JP2008063039A - ロールクランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基体2、移動体3、リーチシリンダ4、傾動体5、ダンプシリンダ6、回転体7、モータ8、クランプアーム9、クランプシリンダ10とで構成し、とりわけ、リーチシリンダ4に依り移動体3を前後動させると共に、ダンプシリンダ6に依り傾動体5を前向き状態から下向き状態まで略直角に傾動させる様にする。
【選択図】 図1
Description
前者のものは、荷役車両の昇降体に設けられた基体と、基体に前後方向軸廻りに回転可能に設けられた回転体と、基体に対して回転体を回転させるモータと、回転体に横軸廻りに傾動可能に設けられた傾動体と、回転体に対して傾動体を傾動させる傾動シリンダと、傾動体に設けられてロール物を掴持可能な一対のクランプアームと、クランプアームを開閉作動させるクランプシリンダと、から構成されている。
後者のものは、荷役車両の昇降体に設けられた基体と、基体に縦軸廻りに旋動可能に設けられた旋動体と、基体に対して旋動体を旋動させる旋動シリンダと、旋動体に前後方向軸廻りに回転可能に設けられた回転体と、旋動体に対して回転体を回転させるモータと、回転体に設けられてロール物を掴持可能な一対のクランプアームと、クランプアームを開閉作動させるクランプシリンダと、から構成されている。
リーチシリンダに依り移動体が前方へ移動されると共に、ダンプシリンダに依り傾動体が下向き状態に俯動されると、一対のクランプアームが下向き状態になり、クランプシリンダに依り俵積みされたロール物が掴持される。その後、ダンプシリンダに依り傾動体が前向き状態にされると共に、リーチシリンダに依り移動体が後方へ移動されると、ロール物が基体側に引き寄せられた状態になって運搬する事ができる。
回転体とモータとクランプアームとクランプシリンダを備えているので、通常のロールクランプ作業を行う事ができる。
これらに加えて、移動体とリーチシリンダと傾動体とダンプシリンダを備えているので、トラックや貨車に対するロール物の俵積み及び積み下ろしが行え、所謂俵積み作業が行える。
(1) 基体、移動体、リーチシリンダ、傾動体、ダンプシリンダ、回転体、モータ、クランプアーム、クランプシリンダとで構成し、とりわけ、リーチシリンダに依り移動体を前後動させると共に、ダンプシリンダに依り傾動体を前向き状態から下向き状態まで略直角に傾動させる様にしたので、通常のロールクランプ作業は勿論の事、トラックや貨車に俵積みされたロール物を掴持して運搬する俵積み作業が行える。
(2) 移動体とリーチシリンダと傾動体とダンプシリンダとを設けるだけであるので、、既存のロールクランプ装置にも容易に適用する事ができる。
図1は、本発明のロールクランプ装置を示す側面図。図2は、俵積みされたロール物を掴持した状態を示す側面図。図3は、ロール物を前向きにした状態を示す図2と同様図。図4は、ロール物を後方へ移動した状態を示す図2と同様図。図5は、流体圧回路図である。
荷役車両は、図略しているが、走行可能な車体と、これの前側に設けられたマスト装置とを備えて居り、マスト装置は、車体に前後傾動可能に設けられた固定マストと、これに昇降可能に設けられた移動マストと、これに昇降可能に設けられた昇降体と、固定マストに対して移動マストを昇降させるリフトシリンダと、移動マストに対して昇降体を昇降させるリフトチェーン及びシーブ等から構成されている。
リーチシリンダ4が作動されると、基体2に対して移動体3が前後方向にへ移動される。ダンプシリンダ6が作動されると、移動体3に対して傾動体5が前向き状態から下向き状態まで俯仰回動される。モータ8が作動されると、傾動体5に対して回転体7が前後方向軸廻りに回転される。クランプシリンダ9が作動されると、回転体7に対して一対のクランプアーム10が開閉されてロール物Aを掴持する事ができる。
リーチシリンダ4に依り移動体3が前方へ移動されると共に、ダンプシリンダ6に依り傾動体5が下向き状態に俯動されると、一対のクランプアーム9が下向き状態になり、クランプシリンダ10に依り俵積みされたロール物が掴持される(図2参照)。
マスト装置に依り昇降体が上昇されると共に、ダンプシリンダ6に依り傾動体5が前向き状態にされる(図3参照)。
リーチシリンダ4に依り移動体3が後方へ移動されてロール物Aが基体2側に引き寄せられた状態になり、この様な状態で運搬される(図4参照)。
逆に、トラックや貨車へロール物Aを俵積みする場合は、前述の逆の要領で行われる。
これらに加えて、移動体3とリーチシリンダ4と傾動体5とダンプシリンダ6を備えているので、トラックや貨車に対するロール物Aの俵積み及び積み下ろしが行え、所謂俵積み作業を行う事ができる。
Claims (2)
- 荷役車両の昇降体に設けられた基体と、基体に前後方向に移動可能に設けられた移動体と、基体に対して移動体を前後動させるリーチシリンダと、移動体に前向き状態から下向き状態まで略直角に横軸廻りに傾動可能に設けられた傾動体と、移動体に対して傾動体を傾動させるダンプシリンダと、傾動体に前後方向軸廻りに回転可能に設けられた回転体と、傾動体に対して回転体を回転させるモータと、回転体に設けられてロール物を掴持可能な一対のクランプアームと、クランプアームを開閉作動させるクランプシリンダと、から構成した事を特徴とするロールクランプ装置。
- リーチシリンダとダンプシリンダを流体制御するリーチ兼ダンプ用メインバルブと、モータを流体制御する回転用メインバルブと、クランプシリンダを流体制御するクランプ用メインバルブと、リーチシリンダ及びダンプシリンダとリーチ兼ダンプ用メインバルブとの間に設けられてリーチシリンダとダンプシリンダの何れか一方を流体制御する電磁切換バルブと、電磁切換バルブを電気制御する切換スイッチとを備え、リーチ兼ダンプ用メインバルブと回転用メインバルブとクランプ用メインバルブと切換スイッチは、荷役車両の運転室に設けられていると共に、電磁切換バルブは、荷役車両の昇降体に設けられている請求項1に記載のロールクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006240547A JP2008063039A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | ロールクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006240547A JP2008063039A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | ロールクランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008063039A true JP2008063039A (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=39286079
Family Applications (1)
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JP2006240547A Pending JP2008063039A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | ロールクランプ装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008063039A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-09-05 JP JP2006240547A patent/JP2008063039A/ja active Pending
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