロットマシンを取り外して直ぐに、各スロットマシンのメダル補給用の開口部を塞いでおく必要があるが、やはり、このような手間も遊技店にとっての負担が大きい。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、メダル自動補給システムを導入している遊技店でもメダル自動補給システムを導入していない遊技店でも共通に使用することができると共に、遊技店での作業負担を軽減して、本体内部に対する不正改竄等を効果的に防止できるスロットマシンの提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、遊技に用いるメダルを貯留可能なメダル貯留部を有するメダル払出装置を筐体内部に備えるスロットマシンにおいて、前記筐体の背板に、外部から前記メダル払出装置へメダルを自動補給するためのメダル補給口を形成し、前記メダル補給口を閉塞可能な所要形状の蓋部材を、前記メダル補給口を開放した開放状態と、前記メダル補給口を閉塞した閉塞状態とに相互変換可能に設けたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記蓋部材の閉塞状態を筐体の外部から解除不能に固定する固定手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記固定手段は、破壊しなければ固定状態を解除できない構成として、予め複数設けておき、蓋部材の閉塞状態を解除した履歴を固定手段の破壊の痕跡として残すようにしたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記メダル補給口に対して前記蓋部材をスライド可能に保持する保持手段を設け、蓋部材がスライド移動することで、開放状態と閉塞状態とに変換するようにしたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、前記請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記蓋部材は、下縁を支軸として前記メダル払出装置側に傾倒することで開放状態へ変換するものとし、当該開放状態における蓋部材は、補給されたメダルを前記メダル払出装置へ誘導する誘導手段として機能するようにしたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記請求項5に記載のスロットマシンにおいて、前記メダル補給口の下方部に支持部材を設け、前記開放状態にある蓋部材を支持するようにしたことを特徴とする。
請求項1に係るスロットマシンによれば、前記筐体の背板に、外部から前記メダル払出装置へメダルを自動補給するためのメダル補給口を形成し、前記メダル補給口を閉塞可能な所要形状の蓋部材を、前記メダル補給口を開放した開放状態と、前記メダル補給口を閉塞した閉塞状態とに相互変換可能に設けたので、メダル自動補給システムを導入している遊技店から導入していない遊技店にスロットマシンを移動した際には、蓋部材でメダル補給口を閉塞した閉塞状態にして設置できるので、メダル補給口を狙った不正行為を効果的に抑止できる。また、スロットマシンを移送する前に閉塞状態としておけば、移送中にメダル補給口を利用した不正行為が行われることを防止できる。
また、請求項2に係るスロットマシンによれば、前記蓋部材の閉塞状態を筐体の外部から解除不能に固定する固定手段を設けたので、外部からの不正な操作により蓋部材の閉塞状態を解除できず、不正行為の防止を一層確実ならしめ得る。
また、請求項3に係るスロットマシンによれば、前記固定手段は、破壊しなければ固定状態を解除できない構成として、予め複数設けておき、蓋部材の閉塞状態を解除した履歴を固定手段の破壊の痕跡として残すようにしたので、固定状態の解除をより困難にすることができるし、また、解除された場合には、その破壊の痕跡から不正行為の実行を容易に確認できるので、不正行為に対する対応を的確に行うことが可能となる。
また、請求項4に係るスロットマシンによれば、前記メダル補給口に対して前記蓋部材をスライド可能に保持する保持手段を設け、蓋部材がスライド移動することで、開放状態と閉塞状態とに変換するようにしたので、比較的簡単な構造によりメダル補給口の開閉を実現できる。
また、請求項5に係るスロットマシンによれば、前記蓋部材は、下縁を支軸として前記メダル払出装置側に傾倒することで開放状態へ変換するものとし、当該開放状態における蓋部材は、補給されたメダルを前記メダル払出装置へ誘導する誘導手段として機能するようにしたので、蓋部材を開放状態に変換しさえすれば、別途誘導手段を用意することなく、補給されたメダルを確実にメダル払出装置へ誘導することが可能となる。
また、請求項6に係るスロットマシンによれば、前記メダル補給口の下方部に支持部材を設け、前記開放状態にある蓋部材を支持するようにしたので、多くのメダルが通過することで荷重がかかる蓋部材の傾動状態を安定かつ良好に保つことができる。
次に、本発明に係るスロットマシンの実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1はスロットマシン1の正面図、図2はスロットマシン1の背面図、図3はスロットマシン1における筐体2の正面図である。このスロットマシン1は、筐体2の一側方(図1および図3においては左側)に前面枠3が開閉可能に軸着してあり、前面枠3を閉じた状態では筐体2の前面に前面枠3が設けられた状態となる。
上記前面枠3の前面には、図1に示すように、内部に設けられた可変表示装置であるリール装置4(図3参照)のリール4a,4b,4cを透視可能なリール表示窓3a、メダルの投入を行うためのメダル投入口3b、メダルのクレジット枚数を表示するクレジット枚数表示部3c、メダルの払い出し枚数を表示する払出枚数表示部3d、遊技者に有利な遊技状態であるボーナスゲーム中におけるメダル獲得枚数を表示するボーナス中獲得メダル表示部3e、メダルのベットを行うためのベットボタン3f、リール4a〜4cの回転を開始させることで可変表示遊技を開始するためのスタートレバー3g、リール4a〜4cの回転をそれぞれ停止させるためのストップボタン3h、払い出されたメダルを貯留する下皿3i、多様な表示により遊技の演出を行う液晶表示装置3j等を有する。
一方、図3に示すように、筐体2の内部には、複数の図柄を可変表示可能なリール装置4、メダルを貯留可能なメダル貯留部を有し下皿3iへのメダルの払い出しを行うメダル払出装置であるホッパーユニット5、このホッパーユニット5からオーバーフローしたメダルを貯留する補助タンク6、各部へ所要の電源供給を行うと共に電源スイッチや確率設定スイッチ等の操作部が設けられた電源ユニット7、遊技に関する制御を行う制御装置8等が設けられている。
上述した各種装置を収納する筐体2は、天板21,底板22,左側板23,右側板24を前後開放状の枠体とし、裏面開口を背板25で閉止した構造であり、前面開口は上記前面枠3にて閉止される。而して、筐体2における背板25の適所には、メダル補給口25aを開設してあり、このメダル補給口25aがホッパーユニット5のメダル投入口近傍に開口するので、複数のスロットマシン1…が列設された島設備内にメダル自動補給システムが導入されている場合、このメダル補給口25aを介してホッパーユニット5にメダル補給を自動で行えるように設置することが可能である。
しかしながら、メダル自動補給システムが導入されていない島設備にスロットマシン1を設置する場合、メダル補給口25aが開放したままであると、不正行為を行う目的で不正操作部材(針金やセルロイド片など)が挿入されてしまう可能性があり、望ましくなく。そこで、本実施形態に係るスロットマシン1においては、遊技店での設置状況に応じてメダル補給口25aを塞いだり開放したりできるように、メダル補給口25aに対応させて開閉装置10を設けた。以下、開閉装置10の具体的構成につき詳述する。
補給口開閉装置10の第1構成例は、図4〜図6に示すように、蓋部材11と取付基板12から構成するものである。図4(a)は蓋部材11と取付基板12とを分離した状態で後方から見た斜視図であり、図4(b)は蓋部材11を閉塞状態とした補給口開閉装置10の後方から見た斜視図であり、図5は蓋部材11と取付基板12とを分離した状態で前方から見た斜視図であり、図6(a)は蓋部材11を閉塞状態とした補給口開閉装置10の背面図(スロットマシン1における後方から見た図)であり、図6(b)は蓋部材11を閉塞状態とした補給口開閉装置10の正面図(スロットマシン1における前方から見た図)である。なお、以下の説明における左右方向は、前面からスロットマシン1を見たときの左右方向である。
先ず、蓋部材11は、略四角形状のメダル補給口25aよりも一回り大きな四角板状の遮蔽部111を備え、取付基板12には、蓋部材11の遮蔽部111を左右方向へスライド可能に収容できる保持凹部121を後方から前方へ窪むように設け、保持凹部121の四側縁から外方へ延在する止着部122を背板25の前面へ取り付けると、蓋部材11は取付基板12と背板25とに挟まれ、左右方向へスライド可能な状態で保持凹部121内に保持される。
なお、保持凹部121の前方への窪み量は、蓋部材11の遮蔽部11の板厚よりも若干大きく設定しておくことで、蓋部材11のスライド時に著しい摺動抵抗が生ずることを防げる。また、止着部122には適宜に止着孔122aを設けてあり、この止着孔122aを介して背板25へビス等で止着する。また、導入口123の上下幅は保持凹部121の上下幅よりも若干小さく設定してあり、蓋部材11を導入口123へ塞ぐ位置にスライドさせたときでも、蓋部材11の上部および下部は保持凹部121内に保持された状態に規制され、前方へ抜け落ちることはない。
上記取付基板12の保持凹部121には、メダル補給口25aとほぼ同じ開口形状の導入開口123を開設してあり、この導入口123がメダル補給口25aとほぼ一致するように背板25へ取り付ける(図5を参照)。斯くすれば、蓋部材11の遮蔽部111によって導入口123を塞ぐと、メダル補給口25aを遮蔽部111によって閉塞した状態となり、蓋部材11を右側へスライドさせて導入口123を塞ぐ位置から退くと、メダル補給口25aが開放されると共に導入口123と連通し、外部から筐体2内へメダルを補給することが可能となる。
このように、メダル補給口25aを閉塞可能な遮蔽部111を有する蓋部材11を、メダル補給口25aを開放した開放状態と、メダル補給口25aを閉塞した閉塞状態とに相互変換可能とした補給口開閉装置10を設けることで、メダル自動補給システムを導入している遊技店から導入していない遊技店にスロットマシン1を移動した際には、蓋部材11でメダル補給口25aを閉塞した閉塞状態にして設置できるので、メダル補給口25aを狙った不正行為を効果的に抑止できる。また、スロットマシン1を移送する前に閉塞状態としておけば、移送中にメダル補給口25aを利用した不正行為が行われることを防止できるのである。
なお、本構成例の補給口開閉装置10においては、取付基板12に保持凹部121を設け、保持凹部121の後方開口を背板25によって塞ぐことで、蓋部材11をスライド可能に保持する保持手段として機能させたが、保持手段の構造はこれに限定されるものではなく、例えば、取付基板12に蓋部材11を封止する構造を採用し、取付基板12が単独で保持手段の機能を備えるようにしても構わない。何れにしても、蓋部材11がスライド移動することで、開放状態と閉塞状態とに変換させる構成によれば、比較的簡単な構造によりメダル補給口25aの開閉を実現できる。
また、本構成例の補給口開閉装置10においては、蓋部材11における遮蔽部111の後面側に突出する操作部112を設けてあり、この操作部112を遊技店の係員らが手で操作することにより、蓋部材11を左右方向へスライドさせるものとしたが、例えば、モータ等を駆動源とする適宜な駆動機構を設けておき、この駆動機構を稼働させることによって蓋部材11を閉塞状態と開放状態とに相互変換させるようにしても良い。なお、この操作部112は、メダル補給口25aの開口面より後方へ突出するので、蓋部材11を左側へスライドさせて開放状態にすると、操作部112がメダル補給口25aの右側縁に当接するため、メダル補給のために使える開口領域はメダル補給口25aの左右幅よりも若干狭くなるので、これを見越してメダル補給に必要十分な開口領域が確保できるようにメダル補給口25aの開口形状を設定しておくことが望ましい。
さらに、本構成例の補給口開閉装置10においては、蓋部材11を取付基板12へ安定的に保持できる保持構造を採用することで、筐体2の背板25へ補給口開閉装置10を取り付ける際の作業性を良好ならしめた。以下、この保持構造について説明する。
取付基板12における保持凹部121には、その右側(導入口123が開設されていない側)縁部から左側に向けて補助ガイド口124を開設し、保持凹部121の左側(導入口123が開設されている側)縁部には、保持凹部121の後方開口面よりも後方にて右側へ延出する規制部125を設ける。補助ガイド口124は、その開口上縁部と下縁部が保持凹部121の上下縁部に各々平行な、上下幅一定の開口であるが、例えば、保持凹部121の右側縁に接する部位において、上方への開口領域を広げた上側導入部124aと、下方への開口領域を広げた下側導入部124bを設けておく。
また、補助ガイド口124の左側端部には、弾性係止部126を設けてある。この弾性係止部126は、補助ガイド口124の左側端部から右側へ向けて突出する縦板状の弾性基部126aと、該弾性基部126aの右側端縁に連なり後方に向って突出する第1傾斜部126bと、該第1傾斜部126bの右側端縁に連なり後方への突出量が減少して行く第2傾斜部126cとからなり、第1傾斜部126bと第2傾斜部126cの連設部であって、最も後方に突出した部位である弾性押圧部126dが前方に押されると、弾性基部126aが前方へ撓むことで、弾性押圧部126dが保持凹部121の後側面より後方へ突出しない位置まで変形させることができ、押圧力が解除されると、弾性基部126aの復元力により、弾性押圧部126dが後方へ突出する初期状態へ自動復帰する。なお、取付基板12を有弾性の合成樹脂等で一体成型することにより、素材が有する弾性から弾性基部126aを構成するものとしたが、板バネ等の弾性体を用いて弾性基部126aを構成しても良い。
一方、蓋部材11の遮蔽部111には、その右側縁部に、上側補助ガイド受部113aと下側補助ガイド受部113bを設ける。上側補助ガイド受部113aは、前方へ屈曲した前方屈曲部の前方端より上方延出部を上方へ延出させた断面略L字状の部材で、下側補助ガイド受部113bは、前方へ屈曲した前方屈曲部の前方端より下方延出部を下方へ延出させた断面略L字状の部材である。そして、上側補助ガイド受部113aにおける前方屈曲部の上面から下側補助ガイド受部113bにおける前方屈曲部の下面までの寸法は、上記取付基板12の補助ガイド口124の上下幅より僅かに短く、上側補助ガイド受部113aにおける上方延出部の上方への突出量は、補助ガイド口124における上側導入部124aの開口領域に概ね等しく、下側補助ガイド受部113bにおける下方延出部の下方への突出量は、補助ガイド口124における下側導入部124bの開口領域に概ね等しく設定してある。
そして、蓋部材11の右側縁を取付基板12の保持凹部121の右側縁に合わせるようにして、取付基板12へ蓋部材11を後方から臨ませると、上側補助ガイド受部113aにおける上方延出部は上側導入部124aから補助ガイド口124を抜け、下側補助ガイド受部113bにおける下方延出部は下側導入部124bから補助ガイド口124を抜け、蓋部材11における遮蔽部111の前側面を、取付基板12における保持凹部121の後側面に当着させることができる(特に、図5を参照)。
この状態においては、弾性係止部126の弾性押圧部126dによって蓋部材11の遮蔽部111の前側面を後方へ押圧する力が作用しているので、この押圧力に抗して遮蔽部111の前側面を保持凹部121の後側面に押し当てたまま蓋部材11を取付基板12の保持凹部121内左側へスライドさせると、蓋部材11の上側補助ガイド受部113aにおける上方延出部が補助ガイド口124の開口上縁よりも上方へ突出し、下側補助ガイド受部113bにおける下方延出部が補助ガイド口124の開口下縁よりも下方へ突出して、蓋部材11の右側部が取付基板12の保持凹部121から後方へ抜け落ちることを阻止する抜け止め機能を奏する。また、蓋部材11の上側補助ガイド受部113aにおける前方屈曲部および下側ガイド受部113bにおける前方屈曲部が補助ガイド口124の上下縁に沿ってガイドされることで、蓋部材11の左右方向へのスライド移動を一層円滑に行うことができる。
蓋部材11における遮蔽部111の左側縁部が、取付基板12における保持凹部121の左側縁部に当接するまでスライドさせ、蓋部材11が閉塞状態になると、遮蔽部111の左側部の後面側には、取付基板12の規制部125が突出しているので、蓋部材11の左側部が取付基板12の保持凹部121から後方へ抜け落ちることを阻止する。すなわち、蓋部材11が閉塞状態となる位置まで取付基板12の保持凹部121内でスライドさせると、蓋部材11の左右両側部が保持凹部121から後方へ抜け落ちることを阻止する抜け止め機能が発揮される。
加えて、蓋部材11における遮蔽部111の左側縁部が、取付基板12における保持凹部121の左側縁部に当接するまでスライドさせると、蓋部材11の右側部は、弾性係止部126の弾性押圧部126dを越えて第1傾斜部126bに当接するようになるので(図4(b)、図6(a),(b)を参照)、弾性基部126a復元力により第1傾斜部126bが後方へ押し戻される力が、蓋部材11の右側部を左へ押圧する力として作用し、蓋部材11における遮蔽部111の左側縁部を取付基板12における保持凹部121の左側縁部に当接させる付勢力が生ずる。よって、蓋部材11が閉塞状態となる位置まで取付基板12の保持凹部121内でスライドさせると、蓋部材11が右側へスライドしてしまうことを抑制できるので、蓋部材11を保持凹部121内へ安定的に保持できる。
このような保持構造を採用すれば、開閉装置10を筐体2へ取り付ける作業に際して、蓋部材11が取付基板12から抜け落ちないように配慮する必要がないことから、一人の作業員で効率良く組み付け作業を行うことができる。
なお、取付基板12に設けた弾性係止部126の弾性押圧部126dは、蓋部材11を半開放ないし全開放した際には、蓋部材11における遮蔽部111の前側面を後方へ押圧するので、蓋部材11における遮蔽部111の後側面は背板25の前側面に押し当てられることとなり、保持凹部121内で蓋部材11が前後にガタつくことを防止できる。
また、弾性係止部126の第1傾斜部126bが蓋部材11の右側部に当接する状態(蓋部材11の閉塞状態)から、少し強い力をかけて蓋部材11を右へスライドさせると、弾性基部126aが前方へ撓んで弾性押圧部126dが前方へ退くようにしても良いが、例えば、弾性係止部126における第1傾斜部126bの傾斜角度を急峻にしたり、第1傾斜部126bに蓋部材11の右側部が嵌まり込む嵌合溝を設けるなどして、蓋部材11を閉塞状態にした場合は、操作部112を持って右へスライドさせるような力を作用させても蓋部材11を開放状態へ変換させることができない構造としても良い。
このように、蓋部材11の閉塞状態を筐体2の外部から解除不能に固定する固定手段として機能させるべく、弾性係止部126を構成した場合には、前面枠3を開いて筐体2の前面側から補給口開閉装置10へ手を伸ばし、弾性係止部126の自由端側に位置する第2傾斜部126cを持って前面側へ引くことで、弾性係止部126と蓋部材11との係止を解除しなければ、蓋部材11を開放状態に変換できないので、不正遊技者等が不正部材を挿入してスロットマシン1の背面から蓋部材11に引っ掛けてメダル補給口25aを開放させたり、不正遊技者と結託した遊技店員等がこっそりとメダル補給口25aを開放してしまうような行為を抑止でき、セキュリティ向上に効果がある。
しかしながら、弾性係止部126による蓋部材11の係止構造を知っていれば、メダル補給口25aと蓋部材11との隙間から針金などを挿入して弾性係止部126による係止を解除することは必ずしも困難ではない。そこで、蓋部材11の閉塞状態を筐体2の外部から解除不能に固定する固定手段を一層強固なものとするため、蓋部材11における遮蔽部111の左側縁の上部から左へ突出形成した係止部114を設けると共に、取付基板12における対応位置には係止部挿通開口127を設け、蓋部材11の閉塞状態においては、係止部114が取付基板12における止着部122の前面側に位置し、尚かつ、係止部114に設けた係止孔114aと止着部122に設けた係止孔122bが前後方向に連通する状態となる(特に、図6(b)を参照)。そして、前側(筐体2の内部)から蓋部材11の係止孔114aおよび取付基板12の係止孔122bへビス止めすると、筐体2の外部からはビスを外せないので、簡単な構造ながら、筐体2の外部からの不正な操作により蓋部材11の閉塞状態を解除させない係止手段として好適であり、不正行為の防止を一層確実ならしめ得る。
上述した補給口開閉装置10は、蓋部材11を左右方向へスライドさせることで、筐体2の背板25に設けたメダル補給口25aに対する開放・閉塞の状態変換を行うものとしたが、変換のための手法は、これに限定されるものではなく、蓋部材11が縦方向にスライドして状態変換するものでも良い。或いは、蓋部材が完全に取り外されるものであっても構わない。
図7に示す第2構成例の補給口開閉装置10′は、蓋部材13が取付基板14に開設した導入開口141(メダル供給口25aに臨ませた開口)の前側に位置することで閉塞状態を、蓋部材13が導入開口141の前側から取り外されることで開放状態を生ぜしめるものである。なお、蓋部材13を取付基板14から取り外す手法として、蝶番機構等を用いても良いが、その場合、狭小なスロットマシン1の内部に、蓋部材13を回動させるための空間を予め確保しておかなければならず、効率がよいとは言えない。また、蓋部材13が取付基板14から不正に取り外された場合を考慮して、蓋部材13の取り外し履歴が残っていることが望ましい。
そこで、本構成例においては、蓋部材13の一側(例えば、右側)に上下2箇所の係止突部131,131を設けると共に、他側(例えば、左側)に複数(例えば、4箇所)のカシメ固定部132…を設けておき、取付基板14の前面側における導入開口141の右側縁近傍に上下2箇所の係止受部142,142を設けると共に、左側縁近傍に4箇所のカシメ固定受部143…を設け、蓋部材13の係止突部131,131を取付基板14の係止受部142,142へ嵌入して蓋部材13の右側を取付基板14に対して係止した状態で、蓋部材13の左側に設けたカシメ固定部132の一つと取付基板14のカシメ固定受部143とを固定する。
上記蓋部材13に設けたカシメ固定部132は、蓋部材13の左側縁から突出する切断部132aと、該切断部132aの突出側端部に設けられて前後方向のネジ孔を有する固定部132bとを備え、蓋部材13が取付基板14の導入開口141を閉塞する適正位置に取り付けられると、カシメ固定部132における固定部132bのネジ孔が、取付基板14のカシメ固定受部132が有するネジ孔と連通した状態となり、ワンウェイネジ133にて締着することで、蓋部材13のカシメ固定部132と取付基板14のカシメ固定受部143とが分離不能な固定状態となる。
そして、蓋部材13のカシメ固定部132と取付基板14のカシメ固定受部143とを締着したワンウェイネジ133は取り外すことができないので、蓋部材13を取付基板14から取り外すためには、カシメ固定部132における切断部132aをニッパー等で切断することにより、カシメ固定部132を蓋部材13本体から切り離さなければならない。従って、本構成例の補給口開閉装置10′における蓋部材13を取付基板14に固定する固定手段は、破壊しなければ固定状態を解除できない構成となる。
また、蓋部材13におけるカシメ固定部132と取付基板14におけるカシメ固定受部143との組合せは、予め複数組(例えば4組)用意してあるので、蓋部材13を取り外す際には固定状態となっている固定手段の切断部132aを切断し、改めて蓋部材13を取付基板14へ取り付ける際には、未だ固定状態にされていない別のカシメ固定部132とカシメ固定受部143とからなる固定手段を使って固定状態にすればよい。斯くすれば、蓋部材13の閉塞状態を解除した履歴を固定手段の破壊の痕跡として残すことができるので、固定手段の固定状態が解除された場合には、その破壊の痕跡から不正行為の実行を容易に確認できるので、不正行為に対する対応を的確に行うことが可能となる。
なお、本構成例の補給口開閉装置10′では、取付基板14から取り外した蓋部材13が紛失しないように、例えば、軟質樹脂等を帯状に成型した保持部材15によって取付基板14に保持されるようにした。また、固定手段を固着状態とするときに用いるワンウェイネジ133は、予め各カシメ固定部132の固定部132bに螺着した状態としておく。また、蓋部材13を閉塞状態としてスロットマシン1を出荷する場合には、何れかの固定手段を固定状態としておき、ネジ締めを行ったカシメ固定部132における固定部132bのネジ孔開口端を樹脂キャップ134で封止しておくと、出荷時から固定状態であった固定手段と他の固定手段とを識別できる。
上述した補給口開閉装置10,10′における蓋部材11,13は、筐体2のメダル補給口25aを閉塞することのみを主目的としていたが、蓋部材に他の機能を付加するようにしても良い。例えば、蓋部材を開放状態としたときには、メダル補給口25aからホッパーユニット5へメダルを良好に誘導できる機能を有していると、一層利便性の高いものとなる。図8に示す補給口開閉装置10″は、蓋部材16を開放状態に変換させると誘導手段として機能するものである。
補給口開閉装置10″の蓋部材16は、誘導底板部161とその両側部に蝶番機構等により連結された第1側板部162a,第2側板部162bからなり、筐体2の背板25の前側面に止着される取付基板17に設けた四角枠状の導入枠部171の前側開口を蓋部材16が閉塞することで閉塞状態となる(図8(1)を参照)。なお、蓋部材16は、誘導底板部161の下縁が前傾蝶番部163を介して導入枠部171に取り付けられており、蓋部材16は前側へ傾動自在である。蓋部材16を閉塞状態に固定するためには、例えば、閉塞状態における蓋部材16の上部に設けた止着孔165,165を介して、取付基板17の導入枠部171の上枠へビス等で止着するものとした。
また、閉塞状態の蓋部材16は、補助流下誘導部材18を着脱自在に保持するための第1保持部164aと第2保持部164bを備え、補助流下誘導部材18の第1側部181と第2側部182に各々設けた第1取付部183a,第2取付部183bが蓋部材16の第1,第2保持部164a,164bへ各々係合するように上方から落とし込むことで、補助流下誘導部材18を蓋部材16へ取り付けることができる。
また、蓋部材16における誘導底板部161の直下方には、支持部材19を設けてあり、蓋部材16を開放状態に変換させると、前傾させた誘導底板部161に支持部材19が当接することで、誘導底板部161を適切な傾動状態に保持する。なお、支持部材19は昇降調整部172によって上下位置を調整可能であり、支持部材19と誘導底板部161との当接位置を調整することによって、誘導底板部161の傾斜角度を随意に調整することができ、蓋部材の傾動状態を安定かつ良好に保つことが可能である。更に、支持部材19の内部には、振動発生装置191を配してあり、この振動装置191によって発生させた振動を蓋部材16へ伝達することができる。
次に、補給口開閉装置10″の蓋部材16を閉塞状態から開放状態へ変換する手順を説明する。先ず、図8(1)に示すように、蓋部材16から補助流下誘導部材18を取り外し、止着ネジを外して取付基板17との固定状態を解除した蓋部材16を前方へ傾動させる。続いて、図8(2)に示すように、前傾させた蓋部材16の第1,第2側板部162a,162bを上方へ折り返し、前傾した状態の誘導底板部161の左右両側から第1,第2側板部162a,162bが立ち上がる誘導路形成状態にすることで、蓋部材16によりメダル流下誘導路が形成される。このメダル流下誘導路上にメダル補給口25aからメダル補給部材9(例えば、蛇腹状の可撓性チューブ)を差し入れておけば、メダル補給部材9のメダル吐出口9aから吐き出されたメダルはメダル流下誘導路の下流(ホッパーユニット5)へ向けて流下して行くので、メダル補給部材9をホッパーユニット5まで引き込んだり、別途誘導手段を用意したりする必要が無く、補給されたメダルをホッパーユニット5へ誘導することが可能となる。
なお、本構成例の補給口開閉装置10″においては、図8(3)に示すように、誘導底板部161の左右両側から上向きに立ち上がった誘導路形成状態の第1,第2側板部162a,162bを該状態に保持すると共に、メダル流下誘導路から流下するメダルをホッパーユニット5のメダル貯留部へ確実に導くため、補助流下誘導部材18を用いるものとした。具体的には、補助流下誘導部材18の第1側部181と第2側部182に各々設けた第1取付部183a,第2取付部183bは、誘導路形成状態にある第1,第2側板部162a,162bの外面(閉塞時には前側であった面)に各々設けた第3保持部164c,第4保持部164dへ各々係合可能であり、補助流下誘導部材18の第1,第2取付部183a,183bを第1,第2保持部164c,164dの後方(閉塞時には下方)に開口する嵌入口へ合わせて前方(閉塞時には上方)へスライドさせることで、メダル流下誘導路の下流側上部に補助流下誘導部材18を位置させるのである。
このように補助流下誘導部材18を蓋部材16へ取り付けた状態においては、補助流下誘導部材18の天板部184がメダル流下誘導路の下流側上部にあるため、流下勢で跳ね上がったメダルは天板部184に当たって下向きに誘導されるし、この天板部184の先端から下方へ傾斜する誘導傾斜部185を設けてあるため、ホッパーユニット5のメダル貯留部を越えて前方へ飛び出しそうな勢いのメダルは補助流下誘導部材18の誘導斜板部185に当たり、ホッパーユニット5のメダル貯留部へ落下することとなる。すなわち、補助流下誘導部材18を用いることで、メダル流下誘導路からホッパーユニット5のメダル貯留部へのメダル誘導を一層確実ならしめることができる。
なお、本構成例の補給口開閉装置10″においては、蓋部材16の誘導底板部161に対して、支持部材19内の振動発生装置191によって振動を与えることができるので、メダル流下誘導路内で生じたメダル詰まり等を自動解消することも可能である。例えば、ホッパーユニット5におけるメダル貯留部が空になると、ホッパーユニット5からメダルが払い出されないため、スロットマシン1の制御装置8がメダルの払出動作を指令したにも拘わらず、払い出されたメダルを検知する払出センサがONにならなければ、ホッパーユニット5にメダル切れが生じている蓋然性が高いことを制御装置8で把握でき、メダル自動補給システムが導入されているのに、必要なる量のメダルがホッパーユニット5へ補給されていないということは、当該スロットマシン1における補給口開閉装置10″の不具合、すなわち、メダル流下誘導路内でメダル詰まりが生じた可能性が高いので、振動発生装置191を作動させて蓋部材16に振動を与えれば、メダル流下誘導路内のメダル詰まりを解消させることができる。
このようなメダル詰まり自動解消制御に際しては、ホッパーユニット5からメダルが払い出されるまで(払出センサがONになるまで)振動発生装置191の連続的に作動させても良いし、間歇的に作動させても良い。また、メダル流下誘導路にメダルの有無を検知するセンサを設けておき、メダル流下誘導路内に所定時間(1回のメダル補給に要する平均的な時間よりも若干長い時間)以上続けてメダルの存在をセンサが検知していた場合をメダル詰まりを判定して振動発生装置191を作動させ、メダル流下誘導路内にメダルが無くなったことをセンサが所定時間以上検知した場合をメダル詰まり解消と判定して振動発生装置191を停止させるような制御としても良い。或いは、スロットマシン1におけるボーナスゲーム(メダルの自動補給が行われる可能性が高い遊技状態)中には、継続して振動発生装置191を作動させても良いし、遊技状態に関係なく、振動発生装置191を常時作動させても良い。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は全て例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
スロットマシンの正面図である。 スロットマシンの背面図である。 スロットマシンにおける筐体の正面図である。 (a)は蓋部材と取付基板とを分離した状態の補給口開閉装置の後方から見た斜視図である。(b)は蓋部材を閉塞状態とした補給口開閉装置の後方から見た斜視図である。 蓋部材と取付基板とを分離した状態で前方から見た斜視図である。 (a)は蓋部材を閉塞状態とした補給口開閉装置の背面図である。(b)は蓋部材を閉塞状態とした補給口開閉装置の正面図である。 第2構成例の補給口開閉装置の斜視図である。 第3構成例の補給口開閉装置を閉塞状態から開放状態へ変換する説明図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 筐体
25 背板
25a メダル補給口
5 ホッパーユニット(メダル払出装置)
10 補給口開閉装置
11 蓋部材
12 取付基板

Claims (6)

  1. 遊技に用いるメダルを貯留可能なメダル貯留部を有するメダル払出装置を筐体内部に備えるスロットマシンにおいて、
    前記筐体の背板に、外部から前記メダル払出装置へメダルを自動補給するためのメダル補給口を形成し、
    前記メダル補給口を閉塞可能な所要形状の蓋部材を、前記メダル補給口を開放した開放状態と、前記メダル補給口を閉塞した閉塞状態とに相互変換可能に設けたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記蓋部材の閉塞状態を筐体の外部から解除不能に固定する固定手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記固定手段は、破壊しなければ固定状態を解除できない構成として、予め複数設けておき、蓋部材の閉塞状態を解除した履歴を固定手段の破壊の痕跡として残すようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 前記メダル補給口に対して前記蓋部材をスライド可能に保持する保持手段を設け、蓋部材がスライド移動することで、開放状態と閉塞状態とに変換するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のスロットマシン。
  5. 前記蓋部材は、下縁を支軸として前記メダル払出装置側に傾倒することで開放状態へ変換するものとし、当該開放状態における蓋部材は、補給されたメダルを前記メダル払出装置へ誘導する誘導手段として機能するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のスロットマシン。
  6. 前記メダル補給口の下方部に支持部材を設け、前記開放状態にある蓋部材を支持するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のスロットマシン。
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