JP2019051973A - 粘着フィルム収納箱及び粘着フィルム収納装置 - Google Patents
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(2)前記せん断剥離力低減部は、前記前板と前記粘着フィルムとの接触面積を低減する構造である、(1)に記載の粘着フィルム収納箱。
(3)前記せん断剥離力低減部は、前記前板における粘着フィルムと接触する部位に凸部、凹部或いは凹凸部を設けた構造である、(2)に記載の粘着フィルム収納箱。
(4)前記せん断剥離力低減部は、前記粘着フィルムと接触する部位の表面に、前記接触面積を低減する塗料が塗布された構造である、(2)に記載の粘着フィルム収納箱。
(5)前記せん断剥離力低減部は、前記粘着フィルムと接触する部位の表面に、前記接触面積を低減する材質を有する構造である、(2)に記載の粘着フィルム収納箱。
(6)前記せん断剥離力低減部は、前記前板における外面、内面及び上端の少なくとも一部に設けられている、(1)〜(5)のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱。
(7)前記せん断剥離力低減部は、前記前板の内面の左右方向の少なくとも両端付近の領域に設けられている、(6)に記載の粘着フィルム収納箱。
(8)前記せん断剥離力低減部は、前記前板の外面の上端付近の領域に設けられている、(6)又は(7)に記載の粘着フィルム収納箱。
(9)前記蓋部の先端には、切断部が設けられ、前記せん断剥離力低減部は、前記前板の外面における、前記蓋部が前記本体部の開口を閉じたときの前記切断部に対応する位置よりも上側の領域に設けられている、(8)に記載の粘着フィルム収納箱。
(10)前記蓋部の先端には、切断部が設けられ、前記せん断剥離力低減部は、前記前板の外面における、前記蓋部が前記本体部の開口を閉じたときの前記切断部に対応する位置に設けられ、それよりも上側の領域には、粘着フィルムを係止する係止部が設けられている、(8)に記載の粘着フィルム収納箱。
(11)前記前板の外面には、つまみ片が設けられ、前記せん断剥離力低減部は、前記つまみ片に設けられている、(6)〜(10)のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱。
(12)前記せん断剥離力低減部は、前記前板の上端の左右方向の少なくとも中央付近の領域に設けられている、(6)〜(11)のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱。
(13)(1)〜(12)のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱に巻回体が収納された粘着フィルム収納装置。
フィルムの中央をつまんで前板の上端と同じ高さを保ちながら水平に引き出した時の引出感で評価した。評価条件と評価結果を表1、表2に示す。
◎:とても適切に引き出すことができる。
○:適切に引き出すことができる。
△:やや適切に引き出すことができる。
×:適切に引き出すことができない。
JETスター(日本製紙製)に図10の塗工パターンにて疑似エンボスニスを塗工し、図4の形状に切り出したものを箱型に組み立て、粘着フィルムロールを挿入し、引出性の評価を行った。
実施例1のJETスターをサンコート(王子マテリア製)に変えた以外は実施例1と同じ要領にて評価を行った。
実施例1の疑似エンボスニスを樹脂粒子配合ニスに変えた以外は実施例1と同じ要領にて評価を行った。
JETスター(日本製紙製)に図10の塗工パターンにて疑似エンボスニスを塗工し、図15の形状となるよう切り出したものを箱型に組み立て、粘着フィルムロールを挿入し、引出性の評価を行った。
JETスター(日本製紙製)に図10の塗工パターンにて疑似エンボスニスを塗工し、前板30の内面に図10に示すような凸部(3×4mmの方形、深さ0.22mm、凸部間距離3mm)を付与し、図4の形状に切り出したものを箱型に組み立て、粘着フィルムロールを挿入し、引出性の評価を行った。
JETスター(日本製紙製)に図10の塗工パターンにて疑似エンボスニスを塗工し、前板30の内面に図10に示すような凸部(1.5×2mmの方形、深さ0.16mm、凸部間距離3mm)を付与し、図4の形状に切り出したものを箱型に組み立て、粘着フィルムロールを挿入し、引出性の評価を行った。
JETスター(日本製紙製)に図10の塗工パターンにてFD HS剥離OPニスSM(東洋インキ製)を塗工し、前板30の内面に図10に示すような凸部(3×4mmの方形、深さ0.22mm、凸部間距離3mm)を付与し、図4の形状に切り出したものを箱型に組み立て、粘着フィルムロールを挿入し、引出性の評価を行った。
JETスター(日本製紙製)に図10の塗工パターンにてシリコーンを塗工し、前板30の内面に図10に示すような凸部(3×4mmの方形、深さ0.22mm、凸部間距離3mm)を付与し、図4の形状に切り出したものを箱型に組み立て、粘着フィルムロールを挿入し、引出性の評価を行った。
実施例1の疑似エンボスニスをFD HS剥離OPニスSM(東洋インキ製)に変えた以外は実施例1と同じ要領にて評価を行った。
実施例1の疑似エンボスニスをFDクリアコートニス(東洋インキ製)に変えた以外は実施例1と同じ要領にて評価を行った。
実施例1の疑似エンボスニスを塩ビシートに変えた以外は実施例1と同じ要領にて評価を行った。
実施例1の疑似エンボスニスをシリコーンに変えた以外は実施例1と同じ要領にて評価を行った。
10 粘着フィルム収納箱
11 巻回体
20 本体部
21 蓋部
30 前板
32 後板
34 側板
100 芯管
120、121 せん断剥離力低減部
F 粘着フィルム
Claims (13)
- 粘着性のある粘着フィルムを巻回した巻回体を収納するための粘着フィルム収納箱であって、
前板、底板、後板及び側板を少なくとも有し、上面が開口した本体部と、
前記本体部の上面の開口を開閉可能な蓋部と、を有し、
前記前板における、引き出される粘着フィルムと接触する部位の少なくとも一部には、接触した粘着フィルムのせん断剥離力が6.0N/25mm以下となるせん断剥離力低減部が設けられている、粘着フィルム収納箱。 - 前記せん断剥離力低減部は、前記前板と前記粘着フィルムとの接触面積を低減する構造である、請求項1に記載の粘着フィルム収納箱。
- 前記せん断剥離力低減部は、前記前板における粘着フィルムと接触する部位に凸部、凹部或いは凹凸部を設けた構造である、請求項2に記載の粘着フィルム収納箱。
- 前記せん断剥離力低減部は、前記粘着フィルムと接触する部位の表面に、前記接触面積を低減する塗料が塗布された構造である、請求項2に記載の粘着フィルム収納箱。
- 前記せん断剥離力低減部は、前記粘着フィルムと接触する部位の表面に、前記接触面積を低減する材質を有する構造である、請求項2に記載の粘着フィルム収納箱。
- 前記せん断剥離力低減部は、前記前板における外面、内面及び上端の少なくとも一部に設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱。
- 前記せん断剥離力低減部は、前記前板の内面の左右方向の少なくとも両端付近の領域に設けられている、請求項6に記載の粘着フィルム収納箱。
- 前記せん断剥離力低減部は、前記前板の外面の上端付近の領域に設けられている、請求項6又は7に記載の粘着フィルム収納箱。
- 前記蓋部の先端には、切断部が設けられ、
前記せん断剥離力低減部は、前記前板の外面における、前記蓋部が前記本体部の開口を閉じたときの前記切断部に対応する位置よりも上側の領域に設けられている、請求項8に記載の粘着フィルム収納箱。 - 前記蓋部の先端には、切断部が設けられ、
前記せん断剥離力低減部は、前記前板の外面における、前記蓋部が前記本体部の開口を閉じたときの前記切断部に対応する位置に設けられ、それよりも上側の領域には、粘着フィルムを係止する係止部が設けられている、請求項8に記載の粘着フィルム収納箱。 - 前記前板の外面には、つまみ片が設けられ、
前記せん断剥離力低減部は、前記つまみ片に設けられている、請求項6〜10のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱。 - 前記せん断剥離力低減部は、前記前板の上端の左右方向の少なくとも中央付近の領域に設けられている、請求項6〜11のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の粘着フィルム収納箱に巻回体が収納された粘着フィルム収納装置。
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