JP2008052430A - 車載器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源ON後にICカード2が挿入されると、ICカード2の活性化(B2)・種別判定(B3)・認証(B4)・情報読出(B5)・ETC利用可能通知(B6)を行うため、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。その後、ETC決済処理以外でICカード2へのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行した場合には、ICカードを利用したことを記憶しておき、アプリケーション処理終了後にICカード2の再活性化・再認証・情報再読出・ETC利用可能通知を実行する。これによって、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。
【選択図】 図2
Description
(a)電源供給状態でICカードコネクタへICカードが挿入された場合にはその挿入時に、ICカードコネクタへICカードが挿入されている状態で電源供給が開始された場合にはその電源供給開始時に、ICカードを活性化した後、挿入されているICカードが最優先アプリケーション処理に対応するものか否か判定し、最優先アプリケーションに対応する場合には、少なくともその最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行する。
なお、上述の制御手段は、コンピュータを機能させるプログラムとして実現できる。このようなプログラムの場合、例えば、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体として本プログラムを記録しておき、ROMあるいはバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いても良い。
本実施形態の車載器1について、図1を参照して説明する。図1は、車載器1、ICカード2、路上機3の概略構成を示す説明図である。
車載器1は、図1に示すように、無線部11、電源部12、全体制御部13、ICカード制御部14、ICカードコネクタ15、記憶部17、表示部18、入力操作部19、外部機器接続部20、スピーカ23を備えている。
なお、路上機3は、例えば有料道路の料金所などに設置されたETCシステム用の料金決済(ETC決済)用の路上機、そのETC決済用の路上機よりも進行方向手前に設置された予告用の路上機、カード確認用の路上機、あるいは駐車場の出口などに設置されたクレジット決済用の路上機などである。
全体制御部13は、図示しない周知のCPU,ROM,RAM,入出力回路であるI/Oおよびこれらの構成を接続するバスライン、入力操作からの信号の処理を行なう信号処理回路、表示部18を制御するための信号出力回路等を備えている。CPUは、ROMおよびRAMに記憶された制御プログラムおよびデータにより制御を行なう。ROMは、プログラム格納領域とデータ記憶領域とを有している。プログラム格納領域には制御プログラムが格納され、データ記憶領域には制御プログラムの動作に必要なデータが格納されている。また、制御プログラムは、RAM上にてワークメモリを作業領域とする形で動作する。
ICカード制御部14は、ICカード2の情報をICカードコネクタ15を介して読み取ったり書き込んだりする処理を行う、いわゆるカードリーダライタ機能を有している。
表示部18及びスピーカ23は、機器の状態やETCシステムにおける料金決済などの情報などをユーザに報知するためのものである。
外部機器接続部20は、例えばナビゲーション装置5など、車両に搭載された他の処理装置と接続して、データ通信を行うためのものである。
次に、ICカード2について説明する。
ICカード2には、情報を記憶・読み出し可能な不揮発メモリで構成される記憶部22、車載器1のICカードコネクタ15を介してICカード制御部14との間でデータのやり取りを行ったり、記憶部22を制御する制御部21などを備えている。
次に、本実施形態の車載器1の作動について説明する。
図2及び図3は、無線通信によりICカードサービスを利用した場合の作動例(再活性化、再認証あり)を示すシーケンス図であり、図4は、無線通信によりICカードサービスを利用しなかった場合の作動例(再活性化、再認証なし)を示すシーケンス図である。また、図5は、路上機3とETC以外の無線通信を行った後に車載器1にて実行される処理を示すフローチャートである。以下、順番に説明していく。
図示しないイグニッションスイッチ7がオンされると、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)される(B1)。
この状態で、路上機3がICカード要求サービスに関する処理を行うと(A3)、路上機3から車載器1へ要求コマンドが送信され、その要求コマンドを受信した車載器1は要求コマンドに対応する処理を行う(B11)。車載器1からICカード2に対してICカードコマンドが発行されると、ICカード2からICカード応答データが回答される。この応答データを受け取った車載器1は、その応答データに対応する処理を行う(B12)。車載器1から路上機3へ応答コマンドが送信され、その応答コマンドを受け取った路上機3はICカード応答サービスを行う(A4)。
無線通信が終了すると、車載器1は、ICカード2の利用判定を行う(B13)。この利用判定は、例えば図2のB9でのICカード非活性化において、「再認証要」を示すフラグを立て、そのフラグの状態に基づいてこのB13での利用判定を行うことが考えられる。このフラグは記憶部17に記憶しておく。
図4に示すB1〜B6,C1,D1,D2に示す処理は、図2に示す処理と同じ内容であるため、説明を省略する。
車載器1が、まず、ETCの利用が不可能になった旨を通知する制御を行う(B7)。この通知制御にしたがって、車載器1の表示部18及びスピーカ23、あるいはナビゲーション装置5における表示部及びスピーカを介して、表示及び音声の両方でETC利用不可通知を行う(D3)。これらの処理は図2に示す処理と同様である。
それでは、路上機3とETC以外の無線通信を行った後に車載器1にて実行される処理を、図5のフローチャートを参照して説明する。
(1)本実施形態の車載器1によれば、イグニッションスイッチ7がオンされ、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)された後に、ユーザによってICカード2がICカードコネクタ15に挿入されると、ICカード2の活性化(B2)・種別判定(B3)・認証(B4)・情報読出(B5)・ETC利用可能通知(B6)を行っている。
そのため、その後にETC決済処理を行う必要が生じた場合、即座にその処理を実行することができる。
(1)上記実施形態では、イグニッションスイッチ7がオンされ、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)された後に、ユーザによってICカード2がICカードコネクタ15に挿入された場合を想定している。しかし、ICカード2がICカードコネクタ15に挿入されている状態でイグニッションスイッチ7がオンされ、車載器1各部への電源供給が開始(電源ON状態)されることも考えられる。そのような場合には、電源ON状態となった際に、ICカード2の活性化(B2)・種別判定(B3)・認証(B4)・情報読出(B5)・ETC利用可能通知(B6)を行えばよい。
Claims (6)
- 外部装置との間で通信を行うための通信手段と、
ICカードが挿抜可能なICカードコネクタと、
前記ICカードコネクタに挿入されたICカードから情報を取得可能な情報取得手段と、
前記通信手段を介して前記外部装置との間で通信を行い、前記情報取得手段によって取得した前記情報に基づき少なくともICカード認証処理が必要な所定の最優先アプリケーション処理を含む複数のアプリケーション処理に対応する各種制御を実行する制御手段と、
前記ICカードへのアクセスが発生したか否かの情報を記憶する記憶手段と、
を備え、
前記制御手段は、
(a)電源供給状態で前記ICカードコネクタへICカードが挿入された場合にはその挿入時に、前記ICカードコネクタへICカードが挿入されている状態で電源供給が開始された場合にはその電源供給開始時に、ICカードを活性化した後、挿入されているICカードが前記最優先アプリケーション処理に対応するものか否か判定し、前記最優先アプリケーションに対応する場合には、少なくともその最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行し、
(b)その後、前記最優先アプリケーション処理以外で前記ICカードへのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行した場合には、前記ICカードへのアクセスが発生した旨を前記記憶手段へ記憶し、
(c)前記最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理に基づく制御が終了した場合には、前記記憶手段の記憶内容に基づき当該アプリケーション処理において前記ICカードへのアクセスが発生したか否か判定し、前記ICカードへのアクセスが発生したと判定した場合には、前記ICカードの再活性化を行った後、少なくとも前記最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行すること
を特徴とする車載器。 - 請求項1に記載の車載器において、
前記制御手段は、
少なくとも前記最優先アプリケーション処理に基づく認証処理を実行して、前記最優先アプリケーション処理が実行可能な状態になった場合には、ユーザへ報知可能な報知部を介して、前記最優先アプリケーション処理が実行可能な状態である旨を報知すること
を特徴とする車載器。 - 請求項1または2に記載の車載器において、
前記制御手段は、
前記最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理を実行する際には、ユーザへ報知可能な報知部を介して、前記最優先アプリケーション処理が実行不可能な状態である旨を報知すること
を特徴とする車載器。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の車載器において、
前記制御手段は、前記(b)の処理において、
前記最優先アプリケーション処理以外で前記ICカードへのアクセスが発生するアプリケーション処理を実行する場合には、一旦ICカードを非活性化して再度活性化した後で実行し、
前記最優先アプリケーション処理以外で前記ICカードへのアクセスが発生しないアプリケーション処理を実行する場合には、前記ICカードの非活性化は行わずに活性化状態を維持させること
を特徴とする車載器。 - 請求項4に記載の車載器において、
前記制御手段は、
前記最優先アプリケーション処理以外のアプリケーション処理に基づく制御が終了して前記ICカードへのアクセスが発生しなかったと判定した場合には、前記ICカードの活性化状態が継続し且つ前記最優先アプリケーション処理に基づく認証処理が維持されていると扱い、ユーザへ報知可能な報知部を介して、前記最優先アプリケーション処理が実行可能な状態である旨を報知すること
を特徴とする車載器。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の車載器において、
前記外部装置には路上機が含まれ、
前記最優先アプリケーション処理は、ETCシステム(Electronic Toll Collection system:自動料金収受システム)における決済処理であることを特徴とする車載器。
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