JP2008052430A - 車載器 - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆる多機能ICカードを車載器へ装着したままでありながら、所定の機能の使用時の利便性を損なわないようにすることのできる車載器を提供する。
【解決手段】電源ON後にICカード2が挿入されると、ICカード2の活性化(B2)・種別判定(B3)・認証(B4)・情報読出(B5)・ETC利用可能通知(B6)を行うため、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。その後、ETC決済処理以外でICカード2へのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行した場合には、ICカードを利用したことを記憶しておき、アプリケーション処理終了後にICカード2の再活性化・再認証・情報再読出・ETC利用可能通知を実行する。これによって、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。
【選択図】 図2

Description

例えばETCシステム(Electronic Toll Collection system:自動料金収受システム)において使用される車載器に関し、特にETC機能を含む複数のアプリケーションに対応可能な車載器に関する。
従来、日本国内のETCシステムは、路上に設置された路上機と双方向無線通信により料金収受を行うETC車載器とそれを決済するための料金決済用情報が記憶されたICカード(いわゆるETCカード)とで構成されている。
ETCシステムでは、ETC決済に必要な情報が記録されたICカードを、予め車両情報が登録された車載器に挿入して用いるものであり、車両が有料道路の出口料金所あるいは入口料金所に差しかかったときに、料金所に設置された路上機が無線アンテナを通じて車載器及びICカードの情報を無線通信で読み出し、その車両に対する通行料金の決済を自動的に行うものである。
一方、ETC以外の決済機能を有したいわゆるクレジットカードについても、従来の磁気カードに代わってICチップを搭載したICカードが普及してきている。このクレジット決済機能を内蔵したICカードをクレジット決済に対応した車載器に装着し、車載装置が外部との無線通信を利用してICカードとの認証及び決済処理を行うことで、駐車場でのクレジット決済を行うサービスも開始されてきている。
これらETC機能を含む複数のアプリケーションに対応可能な車載器もある(例えば特許文献1参照。)。このような車載器においては、ユーザがETCシステムを利用する場合はETC機能をもつICカードを挿入し、ETC以外の例えば前記駐車場決済においては、クレジット決済機能をもつICカードを車載器に挿入するというように、ユーザの差し替え操作によって使い分けをすることができる。
しかし、このような差し替え操作が必要になるため、例えばETCゲートの直前でユーザが気づき、ETC機能をもつICカードを挿入するという場面が想定される。その場合には、運転動作の妨げになると共に、ICカードとの認証が完了する前にETCゲートに進入すると正常に課金処理ができない事態も懸念される。ICカードを挿入してからETC決済処理が実行可能になるまで、数秒から10秒程度要するのが現実である。
そのため、例えば特許文献2に開示されているように、ICカードの入れ替えをしなくてもよいように、ETCの決済機能と、ETC以外の例えば前記クレジット決済機能を共に内蔵した、いわゆる多機能ICカードも考えられている。この多機能ICカードの普及によって、ユーザが保有するカード枚数を減らすと共に、カード会社が発行するカード枚数を減らすことが期待されている。
特許文献2の図3、図4や段落0025の記載からも分かるように、特許文献2に開示された発明では、どのようなアプリケーションプログラムが行われた場合でも、最終的には必ず、車載器に記憶されている実行優先度情報で定められた最優先実行アプリケーションプログラムを実行してから、多機能ICカードを車載器から排出している。これによって、次回にICカードが使用される場合でも、車載器側で設定されたETC用のアプリケーションプログラムが短時間で起動できるようにしている
特開2004−62468号公報 特開2006−119946号公報
しかしながら、特許文献2に開示された発明では、多機能ICカードを車載器から排出する前にETCシステム用のアプリケーションプログラムを実行してから終了するという工夫であり、次回の多機能ICカード使用時における便宜しか図っていない。
そのため、多機能ICカードを車載器に装着したままで、駐車場でのクレジット決済を行い、その後ETCサービスによる決済を行う、といったケースには対応できない。しかし、特許文献2に開示された発明におけるメリットを享受しようとした場合には、必ず多機能ICカードを一旦排出させる必要がある。それはつまり、再度の多機能ICカードの挿入(装着)をユーザに強制することとなり、ユーザの挿入操作が遅れた場合には上記メリットを享受できない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、いわゆる多機能ICカードを車載器へ装着したままでありながら、所定の機能の使用時の利便性を損なわないようにすることのできる車載器を提供することを目的とする。
本発明の車載器(1。以下同様に実施形態における構成要素の符号を括弧内に示す。)は、外部装置(3)との間で通信を行うための通信手段(11)と、ICカード(2)が挿抜可能なICカードコネクタ(15)と、ICカードコネクタ(15)に挿入されたICカード(2)から情報を取得する情報取得手段(14)と、通信手段(11)を介して外部装置(3)との間で通信を行い、情報取得手段(14)によって取得した情報に基づき少なくともICカード認証処理が必要な所定の最優先アプリケーション処理を含む複数のアプリケーション処理に対応する各種制御を実行する制御手段(13)と、ICカードへのアクセスが発生したか否かの情報を記憶する記憶手段(17)と、を備えている。
そして制御手段(13)は、次のような制御を行う。
(a)電源供給状態でICカードコネクタへICカードが挿入された場合にはその挿入時に、ICカードコネクタへICカードが挿入されている状態で電源供給が開始された場合にはその電源供給開始時に、ICカードを活性化した後、挿入されているICカードが最優先アプリケーション処理に対応するものか否か判定し、最優先アプリケーションに対応する場合には、少なくともその最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行する。
外部装置には路上機(3)を含めることが考えられる。また、最優先アプリケーション処理としては、例えばETCシステム(Electronic Toll Collection system:自動料金収受システム)における決済処理(ETC決済処理と称す。)が挙げられる。以下、理解を容易にするため、最優先アプリケーション処理の具体例としてETC決済処理を例に挙げて説明する。この(a)に示す制御を行っておくことにより、少なくとも認証処理までは終了した状態となっているため、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。
(b)その後、前記最優先アプリケーション処理以外で前記ICカードへのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行した場合には、前記ICカードへのアクセスが発生した旨を前記記憶手段へ記憶する。
(c)そして、最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理に基づく制御が終了した場合には、記憶手段の記憶内容に基づき当該アプリケーション処理においてICカードへのアクセスが発生したか否か判定し、ICカードへのアクセスが発生した場合には、ICカードの再活性化を行った後、少なくとも最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行する。
この(c)に示す制御を行っておくことにより、少なくとも認証処理までは終了した状態となっているため、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。
このように、本発明の車載器によれば、いわゆる多機能ICカードを車載器へ装着したままでありながら、最優先アプリケーション処理(例えばETC決済処理)機能の使用時の利便性を損なわないようにすることができる。
ところで、ユーザとしては、最優先アプリケーション処理が実行可能な状態なのかそうでないのかも関心事の1つである。そこで、それらをユーザへ報知するようにするとよい。
例えば、制御手段が、少なくとも最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行して、最優先アプリケーション処理が実行可能な状態になった場合には、ユーザへ報知可能な報知部(18,23あるいはナビゲーション装置5の表示部やスピーカ)を介して、最優先アプリケーション処理が実行可能な状態である旨を報知することが考えられる。また、制御手段が、最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理を実行する際には、ユーザへ報知可能な報知部を介して、最優先アプリケーション処理が実行不可能な状態である旨を報知することが考えられる。
また、最優先アプリケーション処理以外でICカードへのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行する場合、制御手段が、一旦ICカードを非活性化して再度活性化した後で実行することが考えられる。上記(a)のように、最優先アプリケーション処理の具体例としてのETC決済処理を即座に実行可能な状態にしておいた場合、情報取得手段(14)はETC決済処理に必要な情報へアクセス可能な状態となっている。その状態でETC決済処理以外のアプリケーション処理を実行する場合も当然ながらあるが、情報取得手段(14)は、路上機など外部装置(3)からの指示によってETC決済処理に必要な情報を取得可能なため、何ら対処をしないと、情報の漏洩につながる。そこで本発明の車載器においては、ETC決済処理以外のアプリケーション処理を実行する場合には、一旦ICカードを非活性化して再度活性化した後で実行するようにしている。これによって、ETC決済処理に必要な情報の漏洩を防止できる。
一方、最優先アプリケーション処理以外でICカードへのアクセスが発生しないアプリケーション処理を実行する場合には、制御手段が次のような制御を行えばよい。つまり、ICカードの非活性化は行わずに活性化状態を維持させるのである。
ICカードへのアクセスが発生しないのであれば、ICカード内の情報の漏洩の心配がないため、非活性化させる必要性が低い。そこで、活性化は行わずに活性化状態を維持させておけば、それ以前に認証処理を行っているため、再度認証する必要がない。したがって、最優先アプリケーション処理が実行可能になるまでの時間短縮には有効である。
そして、最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理に基づく制御が終了してICカードへのアクセスが発生しなかったと判定した場合には、ICカードの活性化状態が継続し且つ最優先アプリケーション処理に基づく認証処理が維持されていると扱い、ユーザへ報知可能な報知部を介して、最優先アプリケーション処理が実行可能な状態である旨を報知することが考えられる。
最優先アプリケーション処理の一例としては、上述のようにETCシステムにおける決済処理が考えられる。ETC決済処理の場合、ICカードコネクタにICカードを挿入してからETC決済処理が実行可能になるまで、数秒から10秒程度要するのが現実である。したがって、このような処理を即座に実行可能な状態にしておくことは有効である。
もちろん、それ以外であっても、少なくともICカード認証処理が必要なアプリケーション処理を、最優先アプリケーション処理としてもよい。
なお、上述の制御手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。このようなプログラムの場合、例えば、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として本プログラムを記録しておき、ROMあるいはバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いても良い。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[車載器1の説明]
本実施形態の車載器1について、図1を参照して説明する。図1は、車載器1、ICカード2、路上機3の概略構成を示す説明図である。
(車載器1及び路上機3について)
車載器1は、図1に示すように、無線部11、電源部12、全体制御部13、ICカード制御部14、ICカードコネクタ15、記憶部17、表示部18、入力操作部19、外部機器接続部20、スピーカ23を備えている。
無線部11は、周知の通信回路及びアンテナによって構成されている。そして、路上機3との間で無線通信を実行する。
なお、路上機3は、例えば有料道路の料金所などに設置されたETCシステム用の料金決済(ETC決済)用の路上機、そのETC決済用の路上機よりも進行方向手前に設置された予告用の路上機、カード確認用の路上機、あるいは駐車場の出口などに設置されたクレジット決済用の路上機などである。
予告用の路上機やカード確認用の路上機は、それぞれ、ETCシステムにおける「予告アンテナ」、「お知らせアンテナ」などと呼ばれている。予告用の路上機はETC車線の利用可否を案内するものであり、カード確認用の路上機は、ETCカードの挿入忘れに対する注意喚起をするためのものである。また、駐車場の出口などに設置されたクレジット決済用の路上機は、駐車料金をクレジットカードによって決済するための路上機である。
これら料金決済用の路上機、予告用の路上機、カード確認用の路上機、クレジット決済用の路上機は、路上機としての基本的な構成(制御部と無線部等を備える。)は同じであるため、路上機としては同じ符号を付す。そして、修飾説明によって区別することとする。つまり、ETC決済用の路上機3、予告用の路上機3、カード確認用の路上機3、クレジット決済用の路上機3と表す。
電源部12は、車載バッテリBTと接続されており、車載器1内の各部に対して電源供給を行うためのものである。
全体制御部13は、図示しない周知のCPU,ROM,RAM,入出力回路であるI/Oおよびこれらの構成を接続するバスライン、入力操作からの信号の処理を行なう信号処理回路、表示部18を制御するための信号出力回路等を備えている。CPUは、ROMおよびRAMに記憶された制御プログラムおよびデータにより制御を行なう。ROMは、プログラム格納領域とデータ記憶領域とを有している。プログラム格納領域には制御プログラムが格納され、データ記憶領域には制御プログラムの動作に必要なデータが格納されている。また、制御プログラムは、RAM上にてワークメモリを作業領域とする形で動作する。
そして全体制御部13は、無線部11、ICカード制御部14、記憶部17、表示部18、入力操作部19、外部機器接続部20、スピーカ23と接続されており、無線部11にて受信した受信信号を信号処理によって受信データに変換したり、送信データを信号処理によって送信信号へ変換したり、送受信データや記憶部17から読み出したデータ等を基にして演算処理を行い、ETC車載器の初期設定処理(セットアップ情報の書き込み処理)やETCシステムにおける料金収受処理等を実行する。また、ICカード制御部14を介して入力したICカードの情報(ETC決済処理に必要な情報)を用いて各種処理を実行する。
また、全体制御部13は、イグニッションスイッチ7のオン・オフ状態を検知可能に構成されている。
ICカード制御部14は、ICカード2の情報をICカードコネクタ15を介して読み取ったり書き込んだりする処理を行う、いわゆるカードリーダライタ機能を有している。
ICカードコネクタ15は、ICカード2を挿抜可能に構成されており、ICカード制御部14は、ICカード2をICカードコネクタ15に挿入したことや、ICカードコネクタ15からICカード2が引き抜かれたことを検知することができるように構成されている。
記憶部17は、記憶・読み出し可能な周知のフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成されている。
表示部18及びスピーカ23は、機器の状態やETCシステムにおける料金決済などの情報などをユーザに報知するためのものである。
入力操作部19は、各種ボタン等を備え、ユーザが各種操作指示やデータ入力するために用いられるものである。
外部機器接続部20は、例えばナビゲーション装置5など、車両に搭載された他の処理装置と接続して、データ通信を行うためのものである。
(ICカード2について)
次に、ICカード2について説明する。
ICカード2には、情報を記憶・読み出し可能な不揮発メモリで構成される記憶部22、車載器1のICカードコネクタ15を介してICカード制御部14との間でデータのやり取りを行ったり、記憶部22を制御する制御部21などを備えている。
記憶部22には、ETC決済処理や駐車場決済処理などを含む複数のアプリケーション処理のためのプログラムが記憶されている。つまり、本ICカード2は、例えば従前ETCカードと称されているICカードが備えているETC決済機能に加えて、クレジットカードと称されているICカードが備えているクレジット決済機能など複数の機能を1つのICカードにまとめたような、いわゆる多機能ICカードと称されるものである。
また、記憶部22には、クレジットにおける契約の有効期限等を含む契約情報、有料道路の利用料金を引き落とすための決済情報なども記憶されている。また、この記憶部22には、ICカード2を特定するためのICカード識別情報(カードID)も予め記憶されている。
例えばETC決済処理を実行する際には、このICカード2から読み出した情報は、車両が料金所ゲートを通過する際に、路上機3へ車載器情報の一部として送信され、この応答として返信されてきたゲート通過時刻、料金所ゲートを特定するためのゲート番号等の料金所情報、車両の車種等の利用履歴情報が記憶部22に記憶される。
車載器1にICカード2が装着されると、ICカード内部の情報が車載器1に読み込まれる。この情報は、無線通信時に車載器1に予め登録されている車両の情報と共に車載器情報として送信される。車載器1は、有料道路の料金所の入口あるいは出口に設置されている料金決済用の路上機3と無線通信を行ない通行料金の算出を行なう。
一方、上述した予告用の路上機3と無線通信した場合には、その予告用の路上機3から入手した情報に基づき、表示部18やスピーカ23を介してETC車線の利用可否を利用者へ案内する。また、カード確認用の路上機3と無線通信した場合には、カード確認用の路上機3へカード情報を送信する。
また、駐車場の出口などに設置されたクレジット決済用の路上機3と無線通信した場合には、クレジット決済用の路上機3からの指示に従い、車載器1はICカード2からクレジット決済に必要なカード情報を取得する。読み出したカード情報を無線通信によってクレジット決済用の路上機に送信し、クレジット決済処理を行う。
[車載器1の作動説明]
次に、本実施形態の車載器1の作動について説明する。
図2及び図3は、無線通信によりICカードサービスを利用した場合の作動例(再活性化、再認証あり)を示すシーケンス図であり、図4は、無線通信によりICカードサービスを利用しなかった場合の作動例(再活性化、再認証なし)を示すシーケンス図である。また、図5は、路上機3とETC以外の無線通信を行った後に車載器1にて実行される処理を示すフローチャートである。以下、順番に説明していく。
(1)無線通信によりICカードサービスを利用した場合の作動例
図示しないイグニッションスイッチ7がオンされると、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)される(B1)。
そして、ユーザによってICカード2がICカードコネクタ15に挿入されると(D1)、ICカード2の活性化を行い(B2)、ICカード2からカード情報(ここではカード種別情報)を取得してカード種別の判定を行う(B3)。ここでは、上述のようにETC決済を含み、さらに駐車場決済など複数のアプリケーション処理に対応した、いわゆる多機能ICカードであるとして話を進める。
そして、ICカード2との間でやりとりをしてカード認証を行い(B4)、認証成功であればICカード2においてアクセス制限のあるカード情報へのアクセス許可設定がなされる(C1)。そして車載器1は、ICカード2からカード情報(例えば決済情報など)を読み出す(B5)。この処理によってETC決済が可能な状態になるため、ETCの利用が可能である旨を通知する制御を行う(B6)。
この通知制御にしたがって、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用可能通知を行う(D2)。もちろん、表示又は音声に何れか一方での通知でも良いが、本実施形態では、表示及び音声の両方で通知している。
なお、現在、一般ユーザに使用されている車載器3においては、ICカード2をICカードコネクタ15に挿入した時点からETCが利用可能である旨の通知がなされるまでは、例えば数秒〜10秒程度の時間を要するものが多い。
こうしてETC決済が可能な状態になった後、実際にETC決済用の路上機3と無線通信した場合には、周知のETC決済処理を実行する。本発明は、ETC決済以外のアプリケーション処理を実行した場合の対処に特徴があるため、このETC決済処理については詳しく説明しない。
ETC決済が可能な状態になった後で、ETC決済用の路上機3以外の路上機3と無線通信を開始した場合について説明する。なお、クレジット決済用の路上機3のようにETCアプリケーションを使用しない路上機3と無線通信を開始したか否かは、路上機3からの無線通信に含まれるアプリケーションID(AID)にて識別することができる。
この場合、車載器1はまず、ETCの利用が不可能になった旨を通知する制御を行う(B7)。この通知制御にしたがって、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用不可通知を行う(D3)。
その後、例えばICカード2を使用しないサービス(単に車載器1と路上機3とがデータ通信を行うようなケース)を行う場合には(A1)、車載器1はそのサービスに対応した処理(例えばデータ通信)を行う(B8)。
その後、ICカード2を使用するサービス(例えば駐車場の出口などに設置されたクレジット決済用の路上機3との間で行うクレジット決済)を行う場合には、路上機3からICカード2の利用開始処理がなされる(A2)、路上機3からの利用開始要求を受信した車載器1は、まずICカード2の非活性化を行う(B9)。これによって上述のICカード認証(B4)によってなされたICカード2へのアクセス許可設定はキャンセルされ、ICカード2へのアクセス禁止設定がなされる(C2)。この処理によって、路上機3はETC決済に必要な情報へのアクセスができなくなる。
このように、一旦ICカード2を非活性化させた後、車載器1はICカード2を再度活性化させる(B10)。
この状態で、路上機3がICカード要求サービスに関する処理を行うと(A3)、路上機3から車載器1へ要求コマンドが送信され、その要求コマンドを受信した車載器1は要求コマンドに対応する処理を行う(B11)。車載器1からICカード2に対してICカードコマンドが発行されると、ICカード2からICカード応答データが回答される。この応答データを受け取った車載器1は、その応答データに対応する処理を行う(B12)。車載器1から路上機3へ応答コマンドが送信され、その応答コマンドを受け取った路上機3はICカード応答サービスを行う(A4)。
このような処理によって、路上機3は車載器1を介してICカード2へのアクセスが可能となり、クレジット決済が可能となる。一方、車載器1はクレジット決済処理を自身が持たなくてもよいことになる。
このような路上機3と車載器1との一連の無線通信が終了した後の処理を、図3を参照して説明する。
無線通信が終了すると、車載器1は、ICカード2の利用判定を行う(B13)。この利用判定は、例えば図2のB9でのICカード非活性化において、「再認証要」を示すフラグを立て、そのフラグの状態に基づいてこのB13での利用判定を行うことが考えられる。このフラグは記憶部17に記憶しておく。
図3に示す場合はICカード2を利用したケースなので、ICカード2の再活性化を行い(B14)、ICカード2の再認証を行う(B15)。この再認証処理は、ICカード2の挿入時と同等の処理が必要となるが、例えばICカード2の種別はすでに判定したETC決済機能ありという結果を使用すればよく、また、ICカード2の挿入時に読み出した決済情報などもそのまま使用することで、ETCが利用可能な状態となるまでの時間を短縮することが可能となる。この時間の短縮は、ユーザにとってはメリットが多い。
認証成功であればICカード2においてアクセス許可設定がなされ(C3)、車載器1は、ICカード2からカード情報(例えば決済情報など)を読み出す(B16)。この処理によってETC決済が可能な状態になるため、ETCの利用が可能である旨を通知する制御を行う(B17)。この通知制御にしたがって、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用可能通知を行う(D4)。
(2)無線通信によりICカードサービスを利用しなかった場合の作動例
図4に示すB1〜B6,C1,D1,D2に示す処理は、図2に示す処理と同じ内容であるため、説明を省略する。
ETC決済が可能な状態になった後で、クレジット決済用の路上機3のようにETCアプリケーションを使用しない路上機3と無線通信を開始した場合について説明する。
車載器1が、まず、ETCの利用が不可能になった旨を通知する制御を行う(B7)。この通知制御にしたがって、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用不可通知を行う(D3)。これらの処理は図2に示す処理と同様である。
その後、車載器1にてデータ通信サービスに関する処理が実行され(A21)、車載器1はそのサービスに対応した処理(データ通信)を行う(B21)。続いて、車載器1にてユーザ通知サービスに関する処理が実行され(A22)、車載器1はそのサービスに対応した処理であるユーザ通知制御を行う(B22)。この通知制御にしたがって、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用可能通知を行う(D21)。
このような路上機3と車載器1との一連の無線通信が終了すると、車載器1は、ICカード2の利用判定を行う(B23)。この利用判定は、上述したように、例えば図2のB9でのICカード非活性化に際して説明した「再認証要」を示すフラグの状態に基づいて行うことが考えられる。
図4に示す場合はICカード2を利用していないケースなので、特にICカード2の再認証の必要ないため、ETCの利用が可能である旨を通知する制御を行う(B24)。この通知制御にしたがって、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用可能通知を行う(D22)。
(3)路上機3と車載器1との一連の無線通信が終了した際の車載器1での処理
それでは、路上機3とETC以外の無線通信を行った後に車載器1にて実行される処理を、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、ICカード2を利用したか否か判定する(S10)。この判定は、上述したように、図2のB9でのICカード非活性化に際して説明した「再認証要」を示すフラグの状態に基づいて行うことが考えられる。ICカード2を利用した場合には(S10:YES)、S20へ移行し、ICカード2を利用していなければ(S10:NO)、そのままS110へ移行して、ETC利用可能通知を行う。この利用可能通知は、上述のように、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方で行う。
次に、ICカード2が活性化状態であるか否か判定する(S20)。ICカード2が活性化状態ならば(S20:YES)、ICカード2を非活性化し(S30)、次いでICカード2を再活性化する(S40)。一方、ICカード2が活性化状態でなければ(S20:NO)、ICカード2を再活性化する(S50)。
ICカード2の再活性化が成功したか否か判定し(S60)、再活性化が成功していたら(S60:YES)、ICカード2の再認証を行う(S70)。ICカード2の再認証が成功したか否か判定し(S80)再認証が成功していたら(S80:YES)、ICカード2から情報の再読出を行う(S90)。情報の再読出が成功したか否か判定し(S100)、再読出が成功していたら(S100:YES)、表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用可能通知を行う(S110)。こうしてETC決済処理が可能な状態となる。
一方、S60,S80,S100にて否定判断の場合には、S120へ移行し、表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でICカード2へのアクセスに失敗した旨の通知を行う。なお、S60にて否定判断の場合とは、再活性化が失敗した場合あるいはICカード2が引き抜かれた場合である。また、S80にて否定判断の場合とは、再認証が失敗した場合あるいはICカード2が引き抜かれた場合である。また、S100にて否定判断の場合とは、再読出が失敗した場合あるいはICカード2が引き抜かれた場合である。
[車載器1による効果]
(1)本実施形態の車載器1によれば、イグニッションスイッチ7がオンされ、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)された後に、ユーザによってICカード2がICカードコネクタ15に挿入されると、ICカード2の活性化(B2)・種別判定(B3)・認証(B4)・情報読出(B5)・ETC利用可能通知(B6)を行っている。
そのため、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。
その後、ETC決済処理以外でICカード2へのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行する場合には、一旦ICカード2を非活性化(B9)して再度活性化(B10)した後で実行する。上述のように、電源ON時にETC決済処理が可能な状態になったとしての、その状態でETC決済処理以外のアプリケーション処理を実行する場合も当然ながらある。ここで、何ら対処をしないと、ETC決済処理に必要な情報の漏洩につながる。そこで車載器1は、ETC決済処理以外のアプリケーション処理を実行する場合には、一旦ICカードを非活性化して再度活性化した後で実行するため、ETC決済処理に必要な情報の漏洩を防止できる。
そして、ETC決済処理以外のアプリケーション処理に基づく制御が終了した場合には、当該アプリケーション処理においてICカード2へのアクセスが発生したか否か判定し(B13)、ICカード2へのアクセスが発生した場合には、ICカード2の再活性化(B14)を行った後、ICカード2の再認証(B15)・情報再読出(B16)・ETC利用可能通知(B17)を実行する。これによって、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。
このように、本車載器1によれば、いわゆる多機能ICカード2を車載器1へ装着したままでありながら、ETC決済処理機能の利用時の利便性を損なわないようにすることができる。
(2)また、ユーザとしては、最優先したいアプリケーション処理であるETC決済処理が実行可能な状態なのかそうでないのかも関心事の1つである。そこで本実施形態の車載器1によれば、ETC決済処理機能が利用可能になった場合及び利用不可能になった場合に、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方で通知を行っている。
(3)ETC決済処理以外のアプリケーション処理の中には、ICカード2へのアクセスが発生しないアプリケーション処理も存在する。その場合は、ICカード2内の情報の漏洩の心配がないため、非活性化させる必要性が低い。その場合、活性化は行わずに活性化状態を維持させておけば、それ以前に認証処理を行っているため、再認証する必要がない。したがって、ETC決済処理が実行可能になるまでの時間短縮には有効である。
(4)本実施形態においては、最優先アプリケーション処理としてETC決済処理を想定した。ETC決済処理の場合、ICカードコネクタ15にICカード2を挿入してからETC決済処理が実行可能になるまで、数秒から10秒程度要するのが現実である。したがって、このような処理を即座に実行可能な状態にしておくことは有効である。
[別実施形態等]
(1)上記実施形態では、イグニッションスイッチ7がオンされ、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)された後に、ユーザによってICカード2がICカードコネクタ15に挿入された場合を想定している。しかし、ICカード2がICカードコネクタ15に挿入されている状態でイグニッションスイッチ7がオンされ、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)されることも考えられる。そのような場合には、電源ON状態となった際に、ICカード2の活性化(B2)・種別判定(B3)・認証(B4)・情報読出(B5)・ETC利用可能通知(B6)を行えばよい。
(2)上記実施形態では、外部装置の一例として路上機3を想定した。しかし、路上機3以外であっても外部装置にはなり得る。例えばナビゲーション装置5が決済機能を有しているならば、車載器1と接続されているナビゲーション装置5との間の通信を前提とした場合であっても、同様の効果が得られる。
(3)上記実施形態では、最優先アプリケーション処理としてETC決済処理を想定したが、もちろん、それ以外であっても、少なくともICカード認証処理が必要なアプリケーション処理を、最優先アプリケーション処理としてもよい。
車載器1、ICカード2、路上機3の概略構成を示す説明図である。 無線通信によりICカードサービスを利用した場合の作動例(再活性化、再認証あり)を示すシーケンス図の前半である。 無線通信によりICカードサービスを利用した場合の作動例(再活性化、再認証あり)を示すシーケンス図の後半である。 無線通信によりICカードサービスを利用しなかった場合の作動例(再活性化、再認証なし)を示すシーケンス図である。 路上機3とETC以外の無線通信を行った後に車載器1にて実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…車載器、2…ICカード、3…路上機、5…ナビゲーション装置、7…イグニッションスイッチ、11…無線部、12…電源部、13…全体制御部、14…ICカード制御部、15…ICカードコネクタ、17…記憶部、18…表示部、19…入力操作部、20…外部機器接続部、21…制御部、22…記憶部、23…スピーカ。

Claims (6)

  1. 外部装置との間で通信を行うための通信手段と、
    ICカードが挿抜可能なICカードコネクタと、
    前記ICカードコネクタに挿入されたICカードから情報を取得可能な情報取得手段と、
    前記通信手段を介して前記外部装置との間で通信を行い、前記情報取得手段によって取得した前記情報に基づき少なくともICカード認証処理が必要な所定の最優先アプリケーション処理を含む複数のアプリケーション処理に対応する各種制御を実行する制御手段と、
    前記ICカードへのアクセスが発生したか否かの情報を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    (a)電源供給状態で前記ICカードコネクタへICカードが挿入された場合にはその挿入時に、前記ICカードコネクタへICカードが挿入されている状態で電源供給が開始された場合にはその電源供給開始時に、ICカードを活性化した後、挿入されているICカードが前記最優先アプリケーション処理に対応するものか否か判定し、前記最優先アプリケーションに対応する場合には、少なくともその最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行し、
    (b)その後、前記最優先アプリケーション処理以外で前記ICカードへのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行した場合には、前記ICカードへのアクセスが発生した旨を前記記憶手段へ記憶し、
    (c)前記最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理に基づく制御が終了した場合には、前記記憶手段の記憶内容に基づき当該アプリケーション処理において前記ICカードへのアクセスが発生したか否か判定し、前記ICカードへのアクセスが発生したと判定した場合には、前記ICカードの再活性化を行った後、少なくとも前記最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行すること
    を特徴とする車載器。
  2. 請求項1に記載の車載器において、
    前記制御手段は、
    少なくとも前記最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行して、前記最優先アプリケーション処理が実行可能な状態になった場合には、ユーザへ報知可能な報知部を介して、前記最優先アプリケーション処理が実行可能な状態である旨を報知すること
    を特徴とする車載器。
  3. 請求項1または2に記載の車載器において、
    前記制御手段は、
    前記最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理を実行する際には、ユーザへ報知可能な報知部を介して、前記最優先アプリケーション処理が実行不可能な状態である旨を報知すること
    を特徴とする車載器。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車載器において、
    前記制御手段は、前記(b)の処理において、
    前記最優先アプリケーション処理以外で前記ICカードへのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行する場合には、一旦ICカードを非活性化して再度活性化した後で実行し、
    前記最優先アプリケーション処理以外で前記ICカードへのアクセスが発生しないアプリケーション処理を実行する場合には、前記ICカードの非活性化は行わずに活性化状態を維持させること
    を特徴とする車載器。
  5. 請求項4に記載の車載器において、
    前記制御手段は、
    前記最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理に基づく制御が終了して前記ICカードへのアクセスが発生しなかったと判定した場合には、前記ICカードの活性化状態が継続し且つ前記最優先アプリケーション処理に基づく認証処理が維持されていると扱い、ユーザへ報知可能な報知部を介して、前記最優先アプリケーション処理が実行可能な状態である旨を報知すること
    を特徴とする車載器。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の車載器において、
    前記外部装置には路上機が含まれ、
    前記最優先アプリケーション処理は、ETCシステム(Electronic Toll Collection system:自動料金収受システム)における決済処理であることを特徴とする車載器。
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