JP2008061689A - 貼付材 - Google Patents
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Abstract
【課題】手の届きにくい場所に貼付剤、とくに貼付薬を貼付する貼付材を提供することを目的とし、また、貼付剤、とくに貼付薬を貼付する直前に保護シートを剥離して患部以外の場所に接着しない貼付材を提供する。
【解決手段】貼付剤の保護シートを固定する固定部5と、貼付剤の粘着剤塗布シートを押圧する押圧部とからなる筒状あるいは箱状の貼付材1であって、貼付材1が孔7を有しており、側面形状が円形または四角形以外の多角形であり、固定部5が孔7の近傍に設けられており、押圧部が筒あるいは箱の外面9である貼付材。
【選択図】図1
【解決手段】貼付剤の保護シートを固定する固定部5と、貼付剤の粘着剤塗布シートを押圧する押圧部とからなる筒状あるいは箱状の貼付材1であって、貼付材1が孔7を有しており、側面形状が円形または四角形以外の多角形であり、固定部5が孔7の近傍に設けられており、押圧部が筒あるいは箱の外面9である貼付材。
【選択図】図1
Description
この出願発明は、貼付剤、とくに、貼付薬を貼付する貼付材に関する。
貼付剤は、粘着剤塗布シートと保護シートからなっており、貼付剤を貼付するときは、保護シートを粘着剤塗布シートから剥離して貼付している。
しかし、粘着剤塗布シートを平らに貼付することは難しく、また、手の届きにくい場所に貼付剤を平らに貼付することは困難であり、とくに、貼付薬の場合には、背中の患部に貼付することが困難であるため、通常は、他人に貼付してもらわなければならないのが現状である。
また、保護シートを剥離した保護シートのない粘着剤塗布シートはべたべたしており、保護シートを外して貼付するまでの間に、貼付する場所以外の場所に貼付してしまうことがあるので、貼付する場所以外の場所には貼付しないように気を付けなければならないという問題がある。
これらの問題を解決するものとして特開2001−309985号公報(特許第3566223号)がある。
しかし、この貼付材では伸縮性のある貼付剤の場合には、保護シートを剥離したときに粘着剤塗布シートが変形するため、貼付する前に粘着剤塗布シートが接着して貼付することが困難であるという問題があった。
特開2001−309985号公報(特許第3566223号)
しかし、粘着剤塗布シートを平らに貼付することは難しく、また、手の届きにくい場所に貼付剤を平らに貼付することは困難であり、とくに、貼付薬の場合には、背中の患部に貼付することが困難であるため、通常は、他人に貼付してもらわなければならないのが現状である。
また、保護シートを剥離した保護シートのない粘着剤塗布シートはべたべたしており、保護シートを外して貼付するまでの間に、貼付する場所以外の場所に貼付してしまうことがあるので、貼付する場所以外の場所には貼付しないように気を付けなければならないという問題がある。
これらの問題を解決するものとして特開2001−309985号公報(特許第3566223号)がある。
しかし、この貼付材では伸縮性のある貼付剤の場合には、保護シートを剥離したときに粘着剤塗布シートが変形するため、貼付する前に粘着剤塗布シートが接着して貼付することが困難であるという問題があった。
この出願発明者は、このような問題を解決するためにいろいろ検討した結果、貼付剤の保護シートの端部を固定する固定部と、貼付剤の粘着剤塗布シートを押圧する押圧部とから構成されており、貼付材が側面に孔を有する側面形状が、円形、三角形、五角形、六角形、七角形、八角形の筒あるいは箱からなり、固定部が筒あるいは箱の孔の近傍、とくに、筒あるいは箱の孔の近傍の上面に設けられており、押圧部が筒あるいは箱の外面である貼付材により、貼付剤、とくに、貼付薬を患部に平坦に貼付できることを見い出したものであり、手の届きにくい場所、とくに、背中のような手の届きにくい患部に貼付薬を貼付する貼付材を提供することを目的とするものである。また、貼付薬を貼付する直前に保護シートを剥離することにより患部以外の場所に保護シートを剥離した粘着剤塗布シートが接着しない貼付材を提供することを目的とする。さらに、伸縮性のある貼付剤を綺麗に貼付できる貼付材を提供することを目的とする。
この出願発明は、貼付剤の保護シート、特に保護シートの端部を固定する固定部と、貼付剤の粘着剤塗布シートを押圧する押圧部とからなる筒状あるいは箱状の貼付材であって、貼付材が孔を有しており、側面形状が円形または四角形以外の多角形であり、固定部が孔の近傍に設けられており、押圧部が筒あるいは箱の外面である貼付材に関する。
この出願発明の貼付材は、背中のような手の届きにくい場所に貼付薬を貼付することができ、しかも、貼付薬を平坦に正しい位置に貼付することができる。
また、貼付薬を貼付する直前に保護シートを貼付薬から剥離するので、保護シートを剥離した後に、貼付薬が患部以外の場所に接着しないようにすることができる。
とくに、この貼付材では伸縮性のある貼付剤の場合には、貼付剤が貼付する前に自己接着せずに目的の場所に貼付することができるという優れた効果がある。
たとえば、湿布薬など薄く伸縮性のある材質のものは、粘着剤塗布シートと保護シートとが剥がし難く、しかも、身体に貼り難く、さらに、剥がした保護シートが身体にあたった時に痛いという問題があり、また、保護シートに数カ所の切り込みがあるため、身体に貼付するときに、粘着剤塗布シートが伸縮して接着するなどということがあり、貼付できないためにイライラしたり、貼付剤を無駄にするという問題がある。
しかし、この出願発明の貼付材により、保護シートと粘着剤塗布シートを剥がし、伸縮性のある粘着剤塗布シートを綺麗に貼付することができるという優れた効果がある。
そしてこのことにより、貼付した粘着剤塗布シートが伸縮しないで身体にきれいに貼付できるので、患部に貼付した後に伸縮性を保つことができ、身体の屈折を妨げず、湿布薬の伸縮性を生かすことができるという優れた効果がある。
貼り終わるまで、身体などに保護シートがさわることなく粘着剤塗布シートが伸縮することなく、きれいに簡単に貼付することができる。
保護シートが数枚に分かれている場合には、保護シートをまとめて粘着テープに固定することにより、保護シートをはがしながら、1度で身体に湿布薬を貼付することができる。
また、貼付薬を貼付する直前に保護シートを貼付薬から剥離するので、保護シートを剥離した後に、貼付薬が患部以外の場所に接着しないようにすることができる。
とくに、この貼付材では伸縮性のある貼付剤の場合には、貼付剤が貼付する前に自己接着せずに目的の場所に貼付することができるという優れた効果がある。
たとえば、湿布薬など薄く伸縮性のある材質のものは、粘着剤塗布シートと保護シートとが剥がし難く、しかも、身体に貼り難く、さらに、剥がした保護シートが身体にあたった時に痛いという問題があり、また、保護シートに数カ所の切り込みがあるため、身体に貼付するときに、粘着剤塗布シートが伸縮して接着するなどということがあり、貼付できないためにイライラしたり、貼付剤を無駄にするという問題がある。
しかし、この出願発明の貼付材により、保護シートと粘着剤塗布シートを剥がし、伸縮性のある粘着剤塗布シートを綺麗に貼付することができるという優れた効果がある。
そしてこのことにより、貼付した粘着剤塗布シートが伸縮しないで身体にきれいに貼付できるので、患部に貼付した後に伸縮性を保つことができ、身体の屈折を妨げず、湿布薬の伸縮性を生かすことができるという優れた効果がある。
貼り終わるまで、身体などに保護シートがさわることなく粘着剤塗布シートが伸縮することなく、きれいに簡単に貼付することができる。
保護シートが数枚に分かれている場合には、保護シートをまとめて粘着テープに固定することにより、保護シートをはがしながら、1度で身体に湿布薬を貼付することができる。
この出願発明の貼付材は、円柱状、半円柱状、角柱状、円錐状、角錐状などがあるが、円柱状、半円柱状であることがとくに好ましい。この出願発明で半円形状とは三日月など円弧を形成するものをいう。
また、側面形状が円形、六角形、七角形、八角形の筒あるいは箱であることが好ましい。このような形状であることにより、回転させることにより貼付剤を簡単に貼付することができる。
この貼付材は側面に孔を有する筒あるいは箱からなり、固定部が筒あるいは箱の近傍であればよく、筒あるいは箱の外面、内面、孔の端部などに設けられていることが好ましいが、外面に設けられていることがとくに好ましい。
貼付剤が滑らかに筒あるいは箱から出やすいように、孔のある側面は、滑りやすくすることが好ましく、孔の側面は弧状に形成されていることがとくに好ましい。
貼付材の内面は、貼付剤が滑りやすいようになっていることが好ましい。
たとえば、貼付材全体あるいは貼付材の内面を貼付剤が滑りやすい材質にしたり、内面に凸部を設けたり、孔の近辺に凸部を設けるなどにより貼付剤が内面に密着しないようにすることが好ましい。
貼付材の孔の部分を切り取らないで切り込んでおき、切り込みを図8、図9に示すように内側に折り曲げてもよい。折り曲げるときは、たとえば60度に折り曲げることが好ましい。
また、多角形の場合は、角の部分で貼付材に隙間ができ、貼付剤が密着しないので滑りやすい。したがって、側面から見た形状が円い場合は、密着しないように、例えば、凹凸を設けたり、滑りやすい材質にすることが好ましい。
したがって、場合によっては表面を円形、内面を多角形にしてもよい。
また、箱の場合は貼付剤を保管することができる。
また、側面形状が円形、六角形、七角形、八角形の筒あるいは箱であることが好ましい。このような形状であることにより、回転させることにより貼付剤を簡単に貼付することができる。
この貼付材は側面に孔を有する筒あるいは箱からなり、固定部が筒あるいは箱の近傍であればよく、筒あるいは箱の外面、内面、孔の端部などに設けられていることが好ましいが、外面に設けられていることがとくに好ましい。
貼付剤が滑らかに筒あるいは箱から出やすいように、孔のある側面は、滑りやすくすることが好ましく、孔の側面は弧状に形成されていることがとくに好ましい。
貼付材の内面は、貼付剤が滑りやすいようになっていることが好ましい。
たとえば、貼付材全体あるいは貼付材の内面を貼付剤が滑りやすい材質にしたり、内面に凸部を設けたり、孔の近辺に凸部を設けるなどにより貼付剤が内面に密着しないようにすることが好ましい。
貼付材の孔の部分を切り取らないで切り込んでおき、切り込みを図8、図9に示すように内側に折り曲げてもよい。折り曲げるときは、たとえば60度に折り曲げることが好ましい。
また、多角形の場合は、角の部分で貼付材に隙間ができ、貼付剤が密着しないので滑りやすい。したがって、側面から見た形状が円い場合は、密着しないように、例えば、凹凸を設けたり、滑りやすい材質にすることが好ましい。
したがって、場合によっては表面を円形、内面を多角形にしてもよい。
また、箱の場合は貼付剤を保管することができる。
固定部は、とくに限定されないが、シートの端部を挟むもの、隙間にシートの端部を差し込むもの、粘着テープで固定するものが好ましく、両面粘着テープがとくに好ましい。
また、シートの端部を挟むものとしては、弾性を利用したものがあるいは側面コ字形状のものが使用されるが、弾性を利用したものが構造が簡単であるのでとくに好ましい。
また、シートの端部を挟むものとしては、弾性を利用したものがあるいは側面コ字形状のものが使用されるが、弾性を利用したものが構造が簡単であるのでとくに好ましい。
貼付剤は、保護シートのあるものであればとくに限定されず、貼付薬、窓ガラスのフィルム、壁紙、両面粘着テープ、事務用品などが好ましく、貼付薬がとくに好ましい。
この出願発明の貼付材により、伸縮性のある貼付剤を伸縮しないで貼付することができ、また、手の届かない場所、とくに貼付薬の場合は、背中に人の手を借りずに簡単にしかも平坦に貼付することができる。
この出願発明の貼付材により、伸縮性のある貼付剤を伸縮しないで貼付することができ、また、手の届かない場所、とくに貼付薬の場合は、背中に人の手を借りずに簡単にしかも平坦に貼付することができる。
この出願発明の貼付材を使用して貼付するときは、貼付剤の保護シートを剥離して固定部に保護シートの端部を固定し、一方、粘着剤塗布シートを貼付する場所に貼付し、貼付する場所に貼付材を圧しつけながら移動させることにより貼付剤を貼付する場所に貼付する。
貼付材の移動は、貼付する場所に圧しつけながら回転させてもよいし、圧しつけながら押してもよいし、貼付する場所に圧しつけながら貼付材を引っ張ってもよいが、貼付薬を背中に貼付するときは回転しながら押して貼付することが好ましい。
貼付材の移動は、貼付する場所に圧しつけながら回転させてもよいし、圧しつけながら押してもよいし、貼付する場所に圧しつけながら貼付材を引っ張ってもよいが、貼付薬を背中に貼付するときは回転しながら押して貼付することが好ましい。
貼付材の形状は、円筒状あるいは円柱状の箱であることがとくに好ましい。
筒状であることにより、とくに背中に貼付薬を貼付するときに、均一に貼付することができる。
筒状であることにより、とくに背中に貼付薬を貼付するときに、均一に貼付することができる。
貼付剤を貼付するには、貼付薬の保護シートを剥離してその端部を貼付材の固定部に固定し、ついで粘着剤塗布シートの端部を患部に貼付し、ついで貼付材を回転することにより保護シートから粘着剤塗布シートを剥離して患部に貼付薬を貼付する。
貼付材を使用するときは圧しつけながら回転することが好ましいが、圧しつけながら押したり、あるいは圧しつけながら引いたりして貼付することもでき、移動する方向を変える場合は、貼付剤を挿入する面を反対にし、貼付材の固定部を孔の反対側にして固定すればよい。
図1は、この出願発明の側面形状が円形の筒状の貼付材の斜視図、図2は、貼付剤を挿入した図1の側面図、図3は、この出願発明の側面形状が六角形柱状の貼付材の斜視図、図4は、貼付剤を挿入した図3の側面図、図5は、この出願発明の半円筒形の貼付材の斜視図、図6は、この出願発明の図5の貼付材の側面図、図7は、この出願発明の円錐形の貼付材の斜視図、図8は、この出願発明の孔の部分の切り込みを折り曲げた貼付材の斜視図、図9は、図8の断面図、図10は、この出願発明の貼付材を利用して貼付薬を貼付するときの状態をそれぞれ示す図である。
また、1は貼付材を、2は貼付薬を、3は粘着剤塗布シート、4は保護シート、5は固定部、6は把持部、7は孔、8は背中、9は外面、10は内面、11は切り込み、12は凸部をそれぞれ示す。
また、1は貼付材を、2は貼付薬を、3は粘着剤塗布シート、4は保護シート、5は固定部、6は把持部、7は孔、8は背中、9は外面、10は内面、11は切り込み、12は凸部をそれぞれ示す。
図1、2に示す貼付材について説明する。
図1はこの出願発明の側面形状が円形の筒状の貼付材の斜視図であり、図2は図1の貼付材の側面図である。
図1、2に示すように、この貼付材1は、孔のあいた円筒により形成されている。
貼付薬2を貼付するときは、外面9の固定部5に両面粘着テープを固定し、貼付薬2を円筒の内側に挿入し、貼付薬2を孔7から引き出し、保護シート4を両面粘着テープにより固定し、ついで、粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付する。固定部は内面10でもよい。
また、最初に保護シートを剥離して両面粘着テープに固定した後粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付してもよい。
ついで、図10に示すように貼付材を患部に圧しつけながら回転して移動すると、保護シート4が剥離した粘着剤塗布シート3の端部が患部に貼付されているので、貼付材の移動と共に貼付薬2は引き出されて貼付する場所に圧しつけられ貼付される。内面は貼付剤が滑りやすいような材質、構造にすることが好ましい。
また、回転させないで引っ張るか押すことによって貼付することもできる。
この貼付材は、円形であるので、硬い保護シートの場合は身体から離すことができ、伸縮性の貼付薬を好適に貼付することができる。
図1はこの出願発明の側面形状が円形の筒状の貼付材の斜視図であり、図2は図1の貼付材の側面図である。
図1、2に示すように、この貼付材1は、孔のあいた円筒により形成されている。
貼付薬2を貼付するときは、外面9の固定部5に両面粘着テープを固定し、貼付薬2を円筒の内側に挿入し、貼付薬2を孔7から引き出し、保護シート4を両面粘着テープにより固定し、ついで、粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付する。固定部は内面10でもよい。
また、最初に保護シートを剥離して両面粘着テープに固定した後粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付してもよい。
ついで、図10に示すように貼付材を患部に圧しつけながら回転して移動すると、保護シート4が剥離した粘着剤塗布シート3の端部が患部に貼付されているので、貼付材の移動と共に貼付薬2は引き出されて貼付する場所に圧しつけられ貼付される。内面は貼付剤が滑りやすいような材質、構造にすることが好ましい。
また、回転させないで引っ張るか押すことによって貼付することもできる。
この貼付材は、円形であるので、硬い保護シートの場合は身体から離すことができ、伸縮性の貼付薬を好適に貼付することができる。
図3、4に示す貼付材について説明する。
図3はこの出願発明の側面形状が六角形の柱状の貼付材の斜視図であり、図4は図3の貼付材の側面図である。
図3、4に示すように、この貼付材1は、孔のあいた側面形状が六角形の筒により形成されている。
貼付薬2を貼付するときは、固定部に両面粘着テープを固定し、貼付薬2を六角形の筒の内側に挿入し、貼付薬2を孔から引き出し、保護シート4を両面粘着テープにより固定し、ついで、粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付する。固定部は内面10でもよい。
また、最初に保護シートを剥離して両面粘着テープに固定した後粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付してもよい。
ついで、貼付材を患部に圧しつけながら回転して移動すると、保護シート4が剥離した粘着剤塗布シート3の端部が患部に貼付されているので、貼付材の移動と共に貼付薬2は引き出されて貼付する場所に圧しつけられ貼付される。この実施例の貼付材は、貼付材と貼付剤との間に角の部分で隙間ができ滑るので、貼付剤を取り出すことができる。
また、回転させないで引っ張るか押すことによって貼付することもできる。
図3はこの出願発明の側面形状が六角形の柱状の貼付材の斜視図であり、図4は図3の貼付材の側面図である。
図3、4に示すように、この貼付材1は、孔のあいた側面形状が六角形の筒により形成されている。
貼付薬2を貼付するときは、固定部に両面粘着テープを固定し、貼付薬2を六角形の筒の内側に挿入し、貼付薬2を孔から引き出し、保護シート4を両面粘着テープにより固定し、ついで、粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付する。固定部は内面10でもよい。
また、最初に保護シートを剥離して両面粘着テープに固定した後粘着剤塗布シート3を剥離してその端部を患部に貼付してもよい。
ついで、貼付材を患部に圧しつけながら回転して移動すると、保護シート4が剥離した粘着剤塗布シート3の端部が患部に貼付されているので、貼付材の移動と共に貼付薬2は引き出されて貼付する場所に圧しつけられ貼付される。この実施例の貼付材は、貼付材と貼付剤との間に角の部分で隙間ができ滑るので、貼付剤を取り出すことができる。
また、回転させないで引っ張るか押すことによって貼付することもできる。
図5、6に示すように、この貼付材1は、側面から見た形状が半円形であり、孔の近傍の外面9に、保護シートを固定する固定部5が設けられている。なお、固定部は保護シートを固定するためのものであるので、内面10でもよい。
この固定部5に両面粘着テープを取り付ける。ついで、貼付薬2を孔7を通して外面に引き出し、貼付薬2の端部の保護シート4を両面粘着テープに固定し、粘着剤塗布シート3の端部を剥離し、剥離した粘着剤塗布シート3を患部に貼付し、貼付材1を患部に圧しつけて押すと、患部に平坦に貼付する。
また、最初に保護シートを剥離して固定部に固定し、その後に粘着剤塗布シートを患部に貼付してもよい。
この貼付材1の場合には、貼付材1を患部に圧しつけながら押すと、粘着剤塗布シート3の端部が患部に貼付されているので、貼付材の移動と共に粘着剤塗布シート3が保護シート4と剥離して患部に貼付する。
また、引きながら貼付するときは、貼付薬の面を反対にして孔を通し、保護シートを孔の反対側の固定部に固定し、粘着剤塗布シートの端部を患部に貼付し、貼付材を患部に圧しつけながら引っ張ることにより貼付薬を貼付する。
この貼付材は、半円形であるので、硬い保護シートの場合は身体から離すことができ、伸縮性の貼付薬を好適に貼付することができる。
この固定部5に両面粘着テープを取り付ける。ついで、貼付薬2を孔7を通して外面に引き出し、貼付薬2の端部の保護シート4を両面粘着テープに固定し、粘着剤塗布シート3の端部を剥離し、剥離した粘着剤塗布シート3を患部に貼付し、貼付材1を患部に圧しつけて押すと、患部に平坦に貼付する。
また、最初に保護シートを剥離して固定部に固定し、その後に粘着剤塗布シートを患部に貼付してもよい。
この貼付材1の場合には、貼付材1を患部に圧しつけながら押すと、粘着剤塗布シート3の端部が患部に貼付されているので、貼付材の移動と共に粘着剤塗布シート3が保護シート4と剥離して患部に貼付する。
また、引きながら貼付するときは、貼付薬の面を反対にして孔を通し、保護シートを孔の反対側の固定部に固定し、粘着剤塗布シートの端部を患部に貼付し、貼付材を患部に圧しつけながら引っ張ることにより貼付薬を貼付する。
この貼付材は、半円形であるので、硬い保護シートの場合は身体から離すことができ、伸縮性の貼付薬を好適に貼付することができる。
この出願発明は、手の届きにくい場所に貼付剤、とくに貼付薬を能率的に、経済的に貼付することができ、特に、患部など貼付すべき場所以外の場所に接着しない能率的に、経済的な貼付材、すなわち、貼付剤の保護シートの端部を固定する固定部と、貼付剤の粘着剤塗布シートを押圧する押圧部とから構成されている筒あるいは箱からなり、貼付材が側面に孔を有する側面形状が、円形、三角形、五角形、六角形、七角形、八角形であり、固定部が筒あるいは箱の上面に設けられており、押圧部が筒あるいは箱の外面である貼付材を提供することを目的とする。
1 貼付材
2 貼付薬
3 粘着剤塗布シート
4 保護シート
5 固定部
6 把持部
7 孔
8 背中
9 外面
10 内面
11 切り込み
12 凸部
2 貼付薬
3 粘着剤塗布シート
4 保護シート
5 固定部
6 把持部
7 孔
8 背中
9 外面
10 内面
11 切り込み
12 凸部
Claims (4)
- 貼付剤の保護シートを固定する固定部と、貼付剤の粘着剤塗布シートを押圧する押圧部とからなる筒状あるいは箱状の貼付材であって、貼付材が孔を有しており、側面形状が円形または四角形以外の多角形であり、固定部が孔の近傍に設けられており、押圧部が筒あるいは箱の外面であることを特徴とする貼付材。
- 柱状であることを特徴とする請求項1に記載の貼付材。
- 側面形状が円形、半円形、六角形、七角形、八角形であることを特徴とする請求項1または2に記載の貼付材。
- 貼付剤が貼付薬であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の貼付材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006240036A JP2008061689A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | 貼付材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006240036A JP2008061689A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | 貼付材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008061689A true JP2008061689A (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=39284933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006240036A Pending JP2008061689A (ja) | 2006-09-05 | 2006-09-05 | 貼付材 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008061689A (ja) |
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2006
- 2006-09-05 JP JP2006240036A patent/JP2008061689A/ja active Pending
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