JP2008056129A - ダッシュクロスメンバ構造 - Google Patents

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Masatsugu Kawase
將嗣 川瀬
Hideyuki Yoshioka
秀幸 吉岡
Tetsuro Fukuhara
哲朗 福原
Yoshimitsu Yokoi
義光 横井
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Abstract

【課題】ステアリングギアボックスに車両衝突時の荷重を負担させることができ、車体を軽量化することが可能であるダッシュクロスメンバ構造を提供することを目的とする。
【解決手段】左右のフロントサイドメンバ14に結合され、車幅方向中央部で分断された左右一対のダッシュクロスメンバ10に、ステアリングギアボックス16を架設し、結合部20により結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダッシュクロスメンバの構造に関する。
現状では、ダッシュクロスメンバが車幅方向全域に配設され、このダッシュクロスメンバに沿ってステアリングギアボックスが配設されている(例えば、特許文献1参照)。このため、車両重量の増加を避けることができなかった。
実公平2−48490号公報
本発明は上記事実を考慮し、車両の軽量化が可能なダッシュクロスメンバ構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載のダッシュクロスメンバ構造は、車両前後方向に延在する左右一対のフロントサイドメンバに結合され、車幅方向中央部で左右に分断されたダッシュクロスメンバと、車幅方向に延在するステアリングギアボックスと、前記ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、左右の前記ダッシュクロスメンバに結合する結合手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載のダッシュクロスメンバ構造では、車幅方向中央部で左右に分断されたダッシュクロスメンバが、車両前後方向に延在する左右一対のフロントサイドメンバに結合されている。この左右のダッシュクロスメンバには、車幅方向に延在するステアリングギアボックスの車幅方向両端がそれぞれ、結合手段によって結合されている。
即ち、ステアリングギアボックスを、ダッシュクロスメンバの代替部材として使用し、ステアリングギアボックスに衝突荷重を負担させることによって、ダッシュクロスメンバの一部を削減し、車体を軽量化することを可能としている。
請求項2に記載のダッシュクロスメンバ構造は、請求項1に記載のダッシュクロスメンバ構造であって、前記結合手段は、前記ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、車両上下方向の軸回りの回転が拘束されるように左右の前記ダッシュクロスメンバに結合することを特徴とする。
請求項2に記載のダッシュクロスメンバ構造では、結合手段が、ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、車両上下方向の軸回りの回転が拘束されるように左右のダッシュクロスメンバに結合している。これによって、ステアリングギアボックスの衝突荷重の負担を増加でき、ダッシュクロスメンバの衝突荷重の負担を軽減できる。
請求項3に記載のダッシュクロスメンバ構造は、請求項2に記載のダッシュクロスメンバ構造であって、前記結合手段は、前記ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、左右のダッシュクロスメンバに複数点ずつ車両上下方向に締結する締結手段であることを特徴とする。
請求項3に記載のダッシュクロスメンバ構造では、締結手段が、ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、左右のダッシュクロスメンバに複数点ずつ車両上下方向に締結している。これによって、ステアリングギアボックスの車幅方向両端がそれぞれ、車両上下方向の軸回りの回転が拘束されるように、左右のダッシュクロスメンバに結合される。
以上説明したように、車両の軽量化が可能なダッシュクロスメンバ構造を提供できる。
次に、本発明のダッシュクロスメンバ構造の一実施形態を図1乃至図6に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
図1乃至図3に示すように、本発明のダッシュクロスメンバ構造を備える車両の前側では、左右一対のフロントサイドメンバ14が車両前後方向に延在しており、左右のフロントサイドメンバ14の車両後側において、左右一対のダッシュクロスメンバ10とステアリングギアボックス16とが車幅方向に延在している。
フロントサイドメンバ14の車両前側には、バンパリインフフォース(図示省略)が配設され、フロントサイドメンバ14の車両後側は、車両後方へかけて車両下側へ傾斜したキック部14Aとなっており、このキック部14Aの車両前側のフロントサイドメンバ前部14Bの車両後端上部に、段差部14Cと、段差部14Cの車両前端部から車両上方へ張出したフランジ部14Dとが形成されている。
また、各ダッシュクロスメンバ10は、車両後側が開口した車幅方向の断面形状がハット形状の部材であり、開口縁部をダッシュパネル(図示省略)に結合され、前面10A及び下面10Bの車幅外側を、左右の段差部14Cとフランジ部14Dとに結合されている。
また、ステアリングギアボックス16は、左右のダッシュクロスメンバ10の車両上側に架設されており、結合手段、締結手段としての結合部20により長手方向両端をそれぞれ、左右のダッシュクロスメンバ10の上面10Cに結合されている。
各結合部20は、ステアリングギアボックス16の長手方向両端にそれぞれ一対ずつ配設された計4個のフランジ部22と、各フランジ部22をダッシュクロスメンバ10の上面10Cに締結する計4本のボルト24とを備えている。フランジ部22には、ボルト24が挿通される孔22Aが形成されている。また、ステアリングギアボックス16の長手方向両端にそれぞれ配設されている一対のフランジ部22は、車幅方向に離してステアリングギアボックス16と一体で形成されている。また、左右のダッシュクロスメンバ10の上面10Cにはそれぞれ、ボルト24が羅合する2個のネジ孔16Dが、孔22Aに対応して車幅方向に並べて形成されている。
即ち、ステアリングギアボックス16の長手方向両端はそれぞれ、結合部20によって左右のダッシュクロスメンバ10の上面10Cに、2点ずつ車両上下方向に締結されている。
次に、本実施形態による作用について説明する。
図4に示すように、車両衝突時、フロントサイドメンバ14に車両前方から衝突荷重Pが入力されると、この衝突荷重Pは、フロントサイドメンバ14から左右のダッシュクロスメンバ10に伝わる。この際、左右のダッシュクロスメンバ10には、せん断力や横曲げモーメントM1が加わる。
ここで、車幅方向中央部で分断された左右のダッシュクロスメンバ10には、ステアリングギアボックス16が架設され、ステアリングギアボックス16の長手方向両端がそれぞれ、結合部20によって結合されているので、左右のダッシュクロスメンバ10からステアリングギアボックス16にせん断力や横曲げモーメントが加えられる。
ここで、ステアリングギアボックス16の長手方向両端をそれぞれ、左右のダッシュクロスメンバ10に2点ずつ車両上下方向に締結したことによって、ステアリングギアボックス16の車両上下方向の軸(以下、H軸という)回りの回転が拘束されるようになっている。これによって、ステアリングギアボックス16に衝突荷重Pを負担させることができる。
従って、ステアリングギアボックス16を、ダッシュクロスメンバ10の代替部材として使用することによって、ダッシュクロスメンバの一部を削減し、車両を軽量化することが可能である。
ここで、図5(A)に示す比較例のように、車幅方向に延在する1本のダッシュクロスメンバ102が左右のフロントサイドメンバ14に結合され、このダッシュクロスメンバ102の上面102Aにステアリングギアボックス16の長手方向両端が、それぞれ1点の締結により結合されている場合と、図5(B)に示す本実施形態とでは、本実施形態の方が、正面衝突時、及びオフセット衝突時にフロントサイドメンバ14に加わる横曲げモーメントM1(図5(C)参照)が小さくなり、正面衝突時、及びオフセット衝突時にキック部14Aに加わる縦曲げモーメントM2(図5(D)参照)が大きくなった。
これは、本実施形態におけるダッシュクロスメンバ10とステアリングギアボックス16との車幅方向の剛性Kwが、比較例におけるダッシュクロスメンバ102とステアリングギアボックス16との車幅方向の剛性Kwよりも高いことによって、フロントサイドメンバ14の横曲げモーメントM1が抑制されるためである。また、本実施形態におけるダッシュクロスメンバ10とステアリングギアボックス16との剛性Klが、比較例におけるダッシュクロスメンバ102とステアリングギアボックス16との剛性Klよりも小さいことによって、キック部14Aの縦曲げモーメントM2の抑制効果が小さいためである。
本実施形態では、フロントサイドメンバ14を薄肉化して軽量化することの効果が、キック部14Aに簡単な補強を追加してキック部14Aを重量化することの効果よりも大きいので、図5(A)の比較例と比較して総重量を低下できる。
以上、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは問う業者にとって明らかである。例えば、本実施形態では、本発明のダッシュクロスメンバ構造を、ステアリングギアボックス16の長手方向両端がそれぞれ、車幅方向に並んだ2点で左右のダッシュクロスメンバ10に締結された構造としたが、ステアリングギアボックス16の長手方向両端を、複数点で車両上下方向に左右のダッシュクロスメンバ10に結合すれば良く、また、ステアリングギアボックス16をH軸回りの回転が拘束されるようにダッシュクロスメンバ10に結合すれば良く、さらには、ステアリングギアボックス16の長手方向両端をそれぞれ、左右のダッシュクロスメンバ10に結合すれば良く、例えば、図6に示すように、ステアリングギアボックス16の長手方向両端をそれぞれ、左右のダッシュクロスメンバ10に車両前後方向に並んだ2点で車両上下方向に結合しても良い。また、締結箇所や各締結箇所における締結点数を増減しても良い。また、ステアリングギアボックス16をダッシュクロスメンバ10に締結するためのフランジ部22は、必ずしもステアリングギアボックス16と一体である必要は無く、別体であっても良い。
なお、本発明の締結手段によるステアリングギアボックスとダッシュクロスメンバとの車両上下方向の締結は、垂直方向の締結に限られず、垂直方向に対して傾斜した方向の締結も含まれる。
本発明の一実施形態に係るダッシュクロスメンバ構造を備える車両の前側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るダッシュクロスメンバ構造を備える車両の前側を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るダッシュクロスメンバ構造を備える車両の前側を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るダッシュクロスメンバ構造を備える車両の前側を示す平面図である。 (A)は、比較例に係るダッシュクロスメンバ構造を模式的に示す平面図、(B)は、本発明のダッシュクロスメンバ構造を模式的に示す平面図、(C)、(D)は、フロントサイドメンバに衝突荷重が加わった時の状態を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係るダッシュクロスメンバ構造の変形例を備える車両の前側を示す斜視図である。
符号の説明
10 ダッシュクロスメンバ
14 フロントサイドメンバ
16 ステアリングギアボックス
20 結合部(結合手段、締結手段)

Claims (3)

  1. 車両前後方向に延在する左右一対のフロントサイドメンバに結合され、車幅方向中央部で左右に分断されたダッシュクロスメンバと、
    車幅方向に延在するステアリングギアボックスと、
    前記ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、左右の前記ダッシュクロスメンバに結合する結合手段と、
    を有することを特徴とするダッシュクロスメンバ構造。
  2. 前記結合手段は、前記ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、車両上下方向の軸回りの回転が拘束されるように左右の前記ダッシュクロスメンバに結合することを特徴とする請求項1に記載のダッシュクロスメンバ構造。
  3. 前記結合手段は、前記ステアリングギアボックスの車幅方向両端をそれぞれ、左右のダッシュクロスメンバに複数点ずつ車両上下方向に締結する締結手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダッシュクロスメンバ構造。
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