JP2008053050A - 操作パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】識別マークを目立たないようにした操作パネルを得る。
【解決手段】光源32a,32b,32cからの可視光が透過可能で、かつ、可視光により識別マーク26が可視可能に形成された表面板22を備えると共に、表面板22と光源22との間に設けられた背面板34を備える。また、表面板22は透明又は識別マーク26の表示色と同系色の半透明で、背面板34は識別マーク26の表示色と同系色の半透明とした。背面板34は、光源32a,32b,32cからの可視光の光拡散性を有する。タッチスイッチ44a,44b,44cは、ループ状のアンテナ42a,42b,42cを設けた検出基板36を備えると共に、表面板22、背面板34、検出基板36をそれぞれの間に両面接着テープ50,54を設けて積層すると共に、両面接着テープ50,54は少なくともループ状のアンテナ42a,42b,42c上を接着した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光源から照射される可視光の透過により、タッチスイッチの動作内容等を示す識別マークが可視可能に設けられた操作パネルに関する。
従来より、特許文献1にあるように、透明樹脂製の押しボタンの裏側に文字や記号からなる識別マークが表示された光拡散シートを貼り付け、光源からの可視光を光拡散シート、押しボタンに照射させて、スイッチの動作内容等を表示するようにしたものが知られている。
操作者は、押しボタンを通して光拡散シートに表示された識別マークを視認し、そのスイッチの動作内容等が意図するものであることを確認してから、操作者が押しボタンを押下すると、光源が点灯して、識別マークを光らせ、操作がなされたことを報知するように構成されている。
また、押しボタンスイッチに代えて、タッチスイッチを用いる場合もあり、その場合も同様に、識別マークを表示し、スイッチの動作内容等を表示している。操作者は、識別マークを視認して、そのタッチスイッチの動作内容等が意図するものであることを確認してから、操作者が指をタッチスイッチに近接または接触させると、光源が点灯して、識別マークを光らせ、操作がなされたことを報知するように構成されている。
特開2003−257283号公報(図2等)
こうした従来のものでは、操作者が操作するスイッチの動作内容を確認、あるいは、複数あるスイッチから意図する動作内容のスイッチを選択するために、文字や記号等の識別マークを表示し、この識別マークが容易に視認できるように明瞭に表示している。そして、スイッチを選択して操作したときには、光源を点灯して、スイッチが操作されたことを報知するようにしている。
しかし、光源が点灯する前でも、動作内容の確認やスイッチの選択等を行うために、識別マークを明確に視認できるようにしているので、識別マークが目立つように表示されており、必要がないのに注意を引きつけられたり、特に、識別マークが多数ある場合には雑然とした印象を与え、美観上も好ましくない。また、頻繁に操作するスイッチでない場合には、識別マークが目立つように表示されていると、他の動作の邪魔になる場合もあるという問題があった。
本発明の課題は、識別マークを目立たないようにした操作パネルを提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
光源から照射される可視光の透過により、タッチスイッチの識別マークが可視可能に設けられた操作パネルにおいて、
前記光源からの前記可視光が透過可能で、かつ、前記可視光により前記識別マークが可視可能に形成された表面板を備えると共に、前記表面板と前記光源との間に設けられた背面板を備え、
また、前記表面板は透明又は前記識別マークの表示色と同系色の半透明で、前記背面板は前記識別マークの表示色と同系色の半透明であることを特徴とする操作パネルがそれである。
前記背面板は、前記光源からの前記可視光の光拡散性を有するとよい。前記識別マークは前記表面板に無彩色により抜き文字表示されると共に、前記表面板は透明又は前記識別マークの表示色と同じ無彩色の半透明で、かつ、前記背面板は前記識別マークの表示色と同じ無彩色の半透明である構成としてもよい。
また、前記タッチスイッチは、前記表面板の前記識別マーク上への近接又は接触を検出基板を介して検出することにより動作すると共に、前記検出基板は前記表面板と前記光源との間に設けられ、前記検出基板は前記可視光が透過可能である構成としてもよい。
更に、前記タッチスイッチは、前記検出基板に設けられたアンテナを備え、該アンテナへの近接による静電容量の変化を検知して動作する構成でもよい。その際、前記タッチスイッチは、ループ状の前記アンテナを備えると共に、前記アンテナのループ内の前記検出基板には透過孔が形成されて前記可視光が透過可能で、前記表面板、前記背面板、前記検出基板をそれぞれの間に両面接着テープを設けて積層すると共に、前記両面接着テープは少なくともループ状の前記アンテナ上を接着した構成とするとよい。
また、前記光源を点灯させる点灯スイッチを別に設けた構成としてもよい。
本発明の操作パネルは、表面板が透明又は識別マークの表示色と同系色の半透明で、背面板が識別マークの表示色と同系色の半透明であるので、光源が点灯していないとき、識別マークが目立たず、多くの識別マークを表示しても、煩雑な印象を与えず、美観上も好ましいという効果を奏する。
また、背面板が光拡散性を有すると、光源を点灯したときに、光源からの可視光が適度に拡散されて、識別マークがほぼ均一に照らされて、識別マークが見やすくなる。更に、識別マークが無彩色で抜き文字表示されると共に、表面板が透明又は識別マークの表示色と同じ無彩色の半透明で、かつ、背面板が識別マークの表示色と同じ無彩色の半透明であると、電子鍵盤楽器に容易に適用でき、美観が向上する。
タッチスイッチの検出基板が可視光を透過可能であると、検出基板を表面板と光源との間に設けることができ、検出基板にアンテナを設けた静電容量形のタッチスイッチを用いることができる。表面板、背面板、検出基板をそれぞれの間に両面接着テープを設けて積層すると共に、両面接着テープが少なくともループ状のアンテナ上を接着した構成とすると、検出精度を向上させることができる。
また、光源を点灯させる点灯スイッチを別に設けることにより、識別マークを必要に応じて容易に認識できるようにすることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態の操作パネル1を用いたグランドピアノタイプの電子鍵盤楽器2の斜視図である。図1に示すように、電子鍵盤楽器2は、楽器本体4、楽器本体4を支持する3本の脚6(左右一対の脚部のみ図示し、後方の脚部は図示せず)、楽器本体4から下方へ延びるペダルユニット8等を備えている。楽器本体4は、左右一対の側板10、上前板12、大屋根14、鍵盤蓋16、鍵盤18等を備えている。
本実施形態の操作パネル1は、鍵盤蓋16の裏面に設けられており、鍵盤蓋16を開いた状態としたときに、操作パネル1が演奏者の正面となるように配置され、鍵盤蓋16の左右方向の全幅にわたって、細長く形成されて配置されている。
図2は、本実施形態の操作パネル1の要部を背面側から見た分解斜視図であり、図3は本実施形態のフレーム24を除いた操作パネル1の要部を正面側から見た分解斜視図である。操作パネル1は、図2に示すように、アクリル板等により形成された表面板22を備え、表面板22はスチール製のフレーム24に取り付けられている。表面板22は操作パネル1の全面にわたって設けられ、表面板22が演奏者の正面に、フレーム24が表面板22の裏側となるように配置されて、演奏者からは表面板22のみが見えるように、それぞれの大きさが決められている。
フレーム24には、スイッチ穴24aや表示窓24b等の穴や窓等が形成されている。表面板22には、文字や記号等の識別マーク26が設けられており、識別マーク26はスイッチ穴24aの位置に対応して設けられると共に、スイッチ穴24a内に収まるようにスイッチ穴24aよりも少し小さく形成されて、表面板22をフレーム24に取り付けた際に、スイッチ穴24aと識別マーク26とが重なるように設けられている。
識別マーク26は、後述するタッチスイッチ44a,44b,44cの動作内容等を文字あるいは記号等で表示して演奏者に報知する情報であり、本実施形態では、3つのタッチスイッチ44a,44b,44cに対応した3つの識別マーク26が、「A」「B」「C」として表示されている場合を例に説明する。
また、識別マーク26は、周囲の色彩と同系統の色彩の表示色で表示、例えば、電子鍵盤楽器2の鍵盤蓋16の色彩が黒色である場合には、識別マーク26の表示色は黒色とする。あるいは、電子鍵盤楽器2の鍵盤蓋16の色彩が白色である場合には、識別マーク26の表示色は白色とする。
本実施形態では、識別マーク26は、図2、図3に示すように、表面板22の裏面側に抜き文字印刷により形成されている。これにより、表面板22の裏面が黒色に印刷され、識別マーク26の箇所が「A」「B」「C」の形状に抜かれて、表面板22の裏面に識別マーク26が表示される。この場合、表面板22の裏面全面を識別マーク26を除いて黒色で印刷してもよく、あるいは、スイッチ穴24aが隠れる程度に表面板22の裏面を黒色で印刷し、フレーム24の表面を黒色に塗装してもよい。
抜き文字印刷の場合は、周囲の色が、本実施形態では黒色が識別マーク26の表示色となる。識別マーク26は抜き文字印刷される場合に限らず、識別マーク26の「A」「B」「C」を黒色により印刷して形成してもよい。この場合、識別マーク26の表示色は黒色になる。また、識別マーク26は表面板22に印刷する場合に限らず、識別マーク26を形成した薄いシールを表面板22に貼り付けてもよい。
表面板22は、可視光が透過可能なアクリル板で形成されており、透過する可視光により識別マーク26が可視可能に形成されている。本実施形態では、識別マーク26が黒色で抜き文字印刷されており、鍵盤蓋16が黒色であるので、表面板22は黒色の半透明なアクリル板、いわゆるスモーク性のアクリル板で形成されている。
尚、表面板22は透明なアクリル板により形成しても実施可能である。識別マーク26の「A」「B」「C」を黒色により印刷した場合などでは、表面板22を通してフレーム24が見えるので、フレーム24の表面を黒色塗装すればよい。
フレーム24には、表面板22が取れ付けられた反対側の裏面側に、回路基板27が取り付けられている。回路基板27は、フレーム24に設けられた一対のボス部28a,28bに、回路基板27を貫通する一対のビス30a,30bが螺入されて固定されている。回路基板27には、発光ダイオードを用いた光源32a,32b、32cが設けられている。
光源32a,32b、32cは回路基板27のフレーム24側に、スイッチ穴24aに対向すると共に、識別マーク26に対向して配置されている。光源32a,32b、32cの数は、識別マーク26の「A」「B」「C」に対応しており、識別マーク26が「A」の一つであるときには、一つの光源32aのみでよい。光源32a,32b、32cと識別マーク26との間の距離を適当に確保するために、ボス部28a,28bが適当な高さに形成されている。
表面板22と光源32a,32b、32cとの間には、背面板34が設けられている。背面板34は可視光の透過性を有すると共に、可視光の拡散性をも有し、かつ、識別マーク26の表示色と同系色の半透明である。本実施形態では、識別マーク26の表示色が黒色であるので、背面板34は黒色の半透明な樹脂シート、いわゆるスモーク性の樹脂シートで形成されている。
光源32a,32b、32cが点灯していない状態で、演奏者が表面板22を見たときに、例えば、識別マーク26の抜き文字を通して背面板34が見えるが、背面板34が黒色半透明であるので、演奏者から識別マーク26が目立たないように、背面板34の半透明の程度(透過できる光量)を決定する。同時に、光源32a,32b、32cが点灯した状態では、光源32a,32b、32cからの可視光が背面板34を透過すると共に、可視光を拡散させて、識別マーク26を裏側から照らす。その際には、演奏者が識別マーク26を認識できるように、背面板34の半透明の程度(透過できる光量)を決定する。
また、背面板34には、例えば、黒色半透明のポリカーボネート等の樹脂シートの表面に小さな凹凸を多数形成して可視光の拡散性を持たせたもの、あるいは、炭酸カルシウム等の光拡散性微粒子を分散させたもの等が用いられる。尚、識別マーク26の表示色が白色である場合には、背面板34には白色半透明で、可視光の拡散性を有するものが用いられる。
背面板34が光拡散性を有すると、光源32a,32b、32cがいわゆる点光源であっても、識別マーク26が全体にわたって均一に照らされるが、その必要がない場合には、背面板34は光拡散性を有する必要はない。また、光源32a,32b、32cがいわゆる面光源である場合にも背面板34が光拡散性を有する必要はなく、光拡散板を背面板34と別に設けた場合にも同様である。
回路基板27と背面板34との間には、検出基板36が配置されており、検出基板36には可視光が透過可能な透過孔40a,40b,40cが形成されている。透過孔40a,40b,40cは識別マーク26に対向して形成されており、3つの透過孔40a,40b,40cは識別マーク26の「A」「B」「C」に対向して、識別マーク26の「A」「B」「C」の大きさとほぼ同じ程度の大きさの孔に形成されている。検出基板36には、各透過孔40a,40b,40cの周囲に沿って、それぞれループ状のアンテナ42a,42b,42cが表面板22側の表面に形成されている。
図4は本実施形態の操作パネル1の電気系統を示すブロック図である。検出基板36は回路基板27に接続部材46を介して接続されており、図4に示すように、各アンテナ42a,42b,42cは、発振回路43a,43b,43cが設けられた回路基板27に接続されて、3つのタッチスイッチ44a,44b,44cが形成されている。
本実施形態のタッチスイッチ44a,44b,44cは静電容量形のもので、アンテナ42a,42b,42cに誘電体が接近することによりアンテナ42a,42b,42cと大地間の静電容量が変化し、発振回路43a,43b,43cの出力が変化して、動作する周知のものである。
回路基板27には、タッチスイッチ44a,44b,44cとは別の点灯スイッチ48も接続されると共に、回路基板27は図示しない電源に接続されている。点灯スイッチ48が操作されたときには、回路基板27上の各光源32a,32b,32cを点灯させるように構成されている。点灯スイッチ48は、例えば、図1に示すように、操作パネル1の隅に配置され、点灯スイッチ48もタッチスイッチが好ましいが、押釦スイッチでもよい。例えば、点灯スイッチ48は容易に認識できるように、点灯スイッチ48が照光式スイッチである場合には、鍵盤蓋16を開いた際に、点灯するように構成してもよい。
一方、図2、図3に示すように、背面板34と検出基板36とは、その間に設けられた両面接着テープ50により接着されている。両面接着テープ50には、検出基板36の各透過孔40a,40b,40cに対応して、ほぼ同じ大きさの透過孔52a,52b,52cが形成されている。また、両面接着テープ50は、ループ状の各アンテナ42a,42b,42cの外周側よりも大きく形成されて、少なくともループ状のアンテナ42a,42b,42c上を接着するように形成されている。
また、表面板22と背面板34とも、同様の両面接着テープ54により接着されている。この両面接着テープ54にも同様の大きさの透過孔56a,56b,56cが形成されている。更に、両面接着テープ54は、ループ状の各アンテナ42a,42b,42cの外周側よりも大きく形成されて、少なくともループ状のアンテナ42a,42b,42c上を接着するように形成されている。
尚、本実施形態では、検出基板36に透過孔40a,40b,40cを形成したが、検出基板36が透明性の基板である場合には透過孔40a,40b,40cを形成する必要はない。また、タッチスイッチ44a,44b,44cに静電容量形のものを用いたが、これに限らず、他のタッチスイッチでもよく、例えば、一対の透明電極を十字状に一対の透明基板にそれぞれ配置し、指で押圧することにより一対の透明電極が導通して動作するようにしたタッチスイッチであってもよい。このようなタッチスイッチの場合、表面板22の表側に透明基板を配置してもよい。
次に本実施形態の操作パネル1の作動について説明する。
まず、演奏者が鍵盤蓋16を開くと、鍵盤蓋16の裏側に設けられた操作パネル1の点灯スイッチ48が点灯して、点灯スイッチ48の位置を容易に視認できる。この状態では、操作パネル1では、光源32a,32b、32cが点灯していないので、識別マーク26は目立たない。
図6(a)に示すように、光源32a,32b、32cが点灯していないと、識別マーク26が抜き文字印刷されていても、表面板22や背面板34が黒色の半透明、いわゆるスモークであるので、抜き文字印刷の識別マーク26もほぼ黒色となる。従って、演奏者は、操作パネル1を見ても識別マーク26は目立たず、何も表示されていないように見える。
演奏者が必要に応じて点灯スイッチ48を操作すると、光源32a,32b、32cが点灯する。これにより、光源32a,32b、32cから発せられた可視光は、検出基板36の透過孔40a,40b,40c及び両面接着テープ50の透過孔52a,52b,52cを透過し、背面板34に達する
背面板34では、可視光を拡散すると共に、黒色の半透明であるので、一部の可視光を吸収すると共に、他の可視光は背面板34を透過して、両面接着テープ54の透過孔56a,56b,56cから表面板22の裏側を照らす。
これにより、図6(b)に示すように、抜き文字印刷の識別マーク26を裏側から照らし、識別マーク26の抜き文字を可視光が透過して、演奏者は識別マーク26を明確に認識できるようになる。
演奏者は、その識別マーク26に応じた動作をさせたいときには、識別マーク26の「A」「B」「C」を選択して、図5に示すように、指を近接させ、表面板22に接触させる。これにより、タッチスイッチ44a,44b,44cは指の近接を検出して、タッチスイッチ44a,44b,44cが動作する。
タッチスイッチ44a,44b,44cが指の近接を検出した際に、そのタッチスイッチ44a,44b,44cに対応した光源32a,32b、32cの輝度を増加させて、タッチスイッチ44a,44b,44cが操作されたことを演奏者に報知するようにするとよい。あるいは、輝度を変える場合に限らず、光源32a,32b、32cを点滅させたり、光源32a,32b、32cの発光色を変更するようにしてもよい。
また、タッチスイッチ44a,44b,44cでは、少なくともループ状のアンテナ42a,42b,42c上が両面接着テープ50,54により接着されているので、アンテナ42a,42b,42cに対して、背面板34や表面板22が相対的に動くことがなく、これらが相対的に動くことによる静電容量の変化を誤検出するのを防止でき、近接や接触を正確に検出でき、検出精度が向上する。
尚、前述した実施形態では、電子鍵盤楽器2の楽器本体2や鍵盤蓋16の色に合わせて、識別マーク26の表示色を黒色や白色とし、背面板34を同系色の半透明とした場合を例としたが、これに限らず、識別マーク26の表示色を有彩色としてもよい。その場合には、背面板34を同系色の半透明とすると共に、表面板22は透明あるいは同系色の半透明とすればよい。例えば、識別マーク26の表示色を青色とした場合には、背面板34を青色の半透明として形成し、表面板22透明あるいは青色の半透明とすればよい。また、本実施形態の操作パネル1は電子鍵盤楽器2に用いる場合に限らず、スイッチを用いる他の電子機器、例えば、ステレオ音響装置やテレビ受像装置等の操作パネルに用いてもよい。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての操作パネルを用いたグランドピアノタイプの電子鍵盤楽器の斜視図である。 本実施形態の操作パネルの要部を背面側から見た分解斜視図である。 本実施形態のフレームを除いた操作パネルの要部を正面側から見た分解斜視図である。 本実施形態の操作パネルの電気系統を示すブロック図である。 本実施形態の操作パネルの要部の断面を示す説明図である。 本実施形態の光源の点灯の違いによる識別マークの状態を示す説明図である。
符号の説明
1…操作パネル 2…電子鍵盤楽器
4…楽器本体 16…鍵盤蓋
18…鍵盤 22…表面板
24…フレーム 24a…スイッチ穴
26…識別マーク 27…回路基板
32a,32b,32c…光源
34…背面板 36…検出基板
40a,40b,40c…透過孔
42a,42b,42c…アンテナ
43a,43b,43c…発振回路
44a,44b,44c…タッチスイッチ
46…接続部材 48…点灯スイッチ
50,54…両面接着テープ
52a,52b,52c,56a,56b,56c…透過孔

Claims (7)

  1. 光源から照射される可視光の透過により、タッチスイッチの識別マークが可視可能に設けられた操作パネルにおいて、
    前記光源からの前記可視光が透過可能で、かつ、前記可視光により前記識別マークが可視可能に形成された表面板を備えると共に、前記表面板と前記光源との間に設けられた背面板を備え、
    また、前記表面板は透明又は前記識別マークの表示色と同系色の半透明で、前記背面板は前記識別マークの表示色と同系色の半透明であることを特徴とする操作パネル。
  2. 前記背面板は、前記光源からの前記可視光の光拡散性を有することを特徴とする請求項1に記載の操作パネル。
  3. 前記識別マークは前記表面板に無彩色により抜き文字表示されると共に、前記表面板は透明又は前記識別マークの表示色と同じ無彩色の半透明で、かつ、前記背面板は前記識別マークの表示色と同じ無彩色の半透明であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の操作パネル。
  4. また、前記タッチスイッチは、前記表面板の前記識別マーク上への近接又は接触を検出基板を介して検出することにより動作すると共に、前記検出基板は前記表面板と前記光源との間に設けられ、前記検出基板は前記可視光が透過可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の操作パネル。
  5. 前記タッチスイッチは、前記検出基板に設けられたアンテナを備え、該アンテナへの近接による静電容量の変化を検知して動作することを特徴とする請求項4に記載の操作パネル。
  6. 前記タッチスイッチは、ループ状の前記アンテナを備えると共に、前記アンテナのループ内の前記検出基板には透過孔が形成されて前記可視光が透過可能で、前記表面板、前記背面板、前記検出基板をそれぞれの間に両面接着テープを設けて積層すると共に、前記両面接着テープは少なくともループ状の前記アンテナ上を接着したことを特徴とする請求項5に記載の操作パネル。
  7. 前記光源を点灯させる点灯スイッチを別に設けたことを特徴する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の操作パネル。
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