JP5479234B2 - 操作装置および画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチスイッチを持つ操作装置およびこれを備えたを有する画像読取装置に関する。
特許文献1には画像読取部を備えた複合機が開示されている。この装置は、原稿読取面に置かれた原稿を読み取る読取部と、原稿読取面に対して開閉可能な原稿圧板とを備え、原稿圧板の上面に操作部(複数の入力キー)と表示器(LCDパネル)が設けられている。
特開2009−88759号公報
特許文献1のような多機能の機器は多数のスイッチを持つ操作部を有しており、使用者がスイッチの機能を容易に認識できるように図形とともに文字で機能を表示する場合がある。世界には種々の言語があるので、機器を出荷する国の言語に合った表示文字とする必要がある。ところが、ある国に出荷する予定で生産した機器を、組み立て後に別の言語国に出荷先が変更されることがある。その場合、操作部を分解して表示文字を所望の言語に変更する作業が発生する。予めこのような作業を見込んで、操作部の表示文字を容易に変更することができる構造とする工夫が望まれる。
通常、操作部のスイッチは、スイッチの機能を示す図形や文字などが混在しているが、言語が変わった場合に変更するのは文字だけでよい。つまり、変更すべき文字部分と変更の必要がない図形部分が混在する。本発明はこの点に着目したものである。本発明の目的は、変更する必要のない図形部分は表示部を分解することなく、変更を要する特定図形(文字列、数字列、その他図形など)のみを容易に変更することができる操作装置を実現することである。
本発明の操作装置は、スイッチを示す図形が形成されたパネルカバーを備えたカバー部材と、前記パネルカバーの前記図形が形成された位置に面する第1導光体と、前記第1導光体に対応して設けられた第1光源と、前記パネルカバーを通して表示するための特定図形が形成され、前記パネルカバーに面する第2導光体と、前記第2導光体に対応して設けられた第2光源と、前記第1導光体に対応した位置に設けられ、静電容量を検知することで前記パネルカバーに使用者がタッチしたか否かのスイッチング状態を検知するための電極と、少なくとも前記第1光源と前記電極が実装された基板と、前記第2導光体を取り外し可能に支持するとともに、前記カバー部材と結合されるベース部材とを有し、前記第1導光体は前記電極の位置で前記基板の上に支持され、且つ、前記第2導光体は前記基板の上には支持されずに前記ベース部材に支持されていることを特徴とする。
本発明によれば、操作装置が表示する特定図形を作業者が変更する際に、変更する必要のない図形の表示部を分解することなく、特定図形だけを容易に変更することができる。このため、短時間で且つ確実に作業を行うことができる。
実施形態の装置の構成を示す斜視図 電源OFF/ONでの操作パネルの表示状態を示す図 パネル部の構造図 静電容量式スイッチの断面図 組み立てに伴なうパネル基板の状態を説明するための図 表示文字の変更を説明するための図
以下、本発明の実施形態を説明する。本明細書においては、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機など、原稿を読み取るための画像読取部を有する装置を総称して「画像読取装置」というものとする。
図1は本発明の実施形態の画像読取装置の構成を示す斜視図である。図1(a)は画像読取部の原稿圧板を閉じた状態、図1(b)は原稿圧板を開けた状態を示す。装置の筐体には原稿読取面に置かれた原稿を読み取る読取部(フラットベッドスキャナ)、シートにプリントを行なう記録部、および装置全体を制御する制御部5が内蔵されている。読取部、記録部それぞれについては上述の特許文献1などで周知なので、ここでは詳細な説明を省略する。制御部5はCPU、メモリ、各種I/Oインターフェースを備えたコントローラボードを有する。装置の上部には原稿読取面2に対して原稿圧板6が開閉可能に設けられている。設置された装置は、図中の矢印Aの方向(正面側)から使用者によって操作される。
図1(a)において、原稿圧板6の上面にはパネル部1が配置されている。パネル部1には、表示ユニット4と各種の操作キー(入力スイッチ)が密集して設けられたパネルカバー11が設けられている。さらに電源ボタン111もパネルカバー11に設けられている。電源ボタン111を除く操作キーは静電容量式のタッチスイッチとなっている。静電容量式のタッチスイッチは、人の指をタッチ面に接触すると変化する静電容量を検知して入力となす方式のタッチスイッチである。その詳細構造と動作については後述する。
表示ユニット4には透明部材からなる表示窓4aが設けられている。表示ユニット4は、収納時は図1(a)のようにパネルカバー11の表面と一体の面を構成するように寝かせた状態である。表示ユニット4は、使用者の操作によって表示窓4aが装置手前(矢印A)に向けて立ち開くように回動可能である。つまり、表示ユニット4を寝かせた状態では表示窓4aの表示は上方から見ることができ、表示ユニット4を立てた状態では表示窓4aの表示は正面から見ることができる。電源ボタン111は、タクトスイッチなどの機械式接点のキー構造であり、電源OFFの状態で使用者が押圧すると装置ONに、逆に電源ONの状態で使用者が押圧すると装置OFFになる。
図1(b)において、原稿圧板6は2箇所のヒンジ8でフレーム9の奥側(正面の反対側)に回動可能に取り付けれている。原稿読取面2は透明のガラス板からなり、この上に原稿面を下向きにして原稿が置かれる。ガラス板はカバーによりフレーム9に取り付けられている。原稿読取面2の上の原稿を押さえつけて浮きを抑えるため、原稿圧板6の内側面には圧着シート7が取り付けられている。ヒンジ8と原稿圧板6との係合は上下方向に遊びを持っており、厚みのあるブック原稿にも対応することができる。
制御部5は、読取部と記録部の動作制御とともに、表示ユニット4の表示制御、タッチスイッチのスイッチ入力および表示制御など、装置全体の各種制御を司る。後述するように、制御部5は複数の動作モードの制御を行ない、動作モードに応じてタッチスイッチのバックライト(背後からの照明)の点灯と消灯の状態を変化させる。
図2は、画像読取装置の上面図であり、原稿圧板6の上面、パネルカバー11に設けられた操作パネル(操作装置)の表示状態を示す。図2(a)は電源OFFの状態であり、操作部の各種の操作キーは電源ボタン111、ジョグホイール101dを除いて使用者には見えなくなっている。図2(b)は電源ONですべての操作キーが点灯表示した状態である。点灯したキーは入力が有効状態となる。
この例では、操作キーは、ホームキー101b、1つ前の状態に戻すための戻るキー101c、モノクロコピーキー101h、カラーコピーキー101i、ストップキー101jなどである。モノクロコピーキー101hはモノクロコピーまたはモノクロ画像スキャンの動作開始を指示するキーであり、カラーコピーキー101iはカラーコピーまたはカラー画像スキャンの動作開始を指示するキーである。ストップキー101jはコピー動作またはスキャン動作の停止を支持するためのキーである。操作キーはさらに、表示ユニット4に表示される画面上の表示項目を選択するための3つのキーからなるファンクションキー101aを有する。
操作キーはさらに、表示ユニット4に表示される画面上のカーソルを上下左右に移動させるための4つの矢印キー101f、およびカーソル等を移動させるためのリング形状キーであるジョグホイール101dを有する。操作キーはさらに、選択を決定するためのOKキー101e、コピー枚数などの数値を設定するための“+”“−”キー101gを有する。これらの各操作キーは、各々が独立して点灯と消灯が可能なバックライトを備えた静電容量式のタッチスイッチとなっている。バックライトが点灯するとそのキー固有の図形(マーク)が表示されて使用者が視認することが可能となり、バックライトが消灯するとキーのマークは非表示となって使用者には視認できなくなる。
さらに、パネルカバー11には、静電容量式スイッチの機能は持たずに単に文字を表示する4つの文字表示部が設けられている。具体的には、文字表示部101k−1には、モノクロコピーキー101hまたはカラーコピーキー101iの両者に隣接した上方位置に設けられ、これらのキーが動作開始を指示する機能キーであることを使用者に知らしめるために「Start」と表示される。文字表示部101k−2には、ストップキー101jに隣接した上方位置に設けられ、ストップキー101jが動作停止を指示する機能キーであることを使用者に知らしめるために「Stop」と表示される。文字表示部101k−3は、モノクロコピーキー101hに隣接した下方位置に設けられ、モノクロコピーキー101hが黒インクだけを使用するモノクロモードでの動作を指示する機能キーであることを使用者に知らしめるために「BLACK」と表示される。文字表示部101k−4は、カラーコピーキー101iに隣接した下方位置に設けられ、カラーコピーキー101iがカラーモードでの動作を指示する機能キーであることを使用者に知らしめるために「COLOR」と表示される。ここでは、英語言語圏に出荷することを想定して英語で表示した例を示している(図6(a)参照)。例えば、日本国に出荷するのであれば、それぞれ「スタート」、「ストップ」、「ブラック」、「カラー」とカタカナ表示に変更される(図6(b)参照)。他の言語についても同様に変更可能である。変更の具体的な手法については後述する。これら4つの文字表示部は、光透過部で描かれた文字部分を背後から照明することで、パネルカバー11の文字が浮かび上がって使用者に視認されるものである。それぞれの文字表示部は独立して照明をON/OFFするように制御され、文字の表示/非表示が切り替わるようになっている。
図3はパネル部1の積層構造を示す分解斜視図である。パネル部1は表面(上面)から順に、パネルカバー11、接着体12、導光体群103A(第1導光体)、導光体群B(第2導光体)、接着体14、パネル基板15、ベース部材16を備えた積層構造となっている。全体は接着体12と接着体14で密着して一体構造物となっている。すなわち、パネルカバー11と導光体群103Aの間には透光性のシート状の接着体12(第1弾性体シート)が介在して両者の間を密着させる。同様に、パネル基板15と導光体群の間にはシート状の接着体14(第2弾性体シート)が介在して両者の間を密着させる。接着体14は透光性である必要はない。接着体12、14はいずれも非導電性の絶縁体材料からなる。パネルカバー11とベース部材16とは複数箇所でネジ等の結合手段によって結合されて、全体が実質的に一体物となっている。
パネルカバー11は透光性(透明または半透明)で継ぎ目のない1枚の板状部材であり、プラスチック材料(例えば、アクリル、ABS、PC、MBS、SBCなど)またはガラス材料からなる。導光体群103A、103Bも透明のプラスチック材料またはガラス材料からなる。接着体12および接着体14はそれぞれ、複数の電極に対して共通の分割されていない1枚のシートである。細かく分割されていない1枚のシートなので操作パネルの組み立てが容易になる。
組み立ての際には、パネルカバー11と導光体群103Aとはシート状の接着体12によって隙間なく完全に密着することが求められる。なぜなら、完全に密着せずに誘電率が低い空気層が介在してしまうと、静電容量変化の検知が不安定となって静電容量式スイッチとしての信頼性が劣化するためである。さらに、後の導光体の交換やメンテナンスのためにパネルカバー11を剥がす分解作業を考慮すると、いったん密着させた後にも糊を残さずに剥がしやすいことが求められる。密着性の高さと剥がしやすさの2つの特性を両立させるために、接着体12は接着剤を使わずに粘着性が得られる自己粘着性の弾性体シートを用いる。このような弾性体シートとしては、例えばゲルシートが好適である。導光体群103Aとパネル基板15(複数の電極の表面)とを密着させる接着体14にも同様の特性が求められるので、接着体14にも自己粘着性をもつ弾性体シート、例えばゲルシートを用いる。なお、接着体12、接着体14の両方ではなく一方のみをゲルシートとしてもよい。また、ゲルシートの替わりに、同様の自己粘着性と弾性を有する材質のシートを用いてもよい。また、剥がすときに破れ難い両面テープ、例えばポリエチレンテレフタラート(PTE)を基材とする両面テープを弾性体シートとして用いてもよい。
図4はストップキー101jと文字表示部101k−2の部位における断面構造を示す図である。最初にストップキー101jの部位の構造について説明する。
パネルカバー11の裏面側の面には黒インクの印刷によって遮光層101pが形成されている。ストップキー101jの直下には、遮光層101pには部分的に黒インク印刷されていない所定形状の光透過部を持つ透過図形部が形成されている。透過図形部は上面から見ると意味のある図形となっており、この例では、図2(b)のストップキー101jのように、ストップを意味する図形とその周りを矩形の線で囲んだ図形となっている。パネルカバー11は透光性なので、透過図形部を光源と導光体からなるバックライトで背後(下)から照明すれば図形を使用者に視認させることができる。バックライトを消灯すると図形は黒くなるので図形は視認されない。発明者らの実験によると、パネルカバー11は、半透過性のグレースモークの材質とすると、バックライト消灯時には透過図形部が非常に視認し難く事実上不可視となり、図形表示ON/OFFのコントラストを高めることができる。パネルカバー11は一枚の板体からなるので、バックライトが消灯されたら、電源ボタン111、ジョグホイール101d、OKキー101eを除いてスイッチは存在感がなくなり、使用者に混乱を与えることなく且つ美観上も好ましい。
パネル基板15には、導光体103jの側面から光を入射させるための光源106iが実装されている。光源106iはLEDやOLEDなどの半導体光源である。光源106iの光の射出方向はパネル面に対して水平な方向で且つ導光体103jに対して導光体103jの側面から光が入射される方向である。光源106iが点灯すると、導光体103jに拡散光束が入射する。入射した拡散光束は導光体103jの中で反射を繰り返して伝播する。導光体103jの下面には白塗料の塗布によって拡散面が形成されている。拡散面に当たった光は拡散反射して一部は上方向(矢印方向)に拡散する。この光の一部は透過図形部から外部に射出され残りは遮光層101pでは遮られ、図形として使用者に視認される。このように、光源と導光体とでバックライトが構成されている。
パネル基板15には、パネルカバー11表面の指先Fのタッチ位置の直下に、ストップキー101jのスイッチング状態の検知のため1つの電極105が実装されている。さらに、パネル基板15には各電極に電気接続された信号処理回路(プロセッサを含む)が実装されている。信号処理回路は、電極で検出した静電容量変化をデジタルデータに変換し信号処理によってスイッチング状態(タッチの有無)をON/OFFとして判定する。パネルカバー11にタッチした使用者の指先Fと電極105との間は一種のコンデンサとなって、指先Fがパネルカバー11の表面に触れると静電容量が変化する。信号処理回路は、電極105によって静電容量の変化を検知することでタッチの有無を検知する。タッチスイッチの入力を有効にした場合には、電極による検知される静電容量が所定の閾値を越えたらスイッチ入力された(スイッチON)と判断する。一方、タッチスイッチの入力を無効にした場合には、電極による静電容量の検出を無視するまたは上記所定の閾値を高くする。パネル基板15には、電極105の位置に貫通孔107が形成されており、接着体14で広い面積を密着させる際には貫通孔107から空気が逃げて、接着体14と電極表面との間に空気層ができにくい。このように、接着体14に密着性の高いゲルシートを採用するとともパネル基板15に貫通孔を設けたことの相乗効果で操作パネル組み立ての際に空気層が入り込みにくくなっている。なお、貫通孔107は電極105を貫通せずに、電極105の近傍に位置するようにしてもよい。
次に、文字表示部101k−2の部位の構造について説明する。文字表示部101k−2の直下にはパネル基板15は存在せず、導光体103k−2がベース部材16によって支持されている。すなわち、パネル基板15には貫通孔が形成され、導光体103k−2は貫通孔を通してベース部材16の突起の上に支持されている。図5(a)に示すように、パネル基板15には4ヶ所の貫通孔105a、105b、105c、105dが形成されている。
導光体103k−2はベース部材16の突起の上に粘着性を有するシートである接着体103qを介して密着している。接着体103qの粘着力は、後の交換作業で容易に剥がすことができる程度の力である。導光体103lはその表面が遮光層103pとなっており、遮光層103pには光透過部で「Stop」の文字で描かれている。なお、シート状の接着体12は文字表示部101k−2の直下では孔部として抜けている。文字表示部101k−2は文字を表示するだけで静電スイッチの機能はないため、パネルカバー11と隙間なく密着している必要はなく、導光体103k−2はパネルカバー11の裏面に軽く接触もしくは非接触で近接していればよい。
導光体103k−2の側面から光を入射させて光透過部の文字を背後から照明するため、光源106lがパネル基板15に実装されている。光源106lは光源106iと同じくLEDやOLEDなどの半導体光源である。光源106lが発光すると導光体103k−2の側面から光が入射し、導光体103k−2の下面に形成された拡散面で拡散して、導光体103k−2の上面に形成された光透過部の文字を背後から照明する。これにより、パネルカバー11に使用者が視認可能に文字が表示される。上述したように、パネルカバー11は半透過性のグレースモークの材質であり、バックライト消灯時には文字が非常に視認し難く事実上不可視となる。
導光体103jだけでなく、スイッチ部を照明する複数の導光体103a〜103jはすべてパネル基板15に支持されている。また、文字表示部101k−2だけでなく、他の文字表示部101k−1、101k−3、101k−4についても、対応する導光体103k−1、103k−3、103k−4はそれぞれ、上述と同じ構造でベース部材16に支持されている。本明細書では、スイッチ部を照明する複数の導光体103a〜103jをひとまとめに第1導光体と呼び、文字表示部の複数の導光体103k−1〜103k−4をひとまとめに第2導光体と呼ぶ。このように、スイッチ部を照明する第1導光体はパネル基板15の上に直接支持されるのに対して、非スイッチ部(文字表示部)を照明する第2導光体はパネル基板15の上には直接支持されずに、ベース部材16でパネル基板15とは独立して支持されている。
また、パネル基板15には、第1導光体を照明する複数の光源(第1光源)、第2導光体を照明する複数の光源(第2光源)、静電容量を検知する複数の電極がすべて実装されている。これにより、1つの基板上に電気系統を纏めて電気ケーブルを減らすことができるので高密度な実装を可能とする。なお、第2導光体を照明する光源(光源106lなど)はパネル基板15ではなく別の基板に実装するようにしてもよい。
図3および図4を用いて、パネル部1の組み立てと分解の手順について説明する。作業者の組み立て手順は次のとおりである。
最初に、電極、光源、回路部品などが予め実装されたパネル基板15を用意する。図5(a)は用意されたパネル基板15の上面図である。次いで、作業者はパネル基板15の上の所定の位置に接着体14を貼り付けて、その上に導光体群103A(第1導光体)をそれぞれ所定の位置に置いて上から押さえつけて密着させる。接着体14を介して、複数の電極それぞれと対応する導光体の下面とが空気層が介在することなく密着する。図5(b)は導光体群103A(導光体103a〜103j)が取り付けられた状態でのパネル基板15の上面図である。
次いで、作業者は導光体を取り付けけられたパネル基板15をカバー部材13に取り付ける。取り付けは、接着体14の表面の一部にカバー部材13の裏面側の一部が密着して両者が接合される。カバー部材13には、パネル基板15上に配列された第1導光体のぞれぞれと係合する複数の貫通孔が形成されており、パネル基板15をカバー部材13に取り付けると各導光体の頭部が貫通孔にはめ込まれて係合する。各導光体の頭部とカバー部材の表面が同一面(同一の高さ)となるように、カバー部材13の板厚が設定されている。
一方で、ベース部材16と導光体群103Bを別途用意する。導光体群103Bには、選択された言語による文字が予め形成されているものとする。作業者はベース部材16の4箇所の突起部に、接着体103qを介して第2導光体をそれぞれ置いて上から押さえつけることで密着させる。
作業者は、こうしてそれぞれ組み立てた、カバー部材13とパネル基板15の一体物と、ベース部材16とを接合する。接合には複数箇所でネジ止め、スナップフィット、両面テープでの張り合わせ等、後に非破壊で分解できる接合手法により行う。図6(a)はカバー部材13とベース部材16を接合した状態を上方から見た上面図である。パネル基板15に形成されている4ヶ所の貫通孔105a、105b、105c、105dそれぞれに、ベース部材に支持された導光体103k−1、103k−2、103k−3,103k−4が嵌め込まれて係合する。さらに、カバー部材13にも、導光体103k−1、103k−2、103k−3,103k−4と係合する貫通孔が設けられている。そのため、カバー部材13を上方から見たときに、図6(a)のように、貫通孔を通して導光体の頭部に形成された文字を読み取ることができる。
最後に、作業者はカバー部材13とベース部材16が接合された状態で、カバー部材13上の所定の位置に、接着体12を介してパネルカバー11を接着固定する。こうして、パネル部1の組み立てが完了する。完成したパネル部1は表示ユニット4と共に原稿圧板6の上面に取り付けられる。
組み立てした後に、出荷先の変更あるいは表示内容の変更などの事由により、文字表示部の表示文字を変更する場合がある。この場合の作業手順は次のとおりである。
最初に、作業者は原稿圧板6からパネル部1を取り外す。そして、取り外したパネル部1のカバー部材13とベース部材16との接合手段の接合を外して、カバー部材13とベース部材16とを分離させる。分離されたカバー部材13の側には導光体群103A(第1導光体)を含むパネル基板15、およびパネルカバー11がなんら分解されることなく付随する。一方、ベース部材16の側には導光体群103B(第2導光体)が支持されたまま付随する。つまり、第2導光体はパネル基板15とは独立してベース部材16に支持されているため、ベース部材16に支持されたままカバー部材13には第2導光体が付随するのである。
作業者は、ベース部材16に接着体103qを介して支持されている導光体群103Bを剥がして、別の所望の言語の文字で標記された第2導光体に付け替える。そして、再びカバー部材13とベース部材16とを接合して元に戻す。このように、文字表示部の文字を変更する場合には、変更する必要のないカバー部材13の側の図形部分の表示部や静電スイッチを分解することなく、文字部分のみを容易に変更することができる。図6(b)は文字を日本語に変更した状態を示す。なお、文字の言語を変更する場合に限らず、文字の内容を変更する場合にも同様にして第2導光体だけを交換すればよい。
仮に、導光体群103Bが導光体群103Aと同様にパネル基板15の上に直接支持されている構成にすると、文字表示のための導光体群103Bを交換するためには、カバー部材13の側を分解しなければならなくなる。すなわち、パネルカバー11をカバー部材13から剥がして、次いでパネル基板15をカバー部材13から引き剥がす必要がある。引き剥がしには大きな力が必要なので、デリケートな電子部品が実装されたパネル基板15が損傷を受ける畏れがある。また、パネルカバー11と導光体群103Aとは接着体12により接着しているため、パネルカバー11または導光体103に粘着剤の剥がし跡が残る可能性がある。その場合は、剥がし跡が残ったパネルカバーまたは導光体は廃却処分にするか、もしくは剥がし跡をクリーニングして再利用する必要がある。本実施形態によれば、このような問題を未然に解決するものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、作業者が操作装置の表示文字を変更する際に、変更する必要のない図形の表示部を分解することなく、表示文字だけを容易に変更することができる。このため、短時間で且つ確実に作業を行うことができる。なお、所望の言語の文字に交換する形態に限らず、特定図形(文字列、数字列、その他図形など)を交換可能にしたい場合もあり得る。その場合は、第2導光体に特定図形を形成するようにすればよい。
1 パネル部
11 パネルカバー
12 接着体
13 カバー部材
14 接着体
15 パネル基板
16 ベース部材
103A 導光体群(第1導光体)
103B 導光体群(第2導光体)

Claims (9)

  1. スイッチを示す図形が形成されたパネルカバーを備えたカバー部材と、
    前記パネルカバーの前記図形が形成された位置に面する第1導光体と、
    前記第1導光体に対応して設けられた第1光源と、
    前記パネルカバーを通して表示するための特定図形が形成され、前記パネルカバーに面する第2導光体と、
    前記第2導光体に対応して設けられた第2光源と、
    前記第1導光体に対応した位置に設けられ、静電容量を検知することで前記パネルカバーに使用者がタッチしたか否かのスイッチング状態を検知するための電極と、
    少なくとも前記第1光源と前記電極が実装された基板と、
    前記第2導光体を取り外し可能に支持するとともに、前記カバー部材と結合されるベース部材と、を有し、
    前記第1導光体は前記電極の位置で前記基板の上に支持され、且つ、前記第2導光体は前記基板の上には支持されずに前記ベース部材に支持されていることを特徴とする操作装置。
  2. 前記基板には貫通孔が形成され、前記第2導光体は前記貫通孔を通して前記ベース部材に支持されていることを特徴とする、請求項1記載の操作装置。
  3. 前記第2導光体は前記ベース部材に接着体で接着され、且つ前記導光体と前記パネルカバーとは接着されていないことを特徴とする、請求項1または2記載の操作装置。
  4. 前記特定図形は所望の言語による文字であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の操作装置。
  5. 前記パネルカバーと前記第1導光体とは透光性で非導電性のシート状の第1接着体を介して密着しており、前記第1導光体と前記電極とは非導電性のシート状の第2接着体を介して密着してていることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の操作装置。
  6. 前記第1接着体は自己粘着性を持つゲルシートであることを特徴とする、請求項5記載の操作装置。
  7. 前記基板には前記電極の近傍に貫通孔が形成されていることを特徴とする、請求項5または6記載の操作装置。
  8. 前記パネルカバーは半透過性のグレースモークの材質であることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の操作装置。
  9. 原稿読取面に置かれた原稿を読み取る読取部と、
    前記原稿読取面に対して開閉可能な原稿圧板と、
    前記原稿圧板の上面に設けられた、請求項1から6のいずれかに記載の操作装置と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
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