JP2008062802A - 通信システム及びアドレス割り当て方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各スレーブユニットのバスラインへの接続に際して、その配線を簡略化することができるとともに、各スレーブユニットのバスライン上の接続位置にかかわらず、各スレーブユニットのそれぞれに正しいアドレスを割り当てる。
【解決手段】マスタECU200は、各ドアサーボ110,120,130に対してカウンタ値が(θn)(n=1,2,3)にセットされているドアサーボはアドレスnを設定するように指示する。各ドアサーボ110,120,130内の制御部114,124,134は、マスタECU200から問い合わせされたカウンタ値(θn)が自己の回転角度記憶部118Bにセットされているカウンタ値と一致しているか否かを判断し、自己のカウンタ値とマスタECU200から問い合わせされたカウンタ値(θn)とが一致していると判断したときには、アドレスnを設定し、アドレス記憶部に記憶する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のスレーブユニットとマスタユニットとの間で通信を行う通信システムにおいて、複数のスレーブユニットのアドレス割り当て方法等に関する。
この種の通信システムとして、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。これは、マスタユニットから導出されているバスラインを上流側のスレーブユニットから下流側のスレーブユニットに順次受け渡すいわゆるデイジーチェーン接続の構成とされている。また、当該特許文献1では、上流側(マスタユニット側)のスレーブユニットにマスタユニットからのバスラインが接続され、このバスラインを内部に設けられたスイッチを介して下流側のスレーブユニットに受け渡すことで、各スレーブユニットがマスタユニットとの通信を行うことができるようになっている。
従って、マスタユニットと各スレーブユニットとが通信を行う際には、各スレーブユニットはスイッチを閉じてバスライン上の信号が下流側に隣接するスレーブユニットに送信可能とされるようになっている。
一方、各スレーブユニットに対するアドレスの割り当ては、以下のようにして行われる。まず、各スレーブユニットのスイッチを開いておくことで、最上流のスレーブユニットのみがマスタユニットと通信可能な状態としておく。最上流のスレーブユニットは、マスタユニットと通信を行うことにより所定のアドレスが割り当てられ、これをもって自己のスイッチを閉じる。これにより、下流側に隣接するスレーブユニットはマスタユニットと通信が可能となる。そして、下流側のスレーブユニットはマスタユニットと通信を行うことでアドレスが割り当てられ、自己のスイッチを閉じる。
上記の動作を最上流のスレーブユニットから順次下流側のスレーブユニットに向けて実行することで、各スレーブユニットへのアドレス割り当てを行うことができる。
特開平9−116565号公報
ところで、上記従来システムでは、2つの問題が内在している。1つは、各スレーブユニットがデイジーチェーン接続されることでマスタユニットと通信可能な状態とされているため、各スレーブユニットには、バスラインを導入及び導出するために2つのコネクタが必要となり、配線が煩雑となるという問題である。
もう1つは、各スレーブユニットは、最上流のものから下流側に向けて順次アドレスを割り当てるようにしているため、スレーブユニットの接続位置を間違えた場合、接続位置を間違えたスレーブユニットは、本来割り当てられるべきアドレスとは異なるアドレスが割り当てられるため、マスタユニットが各スレーブユニットのそれぞれと正常に通信することができないという問題である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、各スレーブユニットのバスラインへの接続に際して、その配線を簡略化することができるとともに、各スレーブユニットのバスライン上の接続位置にかかわらず、各スレーブユニットのそれぞれに正しいアドレスを割り当てることができる通信システム及びアドレス割り当て方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、特徴量が互いに異なる複数の制御対象物をそれぞれ制御する複数のスレーブユニットとマスタユニットとの間で通信を行う通信システムであって、複数のスレーブユニットが共通接続されるとともに、マスタユニットが接続されるバスラインを備え、マスタユニットは、複数のスレーブユニットに対して複数の制御対象物のそれぞれの特徴量を順次問い合わせ、複数のスレーブユニットは、マスタユニットから問い合わせされた特徴量が、自己が制御する制御対象物の特徴量と一致したときには、マスタユニットからの指示に基づいてアドレスを設定することを特徴としている。
請求項8の発明ではバスラインに共通接続され、特徴量が互いに異なる複数の制御対象物をそれぞれ制御する複数のスレーブユニットに対してマスタユニットがアドレスを割り当てるためのアドレス割り当て方法であって、マスタユニットから複数のスレーブユニットに対して複数の制御対象物のそれぞれの特徴量を順次問い合わせ、複数のスレーブユニットは、マスタユニットから問い合わせされた特徴量が、自己が制御する制御対象物の特徴量と一致したときには、マスタユニットの指示に基づいてアドレスを設定することを特徴としている。
請求項1及び請求項8の発明によれば、マスタユニットからの特徴量の問い合わせは、バスラインに共通接続された各スレーブユニットに同時的になされる。そして、各スレーブユニットでは、問い合わせされた特徴量が自己が制御する制御対象物の特徴量と一致するときに、マスタユニットの指示に基づいてアドレスを設定する。従って、マスタユニットは特徴量を順次問い合わせることで、各スレーブユニットに対して順次アドレスが割り当てられることとなる。
つまり、問い合わせされた特徴量が自己の制御する制御対象物の特徴量と一致したスレーブユニットに対してアドレスを割り当てる構成であるから、各スレーブユニットのマスタユニットに対する接続位置に関係なく、各スレーブユニットに対して正しいアドレスを割り当てることができる。
さらには、各スレーブユニットをバスラインに共通接続する構成であるため、各スレーブユニットには、バスラインにするためのコネクタ等の接続手段が1つで済む。これにより、各スレーブユニットをバスラインに接続するための配線を簡略化することができる。
請求項2の発明では、バスラインは、ループ状に形成されていることを特徴としている。請求項2の発明によれば、何らかの事情によってバスラインが分断されたとしても、各スレーブユニットのすべてがマスタユニットと通信を行うことができるため、信頼性が向上する。
請求項3の発明では、複数の制御対象物は、車両用空調システムを構成する複数種類のドア部の開度をそれぞれ調整する複数のドアサーボであって、特徴量は、複数のドアサーボのそれぞれの最大作動角であることを特徴としている。
請求項4の発明では、複数の制御対象物は、車両用空調システムを構成する複数種類のドア部の開度をそれぞれ調整する複数のドアサーボであって、特徴量は、複数のドアサーボを作動させる際に供給する駆動電流の電流値であることを特徴としている。
通常、同一機能を有する制御対象物であっても、個別の機能に着目すると各制御対象物の特徴量は異なる場合がある。本構成におけるドアサーボでは、各ドア部を開閉するために必要となるドアサーボの最大作動角が相違することに着目し、この最大作動角を特徴量としている。このように請求項3の発明によれば、各スレーブユニットが制御する制御対象物の機能が同一機能であっても、各スレーブユニット毎に個別にアドレスを割り当てることができる。また、請求項4の発明についても同様である。
請求項5の発明では、マスタユニットは、特徴量の問い合わせに先立って、複数のスレーブユニットのすべてに対してドアサーボを基準位置から最大作動角位置まで作動させるための作動指示を送信し、複数のスレーブユニットは、マスタユニットからの作動指示をうけたときには、自己が制御するドアサーボを作動させることで、その最大作動角を把握するようにしたことを特徴としている。
請求項9の発明では、複数の制御対象物は、車両用空調システムを構成する複数種類のドア部の開度をそれぞれ調整する複数のドアサーボであって、特徴量は、ドアサーボの最大作動角であり、マスタユニットは、特徴量の問い合わせに先立って、複数のスレーブユニットに対して、ドアサーボを基準位置から最大作動角位置までで作動させるための作動指示を送信し、複数のスレーブユニットは、マスタユニットからの作動指示を受けたときには、自己が制御するドアサーボを作動させることで、その最大作動角を把握するようにしたことを特徴としている。
請求項5及び請求項9の発明によれば、アドレスを割り当てる際に、確実に制御対象物の特徴量を把握することができる。
ここで、基準位置とは、ドアサーボの駆動によってドア部を一方向に回動させたときに、一方向側の回動が規制されてそれ以上動かなくなったときのドア部の位置のことである。また、最大作動角位置とは、ドアサーボの駆動によってドア部を逆方向に回動させたときに、逆方向側の回動が規制されてそれ以上動かなくなったときのドア部の位置のことである。
請求項6の発明では、複数のスレーブユニットは、特徴量を記憶するための特徴量記憶手段を備えていることを特徴としている。
請求項6の発明によれば、一度基準位置から最大作動角位置まで作動して、その最大作動角を把握し記憶しておくことにより、次回アドレス設定の際に、制御対象物を作動させる必要がなく、アドレス設定に要する時間を短縮化することができる。
請求項7の発明では、複数のスレーブユニットは、設定されたアドレスを記憶するためのアドレス記憶手段を備えていることを特徴としている。
請求項7の発明によれば、割り当てられたアドレスを記憶しているため、通信システムを起動するたびにアドレス割り当てをする必要がなくなる。
<第1の実施形態>
本発明を車両用空調システムに適用した第1の実施形態について図1ないし図8を参照して説明する。図1には、空調システム1の全体構成を示している。この空調システム1は、図示するようにブロワファン10により空調ケース20内部に導入する空気を内外気ドア30により選択し、導入した空気を冷却用熱交換器40で熱交換する。そして、エアミックスドア50の開度制御により、冷却用熱交換器40を通過した空気のうち加熱用熱交換器60へと導く空気と、この加熱用熱交換器60をバイパスする空気との配分割合を調整する。この後、加熱用熱交換器60を通過した空気とバイパスした空気とを混合して空調空気を作る。最後に、各吹出し口を開閉するモードドア70(71,72,73)の開度パターンを制御し、各吹出し口から吹き出される空調空気の風量割合を調整する。
この空調システム1の構成要素のうち、内外気ドア30、エアミックスドア50、及びモードドア70(ドア部)は、それぞれドアサーボ110,120,130(制御対象物)によって回動駆動される構成となっている。このうち、内外気ドアサーボ110は、内外気ドア30を回動駆動することで内気導入口あるいは外気導入口を選択的に開放する。また、A/Mドアサーボ120は、エアミックスドア50の開度を所定の開度へと回動駆動することで、加熱用交換器60へと導く空気と、加熱用熱交換器60をバイパスする空気との配分割合を調整する。最後に、MODEドアサーボ130は、リンク機構を介して各モードドア71,72,73の開度パターンを切り換えることにより、各吹出し口から吹き出される空調空気の風量割合を調整する。
図2に示すように、各ドアサーボ110,120,130は、空調システム1内の各構成要素を制御するマスタECU200(マスタユニット)からの指示に従って、それぞれが担当するドア30,50,70を回動駆動するようになっている。空調システム1内には、ローカルネットワークが構築されており、このネットワーク内にマスタECU200、各ドアサーボ110,120,130、及びその他の制御装置(図示せず)が接続された形態とされており、公知のLINプロトコルに従って通信が行われる。また、マスタECU200は、各ドアサーボ110,120,130を個別に識別するために、それぞれにアドレスを割り当てるようになっている。
LINバス300(バスライン)には、その一端にマスタECU200が接続されているとともに、各ドアサーボ110,120,130が共通接続されており、電源ラインVcc及びグランドラインGNDにも、それぞれマスタECU200及び各ドアサーボ110,120,130が接続されている。また、LINバス300の終端は開放されている。
各ドアサーボ110,120,130には、圧接タイプコネクタ110A,120A,130Aが嵌合されており、これらのコネクタ110A,120A,130AがLINバス300、電源ラインVcc及びグランドラインGNDに接続されることで、各ドアサーボ110,120,130がLINバス300、電源ラインVcc、及びグランドラインGNDに共通接続される構成とされている。
各ドアサーボ110,120,130に嵌合されるコネクタ110A,120A,130AのLINバス300への接続形態を図3に示す。各コネクタ110A,120A,130Aには、接続ポートの役割を果たす圧接ターミナル111,121,131が設けられており、これら圧接ターミナル111,121,131のそれぞれにLINバス300を接続するようになっている。従って、LINバス300を圧接ターミナル111,121,131のターミナル凹部に圧入することで、LINバス300のケーブルの被覆が切断され、その内部導体がターミナル凹部に挟まれて接触することで、LINバス300に対する各ドアサーボ110,120,130の接続がなされる。また、各コネクタ110A,120A,130Aには、電源ラインVccに接続するための圧接ターミナル112,122,132及びグランドラインGNDに接続するための圧接ターミナル113,123,133が設けられており、LINバス300への接続方法と同様にして接続されている。
図4に各ドアサーボ110,120,130の内部構成を示す。尚、各ドアサーボ110,120,130の内部構成は共通であり、図4には内外気ドアサーボ110に対応する符号を付している。また、A/Mドアサーボ120及びMODEドアサーボ130については必要に応じて対応する符号を図中に付している。
制御部114(スレーブユニット)はマスタECU200と通信を行うものであり、半導体集積回路に所定のソフトウェアを組み込んで構成されているとともに、LIN通信を行うために必要なトランシーバの機能も備えている。また、制御部114は、マスタECU200からの指示に従って内部に備えられたモータ116を内外気ドア30の開度に基づいて回転制御し、内外気ドア30の開度を調整するようになっている。
アドレス記憶部114A(アドレス記憶手段)は、後述するアドレス割り当てにより、自己に割り当てられたアドレスを記憶するようになっており、電源供給が遮断されたとしてもその内容を保持することができる不揮発性メモリにより構成されている。
駆動手段115は、制御部114からの制御信号に基づいて、モータ116に対して駆動電流を供給する。また、モータ116は、駆動手段115から供給される駆動電流を受けて回転動作するものであり、その回転軸の回転が減速機117を介してドア30の回動軸に設けられた歯車30Aに伝達されるようになっている。
角度検出手段118Aは、減速機117の出力段の回転角度(ドア30の開度)を検出するものであり、例えば、インクリメンタル方式のロータリエンコーダにより構成されている。そして、検出した回転角度に応じたパルス信号を回転角度記憶部118B(特徴量記憶手段)に出力する。回転角度記憶部118Bは、ドア30の基準位置(これについては後述する。)からの回転角度をカウンタ値として記憶するものであって、当該カウンタ値から入力したパルス信号数を加算あるいは減算して内外気ドア30の開度をカウンタ値として記憶するとともに、制御部114からの要求に応じてカウンタ値を当該制御部114に出力する。
A/Mドアサーボ120及びMODEドアサーボ130の構成についても内外気ドアサーボ110の構成と略同様であり、以下に相違点について説明する。A/Mドアサーボ120については、制御部124(スレーブユニット)は、マスタECU200からの指示に従って内部に備えられたモータ116をエアミックスドア50の開度に基づいて回転制御する。また、モータ116の回転は減速機117を介してエアミックスドア50の回動軸に設けられた歯車50Aに伝達されるようになっている。従って、角度検出手段118Aは、減速機117の出力段の回転角度(ドア50の開度)を検出し、回転角度記憶部118Bには、ドア50の開度がカウンタ値として記憶される。
MODEドアサーボ130については、制御部134(スレーブユニット)は、マスタECU200からの指示に従って内部に備えられたモータ116をモードドア70の開度パターンに基づいて回転制御してその開度パターンを切り換えるようになっている。また、モータ116の回転は減速機117を介してリンク機構に設けられた歯車70Aに伝達されるようになっている。従って、角度検出手段118Aは、減速機117の出力段の回転角度(歯車70Aの回転角度)を検出し、回転角度記憶部118Bには、リンク機構の歯車70Aの回転角度がカウンタ値として記憶される。
本実施形態の構成は以上であり、続いてその動作について説明する。マスタECU200は、設定すべき空調状態となるように、各ドアサーボ110,120,130及びその他の制御装置を制御する。具体的には、設定された車室内温度に基づいて、各ドアサーボ110,120,130に対して、各ドアサーボ110,120,130が制御するドア30,50,70の開度をそれぞれ指示し、各ドアサーボ110,120,130は当該指示に従ってモータ116を回転駆動することで自己が制御するドア30,50,70を所定の開度に設定する。ここで、各ドアサーボ110,120,130には、アドレス「1」,「2」,「3」がそれぞれ個別に割り当てられており、マスタECU200は、各ドアサーボ110,120,130に割り当てられているアドレス「1」,「2」,「3」により各ドアサーボ110,120,130を個別に認識している。
以下、各ドアサーボ110,120,130へのアドレス割り当ての方法について図5ないし図8を参照して説明する。尚、図5を基本に説明し、図6ないし図8を参照する場合にはその旨記載する。
マスタECU200は、各ドアサーボ110,120,130に対してそれぞれが制御するドア30,50,70を基準位置から最大作動角位置まで作動させるように作動指示を出す(ステップS100)。
ここで、基準位置とは、ドアサーボの駆動によってドア部を一方向に回動させたときに、一方向側の回動が規制されてそれ以上動かなくなったときのドア部の位置のことである。また、最大作動角位置とは、ドアサーボの駆動によってドア部を逆方向に回動させたときに、逆方向側の回動が規制されてそれ以上動かなくなったときのドア部の位置のことである。
本実施形態では、ドア30,50の基準位置は、ドアサーボ110,120の駆動によってドア30,50を一方向に回動させたときに、一方向側の回動が規制されてそれ以上動かなったときのドア30,50の閉め切り位置のことである。また、最大作動角位置とは、ドアサーボ110,120の駆動によってドア30,50を逆方向に回動させたときに、逆方向側の回動が規制され、それ以上動かなくなったときのドア30,50の閉め切り位置のことである。
また、本実施形態におけるドア70の基準位置とは、ドアサーボ130の駆動によって各ドア71,72,73の開度位置パターンを一方向に切換えたときに、開度位置パターンの切換が規制されてそれ以上動かなくなったときの各ドア71,72,73の位置のことである。また、最大作動角位置とは、ドアサーボ130の駆動によって各ドア71,72,73の開度位置パターンを逆方向に切換えたときに、開度位置パターンの切換が規制されてそれ以上動かなくなったときの各ドア71,72,73の位置のことである。
作動指示を受けた各ドアサーボ110,120,130の制御部114,124,134は、図6に示すように、ドア30,50,70を基準位置に復帰させるためにモータ116を回転駆動し(ステップS200)、ドア30,50,70が基準位置に復帰したことをもって、回転角度記憶部118Bに記憶されているカウンタ値をリセットする(ステップS210)。この後、制御部114,124,134は、モータ116を回転駆動させてドア30,50,70を最大作動角位置側へ単位角度づつ回動させる(ステップS220)。モータ116を回転駆動させているときには、角度検出手段118Aからパルス信号が出力されることにより、回転角度記憶部118Bにてパルス信号が加算され、加算後のカウンタ値が記憶される。制御部114,124,134は、ドア30,50,70が最大作動角位置に到達したと判断したときには(ステップS230でYES)、そのときのカウンタ値(最大作動角)を回転角度記憶部118Bにセットする(ステップS240)。
ここで、内外気ドアサーボ110には、カウンタ値として(θ1)がセットされており、A/Mドアサーボ120には、カウンタ値として(θ2)がセットされており、さらに、MODEドアサーボ130は、カウンタ値として(θ3)がセットされている。このように、各ドアサーボ110,120,130のカウンタ値(θ1),(θ2),(θ3)は、互いに異なるように設計されている。尚、各カウンタ値(θ1),(θ2),(θ3)が本発明の特徴量に相当する。
マスタECU200は、各ドアサーボ110,120,130におけるカウンタ値を把握しているとともに、各ドアサーボ110,120,130に割り当てるべきアドレス「1」,「2」,「3」を予め決定している。すなわち、マスタECU200には、図8に示すように、各ドアサーボ110,120,130の種別に対応するカウンタ値及び設定すべきアドレスを予め記憶している。
マスタECU200は、基準位置から最大作動角位置までの作動を指示してから所定時間(各ドアサーボ110,120,130のカウンタ値セットが完了していると思われる時間)が経過した後、各ドアサーボ110,120,130に対してカウンタ値が(θ1)にセットされているドアサーボはアドレス「1」を設定するように指示する(ステップS110)。
各ドアサーボ110,120,130は、図7に示すように、マスタECU200から問い合わせされたカウンタ値が自己の回転角度記憶部118Bに記憶されているカウンタ値と一致しているか否かを判断し(ステップS300)、一致していると判断したときには指示されたアドレスを自己に設定する(ステップS300でYES及びステップS310)。
各ドアサーボ110,120,130のうち、内外気ドアサーボ110の回転角度記憶部118Bにセットされているカウンタ値は(θ1)であるため、このドアサーボ110の制御部114は、自己のカウンタ値(θ1)とマスタECU200から問い合わせされたカウンタ値(θ1)とが一致していると判断してアドレス「1」を設定し、アドレス記憶部114Aに記憶する。
続いて、マスタECU200は、各ドアサーボ110,120,130に対してカウンタ値が(θ2)にセットされているドアサーボはアドレス「2」を設定するように指示する(ステップS120)。
当該指示を受けた各ドアサーボ110,120,130のうち、A/Mドアサーボ120の回転角度記憶部118Bにセットされているカウンタ値は(θ2)であるため、このドアサーボ120の制御部124は、自己のカウンタ値(θ2)と問い合わせされたカウンタ値(θ2)とが一致していると判断してアドレス「2」を設定し、アドレス記憶部114Aに記憶する。
最後に、マスタECU200は、各ドアサーボ110,120,130に対してカウンタ値が(θ3)にセットされているドアサーボはアドレス「3」を設定するように指示する(ステップS130)。
当該指示を受けた各ドアサーボ110,120,130のうち、MODEドアサーボの回転角度記憶部118Bにセットされているカウンタ値は(θ3)であるため、このドアサーボ130の制御部134は、自己のカウンタ値(θ3)と問い合わせされたカウンタ値(θ3)とが一致していると判断してアドレス「3」を設定し、アドレス記憶部114Aに記憶する。
尚、図7に示すように、各ドアサーボ110,120,130は、マスタECU200からアドレス設定の指示を受けたときに、問い合わせされたカウンタ値が自己のカウンタ値と異なる場合には、その指示を無視する(ステップS300でNO)。
従って、上記のアドレス割り当てが完了すると、内外気ドアサーボ110にはアドレス「1」が割り当てられ、A/Mドアサーボ120にはアドレス「2」が割り当てられ、MODEドアサーボ130には、アドレス「3」が割り当てられる。
従って、マスタECU200は、各ドア30,50,70を制御するに当たって、上述のアドレス「1」,「2」,「3」のいずれかを指定することで、各ドアサーボ110,120,130に対してそれぞれ個別にドア30,50,70の開度制御の指示を行う。
また、アドレスを割り当てた後は、各ドアサーボ110,120,130のアドレス記憶部114Aに自己のアドレスが記憶され続けるため、当該空調システム1を停止後、再びシステムを立ち上げた場合でも、上記のアドレス割り当てを行う必要がなく、速やかに空調制御に移行する。
本実施形態によれば、マスタECU200から所定のカウンタ値がセットされたドアサーボ110,120,130に対してアドレスを設定する指示は、LINバス300に共通接続された各ドアサーボ110,120,130に同時的になされる。そして、問い合わせされたカウンタ値が自己の記憶しているカウンタ値と一致するドアサーボ110,120,130は、マスタECU200の指示に従って所定のアドレスを設定する。従って、マスタECU200は複数種類のカウンタ値を順次問い合わせることで、各ドアサーボ110,120,130に対して個別にアドレスが割り当てられることとなる。
つまり、問い合わせされたカウンタ値が自己の記憶しているカウンタ値と一致したドアサーボ110,120,130からアドレスが設定される構成であるから、各ドアサーボ110,120,130のマスタECU200に対する接続位置に関係なく、各ドアサーボ110,120,130に対して正しいアドレスを割り当てることができる。
さらには、各ドアサーボ110,120,130をLINバス300にデイジーチェーン接続ではなく共通接続する構成であるため、各ドアサーボ110,120,130と嵌合するコネクタ110A,120A,130Aには、LINバス300を接続するための圧接ターミナル111,121,131が1つで済む。これにより、各ドアサーボ110,120,130をLINバス300に接続するための配線を簡略化することができる。
また、本実施形態では、各ドアサーボ110,120,130内に不揮発性メモリにより構成されるアドレス記憶部114Aを備えているため、一旦アドレス割り当てを行えば、以降空調システム1を立ち上げるたびにアドレス割り当てを行う必要がなくなり、システム1を可及的速やかに稼動させることができる。
また、本実施形態では、各ドアサーボ110,120,130はドア30,50,70を回動させるという点については同一の機能を有してはいるが、特徴量であるカウンタ値(最大作動角)はそれぞれ異なっている。本実施形態では、各ドアサーボ110,120,130が制御するドア30,50,70の最大作動角がそれぞれ異なっている点に着目し、この最大作動角に対応するカウンタ値を拠り所としてアドレスを割り当てるようにしている。このようにすれば、各ドアサーボ110,120,130の機能が同一機能であっても、各ドアサーボ110,120,130毎に個別にアドレスを割り当てることができる。
また、本実施形態では、各ドアサーボ110,120,130にアドレスを割り当てる際に、予め、各ドア30,50,70を基準位置から最大作動角位置まで回動させることにより、各ドアサーボ110,120,130にカウンタ値をセットさせるようにしているため、各ドアサーボ110,120,130の角度検出手段118Aがインクリメンタル方式のものであったとしても、そのカウンタ値を確実に把握することができる。
<変形例>
本実施形態では、特徴量として各ドア30,50,70の最大作動角に対応するカウンタ値を用いて各ドアサーボ110,120,130のアドレス割り当てを行ったが、例えば、駆動手段115がモータ116に供給する際の駆動電流の電流値を特徴量としても良い。
通常、モータ116は負荷トルクに応じたトルクを発生させるための駆動電流を供給する必要がある。各ドア30,50,70は、そのサイズや通過する空気量によって受ける応力等が異なるため、ドア30,50,70を回動駆動するために必要となるトルクはそれぞれ異なっている。従って、制御部114,124,134は駆動手段115から供給される駆動電流の電流値を把握しておき、マスタECU200では、電流値に基づいてアドレス割り当てを行うことで、各ドアサーボ110,120,130に個別にアドレスを割り当てることができる。
<第2の実施形態>
本発明に係る第2の実施形態について図9を参照して説明する。本実施形態では、LINバス300をループ状に形成して構成されており、各ドアサーボ110,120,130がこのLINバス300に共通接続された形態となっている。このようにLINバス300を構成した場合、何らかの不具合によってLINバス300のいずれか1箇所が分断されたとしても、各ドアサーボ110,120,130は、マスタECU200と通信を行うことができるため、当該システム1の信頼性が向上する。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
上記実施形態では、ネットワーク上に接続された3つのスレーブユニットであるドアサーボ110,120,130にアドレスを付与する構成であったが、アドレスを付与するスレーブユニットの数は2つ又は4つ以上の場合にも適用できる。すなわち、上記実施形態では複数のモードドア71,72,73をリンク機構を介して一つのMODEドアサーボ130で回動駆動する構成であったが、各モードドア71,72,73の個々にドアサーボを取り付けた構成としてもよい。
上記実施形態では、角度検出手段118Aとしてインクリメンタル方式(相対位置検出方式)のロータリエンコーダで構成した例を示したが、このロータリエンコーダをアブソリュート方式(絶対位置検出方式)のものに置き換えても良い。アブソリュート方式のロータリエンコーダを適用した場合には、カウンタ値をセットするためにドア30,50,70を基準位置に復帰させる必要がないため、アドレス割り当てのために必要となる時間を短縮化することができる。また、角度検出手段118Aとしては、ポテンショメータを用いた構成としても良い。
また、上記実施形態では、各ドアサーボ110,120,130と嵌合されるコネクタは、圧接ターミナル111,121,131を備えた圧接タイプコネクタ110A,120A,130Aとしていたが、これに限らず、例えば図10に示すように、圧着タイプコネクタを用いた構成としても良い。この場合、LINバス300等のケーブルに設けられた複数の接続端子をそれぞれ圧着タイプコネクタの圧着ターミナルに接続する構成とすることができる。
また、上記実施形態では、制御部114,124,134は半導体集積回路に上述の機能を有するソフトウェアを組み込んで構成していたが、これら制御部114,124,134をハードウェアロジックで構成しても良い。
また、上記実施形態では、LINプロトコルに従ってマスタECU200と各ドアサーボ110,120,130とが通信を行う例を示したが、共通のバスラインによって通信を行うことができるものであれば他のプロトコルに従う通信形態でも良い。
上記実施形態では、アドレス記憶部114Aを不揮発性メモリで構成した例を示したが、これらアドレス記憶部部114AをRAMで構成しても良い。この場合、空調システム1が停止して電源供給が遮断されると記憶されているアドレスが消去されるため、空調システム1の起動時毎にアドレス割り当てを行なうようにする。または、アドレス記憶部114A内の記憶が消えないように、空調システム1が停止しても電源(Vcc,GND)は常時供給し続けるシステムとしてもよい。
上記実施形態では、LINプロトコルに基づくバスシステムを例にして各ドアサーボ110,120,130にアドレスを割り当てるようにしていたが、単線のバスラインで構成される他のバスシステムを用いてアドレスを割り当てることもできる。この場合、マスタECU200から各カウンタ値を順次問い合わせて該当するドアサーボ110,120,130からの応答を待ち、応答があったドアサーボ110,120,130に対してアドレス設定を指示するという手順としても良い。
第1の実施形態に係る空調システムの全体構成を示した概略図である。 空調システム内に構築されたローカルネットワークの構成を示したブロック図である。 各ドアサーボへ嵌合されるコネクタのバスラインへの接続形態を示した図である。 各ドアサーボの内部構成を示したブロック図である。 マスタECUの制御内容を示したフローチャートである。 各ドアサーボのカウンタ値セットの処理を示したフローチャートである。 各ドアサーボのアドレス設定の処理を示したフローチャートである。 ドアサーボの種別と、当該種別に対応するカウンタ値及びアドレスを示した対応表である。 第2の実施形態に係る空調システムにおいて、ループ状に構成したバス接続を示すブロック図である。 他の実施形態において、各ドアサーボへ嵌合されるコネクタのバスラインへの接続形態を示した図である。
符号の説明
1…空調システム
30…内外気ドア(ドア部)
50…エアミックスドア(ドア部)
70…モードドア(ドア部)
110…内外気ドアサーボ(制御対象物)
110A,120A,130A…コネクタ
114,124,134…制御部(スレーブユニット)
114A…アドレス記憶部(アドレス記憶手段)
118B…回転角度記憶部(特徴量記憶手段)
120…A/Mドアサーボ(制御対象物)
130…MODEドアサーボ(制御対象物)
200…マスタECU(マスタユニット)
300…LINバス(バスライン)
θ1,θ2,θ3…カウンタ値(特徴量)

Claims (9)

  1. 特徴量が互いに異なる複数の制御対象物をそれぞれ制御する複数のスレーブユニットとマスタユニットとの間で通信を行う通信システムであって、
    前記複数のスレーブユニットが共通接続されるとともに、前記マスタユニットが接続されるバスラインを備え、
    前記マスタユニットは、前記複数のスレーブユニットに対して前記複数の制御対象物のそれぞれの特徴量を順次問い合わせ、
    前記複数のスレーブユニットは、前記マスタユニットから問い合わせされた前記特徴量が、自己が制御する制御対象物の特徴量と一致したときには、前記マスタユニットからの指示に基づいてアドレスを設定することを特徴とする通信システム。
  2. 前記バスラインは、ループ状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記複数の制御対象物は、車両用空調システムを構成する複数種類のドア部の開度をそれぞれ調整する複数のドアサーボであって、
    前記特徴量は、前記複数のドアサーボのそれぞれの最大作動角であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記複数の制御対象物は、車両用空調システムを構成する複数種類のドア部の開度をそれぞれ調整する複数のドアサーボであって、
    前記特徴量は、前記複数のドアサーボを作動させる際に供給する駆動電流の電流値であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  5. 前記マスタユニットは、前記特徴量の問い合わせに先立って、前記複数のスレーブユニットのすべてに対して前記ドアサーボを基準位置から最大作動角位置まで作動させるための作動指示を送信し、
    前記複数のスレーブユニットは、前記マスタユニットからの前記作動指示をうけたときには、自己が制御するドアサーボを作動させることで、その最大作動角を把握するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  6. 前記複数のスレーブユニットは、前記特徴量を記憶するための特徴量記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の通信システム。
  7. 前記複数のスレーブユニットは、設定された前記アドレスを記憶するためのアドレス記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の通信システム。
  8. バスラインに共通接続され、特徴量が互いに異なる複数の制御対象物をそれぞれ制御する複数のスレーブユニットに対してマスタユニットがアドレスを割り当てるためのアドレス割り当て方法であって、
    前記マスタユニットから前記複数のスレーブユニットに対して前記複数の制御対象物のそれぞれの特徴量を順次問い合わせ、
    前記複数のスレーブユニットは、前記マスタユニットから問い合わせされた前記特徴量が、自己が制御する制御対象物の特徴量と一致したときには、前記マスタユニットの指示に基づいて前記アドレスを設定することを特徴とするアドレス割り当て方法。
  9. 前記複数の制御対象物は、車両用空調システムを構成する複数種類のドア部の開度をそれぞれ調整する複数のドアサーボであって、前記特徴量は、前記ドアサーボの最大作動角であり、
    前記マスタユニットは、前記特徴量の問い合わせに先立って、前記複数のスレーブユニットに対して、前記ドアサーボを基準位置から最大作動角位置までで作動させるための作動指示を送信し、
    前記複数のスレーブユニットは、前記マスタユニットからの前記作動指示を受けたときには、自己が制御するドアサーボを作動させることで、その最大作動角を把握するようにしたことを特徴とする請求項8に記載のアドレス割り当て方法。
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