JP2008065257A - ズームレンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルカメラや携帯モバイル等に搭載される極めて小型のズームレンズにおいて、光学性能を良好とし、光軸上でのレンズ系全長のみならず、レンズ系全体の小型化を図る。
【解決手段】物体側から順に、像面側に凹面を有する負のメニスカス形状の第1レンズL1からなる第1群G1ならびに、正の第2レンズL2、正または負の第3レンズL3および正または負の第4レンズL4からなる第2群G2を配列してなる。広角端(W)から望遠端(T)に向かってズーミングする際に、第1群G1および第2群G2が光軸上で互いに近づくように移動する。また、−0.5<fw/f3(1)を満足する。ここで、fwは広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離、f3は第3レンズL3の焦点距離である。
【選択図】図1
【解決手段】物体側から順に、像面側に凹面を有する負のメニスカス形状の第1レンズL1からなる第1群G1ならびに、正の第2レンズL2、正または負の第3レンズL3および正または負の第4レンズL4からなる第2群G2を配列してなる。広角端(W)から望遠端(T)に向かってズーミングする際に、第1群G1および第2群G2が光軸上で互いに近づくように移動する。また、−0.5<fw/f3(1)を満足する。ここで、fwは広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離、f3は第3レンズL3の焦点距離である。
【選択図】図1
Description
本発明は2群4枚構成のズームレンズに関し、特に、デジタルカメラや携帯モバイル等に搭載される極めて小型の撮像レンズとして好適なズームレンズに関するものである。
昨今、携帯電話等の携帯モバイルに搭載する撮像レンズに対する需要が急速に高まっている。
このような携帯モバイルに搭載する撮像レンズにおいては、例えば、下記特許文献1に記載された3群4枚構成のもののように、少ないレンズ枚数で光学性能を担保した小型ズームレンズが知られている。
このような携帯モバイルに搭載する撮像レンズにおいては、例えば、下記特許文献1に記載された3群4枚構成のもののように、少ないレンズ枚数で光学性能を担保した小型ズームレンズが知られている。
しかし、上記特許文献1に記載されたズームレンズは、第1レンズの物体側の面が、深い凹面とされており、光軸上での全長を短いものとすることができたとしても、レンズ周辺部が角張り、前後にも突き出た形状となり、レンズ系全体として小型化を図ることが難しい。特に、携帯電話などに用いられる撮像レンズはmm以下のオーダーでのコンパクト化が求められており、レンズ周辺部の角張りであっても、コンパクト化についての大きな障害要因となる。
さらに、携帯モバイル等に搭載される極めて小型の撮像レンズとしては、上記特許文献1のものと比べて、同等の光学性能を維持し得る、構造がより簡易な2群構成のものが望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、光学性能に優れ、光軸上でのレンズ系全長のみならず、レンズ系全体のさらなる小型化およびズーム駆動機構の簡易化を図りうる2群4枚構成のズームレンズを提供することを目的とするものである。
本発明のズームレンズは、
物体側から順に、像面側に凹面を有する負のメニスカスレンズ(少なくとも光軸近傍において)よりなる第1レンズからなる第1レンズ群ならびに、正の第2レンズ、正または負の第3レンズおよび正または負の第4レンズを、物体側よりこの順に配列してなる正の第2レンズ群を配列してなり、
ズーミング時において、広角側から望遠側に向かうにしたがい、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が光軸上で互いに近づくように移動し、
さらに下記条件式(1)を満足することを特徴とするものである。
物体側から順に、像面側に凹面を有する負のメニスカスレンズ(少なくとも光軸近傍において)よりなる第1レンズからなる第1レンズ群ならびに、正の第2レンズ、正または負の第3レンズおよび正または負の第4レンズを、物体側よりこの順に配列してなる正の第2レンズ群を配列してなり、
ズーミング時において、広角側から望遠側に向かうにしたがい、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が光軸上で互いに近づくように移動し、
さらに下記条件式(1)を満足することを特徴とするものである。
−0.5<fw/f3 (1)
ここで、
fw : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
f3 : 前記第3レンズの焦点距離
ここで、
fw : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
f3 : 前記第3レンズの焦点距離
ここで、本発明のズームレンズは、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
1<f2/fw<3 (2)
ここで、
f2 : 前記第2レンズの焦点距離
1<f2/fw<3 (2)
ここで、
f2 : 前記第2レンズの焦点距離
また、前記第3レンズが正のレンズであり、該第3レンズと前記第2レンズとの間に絞りを配設することが好ましい。
また、前記第1レンズが、下記条件式(3)を満足するプラスチックであることが好ましい。
1.51<N1<1.56 (3)
ここで、
N1 : 前記第1レンズを形成する材料のe線に対する屈折率
1.51<N1<1.56 (3)
ここで、
N1 : 前記第1レンズを形成する材料のe線に対する屈折率
さらに、前記第4レンズが正のレンズであることが好ましい。
本発明のズームレンズによれば、2群4枚構成で、最も物体側に位置する大径の第1レンズが像面側に凹面を有する負のメニスカスレンズによって構成されることで、第1レンズの周辺形状が、物体側方向に大きく出っ張らない形状とされ、これにより、レンズ系全体として小型化の要請に対応することができる。そして、この第1レンズの形状を前提とし、第3レンズのパワーを条件式(1)に示す範囲に設定することにより、レンズ系全長を短縮化しつつ、さらに光学性能を良好なものとすることが可能となる。なお、第1レンズを上記形状とした場合において、第3レンズのパワーを条件式(1)に示す範囲に設定することにより、レンズ系全長を短縮化しつつ光学性能を向上させることができるという知見は、本願発明者が、シミュレーションや実験を繰り返し行うという、鋭意努力の結果得られたものである。
また、上述した構成により、光学性能を維持しつつ、2群4枚のズームレンズを具体的に構築することができ、したがって、ズーム駆動機構の構造の簡易化を図ることができる。
以下、本発明のズームレンズの実施形態について、図1を代表図面に用いて説明する。
なお図1は、本発明の実施例1に係るズームレンズ構成を示すもので、上段は広角端におけるレンズ構成図、下段は広角端(W)から望遠端(T)に至る各レンズ群の移動軌跡を示してある。
なお図1は、本発明の実施例1に係るズームレンズ構成を示すもので、上段は広角端におけるレンズ構成図、下段は広角端(W)から望遠端(T)に至る各レンズ群の移動軌跡を示してある。
本発明の実施形態に係るズームレンズは、図1に示すように、物体側から順に、像面側に凹面を有する負のメニスカスレンズよりなる第1レンズL1からなる第1レンズ群G1ならびに、正の第2レンズL2、正または負の第3レンズL3および正または負の第4レンズL4からなる第2レンズ群G2を配列してなる。
なお、第1レンズL1の物体側の面が凸面とされていないため、望遠側における球面収差を良好に補正することが可能となる。
また、上記各レンズL1〜L4は、少なくとも1面が下記非球面式により表される非球面とされていることが望ましい。
また、広角端(W)から望遠端(T)に向かってズーミングする際に、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2が光軸Z上において互いに近づくような移動軌跡を描くように構成されている。また、好ましくは、第1レンズ群G1の移動軌跡は、像面側に凸形状とされることが好ましい。
また、第2レンズ群G2と結像面(CCD撮像面)1との間にはローパスフィルタや赤外線カットフィルタを含むフィルタ部3が配されている。
さらに下記の条件式(1)および(2)を満足するように構成されている。
−0.5<fw/f3 (1)
ここで、
fw : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
f3 : 前記第3レンズの焦点距離
−0.5<fw/f3 (1)
ここで、
fw : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
f3 : 前記第3レンズの焦点距離
上記第3レンズL3のパワーを条件式(1)に示す範囲に設定することにより、第1レンズL1のレンズ形状を本実施形態の如く設定された場合において、レンズ系全長を短縮化しつつ、光学性能を良好なものとすることが可能となる。
なお、上記条件式(1)に替えて、下記の条件式(1´)を満足することで、レンズ系全長を短縮化しつつ、光学性能を良好なものとする、との効果をより高めることが可能である。
−0.2<fw/f3<0.2 (1´)
−0.2<fw/f3<0.2 (1´)
また、絞り2の像面側に位置する第3レンズL3は、組み立て時の位置ズレにより特に軸上解像性能を劣化させやすい。したがって、上記条件式(1´)の範囲に収まるようにその絶対値を0.2未満として、第3レンズL3のパワーを小さくすることで、装置の製造バラツキに伴う性能劣化を小さくすることが可能になる。
また、上記の場合において、下記の条件式(2)を満足することが望ましい。
1<f2/fw<3 (2)
f2 : 前記第2レンズの焦点距離
1<f2/fw<3 (2)
f2 : 前記第2レンズの焦点距離
この条件式(2)の上限を上回ると、第2レンズL2のパワーが小さくなり過ぎて、球面収差がズーム全域でアンダーとなり、さらに軸上色収差が、望遠側で大きくなり過ぎてしまう。一方、その下限を下回ると、第2レンズL2のパワーが大きくなり過ぎて、球面収差がズーム全域でオーバーとなり、さらに周辺色収差が、広角側で大きくなり過ぎてしまう。
すなわち、第2レンズL2のパワーが、上記条件式(2)を満足する値とされることにより、球面収差および色収差をバランスよく、かつ良好な値に設定することが可能となる。
また、上記の場合において、第1レンズL1が下記の条件式(3)を満足するプラスチックレンズであることが望ましい。
1.51<N1<1.56 (3)
ここで、
N1 : 前記第1レンズL1を形成する材料のe線に対する屈折率
1.51<N1<1.56 (3)
ここで、
N1 : 前記第1レンズL1を形成する材料のe線に対する屈折率
この条件式(3)の上限を上回ると、像面がオーバーとなり過ぎ、歪曲がマイナスになり過ぎてしまう。一方、その下限を下回ると、像面がアンダーとなり過ぎ、歪曲がプラスになり過ぎてしまう。
すなわち、この種のズームレンズ系における第1レンズL1は、広角端における光線の通過高さが最も高くなるうえ、これと望遠端における光線の通過高さとの差も最も大きくなる。これにより、像面湾曲と歪曲への影響が大きくなってしまう。したがって、条件式(3)を満足するように構成することにより、像面湾曲と歪曲の両値をバランスよく、かつ良好な値に設定することが可能となる。
また、条件式(3)を満足させるように、第1レンズL1を形成する材料の屈折率を規定することで、第1レンズL1の非球面による作用効果を向上させることができ、例えば収差補正用に特定のパワーを配分する等、パワー配分の自由度を向上させることができる。
なお、第1レンズL1をプラスチックレンズとすることにより低廉化を図ることができる。
また、上記実施形態において、第3レンズL3を正レンズとし、第2レンズL2と第3レンズL3の間に絞り2を配設することにより、絞り2の両側に正レンズが配される構成となり、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の群間隔を近づけることが可能となり、性能を劣化させることなくズーム比を大きなものとすることができる。
さらに、第3レンズL3の像面側の面を凹面とするとともに、第4レンズL4の物体側の面を凸面とすることにより(実施例1〜3)、また、第3レンズL3の像面側の面を凸面とするとともに、第4レンズL4の物体側の面を凹面とすることにより(実施例4)、これら2つのレンズL3、L4を互いに近づけることが可能となり、これら2つのレンズL3、L4の組み合わせによって球面収差および軸上の色収差を良好に補正することが容易となる。
なお、上述した各レンズL1〜L4において、球面のレンズ面に複合非球面を施すことによって非球面レンズを形成することも可能である。
また、フォーカシングは種々のレンズ移動態様により行うことが可能であるが、例えば、全てのズーム移動レンズ群を、同一方向に同量だけ移動することにより行うことが可能である。
さらに、上記実施形態のレンズ構成において、レンズ全長が同じになる2つのズーミング位置において、第1レンズ群G1を選択的に固定し、第2レンズ群G2のみを移動させることで、2焦点レンズを実現することも可能である。
また、上記実施形態のズームレンズは、このズームレンズによって結像された被写体の像を撮像する固体撮像素子とともに、例えばデジタルカメラや携帯電話等のモバイル機器等の、各種撮像装置に搭載される。このような撮像装置は、コンパクト性に優れ、種々の状況において、高解像な画像を得ることができる。
また、一般的に、プラスチックレンズを用いることがコスト面で有利であるが、温度変化に伴うピント移動量を小さくするためには、上記第2レンズ群G2の全てのレンズを同種のプラスチック材料で構成することも有効である。
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例1に係るズームレンズを、具体的に説明すると、第1レンズ群G1は、像面側に曲率の大きい凹面を向けた負のメニスカス形状を有する第1レンズL1からなる。
以下、本発明の実施例1に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例1に係るズームレンズを、具体的に説明すると、第1レンズ群G1は、像面側に曲率の大きい凹面を向けた負のメニスカス形状を有する第1レンズL1からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状を有する第2レンズL2と、物体側に凸面を向けた負のメニスカス形状を有する第3レンズL3と、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状を有する第4レンズL4からなり、第2レンズL2の像面側のコバ面に沿わせて絞り2が配設されている。
なお、全てのレンズL1〜L4の両面が、上記非球面式1(数1)で表される非球面とされている。
なお、全てのレンズL1〜L4の両面が、上記非球面式1(数1)で表される非球面とされている。
また、広角端(W)から望遠端(T)へのズーミングに際し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2は互いに近づくように、各々光軸Z上を移動するように構成されている。
図1の下段には、実施例1のズームレンズについて、広角端(W)から望遠端(T)へのズーミング時における各レンズ群の移動軌跡が実線で描かれている。
なお、上述した実線で描かれたレンズ移動軌跡は、無限遠フォーカス時における移動軌跡である。
図1の下段には、実施例1のズームレンズについて、広角端(W)から望遠端(T)へのズーミング時における各レンズ群の移動軌跡が実線で描かれている。
なお、上述した実線で描かれたレンズ移動軌跡は、無限遠フォーカス時における移動軌跡である。
実施例1に係るズームレンズに関する各数値を下記表1に示す。
表1の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔(以下、これらを総称して軸上面間隔という)D(mm)、各レンズのe線(波長546.1nm:以下同じ)における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
なお、表中の数字は物体側からの順番を表すものである(表2、3、4において同じ)。
表1の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの中心厚および各レンズ間の空気間隔(以下、これらを総称して軸上面間隔という)D(mm)、各レンズのe線(波長546.1nm:以下同じ)における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
なお、表中の数字は物体側からの順番を表すものである(表2、3、4において同じ)。
また、表1の最上段に広角端(WIDE:1.0倍)、中間位置(MIDDLE:1.5倍)および望遠端(TELE:1.92倍)の各位置での焦点距離f´および倍率の各値を示す。
また、表1の中段に、上述した軸上面間隔Dの欄における広角端、中間位置および望遠端のD2およびD9の値を示す(表2、3、4において同じ)。
また、表1の下段に、上記非球面式1(数1)に示される非球面の各定数K、A4、A6、A8、A10の各値を示す(表2、3、4において同じ)。
また、表1の中段に、上述した軸上面間隔Dの欄における広角端、中間位置および望遠端のD2およびD9の値を示す(表2、3、4において同じ)。
また、表1の下段に、上記非球面式1(数1)に示される非球面の各定数K、A4、A6、A8、A10の各値を示す(表2、3、4において同じ)。
さらに、本実施例においては、下記表5に示すように、前述した条件式(1)、(1´)、(2)および(3)が満足されるように構成されている。
図5は上記実施例1に係るズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差およびディストーション)を示す収差図である。
なお、球面収差図には、C線、g線、e線における収差が示されており、各非点収差図には、これら各線におけるサジタル像面およびタンジェンシャル像面に対する収差が示されている(図6〜図8についても同じ)。図5から明らかなように、実施例1に係るズームレンズによればズーミング領域の全体に亘って良好な収差補正がなされる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例2に係るズームレンズは、図2に示すように、上述した実施例1とほぼ同様のレンズ構成を備えている。
次に、本発明の実施例2に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例2に係るズームレンズは、図2に示すように、上述した実施例1とほぼ同様のレンズ構成を備えている。
実施例2に係るズームレンズに関する各数値を下記表2に示す。
表2の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのe線における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
表2の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのe線における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
また、表2の最上段に広角端(WIDE:1.0倍)、中間位置(MIDDLE:1.5倍)および望遠端(TELE:2.7倍)の各位置での焦点距離f´および倍率の各値を示す。
さらに、本実施例においては、下記表5に示すように、前述した条件式(1)、(1´)、(2)および(3)が満足されている。
図6は上記実施例2に係るズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差およびディストーション)を示す収差図である。図6から明らかなように、実施例2に係るズームレンズによればズーミング領域の全体に亘って良好な収差補正がなされる。
<実施例3>
次に、本発明の実施例3に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例3に係るズームレンズは、図3に示すように、上述した実施例1とほぼ同様のレンズ構成を備えている。
次に、本発明の実施例3に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例3に係るズームレンズは、図3に示すように、上述した実施例1とほぼ同様のレンズ構成を備えている。
実施例3に係るズームレンズに関する各数値を下記表3に示す。
表3の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのe線における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
表3の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのe線における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
また、表3の最上段に広角端(WIDE:1.0倍)、中間位置(MIDDLE:1.5倍)および望遠端(TELE:2.7倍)の各位置での焦点距離f´および倍率の各値を示す。
さらに、本実施例においては、下記表5に示すように、前述した条件式(1)、(1´)、(2)および(3)が満足されている。
図7は上記実施例3に係るズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差およびディストーション)を示す収差図である。図7から明らかなように、実施例3に係るズームレンズによればズーミング領域の全体に亘って良好な収差補正がなされる。
<実施例4>
次に、本発明の実施例4に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例4に係るズームレンズは、図4に示すように、上述した実施例1と類似した2群4枚のレンズ構成とされているが、主として、第1レンズL1の物体側に曲率が比較的大きい凸面を向けていること、第3レンズL3が両凸レンズとされていること、さらには、第4レンズL4が物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズから構成されていること、において相違している。
次に、本発明の実施例4に係るズームレンズの具体的構成について説明する。
実施例4に係るズームレンズは、図4に示すように、上述した実施例1と類似した2群4枚のレンズ構成とされているが、主として、第1レンズL1の物体側に曲率が比較的大きい凸面を向けていること、第3レンズL3が両凸レンズとされていること、さらには、第4レンズL4が物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズから構成されていること、において相違している。
実施例4に係るズームレンズに関する各数値を下記表4に示す。
表4の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのe線における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
表4の上段に、各レンズ面の曲率半径R(mm)、各レンズの軸上面間隔D(mm)、各レンズのe線における屈折率Ne、および各レンズのd線におけるアッベ数νdの値を示す。
また、表4の最上段に広角端(WIDE:1.0倍)、中間位置(MIDDLE:1.5倍)および望遠端(TELE:2.0倍)の各位置での焦点距離f´および倍率の各値を示す。
さらに、本実施例においては、下記表5に示すように、前述した条件式(1)および(2)が満足されている。
図8は上記実施例4に係るズームレンズの広角端、中間位置および望遠端における諸収差(球面収差、非点収差およびディストーション)を示す収差図である。図8から明らかなように、実施例4に係るズームレンズによればズーミング領域の全体に亘って良好な収差補正がなされる。
1 結像面
2 絞り
3 フィルタ部
G1〜G2 レンズ群
L1〜L4 レンズ
R1〜R12 レンズ面等
D1〜D11 軸上面間隔
Z 光軸
2 絞り
3 フィルタ部
G1〜G2 レンズ群
L1〜L4 レンズ
R1〜R12 レンズ面等
D1〜D11 軸上面間隔
Z 光軸
Claims (5)
- 物体側から順に、像面側に凹面を有する負のメニスカスレンズよりなる第1レンズからなる第1レンズ群ならびに、正の第2レンズ、正または負の第3レンズおよび正または負の第4レンズをこの順に配列してなる正の第2レンズ群を配列してなり、
ズーミング時において、広角側から望遠側に向かうにしたがい、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が光軸上で互いに近づくように移動し、
さらに下記条件式(1)を満足することを特徴とするズームレンズ。
−0.5<fw/f3 (1)
ここで、
fw : 広角端におけるレンズ全系の合成焦点距離
f3 : 前記第3レンズの焦点距離 - 下記条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
1<f2/fw<3 (2)
ここで、
f2 : 前記第2レンズの焦点距離 - 前記第3レンズを正のレンズとするとともに、該第3レンズと前記第2レンズとの間に絞りを配設することを特徴とする請求項1または2記載のズームレンズ。
- 前記第1レンズが、下記条件式(3)を満足するプラスチックであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載のズームレンズ。
1.51<N1<1.56 (3)
ここで、
N1 : 前記第1レンズを形成する材料のe線に対する屈折率 - 前記第4レンズが正のレンズであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のズームレンズ。
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