JP4639907B2 - 撮像装置、音声記録方法及びプログラム - Google Patents
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Description
L:1フレームのサンプル数
n=0,1,…,L−1
このように、各信号を1/2フレームずらして重ね合わせると、振幅が一定で不連続点のない音声波形を得ることができる。
デジタルカメラ1における音声入力システムでは、入力音声のレベルをほぼ一定に保つために、入力音声を増幅する増幅器61と、入力音声のパワーを算出する入力パワー算出部62を有して、入力音声のパワーが小さい場合には増幅率を大きくし、逆に入力音声のパワーが大きい場合は増幅率を小さくしている。これを自動増幅率制御システム(AGC:Auto−Gain−ControlまたはALC:Auto−Leve1−Control)と呼ぶ。
ここで、サブトラクト係数制御部63は、増幅器61で調整される入力音声の増幅率が所定値よりも大きい時はサブトラクト係数αをその増幅率の増加量に合わせて大きくし、逆に増幅率が所定値よりも小さい時はサブトラクト係数αをその増幅率の減少量に合わせて小さくするようにサブトラクト部55の動作を制御する。なお、増幅器61の増幅率が現在どのくらいに調整設定されているのかは、入力パワー算出部62から出力される音声パワー信号から判断できる。
モータ21を駆動する場合において、制御部32がモータ駆動信号を出力してから実際にモータ21が回転し始めるまでには多少の遅れがある。したがって、モータ駆動信号の出力と同時に雑音除去処理(サブトラクト処理)を開始してしまうと、まだモータ音(ここではズーム音)が発生していないにも関わらず、サブトラクト部55にて入力音声スペクトル信号(Ia)からモータ音分のスペクトルが減算されることになり、雑音成分を正しく除去できないばかりか、音声信号自体に歪みが生じる可能性がある。
次に、前記図8のステップA11で実行される音声パワーと増幅率の算出処理について説明する。
次に、前記図8のステップA12で実行されるモータ音パワーの算出処理について説明する。
Claims (4)
- 音声付き動画撮影を行う場合に、音声信号から撮影動作に伴って発生する機構音を雑音として除去して記録する音声記録機能を備えた撮像装置であって、
音声信号を入力する音声入力手段と、
この音声入力手段から入力される音声信号をスペクトル信号に変換する変換手段と、
前記音声入力手段を通じて事前に採取した、複数のモータの各々のモータ駆動に伴って発生する機構音のスペクトルを、複数のモータの各々に対応して雑音スペクトルとして記憶した記憶手段と、
前記複数のモータの各々に対する駆動開始および駆動停止を独立して指示するモータ制御手段と、
前記機構音の発生源近傍に設けられた機構音入力手段と、
この機構音入力手段から入力される機構音のパワーが所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記モータ制御手段により前記各モータのいずれかのモータの駆動開始が指示された後に前記判定手段により機構音のパワーが所定値以上であると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された当該モータに対応した雑音スペクトルに前記音声入力手段から入力される入力音声のレベルに応じて設定される係数を乗じ、前記変換手段によって変換された音声信号のスペクトルから前記係数乗算後の雑音スペクトルを減算することで雑音成分を除去する雑音除去動作を開始し、前記モータ制御手段により当該モータの駆動停止が指示された後に前記判定手段により機構音のパワーが所定値より小さいと判定された場合に、その雑音除去動作を停止する雑音除去手段と、
この雑音除去手段によって得られた雑音除去後の音声スペクトル信号を元の音声信号に逆変換する逆変換手段と、
この逆変換手段によって得られた音声信号を撮影画像と共に記録する記録手段と
を具備したことを特徴とする撮像装置。 - 前記音声入力手段から入力される音声信号のパワーに応じて増幅率を調整する増幅調整手段を備え、
前記変換手段は、この増幅調整手段によって増幅調整された音声信号を前記変換手段によるスペクトル変換対象として入力し、
前記雑音除去手段は、前記雑音スペクトルに乗じる係数を前記増幅率に応じて変更することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 音声信号を入力する音声入力部と、前記音声入力部を通じて事前に採取した、複数のモータの各々のモータ駆動に伴って発生する機構音のスペクトルを、複数のモータの各々に対応して雑音スペクトルとして記憶した記憶部と、前記機構音の発生源近傍に設けられた機構音入力部と、を備え、音声付き動画撮影を行う場合に、音声信号から撮影動作に伴って発生する機構音を雑音として除去して記録する撮像装置の音声記録方法であって、
前記音声入力部を介して音声信号を入力するステップと、
前記入力された音声信号をスペクトル信号に変換するステップと、
前記複数のモータの各々に対する駆動開始および駆動停止を独立して指示するステップと、
前記機構音入力部を介して入力される機構音のパワーが所定値以上であるか否かを判定するステップと、
前記各モータのいずれかのモータの駆動開始が指示された後に前記機構音のパワーが所定値以上であると判定された場合に、前記記憶された当該モータに対応した雑音スペクトルに、前記入力される音声信号のレベルに応じて設定される係数を乗じ、前記音声信号のスペクトルから前記係数乗算後の雑音スペクトルを減算することで雑音成分を除去する雑音除去動作を開始するステップと、
前記モータの駆動停止が指示された後に機構音のパワーが所定値より小さいと判定された場合に、その雑音除去動作を停止するステップと、
この雑音除去後の音声スペクトル信号を元の音声信号に逆変換するステップと、
この逆変換によって得られた音声信号を撮影画像と共に所定のメモリに記録するステップと
を備えたことを特徴とする音声記録方法。 - 音声信号を入力する音声入力部と、前記音声入力部を通じて事前に採取した、複数のモータの各々のモータ駆動に伴って発生する機構音のスペクトルを、複数のモータの各々に対応して雑音スペクトルとして記憶した記憶部と、前記機構音の発生源近傍に設けられた機構音入力部と、を備え、音声付き動画撮影を行う場合に、入力音声信号から撮影動作に伴って発生する機構音を雑音として除去して記録する機能を備えた撮像装置を制御するコンピュータに、
前記音声入力部を介して音声信号を入力する機能と、
前記入力された音声信号をスペクトル信号に変換する機能と、
前記複数のモータの各々に対する駆動開始および駆動停止を独立して指示する機能と、
前記機構音入力部を介して入力される機構音のパワーが所定値以上であるか否かを判定する機能と、
前記各モータのいずれかのモータの駆動開始が指示された後に前記機構音のパワーが所定値以上であると判定された場合に、前記記憶された当該モータに対応した雑音スペクトルに、前記入力される音声信号のレベルに応じて設定される係数を乗じ、前記音声信号のスペクトルから前記係数乗算後の雑音スペクトルを減算することで雑音成分を除去する雑音除去動作を開始する機能と、
前記モータの駆動停止が指示された後に機構音のパワーが所定値より小さいと判定された場合に、その雑音除去動作を停止する機能と、
この雑音除去後の音声スペクトル信号を元の音声信号に逆変換する機能と、
この逆変換によって得られた音声信号を撮影画像と共に所定のメモリに記録する機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
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