JP2012054751A - 音声処理装置ならびにそれを含む集積回路、音声記録装置および撮像装置 - Google Patents
音声処理装置ならびにそれを含む集積回路、音声記録装置および撮像装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】可動部を含む撮像装置の音声の記録において、可動部動作時のノイズの影響を低減させる。
【解決手段】可動部を含み音声の記録が可能な撮像装置100は、レンズ制御部250と、音声処理部270とを備える。レンズ制御部250は、操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、可動部であるレンズ機構130の駆動と停止とを交互に繰り返しながらレンズ機構130を駆動する。音声処理部270は、レンズ制御部250からのレンズ機構130が動作中であることを示す信号に基づいて、レンズ機構130の動作期間中にマイク120から得られた音声データを、レンズ機構130が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】可動部を含み音声の記録が可能な撮像装置100は、レンズ制御部250と、音声処理部270とを備える。レンズ制御部250は、操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、可動部であるレンズ機構130の駆動と停止とを交互に繰り返しながらレンズ機構130を駆動する。音声処理部270は、レンズ制御部250からのレンズ機構130が動作中であることを示す信号に基づいて、レンズ機構130の動作期間中にマイク120から得られた音声データを、レンズ機構130が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、音声処理装置ならびにそれを含む集積回路、音声記録装置および撮像装置に関し、より特定的には、可動部を含む撮像装置における可動部動作時のノイズの影響を低減させる技術に関する。
近年、映像とともに音声を記録するビデオカメラに加えて、デジタルスチルカメラにおいてもビデオカメラのように動画および音声の記録が可能な機能を有するものが普及しつつある。これらの映像および音声の記録が可能な撮像装置においては、映像を撮像面に結像させるとともにズームおよびフォーカスを行なうためのレンズ群、そして音声を集音するためのマイクが一般的に搭載される。さらに、このレンズ群は電動モータにより駆動される。
このような撮像装置は小型化が進められており、電動モータとマイクとの距離が近接することがある。そうすると、映像および音声を記録している間に、モータの駆動音がマイクによって集音され記録されてしまい、記録された映像・音声を再生した場合に、不必要なノイズ音として視聴者に違和感を与えるおそれがある。
このような課題に対して、特開平8−124299号公報(特許文献1)は、音声の記録が可能な記録再生装置において、可動部からのノイズの影響が大きい期間にパルス信号を生成するとともに、そのパルス信号の生成期間に対応する音声データをその前後の音声データから予測したデータに置き換える構成を開示する。
撮像装置の音声の記録において、可動部動作時のノイズを低減するために、従来では電動モータとして比較的駆動音の小さいステッピングモータを採用して発生する動作音自体を小さくしたり、録画(録音)時にはズームやフォーカスなどの可動部の動作を禁止したり、あるいはモータ駆動時には録音レベルを下げたりする手法が採用されてきた。
しかし、このような手法においては、動作の制限に伴う操作制限および画像品質の低下や、録音したい音声データのレベルが下がってしまうなど、使用者への違和感および品質低下をもたらす可能性があった。
また、特開平8−124299号公報(特許文献1)に開示される補間制御においては、可動部の動作に対応して生成されるノイズフラグに応じて、可動部が動作中の音声データがその前後の音声データから予測されるが、可動部の動作が継続中であれば、予測に用いられる前後の音声データにも可動部の動作ノイズが含まれる可能性がある。そうすると、可動部の動作ノイズが残存してしまうおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためのなされたものであって、その目的は、可動部を含む撮像装置の音声の記録において、可動部動作時のノイズの影響を低減させることである。
本発明による音声処理装置は、駆動制御部と、音声処理部とを備え、可動部および集音部を含む撮像装置において、音声を記録する際の音声データを処理する。駆動制御部は、操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、可動部の駆動と停止とを交互に繰り返しながら可動部を駆動する。音声処理部は、駆動制御部からの可動部が動作中であることを示す信号に基づいて、集音部から得られた音声データを処理する。そして、音声処理部は、可動部の動作期間中に集音部から得られた音声データを、可動部が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する。
好ましくは、音声処理部は、集音部から得られた音声データを一時的に記憶するように構成されたバッファを含む。音声処理部は、可動部の動作期間の直前にバッファに記憶された音声データを用いて補間処理を実行する。
好ましくは、音声処理装置は、バッファに記憶された音声データにおける可動部の動作期間の直前から所定期間前までの音声データを時間的に反転させた補間信号を用いて補間処理を実行する。
好ましくは、音声処理装置は、可動部が駆動状態から停止状態に移行した場合は、補間信号の信号レベルを予め定められた時間変化率で減少させるとともに、集音部から得られた音声データの信号レベルを時間変化率で増加させる。
好ましくは、音声処理装置は、集音部から得られた音声データにおいて、可動部の動作音に対応する周波数成分を含む予め定められた周波数帯域の音声データを通過させる第1のフィルタと、予め定められた周波数帯域以外の音声データを通過させる第2のフィルタとをさらに含む。音声処理装置は、第1のフィルタを通過した信号に補間処理を施した音声データと、第2のフィルタを通過した音声データとの合成信号を、可動部の動作期間中の音声として記録されるべき音声データとして生成する。
好ましくは、音声処理部は、集音部から得られた音声データを一時的に記憶するように構成されたバッファを含む。音声処理装置は、可動部の動作期間の前後においてバッファに記憶された音声データを用いて補間処理を実行する。
好ましくは、音声処理装置は、予め記憶された固定信号を用いて補間処理を実行する。
好ましくは、可動部は、撮像用のレンズ機構である。
好ましくは、可動部は、撮像用のレンズ機構である。
本発明による集積回路は、上記のうちいずれか1つの音声処理装置が集積化されたものである。
本発明による音声記録装置は、駆動制御部と、音声処理部と、音声記録部とを備え、可動部および集音部を含む撮像装置において音声を記録する。駆動制御部は、操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、可動部の駆動と停止とを交互に繰り返しながら可動部を駆動する。音声処理部は、駆動制御部からの可動部が動作中であることを示す信号に基づいて、集音部から得られた音声データを処理する。音声記録部は、音声処理部において処理された音声データを記録媒体に記録する。そして、音声処理部は、可動部の動作期間中に集音部から得られた音声データを、可動部が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する。
本発明による撮像装置は、可動部と、集音部と、駆動制御部と、音声処理部と、音声記録部とを備え、映像および音声を記録する。駆動制御部は、操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、可動部の駆動と停止とを交互に繰り返しながら可動部を駆動する。音声処理部は、駆動制御部からの可動部が動作中であることを示す信号に基づいて、集音部から得られた音声データを処理する。音声記録部は、音声処理部において処理された音声データを記録媒体に記録する。音声処理部は、可動部の動作期間中に集音部から得られた音声データを、可動部が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する。
本発明によれば、可動部を含む撮像装置の音声の記録において、可動部動作時のノイズの影響を低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に従う音声記録装置200を含む撮像装置100の全体ブロック図である。
図1は、実施の形態1に従う音声記録装置200を含む撮像装置100の全体ブロック図である。
図1を参照して、撮像装置100は、操作部110と、集音部(以下、マイクとも称する。)120と、レンズ機構130と、モータ140と、映像変換部150と、記憶装置160と、映像・音声記録装置200とを備える。また、映像・音声記録装置200は、映像I/F部210と、映像処理部220と、映像記録部230と、駆動部240と、レンズ制御部250と、音声I/F部260と、音声処理部270と、音声記録部280とを含む。なお、実施の形態1における撮像装置100においては、映像・音声記録装置200が、映像の記録と音声の記録との両方を実行する装置として示されるが、映像を記録するための映像記録装置と、音声を記録するための音声記録装置とを個別の備える構成であってもよい。なお、以降においては、映像・音声記録装置200を、単に「音声記録装置」とも称する。
レンズ機構130は、内部に含まれるレンズ群を通して、外部の映像を映像変換部150へ結像する。レンズ機構130は、モータ140により駆動される。モータ140は、操作部110から入力された操作者の操作信号に応じて、レンズ機構130内部のレンズ群を動作させることによって、ズーム機能やフォーカス機能を実現する。また、スチルカメラとして機能する場合には、これに加えてシャッタ機構を含んでもよい。
映像変換部150は、たとえばCCD素子であり、レンズ機構130を通して結像された映像を電気信号に変換し、音声記録装置200の映像I/F部210へ出力する。
映像I/F部210は、映像変換部150から受けた映像の電気信号について、必要に応じてゲインを調整するとともに、A/D変換によりデジタル信号に変換する。そして、映像I/F部210は、調整・変換された映像データを映像処理部220へ出力する。
映像処理部220は、映像I/F部210から映像データを受けるとともに、受信した映像データに対して、たとえばコントラスト、明るさまたは色調などの補正処理を必要に応じて実行する。そして、映像処理部220は、補正処理された映像データを映像記録部230へ出力する。
映像記録部230は、映像処理部220から受信した補正後の映像データを、記憶装置160へ記録する。記憶装置160は、撮像装置100の内部の設けられた内蔵メモリなどの記憶媒体であってもよいし、撮像装置100への取付け,取外しが可能な外部メモリ(たとえば、テープ、CD、DVD、フラッシュメモリ、USBメモリなど)であってもよい。
レンズ制御部250は、操作部110からの操作指令を受ける。そして、レンズ制御部250は、この操作指令に基づいて、駆動部240へのレンズ機構130の駆動指令(ズーム動作,フォーカス動作など)を生成し、駆動部240へ出力する。また、レンズ制御部250は、レンズ機構130が駆動中であることを示す駆動信号を音声処理部270へも出力する。
駆動部240は、レンズ制御部250からの駆動指令に従ってモータ140を駆動して、レンズ機構130を動作させる。
マイク120は、外部からの音声を集音するとともに、集音した音声を電気信号に変換して音声I/F部260へ出力する。
音声I/F部260は、マイク120から受けた音声の電気信号について、必要に応じてゲインを調整するとともに、A/D変換を実行する。そして、音声I/F部260は、調整・変換された音声データを音声処理部270へ出力する。
音声処理部270は、レンズ制御部250からの駆動信号と、音声I/F部260からの音声データを受ける。音声処理部270は、駆動信号に基づいて、受信した音声データに対して適切な補正処理を実行する。そして、処理された音声データを音声記録部280へ出力する。
音声記録部280は、映像記録部230と同期を取りつつ、音声処理部270から受信した補正後の音声データを上述の記憶装置160へ記録する。
なお、上述のレンズ制御部250と音声処理部270とで、音声処理装置255が形成される。また、音声処理装置255は、集積化されたICチップ内に形成されてもよい。
このような撮像装置としてはビデオカメラが一般的であるが、最近では、デジタルスチルカメラにおいても、動画を撮影できる機能を有するものが増加しつつある。これらの撮像装置は、携帯性の観点から小型化が進められているが、小型化されればされるほど、映像とともに記録される音声を集音するマイクは、上述のレンズ機構を駆動するモータと近接してしまう可能性が高くなる。そうすると、撮影中にズームを行なったり、アイリス(絞り)を操作したりした場合には、その動作音がマイクを通して記録されてしまうおそれがあり、記録された映像を再生した場合にこれらの動作音がノイズとなって、視聴者が耳障りと感じてしまう可能性がある。
特に、デジタルスチルカメラにおいては、ビデオカメラに比べて、より重いレンズでズームやフォーカスを行なうことが必要となる場合があり、静粛性に優れたステッピングモータではなく、駆動パワーが比較的大きなDCモータが採用されることがある。この場合には、撮影中のレンズ駆動音が大きくなりやすいので、撮影中の音声により大きなノイズを生じさせることになるおそれがある。
そこで、本実施の形態においては、音声の記録が可能な撮像装置において、レンズ機構の動作中の音声データを、予め記憶されたレンズ機構が非動作のときの音声データと置き換えることによって、可動部の動作音による影響を低減する音声処理制御を行なう。
図2および図3を用いて、本実施の形態の音声処理制御の概要を説明する。図2は、本実施の形態を用いない比較例の場合の可動部動作時に録音される音声データを示し、図3は、本実施の形態を適用した場合の可動部動作時に録音される音声データを示す。
図1および図2を参照して、比較例の場合に、時刻t1からt2までの間、撮影中にレンズ機構130をズーミング動作させたときには、録音しようとしている外部音に加えて、モータ駆動音が録音音声として記録されることになる。
次に図1および図3を参照して、本実施の形態の音声処理制御を適用した場合には、図2と同様にレンズ機構130のズーミング操作を行なうと、レンズ制御部250は、間欠的にモータ140の駆動と停止を繰り返しながらトータルのレンズ機構130の動作量に到達するような駆動指令を駆動部240へ出力する。モータ140の駆動音は、この間欠的な動作において、モータ140が駆動している間(すなわち、図3中の時刻t11〜t12,t13〜t14,t15〜t16)だけ生じる。そして、音声処理部270は、モータ140が駆動している間は、マイク120から入力される外部音(モータ駆動音を含む)をマスク処理し、外部音が記録されないようにする。
そして、このマスクした部分については、モータ140が非駆動のときに予め記憶しておいた音声データを用いて補間処理が行なわれる。この補間処理の詳細ついては後述するが、マスク処理の直前または前後の音声データや、予め定められた固定の音声データを用いて補間処理が行なわれる。
なお、このような補間処理を行なった部分の音声は、実際の音声とは異なった音声が記録されることになるが、上述のようにレンズ機構130を間欠的に動作させて、補間処理が行なわれる1回あたりの時間を短くすることによって、再生時の違和感を低減させることが可能である。特定の実施例においては、レンズ機構130の間欠動作は、たとえば、1回あたりのモータ駆動期間および停止期間は、それぞれ5msおよび15msである。
図4は、実施の形態1における、音声記録装置200の回路の詳細を説明するための機能ブロック図である。
図4を参照して、音声I/F部260は、増幅器261およびA/D変換器262を含む。音声I/F部260は、マイク120からの音声に関するの電気信号を、増幅器261によって増幅するとともにA/D変換器262によってデジタル信号へ変換し、その変換した音声データAUD1を音声処理部270へ出力する。
音声処理部270は、バッファ271と、ボリューム272,273と、加算部274とを含む。
ボリューム272は、音声I/F部260からの音声データAUD1を受ける。そして、ボリューム272は、受けた音声データAUD1の信号レベルVOL1を0%〜100%の間で調整して、加算部274に出力する。
バッファ271は、音声I/F部260からの音声データAUD1を一時的に記憶する。そして、バッファ271は、記憶した音声データに所定の変換処理を施して音声データAUD2を生成し、変換後の音声データAUD2をボリューム273に出力する。
実施の形態1におけるバッファ271での変換処理の例は、以下の通りである。バッファ271は、レンズ制御部250から、レンズ機構130が駆動中であることを示す駆動信号TIMを受ける。バッファ271は、駆動信号TIMによってレンズ機構130の駆動が開始されたことを認識すると、その駆動開始時点から予め定められた期間だけ前の音声データを時間的に反転させた補間信号を生成する。そして、この補間信号を変換後の音声データAUD2としてボリューム273に出力する。
ボリューム273は、ボリューム272と同様に、バッファ271から受けた変換後の音声データAUD2の信号レベルVOL2を0%〜100%の間で調整して、加算部274に出力する。ここで、ボリューム272の信号レベルVOL1と、ボリューム273の信号レベルVOL2とは、その合計が100%となるようにそれぞれ調整される。たとえば、ボリューム272の信号レベルVOL1が100%に設定されるときには、ボリューム273の信号レベルVOL2は0%に設定される。また、ボリューム272の信号レベルVOL1が20%に設定されるときには、ボリューム273の信号レベルVOL2は80%に設定される。なお、必要に応じて、ボリューム272の信号レベルVOL1とボリューム273の信号レベルVOL2との合計は、100%より大きい場合あるいは100%より小さい場合としてもよい。
加算部274は、ボリューム272,273で信号レベルがそれぞれ調整された音声データAUD1,AUD2を受ける。加算部274は、信号レベルが調整された音声データAUD1,AUD2を合成し、合成後の合成信号である音声データAUD#を音声記録部280へ出力する。
次に、図5を用いて、上記の音声データの具体的な処理手法を説明する。図5は、実施の形態1において音声処理部270で実行される音声処理制御の概要を説明するためのタイムチャートである。図5の横軸には時間が示され、縦軸には、モータ駆動信号TIM、音声データAUD1,AUD2、ボリューム272,273の信号レベルVOL1,VOL2、および合成後の音声データAUD#が示される。
図4および図5を参照して、時刻t21までの期間は、モータ140が駆動されておらず、時刻t21からモータ140が駆動される場合を考える。
時刻t21までは、ボリューム272の信号レベルVOL1が100%に設定され、ボリューム273の信号レベルVOL2が0%に設定される。これにより、ボリューム272からの音声データAUD1、すなわち生の音声データが、記録される音声データAUD#として出力される。
時刻t21において、モータ140の駆動が開始されるが、図3で説明したように、本実施の形態においては、モータ140は駆動と停止を繰り返しながら間欠的に動作する。
時刻t21でレンズ制御部250からのモータ駆動信号TIMを受けると、バッファ271は、そのモータ駆動信号TIMを受けた時点から予め定められた期間だけ前の音声データ(図5中のA(1)〜A(n):nは自然数)を時間的に反転して補間信号を生成し、この補間信号を変換後の音声データAUD2としてボリューム273へ出力する。
また、モータ駆動信号TIMがオンの期間中は、ボリューム272の信号レベルVOL1は0%に設定され、かつボリューム273の信号レベルVOL2は100%に設定される。これによって、モータ140が駆動されているときにマイク120から集音される音声データ(図5中のB(1)〜B(m):mは自然数(m<n))はマスクされて記録されない。したがって、モータ駆動音は記録されない。
そして、加算部274から出力される音声データAUD#は、反転された音声データAUD2となる。すなわち、補間処理された補間信号がモータ駆動期間中の音声として記録されるべき音声データとなる。このように、直前の音声データを時間的に反転した音声データAUD2を用いるのは、時刻t21において時間的に最も近い音声を用いることによって、時刻t21において音声が急激に変化してしまうことを抑制し、再生時の視聴者へ与える違和感を低減するためである。
時刻t22において、モータ140の駆動が一旦停止されると、ボリューム272の信号レベルVOL1が時間とともに100%まで徐々に増加され、一方ボリューム273の信号レベルVOL2が時間とともに0%まで徐々に減少される遷移処理が行なわれる。この遷移処理によって、変換された音声データAUD2の音量が次第に小さくなるとともに、実際の生の音声データAUD1(図5中のC(1)〜C(n))の音量が次第に大きくなる。したがって、時刻t22からt23の期間に記録される音声データAUD#は、音声データAUD1とAUD2が合成された信号となる。
そして、時刻t23において、ボリューム272の信号レベルVOL1が100%になるとともにボリューム273の信号レベルVOL2が0%となり、マイク120からの音声データAUD1が記録される。
このような遷移処理を行なうことによって、変換された音声データAUD2から生の音声データAUD1への切換えが緩やかに行なわれるので、音声データの切換えに伴う再生時の違和感を低減することができる。
時刻t24にて、再びモータ140が駆動されて、モータ駆動信号TIMがオンに設定されると、時刻t21での処理と同様に、バッファ271によって、直前の音声データ(図5中のC(1)〜C(n))を時間的に反転させた音声データが変換後の音声データAUD2として設定されるとともに、ボリューム272,273の信号レベルVOL1,VOL2が、それぞれ0%および100%に設定される。
また、時刻t25において、モータ140の駆動が再び停止されると、時刻t25からt26の期間において、上述の遷移処理が行なわれる。
このように、モータ140を間欠的に動作させながら、モータ駆動期間はその直前の音声データを用いて補間処理を行なうことで、モータ駆動音が記録されることが防止できるとともに、補間処理の前後において再生時に視聴者に与える違和感を低減することが可能となる。
図6は、実施の形態1において音声処理部270で実行される音声処理制御の詳細を説明するためのフローチャートである。図6に示されるフローチャート中の各ステップの処理については、ソフトウェア的に実現されてもよいし、ハードウェア的に実現されてもよい。
図4および図6を参照して、音声処理部270は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100において、レンズ制御部250からの駆動信号TIMから、レンズ機構130が駆動中であるか否かを判定する。
レンズ機構130が駆動中の場合(S100にてYES)は、処理がS110に進められ、音声処理部270は、バッファ271において、レンズ機構130が動作する直前の所定期間の音声データを時間的に反転した補間信号を生成し、音声データAUD2を設定する。
そして、音声処理部270は、S120にて、ボリューム272の信号レベルVOL1を0%に設定して、モータ駆動音が含まれる生の音声データAUD1をマスク処理するとともに、S130にて、ボリューム273の信号レベルVOL2を100%に設定して、変換後の音声データAUD2によって補間処理を行なう。
その後、音声処理部270は、S140にて、加算部274にて合成された音声データAUD#(ここでは、変換後の音声データAUD2に相当)を音声記録部280へ出力する。音声記録部280は、上述のように、受信した音声データAUD#を記憶装置160に記録する。
一方、レンズ機構130が駆動中でない場合(S100にてNO)は、S150に処理が進められ、音声処理部270は、レンズ停止後所定時間内であるか否かを判定する。これは、レンズ停止直後の遷移処理を行なうか否かを判定することに相当する。
レンズ停止後所定時間内である場合(S150にてYES)は、S160に処理が進められ、音声処理部270は、ボリューム272の信号レベルVOL1を時間とともに増加させるとともに、ボリューム273の信号レベルVOL2を時間とともに減少させる遷移処理を実行する。
そして、S140に処理が進められて、音声処理部270は、ボリューム272からの音声データAUD1とボリューム273からの音声データAUD2を加算部274で合成した信号AUD#を音声記録部280へ出力する。
レンズ停止後所定時間をすでに経過している場合(S150にてNO)は、遷移処理がすでに完了しているため、音声処理部270は、S170にて、ボリューム272の信号レベルVOL1を100%に設定するとともにボリューム273の信号レベルVOL2を0%に設定して、生の音声データAUD1がS140において出力されるようにする。
このような処理に従って制御を実行することによって、可動部を含む撮像装置の音声の記録において、再生時に視聴者に与える違和感を低減しつつ、可動部動作時のノイズの影響を低減させることができる。
[実施の形態1の変形例]
なお、上述の例では、補間処理の際に使用する音声データとして、バッファ271においてモータ駆動直前の音声データを時間的に反転させたものを使用したが、図7に示すように、これに代えて予め定められた固定の音声データを用いて補間処理を行なうことも可能である。この場合、モータが駆動されている期間は、いつも固定された同じ音声データが記録される。
なお、上述の例では、補間処理の際に使用する音声データとして、バッファ271においてモータ駆動直前の音声データを時間的に反転させたものを使用したが、図7に示すように、これに代えて予め定められた固定の音声データを用いて補間処理を行なうことも可能である。この場合、モータが駆動されている期間は、いつも固定された同じ音声データが記録される。
この変形例においては、補間処理の開始において音声が急激に変化することが考えられるが、バッファ271における音声データの反転処理が不要となる点で回路および処理を簡略化することができる点で利点を有する。したがって、補間処理に使用する音声データの選択については、コストおよびパフォーマンスを考慮して適宜行なわれる。
また、上記の固定の音声データを用いる場合でも、ボリュームの信号レベルを時間とともに変化させる遷移処理を補間処理の開始時および終了時において実行することによって、音声の急激な変化を緩和することが可能である。
[実施の形態2]
実施の形態1では、補間処理の際(モータ駆動期間)はバッファにおいて変換された音声データのみを記録する構成について説明した。
実施の形態1では、補間処理の際(モータ駆動期間)はバッファにおいて変換された音声データのみを記録する構成について説明した。
しかしながら、モータ駆動音の主な周波数帯域は、音声データの周波数帯域の全域の一部である場合が少なくない。そのため、モータ駆動音が含まれない周波数帯域については生の音声データを記録し、モータ駆動音が含まれる周波数帯域のみを補間処理をすることで、より実際の音声に近い音声データを記録することが期待できる。
そこで、実施の形態2においては、モータ駆動音が含まれる周波数帯域に限定して補間処理を行なう構成について説明する。
図8は、実施の形態2に従う音声記録装置200Aの回路の詳細を説明するための機能ブロック図である。図8は、実施の形態1の図4における音声記録装置200の音声処理部270が音声処理部270Aに置き換わったものとなっている。図8において、図4と重複する要素の説明は繰り返さない。
図8を参照して、音声記録装置200Aは、図4の音声記録装置200の構成に加えて、フィルタ276,277と、加算部275をさらに含む。
モータ駆動音は、比較的高い周波数帯域である場合が多いので、図8においては、フィルタ276としてローパスフィルタを用い、フィルタ277としてハイパスフィルタを用いた例として説明する。あるいは、モータ駆動音が、ある特定の周波数帯域に限定されているような場合には、フィルタ276,277をバンドパスフィルタとすることもできる。いずれの場合においても、フィルタ276についてはモータ駆動音を含まない周波数帯域に設定し、フィルタ277についてはモータ駆動音を含む周波数帯域に設定することが重要である。
フィルタ276は、音声I/F部260からの音声データを受け、低周波側の音声データを通過させるフィルタ処理を行なった音声データAUD3を加算部275へ出力する。
フィルタ277は、音声I/F部260からの音声データを受け、高周波側の音声データを通過させるフィルタ処理を行なった音声データAUD1Aをボリューム272およびバッファ271へ出力する。
ボリューム272は、実施の形態1と同様に、フィルタ277からの音声データの信号レベルを調整して加算部274へ出力する。バッファ271は、実施の形態1と同様に、フィルタ277からの音声データを記憶および変換し、変換後の音声データAUD2Aをボリューム273へ出力する。ボリューム273は、実施の形態1と同様に、バッファ271からの音声データの信号レベルを調整して加算部274へ出力する。このように、バッファ271およびボリューム272,273は、フィルタ277を通過した音声データに対して実施の形態1と同様の補間処理を実行する。
加算部275は、フィルタ276からの音声データAUD3と、加算部274で合成された音声データとをさらに合成し、その合成信号を記憶するための音声データAUD#として音声記録部280へ出力する。
このような構成とすることによって、モータ駆動音を含まない周波数帯域の音声データについては補間処理がされることなく記録され、モータ駆動音を含む周波数帯域の音声データについてのみ補間処理がされる。これによって、記録される音声において、可動部動作時のノイズの影響を低減しつつ、より実際の音声に近づけることが可能となる。
なお、図8においては、加算部275に入力される音声データについては、それぞれの周波数帯域が異なることから特に信号レベルの調整を行なう構成とはなっていないが、ボリューム要素をさらに追加して、必要に応じて信号レベルを調整するようにしてもよい。
[実施の形態3]
実施の形態1および実施の形態2においては、リアルタイムで音声を記録するために、補間処理を行なう場合に、モータ駆動期間の直前の音声データを用いる場合について説明した。
実施の形態1および実施の形態2においては、リアルタイムで音声を記録するために、補間処理を行なう場合に、モータ駆動期間の直前の音声データを用いる場合について説明した。
ところで、このような撮像装置においては、一般的には記録の後に再生が行なわれるので、音声の記録は必ずしもリアルタイムである必要はなく、多少の遅延が生じてもよい場合がある。そこで、実施の形態3においては、マイクで集音された音声データを一旦記憶し、モータ駆動期間の前後の音声データを用いて補間処理を実行する構成について説明する。
図9は、実施の形態3に従う音声記録装置200Bの回路の詳細を説明するための機能ブロック図である。図9は、実施の形態1の図4における音声記録装置200の音声処理部270が音声処理部290に置き換わったものとなっている。図9において、図4と重複する要素の説明は繰り返さない。
図9を参照して、音声処理部290は、バッファ291と、加算部292,293とを含む。
バッファ291は、音声I/F部260からの音声データAUD0を記憶する。バッファ291は、記憶した音声データから、音声データAUD0を時間的に遅延させた音声データADX1、モータ駆動期間の直前の所定期間における音声データを時間的に反転させかつ遅延させた音声データADX2、およびモータ駆動期間の直後の所定期間における音声データを時間的に反転させかつ遅延させた音声データADX3を生成する。
そして、加算部292,293によってこれらの音声データが合成され、合成後の音声データAUD#が音声記録部280へ出力される。
図10は、実施の形態3において音声処理部290で実行される音声処理制御の概要を説明するためのタイムチャートである。図10の横軸には時間が示され、縦軸にはモータ駆動信号TIM、音声I/F部260からの音声データAUD0、および音声記録部280へ出力される音声データAUD#が示される。
図9および図10を参照して、音声データAUD#は、少なくとも、補間処理に使用されるモータ駆動期間後の音声データがバッファ291に記憶されるまでの期間、音声データAUD0に対して時間的に遅延されて音声記録部280へ出力される。
モータ140が駆動される前においては、音声データAUD0を時間的に遅延させた音声データADX1がAUD#として用いられる。
モータ140が駆動されている期間における音声データ、たとえば図10中のB(1)からB(m)の音声データについては、その前半部分は、モータ駆動期間の直前の音声データを時間的に反転させかつ遅延させた音声データADX2を用いて補間処理が行なわれ、後半部分は、モータ駆動期間の直後の音声データを時間的に反転させかつ遅延させた音声データADX3を用いて補間処理が行なわれる。
このような補間処理を行なうことにより、モータ駆動期間の開始および終了の際に使用される補間処理の音声データが、それぞれモータ駆動期間の直前および直後の最も近い音声データとなるため、モータ140の駆動と停止との間で音声データが急激に変化することによる違和感を低減することができる。
なお、図10の例では、補間処理中の音声データADX2とADX3との切換時において、音声データの急激な変化が生じる可能性がある。この対策として、音声処理部290にボリューム要素を追加して、音声データADX2,ADX3のそれぞれの信号レベルを時間とともに変化させる、実施の形態1で説明したような遷移処理を追加するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 撮像装置、110 操作部、120 マイク、130 レンズ機構、140 モータ、150 映像変換部、160 記憶装置、200,200A,200B 音声記録装置、210 映像I/F部、220 映像処理部、230 映像記録部、240 駆動部、250 レンズ制御部、255 音声処理装置、260 音声I/F部、261 増幅器、262 A/D変換器、270,270A,290 音声処理部、271,291 バッファ、272,273 ボリューム、274,275,292,293 加算部、276,277 フィルタ、280 音声記録部。
Claims (11)
- 可動部および集音部を含む撮像装置において、音声を記録する際の音声データを処理するための音声処理装置であって、
操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、前記可動部の駆動と停止とを交互に繰り返しながら前記可動部を駆動するための駆動制御部と、
前記駆動制御部からの前記可動部が動作中であることを示す信号に基づいて、前記集音部から得られた音声データを処理するための音声処理部とを備え、
前記音声処理部は、前記可動部の動作期間中に前記集音部から得られた音声データを、前記可動部が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する、音声処理装置。 - 前記音声処理部は、
前記集音部から得られた音声データを、一時的に記憶するように構成されたバッファを含み、
前記音声処理部は、前記可動部の動作期間の直前に前記バッファに記憶された音声データを用いて前記補間処理を実行する、請求項1に記載の音声処理装置。 - 前記音声処理装置は、前記バッファに記憶された音声データにおける前記可動部の動作期間の直前から所定期間前までの音声データを時間的に反転させた補間信号を用いて前記補間処理を実行する、請求項2に記載の音声処理装置。
- 前記音声処理装置は、前記可動部が駆動状態から停止状態に移行した場合は、前記補間信号の信号レベルを予め定められた時間変化率で減少させるとともに、前記集音部から得られた音声データの信号レベルを前記時間変化率で増加させる、請求項3に記載の音声処理装置。
- 前記音声処理装置は、
前記集音部から得られた音声データにおいて、前記可動部の動作音に対応する周波数成分を含む予め定められた周波数帯域の音声データを通過させる第1のフィルタと、
前記予め定められた周波数帯域以外の音声データを通過させる第2のフィルタとをさらに含み、
前記音声処理装置は、前記第1のフィルタを通過した信号に前記補間処理を施した音声データと、前記第2のフィルタを通過した音声データとの合成信号を、前記可動部の動作期間中の音声として記録されるべき音声データとして生成する、請求項2に記載の音声処理装置。 - 前記音声処理部は、
前記集音部から得られた音声データを、一時的に記憶するように構成されたバッファを含み、
前記音声処理装置は、前記可動部の動作期間の前後において前記バッファに記憶された音声データを用いて前記補間処理を実行する、請求項1に記載の音声処理装置。 - 前記音声処理装置は、予め記憶された固定信号を用いて前記補間処理を実行する、請求項1に記載の音声処理装置。
- 前記可動部は、撮像用のレンズ機構である、請求項1に記載の音声処理装置。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の音声処理装置が集積化された、集積回路。
- 可動部および集音部を含む撮像装置における音声記録装置であって、
操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、前記可動部の駆動と停止とを交互に繰り返しながら前記可動部を駆動するための駆動制御部と、
前記駆動制御部からの前記可動部が動作中であることを示す信号に基づいて、前記集音部から得られた音声データを処理するための音声処理部と、
前記音声処理部において処理された音声データを記録媒体に記録するための音声記録部とを備え、
前記音声処理部は、前記可動部の動作期間中に前記集音部から得られた音声データを、前記可動部が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する、音声記録装置。 - 映像および音声を記録することができる撮像装置であって、
可動部と、
集音部と、
操作者からの操作指令に対して、予め定められた時間間隔で、前記可動部の駆動と停止とを交互に繰り返しながら前記可動部を駆動するための駆動制御部と、
前記駆動制御部からの前記可動部が動作中であることを示す信号に基づいて、前記集音部から得られた音声データを処理するための音声処理部と、
前記音声処理部において処理された音声データを記録媒体に記録するための音声記録部とを備え、
前記音声処理部は、前記可動部の動作期間中に前記集音部から得られた音声データを、前記可動部が非動作時において予め記憶された音声データに置き換える補間処理を実行する、撮像装置。
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-
2010
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