JP2008065974A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008065974A
JP2008065974A JP2007199707A JP2007199707A JP2008065974A JP 2008065974 A JP2008065974 A JP 2008065974A JP 2007199707 A JP2007199707 A JP 2007199707A JP 2007199707 A JP2007199707 A JP 2007199707A JP 2008065974 A JP2008065974 A JP 2008065974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
data holding
high data
holding power
potential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007199707A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Suzuki
利一 鈴木
Satoshi Ishikura
聡 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2007199707A priority Critical patent/JP2008065974A/ja
Priority to US11/889,140 priority patent/US7489581B2/en
Publication of JP2008065974A publication Critical patent/JP2008065974A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/413Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

【課題】メモリセルへの書き込みを容易にし、かつ、サイクルタイムを短縮する。
【解決手段】半導体記憶装置であって、複数のメモリセルを有し、各メモリセルは、そのメモリセルに対応するハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線の一方に接続された第1のインバータと、前記ハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線の他方に接続され、入力及び出力が前記第1のインバータの出力及び入力にそれぞれ接続された第2のインバータとを有する。選択されたハイデータ保持電源回路は、入力データ信号とアドレス信号とに応じた信号を、前記複数のビット線対を構成するビット線のいずれをも介さずに受け取り、受け取った信号に応じた電位に、接続されたハイデータ保持電源配線を駆動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、フリップフロップ型メモリセルを備えた半導体記憶装置に関し、特に、メモリセルに与える電源電位の制御に関する。
近年、半導体プロセスの進歩に伴い、回路が微細化し、半導体集積回路の省面積化や電源電圧の低電圧化が急速に進んでいる。例えば、スタティック型ランダムアクセスメモリ(SRAM)のようなフリップフロップ型のメモリセルを備えた半導体記憶装置では、メモリセルを構成している各トランジスタの特性ばらつきや、電源電圧の低電圧化が原因となって、メモリセルに安定した特性を持たせることが非常に困難になってきている。そして、その結果として、スタティックノイズマージン(SNM)や書き込みマージンの縮小に起因する半導体記憶装置の歩留まり低下が問題になっている。
このようなフリップフロップ型のメモリセルを備えた半導体記憶装置に対しては、メモリセルのハイデータ保持電源の電位を制御して、書き込みを容易にする技術が提案されている。例えば、書き込み動作時にハイデータ保持電源の電位を低く制御して、書き込みを容易にした半導体記憶装置(特許文献1を参照)や、メモリセルを構成する2つのインバータに、各インバータの出力が接続されるビット線のレベルに応じた電位を2つのハイデータ保持電源からそれぞれ与えることにより、書き込みを容易にした半導体記憶装置(特許文献2を参照)が知られている。
図6は、従来の半導体記憶装置の構成の例を示す回路図である。図6の半導体記憶装置900は、複数のメモリセル80と、ワード線WL1,WL2と、第1及び第2のビット線BL,BLXと、第1及び第2のハイデータ保持電源配線VDDM,VDDMXと、PMOS(p-channel metal oxide semiconductor)トランジスタ931,932と、NMOS(n-channel metal oxide semiconductor)トランジスタ933,934,971,972と、選択回路950と、インバータ973,974とを有している。選択回路950は、AND回路951,952,953を有している。
メモリセル80は、インバータ86,87と、アクセストランジスタ93,94を有している。インバータ86は、ロードトランジスタ81とドライブトランジスタ91とで構成され、インバータ87は、ロードトランジスタ82とドライブトランジスタ92とで構成されている。インバータ86,87は、その入出力が互いにクロスカップル接続されており、フリップフロップを構成している。
図7は、図6の半導体記憶装置の書き込み動作を示すタイミング・ダイアグラムである。一般に、図6のようなSRAMメモリセルへのデータの書き込みは、ワード線WLを高電位(“H”)にした状態で、予め“H”にプリチャージされたビット線BL,BLXのうちの一方のビット線の電位を、“H”から低電位(“L”)にすることで実現される。
書き込みサイクル開始前においては、ビット線BL,BLXは、プリチャージ回路(図示せず)によって電源電位VDDにプリチャージされている。インバータ973,974の出力NBL,NBLXは“L”であり、PMOSトランジスタ931,932が導通しており、ハイデータ保持電源配線VDDM,VDDMXの電位は電源電位VDDである。
書き込みサイクルが始まると、まず、ワード線WL1又はWL2が選択される。ワード線WL1が選択されたとすると、その電位が“L”から“H”に遷移して、ワード線WL1に接続されているメモリセル80のアクセストランジスタ93,94が導通する。これに並行して、アドレス信号ADが“H”に遷移し、入力データ信号DIN,DINXのいずれかが“H”に遷移する。図7では、入力データ信号DINが“H”に遷移する場合を示している。
続いて、書き込み制御信号WEが“H”に遷移し、選択回路950のAND回路951,953の出力が“H”となる。すると、NMOSトランジスタ971が導通して、ビット線BLが電源電位VDDから接地電位に放電される。このときビット線BLXの電位は、プリチャージ時と同じ電源電位VDDのままである。ビット線BLの電位がインバータ973の閾値に達すると、インバータ973の出力NBLは“H”に遷移し、PMOSトランジスタ931が非導通となり、同時にNMOSトランジスタ933が導通する。
これにより、ハイデータ保持電源配線VDDMの電位は、PMOSトランジスタ931から供給されていた電源電位VDDから、NMOSトランジスタ933から供給される電位VDD−Vtnに遷移する(閾値Vtnは、NMOSトランジスタ933の閾値)。このとき、相対するハイデータ保持電源配線VDDMXの電位は電源電位VDDのままである。
ハイデータ保持電源配線VDDMの電位が、ハイデータ保持電源配線VDDMXの電位より低いレベルに遷移するので、インバータ86の電流を出力する能力が弱まる。このため、インバータ86の出力ノードに記憶されている電位が“H”であっても、このノードにビット線BLを通じて“L”を書き込み易くなる。また、インバータ87の電流を出力する能力は保たれるので、ビット線BLを通じて“L”を書き込む際に、記憶データの反転を助けることができる。
特開昭55−64686号公報 特開2007−109300号公報
しかしながら、図6の半導体記憶装置では、次のように、メモリセルへの書き込みに要する時間が長いという問題点があった。
図6の半導体記憶装置では、図7に示すように、書き込み制御信号WEが“H”に遷移してから、ビット線BLが“L”に遷移し、インバータ973の出力NBLが“H”に遷移して、NMOSトランジスタ933がハイデータ保持電源配線VDDMのレベルを低下させる。配線容量が大きいビット線BLを駆動した後に、このビット線BLの電位に従ってハイデータ保持電源配線VDDMを駆動するので、書き込み制御信号WEが確定してから、ハイデータ保持電源配線VDDMの電位が電源電位VDDより低いレベルで確定するまでの時間T1が長い。ビット線BLの電位が確定した後も、ハイデータ保持電源配線VDDMの電位が確定し、メモリセルへの書き込みが完了するまでは、書き込み制御信号WE及びワード線WL1を“H”に保つ必要があるので、書き込みに要する時間が長くなっていた。
また、図6の半導体記憶装置では、次のように、メモリセルへのデータ書き込み終了後に、低下したハイデータ保持電源配線の電位を電源電位VDDに戻すまでの時間が長いという問題点もあった。
図6の半導体記憶装置では、図7に示すように、書き込み終了後、書き込み制御信号WEが“L”に遷移し、NMOSトランジスタ971が非導通となり、プリチャージ回路がビット線BLを電源電位VDDに遷移させ、インバータ973の出力NBLが“L”となり、NMOSトランジスタ933が非導通となり、PMOSトランジスタ931が導通して、ハイデータ保持電源配線VDDMが電源電位VDDに戻る。やはりビット線BLの電位に従ってハイデータ保持電源配線VDDMが駆動されるので、書き込み制御信号WEが“L”に遷移する時からハイデータ保持電源配線VDDMが電源電位VDDに戻るまでの時間T2が長い。したがって、書き込み時のサイクルタイムも長くなっていた。
本発明は、フリップフロップ型メモリセルを備えた半導体記憶装置において、メモリセルへの書き込みを容易にし、かつ、サイクルタイムを短縮することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る半導体記憶装置は、一方の入力及び出力が他方の出力及び入力にそれぞれ接続された2つのインバータを含んだメモリセルと、前記2つのインバータのそれぞれに電流を供給する2つの電源配線とを有する。前記2つの電源配線は、前記メモリセルに書き込まれるべきデータを示す信号に従ってそれぞれ駆動される。前記2つの電源配線を駆動する制御は、ビット線を介在させることなく行われるようにする。
より具体的には、本発明に係る半導体記憶装置は、行及び列方向にマトリックス状に配置された複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルの各行にそれぞれ対応し、それぞれが、対応する行のメモリセルに接続された複数のワード線と、前記複数のメモリセルの各列にそれぞれ対応し、それぞれが、対応する列のメモリセルに接続された複数のビット線対と、前記複数のメモリセルの各列にそれぞれ対応する複数のハイデータ保持電源配線対と、前記複数のビット線対を構成するビット線をそれぞれ駆動する複数の書き込み回路と、前記複数のハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線のそれぞれに接続された複数のハイデータ保持電源回路とを有する。前記複数のメモリセルのそれぞれは、前記複数のハイデータ保持電源配線対のうち、そのメモリセルに対応するハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線の一方に接続された第1のインバータと、前記対応するハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線の他方に接続され、入力及び出力が前記第1のインバータの出力及び入力にそれぞれ接続された第2のインバータと、前記複数のビット線対のうち、そのメモリセルに対応するビット線対を構成するビット線の一方と前記第1のインバータの出力との間に接続され、前記複数のワード線のうち、そのメモリセルに対応するワード線に接続された第1のアクセストランジスタと、前記対応するビット線対を構成するビット線の他方と前記第2のインバータの出力との間に接続され、前記第1のアクセストランジスタが接続されたワード線に接続された第2のアクセストランジスタとを有する。前記複数のハイデータ保持電源回路のうち、選択されたハイデータ保持電源回路は、入力データ信号とアドレス信号とに応じた信号を、前記複数のビット線対を構成するビット線のいずれをも介さずに受け取り、受け取った信号に応じた電位に、接続されたハイデータ保持電源配線を駆動する。
これによると、ハイデータ保持電源配線対に適切な電位を与えることができるので、メモリセルへの書き込みを容易にすることができる。このため、電源電圧が低い場合でも安定して高速な書き込みが可能となる。また、ハイデータ保持電源回路が、入力データ信号とアドレス信号とに応じた信号をビット線を介さずに受け取り、受け取った信号に従ってそのハイデータ保持電源回路に接続されたハイデータ保持電源配線を駆動するので、高速な書き込みが可能となる。
本発明によれば、SRAMのようなフリップフロップ型メモリセルを備えた半導体記憶装置において、書き込みを容易にすることができ、かつ、サイクルタイムを短縮できる。このため、電源電圧が低電圧であっても、書き込みマージンが大きく、高速に動作可能であり、安定したメモリセル特性を有する半導体記憶装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置を有する半導体回路システム200の構成を示すブロック図である。半導体回路システム200は、ロジック用電源202と、SRAM用電源204と、LSI(large-scale integration)206とを備えている。LSI206は、複数の半導体記憶装置100と、ロジック回路208とを備えている。
ロジック用電源202は、電源電位VDDを生成し、複数の半導体記憶装置100及びロジック回路208に供給する。SRAM用電源204は、メモリセルにハイデータを保持するためのハイデータ保持電源電位VDDMH及びVDDMLを生成し、複数の半導体記憶装置100に供給する。ハイデータ保持電源電位VDDMHは電源電位VDDより高い電位であり、ハイデータ保持電源電位VDDMLは電源電位VDDより低い電位である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置100の構成を示す回路図である。半導体記憶装置100は、メモリセル10A,10B,10C,10D,…と、ワード線WL1,WL2と、第1のビット線BL1,BL2と、第2のビット線BLX1,BLX2と、第1のハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDM2と、第2のハイデータ保持電源配線VDDMX1,VDDMX2と、ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDMX1,VDDM2,VDDMX2にそれぞれ接続されたハイデータ保持電源回路30A,30B,30C,30Dと、メモリセル10A〜10Dの各カラム(列)にそれぞれ対応するビット線プリチャージ回路40A,40Bと、メモリセル10A〜10Dの各カラムにそれぞれ対応する選択回路50A,50Bと、ビット線BL1,BL2のそれぞれに接続された書き込み回路としてのNMOS(n-channel metal oxide semiconductor)トランジスタ71A,71Bと、ビット線BLX1,BLX2のそれぞれに接続された書き込み回路としてのNMOSトランジスタ72A,72Bとを備えている。
半導体記憶装置100は、同様に構成されたメモリセルを図2の縦方向に繰り返し有しており、更に、同様に構成されたカラムを図2の横方向に繰り返し有している。説明を簡単にするため、図2では読み出しのための回路は省略してある。
図2のように、複数のメモリセル10A,10B,…は、ロウ(行)方向及びカラム方向にマトリックス状に配置されている。ワード線WL1,WL2は、ロウ方向に延びるように配置され、メモリセル10A,10B,…の各ロウにそれぞれ対応している。ワード線WL1,WL2は、それぞれ、メモリセル10A,10B,…のうち、対応するロウのメモリセルに接続されている。ワード線WL1,WL2には、選択時には電源電位VDDが与えられ、非選択時には接地電位が与えられる。
ビット線BL1,BL2は、カラム方向に延びるように配置され、メモリセル10A,10B,…の各カラムにそれぞれ対応している。ビット線BL1,BL2は、それぞれ、複数のメモリセル10A,10B,…のうち、対応するカラムのメモリセルにそれぞれ接続されている。ビット線BLX1,BLX2は、ビット線BL1,BL2にそれぞれ対応している。ビット線BL1とビット線BLX1とは、ビット線対を構成し、同じカラムのメモリセルに接続されている。ビット線BL2とビット線BLX2とは、ビット線対を構成し、同じカラムのメモリセルに接続されている。
ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDM2は、カラム方向に延びるように配置され、メモリセル10A,10B,…の各カラムにそれぞれ対応している。ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDM2は、それぞれ、複数のメモリセル10A,10B,…のうち、対応するカラムのメモリセルにそれぞれ接続されている。ハイデータ保持電源配線VDDMX1,VDDMX2は、ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDM2にそれぞれ対応している。ハイデータ保持電源配線VDDM1とハイデータ保持電源配線VDDMX1とは、ハイデータ保持電源配線対を構成し、同じカラムのメモリセルに接続されている。ハイデータ保持電源配線VDDM2とハイデータ保持電源配線VDDMX2とは、ハイデータ保持電源配線対を構成し、同じカラムのメモリセルに接続されている。
プリチャージ制御信号PCGが各カラムのビット線プリチャージ回路40A,40Bに与えられている。プリチャージ制御信号PCGは、全てのワード線が非活性状態(低論理レベル、以下では“L”と表記する)の場合に“L”となり、いずれかのワード線が活性状態(高論理レベル、以下では“H”と表記する)の場合に“H”となる。
また、カラムアドレス信号AD0,AD1、入力データ信号DIN,DINX、及び書き込み制御信号(書き込みイネーブル信号)WEが、各カラムの選択回路50A,50Bに与えられている。入力データ信号DIN,DINXは、互いに相補の関係にある信号である。
ワード線と、ビット線対との交点に対応して、メモリセル10A,10B,…が1つずつマトリックス状に配置されている。簡単のため、図2では2列×2行のメモリセルしか示されていないが、半導体記憶装置100は、より多くのカラム及びロウのメモリセルを有していてもよい。また、いずれのメモリセル10A,10B,…も同様に構成され、いずれのカラムもカラムアドレスに関する部分以外は同様に構成されているので、以下では、主にメモリセル10Aに関して説明する。
メモリセル10Aは、PMOS(p-channel metal oxide semiconductor)トランジスタであるロードトランジスタ11,12と、NMOSトランジスタであるドライブトランジスタ21,22と、NMOSトランジスタであるアクセストランジスタ23,24とを備えている。
メモリセル10Aにおいては、ロードトランジスタ11とドライブトランジスタ21とでインバータ16が構成され、またロードトランジスタ12とドライブトランジスタ22とでインバータ17が構成されている。インバータ16の入力端子とインバータ17の出力端子とが接続され、インバータ16の出力端子とインバータ17の入力端子とが接続されている。すなわち、これらのインバータ16,17は、その入出力が互いにクロスカップル接続されており、フリップフロップを構成している。
これにより、これらの2つのインバータ16,17の出力端子にハイデータ及びローデータ(一方がデータ0、他方がデータ1を表す)をそれぞれ保持することが可能になる。インバータ16,17の出力端子は、それぞれデータ記憶ノードN1,N2と呼ばれる。
アクセストランジスタ23,24のゲート端子は、いずれも同じワード線WL1に接続されている。アクセストランジスタ23,24のドレイン端子は、ビット線BL1,BLX1にそれぞれ接続されている。アクセストランジスタ23,24のソース端子は、インバータ16,17の出力端子にそれぞれ接続されている。
ドライブトランジスタ21,22のソース端子には、接地電位が与えられている。すなわち、メモリセルにローデータを保持するためのローデータ保持電源電位は、接地電位であるとしている。ロードトランジスタ11,12のソース端子には、ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDMX1がそれぞれ接続されており、これらのハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDMX1から電流が供給される。
ハイデータ保持電源回路30Aは、PMOSトランジスタ31,34と、インバータ36とを備えている。ハイデータ保持電源回路30Aが非選択状態(インバータ36への入力が“L”)であるときには、PMOSトランジスタ34が導通し、ハイデータ保持電源回路30Aは、ハイデータ保持電源配線VDDM1にハイデータ保持電源電位VDDMHを供給する。また、ハイデータ保持電源回路30Aが選択状態(インバータ36への入力が“H”)であるときには、PMOSトランジスタ31が導通し、ハイデータ保持電源回路30Aは、ハイデータ保持電源配線VDDM1にハイデータ保持電源電位VDDMLを供給する。ハイデータ保持電源回路30B〜30Dは、ハイデータ保持電源回路30Aと同様に構成されており、それぞれに接続されたハイデータ保持電源配線VDDMX1,VDDM2,VDDMX2に電位を供給する。
ハイデータ保持電源電位VDDMHは、ハイデータ保持電源電位VDDMLよりも高い電位である。本実施形態では、例として、ハイデータ保持電源電位VDDMHは、電源電位VDDより0.1V高い電位であり、ハイデータ保持電源電位VDDMLは、電源電位VDDより0.1V低い電位であるとする。
ビット線プリチャージ回路40Aは、プリチャージ制御信号PCGを伝送する信号線とビット線対との交点に対応して配置されている。ビット線プリチャージ回路40Aは、プリチャージトランジスタ41,42と、イコライズトランジスタ43とを備えている。これらのトランジスタは、いずれもPMOSトランジスタである。
ビット線プリチャージ回路40Aの各トランジスタのゲート端子には、プリチャージ制御信号PCGが入力されている。プリチャージトランジスタ41,42のソース端子には、電源電位VDDが与えられている。プリチャージトランジスタ41,42のドレイン端子は、イコライズトランジスタ43のソース端子及びドレイン端子にそれぞれ接続されている。プリチャージトランジスタ41,42のドレイン端子は、ビット線BL1,BLX1にそれぞれ接続されている。
ビット線プリチャージ回路40Aは、プリチャージ制御信号PCGが“L”の場合には、ビット線BL1,BLX1を電源電位VDDにプリチャージする。プリチャージ制御信号PCGが“H”の場合には、プリチャージトランジスタ41,42及びイコライズトランジスタ43の全てがオフになり、ビット線プリチャージ回路40Aは、ビット線BL1,BLX1に影響を与えない状態(ハイインピーダンス状態)となる。
選択回路50A,50B,…は、メモリセルアレイのカラム毎に配置され、それぞれAND回路51,52,53を備えている。選択回路50Aにおいて、AND回路53には、書き込み制御信号WEと、カラムアドレス信号AD0とが入力されている。AND回路51,52には、入力データ信号DIN,DINXがそれぞれ入力されている。入力データ信号DIN,DINXは、メモリセルに書き込まれるべきデータを示しており、一方が“H”であるとき、他方は“L”である。
図2の左のカラムが選択されるとき、カラムアドレス信号AD0が“H”になる。書き込み制御信号WEが“H”であると、AND回路53は“H”を出力し、AND回路51,52は、入力データ信号DIN,DINXをそれぞれそのまま出力する。
例えば、アドレス信号AD0、及び入力データ信号DINが“H”である場合には、AND回路51の出力が“H”になり、ビット線BL1とハイデータ保持電源回路30Aとが選択される。このとき、トランジスタ71AがAND回路51の出力に従って導通し、ビット線BL1の電位が、プリチャージ電位である電源電位VDDから接地電位に変化する。選択されていない他のビット線の電位は、電源電位VDDのまま保持される。また、ハイデータ保持電源回路30AのPMOSトランジスタ31がAND回路51の出力に従って導通するので、ハイデータ保持電源配線VDDM1の電位が、ハイデータ保持電源電位VDDMHからハイデータ保持電源電位VDDMLに変化する。
同様に、ハイデータ保持電源回路30B〜30Dは、それぞれに対応する、選択回路50AのAND回路52、選択回路50BのAND回路51,52の出力に従って、ハイデータ保持電源配線VDDMX1,VDDM2,VDDMX2を駆動する。
図3は、図2の半導体記憶装置の書き込み動作を示すタイミング・ダイアグラムである。図3を参照して、図2の半導体記憶装置100における書き込み動作について説明する。書き込み動作が行われる前であって、いずれのメモリセルも選択されていない状態では、プリチャージ制御信号PCGが“L”である。このとき、ビット線プリチャージ回路40A,40Bは、ビット線BL1,BLX1,BL2,BLX2を電源電位VDDにプリチャージする。ワード線WL1,WL2の電位は全て接地電位であり、各メモリセル10A,10B,…のアクセストランジスタ23,24は、いずれも非導通状態である。
また、アドレス信号AD0,AD1、書き込み制御信号WE、及び、入力データ信号DIN,DINXは、いずれも“L”であり、ハイデータ保持電源回路30A〜30Dはいずれも、ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDMX1等にハイデータ保持電源電位VDDMHを供給する。
書き込み動作が開始されると、ワード線WL1,WL2のうち、選択されたワード線の電位が“L”から“H”に遷移し、選択されたワード線に接続されているメモリセル(例えばメモリセル10A,10C)のアクセストランジスタ23,24が導通する。
また、アドレス信号AD0,AD1のうち、選択されたカラムのアドレス信号と、入力データ信号DIN,DINXのいずれか一方とが、“L”から“H”に遷移する。図3では、アドレス信号AD0及び入力データ信号DINが“H”に遷移する場合を例として示している。
続いて、書き込み制御信号WEが“H”に遷移し、選択回路50A又は50BのAND回路51又は52の出力が“H”となる。これにより、選択されたカラムのトランジスタ71A,72A,71B,72Bのいずれかが導通し、導通したトランジスタに接続されたビット線(ビット線BL1,BL2,BLX1,BLX2のいずれか1つ)が選択される。選択されたビット線の電位は、電源電位VDDから接地電位に遷移する。
このとき、更に、ハイデータ保持電源回路30A〜30Dのうち、選択されたビット線に対応する回路が、この回路に接続されたハイデータ保持電源配線(ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDM2,VDDMX1,VDDMX2のいずれか1つ)を、ハイデータ保持電源電位VDDMHからハイデータ保持電源電位VDDMLに変化させる。ビット線BL1,BL2,BLX1,BLX2の電位の“L”への遷移は、対応するハイデータ保持電源配線の電位のハイデータ保持電源電位VDDMLへの遷移と並行して行われる。
例えば、ワード線WL1が選択され、アドレス信号AD0と入力データ信号DINが選択される(電位が“H”になる)ことによって、ビット線BL1が選択された場合には、ワード線WL1とビット線BL1に接続されたアクセストランジスタ23を介して、このトランジスタを含むメモリセル10Aのデータ記憶ノードN1に、ビット線BL1の電位である接地電位、すなわち“L”が書き込まれる。
このデータ記憶ノードN1に予め“H”が書き込まれていた場合には、メモリセル10Aを構成するフリップフロップのトランジスタのうち、ロードトランジスタ11と、ドライブトランジスタ22とが導通して、アクセストランジスタ23につながるデータ記憶ノードN1のレベルを“H”に維持していたはずである。
書き込みを行うためには、このデータ記憶ノードN1の電位を反転する必要がある。前述のように、図2のビット線BL1が選択された場合には、これに隣接するハイデータ保持電源配線VDDM1が低いハイデータ保持電源電位VDDMLに遷移するので、ロードトランジスタ11のソース電位がハイデータ保持電源電位VDDMLとなり、このトランジスタの電流駆動能力が弱まる。このため、データ記憶ノードN1を“L”にする書き込みが容易になる。同じカラムの反対側に位置するハイデータ保持電源配線VDDMX1は、高いハイデータ保持電源電位VDDMHのままであり、ロードトランジスタ12の電流駆動能力は高いまま維持される。
この状態において、アクセストランジスタ23を介して、ビット線BL1の接地電位が、ロードトランジスタ12のゲートに接続されるデータ記憶ノードN1に書き込まれる。このとき、電流駆動能力の高いロードトランジスタ12が、フリップフロップのデータ反転を促進するので、電源電圧が低い場合においても、容易にデータの書き込みを行うことができる。
一方、選択されていないカラムに配置されたメモリセル10C,10Dのためのハイデータ保持電源配線VDDM2,VDDMX2は、ワード線WL1の電位VDDよりも高いレベルであるハイデータ保持電源電位VDDMHに保たれている。ワード線WL1によって非選択カラム上のメモリセル10Cのアクセストランジスタ23又は24が導通する場合であっても、このメモリセル10Cのハイデータ保持電源配線VDDM2,VDDMX2の電位は選択ワード線WL1の電位VDDよりも高い。したがって、ハイデータ保持電源配線VDDM2,VDDMX2の電位が選択ワード線WL1の電位VDDと同じである場合に比べて、ビット線BL2、BLX2のノイズに対するこのメモリセル10Cの耐性が高くなる。
図2の半導体記憶装置100では、入力データ信号に従って得られる選択回路50A又は50Bの出力が、ビット線BL1等を経由することなく、ハイデータ保持電源回路30A〜30Dに直接与えられている。例えば、ビット線BL1の電位が変化するのを待つ必要がないので、ハイデータ保持電源配線VDDM1とビット線BL1とがほぼ同時に駆動される。
すなわち、図3に示されているように、書き込み制御信号WEが“H”に遷移してから、ハイデータ保持電源配線VDDM1の電位が電源電位VDDより低いレベルで確定するまでの時間T1を短縮することができる。したがって、書き込み時のサイクルタイムを短くすることができる。また、図3に示すように、書き込み完了後、書き込み制御信号WEが“L”に遷移してから、ハイデータ保持電源配線VDDM1がハイデータ保持電源電位VDDMHに戻るまでの時間T2を同様に短縮することができ、サイクルタイムを短くすることができる。
次に、図2の半導体記憶装置100における読み出し動作について説明する。読み出し動作時の各入力信号のレベルは、書き込み制御信号WEが書き込みが行われないことを示す“L”に維持される点以外は、書き込み動作時と同様である。
書き込み制御信号WEが“L”であるので、トランジスタ71A,72A,71B,72B、及びハイデータ保持電源回路30A〜30Dのいずれも選択されず、ビット線BL1,BL2,BLX1,BLX2のいずれも、接地電位に駆動されない。ワード線WL1,WL2のいずれかが選択されると、選択されたワード線に接続されたメモリセルが選択される。選択されたメモリセルの記憶データが、ビット線BL1,BL2,BLX1,BLX2に読み出される。読み出し回路(図示せず)は、記憶データを増幅し、外部に出力する。
読み出し時には、ハイデータ保持電源回路30A〜30Dはいずれも選択されないので、ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDM2,VDDMX1,VDDMX2の電位は、ワード線の電位VDDよりも高い電位であるハイデータ保持電源電位VDDMHに維持される。このため、ワード線により選択されたメモリセルの、ノイズに対するマージンを高く保つことができる。
以上のように、本実施形態に係る半導体記憶装置100では、メモリセルを構成する2つのインバータに電源を供給するハイデータ保持電源回路を独立させ、書き込み時に選択されたメモリセルの2つのインバータに、書き込まれるべき入力データ信号に従って互いに異なる電位をハイデータ保持電源電位として与えるようにしている。このため、電源電圧が低い場合においても、容易に、迅速に、書き込みを行うことができる。
また、書き込み動作時に、配線容量の大きいビット線の駆動と並行して、入力データ信号に従って、書き込みが容易になるようにハイデータ保持電源配線の電位を変化させるので、書き込み時のサイクルタイムを短縮でき、装置の動作を高速化することができる。
また、書き込み時に、非選択カラム上に配置されたメモリセルのハイデータ保持電源電位を、選択ワード線のレベルより高く保つようにしている。このため、選択ワード線に接続されたメモリセルのノイズに対するマージンを高く保つことができる。
更に、読み出し時おいては、全てのメモリセルのハイデータ保持電源電位を、選択ワード線のレベルより高く保つようにしている。このため、選択ワード線に接続されたメモリセルのノイズに対するマージンを高く保つことができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置を有する半導体回路システム400の構成を示すブロック図である。半導体回路システム400は、ロジック用電源202と、SRAM用電源404と、LSI406とを備えている。LSI406は、複数の半導体記憶装置300と、ロジック回路208とを備えている。
ロジック用電源202は、電源電位VDDを生成し、複数の半導体記憶装置300及びロジック回路208に供給する。SRAM用電源404は、ハイデータ保持電源電位VDDMHを生成し、複数の半導体記憶装置300に供給する。ハイデータ保持電源電位VDDMHは電源電位VDDより高い電位である。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置300の構成を示す回路図である。半導体記憶装置300は、図2の半導体記憶装置100において、ハイデータ保持電源回路30A〜30Dに代えてハイデータ保持電源回路330A,330B,330C,330Dをそれぞれ備えるようにしたものである。その他の構成要素については、図2の半導体記憶装置100と同様であるので、説明を省略する。
ハイデータ保持電源回路330Aは、PMOSトランジスタ331,332,334と、インバータ336とを備えている。PMOSトランジスタ331,332は、電源電位(選択ワード線の電位)VDDと接地電位との間に直列に接続されている。これらのPMOSトランジスタ331,332が直列に接続された回路の中間ノードが、ハイデータ保持電源配線VDDM1に接続されている。
ハイデータ保持電源回路330Aが非選択状態(インバータ336への入力が“L”)であるときには、PMOSトランジスタ334が導通し、ハイデータ保持電源回路330Aは、ハイデータ保持電源配線VDDM1に、電源電位VDDより高い電位であるハイデータ保持電源電位VDDMHを供給する。また、ハイデータ保持電源回路330Aが選択状態(インバータ336への入力が“H”)であるときには、PMOSトランジスタ331及び332が導通する。このとき、ハイデータ保持電源回路330Aは、電源電位VDDを降圧して、ハイデータ保持電源配線VDDM1に、電源電位VDDより低い電位(電源電位VDDがPMOSトランジスタ331及び332で分圧された電位)をハイデータ保持電源電位VDDMLとして供給する。
ハイデータ保持電源回路330B,330C,330Dは、ハイデータ保持電源配線VDDMX1,VDDM2,VDDMX2をそれぞれ駆動する点の他は、ハイデータ保持電源回路330Aと同様である。
図5の半導体記憶装置300の動作タイミングについては、図3と同様に示すことができるので、ここでは説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、図5の半導体記憶装置300は、書き込み時に用いられるハイデータ保持電源電位VDDMLを、半導体記憶装置300内で生成するので、図4に示すように、SRAM用電源404はハイデータ保持電源電位VDDMHのみを生成すればよい。すなわち、SRAM用電源404が生成する電位の種類を減らすことができるので、SRAM用電源404の実現の容易化、及び低コスト化をすることができ、更に、LSI406上の電源配線数を減少させることができる。
ハイデータ保持電源回路330A〜330Dは、選択ワード線の電位である電源電位VDDと接地電位との間に複数のMOSトランジスタを直列に配置して、ハイデータ保持電源電位VDDMLを生成するので、選択されたときにのみ、選択ワード線電位より低い電位を容易に生成することができる。また、これらのMOSトランジスタのサイズを調整することにより、ハイデータ保持電源電位VDDMLを容易に調整することができる。
なお、ハイデータ保持電源回路330A〜330Dにおいて、PMOSトランジスタ331に代えて抵抗を用いてもよい。また、PMOSトランジスタ331,332に代えてNMOSトランジスタを用い、インバータ336を用いないようにしてもよい。
また、ハイデータ保持電源回路330A〜330Dが、電源電位VDDを昇圧して、ハイデータ保持電源電位VDDMHを生成するようにしてもよい。この場合には、SRAM用電源404が不要になる。
以上の実施形態においては、ハイデータ保持電源配線VDDM1,VDDMX1,…がカラム方向に延びるように配置される場合について説明したが、ハイデータ保持電源配線をロウ方向に延びるように配置し、ハイデータ保持電源配線の対をメモリセル10A,10B,…の各ロウにそれぞれ対応させるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、書き込みを容易にしながら動作を高速化し、かつ、スタティックノイズマージンを改善することが可能であり、フリップフロップ型メモリセルを備えた半導体記憶装置等として有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置を有する半導体回路システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 図2の半導体記憶装置の書き込み動作を示すタイミング・ダイアグラムである。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置を有する半導体回路システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 従来の半導体記憶装置の構成の例を示す回路図である。 図6の半導体記憶装置の書き込み動作を示すタイミング・ダイアグラムである。
符号の説明
10A,10B,10C,10D メモリセル
16 第1のインバータ
17 第2のインバータ
23 第1のアクセストランジスタ
24 第2のアクセストランジスタ
30A〜30D,330A〜330D ハイデータ保持電源回路
40A,40B ビット線プリチャージ回路
50A,50B 選択回路
WL1,WL2 ワード線
BL1,BL2 第1のビット線
BLX1,BLX2 第2のビット線
VDDM1,VDDM2 第1のハイデータ保持電源配線
VDDMX1,VDDMX2 第2のハイデータ保持電源配線

Claims (7)

  1. 行及び列方向にマトリックス状に配置された複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルの各行にそれぞれ対応し、それぞれが、対応する行のメモリセルに接続された複数のワード線と、
    前記複数のメモリセルの各列にそれぞれ対応し、それぞれが、対応する列のメモリセルに接続された複数のビット線対と、
    前記複数のメモリセルの各列にそれぞれ対応する複数のハイデータ保持電源配線対と、
    前記複数のビット線対を構成するビット線をそれぞれ駆動する複数の書き込み回路と、
    前記複数のハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線のそれぞれに接続された複数のハイデータ保持電源回路とを備え、
    前記複数のメモリセルのそれぞれは、
    前記複数のハイデータ保持電源配線対のうち、そのメモリセルに対応するハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線の一方に接続された第1のインバータと、
    前記対応するハイデータ保持電源配線対を構成するハイデータ保持電源配線の他方に接続され、入力及び出力が前記第1のインバータの出力及び入力にそれぞれ接続された第2のインバータと、
    前記複数のビット線対のうち、そのメモリセルに対応するビット線対を構成するビット線の一方と前記第1のインバータの出力との間に接続され、前記複数のワード線のうち、そのメモリセルに対応するワード線に接続された第1のアクセストランジスタと、
    前記対応するビット線対を構成するビット線の他方と前記第2のインバータの出力との間に接続され、前記第1のアクセストランジスタが接続されたワード線に接続された第2のアクセストランジスタとを有するものであり、
    前記複数のハイデータ保持電源回路のうち、選択されたハイデータ保持電源回路は、
    入力データ信号とアドレス信号とに応じた信号を、前記複数のビット線対を構成するビット線のいずれをも介さずに受け取り、受け取った信号に応じた電位に、接続されたハイデータ保持電源配線を駆動する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記選択されたハイデータ保持電源回路は、そのハイデータ保持電源回路に接続されたハイデータ保持電源配線を、書き込みが行われるメモリセルに対応するワード線の電位より低いハイデータ保持電源電位に駆動する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項2に記載の半導体記憶装置において、
    前記ハイデータ保持電源電位は、当該半導体記憶装置の外部から供給される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項2に記載の半導体記憶装置において、
    前記選択されたハイデータ保持電源回路は、
    当該半導体記憶装置の外部から供給された電位を降圧して、前記ハイデータ保持電源電位を生成する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項4に記載の半導体記憶装置において、
    前記選択されたハイデータ保持電源回路は、
    前記書き込みが行われるメモリセルに対応するワード線の電位が与えられたノードと接地電位が与えられたノードとの間に直列に接続された複数のMOS(metal oxide semiconductor)トランジスタを有し、
    前記MOSトランジスタ同士が接続されたノードの電位を前記ハイデータ保持電源電位として出力する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記選択されたハイデータ保持電源回路に接続されたハイデータ保持電源配線と、前記複数のビット線対を構成するビット線のうち、選択されたビット線とは、実質的に同時に駆動される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 請求項1に記載の半導体記憶装置において、
    前記複数のハイデータ保持電源配線対のうち、書き込みが行われるメモリセルに対応しないハイデータ保持電源配線対は、前記書き込みが行われるメモリセルに対応するワード線の電位より高い電位に制御される
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
JP2007199707A 2006-08-11 2007-07-31 半導体記憶装置 Withdrawn JP2008065974A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007199707A JP2008065974A (ja) 2006-08-11 2007-07-31 半導体記憶装置
US11/889,140 US7489581B2 (en) 2006-08-11 2007-08-09 Semiconductor memory

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006219589 2006-08-11
JP2007199707A JP2008065974A (ja) 2006-08-11 2007-07-31 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008065974A true JP2008065974A (ja) 2008-03-21

Family

ID=39050596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007199707A Withdrawn JP2008065974A (ja) 2006-08-11 2007-07-31 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7489581B2 (ja)
JP (1) JP2008065974A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7688668B2 (en) * 2007-11-28 2010-03-30 Arm Limited Controlling power supply to memory cells
TWI464745B (zh) * 2010-07-06 2014-12-11 Faraday Tech Corp 具有由資料控制之電源供應的靜態隨機存取記憶體
WO2013058743A1 (en) * 2011-10-18 2013-04-25 Intel Corporation Bit cell write-assistance
US10249361B2 (en) * 2014-01-14 2019-04-02 Nvidia Corporation SRAM write driver with improved drive strength

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564686A (en) 1978-11-08 1980-05-15 Nec Corp Memory unit
US4685085A (en) 1985-06-17 1987-08-04 Rockwell International Corporation Non-volatile ram cell with charge pumps
JPH0346193A (ja) * 1989-07-13 1991-02-27 Mitsubishi Electric Corp スタティック型半導体記憶装置
JP3450896B2 (ja) * 1994-04-01 2003-09-29 三菱電機株式会社 不揮発性メモリ装置
JP2830770B2 (ja) 1995-03-30 1998-12-02 日本電気株式会社 スタティック型半導体記憶装置
TW299448B (ja) * 1995-07-20 1997-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JP2001143476A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Mitsubishi Electric Corp スタティック型半導体記憶装置
JP2004362695A (ja) * 2003-06-05 2004-12-24 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
JP4287768B2 (ja) * 2004-03-16 2009-07-01 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
JP4256327B2 (ja) 2004-11-05 2009-04-22 株式会社東芝 スタティックランダムアクセスメモリ、および擬似スタティックノイズマージンの計測方法
US7236396B2 (en) 2005-06-30 2007-06-26 Texas Instruments Incorporated Area efficient implementation of small blocks in an SRAM array
JP4929668B2 (ja) 2005-10-12 2012-05-09 富士通セミコンダクター株式会社 半導体メモリ

Also Published As

Publication number Publication date
US7489581B2 (en) 2009-02-10
US20080037337A1 (en) 2008-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8493775B2 (en) Semiconductor device
US7898875B2 (en) Write assist circuit for improving write margins of SRAM cells
JP4895439B2 (ja) スタティック型メモリ
US7283417B2 (en) Write control circuitry and method for a memory array configured with multiple memory subarrays
US8164938B2 (en) Semiconductor memory device
US8830774B2 (en) Semiconductor memory device
JP4907117B2 (ja) 半導体装置
JP2006196124A (ja) メモリセル及び半導体集積回路装置
US7697320B2 (en) Semiconductor memory device
JP2001195885A (ja) データ伝送回路
US20050002225A1 (en) Semiconductor memory device
JPH11219589A (ja) スタティック型半導体記憶装置
JP2007273007A (ja) 半導体記憶装置
JP2008027493A (ja) 半導体記憶装置
JP2009070474A (ja) 半導体集積回路
JP2008065974A (ja) 半導体記憶装置
US8223581B2 (en) Semiconductor storage device
JP2009087427A (ja) 半導体記憶装置
US11514973B2 (en) Memory array with multiple power supply nodes and switch controllers for controlling power supply nodes for reliable write operation and method of operation
JPH10334667A (ja) 半導体メモリ装置
JP2008198243A (ja) 半導体記憶装置
JP4130638B2 (ja) 半導体集積回路装置
CN114496023A (zh) 集成电路存储器装置和静态随机存取存储器装置
JP2019109954A (ja) 半導体記憶装置
US20230230625A1 (en) Semiconductor Device and Method of Operating the Same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100205

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100928