JP2008059642A - ヘッドスライダおよび記憶媒体駆動装置 - Google Patents

ヘッドスライダおよび記憶媒体駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロール角を低減することができるヘッドスライダを提供する。
【解決手段】ヘッドスライダ22ではサイドレール53a、53bの外側面54、52に気流誘導面が区画される。外側面54、52は空気流入端から空気流出端に向かうにつれてスライダ本体31の側縁35a、35bからそれぞれ遠ざかる。こうしたヘッドスライダ22にはいわゆるヨー角が規定される。ヨー角の変化に基づき気流の流入方向は変化する。スライダ本体31の側縁35aや側縁35bから気流が入り込む。気流はサイドレール53aの外側面54やサイドレール53bの外側面54に沿って流通する。気流はリアサイドレール39aやリアサイドレール39bに受け止められる。リアサイドレール39a、39bでは所定の正圧が生成される。こうした正圧のバランスに基づきロール角は低減される。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばハードディスク駆動装置(HDD)といった記憶媒体駆動装置に組み込まれるヘッドスライダに関する。
例えばHDDにはヘッドスライダが組み込まれる。ヘッドスライダの浮上面にはフロントレールやリアレールが区画される。リアレールには電磁変換素子が埋め込まれる。リアレールは、ヘッドスライダの前後方向中心線上に規定される。磁気ディスクの回転で生成される気流に基づきヘッドスライダは磁気ディスク上で浮上する。
特開2004−241113号公報 特開2001−176042号公報 特開2002−237020号公報 米国特許第6172851号明細書 米国特許第6646831号明細書 特開平10−283622号公報
ヘッドスライダにはいわゆるロール角が規定される。ロール角とは、気流の流れ方向に直交するスライダ幅方向の傾斜角をいう。ロール角が増大すると、ヘッドスライダの空気流出端で電磁変換素子よりもヘッドスライダの角が磁気ディスクに接近する。電磁変換素子の浮上高さは低く設定されることができない。磁気情報の記録密度は減少してしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ロール角を低減することができるヘッドスライダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、スライダ本体と、スライダ本体の空気流入端側で浮上面に区画されるフロントレールと、スライダ本体の空気流出端側で浮上面に区画される1対のリアサイドレールと、浮上面に区画されてフロントレールの空気流出端からリアサイドレールに向かって延び、リアサイドレールの前方で途切れるサイドレールと、サイドレールの外側面に区画されて、空気流入端から空気流出端に向かうにつれてスライダ本体の側縁から遠ざかる気流誘導面とを備えることを特徴とするヘッドスライダが提供される。
こうしたヘッドスライダではサイドレールの外側面に気流誘導面が区画される。外側面は空気流入端から空気流出端に向かうにつれてスライダ本体の側縁から遠ざかる。こうしたヘッドスライダにはいわゆるヨー角が規定される。ヨー角の変化に基づき気流の流入方向は変化する。スライダ本体の側縁から気流が入り込む。気流はサイドレールの外側面に沿って流通する。気流はリアサイドレールに受け止められる。リアサイドレールでは所定の正圧が生成される。こうした正圧のバランスに基づきロール角は低減される。
ヘッドスライダは、フロントレールの頂上面に区画される前方空気軸受け面と、フロントレールの空気流入端に区画されて前方空気軸受け面に段差で接続され、前方空気軸受け面よりも低いレベルで広がる低レベル面とを備えてもよい。このとき、前方空気軸受け面の空気流入端の輪郭は、少なくとも所定の円弧で規定される円弧領域を含めばよい。
こうしたヘッドスライダでは、前方空気軸受け面の空気流入端の輪郭には円弧領域が含まれる。前述されるように、ヨー角の変化に基づき気流の流入方向は変化する。その結果、気流は、例えば円弧領域の円弧の接線に直交する方向に流入することができる。気流に基づき前方空気軸受け面では所定の正圧が生成される。こうした正圧のバランスに基づきロール角は低減される。
以上のようなヘッドスライダでは、気流誘導面は平面で規定されればよい。その他、フロントレールの空気流入端とスライダ本体の空気流入端とは面一で接続されればよい。こういったヘッドスライダは記憶媒体駆動装置に組み込まれればよい。
以上のように本発明によれば、ロール角を低減することができるヘッドスライダが提供される。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は記憶媒体駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概略的に示す。このHDD11は筐体すなわちハウジング12を備える。ハウジング12は箱形のベース13およびカバー(図示されず)から構成される。ベース13は例えば平たい直方体の内部空間すなわち収容空間を区画する。ベース13は例えばアルミニウムといった金属材料から鋳造に基づき成形されればよい。カバーはベース13の開口に結合される。カバーとベース13との間で収容空間は密閉される。カバーは例えばプレス加工に基づき1枚の板材から成形されればよい。
収容空間には、記憶媒体としての1枚以上の磁気ディスク14が収容される。磁気ディスク14はスピンドルモータ15の回転軸に装着される。スピンドルモータ15は例えば5400rpmや7200rpm、10000rpm、15000rpmといった高速度で磁気ディスク14を回転させることができる。
収容空間にはキャリッジ16がさらに収容される。キャリッジ16はキャリッジブロック17を備える。キャリッジブロック17は、垂直方向に延びる支軸18に回転自在に連結される。キャリッジブロック17には、支軸18から水平方向に延びる複数のキャリッジアーム19が区画される。キャリッジブロック17は例えば押し出し成型に基づきアルミニウムから成型されればよい。
個々のキャリッジアーム19の先端にはヘッドサスペンション21が取り付けられる。ヘッドサスペンション21はキャリッジアーム19の先端から前方に延びる。ヘッドサスペンション21の先端にはいわゆるジンバルばね(図示されず)が接続される。ジンバルばねの表面に浮上ヘッドスライダ22は固定される。こうしたジンバルばねの働きで浮上ヘッドスライダ22はヘッドサスペンション21に対してその姿勢を変化させることができる。後述されるように、浮上ヘッドスライダ22にはヘッド素子すなわち電磁変換素子が搭載される。
磁気ディスク14の回転に基づき磁気ディスク14の表面で気流が生成されると、気流の働きで浮上ヘッドスライダ22には正圧すなわち浮力および負圧が作用する。浮力および負圧とヘッドサスペンション21の押し付け力とが釣り合うことで磁気ディスク14の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッドスライダ22は浮上し続けることができる。
こういった浮上ヘッドスライダ22の浮上中にキャリッジ16が支軸18回りで回転すると、浮上ヘッドスライダ22は磁気ディスク14の半径線に沿って移動することができる。その結果、浮上ヘッドスライダ22上の電磁変換素子は最内周記録トラックと最外周記録トラックとの間でデータゾーンを横切ることができる。こうして浮上ヘッドスライダ22上の電磁変換素子は目標の記録トラック上に位置決めされる。
キャリッジブロック17には例えばボイスコイルモータ(VCM)23といった動力源が接続される。このVCM23の働きでキャリッジブロック17は支軸18回りで回転することができる。こうしたキャリッジブロック17の回転に基づきキャリッジアーム19およびヘッドサスペンション21の揺動は実現される。
図1から明らかなように、キャリッジブロック17上にはフレキシブルプリント基板25が配置される。フレキシブルプリント基板25にはヘッドIC(集積回路)すなわちプリアンプIC26が実装される。磁気情報の読み出し時には、このプリンアンプIC26から電磁変換素子の読み出しヘッド素子に向けてセンス電流は供給される。同様に、磁気情報の書き込み時には、プリアンプIC26から電磁変換素子の書き込みヘッド素子に向けて書き込み電流は供給される。プリアンプIC26には、収容空間内に配置される小型の回路基板27や、ベース13の底板の裏側に取り付けられるプリント配線基板(図示されず)からセンス電流や書き込み電流は供給される。
こうしたセンス電流や書き込み電流の供給にあたってフレキシャ28が用いられる。フレキシャ28上にはフレキシブルプリント基板が形成される。フレキシャ28は個々の浮上ヘッドスライダ22ごとに配置される。フレキシャ28は例えばステンレス鋼といった金属薄板から形成される。フレキシブルプリント基板は、フレキシャ28上に順番に積層される絶縁層、導電層および保護層を備えればよい。フレキシブルプリント基板は、フレキシャ28上で延びる配線パターンを構成する。導電層には例えば銅といった導電材料が用いられればよい。絶縁層および保護層には例えばポリイミド樹脂といった樹脂材料が用いられればよい。
フレキシャ28の前端には浮上ヘッドスライダ22が支持される。フレキシャ28上のフレキシブルプリント基板は浮上ヘッドスライダ22に接続される。フレキシャ28はヘッドサスペンション21上に例えばスポット溶接に基づき固定されればよい。フレキシャ28はヘッドサスペンション21からキャリッジアーム19に沿って後方に延びる。フレキシャ28は他端でフレキシブルプリント基板25に連結される。フレキシブルプリント基板はフレキシブルプリント基板25上の配線パターン(図示されず)に接続される。こうして浮上ヘッドスライダ22はフレキシブルプリント基板25に電気的に接続される。
図2は本発明の第1実施形態に係る浮上ヘッドスライダ22を示す。この浮上ヘッドスライダ22は、例えば平たい直方体に形成されるスライダ本体31を備える。スライダ本体31の空気流出側端面には素子内蔵膜32が積層される。この素子内蔵膜32に前述の電磁変換素子33が組み込まれる。浮上ヘッドスライダ22にはいわゆるFEMTOスライダが用いられる。浮上ヘッドスライダ22では、浮上ヘッドスライダ22の前後方向の長さは例えば0.85mm程度に規定される。浮上ヘッドスライダ22の左右方向すなわちスライダ幅方向の長さは例えば0.70mm程度に規定される。浮上ヘッドスライダ22の厚みは例えば0.23mm程度に設定される。
スライダ本体31は例えばAl−TiC(アルチック)といった硬質材料から形成されればよい。素子内蔵膜32は例えばAl(アルミナ)といった軟質材料から形成されればよい。スライダ本体31は媒体対向面すなわち浮上面34で磁気ディスク14に向き合う。浮上面34には平坦なベース面35すなわち基準面が規定される。磁気ディスク14が回転すると、スライダ本体31の前端から後端に向かって浮上面34には気流36が作用する。
浮上面34には、前述の気流36の上流側すなわち空気流入側でベース面35から立ち上がる1筋のフロントレール37が形成される。このフロントレール37は、ベース面35上に所定の厚み(例えば1.5〜2.0μm程度)で広がりつつ、ベース面35の空気流入端に沿ってスライダ幅方向に延びる。フロントレール37の空気流入端とスライダ本体31すなわちベース面35の空気流入端とは面一で接続される。すなわち、フロントレール37の空気流入側端面と、スライダ本体31の空気流入側端面とは同一面内に規定される。
同様に、浮上面34には、気流の下流側すなわち空気流出側でベース面35から立ち上がるリアレール38が形成される。リアレール38はスライダ幅方向の中央位置に配置される。リアレール38は、ベース面35上にフロントレール37と同一の厚みで広がりつつベース面35の空気流出端に向かって延びる。
同様に、浮上面34には、空気流出側でベース面35から立ち上がる左右1対のリアサイドレールすなわち補助リアレール39a、39bが形成される。補助リアレール39a、39bはベース面35の左右の側縁35a、35bに沿ってそれぞれ配置される。その結果、補助リアレール39a、39b同士はスライダ幅方向に間隔を空けて配置される。補助リアレール39a、39b同士の間にリアレール38は配置される。なお、側縁35aは磁気ディスク14の内周側に規定される。側縁35bは磁気ディスク14の外周側に規定される。
フロントレール37の頂上面には前方空気軸受け面41が規定される。前方空気軸受け面41の空気流入端には段差42が形成される。こうしてフロントレール37の頂上面には、前方空気軸受け面41よりも空気流入側で、前方空気軸受け面41よりも低いレベルで広がる低レベル面43が規定される。低レベル面43の空気流入端とベース面35の空気流入端とは面一で接続される。
前方空気軸受け面41の空気流出端には段差44が形成される。フロントレール37の頂上面には、前方空気軸受け面41よりも空気流出側で、前方空気軸受け面41よりも低いレベルで広がる低レベル面45が規定される。低レベル面43および低レベル面45は同一のレベルで広がる。浮上ヘッドスライダ22の前後方向に規定される低レベル面45の長さは、同様に規定される低レベル面43の長さよりも小さく設定される。スライダ幅方向に規定される長さは低レベル面43、45で同一に設定される。
同様に、リアレール38の頂上面には後方空気軸受け面46が規定される。後方空気軸受け面46の空気流入端には段差47が形成される。こうしてリアレール38の頂上面には、後方空気軸受け面46よりも空気流入側で、後方空気軸受け面46よりも低いレベルで広がる低レベル面48が規定される。
同様に、補助リアレール39a、39bの頂上面にはそれぞれ補助空気軸受け面49が規定される。補助空気軸受け面49はベース面35の左右の側縁35a、35bに沿ってそれぞれ配置される。その結果、補助空気軸受け面49同士はスライダ幅方向に間隔を空けて配置される。補助空気軸受け面49同士の間に後方空気軸受け面46は配置される。補助空気軸受け面49の空気流入端には段差51が形成される。こうして補助リアレール39a、39bの頂上面には、補助空気軸受け面49よりも空気流入側で、補助空気軸受け面49よりも低いレベルで広がる低レベル面52が規定される。
前述の電磁変換素子33はリアレール38に埋め込まれる。電磁変換素子33は読み出し素子および書き込み素子を備える。読み出し素子には、例えば、スピンバルブ膜やトンネル接合膜の抵抗変化を利用して磁気ディスク14から情報を読み出す巨大磁気抵抗効果(GMR)素子やトンネル接合磁気抵抗効果(TMR)素子が用いられればよい。書き込み素子には、例えば、薄膜コイルパターンで生成される磁界を利用して磁気ディスク14に情報を書き込む薄膜磁気ヘッドが用いられればよい。電磁変換素子33は後方空気軸受け面46の空気流出側で読み出しギャップや書き込みギャップを露出させる。
前方空気軸受け面41、後方空気軸受け面46および補助空気軸受け面49ではスライダ本体31の表面に例えば保護膜(図示されず)が形成される。後方空気軸受け面46では保護膜は読み出しギャップや書き込みギャップに覆い被さる。保護膜には例えばDLC(ダイヤモンドライクカーボン)が用いられればよい。
磁気ディスク14の回転に基づき生成される気流36は浮上面34に受け止められる。このとき、段差42、47、51、51の働きで空気軸受け面41、46、49、49には比較的に大きな正圧すなわち浮力が生成される。しかも、フロントレール37の背後すなわち空気流出側には大きな負圧が生成される。これら浮力および負圧のバランスに基づき浮上ヘッドスライダ22の浮上姿勢は確立される。
この浮上ヘッドスライダ22では後方空気軸受け面46および補助空気軸受け面49、49に比べて前方空気軸受け面41で大きな正圧すなわち浮力が生成される。したがって、スライダ本体31が磁気ディスク14の表面から浮上すると、スライダ本体31はピッチ角αの傾斜姿勢で維持される。ここで、ピッチ角αとは、気流36の流れ方向に沿ったスライダ本体前後方向の傾斜角をいう。
その一方で、左右の補助空気軸受け面49、49ではそれぞれ均等に浮力が生成される。したがって、浮上中の浮上ヘッドスライダ22ではロール角βの変動は抑制される。こうして補助空気軸受け面49と磁気ディスク14との衝突は防止される。ここで、ロール角βとは、気流36の流れ方向に直交するスライダ幅方向の傾斜角をいう。
浮上面34には、フロントレール37の空気流出側でスライダ本体31のベース面35から立ち上がる左右1対のサイドレール53a、53bがさらに形成される。サイドレール53a、53bは補助リアレール39a、39bの前方で途切れる。サイドレール53a、53bの空気流入端はフロントレール37のスライダ幅方向両端でフロントレール37の空気流出側端面に接続される。サイドレール53a、53bは、フロントレール37の低レベル面43および低レベル面45と同一なレベルで広がる頂上面を規定する。したがって、サイドレール53a、53bの頂上面は前方空気軸受け面41よりも低いレベルで広がる。
こうしたサイドレール53a、53bの働きによれば、浮上ヘッドスライダ22の浮上中にスライダ本体31の左右からフロントレール37の背後に気流は入り込むことはできない。したがって、気流36は前方空気軸受け面41の通過後にフロントレール37の背後で容易にディスク面鉛直方向に広がることができる。こうした気流の急激な広がりに基づき負圧は生成される。
図3に示されるように、個々のサイドレール53a、53bには、ベース面35から立ち上がりつつ頂上面に接続される外向きの外側面54および内向きの内側面55が規定される。サイドレール53a、53bは内側面55、55で相互に向き合う。外側面54および内側面55は、空気流入端から空気流出端に向かうにつれてベース面35の側縁35a、35bから遠ざかる。すなわち、外側面54および内側面55は内側に偏倚する。ここでは、外側面54および内側面55は相互に平行に規定される。
外側面54とスライダ本体31の側面に平行な仮想平面(図示されず)との交差角は例えば2〜3度以上に設定されればよい。ここでは、サイドレール53aの外側面54と仮想平面との交差角は例えば5度に設定されればよい。その一方で、サイドレール53bの外側面54と仮想平面との交差角は例えば12度に設定されればよい。サイドレール53a、53bの内側面55、55はそれぞれ外側面54、54に平行に規定されることから、内側面55の交差角は外側面54と等しく規定される。
この浮上ヘッドスライダ22の浮上中に、磁気ディスク14の記録トラックと浮上ヘッドスライダ22の前後方向の中心線56との間にいわゆるヨー角が規定される。ヨー角の変化に基づき気流の流入方向は変化する。その結果、側縁35aや側縁35bから気流が入り込む。気流は外側面54に沿って流通する。こうして外側面54は気流誘導面を構成する。気流は補助リアレール39aや補助リアレール39bに受け止められる。補助空気軸受け面49で正圧が生成される。こうした正圧のバランスに基づきロール角βはゼロに近づく。その結果、電磁変換素子33の浮上高さは低く設定されることができる。
本発明者はコンピュータシミュレーションに基づきサイドレール53a、53bの影響を検証した。前述の浮上ヘッドスライダ22に基づき具体例1が確立された。その一方で、比較例の浮上ヘッドスライダでは、サイドレールは、フロントレールから補助リアレールに向かってベース面の側縁に平行に形成された。サイドレールの外側面および内側面はそれぞれベース面の側縁に平行に規定された。その他、比較例は具体例1と同様に構成された。
その結果、図4に示されるように、浮上ヘッドスライダ22の具体例1では比較例に比べて、第2領域から第4領域すなわち磁気ディスク14の半径方向位置の外周側でロール角βがゼロに近づくことが確認された。しかも、第2領域から外周側で比較例に比べてロール角βの変動は著しく抑制された。ここで、ロール角βが負の角度をとる場合、磁気ディスク14の内周側に配置される側縁35aが磁気ディスク14に近づく。その一方で、ロール角βが正の角度をとる場合、磁気ディスク14の外周側に配置される側縁35bが磁気ディスク14に近づく。
図5は本発明の第2実施形態に係る浮上ヘッドスライダ22aを示す。この浮上ヘッドスライダ22aでは、前方空気軸受け面41の空気流入端の輪郭は、直線領域41aと、直線領域41aの両端に接続される1対の円弧領域41b、41cとで規定される。円弧領域41b、41cは所定の円弧に沿って規定される。円弧の曲率中心は前方空気軸受け面41上に規定されればよい。直線領域41aはスライダ本体31の空気流入端に平行に規定される。円弧領域41b、41cの曲率半径は例えば0.07mm以上の大きさに設定されればよい。その他、前述の浮上ヘッドスライダ22と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
浮上ヘッドスライダ22aではヨー角の変化に基づき気流の流入方向は変化する。その結果、所定のヨー角が確立されると、円弧領域41bには円弧の接線に直交する方向に気流が流入する。同様に、所定のヨー角が確立されると、円弧領域41cには円弧の接線に直交する方向に気流が流入する。その結果、前方空気軸受け面41では所定の正圧が生成される。こういった正圧のバランスに基づきロール角βはゼロに近づく。電磁変換素子33の浮上高さは低く設定されることができる。
本発明者はコンピュータシミュレーションに基づきサイドレール53a、53b並びに直線領域41aおよび円弧領域41b、41cの影響を検証した。比較例の浮上ヘッドスライダには前述と同じ浮上ヘッドスライダが用いられた。その結果、図6に示されるように、浮上ヘッドスライダ22aの具体例2では比較例に比べて磁気ディスク14のいずれの半径方向位置でもロール角βがゼロに近づくことが確認された。しかも、具体例2では比較例に比べてロール角βの変動は著しく抑制された。
次に、本発明者はコンピュータシミュレーションに基づき円弧領域41b、41cの曲率半径の影響を検証した。浮上ヘッドスライダ22aの具体例3〜具体例7では異なる曲率半径が設定された。具体例3の曲率半径は0.01mmに設定された。具体例4の曲率半径は0.07mmに設定された。具体例5の曲率半径は0.10mmに設定された。具体例6の曲率半径は0.15mmに設定された。具体例7の曲率半径は0.17mmに設定された。
具体例3〜具体例7では、サイドレール53a、53bは、フロントレール37から補助リアレール39a、39bに向かって側縁35a、35bに平行に形成された。外側面54および内側面55はそれぞれ側縁35a、35bに平行に形成された。その一方で、比較例には前述の浮上ヘッドスライダが用いられた。前方空気軸受け面の空気流入端の輪郭はベース面の空気流入端に平行に規定された。その他、比較例は具体例2と同様に構成された。
その結果、図7に示されるように、具体例3〜具体例7では比較例に比べて第1領域、第3領域および第4領域でロール角βはゼロに近づくことが確認された。特に、第1領域すなわち磁気ディスク14の内周側で特にロール角βはゼロに近づいた。しかも、円弧領域41b、41cの曲率半径が増大するにつれてロール角βはゼロに近づいた。例えば曲率半径が0.70mm以上に設定されるとロール角βは一層ゼロに近づいた。
一般に、フロントレール37の空気流入端の端には円弧領域が規定される。こうした円弧領域の働きで、フロントレール37と磁気ディスク14とが接触しても、フロントレール37の損傷や磁気ディスク14の損傷は回避される。こうした円弧領域の曲率半径は例えば0.01mm〜0.02mmに設定される。すなわち、本発明の円弧領域41b、41cは従来の円弧領域とは区別される。
図8は本発明の第3実施形態に係る浮上ヘッドスライダ22bを示す。この浮上ヘッドスライダ22bでは、円弧領域41bの曲率半径は円弧領域41cの曲率半径よりも大きく設定される。円弧領域41bは磁気ディスク14の内周側に配置される。円弧領域41cは磁気ディスク14の外周側に配置される。その他、前述の浮上ヘッドスライダ22aと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
一般に、磁気ディスク14の外周側に向かうにつれて大きな流速の気流が生成される。したがって、円弧領域41b、41cを通過する気流の流速は異なる。すなわち、内周側の円弧領域41bに比べて外周側の円弧領域41cには大きい流速の気流が流入する。その結果、比較的に曲率半径の大きい円弧領域41bには小さい流速の気流が十分に流入することができる。その一方で、比較的に曲率半径の小さい円弧領域41cには大きい流速の気流が流入する。こうして前方空気軸受け面41では所定の正圧が生成される。こうした正圧のバランスに基づきロール角βはゼロに近づく。
図9は本発明の第4実施形態に係る浮上ヘッドスライダ22cを示す。この浮上ヘッドスライダ22cでは、前方空気軸受け面41の空気流出端の輪郭は、第1直線領域41dと、第1直線領域41dの両端に接続される1対の円弧領域41e、41fと、円弧領域41e、41fの外端にそれぞれ接続される第2直線領域41g、41hとで区画される。第1直線領域41dおよび第2直線領域41g、41hは前述の直線領域41aに平行に規定される。円弧領域41e、41fは前述の円弧領域41b、41cの内側で規定される。
円弧領域41e、41fは円弧領域41b、41cの内側で円弧領域41b、41cの円弧に倣った円弧で規定される。第1直線領域41d並びに円弧領域41e、41fに基づき、気流の方向に応じて空気流入端から空気流出端まで規定される前方空気軸受け面41の長さは均一に設定される。その他、前述の浮上ヘッドスライダ22aと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
こうした浮上ヘッドスライダ22cでは、前述と同様に、中心線56から側縁35a、35bに向かうにつれて気流の流入方向と中心線56との交差角は増大する。こうした気流の流入方向に応じて空気流入端から空気流出端まで前方空気軸受け面41の長さは均一に設定される。その結果、スライダ幅方向で前方空気軸受け面41の空気流入端上の位置に拘わらず、前方空気軸受け面41を気流は均一な距離で通過することができる。こうして前方空気軸受け面41では所定の正圧が生成される。こうした正圧のバランスに基づきロール角βはゼロに近づく。
図10は本発明の第5実施形態に係る浮上ヘッドスライダ22dを示す。この浮上ヘッドスライダ22dでは、前方空気軸受け面41の空気流入端の輪郭は、1つの円弧に沿って規定される円弧領域41iで区画される。円弧の曲率中心は円弧領域41iよりも空気流出側に規定される。円弧は気流の流入方向に応じて所定の曲率半径で規定されればよい。円弧および中心線56の交差位置で空気流入端はスライダ本体31の空気流入端に最も近づけばよい。その他、前述の浮上ヘッドスライダ22aと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
こうした浮上ヘッドスライダ22dでは、前述と同様に、中心線56から側縁35a、35bに向かうにつれて気流の流入方向と中心線56との交差角は増大する。前方空気軸受け面41では、円弧領域41iは1つの円弧に沿って規定される。その結果、スライダ幅方向で前方空気軸受け面41の空気流入端上の位置に拘わらず、前方空気軸受け面41の空気流入端には円弧の接線に直交する方向に気流が流入することができる。前方空気軸受け面41では所定の正圧が生成される。こうした正圧のバランスに基づきロール角βはゼロに近づく。
本発明者はコンピュータシミュレーションに基づきサイドレール53a、53b並びに円弧領域41iの影響を検証した。比較例の浮上ヘッドスライダには前述と同じ浮上ヘッドスライダが用いられた。その結果、図11に示されるように、浮上ヘッドスライダ22dの具体例8では比較例に比べて、磁気ディスク14のいずれの半径方向位置でもロール角βはゼロに近づくことが確認された。しかも、具体例8では比較例に比べてロール角βの変動は著しく抑制された。
図12は本発明の第6実施形態に係る浮上ヘッドスライダ22eの構造を概略的に示す。この浮上ヘッドスライダ22eでは、サイドレール53a、53bの内側面55、55は例えば側縁35a、35bに平行に規定される。こうしてサイドレール53a、53bはフロントレール37の空気流入端から補助リアレール39a、39bに向かうにつれて先細る。外側面54は、前述と同様に、空気流入端から空気流出端に向かうにつれて側縁35a、35bから遠ざかる。その他、前述の浮上ヘッドスライダ22dと均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
本発明者はコンピュータシミュレーションに基づきサイドレール53a、53bの形状の影響を検証した。その結果、図13に示されるように、浮上ヘッドスライダ22eの具体例9では浮上ヘッドスライダ22dの具体例8と同様にロール角βがゼロに近づくことが確認された。サイドレール53a、53bの内側面55の形状に拘わらずロール角βがゼロに近づくことが確認された。こうした作用効果の実現にあたって外側面54が大いに貢献していることが確認された。
その他、前述の浮上ヘッドスライダ22、22a、22b、22c、22dでは、浮上ヘッドスライダ22eと同様に、サイドレール53a、53bの内側面55は例えば側縁35a、35bに平行に規定されてもよい。言い替えれば、サイドレール53a、53bは補助リアレール39a、39bに向かうにつれて先細ってもよい。その他、浮上ヘッドスライダ22、22a、22b、22c、22d、22eには例えばいわゆるピコスライダといった他のヘッドスライダが用いられてもよい。
本発明の記憶媒体駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置(HDD)の内部構造を概略的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す平面図である。 浮上ヘッドスライダのロール角に対してサイドレールの影響を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す平面図である。 浮上ヘッドスライダのロール角に対してサイドレールおよび前方空気軸受け面の輪郭の影響を示すグラフである。 浮上ヘッドスライダのロール角に対して円弧領域の曲率半径の影響を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す平面図である。 本発明の第5実施形態に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す平面図である。 浮上ヘッドスライダのロール角に対してサイドレールおよび前方空気軸受け面の輪郭の影響を示すグラフである。 本発明の第6実施形態に係る浮上ヘッドスライダの構造を概略的に示す平面図である。 浮上ヘッドスライダのロール角に対してサイドレールの形状の影響を示すグラフである。
符号の説明
11 記憶媒体駆動装置(ハードディスク駆動装置)、22 ヘッドスライダ(浮上ヘッドスライダ)、31 スライダ本体、34 浮上面、37 フロントレール、39a、39b リアサイドレール(補助リアレール)、41 前方空気軸受け面、41b、41c、41i 円弧領域、42 段差、43 低レベル面、53a、53b サイドレール、54 外側面(気流誘導面)。

Claims (5)

  1. スライダ本体と、スライダ本体の空気流入端側で浮上面に区画されるフロントレールと、スライダ本体の空気流出端側で浮上面に区画される1対のリアサイドレールと、浮上面に区画されてフロントレールの空気流出端からリアサイドレールに向かって延び、リアサイドレールの前方で途切れるサイドレールと、サイドレールの外側面に区画されて、空気流入端から空気流出端に向かうにつれてスライダ本体の側縁から遠ざかる気流誘導面とを備えることを特徴とするヘッドスライダ。
  2. 請求項1に記載のヘッドスライダにおいて、前記フロントレールの頂上面に区画される前方空気軸受け面と、前記フロントレールの空気流入端に区画されて前方空気軸受け面に段差で接続され、前方空気軸受け面よりも低いレベルで広がる低レベル面とを備え、前方空気軸受け面の空気流入端の輪郭は、少なくとも所定の円弧で規定される円弧領域を含むことを特徴とするヘッドスライダ。
  3. 請求項1に記載のヘッドスライダにおいて、前記気流誘導面は平面で規定されることを特徴とするヘッドスライダ。
  4. 請求項1に記載のヘッドスライダにおいて、前記フロントレールの空気流入端と前記スライダ本体の空気流入端とは面一で接続されることを特徴とするヘッドスライダ。
  5. スライダ本体と、スライダ本体の空気流入端側で浮上面に区画されるフロントレールと、スライダ本体の空気流出端側で浮上面に区画される1対のリアサイドレールと、浮上面に区画されてフロントレールの空気流出端からリアサイドレールに向かって延び、リアサイドレールの前方で途切れるサイドレールと、サイドレールの外側面に区画されて、空気流入端から空気流出端に向かうにつれてスライダ本体の側縁から遠ざかる気流誘導面とを備えるヘッドスライダが組み込まれたことを特徴とする記憶媒体駆動装置。
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