JP2008052059A - 音声記録装置および音声記録方法と、音声再生装置および音声再生方法、プログラム - Google Patents
音声記録装置および音声記録方法と、音声再生装置および音声再生方法、プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラ1の制御部4に、入出力する音声データにおける特定の周波数成分を減衰させるノッチフィルタ処理を行わせノイズ除去手段として機能させる構成である。動画撮影時(音声記録時)には、入力音声に含まれるノイズ音であって、装置が有するデバイスの駆動に起因して生ずる特定のノイズ音の一部を制御部4によって除去させるとともに、除去していない特定のノイズ音の発生源であるデバイスを示すデバイスIDを音声データに付加して記録させる。動画再生時(音声再生時)には、デバイスIDにより示されるデバイスを発生源とする特定のノイズ音のみを制御部4によって除去させる。すなわち特定のノイズ音を音声記録時と音声再生時とに分けて除去するようにする。
【選択図】 図1
Description
(実施形態1)
図1は、各実施の形態に共通するデジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ1は、通常の静止画に加え、音声付き静止画や音声付き動画像の撮影、再生機能を有するものであり、以下のように構成されている。
また、本実施の形態においては、デバイスの駆動周波数に対応する帯域のノイズ音として、基本波やその高調波に相当するものとが記録されたノイズ・テーブルTについて説明したが、ノイズ・テーブルTには、必ずしも、基本波やその高調波に相当するものの全てが記録されている必要はなく(特にそれらが可聴帯域内にあるものに限定した場合であっても)、ノイズ音として影響を及ぼさないレベルのものに対しては、ノイズ・テーブルTから省かれている構成であることが好ましい。ノイズ除去処理が不必要な周波数帯域に対してまで、ノイズ除去処理が行われてしまうことを防止でき好ましい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、前記プログラムメモリ19に、図3に示したノイズ・テーブルTとは異なり、複数のデバイスをそれぞれを示す複数の「デバイスID」と、各デバイスIDに対応する「ノイズ周波数」のみから構成されるノイズ・テーブル(図示せず)を構成するデータが格納されているとともに、前述したように各デバイスの優先順位をその都度設定するものである。
3 CCD
4 制御部
5 第1の駆動回路
7 第2の駆動回路
9 第3の駆動回路
10 LCDモニター
12 オーディオ回路
15 発光ダイオード
16 第4の駆動回路
17 電源回路
19 プログラムメモリ
21 入力アンプ
22 A/D変換器(ADC)
23 ハイパスフィルタ(HPF)
24 D/A変換器(DAC)
25 切換器
26 第1の出力アンプ
27 第2出力アンプ
T ノイズ・テーブル
Claims (22)
- 入力した音声データを記録する音声記録手段と、その駆動周波数に応じた帯域の特定ノイズ音の発生源となる特定デバイスとを備えた音声記録装置において、
前記音声記録手段に、前記音声データに関係付けて、前記特定ノイズ音を示すノイズ情報をその音声データの再生時に除去すべきノイズ音を示す情報として記録させる記録制御手段を備えたことを特徴とする音声記録装置。 - 前記記録制御手段は、前記ノイズ情報を前記音声データに一体的に付加して前記音声記録手段に記録させることを特徴とする請求項1記載の音声記録装置。
- 前記ノイズ情報は、同一の特定デバイスを発生源とする1又は複数の帯域の前記特定ノイズ音を示す情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の音声記録装置。
- 前記ノイズ情報は、前記特定デバイスを示す情報であることを特徴とする請求項3記載の音声記録装置。
- 前記ノイズ情報は、前記特定ノイズ音の周波数を示す情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の音声記録装置。
- 入力した音声データから所定帯域の前記特定ノイズ音を除去するノイズ除去手段を備え、
前記音声記録手段は、前記ノイズ除去手段により前記所定帯域の特定ノイズ音が除去された後の音声データを記録し、
前記記録制御手段は、前記ノイズ除去手段により除去されていない前記特定ノイズ音を示すノイズ情報を前記音声データに関係付けて音声記録手段に記憶させる
ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の音声記録装置。 - 前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を所定の選択基準に従い選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の音声記録装置。
- 前記選択手段は、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を、所定の選択基準に従い同一の特定デバイスを発生源とする1又は複数の帯域の前記特定ノイズ音からなるグループ単位で選択することを特徴とする請求項7記載の音声記録装置。
- 当該装置のデータ処理に係る負荷状態を検出する負荷状態検出手段を備え、
前記選択手段は、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を、前記負荷状態検出手段により検出された負荷状態に基づき選択する
ことを特徴とする請求項7又は8記載の音声記録装置。 - 複数の前記特定デバイスの各々におけるノイズ音の発生源としての影響度合に応じた優先順位を記憶する影響度合記憶手段を備え、
前記選択手段は、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を、前記影響度合記憶手段に記憶されている優先順位がより高い特定デバイスを発生源とする1又は複数の帯域の前記特定ノイズ音からなるグループ単位で選択する
ことを特徴とする請求項9記載の音声記録装置。 - 前記影響度合記憶手段に記憶された優先順位は、特定デバイス毎に予め設定されている各々を発生源とする特定ノイズ音の数に基づき設定された優先順位であることを特徴とする請求項10記載の音声記録装置。
- 前記選択手段は、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を、特定ノイズ音の各々における入力した音声データに対する相対的な影響度合に基づき選択することを特徴とする請求項7又は8記載の音声記録装置。
- 入力した音声データにおける前記特定ノイズ音のノイズレベルを特定ノイズ音毎に検出するノイズレベル検出手段を備え、
前記選択手段は、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を、前記ノイズレベル検出手段により検出されたノイズレベルにより判断される相対的な影響度合に基づき選択することを特徴とする請求項12記載の音声記録装置。 - 入力した音声データにおける前記特定ノイズ音のノイズレベルを特定ノイズ音毎に検出するノイズレベル検出手段を備え、
前記選択手段は、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を、前記ノイズレベル検出手段により検出されたノイズレベルに基づき選択する
ことを特徴とする請求項7又は8記載の音声記録装置。 - 前記選択手段は、同一の前記特定デバイスを発生源とする1又は複数の帯域の特定ノイズ音からなるグループ毎に、前記ノイズレベル検出手段により検出された各特定ノイズ音のノイズレベルのうちの最大レベルを比較基準として各々の特定デバイスに優先順位を設定する設定手段を含むとともに、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を、前記設定手段により設定された優先順位がより高い特定デバイスを発生源とする1又は複数の帯域の前記特定ノイズ音からなるグループ単位で選択することを特徴とする請求項14記載の音声記録装置。
- 前記選択手段は、特定ノイズ音の各々における入力した音声データに対する相対的な影響度合であって、各々の周波数帯域の違いに応じて決められている影響度合に基づき、前記ノイズ除去手段により除去される所定帯域の前記特定ノイズ音を選択することを特徴とする請求項12記載の音声記録装置。
- 被写体を撮像する撮像手段と、
この撮像手段により撮像された被写体の画像データを記録する画像記録手段と
を備えたことを特徴とする請求項1乃至16いずれか記載の音声記録装置。 - 入力した音声データを記録する音声記録手段と、その駆動周波数に応じた帯域の特定ノイズ音の発生源となる特定デバイスとを備えた音声記録装置における音声記録方法であって、
入力した音声データの記録時に、当該音声データの再生時に除去すべきノイズ音を示す情報として前記特定ノイズ音を示すノイズ情報を、当該音声データに関係付けて予め記録することを特徴とする音声記録方法。 - 入力した音声データを記録する音声記録手段と、その駆動周波数に応じた帯域の特定ノイズ音の発生源となる特定デバイスとを備えた音声記録装置が有するコンピュータに、
入力した音声データの記録時に、当該音声データの再生時に除去すべきノイズ音を示す情報として前記特定ノイズ音を示すノイズ情報を、当該音声データに関係付けて予め記録する処理を実行させるためのプログラム。 - 音声記録手段に記録されている音声データを再生する音声再生装置において、
再生対象の音声データに関係付けて前記音声記録手段に記録されているノイズ情報を取得する取得手段と、
前記再生対象の音声データから、前記取得手段により取得されたノイズ情報により示される特定のノイズ音を除去するノイズ除去手段と
を備えたことを特徴とする音声再生装置。 - 音声記録手段に記録されている音声データを再生する音声再生方法であって、
前記音声データの再生に先立ち、当該音声データに関係付けて前記音声記録手段に記録されているノイズ情報を取得する工程と、
前記音声データの再生に際し、取得した前記ノイズ情報により示される特定のノイズ音を除去する工程と
を含むことを特徴とする音声再生方法。 - 音声記録手段に記録されている音声データを再生する音声再生装置が有するコンピュータに、
前記音声データの再生に先立ち、当該音声データに関係付けて前記音声記録手段に記録されているノイズ情報を取得する処理と、
前記音声データの再生に際し、取得した前記ノイズ情報により示される特定のノイズ音を除去する処理と
を実行させるためのプログラム。
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