JP2008060592A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波特性の変動を抑制することが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、高周波回路領域107と低周波回路領域501とを有する。高周波回路領域107は、半導体基板の中央領域に配置され、低周波回路領域501は、半導体基板の周辺領域に配置されている。高周波回路領域107の半導体基板101には主に高周波回路が配置され、低周波回路領域501の半導体基板101には主に低周波回路が配置されている。高周波回路領域107に形成される高周波回路に関連する外部電極201は、再配線105bによるFun-Out構造によって低周波回路領域501に配置される。高周波回路の真上(上方)には外部電極201が配置されないため、高周波特性の変動を抑制することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は半導体装置に関するものであり、特に高周波特性の変動を抑制することができる半導体装置に関するものである。
携帯機器の小型化に伴い、携帯機器に搭載される半導体装置の小型化が要求されている。この要求にこたえるため、半導体チップの外形寸法とほぼ同じ外形寸法を有するチップサイズパッケージ(Chip Size Package)と称される半導体装置が出現している。チップサイズパッケージの1形態としては、ウエハレベルチップサイズパッケージ(Wafer Level Chip Size Package)もしくはウエハレベルチップスケールパッケージ(Wafer Level Chip Scale Package)と称される半導体装置が存在する。
このようなウエハレベルチップサイズパッケージ(以下、WCSPと称す。)の構造を図1乃至図3を用いて説明する。
図1は封止樹脂によって封止される前の従来のWCSPを示す平面図であり、図2は封止樹脂によって封止された後の従来のWCSPを示す平面図である。図3は図1及び図2の3−3についての概略断面図である。
従来のWCSPは、半導体基板101を有している。半導体基板101の表面には、トランジスタ、抵抗、コンデンサ、インダクタ等により構成された電子回路が形成されている。半導体基板101の表面上には、電子回路と接続された複数の電極パッド103が形成されている。
電極パッド103の表面の一部を除く半導体基板101上には、酸化シリコン等からなる絶縁層301が形成されている。絶縁層301上にはポリイミド等からなる保護膜303が形成されている。この構造により、電極パッド103の表面の一部が絶縁層301及び保護膜303によって規定された開口部によって露出されている。
電極パッド103には絶縁層301の開口部を介して例えば銅で構成された配線層105の一端が接続されている。配線層105は電極パッド103から柱状電極305の下部に至るまで保護膜303上に延在している。配線層105の他端は柱状電極305及び外部端子201の下部に配置されるパット部111である。このパッド部111は、電極パッド103よりも半導体基板101の中央領域に近い位置に配置されている。
この配線層105は、外部端子201の位置を半導体基板101の周辺部から半導体基板101の中央領域に実質的にシフトさせる機能を果たす。一般的に、このようなシフトは再配置と称され、故にこのようなシフトを行う配線層は再配置配線もしくは再配線と称される。以下、配線層105を再配線105と称す。
再配線105のパッド部111上には例えば銅で構成された柱状電極305が形成されている。
柱状電極305の上部表面を除く半導体基板101上には、エポキシ系樹脂からなる封止樹脂203が形成されている。
柱状電極305の上部表面上には、例えば半田からなる外部端子201が形成されている。図2に示されているように、複数の外部端子201は、半導体基板101上方に間隔Aで規則的に配置されている。図2に示されたWCSPでは、外部端子201が2列に配置されている。
電子回路を形成した後、絶縁層301を形成するまでの工程は、WCSPとQFP(Quad Flat Package)とでは変わらない。つまり、ウエハプロセス、回路レイアウトは、パッケージの形態に左右されない。従って、WCSPは、半導体装置の小型化を容易に実現することができるパッケージであると言える。
特開2000−235979号公報 特開2001−60642号公報 特開2001−156209号公報
しかしながら、図1乃至図3において斜線で示されている領域107に高周波回路が配置された場合には、以下のような問題が生じることを考慮する必要がある。
高周波回路は、比較的高い周波数の信号を処理する回路もしくは比較的高い周波数の信号を発生させる回路である。高周波回路の一例としては、図4に示されているような、インダクタ素子(コイル)401,403及びキャパシタ素子405,407を有する電圧制御発振回路(VCO:Voltage Controlled Oscillator)がある。インダクタ素子やキャパシタ素子は、電圧制御発振回路の発振周波数を決定する重要な素子であり、例えばこのインダクタ素子のインダクタンス値Lが変動した場合、電圧制御発振回路の発振周波数を変動させてしまう。
高周波回路の他の例としては、無線信号の処理を行うRF回路がある。RF回路は、例えばLNA回路(Low Noise Amplifier)やPA回路(Power Amplifier)を含む。RF回路には、外部線路とのインピーダンス整合をとるためのインダクタ素子が内蔵されている。このインダクタ素子もRF回路の特性を決定する重要な素子であり、例えば不要な電磁気的な結合がこのインダクタ素子に与えられたり、寄生インダクタが生じた場合、RF回路と外部線路との間のインピーダンスマッチングがとれず、RF回路の特性、例えばアンテナ部の出力特性が変動してしまう
領域107には、再配線105、柱状電極305及び外部端子201が存在する。再配線105、柱状電極305及び外部端子201が、領域107内に配置されると、例えば領域107内の半導体基板101表面に配置されたインダクタ素子と再配線105、柱状電極305及び外部端子201との距離が近接してしまい、このインダクタ素子と再配線105との間、インダクタ素子と柱状電極305との間、及びインダクタ素子と外部端子201との間で電磁気的な結合が生じ(もしくは寄生インダクタ、寄生キャパシタが発生し)、インダクタ素子の特性、例えばインダクタンス値LやQ値(Quality Factor)が変動する、もしくはインピーダンスが変動することが想定される。その結果、電圧制御発振回路の発振周波数が変動してしまう、もしくはRF回路の特性(例えば、アンテナ部の出力特性)が変動してしまうことが想定される。このようなケースは、外部端子(リード)が半導体基板上方に位置しないQFPでは起こり得ないケースであり、外部端子が半導体基板上方に位置するWCSPのようなパッケージ特有のケースである。
従って、高周波特性の変動を抑制することが可能な半導体装置が望まれていた。
本発明は、上記課題を克服するために考え出されたものである。本願において開示される発明のうち、代表的な半導体装置の概要は以下の通りである。
すなわち、高周波回路素子が形成された第1領域と、この第1領域の周辺に位置し低周波回路素子が形成された第2領域とを有する半導体基板と、この主表面上を覆う封止樹脂とを有する半導体装置である。この半導体装置はさらに、第2領域上方に形成され、封止樹脂の表面から突出しており、高周波回路素子と電気的に接続された複数の第1外部端子と、第2領域上方に形成され、封止樹脂の表面から突出しており、低周波回路素子と電気的に接続された複数の第2外部端子とを備えていることを特徴としている。
本願において開示される発明のうち、代表的な半導体装置によって得られる効果を簡単に説明すると以下の通りである。
すなわち、本発明の半導体装置によれば、高周波回路素子を第1領域(高周波回路領域)に配置し、低周波回路素子をこの第1領域の周辺の第2領域(低周波回路領域)に配置し、高周波回路素子に関連する外部端子を第2領域上に配置したものである。
本発明の半導体装置によれば、第1領域に形成された高周波回路真上(上方)には、外部端子が配置されないので、高周波回路と外部端子との距離は従来よりも長い。よって、高周波回路と外部端子との間に生じる電磁結合、もしくは寄生素子に起因する高周波回路の特性変動を抑制することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、説明を容易にするため、同様の構成には同様の符号を付与する。また、重複した構成の説明は省略する。
図5及び図6は本発明の実施例1の半導体装置を示す平面図である。図5は、封止樹脂によって封止される前の状態を示す平面図であり、図6は封止樹脂によって封止された後の状態を示す平面図である。図7は図5及び図6の7−7についての概略断面図である。
本発明の半導体装置は、半導体基板101を有している。半導体基板101には、主に高周波回路が形成される領域107(以下、高周波回路領域107と称す)と、主に低周波回路が形成される領域501(以下、低周波回路領域501と称す)とが存在する。高周波回路領域107は、半導体基板101の中央領域であり、低周波回路領域501は、中央領域を囲む半導体基板101の周辺領域である。高周波回路領域107には高周波回路が配置され、低周波回路領域501には低周波回路が配置されている。
高周波回路は、比較的高い周波数の信号を処理する回路もしくは比較的高い周波数の信号を発生させる回路であり、高周波回路の一例としては、先に説明したような電圧制御発振回路(VCO:Voltage Controlled Oscillator)や、無線信号の処理を行うRF回路等がある。
低周波回路は、比較的低い周波数の信号を処理する回路もしくは比較的低い周波数の信号を発生させる回路である
本明細書において高周波とは、低周波に対して相対的に高い周波数であることを指し、低周波とは高周波に対して相対的に低い周波数であることを指す。本明細書における高周波とは、先に説明したインダクタ素子を例に挙げると、電磁結合によって、もしくは寄生素子(寄生インダクタもしくは寄生キャパシタ)が生じることによってその特性が大きく変化してしまうような範囲の周波数を意味する。一方、本明細書における低周波とは、先に説明したインダクタ素子を例に挙げると、電磁結合が生じたとしても、もしくは寄生素子が生じたとしてもその特性がそれほど大きくは変化しないような範囲の周波数を意味する。具体的に高周波とは、300MHz以上の帯域もしくは無線周波数を想定しているが、上述の趣旨により、この数字等には特に限定されるものではない。一方、具体的に低周波とは、上記の高周波の帯域よりも低い帯域もしくはオーディオ周波数を想定しているが、上述の趣旨により、この数字等には特に限定されるものではない。
低周波回路領域501の半導体基板101の表面には、低周波数の信号を処理する電子回路もしくは低周波数で動作する電子回路が接続された複数の電極パッド103aが形成されている。この電極パッド103aは、アルミニウムを含む材料もしくは金を含む材料で構成されており、低周波回路領域501の半導体基板101の周辺領域に配置されている。
電極パッド103aの表面の一部及び後述する電極パッド103bの表面の一部を除く半導体基板101上には、酸化シリコン等からなる絶縁層301が形成されている。
絶縁層301上にはポリイミド等からなる保護膜303が形成されている。この構造により、電極パッド103aの一部及び電極パッド103bの一部が絶縁層301及び保護膜303によって規定された開口部によって露出されている。
電極パッド103aには絶縁層301の開口部を介して例えば銅で構成された配線層105aの一端が接続されている。配線層105aは電極パッド103aから柱状電極305の下部に至るまで保護膜303上に延在している。配線層105aの他端は柱状電極305及び外部端子201の下部に配置されるパット部111aである。このパッド部111aは、電極パッド103aよりも半導体基板101の中央領域に近い位置に配置されている。すなわち、このパッド部111aは、低周波回路領域501の上方に配置されている。この配線層105aは、先に説明した再配線であり、以下、再配線105aと称す。
再配線105aのパッド部111a上には例えば銅で構成された柱状電極305が形成されている。この柱状電極305はポストとも称される。高周波回路領域107の半導体基板101の表面上には、高周波数の信号を処理する電子回路もしくは高周波数で動作する電子回路が接続された複数の電極パッド103bが形成されている。この電極パッド103bは、アルミニウムを含む材料もしくは金を含む材料で構成されており、高周波回路領域107の周辺領域に配置されている。
電極パッド103bの表面の一部は、絶縁層301及び保護膜303によって規定された開口部によって露出されている。
電極パッド103bには絶縁層301の開口部を介して配線層105bの一端が接続されている。配線層105bは電極パッド103bから柱状電極305の下部に至るまで保護膜303上に延在している。配線層105bの他端は柱状電極305及び外部端子201の下部に配置されるパット部111bである。このパッド部111bは、電極パッド103bよりも半導体基板101のエッジに近い位置に配置されている。すなわち、このパッド部111bは、低周波回路領域501の上方に配置されている。この配線層105bは、先に説明した再配線であり、以下、再配線105bと称す。
再配線105bのパッド部111b上には柱状電極305が形成されている。
柱状電極305上部表面上には、例えば半田からなる外部端子201が形成されている。図6に示されているように、外部端子201は、半導体基板101上方に間隔Aで規則的に配置されている。図6における構造においては、外部端子201は2列に配置されている。
柱状電極305の上部表面を除く半導体基板101上には、エポキシ系樹脂からなる封止樹脂203が形成されている。
本実施例1では、低周波回路に関する外部端子201は、この低周波回路領域501の上方に配置されている。つまり低周波回路に関しては、電極パッド103aと外部端子201との間を結ぶ再配線105aは、いわゆるFun-In構造になっている。
一方、高周波回路に関する外部端子201は、高周波回路領域107の外側に配置された低周波回路領域501の上方に配置されている。つまり高周波回路に関しては、電極パッド103bと外部端子201との間を結ぶ再配線105bは、いわゆるFun-Out構造になっている。
本実施例1では、高周波回路が半導体基板101の中央領域に配置され、低周波回路がこの中央領域を囲む周辺領域に配置されている。さらに、高周波回路に関する外部端子201が、この高周波回路領域107の外側に配置されている。また、高周波回路に関する再配線105bは、高周波回路に関する外部端子201が高周波回路領域107の外側に位置するように形成されている。(高周波回路に関する再配線105bが、Fun-Out構造になっている。)つまり、本実施の形態では、高周波回路領域107に形成された高周波回路真上(上方)には、再配線105b、柱状電極305及び外部端子201が配置されないので、高周波回路と再配線105b、柱状電極305及び外部端子201との距離は従来よりも長い。よって、高周波回路と再配線105b等との間に生じる電磁結合、もしくは寄生素子に起因する高周波回路の特性変動を抑制することができる。
本明細書において、"高周波回路真上(上方)に外部端子201が配置されない"とは、平面的に見て外部端子201が高周波回路と重ならないということを意味する。言い換えると、半導体装置の上部から見て、外部端子201が高周波回路と重ならないということである。
同様にして、"高周波回路真上(上方)に再配線105が配置されない"とは、平面的に見て再配線105が高周波回路と重ならないということを意味する。言い換えると、半導体装置の上部から見て、高周波回路がインダクタ素子1101と重ならないということである。
さらに同様にして、"高周波回路真上(上方)に柱状電極305が配置されない"とは、平面的に見て柱状電極305が高周波回路と重ならないということを意味する。言い換えると、半導体装置の上部から見て、柱状電極305が高周波回路と重ならないということである。
なお、本実施例1では、低周波回路に関する再配線105aがFun-In構造として説明されているが、再配線105aはFun-Out構造であっても良い。すなわち、本実施の形態では、高周波回路領域107に形成された高周波回路真上(上方)に、再配線105、柱状電極305及び外部端子201が配置されない構造であれば良い。
次に本発明の半導体装置の実施例2について図面を参照して以下に説明する。
図8及び図9は本発明の実施例2の半導体装置を示す平面図である。図8は、封止樹脂によって封止される前の状態を示す平面図であり、図9は封止樹脂によって封止された後の状態を示す平面図である。図10は図8及び図9の10−10についての概略断面図である。
実施例2と実施例1の形態との大きな差異は、高周波回路が形成される高周波回路領域107が複数に分割されている点である。
本発明の半導体装置は、半導体基板101を有している。半導体基板101には、主に高周波回路が形成される高周波回路領域107a、107bと、主に低周波回路が形成される低周波回路領域501及び外部端子配置領域801とが存在する。
外部端子配置領域801は、半導体基板101の中央部であって、その上方に1列の外部端子201が配置される領域である。
高周波回路領域107aと高周波回路領域107bは、外部端子配置領域801を挟んで半導体基板101の中央領域内に存在する。
高周波回路領域107には高周波回路が配置され、低周波回路領域501には低周波回路が配置されている。外部端子配置領域801には、低周波回路が配置されている場合もあるが、本実施の形態では、外部端子配置領域801は、その上方に柱状電極305及び外部端子201を配置するための領域であるとして説明する。
低周波回路領域501の半導体基板101の表面上には、低周波数の信号を処理する電子回路もしくは低周波数で動作する電子回路が接続された複数の電極パッド103aが形成されている。この電極パッド103aは、アルミニウムを含む材料もしくは金を含む材料で構成されており、低周波回路領域501の半導体基板101の周辺領域に配置されている。
電極パッド103aの表面の一部及び後述する電極パッド103bの表面の一部を除く半導体基板101上には、酸化シリコン等からなる絶縁層301が形成されている。
絶縁層301上にはポリイミド等からなる保護膜303が形成されている。この構造により、電極パッド103aの一部及び電極パッド103bの一部が絶縁層301及び保護膜303によって規定された開口部によって露出されている。
電極パッド103aには絶縁層301の開口部を介して例えば銅で構成された再配線105aの一端が接続されている。再配線105aは電極パッド103aから柱状電極305の下部に至るまで保護膜303上に延在している。再配線105aの他端は柱状電極305及び外部端子201の下部に配置されるパット部111aである。このパッド部111aは、電極パッド103aよりも半導体基板101の中央領域に近い位置に配置されている。すなわち、このパッド部111aは、低周波回路領域501の上方に配置されている。
再配線105aのパッド部111a上には例えば銅で構成された柱状電極305が形成されている。
高周波回路領域107a及び107bの半導体基板101の表面上には、各々高周波数の信号を処理する電子回路もしくは高周波数で動作する電子回路が接続された電極パッド103bが形成されている。この電極パッド103bは、アルミニウムを含む材料もしくは金を含む材料で構成されており、各高周波回路領域107a及び107bの周辺領域に配置されている。
電極パッド103bの表面の一部は、絶縁層301及び保護膜303によって規定された開口部によって露出されている。
電極パッド103bには絶縁層301の開口部を介して再配線105bの一端が接続されている。再配線105bは電極パッド103bから柱状電極305の下部に至るまで保護膜303上に延在している。再配線105bの他端は柱状電極305及び外部端子201の下部に配置されるパット部111bである。
図8及び図10に示されているように、パッド部111bのうち外部端子配置領域801の上方に位置するパッド部111bは、高周波回路領域107aと高周波回路領域107bとの間に配置されている。その他のパッド部111bは、第1の実施の形態と同様に、電極パッド103bよりも半導体基板101のエッジに近い位置に配置されている。しかしながら、本実施の形態の構成は、パッド部111が全て低周波回路領域501(外部端子配置領域801を含む)上に配置されているという点において、実施例1と共通している。
再配線105bのパッド部111b上には柱状電極305が形成されている。
柱状電極305上部表面上には、例えば半田からなる外部端子201が形成されている。
柱状電極305の上部表面を除く半導体基板101上には、エポキシ系樹脂からなる封止樹脂203が形成されている。
本実施例2では、低周波回路に関する外部端子201は、低周波回路領域501の上方に配置されている。つまり低周波回路に関しては、電極パッド103aと外部端子201との間を結ぶ再配線105aは、いわゆるFun-In構造になっている。
一方、高周波回路に関する外部端子201は、高周波回路領域107の外側に配置された低周波回路領域501上方及び外部端子配置領域801上方に配置されている。つまり高周波回路に関しては、電極パッド103bと外部端子201との間を結ぶ再配線105bは、いわゆるFun-Out構造になっている。
本実施例2では、高周波回路が半導体基板101の中央領域において分割されて配置され、低周波回路がこの中央領域を囲む周辺領域に配置されている。さらに、各高周波回路に関する外部端子201が、各高周波回路領域107a、107bの外側に配置されている。また、高周波回路に関する再配線105bは、高周波回路に関する外部端子201が高周波回路領域107の外側に位置するように形成されている。(高周波回路に関する再配線105bが、Fun-Out構造になっている。)つまり、本実施の形態では、高周波回路領域107a、107bに形成された高周波回路真上(上方)には、再配線105b、柱状電極305及び外部端子201が配置されないので、高周波回路と再配線105b、柱状電極305及び外部端子201との距離は従来よりも長くなる。よって、高周波回路と再配線105b等との間に生じる電磁結合、寄生素子に起因する高周波回路の特性変動を抑制することができる。
さらに、本実施例2では、高周波回路領域が複数に分割されて配置され、分割された高周波回路領域間に外部端子配置領域を設けたので、第1の実施の形態と比較して、より多くの外部端子を設けることができる。
なお、本実施例2においても、低周波回路に関する再配線105aがFun-In構造として説明されているが、再配線105aはFun-Out構造であっても良い。すなわち、本実施の形態では、高周波回路領域107a、107bに形成された高周波回路真上(上方)に、再配線105b、柱状電極305及び外部端子201が配置されない構造であれば良い。
次に本発明の半導体装置の実施例3について図面を参照して以下に説明する。
図11及び図12は本発明の実施例3の半導体装置を示す平面図である。図11は、封止樹脂によって封止される前の状態を示す平面図であり、図12は封止樹脂によって封止された後の状態を示す平面図である。図13は図11及び図12の13−13についての概略断面図である。
実施例3と実施例2との大きな差異は、高周波回路領域107aと高周波回路領域107bとの間、即ち外部端子配置領域801上方にスパイラルインダクタ1101が形成されている点である。上述したように、本明細書において、インダクタ素子も高周波回路を構成する素子の一部であるとして説明されている。従って、本実施の形態においては、外部端子配置領域801は実質的に高周波回路が配置される高周波領域として定義される。
このスパイラルインダクタ1101は、高周波回路領域107aの電極パッド103bと高周波回路領域107bの電極パッド103bとの間に電気的に接続されている。また、スパイラルインダクタ1101は、再配線105a、105bと同一の材料で構成され、外部端子配置領域801上の保護膜303上に、再配線105a、105bと実質的に同時に形成される。その他の構成に関しては、実質的に第2の実施の形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
本実施例3によれば、インダクタ素子として機能するスパイラルインダクタ1101は、半導体基板101表面に形成されず、半導体基板101表面を覆う保護膜303上に形成される。より詳細には、従来の構成においてインダクタ素子との間で電磁結合が生じる可能性のある再配線自身を利用してインダクタ素子(スパイラルインダクタ1101)が構成される。従って、本実施の形態によれば、実施例2の効果に加えて、電磁結合、寄生素子を生じさせる要因の1つである対象(再配線)とインダクタ素子との間の距離を考慮する必要がないという効果がある。
次に本発明の半導体装置の実施例4について図面を参照して以下に説明する。
まず、本実施例4の構造を採用する理由を以下に説明する。
インダクタ素子1101を半導体基板101表面に配置する場合、インダクタ素子1101と電極パッド103との間は、所定の長さを有する配線(この配線は再配線ではない。)で接続される。インダクタ素子が持つ所定のインダクタンスLのみがインダクタ素子のインダクタンスLとして利用されることが望ましい。従って、電極パッド103とインダクタ素子1101との間の距離、すなわちインダクタ素子1101と電極パッド103との間を結ぶ配線の長さはできるだけ短い方が良い。実施例1の例えば図5に示されるような構造を採用することによって、高周波特性の変動を抑制しつつ上記配線の長さを短くすることができる。しかしながら、このような構造を採用した場合、QFPを前提として設計された電極パッドの位置及び回路レイアウトを、WCSPを前提とした回路レイアウトに大幅に設計変更する必要がある。従って、本実施の形態では、異なるパッケージの形態(例えばQFP及びWCSP)に適合した半導体装置を提供するものである。
図14乃至図16は本発明の実施例4の半導体装置を示す平面透視図である。図14乃至図16において、電極パッド103及び再配線105の図示は省略されている。また、外部端子201は、封止樹脂203よりも上層に位置するため点線で示されている。また、本実施の形態においては、パッケージの方向を示すインデックスマーク1401が配置されている。また、本実施の形態においては、インダクタ素子1101は、半導体基板101の表面上、即ち再配線105よりも下層に形成されている。
図14に示された半導体装置は、半導体装置の周辺領域に配置された複数の外部端子201を有している。さらに、これら複数の外部端子201は2列状にかつ間隔Aで実質的に規則的に配置されている。但し、インダクタ素子1101が形成されている領域の真上(上方)には、本来配置されるべき1つの外部端子201が配置されていない。この種の半導体装置においては、全ての外部端子201がマザーボード上の外部回路と電気的に接続される端子として利用されるわけではない。このような端子は、いわゆるノンコネクト端子(NCピンとも称される。)と呼ばれている。一般的に、1つの半導体装置には、このようなノンコネクト端子が数個準備されている。一般的に、ノンコネクト端子の数は、全外部端子のうちの20%以下である。
本実施例4では、例えば、ノンコネクト端子に相当する外部端子が配置されるべき位置に、インダクタ素子1101が配置される。このような構造は、図14乃至図16において共通している。なお図示していないが、インダクタ素子1101が形成されている領域の真上(上方)には、再配線105及び柱状電極305も配置されていない。
図15に示された半導体装置は、半導体装置の周辺領域に配置された複数の外部端子201を有している。さらに、これら複数の外部端子201は2列状にかつ間隔Aで実質的に規則的に配置されている。但し、インダクタ素子1101が形成されている領域の真上(上方)及びその近傍には、本来配置されるべき4つの外部端子201が配置されていない。なお図示していないが、インダクタ素子1101が形成されている領域の真上(上方)及びその近傍には、再配線105及び柱状電極305も配置されていない。
図16に示された半導体装置は、半導体装置の周辺領域に配置された複数の外部端子201を有している。さらに、これら複数の外部端子201は3列状にかつ間隔Aで実質的に規則的に配置されている。但し、インダクタ素子1101が形成されている領域の真上(上方)及びその近傍には、本来配置される4つの外部端子201が配置されていない。なお図示していないが、インダクタ素子1101が形成されている領域の真上(上方)及びその近傍には、再配線105及び柱状電極305も配置されていない。
本実施の形態において、"インダクタ素子1101真上(上方)に外部端子201が配置されない"とは、平面的に見て外部端子201がインダクタ素子1101と重ならないということを意味する。言い換えると、半導体装置の上部から見て、外部端子201がインダクタ素子1101と重ならないということである。
同様にして、"インダクタ素子1101真上(上方)に再配線105が配置されない"とは、平面的に見て再配線105がインダクタ素子1101と重ならないということを意味する。言い換えると、半導体装置の上部から見て、再配線105がインダクタ素子1101と重ならないということである。
さらに同様にして、"インダクタ素子1101真上(上方)に柱状電極305が配置されない"とは、平面的に見て柱状電極305がインダクタ素子1101と重ならないということを意味する。言い換えると、半導体装置の上部から見て、柱状電極305がインダクタ素子1101と重ならないということである。
本実施例4によれば、インダクタ素子1101の真上(上方)に、再配線105、柱状電極305及び外部端子201を配置しないような構成を採用したので、インダクタ素子1101と再配線105、柱状電極305及び外部端子201との距離は従来よりも長い。よって、インダクタ素子と再配線105等との間に生じる電磁結合、もしくは寄生素子に起因する高周波回路の特性変動を抑制することができる。
さらに本実施例4によれば、例えばQFPを前提として設計された電極パッドの位置及び回路レイアウトを変更することなく、WCSPを提供することができる。従って、本実施の形態では、異なるパッケージの形態(例えばQFP及びWCSP)に適合した半導体装置を容易に提供することが可能である。
次に本発明の半導体装置の実施例5について図面を参照して以下に説明する。本実施例5は、前述した本発明の技術的思想をファインピッチ・ボールグリッドアレイパッケージ(FPBGA)に適用したものである。
図17は、本実施例5の半導体基板101を示す平面図であり、図18は、図17の18−18についての概略断面図である。図19は、本実施の形態のインターポーザー1901(配線基板とも称される)を示す平面図であり、図20は、本実施の形態の半導体装置を示す概略断面図である。
図17及び図18に示されているように、実施例5の半導体基板101と、実施例1の半導体基板101との差異は、低周波回路用の電極パッド103a上及び高周波回路用の電極パッド103b上に、各々バンプ電極1703a及び1703bが形成されている点である。これらバンプ電極1703a及び1703bは、例えば半田もしくは金で構成されている。
バンプ電極1703aは図19に示されているインターポーザー1901の表面に形成されたパッド1903aと接続され、バンプ電極1703bはインターポーザー1901の表面に形成されたパッド1903bと接続される。つまり、半導体基板101は、インターポーザー1901の表面上にフェイスダウンで搭載される。
インターポーザー1901は、例えば、セラミック、ガラスエポキシ、テープ状の材料で構成されており、その表面にパッド1903a、パッド1903a、スルーホール部1907、配線1905a及び配線1905bとを有する。
パッド1903aは、配線1905aを介してスルーホール部1907と接続されており、パッド1903aは、配線1905bを介してスルーホール部1907と接続されている。
図20に示されているように、インターポーザー1901の裏面には、スルーホール部1907と接続された複数のランドが形成されており、これらのランド上に外部端子201が配置されている。
半導体基板101とインターポーザー1901との間の空間には、樹脂2001が注入される。
本実施例5では、低周波回路に関する外部端子201は、この低周波回路領域501上方に配置されている。つまり低周波回路に関しては、電極パッド103aと外部端子201との間を結ぶインターポーザー1901上に形成された配線1905aは、いわゆるFun-In構造になっている。
一方、高周波回路に関する外部端子201は、高周波回路領域107の外側に配置された低周波回路領域501上方に配置されている。つまり高周波回路に関しては、電極パッド103bと外部端子201との間を結ぶインターポーザー1901上に形成された配線1905bは、いわゆるFun-Out構造になっている。
つまり、本実施例5では、高周波回路領域107に形成された高周波回路真上(上方)には、配線1905b及び外部端子201が配置されないので、高周波回路と配線1905b及び外部端子201との距離をより長くすることが可能である。よって、高周波回路と配線1905b等との間に生じる電磁結合、もしくは寄生素子に起因する高周波回路の特性変動を抑制することができる。
封止樹脂によって封止される前の従来のWCSPを示す平面図である。 封止樹脂によって封止された後の従来のWCSPを示す平面図である。 図1及び図2の線3−3についての概略断面図である。 電圧制御発振回路を示す回路図である。 封止樹脂によって封止される前の本発明の実施例1の半導体装置を示す平面図である。 封止樹脂によって封止された後の本発明の実施例1の半導体装置を示す平面図である。 図5及び図6の7−7についての概略断面図である。 封止樹脂によって封止される前の本発明の実施例2の半導体装置を示す平面図である。 封止樹脂によって封止された後の本発明の実施例2の半導体装置を示す平面図である。 図8及び図9の10−10についての概略断面図である。 封止樹脂によって封止される前の本発明の実施例3の半導体装置を示す平面図である。 封止樹脂によって封止された後の本発明の実施例3の半導体装置を示す平面図である。 図11及び図12の13−13についての概略断面図である。 本発明の実施例4の半導体装置を示す平面透視図である。 本発明の実施例4の半導体装置を示す平面透視図である。 本発明の実施例4の半導体装置を示す平面透視図である。 本発明の実施例5の半導体基板101を示す平面図である。 図17の線18−18についての概略断面図である。 本発明の実施の形態のインターポーザー1901を示す平面図である。 本発明の第5の実施例5の半導体装置を示す概略断面図である。
符号の説明
101・・・半導体基板
103a・・・低周波回路用電極パッド
103b・・・高周波回路用電極パッド
105a・・・再配線
105b・・・再配線
107・・・高周波回路領域
111a・・・パッド部
111b・・・パッド部
201・・・外部電極
501・・・低周波回路領域

Claims (17)

  1. 高周波回路素子が形成された第1及び第2領域と、前記第1及び第2領域の周辺に位置し低周波回路素子が形成された第3領域とを含む主表面を有する半導体基板と、前記主表面上を覆う封止樹脂と、前記第3領域上方に形成され、前記封止樹脂の表面から突出している、前記高周波回路素子と電気的に接続された複数の第1外部端子と、前記第3領域上方に形成され、前記封止樹脂の表面から突出している、前記低周波回路素子と電気的に接続された複数の第2外部端子とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1及び第2領域に形成され、前記高周波回路素子と電気的に接続された第1電極パッドと、前記第3領域に形成され、前記低周波回路素子と電気的に接続された第2電極パッドと、前記第1電極パッドの表面の一部及び前記第2電極パッドの表面の一部を露出するよう前記主表面上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され、前記第1電極パッドと前記第1外部端子との間を電気的に接続する第1配線と、前記絶縁膜上に形成され、前記第2電極パッドと前記第2外部端子との間を電気的に接続する第2配線とを備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1電極パッドは、前記第1及び第2領域の周辺領域に形成されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第3領域は、前記半導体基板の周辺領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の領域に位置していることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記第1外部端子が、前記第3領域の上方に配置されていることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記第1外部端子及び前記第2外部端子は、所定の間隔で実質的に規則的に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5記載の半導体装置。
  7. 前記高周波回路素子は、インダクタ素子を含むことを特徴とする請求項1乃至6記載の半導体装置。
  8. 前記第1外部端子及び前記第2外部端子は、前記第3領域上方にのみ形成されていることを特徴とする請求項2乃至7記載の半導体装置。
  9. 前記高周波回路素子に与えられる周波数もしくは前記高周波回路素子が処理する周波数は無線周波数であることを特徴とする請求項1乃至8記載の半導体装置。
  10. 高周波回路素子が形成された第1及び第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間の第3領域と、前記第1、第2及び第3領域の周辺に位置し低周波回路素子が形成された第4領域とを含む主表面を有する半導体基板と、前記主表面上を覆う封止樹脂と、前記第4領域上方に形成され、前記封止樹脂の表面から突出している、前記高周波回路素子と電気的に接続された複数の第1外部端子と、前記第4領域上方に形成され、前記封止樹脂の表面から突出している、前記低周波回路素子と電気的に接続された複数の第2外部端子と、前記第1及び第2領域に形成され、前記高周波回路素子と電気的に接続された第1電極パッドと、前記第4領域に形成され、前記低周波回路素子と電気的に接続された第2電極パッドと、前記第1電極パッドの表面の一部及び前記第2電極パッドの表面の一部を露出するよう前記主表面上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され、前記第1電極パッドと前記第1外部端子との間を電気的に接続する第1配線と、前記絶縁膜上に形成され、前記第2電極パッドと前記第2外部端子との間を電気的に接続する第2配線と、前記第3領域上方の前記絶縁膜上に形成され、前記第1領域の前記第1電極パッドと前記第2領域の前記第1電極パッドとの間に接続されたインダクタ素子とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  11. 前記インダクタ素子は、前記第1配線と同一の層で形成されていることを特徴とする請求項10記載の半導体装置。
  12. 前記第1外部端子及び前記第2外部端子は、前記第4領域上方にのみ形成されていることを特徴とする請求項10乃至11記載の半導体装置。
  13. 前記高周波回路素子に与えられる周波数もしくは前記高周波回路素子が処理する周波数は無線周波数であることを特徴とする請求項10乃至12記載の半導体装置。
  14. 高周波回路素子が形成された第1領域と、前記第1領域の周辺に位置し低周波回路素子が形成された第2領域とを含む主表面を有する半導体基板と、前記第1領域に形成され、前記高周波回路素子と電気的に接続された複数の第1電極パッドと、前記第2領域に形成され、前記低周波回路素子と電気的に接続された複数の第2電極パッドと、前記半導体基板の主表面に対面する第1の主表面と、前記第1の主表面に対向する第2の主表面とを有する配線基板と、前記半導体基板の前記第2領域上方に位置する前記配線基板の前記第2の主表面上に形成され、前記高周波回路素子と電気的に接続された複数の第1外部端子と、前記半導体基板の前記第2領域上方に位置する前記配線基板の前記第2の主表面上に形成され、前記低周波回路素子と電気的に接続された複数の第2外部端子と、前記配線基板に形成され、前記第1電極パッドと前記第1外部端子との間を電気的に接続する第1配線と、前記配線基板に形成され、前記第2電極パッドと前記第2外部端子との間を電気的に接続する第2配線とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  15. 前記半導体基板の前記主表面と前記配線基板の前記第1の主表面との間に形成された封止樹脂と、前記第1電極パッドと前記第1配線との間に設けられた第1のバンプ電極と、前記第2電極パッドと前記第2配線との間に設けられた第2のバンプ電極とを備えたことを特徴とする請求項14記載の半導体装置。
  16. 前記第1外部端子及び前記第2外部端子は、前記半導体基板の第2領域上方に位置する前記配線基板の前記第2の主表面上にのみ形成されていることを特徴とする請求項14乃至16記載の半導体装置。
  17. 前記高周波回路素子に与えられる周波数もしくは前記高周波回路素子が処理する周波数は無線周波数であることを特徴とする請求項14乃至16記載の半導体装置。
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