JP2008054942A - 蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない構成部品で蒸気漏れを防ぎながら容器内の蒸気圧をコントロールすることのできる電子レンジ調理用容器を提供すること。
【解決手段】上蓋2の上面に半球状凹部25を設け、半球状凹部25にスリット27を具え、スリット27により形成された橋状の蒸気排出弁28を有する蒸気排出スリット付き電子レンジ用容器であって、蒸気圧が上昇すると、蒸気排出弁28が押上げられて蒸気を排出し、蒸気圧が低下すると、半球状凹部の応力により蒸気排出弁28が元の位置に戻り、スリット27が塞がれる為、容器を封止することができ、容器内の蒸気圧をコントロールすることができる。
【選択図】図2
【解決手段】上蓋2の上面に半球状凹部25を設け、半球状凹部25にスリット27を具え、スリット27により形成された橋状の蒸気排出弁28を有する蒸気排出スリット付き電子レンジ用容器であって、蒸気圧が上昇すると、蒸気排出弁28が押上げられて蒸気を排出し、蒸気圧が低下すると、半球状凹部の応力により蒸気排出弁28が元の位置に戻り、スリット27が塞がれる為、容器を封止することができ、容器内の蒸気圧をコントロールすることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、生鮮食品や麺類や惣菜等の各種食材を電子レンジにより加熱調理するための容器に関する。
従来の電子レンジ調理用容器としては、本体容器及び上蓋を具え、該上蓋に蒸気排出用のスリットを設けた特許文献1のものがある。また、蒸気排出用のスリットの替わりに蒸気排出用キャップを上蓋に具えた特許文献2のものがある。
実開昭63−83506号公報
特開2004−337302号公報
蒸気を排出するためのスリットを設ける上記特許文献1のものにおいては、容器成形の際の歪みによって変形し、スリットの合わせ面が一致しないため、蒸気が漏れてしまい、蒸気圧がかからないことがあるという問題がある。
また、大きなスリットを設けることができず、スリットの隙間も小さいため、蒸気を十分に逃がすことができない。
上記の問題を解決するために、上蓋にキャップを設けて蒸気の排出を行う特許文献2にものでは、部品数が多くなるため、コストを低減させるのが困難であるという問題が伴う。
また、大きなスリットを設けることができず、スリットの隙間も小さいため、蒸気を十分に逃がすことができない。
上記の問題を解決するために、上蓋にキャップを設けて蒸気の排出を行う特許文献2にものでは、部品数が多くなるため、コストを低減させるのが困難であるという問題が伴う。
そこで、本発明は、比較的少ない構成部品で、蒸気漏れを防ぎながら、容器内の蒸気圧をコントロールできる電子レンジ調理用容器を提供することを目的とする。
本発明は、食材を収納するフランジ付き底容器と前記底容器と嵌合するフランジ付き上蓋を具え、前記底容器の上部筒状内周部と前記上蓋の下部筒状外周部との嵌合部に抜け止めをそれぞれ設け、プラスチック成形した電子レンジ用容器において、
前記上蓋の上面に半球状の凹部を設け、前記半球状の凹部に少なくとも2つのスリットを設け、前記少なくとも2つのスリットの端部で形成される橋のたもととなる部分を2つ以上有する橋状の蒸気排出弁を具えたことを特徴とする電子レンジ調理用容器によって、前記の課題を解決した。
前記上蓋の上面に半球状の凹部を設け、前記半球状の凹部に少なくとも2つのスリットを設け、前記少なくとも2つのスリットの端部で形成される橋のたもととなる部分を2つ以上有する橋状の蒸気排出弁を具えたことを特徴とする電子レンジ調理用容器によって、前記の課題を解決した。
請求項1の本発明によれば、
蒸気排出弁は橋状の長い両持ち梁で構成され、半球状の凹部は短い片持ち梁で構成されているので、剛性が異なり、容器内の蒸気圧力によって、撓み方に差ができるので隙間が発生する。
蒸気排出弁は橋状の長い両持ち梁で構成され、半球状の凹部は短い片持ち梁で構成されているので、剛性が異なり、容器内の蒸気圧力によって、撓み方に差ができるので隙間が発生する。
蒸気の排出後のスリットは、橋状の蒸気排出弁を設けることによって、従来技術のように、成形の歪みによって不安定となるスリットの解放端がないので、蒸気を確実にシールすることができる。
さらに、半球状の部分に形成された蒸気排出弁と凹部は、弾性によってもとの球状に戻ろうとする作用により、お互いのスリットの合わせ目を隙間なく合わせることができ、半球状の蒸気排出弁と半球状の凹部のR形状を適正に形成することによって、容器内の蒸気圧を必要な値に設定することができる。
請求項2の本発明によれば、
Rを大きくすることなく(半球状凹部のRが大きいと球状に戻ろうとする作用が小さくなってしまうため、微小圧力で蒸気排出弁を変形させることができ、微小圧力のコントロールを安定して確保することができる。
Rを大きくすることなく(半球状凹部のRが大きいと球状に戻ろうとする作用が小さくなってしまうため、微小圧力で蒸気排出弁を変形させることができ、微小圧力のコントロールを安定して確保することができる。
通常、半球状に形成された蒸気排出弁と凹部が球状に戻ろうとする弾性力は、半球状凹部のRが小さく、深さが深くなる程大きく、Rが大きく、深さが浅くなる程小さくなる。
従って、小さい圧力で蒸気を排出したい場合は、半球状凹部のRを単に大きく、深さを浅くすればよいことになるが、吹き零れが発生しやすい食材等では微小圧力で蒸気を排出する必要がある。
そのため、半球状凹部のRは球状に戻る効果が出る値のRとし、スリットの端部を平面部に延在させることで、スリット端部の弾性力を小さくすることにより、微小圧力でも蒸気排出を安定して行なうことができる。
そのため、半球状凹部のRは球状に戻る効果が出る値のRとし、スリットの端部を平面部に延在させることで、スリット端部の弾性力を小さくすることにより、微小圧力でも蒸気排出を安定して行なうことができる。
請求項3の本発明によれば、
スリット成形の際、蒸気排出弁と半球状凹部の厚み方向の端部合わせ面であるスリット合わせ面の表面が粗くなり、スリット合わせ面の摩擦抵抗が大きく、蒸気排出弁の戻りが悪くなることがあるが、半球状凹部の一部に、さらに極わずかな凹部を設けることにより、スリット合わせ面に極わずかな隙間ができるので、スリット合わせ面の摩擦が低減し、蒸気排出弁の戻りを確実にすることができる。
スリット成形の際、蒸気排出弁と半球状凹部の厚み方向の端部合わせ面であるスリット合わせ面の表面が粗くなり、スリット合わせ面の摩擦抵抗が大きく、蒸気排出弁の戻りが悪くなることがあるが、半球状凹部の一部に、さらに極わずかな凹部を設けることにより、スリット合わせ面に極わずかな隙間ができるので、スリット合わせ面の摩擦が低減し、蒸気排出弁の戻りを確実にすることができる。
請求項4の本発明によれば、
スリットの合わせ面の応力はスリット端部で大きくなるため、スリット端部に小径孔を設けることによって、スリット合わせ面のセリを防止し、蒸気排出弁の戻りが悪くなるのを防ぐことができる。
スリットの合わせ面の応力はスリット端部で大きくなるため、スリット端部に小径孔を設けることによって、スリット合わせ面のセリを防止し、蒸気排出弁の戻りが悪くなるのを防ぐことができる。
請求項5の本発明によれば、
リング状の凹部をヒンジとして撓ませることで、蒸気排出弁と半球状の凹部との隙間を大きく開かせ、蒸気を一気に排出させることができる。
リング状の凹部をヒンジとして撓ませることで、蒸気排出弁と半球状の凹部との隙間を大きく開かせ、蒸気を一気に排出させることができる。
請求項6の本発明によれば、
リング状の凹部の剛性を小さくすることで、ヒンジ効果を大きくし、撓みを大きくすることができるため、蒸気圧によって、さらに大きな隙間を発生させることができる。
リング状の凹部の剛性を小さくすることで、ヒンジ効果を大きくし、撓みを大きくすることができるため、蒸気圧によって、さらに大きな隙間を発生させることができる。
請求項7の本発明によれば、
スリットの隙間から排出された蒸気が上蓋上面や外周を汚さないように、水滴を溜めておくことができ、排出された蒸気による熱い水滴に触れないので火傷等の危険を少なくすることができる。
スリットの隙間から排出された蒸気が上蓋上面や外周を汚さないように、水滴を溜めておくことができ、排出された蒸気による熱い水滴に触れないので火傷等の危険を少なくすることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の基本構成である第1実施形態について、図1及至図3により説明する。
図1は第1実施形態の断面図、図2は上面図、図3は蒸気圧が上昇した場合の蒸気排出状態の断面図である。
図1は第1実施形態の断面図、図2は上面図、図3は蒸気圧が上昇した場合の蒸気排出状態の断面図である。
図1及至図3に示すように、第1実施形態の丸型の蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器は、プラスチック成形されたもので、収納部11を有する底容器1と筒状凹部24を有する上蓋2を具え、前記筒状凹部24の底面に半球状凹部25を設け、前記半球状凹部25に2本の円弧状スリット27を具えている。なお、「半球状」と言っても、厳密な意味での「半球状」ではなく、実際には、半球の頂部近傍の形状である。
なお、底容器1と、それに嵌合する上蓋2には、いずれもフランジが設けてあり、底容器1の上部筒状内周部と上蓋2の下部筒状外周部との嵌合部に抜け止め12,22をそれぞれ設けてある。なお、筒状凹部24は、上蓋2を底容器1と組付ける際、上蓋2を組付ける手がスリットに触れないような深さを有している。
なお、底容器1と、それに嵌合する上蓋2には、いずれもフランジが設けてあり、底容器1の上部筒状内周部と上蓋2の下部筒状外周部との嵌合部に抜け止め12,22をそれぞれ設けてある。なお、筒状凹部24は、上蓋2を底容器1と組付ける際、上蓋2を組付ける手がスリットに触れないような深さを有している。
2本の円弧状スリット27,27により設けられた橋状の蒸気排出弁28は、容器内部の蒸気圧が設定された一定の圧力を超えると、蒸気圧により押上げられ、スリット27,27から蒸気が排出される。
なお、この実施形態では、2つのスリット27,27の端部で形成される橋のたもととなる部分は2つあることになる。
なお、この実施形態では、2つのスリット27,27の端部で形成される橋のたもととなる部分は2つあることになる。
蒸気圧が一定の圧力以下になると、蒸気排出弁28と半球状凹部25は弾性変形による応力により球状に戻ろうとするため、スリット27,27の合わせ目を隙間なく塞ぎ、蒸気漏れを封止することができる。
次に、図4及び図5により、第2実施形態を第1実施形態と異なる部分のみ示す。
図4は、本発明の第2実施形態の上面図、図5は上蓋の断面図である。
図4は、本発明の第2実施形態の上面図、図5は上蓋の断面図である。
図4及び図5に示すように、第2実施形態の丸型の蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器は、上蓋2に設けられた筒状凹部24の底面に、極わずかな凹部29を有する半球状凹部25を具え、前記半球状凹部25に3本の円弧状のスリット27が形成されている。スリット27の各端部には小径孔30が設けてある(請求項4参照)。
スリット成形後に、極わずかな凹部29を成形すると、半球状凹部25側のスリット合わせ面が引張られ、蒸気排出弁28側との間に微小の隙間が形成されるため、合わせ面の摩擦が低減され、蒸気排出弁28の戻りを確実にし、スリットを隙間なく封止することができる。
3本の円弧状のスリット27により設けられた蒸気排出弁28は、容器内部の蒸気圧が設定された一定の圧力を超えると、蒸気圧により押上げられ、スリット27から蒸気が排出される。
さらに、極わずかな凹部29を有する半球状凹部25は、極わずかな凹部29を有さない場合より剛性が高くなり、蒸気圧による撓みが小さくなるので、蒸気排出弁との撓みの差が大きくなることにより隙間が大きくなり、蒸気を一気に排出することができる。
なお、この実施形態では、3つのスリット27,27,27の端部で形成される橋のたもととなる部分は3つあることになる。
さらに、極わずかな凹部29を有する半球状凹部25は、極わずかな凹部29を有さない場合より剛性が高くなり、蒸気圧による撓みが小さくなるので、蒸気排出弁との撓みの差が大きくなることにより隙間が大きくなり、蒸気を一気に排出することができる。
なお、この実施形態では、3つのスリット27,27,27の端部で形成される橋のたもととなる部分は3つあることになる。
次に、図6及び図7により、第3実施形態を、第1実施形態と異なる部分のみ示す。
図6は第3実施形態を適用した本発明の上蓋の断面図、図7は蒸気圧が上昇した際の蒸気排出状態の断面図である。
図6は第3実施形態を適用した本発明の上蓋の断面図、図7は蒸気圧が上昇した際の蒸気排出状態の断面図である。
図6及び図7に示すように、第3実施形態の丸型の蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器は、上蓋2に設けられた筒状凹部24底面の半球状凹部25の外周に、リング状の凹部31を具え、このリング状凹部31は、スリット27の端部が延在するように設けられている(請求項5参照)。
リング状凹部31をヒンジとして撓ませることにより、蒸気排出弁28と半球状凹部25の隙間を大きくし、蒸気を一気に排出することができる。
また、リング状凹部31の肉厚を蒸気排出弁28の肉厚より薄肉にすることによって、蒸気排出弁28が押し上げられ易くなり、その結果、より多くの蒸気を排出することが可能となる(請求項6参照)。
リング状凹部31をヒンジとして撓ませることにより、蒸気排出弁28と半球状凹部25の隙間を大きくし、蒸気を一気に排出することができる。
また、リング状凹部31の肉厚を蒸気排出弁28の肉厚より薄肉にすることによって、蒸気排出弁28が押し上げられ易くなり、その結果、より多くの蒸気を排出することが可能となる(請求項6参照)。
次に、図8及び図9により、第4実施形態を、第1実施形態と異なる部分のみ示す。
図8は、本発明の第4実施形態の上面図、図9は上蓋の断面図である。
図8は、本発明の第4実施形態の上面図、図9は上蓋の断面図である。
図8及び図9に示すように、第4実施形態の丸型の蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器は、上蓋2に設けられた筒状凹部24の底面に、複数の第2の半球状凹部25bを具えた第1の半球状凹部25aを具え、第2半球状凹部25bは2本の直線状スリット27,27を各々具えている。
蒸気の排出は、各々のスリット27により設けられた複数の蒸気排出弁28により行われ、蒸気圧が下がると、弾性変形による応力により、再び封止状態に戻る。
この実施形態では、第2半球状凹部のスリット27が第1実施形態に比べて小さいため、蒸気排出量は比較的少ないが、蒸気排出量の少ない収納物を調理する場合や、デザインを重視する場合等に好適である。
次に、図10により、第5実施形態を、第1実施形態と異なる部分のみ示す。
図10は、本発明の第5実施形態の上面図である。
図10は、本発明の第5実施形態の上面図である。
図10に示すように、第5実施形態の角型の蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器は、上蓋2に設けられた角形の筒状凹部24底面を4つの部分に分けその間をほぼ平面で接続した、半球状に近い略半球状凹部25cを具え、この略半球状凹部25cは、2本の直線状スリット27,27を具えている。
加えて、上蓋2の上面に設けられている筒状凹部24の底面中央に、小さな半球状の凹部25dが設けられていることから、この部分に、熱い噴出蒸気によってできる水滴を貯めておくことができるので、火傷等の危険を軽減することができる(請求項7参照)。
最後に、図11により、本発明の第6実施形態を、第1実施形態と異なる部分のみ示す。
図11は、本発明の第6実施形態の上面図である。
図11は、本発明の第6実施形態の上面図である。
図11に示すように、第6実施形態の角型の蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器は、上蓋2に設けられた角形の筒状凹部24の底面の半球状凹部25の外周にリング状の平面部25eを具え、4本のスリット27の端部は、その平面部25eに延在するように設けてある(請求項2参照)。
このリング状凹部の機能は、第3実施形態の場合と同様である。
加えて、上蓋2の上面に設けられている筒状凹部24の底面に、半球状の凹部が設けられていることから、この部分に水滴を貯めておくことができ、火傷等の危険を軽減することができる。
なお、上記で説明したスリット等の数及び形状等の詳細な点は、上記の実施形態に限られないことは言うまでもない。
1: 底容器
11: 収納部
12: 抜け止め
13: 取っ手
14: フランジ
2: 上蓋
20: 空間
21: フランジ
22: 抜け止め
23: 上面
24: 筒状凹部
25: 半球状凹部
25a: 第1半球状凹部
25b: 第2半球状凹部
25c: 半球状凹部
25d: 半球状凹部
25e: 平面部
26: 取っ手
27: スリット
28: 蒸気排出弁
29: 極わずかな凹部
30: 小径孔
31: リング状凹部
11: 収納部
12: 抜け止め
13: 取っ手
14: フランジ
2: 上蓋
20: 空間
21: フランジ
22: 抜け止め
23: 上面
24: 筒状凹部
25: 半球状凹部
25a: 第1半球状凹部
25b: 第2半球状凹部
25c: 半球状凹部
25d: 半球状凹部
25e: 平面部
26: 取っ手
27: スリット
28: 蒸気排出弁
29: 極わずかな凹部
30: 小径孔
31: リング状凹部
Claims (7)
- 食材を収納するフランジ付き底容器と前記底容器と嵌合するフランジ付き上蓋を具え、前記底容器の上部筒状内周部と前記上蓋の下部筒状外周部との嵌合部に抜け止めをそれぞれ設け、プラスチック成形した電子レンジ用容器において、
前記上蓋の上面に半球状の凹部を設け、前記半球状の凹部に少なくとも2つのスリットを設け、前記少なくとも2つのスリットの端部で形成される橋のたもととなる部分を2つ以上有する橋状の蒸気排出弁を具えたことを特徴とする、
電子レンジ調理用容器。 - 前記スリットの端部を、前記半球状の凹部の外側の平面部に延在するように設けた、請求項1の電子レンジ調理用容器。
- 前記半球状の凹部の一部に、さらに極わずかな凹部を設けた、請求項1の電子レンジ調理用容器。
- 前記スリットの各端部に小径孔を設けた、請求項1から3のいずれかの電子レンジ調理用容器。
- 前記半球状の凹部の外周にリング状の凹部を設け、該リング状の凹部に前記スリットの端部が延在している、請求項1から4のいずれかの電子レンジ調理用容器。
- 前記蒸気排出弁の肉厚より前記リング状の凹部の肉厚を薄肉とした、請求項1から5のいずれかの電子レンジ調理用容器。
- 前記上蓋が筒状凹部を有し、その底面に半球状の凹部を設けた、請求項1から6のいずれかの電子レンジ調理用容器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006235676A JP2008054942A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 蒸気排出スリット付き電子レンジ調理用容器 |
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-
2006
- 2006-08-31 JP JP2006235676A patent/JP2008054942A/ja active Pending
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