JPH0346519Y2 - - Google Patents

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JPH0346519Y2
JPH0346519Y2 JP1981197555U JP19755581U JPH0346519Y2 JP H0346519 Y2 JPH0346519 Y2 JP H0346519Y2 JP 1981197555 U JP1981197555 U JP 1981197555U JP 19755581 U JP19755581 U JP 19755581U JP H0346519 Y2 JPH0346519 Y2 JP H0346519Y2
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JP
Japan
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sheet
synthetic resin
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section
switch
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JP1981197555U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はオーデイオ用電気機器に関するもの
である。
〔従来の技術〕 従来、オーデイオ用電気機器の前面パネルに文
字、記号などの表示部を形成するのには、アクリ
ル板に文字などを彫刻し、さらにホツトスタンプ
を施したり、また、アクリルやポリエステルの透
明シートに文字抜き印刷したりする方法が用いら
れていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらの表示部では、合成樹脂
で材料的に柔らかいために傷つきやすく、かつ金
属的な重量感がない。また、ピンホールが発生し
やすいために透明照明したときの遮光性が悪い、
ホツトスタンプは手で直接触れるとはがれやすい
等の問題があつた。
合成樹脂を用いず金属板のパネルに直接表示部
を形成すると上記のような問題はなくなるが、こ
のようにした場合、エツチング等によりパネルを
文字などの形状に表面から凹ませ、その凹部に塗
料を入れて表示形成を行うので、透過照明を行う
ことは全くできない。透過照明を行うためにはパ
ネルに文字抜きを施す必要があるが、このように
するとO等の文字は形成できなくなる。
また、金属板パネルを用いた場合、金属板のパ
ネルの一部にコ字状のスリツトを形成して操作部
を設け、この部分を前方から押して裏側に対向し
て配置させておいたタクトスイツチを動作させる
ことも考えられるが、一般にパネルはかなり厚い
ために操作部の剛性が大きくなり、軽いタツチで
スイツチを操作することが難しくなるという問題
がある。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、表示部が傷つか
ず、金属重量感があり、しかも良好な透過照明が
でき、かつ軽いタツチでスイツチ操作が可能とな
るようなオーデイオ用電気機器を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、この考案
は、機器本体の筐体構成面のうち表示部および操
作部が配置される面を、遮光性の金属シートに透
光性の合成樹脂シートを金属シートが外側になる
ように被着し全体として可撓性を有する程度に薄
く形成したラミネートシートにより構成し、表示
部は、表示すべき文字に対応させて金属シートを
部分的に除去し、この除去部分の合成樹脂シート
を筐体内部に設けた光源により照明して透過光形
表示するように構成し、操作部は、筐体内部に設
けた全て押圧で動作する操作部品の操作部分を合
成樹脂シートに面接触させ、ラミネートシートを
介して各操作部品を外部から操作できるように構
成したものである。
〔作用〕
ラミネートシートで構成された表示部、操作部
が配置される面は、表面が金属なので傷つかず、
しかも重量感があり、また、金属シート除去部分
が内部から透過照明されて良好な文字表示ができ
る。また、ラミネートシートを介して外部から軽
いタツチで音量調整操作スイツチなどを操作でき
る。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案に係るオーデイオ用電気機器
の一例としてレシーバを用いた一実施例の正面図
である。図において、1は例えば厚さ0.1〜0.15
mmのアルミニウムシートの裏面に厚さ0.15〜0.25
mmのポリエステルフイルムをラミネートして被着
させたパネルであり、各シートの厚さからも明白
なようにこのパネル1は全体として可撓性を呈す
るものである。このパネル1に形成した開口窓2
には電源スイツチ3および入力セレクタ用の各ス
イツチ4が装着され、また、開口窓5には周波数
インジケータ6が装着されている。
また、パネル1にはこのほかの部分に多数の表
示部および操作部が形成されている。7はトーン
コントロール表示部、8は音量表示部であり、第
2図に示すように、アルミニウムシート1aをス
リツト9(または小窓)状にフオトエツチングに
よつて除去し、背後から発光ダイオード10によ
つて照明するようになつている。発光ダイオード
10からの光は透明なポリエステルフイルム1b
を透過しスリツト9から前方に照射される。ま
た、第1図に示すようにパネル1の面上に記され
た各文字(VOLUME等)や数字、記号はすべて
表示部を形成し、文字等の形に沿つてアルミニウ
ムシート1aにスリツト9が形成されている。こ
の文字等の表示部も第2図と同様の構造になつて
いる。しかし、多くの文字等によつて1つの表示
部を構成する場合は、多数の発光ダイオードを並
べてもよいし、また第3図に示すように、リフレ
クタ11を有する豆電球12によつて照明を行な
つてもよい。
このような構造の表示部においては、アルミニ
ウムシート1aにB,D,O等の文字を形成して
も裏面にポリエステルシート1bがラミネートさ
れているので文字の中央部の脱落は防げる。
一方、操作部としては、チユーナ部の選局機構
としてサーチスイツチ14、同じくチユーナ部の
プリセツトステーシヨンスイツチ15、アンプ部
の音量調整スイツチ16、ラウドネスコントロー
ルスイツチ17、ミユーテイングスイツチ18、
バランスコントロールスイツチ19、およびトー
ンコントロールスイツチ20,21等がパネル1
上に形成されている。これらの各スイツチからな
る操作部にはコ字状のスリツトがそれぞれ形成さ
れている。ここで、音量調整スイツチ16とバラ
ンスコントロールスイツチ19は、第4図に示す
ように、アルミニウムシート1aとポリエステル
シート1bを貫通して形成したスリツト23の裏
側に配置された膜状のメンブレーンスイツチ24
からなる。このメンブレーンスイツチ24はポリ
エステルシート1b上のスリツト23の範囲に両
面粘着テープ25等によつて貼り付けられ、さら
に後からゴム26等によつてバツクアツプされて
いる。アルミニウムシート1aにはばね性はほと
んどないが、裏面にポリエステルシート1bがラ
ミネートされているのでばね性が付加され、指で
操作部分27を押すとメンブレーンスイツチ24
は押されてオンする。指をはなすと操作部分27
は元の位置に復帰しメンブレーンスイツチ24は
オフする。なお、コ字状のスリツト23のかわり
に第5図に示すような長い平行のスリツト28を
用いることもできる。
なお、操作ストロークが非常に小さいメンブレ
ーンスイツチを用いた場合には、パネル自体が有
する可撓性だけでスイツチを動作させることも可
能となる。すなわち、何らスリツトを設けなくて
も操作部とすることが可能となる。
また、サーチモードスイツチ14、プリセツト
ステーシヨンスイツチ15、ラウドネスコントロ
ールスイツチ17、ミユーテイングスイツチ1
8、トーンコントロールスイツチ20,21は、
第6図a,bに示すように、裏側に配置されたタ
クトスイツチ30からなる。このタクトスイツチ
30はプリント基板31上に設置されている。ま
た、ポリエステルシート1b上には、ヒンジ部3
2、突起部33、およびスリツト34を有するプ
ラスチツク成形部35が被着されており、指で操
作部分27で押すと成形品35はヒンジ部32を
支点として曲り、タクトスイツチ30は突起部3
3によつて押されオンする。指をはなすと操作部
分27は元の位置に復帰してタクトスイツチ30
はオフする。タクトスイツチ30は動作ストロー
クがメンブレーンスイツチに比して大きいので、
スリツト23はコ字形に形成することになる。
なお、以上の実施例では金属シートとしてアル
ミニウムシートを用いたが、黄銅、銅、ニツケル
等のシートも使用できる。
また、合成樹脂シートとしてポリエステルシー
トを用いたが、塩化ビニール、ポリカーボネート
等のシートも使用できる。さらに、合成樹脂シー
トの透明度、光拡散度、色調等を任意に選択する
ことにより、表示部を種々の色光によつて透過照
明することが可能になる。
また、レシーバのほかにも各種のオーデイオ用
電気機器に適応できるのはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるオーデイオ
用電気機器によれば、金属シートの裏面に合成樹
脂シートを被着して全体として可撓性を有するラ
ミネートシートにより機器筐体の表示部、操作部
面を構成し、表示部は金属シートの一部を除去し
その部分を合成樹脂シートを透過した内部からの
照明により透過光形表示を行い、操作部は全てを
押圧操作形にした操作部品をラミネートシートを
介して外部から押して操作するように構成したこ
とにより、ラミネートシートからなる機器筐体の
面に表示部と操作部を一体的に形成でき、しかも
このシート自身を操作部として兼用できるため、
凹凸のない平面的な表示・操作面を形成でき、デ
ザイン的に優れたオーデイオ用電気機器が得られ
る。また、従来の金属パネル等に比して安価にで
きという効果もある。
また、表示は合成樹脂シートを透過した透過光
によりなされるので、ソフトになり上品で良好な
表示が得られる。また、表示・操作面は表面が金
属シートなので、重量感が得られ、傷ついたりす
ることもない。
また、操作部はラミネートシートの所定位置を
軽くタツチするだけでスイツチ操作できるので、
非常に操作性の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るオーデイオ用電気機器
における前面パネルの一実施例の正面図、第2
図、第3図はそれぞれ表示部の断面図、第4図は
メンブレーンスイツチを用いた操作部の断面図、
第5図はスリツトの他の例の平面図、第6図aは
タクトスイツチを用いた操作部の断面図、第6図
bはそのスリツトの平面図である。 1……パネル、1a……アルミニウムシート、
1b……ポリエステルシート、9,23……スリ
ツト、10……発光ダイオード、11……リフレ
クタ、12……豆電球、24……メンブレーンス
イツチ、27……操作部分、30……タクトスイ
ツチ、32……ヒンジ部、33……突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも音量調整操作部を有するオーデイオ
    用電気機器であつて、 機器本体の筐体構成面のうち表示部および操作
    部が配置される面を、遮光性の金属シートに透光
    性の合成樹脂シートを被着し全体として可撓性を
    有する程度に薄く形成したラミネートシートによ
    り構成すると共に、金属シートが外面側になり合
    成樹脂シートが内面側になるようになし、 前記表示部は、表示すべき文字または形状に対
    応させて前記金属シートを部分的に除去し、この
    除去部分の前記合成樹脂シートを前記筐体内部に
    設けた光源により照明して透過光形表示するよう
    に構成され、 前記操作部は、前記筐体内部に設けた全て押圧
    で動作する操作部品の操作部分を前記合成樹脂シ
    ートに面接触させ、前記ラミネートシートを介し
    て各操作部品を外部から操作できるように構成さ
    れている ことを特徴とするオーデイオ用電気機器。
JP19755581U 1981-12-29 1981-12-29 電気機器における前面パネル Granted JPS58103167U (ja)

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JP19755581U JPS58103167U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 電気機器における前面パネル

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JPS58103167U JPS58103167U (ja) 1983-07-13
JPH0346519Y2 true JPH0346519Y2 (ja) 1991-10-01

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