JP2008062856A - ヘッドライト制御システム - Google Patents

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JP2008062856A JP2006244747A JP2006244747A JP2008062856A JP 2008062856 A JP2008062856 A JP 2008062856A JP 2006244747 A JP2006244747 A JP 2006244747A JP 2006244747 A JP2006244747 A JP 2006244747A JP 2008062856 A JP2008062856 A JP 2008062856A
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Abstract

【課題】ヘッドライト制御システムにおける安全性を向上させること。
【解決手段】車両が停止した際にヘッドライトを減光し、又はヘッドライトの照射角度を下げるとともに、再び車両が走行を開始したときにヘッドライトの状態を車両が停止する前の状態に戻すヘッドライト制限処理を実行すると安全性が低下する地点に路上機2を設置する。この路上機2には検知領域3が設定されており、その検知領域3に障害物が存在するか否かを判断する。そして、障害物が検出できた場合には、その障害物の位置に基づいて、ヘッドライト制限処理を実行してしまうと安全性が低下する車両停止領域31を判断して、その車両停止領域31へ向けて制御中止信号を送信する。その車両停止領域31に停車している車両は、制御中止信号を受信すると、ヘッドライト制限処理を中止するので、ヘッドライト制限処理が実行されてしまい、その障害物が見えにくくなってしまうことが防止される。
【選択図】図3

Description

本発明は、交差点等で車両が停止した際に、対向車又は自車の車線の前方にいる車両に照射される光を減らすために、ヘッドライトを減光したり、ヘッドライトの照射角度を変化させるヘッドライト制御システムに関する。
従来、車両が夜間に交差点等で一時停止した際に、対向車や前方にいる車両に照射されるヘッドライトの光を少なくするために、ヘッドライトを減光したり、ヘッドライトの照射角度を変化させる技術が知られている。しかし、方向指示器が動作しているときに、ヘッドライトを減光したり、ヘッドライトの照射角度を変化させたりすると対向車に対して方向指示器が動作していることを認識させづらくなる可能性があった。そこで、特許文献1のヘッドライト制御装置では、方向指示器が動作しているときに停車したときには、方向指示器が動作していないときに比べてヘッドライトの減光量を小さくしている。
特開平10−29462号公報
ところで、道路には複雑なハンドル操作をしなければならない地点がある。また、道路上に故障車や動物の死骸などの障害物が存在している場合もある。このような地点において、車両が停止しているときにヘッドライトを減光したり、ヘッドライトの照射角度を変更したりすると、ドライバーは十分に道路の形状や障害物の有無などを認識することができない可能性があるので、車両運転の際の安全性が低下する。
また、交差点の一方の道路またはその付近にいる歩行者から、交差する他方の道路に停止している車両が見えづらい形状の交差点もある。この交差点に設けられた停止線に停止した車両がヘッドライドを減光したり、ヘッドライトの照射角度を変更したりすると、歩行者がその車両の存在に気づかない可能性があるので、安全性が低下してしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ヘッドライト制御システムにおける安全性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、車両の停止を検出したことに基づいて、前記車両のヘッドライトを減光し、又は当該ヘッドライトの照射角度を変化させるとともに、再び前記車両が走行を開始したときにヘッドライトの状態を前記車両が停止する前の状態に戻すヘッドライト制限処理を実行する車載器を備えるヘッドライト制御システムであって、前記ヘッドライト制限処理を実行することによって車両走行の際の安全性が低下する領域として予め設定された制御中止領域内に設置され、その制御中止領域に制御中止信号を逐次送信する路上機を備え、前記車載器は、前記路上機から送信された制御中止信号を受信する受信手段を備え、その受信手段が前記制御中止信号を受信したときには、前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とする。
この請求項1記載の発明では、ヘッドライト制限処理を実行すると車両走行の際の安全性が低下する予め設定された制御中止領域内に設置された路上機から制御中止信号が逐次送信されているので、受信手段を備えた車載器を搭載した車両が制御中止領域に入ると、路上機からの制御中止信号を受信することができる。そして、受信手段によって制御中止信号が受信されると、ヘッドライト制限処理の実行が中止されるので、上記制御中止領域においてはヘッドライト制限処理が実行されないことになる。そのため、制御中止領域に停車した車両がヘッドライト制限処理を実行してしまうことによって車両運転の際の安全性が低下してしまうことが防止できる。
請求項2記載の発明は、車両の停止を検出したことに基づいて、前記車両のヘッドライトを減光し、又は当該ヘッドライトの照射角度を変化させるとともに、再び前記車両が走行を開始したときにヘッドライトの状態を前記車両が停止する前の状態に戻すヘッドライト制限処理を実行する車載器を備えるヘッドライト制御システムであって、
道路の所定地点に設置された路上機を備え、当該路上機は、車両が停止する可能性がある車両停止領域に対して車両前進方向においてその車両停止領域に近接する位置に設定された検知領域から障害物検出用信号を取得する信号取得手段と、その信号取得手段によって取得された障害物検出用信号に基づいて前記検知領域内の障害物を検出する障害物検出手段と、その障害物検出手段によって障害物が検出された場合に前記車両停止領域に制御中止信号を送信する送信手段とを有し、前記車載器は、前記路上機から送信された制御中止信号を受信する受信手段を備え、その受信手段が前記制御中止信号を受信したときには、前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とする。
この請求項2記載の発明では、路上機によって、車両が停止する可能性がある車両停止領域に対して車両前進方向に近接する検知領域内の障害物が検出され、さらに、障害物が検出された場合には、路上機の送信手段によって車両停止領域に制御中止信号が送信される。そのため、受信手段を備えた車載器を搭載した車両が車両停止領域に停止している場合には、路上機からの制御中止信号を受信することができる。そして、受信手段によって制御中止信号が受信されると、ヘッドライト制限処理の実行が中止される。従って、障害物が検出されているにもかかわらず、ヘッドライト制限処理が実行されてしまい、その障害物が見えにくくなってしまうことが防止されるので、車両運転の際の安全性が低下してしまうことが防止できる。また、検出された障害物が歩行者である場合には、ヘッドライト制限処理が実行されてしまって歩行者から車両が見えにくくなることが防止されるので、その歩行者は安全に通行することができる。
ここで、上記請求項2では、信号取得手段が取得した障害物検出用信号に基づく障害物の検出を路上機で行っていたが、請求項3のように、障害物検出用信号を車載器に送信して、車載器にて、障害物検出用信号に基づく障害物の検出を行ってもよい。
その請求項3記載の発明は、車両の停止を検出したことに基づいて、前記車両のヘッドライトを減光し、又は当該ヘッドライトの照射角度を変化させるとともに、再び前記車両が走行を開始したときにヘッドライトの状態を前記車両が停止する前の状態に戻すヘッドライト制限処理を実行する車載器を備えるヘッドライト制御システムであって、
道路の所定地点に設置された路上機を備え、当該路上機は、車両が停止する可能性がある車両停止領域に対して車両前進方向においてその車両停止領域に近接する位置に設定された検知領域から障害物検出用信号を取得する信号取得手段と、その信号取得手段が取得した障害物検出用信号を前記車両停止領域に送信する送信手段とを有し、
前記車載器は、前記送信手段が送信した障害物検出用信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した障害物検出用信号に基づいて、前記検知領域内の障害物を検出する障害物検出手段とを備え、その障害物検出手段によって障害物が検出された場合に前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とする。
この請求項3記載の発明は、路上機において障害物の検出を行うか、車載器においてそれを行うかが異なるが、請求項2と同様に、検知領域に障害物が検出された場合に、車両停止領域に停止している車両がヘッドライト制限処理を中止する。従って、障害物が検出されているにもかかわらず、ヘッドライト制限処理が実行されてしまい、その障害物が見えにくくなってしまうことが防止されるので、車両運転の際の安全性が低下してしまうことが防止できる。また、検出された障害物が歩行者であったとしても、ヘッドライト制限処理が実行されてしまって歩行者から車両が見えにくくなることが防止されるので、その歩行者は安全に通行することができる。
ここで、障害物検出用信号としては画像信号やレーダの反射波を用いることができる。障害物検出用信号として画像信号を用いる場合、請求項4のように構成することができる。
その請求項4記載の発明は、請求項2または3に記載のヘッドライト制御システムにおいて、前記路上機は、前記検知領域を撮像するカメラを備え、前記信号取得手段は、前記カメラによって前記検知領域を撮像させ、前記障害物検出用信号として、前記カメラから前記検知領域の画像信号を取得することを特徴とする。
障害物検出用信号としてレーダの反射波を用いる場合、請求項5のように構成することができる。その請求項5記載の発明は、請求項2または3に記載のヘッドライト制御システムにおいて、前記路上機は、前記検知領域の全範囲に渡ってレーダ信号を照射し、且つ、そのレーダ信号の反射波を受信するレーダ装置を備え、前記信号取得手段は、前記障害物検出用信号として、前記レーダ装置から前記反射波を取得することを特徴とする。
また、請求項6のヘッドライト制御システムは、前記車載器は、方向指示器が動作しているときは、前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とする。これにより、対向車に右左折することを確実に認識させることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係るヘッドライト制御システムの第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態のヘッドライト制御システムのために車両に設置される車載器1の概略構成を示したブロック図であり、図2は、第1実施形態のヘッドライト制御システムの路上機2の概略構成を示したブロック図である。第1実施形態のヘッドライト制御システムは、図1に示す構成を有する車載器1と図2に示す構成を有する路上機2とをそれぞれ複数備えている。
まず、車載器1の構成を説明する。図1に示すように車載器1は、ヘッドライト制御部10、ヘッドライト11、方向指示器制御部12、走行状態検出部13、制御中止信号受信部14、及び前方車両検出部15を備えている。
ヘッドライト制御部10は、種々の入力信号に基づいてヘッドライト11の光量や照射角度を決定し、その決定した光量および照射角度でヘッドライト11を点灯させる。上記入力信号としては、車両停止信号があり、ヘッドライトを点灯させている状態で車両停止信号が入力された場合には、前方車両検出部15に前方車両検出指示を出す。そして、前方車両検出部15から前方車両が存在することを示す信号が供給された場合には、ヘッドライトを減光させるか、照射角度を低くするヘッドライト制限処理を実行する。ただし、ヘッドライト制限処理を実行する状態であっても、制御中止信号が供給されたときには、ヘッドライト制限処理の実行を中止する。
方向指示器制御部12は、方向指示器(図示せず)の点灯・消滅を制御し、方向指示器が点滅状態場合には制御中止信号をヘッドライト制御部10へ出力する。
走行状態検出部13は、車両が走行しているか否かを、たとえば車速センサから出力される車速パルスに基づいて検出して、車両が停止しているかどうかを示す信号をヘッドライト制御部10に送信する。
受信部14は、受信手段に相当し、路上機2から送信される制御中止信号を受信して、その受信した制御中止信号をヘッドライト制御部10に出力する。
前方車両検出部15は、ヘッドライト制御部10から前方車両検出指示が入力された場合には、停止している自車と同じ車線において自車の前方に他の車両が止まっているかを検出する。検出する方法としては、例えば車両前方をカメラによって撮像して撮像した画像を解析する方法や、レーダを車両前方に向けて照射し、その反射波が検出される時間や反射波の強度に基づく方法がある。
次に路上機2について説明する。図2に示すように、路上機2は信号取得部20、障害物検出部21、危険判断部22、制御中止信号送信部23、他路上機用送受信部24を備えている。この路上機2は、車両が停止する可能性がある車両停止領域(例えば交差点に隣接して配置されている停止線よりも交差点から離隔する側の所定領域)の近傍に設置される。
信号取得部20は、図示しないレーダ装置またはカメラを備えており、それらレーダ装置またはカメラから障害物検出用信号を取得する。レーダ装置を備えている場合には、そのレーダ装置から検知領域3(図3参照)の全範囲に渡ってレーダ信号(赤外線などの光または電波)を照射して、そのレーダ信号の反射波を障害物検出用信号として受信する。カメラを備えている場合には、カメラによって検知領域3を撮像させて、そのカメラから撮像信号を障害物検出用信号として取得する。
障害物検出部21は、障害物検出手段に相当し、信号取得部20から供給される障害物検出用信号に基づいて路上機2の検知領域3内の障害物を検出する。上記検知領域3は路上機2の周辺に設けられる。例えば、図3(a)の路上機2a、2bはそれぞれ検知領域3a、3bを有している。検知領域3aは、路上機2aに対応する車両停止線30aよりも車両前方において、その車両停止線30aに隣接するように設定されている。同様に、検知領域3bは、路上機2bに対応する車両停止線30bよりも車両前方において、その車両停止線30bに隣接するように設定されている。
また、図3(b)の路上機2c、2dはそれぞれ検知領域3c、3dを有している。検知領域3cは、路上機2cと対応する車両停止線30cよりも交差点側の領域が含まれるように設定されている。検知領域3dは、路上機2dと対応する車両停止線30dよりも交差点側の領域が含まれるように設定されている。
このような検知領域3内の障害物を障害物検出用信号に基づいて検出する方法としては、障害物検出用信号がカメラからの撮像信号である場合には、その撮像信号を公知の画像解析手法によって解析することになる。障害物検出用信号がレーダ信号の反射波である場合には、反射波が受信されるまでの時間や、反射波の強度分布を解析することになる。
そして、障害物検出部21は、障害物を検出したときにはその障害物の位置や大きさなど障害物に関する情報を危険判断部22に送信する。
危険判断部22は、障害物検出部21から送られてきた障害物に関する情報に基づいて、ヘッドライト制限処理を実行してしまうと危険である車両停止領域31を判断する。ここで、車両停止領域31とは、車両停止線30を一方の端部として、そこから交差点とは反対側に車線に沿って延びる領域である。たとえば、図3(a)の例では、2つの車両停止領域31a、31bが設けられている。これら車両停止領域31a、31bは、車両停止線30a、30bを一方の端部として、そこから交差点とは反対方向に車線に沿って延びる領域である。また、図3(b)の例では、1つの車両停止領域31dが設けられている。この車両停止領域31dも、車両停止線30dを一方の端部として、そこから交差点とは反対側に車線に沿って延びる領域である。
上記危険判断部22の処理をさらに具体的に説明すると、まず、障害物検出部21から送られてきた障害物に関する情報に基づいてある車両停止領域31の前方に所定の大きさ以上の障害物があるか否かを判断する。そして、障害物があると判断できる場合には、その車両停止領域31をヘッドライト制限処理を実行してしまうと危険である車両停止領域31であると判断する。
さらに、障害物検出部21から送られてきた障害物に関する情報に基づいて、歩行者が検知領域2にいると判断できるときには、その検知領域2が設けられている道路に対して交差する道路に設けられている車両停止領域31を、ヘッドライト制限処理を実行してしまうと危険である車両停止領域31であると判断する。
そして、上記のようにして判断した車両停止領域31が、この危険判断部22が設けられている路上機2と対応付けられている車両停止領域31であれば、制御中止信号送信部23に、制御中止信号を送信することを指示する送信指示信号を出力する。一方、上記のようにして判断した車両停止領域31が他の路上機2と対応付けられている車両停止領域31であれば、その車両停止領域31と対応付けられている他の路上機2へ制御中止信号を送信することを指示する送信指示信号を、他路上機用送受信部24へ出力する。
制御中止信号送信部23は、送信手段に相当し、この制御中止信号送信部23を備えている路上機2の最も近傍に位置する車両停止領域31と対応付けられており、送信領域(図示せず)がその車両停止領域31を含むように設定されているので、車両停止領域31へ制御中心信号を送信することができる。例えば、図3(a)の例では、路上機2aと車両停止領域31aとが対応づけられており、路上機2bと車両停止領域31bとが対応付けられている。そして、危険判断部22から送信指示信号が供給された場合に、対応付けられた車両停止領域31に向けて制御中止信号を送信する。
他路上機用送受信部24も送信手段として機能しており、危険判断部22から送信指示信号が供給された場合に、その送信指示信号によって定まる他の路上機2へ、制御中止信号を送信することを指示する送信指示信号を送信する。なお、複数の路上機2が同一の交差点の付近に設置されているなど、複数の路上機2が互いに近い位置に設置されている場合には、図3に示すように、路上機2は有線4によって互いに接続されている。他路上機用送受信部24は、この有線4によって送信指示信号を他の路上機2へ送信する。
また、他路上機用送受信部24は、他の路上機2から送信されてきた送信指示信号を受信する。そして、その送信指示信号を受信した場合には、同じ路上機2に備えられている制御中止信号送信部23へ制御中止信号を送信することを指示する送信指示信号を出力する。制御中止信号送信部23は、このように他路上機用送受信部24から送信指示信号が送信されてきた場合にも、対応付けられている車両停止領域31に向けて制御中止信号を送信する。
次に、車載器1のヘッドライト制御部10が行う処理を図4のフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、ヘッドライトが点灯している状態において所定周期で繰り返し実行する。従って、夜間だけでなく、昼間でも濃霧等の気象条件の影響によってヘッドライトが点灯した場合には、この処理を実行することになる。
先ずステップS10では、車両が停止したか否かを走行状態検出部13からの信号に基づいて判定する。ここで、車両が停止したと判定したときは肯定判定し、処理をステップS11に進める。これに対し、車両が停止していないと判定したときは否定判定し、処理をステップS14に進める。そして、ステップS14においてヘッドライト制限処理を実行しないことに決定する。
ステップS11では、方向指示器が動作しているか否かを方向指示器制御部12から送られてくる信号に基づいて判定する。ここで、方向指示器が動作していると判定したときは肯定判定し、処理をステップS14に進める。そのため、方向指示器が動作しているときにもヘッドライト制限処理は実行されないことになる。これによって、ヘッドライト制限処理が実行されてしまうことによって、方向指示器が動作していることを対向車に認識させ辛くなることを防止できる。これに対し、方向指示器が動作していないと判定したときは否定判定し、処理をステップS12に進める。
ステップS12では、制御中止信号受信部14が制御中止信号を受信したか否かを判定する。制御中止信号を受信したと判定したときは肯定判定し、処理をステップS14に進める。そのため、制御中止信号を受信したときにもヘッドライト制限処理は実行されないことになる。これに対し、制御中止信号を受信していないと判定したときは否定判定し、処理をステップS13に進める。
ステップS13では、自車と同じ車線において自車の前方に他の車両が停止しているか否かを判定する。具体的には、ヘッドライト制御部10は、まず、前方車両検出部15に前方車両検出指示を出力する。その前方車両検出指示が入力された前方車両検出部15は、自車が位置する車線における前方の停止車両を検出するための処理を実行し、停止車両が検出できたか否かを示す情報をヘッドライト制御部10に送信する。ヘッドライト制御部10は、この情報に基づいて自車両の前方に他の車両が停止しているか否かを判定する。ここで、自車両の前方に他の車両が停止していると判定したときは肯定判定し、処理をステップS16に進める。そして、ステップS16においてヘッドライトの照射角度を下げる。これによって、前方に停止している他の車両に照射される光量を少なくすることができる。これに対し、自車両の前方に他の車両が停止していないと判定したときは否定判定し、処理をステップS15に進める。そして、ステップS15においてヘッドライトを減光する。これは、反対車線に対向車が存在していた場合に、自車のヘッドライトから対向車に照射される光量を低減するためである。
次に、路上機2が行う処理を図5のフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートは、一定の時間間隔で実行される。
ステップS20およびS21は障害物検出部21における処理である。ステップS20では、その障害物検出部21が設けられている路上機2に対して設定されている検知領域3内に障害物を検出するための前述の処理を実行する。
そして、続くステップS21では、ステップS20において障害物を検出したか否かを判定する。ここで、障害物を検出したと判定したときは肯定判定し、処理をステップS22に進める。これに対し、障害物を検出していないと判定したときは否定判定し、処理をステップS28に進める。
ステップS22では、障害物検出部21から送信されてくる障害物に関する情報に基づいて、どの車両停止領域31においてヘッドライト制限処理を実行すると危険であるかを決定する。具体的には、まず、障害物検出部21から送られてきた障害物に関する情報に基づいてある車両停止領域31の前方に位置する検知領域3に所定の大きさ以上の障害物があるか否かを判断する。そして、障害物があると判断できる場合には、その車両停止領域31をヘッドライト制限処理を実行してしまうと危険である車両停止領域31であると判断する。
さらに、障害物検出部21から送られてきた障害物に関する情報に基づいて、歩行者が検知領域2にいると判断できるときには、その検知領域2が設けられている道路に対して交差する道路に設けられている車両停止領域31を、ヘッドライト制限処理を実行してしまうと危険である車両停止領域31であると判断する。
上記ステップS22を実行した後は、ステップS23を実行する。ステップS23では、上記ステップS22おいて決定した車両停止領域31が、この図5の処理を実行している路上機2と対応付けられている車両停止領域31であるか否かを判断する。この路上機2と対応付けられている車両停止領域31であれば肯定判定してステップS24へ進む。一方、他の路上機2と対応付けられている車両停止領域31であれば否定判定してステップS26へ進む。
ステップS24では、制御中止信号送信部23に、制御中止信号を送信することを指示する送信指示信号を出力する。続くステップS25は、制御中止信号送信部23における処理であり、予め対応付けられている車両停止領域31に向けて制御中止信号を送信する。これによって、車両停止領域31に車両が停止した場合には、その車両に制御中止信号が受信されるので、その車両に乗っているドライバーにとっては、車両が停止した際にヘッドライト制限処理が実行されてしまうことによって、前方の障害物が視認しにくくなることが防止される。
ステップS23が否定判定された場合に実行するステップS26では、ステップS22で決定した車両停止領域31と対応付けられている他の路上機2へ制御中止信号を送信することを指示する送信指示信号を、他路上機用送受信部24へ出力する。続くステップS27は、他路上機用送受信部24における処理であり、危険判断部22から入力された信号に基づいて定まる他の路上機2へ、送信指示信号を送信する。
前述のステップS21が否定判定である場合には、ステップS28において、他路上起用送受信部23が送信指示信号を受信したか否かを判断する。前述のように、ステップS27が実行されると、他の路上機2へ向けて送信指示信号が送信されるので、このフローチャートを実行している路上機2とは別の路上機2においてステップS27が実行され、このフローチャートを実行している路上機2に向けて送信指示信号が送信されると、ステップS28が肯定判定されることになる。この場合にはステップS29に進む。一方、ステップS28が否定判定のときは本ルーチンを終了する。
ステップS29は他路上機用送受信部24における処理であり、同じ路上機2の制御中止信号送信部23へ送信指示信号を出力する。その後、処理をステップS25へ進める。この場合には、ステップS25では、他路上機用送受信部24を介して他の路上機2から送信されてきた送信指示信号に基づいて、車両停止領域31へ制御中止信号を送信することになる。
以上説明した路上機2が行う処理を、図3を用いて具体的に説明する。先ず同図(a)の場合を説明する。図3(a)の場合、検知領域3a内に障害物32が検出される。そのため、路上機2aにおいては、図5のステップS21が肯定判定となり、続くステップS22において車両停止領域31bが、ヘッドライト制限処理を実行すると危険となる車両停止領域31に決定される。そのため、ステップS23が否定判定となってステップS26、S27が実行されることにより、路上機2aから路上機2bへ送信指示信号が送信される。
路上機2bでは、ステップS20の障害物検出処理において障害物が検出されないのでステップS21が否定判定となるが、路上機2aから送信指示信号が送信されてくるのでステップS28が肯定判定となる。そして、ステップS29、S25が実行される。従って、路上機2bから、車両停止領域31bへ向けて制御中止信号が送信される。車両停止領域31bに停止している車両5はこの制御中止信号を受信することになるので、ヘッドライト制限処理を実行せず、その結果、光量を減光せず、角度制御も行わない通常のヘッドライト光6が前方に照射される。従って、前方の障害物32に気づきやすくなる。
上述のように、車両停止領域31bには制御中止信号が送信されるが、車両停止領域31aには制御中止信号は送信されない。そのため、車両停止領域31aの先頭に停止している車両7は、方向指示器が動作しておらず、図4のステップS11が否定判定となれば、ステップS15が実行されることになり、通常よりも減光されたヘッドライト光8が前方に照射されることになる。
次に図3(b)の場合を説明する。図3(b)の場合、検知領域3c内に歩行者33が検出される。そのため、路上機2aにおいては、図5のステップS21が肯定判定となり、続くステップS22において車両停止領域31bが、ヘッドライト制限処理を実行すると危険となる車両停止領域31に決定される。そのため、ステップS23が否定判定となってステップS26、S27が実行されることにより、路上機2cから路上機2dへ送信指示信号が送信される。
路上機2dでは、ステップS20の障害物検出処理において障害物が検出されないのでステップS21が否定判定となるが、路上機2cから送信指示信号が送信されてくるのでステップS28が肯定判定となる。そして、ステップS29、S25が実行される。従って、路上機2dから、車両停止領域31dへ向けて制御中止信号が送信される。車両停止領域31dに停止している車両34はこの制御中止信号を受信することになるので、ヘッドライト制限処理を実行せず、その結果、光量を減光せず、角度制御も行わない通常のヘッドライト光35が前方に照射される。従って、固定物36に遮られて車両34を直接確認することが困難な歩行者33は、ヘッドライト光35によって車両34の存在に気づきやすくなる。
以上、第1実施形態のヘッドライト制御システムでは、路上機2によって、車両停止領域31に対して車両前進方向に近接する検知領域3内の障害物が検出され、さらに、障害物が検出された場合には、路上機2から車両停止領域31に制御中止信号が送信される。そのため、受信部14を備えた車載器1が車両停止領域に停止している場合には、路上機2からの制御中止信号を受信することができる。そして、受信部14によって制御中止信号が受信されると、ヘッドライト制限処理の実行が中止される。従って、障害物が検出されているにもかかわらず、ヘッドライト制限処理が実行されてしまい、その障害物が見えにくくなってしまうことが防止されるので、車両運転の際の安全性が低下してしまうことが防止できる。また、検出された障害物が歩行者である場合には、ヘッドライト制限処理が実行されてしまってその歩行者から車両が見えにくくなることが防止されるので、その歩行者は安全に通行することができる。
また、上述の第1実施形態では、方向指示器が動作しているときにはヘッドライト制限処理は実行されないので、対向車に右左折することを確実に認識させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係るヘッドライト制御システムの第2実施形態について説明する。この第2実施形態のヘッドライト制御システムは、信号取得部が取得した障害物検出用信号に基づく障害物の検出を車載器1にて行う点で、上述の第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態と異なっている部分を中心に説明する。なお、第1実施形態と同一の働きをする部品及び処理には同一の符号を付している。
図6は、第2実施形態における路上機2の構成を示すブロック図である。図6に示すように、第2実施形態の路上機2は、信号取得部20と、信号送信部25と、他路上機用送受信部26とを備えている。これらの構成のうち信号取得部20は第1実施形態の場合と同一である。
信号送信部25は、信号取得部20によって取得された障害物検出用信号をこの路上機2に対応する車両停止領域31へ逐次送信する。また、他路上機用送受信部26を介して他の路上機2から障害物検出用信号が供給された場合にも同様に、その障害物検出用信号をこの路上機2に対応する車両停止領域31へ送信する。
他路上機用送受信部26は、信号取得部20によって取得された障害物検出用信号を、同一交差点に位置する他の路上機2など、この路上機2の近傍に位置する予め設定された他の路上機2へ送信する。
図7は、第2実施形態における車載器1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、第1次実施形態とは、障害物検出部16を備えている点で異なる。
前述のように、第2実施形態では、路上機2は障害物検出用信号を逐次送信しており、且つ、その障害物検出用信号はその路上機2に対応する検知領域3のものだけでなく、同一交差点に設置された他の路上機2など、予め設定された他の路上機2に対応する検知領域3のものも含まれている。そのため、第2実施形態では、車両が車両停止領域31に停止している場合、その車両に搭載されている車載器1の受信部14は、路上機2から複数の検知領域3のものとしてそれぞれ送信される複数の障害物検出用信号を逐次受信する。
障害物検出部16は、受信部14が受信した複数の検知領域3の障害物検出用信号に基づいて、それら複数の検知領域3に障害物が存在するか否かを判断する。そして、障害物が検出できた場合には、その制御中止信号をヘッドライト制御部10へ出力する。このように、制御中止信号がヘッドライト制御部10へ出力される点において、第2実施形態は第1実施形態と同じである。そして、制御中止信号が供給されると、ヘッドライト制御部10はヘッドライト制限処理を中止する。
以上、第2実施形態のヘッドライト制御システムでは、路上機2において障害物の検出を行うか、車載器1においてそれを行うかが異なるが、第1実施形態と同様に、検知領域3に障害物が検出された場合に、車両停止領域31に停止している車両がヘッドライト制限処理を中止する。従って、障害物が検出されているにもかかわらず、ヘッドライト制限処理が実行されてしまい、その障害物が見えにくくなってしまうことが防止されるので、車両運転の際の安全性が低下してしまうことが防止できる。また、検出された障害物が歩行者であったとしても、ヘッドライト制限処理が実行されてしまって歩行者から車両が見えにくくなることが防止されるので、その歩行者は安全に通行することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係るヘッドライト制御システムの第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、ヘッドライト制限処理を実行すると危険である領域として予め設定された危険領域40内に路上機2が設置される。
図8は、路上機2の設置位置を例示した図である。図8の例は、交差点が複雑な形状をしており、車両停止線30eに停止している車両40は、走行再開後に、交差点の形状に即した大きなハンドル操作を必要とする。そのため、車両停止時にもヘッドライトを通常の光量、角度としてドライバーに前方の交差点形状を十分に認識させるべきであり、ヘッドライト制限処理を実行して前方の視認性を低下させると、走行再開時の安全性が低下する可能性がある。
また、車両停止線30fに停止している車両41にとっては、交差点がT字路になっており直進することができないので、車両停止時にもヘッドライトを通常の光量、角度として車両41のドライバーに直進することができないことを確実に認識させるべきであり、ヘッドライト制限処理を実行して前方の視認性を低下させると、走行再開時の安全性が低下する可能性がある。
これらの車両停止線30e、30fに停止している車両40、41に対して制御中止信号を送信するために、路上機2e、2fが設けられている。路上機2e、2fは、それぞれ車両停止線30e、30fから車線に沿って交差点とは反対方向の領域を含むように設定された制御中止領域42、43に定期的に制御中止信号を送信する。
従って、車両停止線30e、30fに停止している車両40、41が車載器1を搭載していれば、その車載器1は、路上機2e、2fから送信される制御中止信号を受信することになる。この場合、車両40、41は停止していてもヘッドライト制限処理を実行しないことから、車両40、41からは通常のヘッドライト光43、44が前方に照射される。なお、車両停止線30gに停止している車両45に対しては制御中止信号は送信されていない。そのため、車両45は通常よりも減光されたヘッドライト光46を前方に照射している。これによって、車両停止線30fに停止している車両41の乗員が、車両45からのヘッドライト光46によってまぶしく感じる程度が軽減される。
以上、第3実施形態では、ヘッドライト制限処理を実行すると車両走行の際の安全性が低下する予め設定された制御中止領域42、43内に設置された路上機2e、2fからその制御中止領域42、43に制御中止信号が逐次送信されているので、車載器1を搭載した車両40、41が制御中止領域42、43に入ると、路上機2e、2fからの制御中止信号を受信することができる。そして、車載器1が制御中止信号を受信すると、ヘッドライト制限処理の実行が中止されるので、制御中止領域42、43においてはヘッドライト制限処理が実行されないことになる。そのため、制御中止領域42、43に停車した車両がヘッドライト制限処理を実行してしまうことによって車両運転の際の安全性が低下してしまうことが防止できる。
第1実施形態、第3実施形態における車載器1の概略構成を示したブロック図である。 第1実施形態における路上機2の概略構成を示したブロック図である。 路上機2の設置位置と検知領域3と車両停止領域との関係を例示した図である。 第1実施形態、第3実施形態における車載器1が行う処理を示したフローチャートである。 第1実施形態における路上機2が行う処理を示したフローチャートである。 第2実施形態における路上機2の構成を示すブロック図である。 第2実施形態における車載器1の構成を示すブロック図である。 第2実施形態における路上機2の設置位置を例示した図である。
符号の説明
1:車載器、 2:路上機、 3:検知領域、 11:ヘッドライト、 14:受信部、 20:信号取得部、 21:障害物検出部、 23:制御中止信号送信部、 24:他路上機用送受信部、 30:車両停止線、 31:車両停止領域、 32:障害物、 33:歩行者(障害物)、 42:制御中止領域

Claims (6)

  1. 車両の停止を検出したことに基づいて、前記車両のヘッドライトを減光し、又は当該ヘッドライトの照射角度を変化させるとともに、再び前記車両が走行を開始したときにヘッドライトの状態を前記車両が停止する前の状態に戻すヘッドライト制限処理を実行する車載器を備えるヘッドライト制御システムであって、
    前記ヘッドライト制限処理を実行することによって車両走行の際の安全性が低下する領域として予め設定された制御中止領域内に設置され、その制御中止領域に制御中止信号を逐次送信する路上機を備え、
    前記車載器は、
    前記路上機から送信された制御中止信号を受信する受信手段を備え、
    その受信手段が前記制御中止信号を受信したときには、前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とするヘッドライト制御システム。
  2. 車両の停止を検出したことに基づいて、前記車両のヘッドライトを減光し、又は当該ヘッドライトの照射角度を変化させるとともに、再び前記車両が走行を開始したときにヘッドライトの状態を前記車両が停止する前の状態に戻すヘッドライト制限処理を実行する車載器を備えるヘッドライト制御システムであって、
    道路の所定地点に設置された路上機を備え、
    当該路上機は、
    車両が停止する可能性がある車両停止領域に対して車両前進方向においてその車両停止領域に近接する位置に設定された検知領域から障害物検出用信号を取得する信号取得手段と、
    その信号取得手段によって取得された障害物検出用信号に基づいて前記検知領域内の障害物を検出する障害物検出手段と、
    その障害物検出手段によって障害物が検出された場合に前記車両停止領域に制御中止信号を送信する送信手段とを有し、
    前記車載器は、
    前記路上機から送信された制御中止信号を受信する受信手段を備え、
    その受信手段が前記制御中止信号を受信したときには、前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とするヘッドライト制御システム。
  3. 車両の停止を検出したことに基づいて、前記車両のヘッドライトを減光し、又は当該ヘッドライトの照射角度を変化させるとともに、再び前記車両が走行を開始したときにヘッドライトの状態を前記車両が停止する前の状態に戻すヘッドライト制限処理を実行する車載器を備えるヘッドライト制御システムであって、
    道路の所定地点に設置された路上機を備え、
    当該路上機は、
    車両が停止する可能性がある車両停止領域に対して車両前進方向においてその車両停止領域に近接する位置に設定された検知領域から障害物検出用信号を取得する信号取得手段と、
    その信号取得手段が取得した障害物検出用信号を前記車両停止領域に送信する送信手段とを有し、
    前記車載器は、
    前記送信手段が送信した障害物検出用信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した障害物検出用信号に基づいて、前記検知領域内の障害物を検出する障害物検出手段とを備え、
    その障害物検出手段によって障害物が検出された場合に前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とするヘッドライト制御システム。
  4. 前記路上機は、前記検知領域を撮像するカメラを備え、
    前記信号取得手段は、前記カメラによって前記検知領域を撮像させ、前記障害物検出用信号として、前記カメラから前記検知領域の画像信号を取得することを特徴とする請求項2または3に記載のヘッドライト制御システム。
  5. 前記路上機は、前記検知領域の全範囲に渡ってレーダ信号を照射し、且つ、そのレーダ信号の反射波を受信するレーダ装置を備え、
    前記信号取得手段は、前記障害物検出用信号として、前記レーダ装置から前記反射波を取得することを特徴とする請求項2または3に記載のヘッドライト制御システム。
  6. 前記車載器は、方向指示器が動作しているときは、前記ヘッドライト制限処理の実行を中止することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のヘッドライト制御システム。
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