JP2008067373A - 映像補正方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 品質低下なしに映像の補正性能を向上し得る映像補正方法及び装置を提供する。
【解決手段】 入力映像の輝度ヒストグラムに基づく累積密度関数を作成するステップと、互いに異なる複数の輝度調整関数にそれぞれ適用される補正パラメータを前記累積密度関数から算出するステップと、前記複数の補正パラメータと前記輝度調整関数を用いて前記入力映像の輝度を調整するステップとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像補正方法及び装置に関し、より詳しくは、品質低下なしに映像の補正性能を向上し得る映像補正方法及び装置に関する。
デジタルカメラのような映像取得装置を通じてユーザに提供される情報は、単にテキスト情報のみ含むだけでなく、停止画、動画、サウンドなど多様なコンテンツを含む。特に、多様な形態のマルチメディア情報のうち動画は、次世代VODサービスや対話型サービス(インタラクティブサービス)の基盤になっているため、関連標準案に関する研究が活発に行われている。
デジタル電子工学技術の発電により、従来のアナログデータはデジタル化されつつあり、これによって、膨大なデータを効率的に扱うために多様なデジタル映像資料の処理技術が登場するようになった。このようなデジタル映像処理技法の長所は次の通りである。
第一に、アナログ映像処理装置が本来のアナログ信号を処理するにあたって不要な雑音が必然的に加えられるため、このような処理過程を経て提供されるアナログ信号は画質の劣化をもたらす。反面、デジタル映像処理装置ではアナログ映像処理装置に比べて画質の劣化が発生しない。
第二に、信号をデジタル化して処理するのでコンピュータによる信号処理が可能になる。すなわち、コンピュータによって映像信号を処理することで映像情報を圧縮するなど多様な映像処理が可能になる。
現在、LCD、PDP、OLEDなど大概のデジタル映像信号表示装置ではRGBカラーモデルを採用している。
カラーモデル(またはカラー空間)とは、或るカラーと他のカラーとの関係を表現する方法である。互いに異なる映像処理システムはそれぞれ異なる理由によって互いに異なるカラーモデルを使用する。RGBカラー空間は互いに加算し得る三原色の赤(以下、「R」と表記する)、緑(以下、「G」と表記する)、青(以下、「B」と表記する)で構成される。これらカラーの分光要素が付加的に結合されてカラーを作り出す。
RGBモデルは各軸の頂点が赤、緑、青の3次元立方体で表現され、その原点には黒色が位置し、白色は立方体の反対側の端部分に位置する。すなわち、白色は、3個の軸のうちから二つの軸による第1対角線および残りの軸によって形成される第2対角線上で原点の反対側に位置する。例えば、カラーチャネル当たり8ビットを有する24ビットカラーグラフィックシステムで赤色は(255,0,0)で表される。
RGBモデルはコンピュータグラフィックシステムの設計を簡単にするものの、すべてのアプリケーションに理想的なわけではない。それは、赤、緑、青のカラー要素の相互連関性が非常に大きいためである。ヒストグラム平滑化のような多様な映像処理技術は映像の明暗度要素のみで進行される。したがって、RGB映像は明暗度映像に頻繁に変換される必要がある。映像をRGBカラーから明暗度等級に変換するためには、通常各成分に1/3を乗じて足した値、すなわち平均値を使用するが、NTSC標準にしたがって下記数学式(1)を使用することもある。
Y=0.288R+0.587G+0.114B (1)
このようなRGBサブ画素に基づく映像表現技法に関する技術分野の1つとして映像品質を改善するための技術が持続的に研究されている。映像品質を改善するために従来には映像全体の明るさを調整したり、ヒストグラム平滑化を行った。
しかし、映像全体の明るさを調整する場合、暗い領域の明るさは改善できるが、明るい領域では飽和状態になって情報が損失される問題がある。また、ヒストグラム平滑化は実行時間が短いものの、出力映像の品質が低下する問題がある。この他にもレティネックスアルゴリズムを使用する方法があるが、所望する品質の映像を得るためには大サイズのフィルタを使用しなければならないので計算量が多くなるという短所がある。
そこで、さまざまな発明(例えば、特許文献1)が提示されたが、上記問題は依然として解決できていない。
韓国特許公開第2004−080456号公報
本発明は上記問題を解決するために案出されたもので、その目的は、品質低下なしに映像の補正性能を向上し得る映像補正方法及び装置を提供することにある。
しかし、本発明の目的は上記に言及した目的に制限されず、言及していないさらなる目的は下記によって当業者に明確に理解できる。
上記目的を達成するために本発明の実施形態による映像補正方法は、入力映像の輝度ヒストグラムに基づく累積密度関数を作成するステップ、互いに異なる複数の輝度調整関数にそれぞれ適用される補正パラメータを前記累積密度関数から算出するステップ、及び前記複数の補正パラメータと前記輝度調整関数を用いて前記入力映像の輝度を調整するステップを含む。
また、上記目的を達成するために本発明の実施形態による映像補正装置は、入力映像の輝度ヒストグラムに基づく累積密度関数を作成する映像分析部、互いに異なる複数の輝度調整関数にそれぞれ適用される補正パラメータを前記累積密度関数から算出する補正パラメータ算出部、及び前記複数の補正パラメータと前記輝度調整関数を用いて前記入力映像の輝度を調整する映像処理部を含む。
その他、実施形態の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれ、本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は添付する図面とともに詳述する実施形態を参照すれば明確になる。
本発明による映像補正装置及び方法によれば、次のような効果が1つあるいはそれ以上ある。
入力映像の累積密度関数を用いることで入力映像に適応的に補正パラメータを設定することができる。
入力映像に適応的に補正パラメータを設定することで映像補正性能を向上することができる。
複数の輝度調整関数を使用するので、低輝度領域及び高輝度領域をより細密に補正し得、より自然な最終映像を得ることができる。
本発明は以下に開示する実施形態に限定されず、相異なる多様な形態で実現できる。本実施形態は、本発明の開示を完全なものにし、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を知らせるために提供するものであって、本発明は請求項の範疇によってのみ定義される。また、明細書全体において同じ参照符号は同じ構成要素を示す。
以下では添付するブロック図または処理フローチャートに関する図面を参照して本発明の実施形態による映像補正方法及び装置について説明する。このとき、処理フローチャートの各ブロックとフローチャートの組み合せは、コンピュータプログラムインストラクションによって行われる。
これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載できるので、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサによって行われるインストラクションはフローチャートブロックで説明する機能を行う手段を生成する。これらコンピュータプログラムインストラクションは、特定方式で機能を実現するために、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備が備えられるコンピュータによって利用可能または読取可能なメモリに格納できるので、そのコンピュータによって利用可能または読取可能なメモリに格納されたインストラクションは、フローチャートブロックで説明する機能を行うインストラクション手段を含む製造品目の生産に用いることもできる。
また、コンピュータプログラムインストラクションは、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載できるので、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作ステップが行われ、コンピュータで実行されるプロセスを生成してコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備の機能を行うインストラクションは、フローチャートブロックで説明する各ステップの機能を実行することもできる。
また、各ブロックは特定した論理的機能を実行するための1つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を表すことができる。また、複数の代替実行例ではブロックで言及した機能が順序から外れて行われ得ることに注目しなければならない。例えば、連続して図示されている2つのブロックは、実質的に同時に行われたり、または場合によってそのブロックが該当する機能に応じて逆順に行われることも可能である。
図1は、本発明の実施形態による映像補正装置100の構成を示すブロック図である。図示のように、映像補正装置100は、映像入力部110、映像分析部120、前処理部130、補正パラメータ算出部140、映像処理部150及びディスプレイ部160を含んで構成できる。
映像入力部110は、所定の映像ソースから映像(停止画または動画)を受信する。ここで、前記入力映像自体がRGB形態の信号からなる場合もあるが、YCbCrなど他の信号フォーマットからなる場合もある。
入力映像がRGB形態の信号からなる場合、映像入力部110は前記RGB形態の入力映像を輝度信号と色信号とに区分される形態、例えばHSV形態に変換する。すなわち、映像入力部110はRGB色空間を色、彩度、輝度で定義されるHSV色空間に変換する。このとき、色空間変換のために下記数学式(2)のような計算式が用いられる。
Figure 2008067373
前記数学式(2)は、R、G、Bがそれぞれ0.0(最小)ないし1.0(最大)の間の値を有するとき、(R,G,B)値と同じ(H,S,V)値を示したもので、MAXは(R,G,B)の最大値を示し、MINは(R,G,B)の最小値を示す。
映像分析部120は入力映像の輝度情報を用いて前記入力映像の確率密度関数(PDF)を作成し、前記確率密度関数(以下、「輝度ヒストグラム」という)の積分演算を通じて前記入力映像の累積密度関数を作成する。このために映像分析部120はヒストグラム分析部121と累積密度関数分析部122とを含んで構成される。
ヒストグラム分析部121は、入力映像の輝度情報を用いて前記入力映像の輝度ヒストグラムを作成し、前記輝度ヒストグラムを代表し得るパラメータを計算する。
図2は、或る映像に対して作成した輝度ヒストグラムを示す図である。輝度ヒストグラムの横軸は入力映像を構成する画素の輝度値を表す。輝度値は、例えば8ビット映像の場合、0ないし255の間の値を有する。そして、縦軸は各輝度値に対して発生する頻度を表す。前記横軸は下位帯域、中間帯域、上位帯域に分けられる。下位帯域と中間帯域との境界Lは、例えば輝度ヒストグラムの下位25%に該当する輝度値を示すものとすることができ、中間帯域と上位帯域との境界Hは輝度ヒストグラムの上位25%に該当する輝度値を示すものとすることができる。また、下位帯域は第1下位帯域と第2下位帯域とに細分化でき、上位帯域は第1上位帯域と第2上位帯域とに細分化できる。このとき、第1下位帯域と第2下位帯域との境界LLは、例えば輝度ヒストグラムの下位15%に該当する輝度値で指定でき、第1上位帯域と第2上位帯域との境界HHは、輝度ヒストグラムの上位15%に該当する輝度値で指定できる。
輝度ヒストグラムを代表するパラメータには、例えば上位帯域に含まれる画素の総数、中間帯域に含まれる画素の総数、下位帯域に含まれる画素の総数、第1下位帯域に含まれる画素の総数、第2下位帯域に含まれる画素の総数、第1上位帯域に含まれる画素の総数、第2上位帯域に含まれる画素の総数が含まれる。
図1によれば、ヒストグラム分析部121は前記輝度ヒストグラムに基づいて前記パラメータを計算し、計算したパラメータを分析して、入力映像が所定個数の代表モデルのうちいずれの代表モデルに該当するかを判断する。ここで、図3を参照して代表モデルについて説明する。
図3は、入力映像を6つの代表モデルに分類した例を示す図である。ここで、モデルAは中間帯域に属する画素数が多く、上位帯域及び下位帯域に属する画素数が少ない映像を代表する。モデルBは均した輝度値分布を有する映像を代表する。モデルCはグラフィック作業によって生成された映像のように不連続輝度値が多い映像を代表する。モデルDは下位帯域及び上位帯域に属する画素数が多い映像、すなわち、高コントラストを表す映像を代表する。モデルEは上位帯域に属する画素数が多く、下位帯域及び中間帯域に属する画素数が少ない映像、すなわち、明るい映像を代表する。モデルFは下位帯域に属する画素数が多く、中間帯域及び上位帯域に属する画素数が少ない映像、すなわち、暗い映像を代表する。
前記モデルは入力映像の輝度ヒストグラムを基盤に6つに分類されたものであるが、その分類数及びモデル形態はより細分化されたり単純化されることができる。例えば、モデルDの場合、モデルD−1とモデルD−2とに細分化できる。ここで、モデルD−1は第1下位帯域及び上位帯域に属する画素数が多い映像、すなわち、ダークシャドウ領域とハイライト領域とを含む映像を代表する。そして、モデルD−2は第2下位帯域及び上位帯域に属する画素数が多い映像、すなわち、シャドウ領域とハイライト領域とを含む映像を代表する。
また、モデルEの場合、モデルE−1とモデルE−2とに細分化できる。ここで、モデルE−1は第1上位帯域に属する画素数が多い映像、すなわち、ハイライト映像を代表する。そしてモデルE−2は第2上位帯域に属する画素数が多い映像、すなわち、輝度が飽和された映像を代表する。
また、モデルFの場合、モデルF−1とモデルE−2とに細分化できる。ここで、モデルF−1は第1下位帯域に属する画素数が多い映像、すなわち、ダークシャドウ映像を代表し、モデルF−2は第2下位帯域に属する画素数が多い映像、すなわち、シャドウ映像を代表する。
図1によれば、ヒストグラム分析部121は各パラメータを予め決められた臨界値と比較して入力映像を分類する。具体的に、入力映像の輝度ヒストグラムを分析した結果、上位帯域に属する総画素数が全体画素数に対する臨界比率(例えば、25%)より大きく、下位帯域に属する総画素数が前記臨界比率以内であれば、前記入力映像はEタイプのモデルに分類できる。このとき、第1上位帯域に属する総画素数が第2上位帯域に属する総画素数より多ければ、前記入力映像はE−1タイプのモデルに分類できる。もし、第2上位帯域に属する総画素数が第1上位帯域に属する総画素数より多ければ、前記入力映像はE−2タイプのモデルに分類できる。
入力映像の輝度ヒストグラムを分析した結果、上位帯域に属する総画素数が前記臨界比率以内で、下位帯域に属する総画素数が前記臨界比率より大きければ、前記入力映像はFタイプのモデルに分類できる。このとき、第1下位帯域に属する総画素数が第2下位帯域に属する総画素数より多ければ、前記入力映像はF−1タイプのモデルに分類できる。もし、第2下位帯域に属する総画素数が第1下位帯域に属する総画素数より多ければ、前記入力映像はF−2タイプのモデルに分類できる。
一方、上位帯域に属する総画素数及び下位帯域に属する総画素数が全て前記臨界比率より大きければ、入力映像はDタイプのモデルに分類できる。
図1によれば、累積密度関数分析部122は入力映像の輝度ヒストグラムに対する積分演算を通じて前記入力映像の累積密度関数(Cumulative Density Function:CDF)を作成する。
図4は或る入力映像の輝度ヒストグラムに基盤して作成した累積密度関数を示す図である。累積密度関数の横軸は入力映像の輝度値を表し、縦軸は各輝度値に対して発生する頻度の累積値を表す。図4の場合、輝度値が増加するほど累積密度関数値(以下、「CDF値」という)の上昇幅(増加率)が減少することを確認することができる。これは入力映像を構成する画素の大部分が低い輝度値を有するためである。
図1によれば、前処理部130は入力映像の輝度を調整するための複数の前処理関数の中から選択された前処理関数を用いて入力映像の輝度を増加させる。このとき、前処理部130は低い輝度値を有する画素が多く含まれている映像であるほど輝度をさらに多く増加させるのが好ましい。このように、入力映像の種類によって輝度増加程度を異にするためには、入力映像の累積密度関数で所定の輝度値に対応するCDF値Deltaをパラメータとして前処理関数を選択するのが好ましい。
具体的に、前処理部130は累積密度関数の下位帯域に属する輝度値のうち、所定の輝度値Pに対応するCDF値Deltaを前処理関数選択のためのパラメータとして選定する。前処理関数選択のためのパラメータが選ばれれば、前処理部130は複数の前処理関数の中から前記パラメータに対応する前処理関数を選択する。例えば、累積密度関数を通じて選ばれたパラメータが100の場合、前処理部130はパラメータが100の場合に対応する前処理関数を選択する。そして、前処理部130は選択された前処理関数に基づいて入力映像を構成する各画素の輝度を増加させる。
より具体的な説明のために図5を参照して説明する。ここで、図5は累積密度関数を通じて選ばれたパラメータDeltaによる前処理関数を示す図である。前処理関数の横軸は入力される輝度値を表し、縦軸は入力される輝度値に対応して出力される輝度値を表す。図5は輝度値の範囲を0〜1に標準化して示したものである。図5を参照すれば、前処理関数の具体的な形態は多少異なるが、全般的にログ関数の形態であることが分かる。このような前処理関数によって、入力映像を構成する各画素の輝度をいくつに増加させるべきかが分かる。例えば、累積密度関数を通じて選ばれたパラメータDeltaがDelta_maxの場合に対応する前処理関数の場合、輝度値が0.1の画素に対しては該当画素の輝度値を0.3に増加させる。そして、輝度値が0.6の画素に対しては該当画素の輝度値を0.8に増加させる。このような前処理関数を用いて輝度が増加された入力映像は後述する映像処理部150に提供される。
図1によれば、補正パラメータ算出部140は、後続して輝度調整関数を用いて入力映像を構成する各画素の輝度が補正されるとき、前記輝度調整関数に適用される補正パラメータを算出する。ここで、補正パラメータとは、輝度調整関数に適用される加重値を意味する。すなわち、補正パラメータは輝度調整関数を用いて入力映像の輝度を調整するとき、輝度をいくつに調整するかを決定する。このような補正パラメータは入力映像で低輝度領域の輝度を補正するのに必要な補正パラメータと(以下、「第1補正パラメータ」という)、入力映像で高輝度領域の輝度を補正するのに必要な補正パラメータ(以下、「第2補正パラメータ」という)を含む。第1補正パラメータは前記入力映像の累積密度関数を用いて求められる。そして、第2補正パラメータは前記第1補正パラメータから求められる。ここで、「低輝度領域」とは、所定臨界値以内の輝度値を有する画素を含む領域を意味する。そして「高輝度領域」とは、前記臨界値より大きい輝度値を有する画素を含む領域を意味する。このとき、前記臨界値は輝度調整関数によって決定できる。
次に、入力映像の累積密度関数を用いて第1補正パラメータを算出する方法を説明する前に、本発明の実施形態による輝度調整関数について説明する。
図6は本発明の実施形態による輝度調整関数R(x)を示す図である。輝度調整関数R(x)の横軸は入力映像を構成する画素の輝度値を表す。そして、縦軸は横軸に位置した輝度値の変更される輝度値を表す。横軸及び縦軸で、輝度値の範囲は0〜1の範囲に標準化して表すことができる。輝度調整関数R(x)は入力映像を構成する各画素の輝度をいくつに増加させるべきかを示す。このような輝度調整関数R(x)は最小輝度値から所定の輝度値Pまで増加し、前記所定の輝度値Pから最大輝度値まで減少する形態を有する。具体的に、前記輝度調整関数は最小輝度値から所定の輝度値Pまで線形に増加し、前記所定の輝度値Pから最大輝度値まで線形に減少する形態を有することができる。他の例として、前記輝度調整関数は最小輝度値から所定の輝度値まで単調増加し、前記所定の輝度値Pから最大輝度値まで単調減少する非線形関数が使われる。以下、本明細書では最小輝度値から所定の輝度値Pまで線形に増加し、前記所定の輝度値Pから最大輝度値まで線形に減少する形態の輝度調整関数を例えて説明する。下記数学式(3)は輝度調整関数によって出力される輝度値を数学的に表したものである。下記数学式(3)でLinは入力映像の輝度値を示す。
Figure 2008067373
本発明の実施形態によれば、Pの位置が互いに異なる複数の輝度調整関数が使われる。図7はP、P、Pの位置が互いに異なる3つの輝度調整関数R(x)、R(x)及びR(x)を示す図である。以下の説明では図7に示した輝度調整関数が使われる場合を実施形態として説明する。
図7のように複数の輝度調整関数が使われる場合、各輝度調整関数別に適用される第1補正パラメータはPの大きさに比例して決定されるのが好ましい。具体的に、第1輝度調整関数R(x)の第1補正パラメータをW、第2輝度調整関数R(x)の第1補正パラメータをW、第3輝度調整関数R(x)の第1補正パラメータをWとする。このとき、P〉P〉Pであるので、各輝度調整関数の第1補正パラメータはW〉W〉Wであるのが好ましい。このような条件を満足するために、W、W、Wは入力映像の累積密度関数を用いて算出できる。
具体的に、図8を参照すれば、第1輝度調整関数R(x)に対する第1補正パラメータWは、P及び、Pに対応するCDF値を座標値とする点A(P,CDF)と、原点を通過する直線の勾配(CDF/P)で決定できる。そして、第2輝度調整関数R(x)に対する第1補正パラメータWは、P及び、Pに対応するCDF値を座標値とする点B(P,CDF)と、原点を通過する直線の勾配(CDF/P)で決定できる。そして、第3輝度調整関数R(x)に対する第1補正パラメータWは、P及び、Pに対応するCDF値を座標値とする点C(P,CDF)と、原点を通過する直線の勾配(CDF/P)で決定できる。このように、各輝度調整関数に適用される第1補正パラメータをPに比例するように設定すれば、各輝度調整関数を用いて入力映像の低輝度領域が補正された低輝度補正映像を得たとき、前記低輝度補正映像から部分的に階調逆転現状が現れるのを防止することができる。
また、入力映像の累積密度関数を用いて各輝度調整関数の第1補正パラメータを算出すれば、入力映像に適応的に第1補正パラメータを決定できる。具体的な説明のために図8と図9を参照する。図8に示された累積密度関数は、輝度値が増加するほどCDF値の上昇幅(増加率)が減少するのを確認することができる。すなわち、図8に示された累積密度関数は、画素値が小さい画素を多く含む入力映像に対する累積密度関数であることが分かる。これに比べて図9に示された累積密度関数は、輝度値が増加するほどCDF値の上昇幅(増加率)が増加するのを確認することができる。すなわち、図9に示された累積密度関数は、画素値が大きい画素を多く含む入力映像に対する累積密度関数であることが分かる。このとき、図8に示された各直線の勾配と、図9に示された各直線の勾配とを比較してみれば、その勾配が互いに異なることが分かる。
前述した方法によって各輝度調整関数の第1補正パラメータが設定されれば、各第1補正パラメータを用いて各輝度調整関数の第2補正パラメータを計算することができる。例えば、第1輝度調整関数R(x)の第2補正パラメータをW、第2輝度調整関数R(x)の第2補正パラメータをW、第3輝度調整関数R(x)の第2補正パラメータをWとする。このとき、W、W、Wは下記数学式(4)によって算出できる。
Figure 2008067373
他の実施形態として、W、W、Wは下記数学式(5)で決定されることもできる。
Figure 2008067373
以上、本発明の実施形態による輝度調整関数と、各輝度調整関数に対応する補正パラメータを算出する方法について説明した。上記例では輝度調整関数の数が3つの場合を例えて説明したが、輝度調整関数の数は上記例に限定されず、これよりさらに多くの数の輝度調整関数が使われることもある。また、上記例ではPの各位置が固定された場合に限って第1補正パラメータを算出する方法を説明したが、Pの各位置は入力映像の種類によって変更されることもあり得る。例えば、低い画素値を有する画素の数が多い映像の場合、Pの各位置は下位帯域側に位置できる。これに比べて高い画素値を有する画素の数が多い映像の場合、Pの各位置は上位帯域側に位置できる。
図1によれば、映像処理部150は多数の輝度調整関数、及び各輝度調整関数に対応する補正パラメータを用いて、入力映像の輝度を輝度別に補正する。映像処理部150についてのより具体的な説明のために図10を参照する。
図10は図1の映像処理部150をより詳細に示すブロック図である。示された映像処理部150は補正映像生成部910、フィルタ部920、合成部930、中間映像生成部940及び最終映像生成部950を含んで構成できる。
補正映像生成部910は、互いに異なる複数の輝度調整関数及び補正パラメータ算出部140によって算出された補正パラメータを用いて入力映像の輝度を補正する。具体的に、補正映像生成部910は第1補正映像生成部911及び第2補正映像生成部912を含んで構成される。
まず、第1補正映像生成部911は、互いに異なる複数の輝度調整関数R(x),R(x),R(x)と、前記複数の輝度調整関数にそれぞれ対応する第1補正パラメータW,W,Wとを用いて入力映像の輝度を補正する。すなわち、第1補正映像生成部911は入力映像の輝度値Linを輝度補正関数R(x)に代入した後、ここに前記輝度補正関数R(x)に対応する第1補正パラメータWを乗じる。その結果、輝度が補正された複数の第1補正映像を生成する。このとき、第1補正映像の輝度は下記数学式(6)のように表される。
Figure 2008067373
輝度が補正された複数の第1補正映像は、後述する第1合成部960に提供される。
次に、第2補正映像生成部912は、互いに異なる複数の輝度調整関数R(x),R(x),R(x)と、前記複数の輝度調整関数にそれぞれ対応する第2補正パラメータW,W,Wとを用いて入力映像の輝度を補正する。具体的に、第2補正映像生成部912は、入力映像の輝度値Linを輝度補正関数R(x)に代入した後、ここに前記輝度補正関数R(x)に対応する第2補正パラメータWn+3を乗じる。その結果、輝度が補正された複数の第2補正映像を生成する。このとき、第2補正映像の輝度は下記数学式(7)のように表される。
Figure 2008067373
輝度が補正された複数の第2補正映像は後述する第1合成部960に提供される。
一方、フィルタ部920は互いに異なる複数の輝度調整関数にそれぞれ対応する帯域通過関数を用いて入力映像をフィルタリングする。このためにフィルタ部920は第1フィルタ部921及び第2フィルタ部922を含んで構成される。
まず、第1フィルタ部921は各輝度調整関数R(x)に対応する第1帯域通過関数S(x)を用いて入力映像をフィルタリングする。ここで、図11を参照して、各輝度調整関数に対応する第1帯域通過関数について説明する。
図11は各輝度調整関数R(x),R(x),R(x)に対応する第1帯域通過関数S(x),S(x),S(x)を示す図である。図11に示された第1帯域通過関数S(x)は下記数学式(8)のように表される。
Figure 2008067373
数学式(8)でLinは入力映像の輝度値を示す。数学式(8)のように第1帯域通過関数は、入力映像の輝度値のうちPより小さい輝度値のみ通過させる。前記第1帯域通過関数を用いて入力映像をフィルタリングすれば、入力映像に比べてぼかした(blurring)映像(以下、「第1フィルタリング映像」という)が得られる。このように入力映像をぼかす理由は、各輝度調整関数によって明るさが調整された第1補正映像を互いに合成したとき、品質が低下されることを防止するためである。前述した第1帯域通過関数は低域通過フィルタで実現できる。大サイズの空間低域通過フィルタを実現しにくい場合、入力映像の大きさを減少させた後、小サイズ、例えば5×5サイズのガウシアンマスクを使用して入力映像をぼかした後、補間法を用いて元映像サイズに復元する方法を使用することができる。以下の説明では、それぞれの低域通過フィルタを経てぼかした映像をSn_LPFという。
各輝度調整関数に対応する第1帯域通過関数を用いて入力映像をフィルタリングすれば、複数の第1フィルタリング映像が得られる。複数の第1フィルタリング映像は後述する合成部930に提供される。後述する合成部930は各第1フィルタリング映像の輝度値と、前記各第1フィルタリング映像に対応する第1補正映像の輝度値とを乗じて複数の第1サブバンド映像を生成する。ここで、第1サブバンド映像の輝度は下記数学式(9)のように表される。
Figure 2008067373
次に、第2フィルタ部922は各輝度調整関数Rに対応する第2帯域通過関数Hを用いて入力映像をフィルタリングする。ここで、図12を参照して、各輝度調整関数に対応する第2帯域通過関数について説明する。
図12は各輝度調整関数R,R,Rに対応する第2帯域通過関数H(x),H(x),H(x)を示す図である。図12に示された第2帯域通過関数は下記数学式(10)のように表される。
Figure 2008067373
数学式(10)でLinは入力映像の輝度値を示す。数学式(10)のように第2帯域通過関数は、入力映像の輝度値のうちPより大きい輝度値のみ通過させる。すなわち、P以内の輝度値を遮断する。数学式(10)のHが低域通過フィルタを経た映像をHn_LPFとし、これは1−Sn_LPFで求められる。
各輝度調整関数に対応する第2帯域通過関数を用いて入力映像をフィルタリングすれば、複数の第2フィルタリング映像が得られる。複数の第2フィルタリング映像は後述する合成部930に提供される。後述する合成部930は各第2フィルタリング映像の輝度値と、前記各第2フィルタリング映像に対応する第2補正映像の輝度値とを乗じて複数の第2サブバンド映像を生成する。ここで、第2サブバンド映像の輝度は下記数学式(11)のように表される。下記数学式(11)でLinは入力映像の輝度値を示す。
Figure 2008067373
合成部930は、上記数学式(9)で言及したように、複数の第1サブバンド映像を生成した後、各第1サブバンド映像の輝度を互いに合成する。その結果、入力映像で低輝度領域の輝度が補正された低輝度補正映像を生成する。このとき、低輝度補正映像の輝度LShadowは下記数学式(12)のように表される。
Figure 2008067373
また、合成部930は、上記数学式(11)で言及したように、複数の第2サブバンド映像を生成した後、各第2サブバンド映像の輝度を互いに合成する。その結果、入力映像で高輝度領域の輝度が補正された高輝度補正映像を生成する。このとき、高輝度補正映像の輝度LHighlightは下記数学式(13)のように表される。
Figure 2008067373
合成部930によって生成された低輝度補正映像及び高輝度補正映像は後述する中間映像生成部940に提供される。
中間映像生成部940は入力映像の明るさLinに低輝度補正映像の輝度LShadowを加算して、高輝度補正映像の輝度LHighlightを減算する。その結果、低輝度領域の輝度及び高輝度領域の輝度が全て補正された中間映像を生成する。ここで、中間映像の輝度Lmixは下記数学式(14)のように表される。
Figure 2008067373
最終映像生成部950は入力映像の輝度Linと、中間映像の輝度Lmixとにそれぞれ所定の加重値を適用した後、合算して最終映像を生成する。このとき、最終映像の輝度Loutは下記数学式(15)のように表される。
Figure 2008067373
数学式(15)でαは入力映像の輝度と中間映像の輝度をそれぞれどの程度の割合で合成するかを決定する加重値で、0≦α≦1の値を有する。
この後、最終映像生成部950は最終映像の色情報を調整する。
具体的に、最終映像生成部950は、入力映像の彩度を調整する関数F(x)に入力映像の輝度値Linを代入した後、ここに所定の利得αを乗じて、増加させる彩度量αF(Lin)を決定する。この後、最終映像生成部950は、前記決定された彩度量αF(Lin)を入力映像の彩度Cinに足すことによって、下記数学式(16)のように、最終映像の彩度Coutを計算する。
Figure 2008067373
最終映像の彩度を調整するとき、最終映像生成部950は入力映像の色値は固定させた状態で、入力映像の輝度を補正するための補正パラメータαに比例して最終映像の彩度を増加させることができる。このとき、色値を固定させる理由は色感の歪曲が発生しないようにしたり、入力映像の歪曲された色情報を補正するための処理が追加できる。
最終映像の色情報が調整されれば、最終映像生成部950はHVS形態の信号からなる最終映像をRGB形態の信号に変換する。
ディスプレイ部160は、RGB形態の信号に変換された最終映像をディスプレイする。このようなディスプレイ部160はLCD、PDP、LED、OLED、Flexible displayなどの多様なディスプレイ手段によって実現できる。
次に、図13を参照して図1の映像補正装置100を構成する構成要素間の動作過程について説明する。
図13は図1の映像補正装置100による映像補正方法を示すフローチャートである。
まず、映像入力部110は入力映像を受信する(S11)。
次に、映像分析部120は前記入力映像の輝度情報から輝度ヒストグラムを生成し、前記輝度ヒストグラムに対する積分演算を通じて前記入力映像の累積密度関数を作成する(S12)。
この後、補正パラメータ算出部140は互いに異なる複数の輝度調整関数にそれぞれ適用される補正パラメータを前記累積密度関数から算出する(S13)。前記S13ステップは、前記入力映像で低輝度領域の輝度を補正するのに必要な複数の第1補正パラメータを算出するステップと、前記入力映像で高輝度領域の輝度を補正するのに必要な複数の第2補正パラメータを算出するステップとからなり得る。前記輝度調整関数は前記入力映像の輝度値に対する変更される輝度値を表す関数で、特定の臨界値P以内の輝度値を線形に増加させ、前記臨界値Pより大きい輝度値を線形に減少させる。前記第1補正パラメータは前記臨界値のうち最大臨界値と、前記臨界値に対応するCDF値を座標値とする点及び原点を通る直線の勾配で決められる。そして、前記第2補正パラメータは前記第1補正パラメータとの合計が1になるように決められる。
補正パラメータが算出されれば、映像処理部150は前記補正パラメータ及び前記複数の輝度調整関数を用いて入力映像の輝度を補正する(S14)。前記S14ステップは、低輝度領域の輝度が補正された低輝度補正映像を生成するステップと、高輝度領域の輝度が補正された高輝度補正映像を生成するステップと、前記入力映像の輝度に前記低輝度補正映像の輝度を加算した後に前記高輝度補正映像の輝度を減算して中間映像を生成するステップと、前記入力映像の輝度及び前記中間映像の輝度の加重和から最終映像を生成するステップとからなり得る。
一方、前記低輝度補正映像を生成するステップは、前記複数の第1補正パラメータと前記複数の輝度補正関数を用いて複数の第1補正映像を生成するステップと、前記複数の輝度補正関数にそれぞれ対応する第1帯域通過関数を用いて前記入力映像をフィルタリングするステップと、前記フィルタリング結果生成された複数の第1フィルタリング映像の輝度値に前記各第1フィルタリング映像に対応する第1補正映像の輝度値を乗じて複数の第1サブバンド映像を生成するステップと、前記複数の第1サブバンド映像を合成して前記低輝度補正映像を生成するステップとからなり得る。ここで、前記第1帯域通過関数は臨界値P以内の輝度値のみ通過させる。
また、前記高輝度補正映像を生成するステップは、前記複数の第2補正パラメータと前記複数の輝度補正関数を用いて複数の第2補正映像を生成するステップと、前記複数の輝度補正関数にそれぞれ対応する第2帯域通過関数を用いて前記入力映像をフィルタリングするステップと、前記フィルタリング結果生成された複数の第2フィルタリング映像の輝度値に前記各第2フィルタリング映像に対応する第2補正映像の輝度値を乗じて複数の第2サブバンド映像を生成するステップと、前記複数の第2サブバンド映像を合成して前記高輝度補正映像を生成するステップとからなり得る。ここで、前記第2帯域通過関数は臨界値Pより大きい輝度値のみ通過させる。
輝度が補正された最終映像が生成されれば、映像処理部150は最終映像の輝度によって前記最終映像の色を補正する。
輝度及び色が補正された最終映像はディスプレイ部160を通じてディスプレイされる(S15)。本発明は従来技術に比べてより細密で自然な映像を出力する。
以上、添付する図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は本発明がその技術的思想や必須的な特徴を変更せずに他の具体的な形態によって実施できることを理解することができる。したがって前述した実施形態はすべての面で例示的なものであって、限定的なものではないことを理解しなければならない。
本発明の実施形態による映像補正装置の構成を示すブロック図である。 或る映像に対して作成したヒストグラムを示す図である。 入力映像を6つの代表モデルに分類した例を示す図である。 或る映像に対して作成した累積密度関数を示す図である。 本発明の実施形態による前処理関数を示す図である。 本発明の実施形態による輝度調整関数を示す図である。 本発明の実施形態による互いに異なる3つの輝度調整関数を示す図である。 低い輝度値を有する画素が多い入力映像の累積密度関数を用いて各輝度調整関数別に第1補正パラメータを算出する方法を示す図である。 低い輝度値を有する画素が少ない入力映像の累積密度関数を用いて各輝度調整関数別に第1補正パラメータを算出する方法を示す図である。 図1の映像処理部の構成をより詳細に示すブロック図である。 図7の各輝度調整関数に対応する第1帯域通過関数を示す図である。 図7の各輝度調整関数に対応する第2帯域通過関数を示す図である。 本発明の実施形態による映像補正方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 映像補正装置
110 映像入力部
120 映像分析部
130 前処理部
140 補正パラメータ算出部
150 映像処理部
160 ディスプレイ部

Claims (29)

  1. 入力映像の輝度ヒストグラムに基づく累積密度関数を作成するステップと、
    互いに異なる複数の輝度調整関数にそれぞれ適用される補正パラメータを前記累積密度関数から算出するステップと、
    前記複数の補正パラメータと前記輝度調整関数を用いて前記入力映像の輝度を補正するステップ、を含むことを特徴とする映像補正方法。
  2. 前記ヒストグラムは、所定の輝度値を有する画素の頻度数を示すことを特徴とする請求項1に記載の映像補正方法。
  3. 前記輝度調整関数は、前記入力映像の輝度値に対する変更される輝度値を示すことを特徴とする請求項1に記載の映像補正方法。
  4. 前記輝度調整関数は、特定の臨界値以内の輝度値を増加させ、前記臨界値より大きい輝度値を減少させることを特徴とする請求項3に記載の映像補正方法。
  5. 前記補正パラメータを算出するステップは、
    前記入力映像で低輝度領域の輝度を補正するための複数の第1補正パラメータを算出するステップと、
    前記第1補正パラメータを用いて、前記入力映像で高輝度領域の輝度を補正するための複数の第2補正パラメータを算出するステップと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の映像補正方法。
  6. 前記低輝度領域は前記臨界値以内の輝度値を有する画素を含み、前記高輝度領域は前記臨界値より大きい輝度値を有する画素を含むことを特徴とする請求項5に記載の映像補正方法。
  7. 前記第1補正パラメータは、前記臨界値のうち最大臨界値と、前記臨界値に対応する累積密度関数値とを座標値にする点、及び原点を通る直線の勾配であることを特徴とする請求項5に記載の映像補正方法。
  8. 前記第2補正パラメータは、前記第1補正パラメータとの合計が1であることを特徴とする請求項5に記載の映像補正方法。
  9. 前記補正するステップは、
    前記複数の第1補正パラメータがそれぞれ適用された前記複数の輝度調整関数を用いて前記低輝度領域の輝度が補正された低輝度補正映像を生成するステップと、
    前記複数の第2補正パラメータがそれぞれ適用された前記複数の輝度調整関数を用いて前記高輝度領域の輝度が補正された高輝度補正映像を生成するステップと、
    前記低輝度補正映像と前記高輝度補正映像とを合成して中間映像を生成するステップと、
    前記入力映像の輝度と前記中間映像の輝度との加重和によって最終映像の輝度を決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項6に記載の映像補正方法。
  10. 前記低輝度補正映像を取得するステップは、
    前記複数の第1補正パラメータがそれぞれ適用された前記複数の輝度調整関数を用いて輝度が補正された複数の第1補正映像を生成するステップと、
    前記各輝度調整関数に対応する第1帯域通過関数を用いて前記入力映像をフィルタリングして、前記各第1補正映像に対応する第1フィルタリング映像を生成するステップと、
    前記各第1補正映像と前記各第1補正映像に対応する第1フィルタリング映像とを合成して複数の第1サブバンド映像を生成するステップと、
    前記各第1サブバンド映像を合成して前記低輝度補正映像を取得するステップと、を含むことを特徴とする請求項9に記載の映像補正方法。
  11. 前記第1帯域通過関数は、前記臨界値以内の輝度値のみ通過させることを特徴とする請求項10に記載の映像補正方法。
  12. 前記高輝度補正映像を取得するステップは、
    前記第2補正パラメータがそれぞれ適用された前記複数の輝度調整関数を用いて輝度が補正された複数の第2補正映像を生成するステップと、
    前記各輝度調整関数に対応する第2帯域通過関数を用いて前記入力映像をフィルタリングして、前記各第2補正映像に対応する第2フィルタリング映像を生成するステップと、
    前記各第2補正映像と前記各第2補正映像に対応する第2フィルタリング映像とを合成して複数の第2サブバンド映像を生成するステップと、
    前記各第2サブバンド映像を合成して前記高輝度補正映像を取得するステップと、を含むことを特徴とする請求項10に記載の映像補正方法。
  13. 前記第2帯域通過関数は、前記臨界値より大きい輝度値のみ通過させることを特徴とする請求項12に記載の映像補正方法。
  14. 前記決定された最終映像の輝度にしたがって前記最終映像の色情報を補正するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の映像補正方法。
  15. 前記入力映像で低い輝度値を有する画素が全体画素数の臨界値以上の場合、複数の前処理関数の中から選択された前処理関数を用いて前記入力映像の輝度を増加させるステップをさらに含むが、
    前記前処理関数の選択は所定の画素値に対応する累積密度関数値によって決定されることを特徴とする請求項1に記載の映像補正方法。
  16. 入力映像の輝度ヒストグラムに基づく累積密度関数を作成する映像分析部と、
    互いに異なる複数の輝度調整関数にそれぞれ適用される補正パラメータを前記累積密度関数から算出する補正パラメータ算出部と、
    前記複数の補正パラメータと前記輝度調整関数を用いて前記入力映像の輝度を補正する映像処理部と、を含むことを特徴とする映像補正装置。
  17. 前記ヒストグラムは、所定の輝度値を有する画素の頻度数を示すことを特徴とする請求項16に記載の映像補正装置。
  18. 前記輝度調整関数は、前記入力映像の輝度値に対する変更される輝度値を示すことを特徴とする請求項16に記載の映像補正装置。
  19. 前記輝度調整関数は、特定の臨界値以内の輝度値を増加させ、前記臨界値より大きい輝度値を減少させることを特徴とする請求項18に記載の映像補正装置。
  20. 前記補正パラメータ算出部は、前記入力映像で低輝度領域の輝度を補正するための複数の第1補正パラメータを算出し、前記第1補正パラメータを用いて前記入力映像で高輝度領域の輝度を補正するための複数の第2補正パラメータを算出することを特徴とする請求項19に記載の映像補正装置。
  21. 前記低輝度領域は前記臨界値以内の輝度値を有する画素を含み、前記高輝度領域は前記臨界値より大きい輝度値を有する画素を含むことを特徴とする請求項20に記載の映像補正装置。
  22. 前記第1補正パラメータは、前記臨界値のうち最大臨界値と、前記臨界値に対応する累積密度関数値を座標値にする点、及び原点を通る直線の勾配であることを特徴とする請求項20に記載の映像補正装置。
  23. 前記第2補正パラメータは、前記第1補正パラメータとの合計が1であることを特徴とする請求項20に記載の映像補正装置。
  24. 前記映像処理部は、
    前記複数の第1補正パラメータがそれぞれ適用された前記複数の輝度調整関数を用いて輝度が補正された複数の第1補正映像を生成し、前記複数の第2補正パラメータがそれぞれ適用された前記複数の輝度調整関数を用いて輝度が補正された複数の第2補正映像を生成する補正映像生成部と、
    前記各輝度調整関数に対応する複数の第1帯域通過関数によって前記入力映像がそれぞれフィルタリングされた複数の第1フィルタリング映像を生成し、前記各輝度調整関数に対応する複数の第2帯域通過関数によって前記入力映像がそれぞれフィルタリングされた複数の第2フィルタリング映像を生成するフィルタ部と、
    前記各第1補正映像と、前記各第1補正映像に対応する第1フィルタリング映像によって生成された複数の第1サブバンド映像とを合成して、前記低輝度領域の輝度が補正された低輝度補正映像を生成し、前記各第2補正映像と、前記各第2補正映像に対応する第2フィルタリング映像によって生成された複数の第2サブバンド映像とを合成して、前記高輝度領域の輝度が補正された高輝度補正映像を生成する合成部と、
    前記低輝度補正映像と前記高輝度補正映像とを合成して中間映像を生成する中間映像生成部と、
    前記入力映像の輝度と前記中間映像の輝度の加重和によって最終映像を生成する最終映像生成部と、を含むことを特徴とする請求項21に記載の映像補正装置。
  25. 前記第1帯域通過関数は、前記臨界値以内の輝度値のみ通過させることを特徴とする請求項24に記載の映像補正装置。
  26. 前記第2帯域通過関数は、前記臨界値より大きい輝度値のみ通過させることを特徴とする請求項24に記載の映像補正装置。
  27. 前記最終映像生成部は、前記最終映像の輝度にしたがって前記最終映像の色情報を補正することを特徴とする請求項24に記載の映像補正装置。
  28. 前記入力映像で低い輝度値を有する画素が全体画素数の臨界値以上の場合、複数の前処理関数の中から選択された前処理関数を用いて前記入力映像の輝度を増加させる前処理部をさらに含むが、
    前記前処理関数の選択は所定の画素値に対応する累積密度関数値によって決定されることを特徴とする請求項16に記載の映像補正装置。
  29. 前記映像分析部は、
    前記入力映像の輝度情報を用いて前記入力映像の輝度ヒストグラムを生成し、前記輝度ヒストグラムを代表するパラメータを計算するヒストグラム分析部と、
    前記入力映像の累積密度関数を生成する累積密度関数分析部と、を含むことを特徴とする請求項16に記載の映像補正装置。
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