JP2008065188A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、従来よりも好適に記録材又はRFID素子に生じている異常を好適に検出する。
【解決手段】画像形成装置は、外部からの電磁波により電力を供給されて固有の識別情報を出力するRFID素子を備える記録材の搬送を制御する搬送制御部と、記録材に対して画像を形成する画像形成部とを含む。さらに、画像形成装置は、記録材の搬送方向において画像形成部よりも上流に配置され、搬送されてきた記録材が備えるRFID素子から出力される固有の識別情報を読み取る読取部を含む。とりわけ、画像形成装置は、記録材が搬送されてきたときに、読取部により読み取られた固有の識別情報の数が特定の数と異なるか否か応じて、記録材又はRFID素子に生じている異常を検出する異常検出部を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFID素子を備える記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
近年、外部からの電磁波により電力を生成して通信を実行するRFID素子が注目されている。RFID素子は、RFIDタグ、無線タグ、無線ICタグ、無線半導体タグなどと呼ばれることもある。
ところで、RFID素子を画像形成装置に利用することが提案されている(特許文献1)。特許文献1には、連続紙上で搬送方向に沿って一定間隔で並べられた各RFID素子からユニークIDを受信し、この受信間隔が一定か否かで搬送不良を検出する発明が記載されている。
特開2004−82348号公報
しかし、従来、「重送」が発生したことを好適に検出する手段が提案されていなかった。重送は、複数の記録材が重なり合ったまま搬送される現象である。重送が発生すると、複数の記録材にまたがって画像が形成されてしまうため、記録材が無駄に消費されてしまう。また、重送は、ジャムの原因となるため、好ましくない。
そこで、本実施例では、例えば、記録材やRFID素子の異常を従来よりも好適に検知することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、外部からの電磁波により電力を供給されて固有の識別情報を出力するRFID素子を備える記録材の搬送を制御する搬送制御部と、記録材に対して画像を形成する画像形成部とを含む。さらに、画像形成装置は、記録材の搬送方向において画像形成部よりも上流に配置され、搬送されてきた記録材が備えるRFID素子から出力される固有の識別情報を読み取る読取部を含む。とりわけ、画像形成装置は、記録材が搬送されてきたときに、読取部により読み取られた固有の識別情報の数が特定の数と異なるか否か応じて、記録材又はRFID素子に生じている異常を検出する異常検出部を含む。
本発明によれば、例えば、読み取られた固有の識別情報の数が特定の数と異なるか否かに着目することで、記録材又はRFID素子に生じている異常を従来よりも好適に検出できる。
以下に本発明の一実施例を示す。もちろん以下で説明される個別の実施例は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施例によって限定されるわけではない。
[実施例1]
図1は、実施例に係る画像形成装置の概略断面図である。この画像形成装置100は、いわゆるレーザビームプリンタである。なお、本発明に係る画像形成装置は、印刷装置、プリンター、複写機、複合機又はファクシミリなどのいずれであってよい。また、画像形成方式も、電子写真方式、昇華方式又はインクジェット方式などのいずれであってもよい。
画像形成装置100の筐体101下部には、記録材である紙102を収納するカセット103が設けられている。カセット103内の中板104上に積載された多数枚の紙102の最上部にピックアップローラ105が当接している。ピックアップローラ105が回転することにより、最上部に位置する1枚の紙だけが分離されて給紙される。給紙された紙は、搬送路106に沿って装置内部を搬送される。画像形成部120において画像が形成された紙は、装置外部の排紙トレー107に排紙される。
ところで、給紙された紙102は、RFID素子の読取部114の直下を経由して、一時停止しているローラ対(レジローラ108a,108b)に突き当たる。読取部114は、搬送方向において画像形成部(感光体ドラム109他)120よりも上流に配置されている。これは、紙102に対して画像が形成される前に、RFID素子や紙102の異常を検出できるようにするためである。すなわち、RFID素子や紙102に異常があるにもかかわらず印刷が実行されれば、紙102が無駄に消費されてしまうからである。印刷前に検出できれば、紙102を再利用することも可能となる場合もある。
レジローラ108a,108b付近に設けられた用紙センサ(不図示)が紙を検知すると、画像形成部120は、画像形成処理を開始する。まず、画像形成部120は、画像信号に応じて変調したレーザ光を感光体ドラム109上に照射する。これにより、感光体ドラム109上に潜像が形成される。この潜像にトナーが引き付けられてトナー画像が作られる。
次に、トナー画像は、感光体ドラム109と転写ローラ110との間に挟まれた紙102に転写される。その後、紙102は、除電針111にマイナス電圧を印加することで引っ張られて感光体ドラム109より分離される。分離された紙102は、定着器112に通され、圧力と熱を加えられる。これによりトナー画像が紙上に定着される。定着された紙102は、排紙ローラ113a,113bにより機外に排紙される。
図2は、実施例に係る紙の詳細を示す図である。紙102は、台紙200と、複数の配送ラベル201、202、203及び204を有している。各配送ラベルには、RFID素子215が1つずつ埋め込まれている。RFID素子215は、台紙200に埋め込まれていてもよい。各RFID素子215は、読取部114からの電磁波により電力を供給されてユニークIDを出力する。
ユニークIDは、固有の識別情報の一例である。また、各ユニークIDが、重複することがない識別情報であることはいうまでもない。例えば、予めユニークIDと、印刷情報(宛先など)とを対応させておけば、画像形成装置100は、受信したユニークIDに対応する印刷情報を、当該ユニークIDを出力したRFID素子の配置されている領域(配送ラベル)に印刷できる。
図3は、実施例に係る制御ユニットの一例を示すブロック図である。一般に、画像形成装置の制御ユニットは、画像形成部120などを制御するエンジン制御部と、画像処理を行うプリントコントローラ308とに分類される。なお、本発明に係る各機能の配置は、図3に示された配置にのみ限定されるわけではなく、必要に応じ変更されてもよい。例えば、特定部307などが、プリントコントローラ308に設けられてもよい。
搬送制御部301は、紙102の搬送を制御するユニットである。搬送制御部301は、重送の発生が検出されると、紙102の搬送を停止する搬送停止部302を含む。なお、搬送停止部302に代えて、又は搬送停止部302とともに、強制排紙部が設けられてもよい。強制排紙部は、重送に関与している複数の紙102を機外に排出するよう各ローラを制御する。これにより、重送に関与している複数の紙102を再度印刷に利用できるため、紙102を無駄に消費することを抑制できる。
上述した読取部114は、n(nは1以上の整数。)個のRFIDリーダ331、332ないし33nを備えている。RFIDリーダ331、332ないし33nは、例えば、紙102の搬送方向に対して交差する方向(例:直交方向)に配置されている。これは、図2に示しように、複数のRFID素子215が、搬送方向に対して交差する方向に配置されているためである。
異常検出部304は、読取部114の読取結果に応じて、紙102又はRFID素子215に生じている異常を検出するユニットである。例えば、異常検出部304は、固有の識別情報の数が特定の数と異なるか否かを判定する。固有の識別情報は、読取部114の直下付近に紙102が搬送されてきたときに、読取部114により読み取られたものである。そして、異常検出部304は、この判定結果を利用して、紙102又はRFID素子215に生じている異常の有無を検出する。なお、読取部114の直下付近は、実際には、RFIDリーダが、対応する正常なRFID素子から固有の識別情報を読み取ることが可能なエリアのことである。
重送検出部305は、読取部114の読取結果に応じて重送の発生を検出する。例えば、重送検出部305は、紙102が搬送されてきたときに、読取部114により読み取られた固有の識別情報の数が特定の数を超えるか否かを判定する。そして、重送検出部305は、固有の識別情報の数が特定の数を超えていれば、重送が発生していると認識する。図2に示した紙102では、横方向に2つのRFID素子215が埋め込まれている。これは、紙102が搬送されてきたときに、読取部114が2つの固有の識別情報を受信できることを意味する。もし、2つの紙102が重なっていれば、読取部114は、4つの異なる識別情報を読み取ることになる。このような原理から、重送検出部305は、重送の発生の有無を検出できる。なお、特定の数とは、紙102が読取部114のところに搬送されてきたときに本来受信されるはずの識別情報の数である。
不具合検出部306は、紙102に搭載されているRFID素子の不具合を検出するユニットである。例えば、不具合検出部306は、紙102が搬送されてきたときに、読取部114により読み取られた固有の識別情報の数が特定の数未満であるか否かを判定する。もし、読み取られた固有の識別情報の数が特定の数未満であれば、いずれかのRFID素子215が故障していることになる。このような原理に基づいて、不具合検出部306は、RFID素子215の不具合を検出できる。なお、画像形成部120は、RFID素子215の不具合が検出されると、不具合に応じた画像形成処理を実行する。
特定部307は、紙102が備える複数のRFID素子のうち、対応するRFID素子から識別情報を正常に読み出すことのできたRFIDリーダの位置に基づいて、不具合の発生していないRFID素子が配置されている紙102上の領域を特定する。上述したように、各RFIDリーダ331ないし33nは、紙102上に配置されたRFID素子215に対応して並んでいる。それゆえ、あるRFIDリーダだけが、固有の識別情報を読み取れなければ、そのRFIDリーダに対応するRFID素子215に不具合が発生していることがわかる。プリントコントローラ308は、不具合の発生していない領域にのみ画像を形成するための画像信号を作成する。この画像信号に基づいて、特定された領域にのみ画像形成部120が画像を形成するため、トナーなどの消耗品を浪費せずに済む。
図4は、実施例に係る画像形成装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。ステップS401で、読取部114は、紙102に画像が形成される前に、電磁波を送信することでRFID素子215に電力を供給し、RFID素子215が出力する固有の識別情報を読み取る。
ステップS402で、異常検出部304は、読取部114により読み取られた識別情報の数をカウントする。なお、異常検出部304は、予め定められた時間をタイマーなどにより計時し、その時間内で識別情報のカウントを行う。もちろん、この時間は、紙102が、読取部114の直下を通過する時間を考慮して決定されることになる。
ステップS403で、異常検出部304は、カウントされた識別情報の数が特定の数と異なるか否かを判定する。もし、識別情報の数が特定の数と一致すれば、紙102又はRFID素子215は正常であるため、ステップS404に進む。ステップS404で、画像形成部120は、通常どおりの画像を形成する。
一方、識別情報の数が特定の数と異なれば、紙102又はRFID素子215に異常が発生していることになるので、ステップS405に進む。ステップS405で、プリントコントローラ308及び画像形成部120は、異常時の画像形成を実行する。なお、異常時の画像形成には、紙102の搬送を停止して画像形成を中断することや、画像を形成せずに紙102を強制排紙することも含まれる。
図5は、実施例に係る画像形成装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図4のフローチャートにおけるステップS403、S404及びS405をサブルーチン化したものである。
ステップS501において、重送検出部305は、カウントされた識別情報の数が特定の数を超えるか否かを判定する。超える場合は、重送が発生しているおそれが高いため、ステップS502へ進む。ステップS502で、画像形成部120は、画像形成を停止する。また、搬送制御部301の搬送停止部302は、紙102の搬送を停止する。なお、重送検出部305は、重送が発生したことを表すエラーコードやメッセージをディスプレイなどに出力してもよい。なお、搬送制御部301は、重送を起こした複数の紙102を機外へ強制的に排出するよう制御してもよい。この場合、排出された紙102を再度印刷に使用できるため、紙102を廃棄せずに済む。
一方、特定の数を超えなければ、ステップS503に進み、不具合検出部306は、カウントされた識別情報の数が特定の数未満であるか否かを判定する。特定の数未満でもなければ、上述したように、ステップS401で、画像形成部120は、通常どおりの画像形成を実行する。一方、特定の数未満であれば、ステップS504に進む。
ステップS504で、特定部307は、不具合の発生していないRFID素子が配置されている紙102の領域を特定する。例えば、特定部307は、複数のRFID素子のうち対応するRFID素子から識別情報を正常に読み出すことのできたRFIDリーダの位置を特定する。そして、特定部307は、特定されたRFIDリーダの位置から、上記領域を特定する。なお、不具合検出部306は、不具合のあるRFID素子が存在することを表すエラーコードやメッセージをディスプレイなどに出力してもよい。なお、当該エラーコードやメッセージには、紙102における不具合のあるRFID素子の位置を示す情報が含まれてもよい。
ステップS505で、プリントコントローラ308は、特定された領域にのみ画像を形成するための画像信号を作成する。この画像信号に基づいて、画像形成部120は、特定された領域にのみ画像を形成する。よって、従来と比較し、トナーなどの消耗品が浪費されずに済む。
このように、本実施例によれば、読み取られた固有の識別情報の数が特定の数と異なるか否かに着目することで、従来よりも好適に記録材又はRFID素子に生じている異常を検出できる。
とりわけ、本実施例は、固有の識別情報の数が特定の数を超えているか否かに応じて、重送の発生を好適に検知できる。従来は、重送の発生を好適に検知できなかったため、ときには、複数の記録材にまたがって印刷が実行され、記録材やトナーなどの消耗品が無駄に消費されていた。しかし、本実施例では、このような消耗品の無駄な消費を抑制できる。例えば、搬送停止部302が、記録材の搬送を停止することで、記録材を手動で取り除くことが可能となる。また、強制排紙部が、重送に関与している複数の記録材を強制排出するよう搬送制御することでも、記録材を再利用できる。
また、本実施例では、固有の識別情報の数が特定の数未満か否かに着目することで、RFID素子の不具合を好適に検出できる。さらに、画像形成部は、不具合に応じた画像形成処理を実行できる。
図6は、実施例に係るRFIDリーダとRFID素子との位置関係を説明するための図である。配送ラベル紙などでは、通常、複数のRFID素子215a、215bが搬送方向(図中矢印)に対して交差する方向(例:直交方向)に配置される。この例では、2つのRFID素子215a、215bが交差方向に配置されている。よって、複数のRFIDリーダ331及び332も、搬送方向に対して交差する方向に配置されることが望ましい。RFIDリーダ331は、その直下付近を通過するRFID素子215aだけを読み取ることができるように位置や受信感度が調整されている。同様に、RFIDリーダ332も、その直下付近を通過するRFID素子215bだけを読み取ることができるように位置や受信感度が調整されている。RFIDリーダ331は識別情報を読み取れたが、RFIDリーダ332が識別情報を読み取れなかったとする。この場合、不具合検出部306は、RFID素子215aは正常であるが、RFID素子215bには不具合が発生していることを認識できる。
図7は、実施例に係る配送ラベル紙への印刷例を示す図である。配送ラベル紙700には、4つの配送ラベルがある。そのうち、配送ラベル701の下に埋め込まれたRFID素子715だけに不具合が発生したとする。この場合、RFID素子715に対応する配送ラベル701には、印刷が実行されない。なお、RFID素子が正常であった他の配送ラベル702には、通常どおり印刷が実行される。
このように、本実施例によれば、1枚の紙に複数の配送ラベルが含まれているときに、全ての配送ラベルを廃棄する必要はない。すなわち、RFID素子に不具合のあった配送ラベルだけは印刷が省略され、同一紙上の他の配送ラベルには印刷が実行される。
画像形成部120は、例えば、印刷を省略された印刷データを次の配送ラベル紙に印刷してもよい。なお、プリントコントローラ308は、印刷を省略された印刷データを記憶装置から削除することなく保持してもよい。あるいは、プリントコントローラ308は、印刷を指示してきた外部装置やプリンタドライバなどに、当該印刷データについて印刷が完了していないことを示す情報を返信してもよい。その際に、プリントコントローラ308は、印刷データを外部装置やプリンタドライバなどに送り返してもよい。これにより、印刷データの紛失を避けることができる。
本実施例では、RFID素子の読取部114について説明したが、これは、RFID素子の書き込み機能を備えることを妨げるものではない。すなわち、画像形成装置100が、読み書き(リーダ・ライタ)装置を内蔵していてもよい。ちなみに、書き込み機能を利用すれば、各RFID素子215に印刷される画像の元となった印刷データ書き込むことが可能となる。この場合、画像形成装置は、RFID素子から読み取った印刷データに基づいて、当該RFID素子が配置された記録材上の領域に画像を形成できる。
[実施例2]
異常検出部304は、各RFIDリーダにおける受信強度及び受信継続時間の少なくとも一方に基づいて、不具合の発生していないRFID素子が配置されている録材上の領域を特定してもよい。
図8は、実施例に係るRFIDリーダのアンテナ形状の一例を示す図である。アンテナ801、802の形状は、中央から遠ざかるにしたがって、搬送方向における長さが長くなっている。これは、紙102の中央付近では、その端部付近よりも受信感度が低下することを意味する。よって、相対的に端部に位置するRFID素子815aからの受信強度が大きくなる。逆に、相対的に中央に位置するRFID素子815bからの受信強度が小さくなる。よって、特定部307は、受信強度に基づいてRFID素子の位置を特定できることになる。
また、図8によれば、RFID素子815aがアンテナ801を通過する時間が、中央付近と端部付近では異なる。具体的には、RFID素子815bよりもRFID素子815aは、アンテナ801を横切る時間が長い。よって、識別情報の受信継続時間をタイマー等により監視すれば、特定部307は、どの位置に配置されたRFID素子から識別情報を受信できたのかを特定できる。
実施例に係る画像形成装置の概略断面図である。 実施例に係る紙の詳細を示す図である。 実施例に係る制御ユニットの一例を示すブロック図である。 実施例に係る画像形成装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。 実施例に係る画像形成装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。 実施例に係るRFIDリーダとRFID素子との位置関係を説明するための図である。 実施例に係る配送ラベル紙への印刷例を示す図である。 実施例に係るRFIDリーダのアンテナ形状の一例を示す図である。
符号の説明
100‥‥画像形成装置
102‥‥紙
106‥‥搬送路
108a、b‥‥レジローラ
1099‥‥感光体ドラム
110‥‥転写ローラ
111‥‥除電針
112‥‥定着器
113a、b‥‥排紙ローラ
114‥‥RFID素子の読取部装置
120‥‥画像形成部
215‥‥RFID素子

Claims (8)

  1. 画像形成装置であって、
    外部からの電磁波により電力を供給されて固有の識別情報を出力するRFID素子を備える記録材の搬送を制御する搬送制御部と、
    前記記録材に対して画像を形成する画像形成部と、
    前記記録材の搬送方向において前記画像形成部よりも上流に配置され、搬送されてきた記録材が備えるRFID素子から出力される固有の識別情報を読み取る読取部と、
    前記記録材が搬送されてきたときに、前記読取部により読み取られた固有の識別情報の数が特定の数と異なるか否か応じて、前記記録材又は前記RFID素子に生じている異常を検出する異常検出部と
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記異常検出部は、
    前記記録材が搬送されてきたときに、前記読取部により読み取られた固有の識別情報の数が特定の数を超えるか否かに応じて、複数の記録材が重なり合ったまま搬送される現象である重送の発生を検出する重送検出部を含み、
    前記搬送制御部は、
    前記重送の発生が検出されると、前記記録材の搬送を停止する搬送停止部又は前記重送に関与している複数の記録材を強制排出するよう搬送制御する強制排紙部を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記異常検出部は、
    前記記録材が搬送されてきたときに、前記読取部により読み取られた固有の識別情報の数が特定の数未満であるか否かに応じて、前記RFID素子の不具合を検出する不具合検出部を含み、
    前記画像形成部は、
    前記RFID素子の不具合が検出されると、該不具合に応じた画像形成処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記読取部は、
    前記記録材の搬送方向に対して交差する方向に配置された複数のRFIDリーダ
    を含み、
    前記不具合検出部は、
    前記記録材が備える複数のRFID素子のうち対応するRFID素子から前記識別情報を正常に読み出すことのできたRFIDリーダの位置に基づいて、不具合の発生していないRFID素子が配置されている前記記録材上の領域を特定する特定部
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記特定部は、
    各RFIDリーダにおける受信強度及び受信継続時間の少なくとも一方に基づいて、不具合の発生していないRFID素子が配置されている前記記録材上の領域を特定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、
    前記特定された領域にのみ画像を形成することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録材には、複数のRFID素子が搬送方向に対して交差する方向に配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置の制御方法であって、
    外部からの電磁波により電力を供給されて固有の識別情報を出力するRFID素子を備える記録材について、該記録材に画像が形成される前に、該RFID素子から出力される固有の識別情報を読み取る読取工程と、
    前記読取工程において読み取られた固有の識別情報の数が特定の数と異なるか否か応じて、前記記録材又は前記RFID素子に生じている異常を検出する異常検出工程と
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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