JP2008056398A - 展望用エレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、通信回線を介して外部へ通報する手段に不具合が生じても、かご内へ閉じ込められた乗客が存在しており、救出が必要であることを外部の第三者へ伝達することができる展望用エレベータを提供する。
【解決手段】本発明によれば、外部から内部が可視される昇降路壁1と対向する展望窓2と、押圧されることに応じて通信回線3を介して外部へ通報する非常呼び釦4とを備えた乗かご6を有する展望用エレベータにおいて、前記昇降路壁1に設けられ、前記非常呼び釦4の押庄に応じて、昇降路外部へ向けて前記乗かご6内へ乗客が閉じ込められていることの表示を行う外部表示装置7を設けたことで、課題を達成することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によれば、外部から内部が可視される昇降路壁1と対向する展望窓2と、押圧されることに応じて通信回線3を介して外部へ通報する非常呼び釦4とを備えた乗かご6を有する展望用エレベータにおいて、前記昇降路壁1に設けられ、前記非常呼び釦4の押庄に応じて、昇降路外部へ向けて前記乗かご6内へ乗客が閉じ込められていることの表示を行う外部表示装置7を設けたことで、課題を達成することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、乗客が乗かご内に閉じ込められた際に、その旨を外部へ表示することができる展望用エレベータに関する。
一般的にエレベータの乗かご内に乗客が閉じ込められた場合、閉じ込められた乗客は通信回線を介して外部へ通報する非常呼び釦を押圧して外部に閉じ込められた旨の経路を行い、閉じ込め救出訓練を行った管理者やメンテナンス会社の保守員等の救出者が到着するまで乗かご内で救出されるのを待っていた。
しかし、地震などの広域災害時には、上記通信回線の遮断などにより、閉じ込め情報の救出者への伝達が十分に出来ないことから、早期救出が出来ず、乗客に多大な精神的および肉体的苦痛を与える結果となる場合が有った。
よって従来では、閉じ込められた乗かごの位置を、救出を行う作業者が早期に把握し、少しでも閉じ込め乗客の救出を迅速に行うため、乗かごの上下の表示灯を点灯させる構成が提案されていた(特許文献1参照)。
特開2002−302357公報
しかしながら上記従来技術は、救出者へのかご位置表示であることから、その他の第三者である通行人などへの注意喚起効果は低く、閉じ込め状態であることを気付くことはできなかった。
従って、第三者からの救出者への閉じ込め情報も伝達されず、早期救出を行うことは難しかった。
本発明は、上記不都合を解消する為になされたものであり、その主目的は、通信回線を介して外部へ通報する手段に不具合が生じても、かご内へ閉じ込められた乗客が存在しており、救出が必要であることを外部の第三者へ伝達することができる展望用エレベータを提供するにある。
本発明は上記目的を達成する為に、外部から内部が可視される昇降路壁と対向する展望窓と、押圧されることに応じて通信回線を介して外部へ通報する非常呼び釦とを備えた乗かごを有する展望用エレベータにおいて、前記昇降路壁に設けられ、前記非常呼び釦の押圧に応じて、昇降路外部へ向けて前記乗かご内へ乗客が閉じ込められていることの表示を行う外部表示装置を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、非常時外部連絡装置であるインターホンが何らかの原因で通話や発信の報知ができなくなった時でも、前記昇降路壁に設けた外部表示装置に乗客が閉じ込められていることの表示を行うことができるため、この展望用エレベータの周囲に居る第三者に閉じ込め者の存在を知らしめることが出来る。
従って、この表示に気付いた第三者から、上記救出者へ情報が伝達されれば、早期救出が行える。
さらに本発明によれば、外部から内部が可視される昇降路壁と対向する展望窓と、かご床上の重量を検出する荷重センサとを備えた乗かごを有する展望用エレベータにおいて、前記昇降路壁に設けられ、前記荷重センサが所定時間以上継続して動作していることを検出したことに応じて、昇降路外部へ向けて前記乗かご内へ乗客が閉じ込められていることの表示を行う外部表示装置を設けたことを特徴とする。
これにより、乗客が地震の衝撃などにより、意識を失ったまま閉じ込められた場合でも、閉じ込められた旨の外部表示ができることから、閉じ込め者の確実な検出ができ、早期救出を図ることが出来る。
さらに本発明の外部表示装置は、乗客閉じ込め表示時に、乗かご停止位置もしくは緊急連絡先のうち少なくとも一方を加えて表示するため、第三者は閉じ込め者の置かれた状況を容易に確認して救出者に伝達でき、救出時間の短縮を図ることが出来る。
本発明の展望用エレベータは、通信回線を介して外部へ通報する手段に不具合が生じても、外部表示装置を介して、かご内へ閉じ込められた乗客が存在しており、救出が必要であることを外部の第三者へ伝達することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図1、2、3に基づいて説明する。
図1は本発明である展望用エレベータの構成説明図。図2は本発明である展望用エレベータの外部表示装置の詳細図。図3は本発明である展望用エレベータ閉じ込め時のフローチャート図である。
一般的な展望用エレベータは図1に示すように、外部から内部が可視出来る昇降路壁1と、それに対向する展望窓2と、押圧されることに応じて通信回線3を介して外部へ通報する非常呼び釦4と、かご床上の重量を検出する荷重センサ5を備えた乗かご6により構成される。また本発明である、昇降路外部へ向けて乗かご6内に乗客が閉じ込められた旨の表示を行う外部表示装置7が設置されている。
図2は、外部表示装置7の詳細な説明図である。非常呼び釦4の押圧に応じて昇降路外部へ向けて、7aまたは7bまたは7cのように乗かご6内に乗客が閉じ込められていることの表示を行う。
また少なくとも7bのように乗かご6の停止位置情報の表示を行うか、7cのように緊急連絡先としてエレベータの保守会社等の緊急連絡先を表示する。
また7cのように乗かご6の停止位置情報の表示と緊急連絡先としてエレベータの保守会社等の緊急連路先の両方を表示してもよい。
この外部表示装置7は、液晶パネル、有機ELディスプレイ等、光を発して視覚的に報知できるものであればよい。
ここで乗かご6に乗っている乗客が閉じ込められた場合について、図3の展望用エレベータ閉じ込め時のフローチャート図を用いて説明する。
何らかの原因でエレベータの乗かご6が停止する(S1)。乗かご6内に閉じ込められた乗客は、乗かご6内の非常呼び釦4を押し外部に救出の連絡を行う(S2)。しかし乗かご6内に閉じ込められた乗客が意識を失った場合等、乗かご6内の非常呼び釦4を押すことができず外部に救出の連絡を行うことができない時は、かご床上の重量を検出する荷重センサ5がON、すなわち乗かご6内に何らかの物体があることを検知する(S3)。
荷重センサ5が所定時間以上継続して動作した場合(S4)、S2と同様に閉じ込め故障であると判断し外部表示装置7を動作させ昇降路壁1に面した場所を通行している人等に、外部表示装置7により乗かご6内に人が閉じ込められたことと、乗かごの停止位置等の報知をする(S5)。
外部表示装置7を見た通行人等が、救出者に連絡をする(S6)。
そして、連絡を受けた閉じ込め救出訓練を行った管理者やメンテナンス会社の保守員等の救出者が到着し乗かご6内から乗客を救出し(S7)、完了となる。
本発明によれば、非常時外部連絡装置であるインターホンが何らかの原因で通話や発信の報知ができなくなった時でも、前記昇降路壁に設けた外部表示装置に乗客が閉じ込められていることの表示を行うことができるため、この展望用エレベータの周囲に居る第三者に閉じ込め者の存在を知らしめることが出来るので、この表示に気付いた第三者から、上記救出者へ情報が伝達されれば、閉じ込め者の早期救出が行える。
また乗客が地震の衝撃などにより、意識を失ったまま閉じ込められた場合でも、閉じ込められた旨の外部表示ができることから、閉じ込め者の確実な検出ができ、早期救出を図ることが出来る。
さらに乗客閉じ込め表示時に、乗かご停止位置もしくは緊急連絡先のうち少なくとも一方を加えて表示するため、第三者は閉じ込め者の置かれた状況を容易に確認して救出者に伝達でき、救出時間の短縮を図ることが出来る。
1 昇降路壁
2 展望窓
3 通信回線
4 非常呼び釦
5 荷重センサ
6 乗かご
7 外部表示装置
7a 外部表示装置の表示例1
7b 外部表示装置の表示例2
7c 外部表示装置の表示例3
2 展望窓
3 通信回線
4 非常呼び釦
5 荷重センサ
6 乗かご
7 外部表示装置
7a 外部表示装置の表示例1
7b 外部表示装置の表示例2
7c 外部表示装置の表示例3
Claims (3)
- 外部から内部が可視される昇降路壁と対向する展望窓と、押圧されることに応じて通信回線を介して外部へ通報する非常呼び釦とを備えた乗かごを有する展望用エレベータにおいて、
前記昇降路壁に設けられ、前記非常呼び釦の押圧に応じて、昇降路外部へ向けて前記乗かご内へ乗客が閉じ込められていることの表示を行う外部表示装置を設けたことを特徴とする展望用エレベータ。 - 外部から内部が可視される昇降路壁と対向する展望窓と、かご床上の重量を検出する荷重センサとを備えた乗かごを有する展望用エレベータにおいて、
前記昇降路壁に設けられ、前記荷重センサが所定時間以上継続して動作していることを検出したことに応じて、昇降路外部へ向けて前記乗かご内へ乗客が閉じ込められていることの表示を行う外部表示装置を設けたことを特徴とする展望用エレベータ。 - 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の展望用エレベータにおいて、
前記外部表示装置は、前記乗客閉じ込め表示時に、乗かご停止位置もしくは緊急連絡先のうち少なくとも一方を加えて表示することを特徴とする展望用エレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006233644A JP2008056398A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 展望用エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006233644A JP2008056398A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 展望用エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008056398A true JP2008056398A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39239600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006233644A Pending JP2008056398A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | 展望用エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008056398A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190007005A (ko) | 2016-06-17 | 2019-01-21 | 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 | 엘리베이터의 상태 정보 통신 장치 및 원격 감시 시스템 |
-
2006
- 2006-08-30 JP JP2006233644A patent/JP2008056398A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20190007005A (ko) | 2016-06-17 | 2019-01-21 | 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 | 엘리베이터의 상태 정보 통신 장치 및 원격 감시 시스템 |
DE112016006980T5 (de) | 2016-06-17 | 2019-05-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Zustandsinformationen-kommunikationseinrichtung und fernüberwachungssystem für aufzüge |
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