JP2013118518A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、撮像装置の姿勢が横位置である場合と、縦位置である場合とで、撮像素子の撮像領域を切り替えることで、再生時に表示画面の領域を有効に利用することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 撮像装置の姿勢が横位置である場合、第2のアスペクト比の画像信号を取得するように前記取得手段を制御し、第2のアスペクト比の画像信号に基づいて前記第2のアスペクト比の動画データを生成する。撮像装置の姿勢が縦位置である場合、第1のアスペクト比の画像信号を取得するように前記取得手段を制御し、第1のアスペクト比の画像信号の示す画像を回転させ、左右に所定の画像を付加し、得られた画像に基づいて第2のアスペクト比の動画データを生成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来、撮像装置においては、撮像した画像から動画データを生成して記録することができるものが知られている。
このような撮像装置においては、アスペクト比4:3の撮像素子を用いて、アスペクト比16:9の画像を撮影する場合、アスペクト比4:3の撮像領域の上下の領域を切り捨てることにより、アスペクト比16:9の画像を生成する技術が採用されている(例えば特許文献1)。
また、これらの撮像装置においては、動画記録を選択している場合で、しかも姿勢検出センサが縦位置を検出している場合に、縦位置での動画記録であることを警告することができるものも知られている(例えば、特許文献2)。
特開2008−199210号公報 特開2008−172429号公報
しかしながら、特許文献1においては、撮像装置の姿勢が縦位置であった場合については何ら考慮されていなかった。そのため、特許文献2のように、撮像装置の姿勢が縦位置であった場合には、警告を行うか、従来通り、アスペクト比4:3の撮像領域の上下の領域を切り捨てることにより、アスペクト比16:9の画像を生成することになる。
そのため、たとえば動画を撮影した場合、記録された画像の回転を行わないと、再生時にユーザの意識している画像の上方向が真横を向いてしまうことがあった。また、回転を行うと、16:9で撮影された画像を回転して縦方向になるため、再生時に画像が縦長に表示され、左右の余白領域(黒画像領域)が大きくなり、表示画面の領域を無駄にしてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑み、撮像装置の姿勢が横位置である場合と、縦位置である場合とで、撮像素子の撮像領域を切り替えることで、再生時に表示画面の領域を有効に利用することができる撮像装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体の光学像を撮像し、第1のアスペクト比または前記第1のアスペクト比よりも横長の第2のアスペクト比の画像信号を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像信号に基づいて、前記第2のアスペクト比の動画データを生成する生成手段と、前記取得手段と前記生成手段を制御する制御手段とを有する撮像装置であって、 前記撮像装置の姿勢が横位置である場合、前記第2のアスペクト比の画像信号を取得するように前記取得手段を制御し、前記第2のアスペクト比の画像信号に基づいて前記第2のアスペクト比の動画データを生成するように前記生成手段を制御し、 前記撮像装置の姿勢が縦位置である場合、前記第1のアスペクト比の画像信号を取得するように前記取得手段を制御し、前記第1のアスペクト比の画像信号の示す画像を略90度回転させ、回転後の画像の左右に所定の画像を付加することで第2のアスペクト比の画像を生成し、前記所定の画像が付加された第2のアスペクト比の画像に基づいて第2のアスペクト比の動画データを生成するように前記生成手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の姿勢が横位置である場合と、縦位置である場合とで、撮像素子の撮像領域を切り替えることで、再生時に表示画面の領域を有効に利用することができる。
撮像装置100の構成を示す図である。 撮像素子の配置を示す図である。 本実施例の動画撮影時の動作の制御を説明するためのフロー図である。 本実施例の動画撮影時のアスペクト比の状態を示す図である。 本実施例のムービーダイジェストモードの動作の制御を説明するためのフロー図である。 本実施例のムービーダイジェストモード撮影時のアスペクト比の状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
本実施例では、撮像装置を例にとって説明するが、例えば、携帯電話、スマートフォン、コンピュータ、ゲーム機などであっても良い。
本実施例の撮像装置100は、動画撮影モードを有し、動画撮影モードにおいては、撮像部110の撮像素子により撮像された画像信号を動画データとして記録することができる。
本実施例の撮像装置100は、たとえば4:3のアスペクト比からなる撮像素子を有し、撮像装置の横位置においては、横:縦が4:3になるように配置されている。そして、16:9のアスペクト比の動画を撮影することができる。そして、本実施例の撮像装置100は、装置の姿勢が横位置であっても縦位置であっても、撮像して得られた動画データの上下がユーザの意図した通りに再生されるようにして記録することができる。なお、アスペクト比については、これらの比率以外であってもかまわない。
特に、本実施例の撮像装置100は、撮像装置の姿勢が縦位置であるか横位置であるかに応じて、動画データ生成時の動作を切り替える。すなわち、横位置においては、撮像素子から読出した画像信号の示す4:3の画像のから16:9の画像領域を切出し、切出した画像に基づいて、16:9の動画データを生成する。一方、縦位置になると、撮像素子から読出した画像信号の示す4:3の画像を回転して3:4の縦長のアスペクト比の画像に変換する。さらに、回転後の3:4のアスペクト比の画像の左右に所定の画像(例えば白画像や黒画像)を付加して、16:9の横長のアスペクト比の画像を生成し、その画像を用いて16:9の動画データを生成する。
または、横位置においては、撮像素子上で16:9の領域から読みだした画像を用いて動画データを生成する。一方、縦位置になると、撮像素子上で16:9アスペクト比の領域から画像を読み出すことはせずに、撮像素子の全面、すなわち4:3のアスペクト比の領域から画像を読み出す。そして、読みだした画像を回転して3:4の縦長のアスペクト比の画像に変換し、回転後の3:4のアスペクト比の画像の左右に所定の画像(例えば白画像や黒画像)を付加して、16:9の横長のアスペクト比の画像を生成し、その画像を用いて動画データを生成する。このようにしてもよい。
なお、アスペクト比については、以上の例について説明したが、たとえば、撮像素子のアスペクト比が5:4であって、撮影により得られる動画データのアスペク比が15:8などであっても構わない。すなわち、撮像素子より得られる動画データの方が横長になる設定であればどのような比率であっても構わない。
本実施例の撮像装置100は、このような動作を行うことで、再生時に表示画面の領域を有効に利用することができる。
また、縦位置、横位置どちらの撮影においても、撮影時の姿勢によらず撮像素子の撮像領域を有効に利用し、より広い範囲を記録することができる。そのため、従来より広い画角を撮像して得られた画像を記録することができるのである。
以下、このような撮像装置についてについて説明する。
なお、本実施例において、「アスペクト比」とは、画像の横:縦の比率を示し、例えば4:3の画像や16:9の画像は、横の比率の方が縦の比率よりも大きい横長の画像である。
<全体構成>
図1は、本実施例の撮像装置100の構成を示すブロック図である。図2は本実施例の撮像装置100の簡易的な正面図である。
撮像装置100は、CPU101、RAM102、FlashROM103、操作部104を有する。また、撮像装置100は、撮像部110、画像処理部111、音声入力部120、音声処理部121、表示部130、表示制御部131、音声出力部132、記録媒体140、記録再生部141、通信部150を有する。また、撮像装置100は、符号化復号化処理部160を有する。また、撮像装置100は、姿勢検出部170を有する。
図1において、CPU101は、FlashROM103に記録された撮像装置100の制御プログラムをRAM102に展開し、RAM102をワークメモリとして使用しながら、撮像装置100の各ブロックを制御するものである。操作部104は、例えば、電源ボタン、記録ボタン、ズーム調整ボタン、オートフォーカスボタンなどの撮影に関連する各種操作を入力するスイッチ類を有する。また、メニュー表示ボタン、決定ボタン、その他カーソルキー、ポインティングデバイス、タッチパネル等を備え、ユーザによりこれらのキーやボタン、タッチパネルが操作されるとCPU101に操作信号を送信する。また、また、図示しないが、後述の各処理部とRAM102間には、CPU101とのRead/Writeを介さないDMA転送を行うためのDMAコントローラを備えている。
撮像部110は、たとえば、レンズユニット、絞り、シャッター、撮像素子などからなる。撮像部110は、レンズにより取り込まれた被写体の光学像を、絞りにより光量を制御して、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子により画像信号に変換し、得られたアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して一時的にRAM102に記憶する。RAM102に記憶されたデジタル画像信号は、その後、画像処理部111に送信される。画像処理部111は、次の処理を実行するプログラムを搭載したマイクロコンピュータである。画像処理部111は、デジタル画像信号のホワイトバランスや色、明るさなどをユーザに設定された設定値や画像の特性から自動的に判定した設定値に基づいて調整する画質調整処理を行い、処理をしたデジタル画像信号を再びRAM102に記憶させるものである。また、画像信号の示す画像の画素数を減らして大きさを小さくしたり、画像を回転させたり、色変換させたりすることもできるし、RGBデータである画像信号をYUVデータに変換したり逆に変換したりすることもできる。なお、画像処理部111の処理は、CPU101がFlashROM103に記録された前述の処理を実行する為のプログラムをRAM102に展開して実行するようにしてもよい。
なお、本実施例の撮像部110の撮像素子は、4:3のアスペクト比の撮像領域を有している。そして、図2Aに示すように、撮像素子210は、後述の姿勢検出部170が、横向きを示す信号を出力しているときに、重力方向を縦方向とすると横長のアスペクト比となるように配置されている。すなわち、図2Bに示すように、撮像素子210は、後述の姿勢検出部170が、縦向きを示す信号を出力しているときに、重力方向を縦方向とすると縦長のアスペクト比となるように配置されている。
音声入力部120は、たとえば、内蔵された無指向性のマイクにより、撮像装置100の周囲の音声を集音(収音)し、得られたアナログ音声信号をA/D変換部によりデジタル化してデジタル音声信号を取得するものである。本実施例においては、例えば、アナログ音声信号を48kHzのサンプリング周波数でサンプリングしてデジタル音声信号に変換するものとする。そして、音声入力部120で取得されたデジタル音声信号は、音声処理部121に送信される。音声処理部121は、次の処理を実行するプログラムを搭載したマイクロコンピュータである。音声処理部121では、記録時においては、レベルの適正化処理や周波数制限処理、雑音低減処理等の処理を行い、処理をしたデジタル音声信号をRAM102に記憶させるものである。また、必要に応じて、音声信号を圧縮する処理を行う。音声圧縮方式については、AC3、AAC等の公知の一般的な音声圧縮方式を用いており、本発明の特徴とは関係ないので説明を省略する。また、再生時においては、記録媒体140から記録再生部141によって読出された音声ファイルや動画ファイルに含まれる圧縮音声データ復号する処理も行う。なお、音声処理部121の処理は、CPU101がFlashROM103に記録された前述の処理を実行する為のプログラムをRAM102に展開して実行するようにしてもよい。
また、表示制御部131は、表示部130に画像を表示するための表示制御を行うマイクロコンピュータであって、メモリ104に一時的に記憶されたデジタル画像信号を読み出して、表示部130に表示させる処理を行う。また、記録媒体140から記録再生部141によって読出された動画ファイルや静止画ファイルに含まれる画像データの画像を表示部130に表示させる処理も行う。表示部130は、たとえば撮像装置100に搭載された液晶パネルや有機ELパネル等であっても良いし、撮像装置100とは別の表示装置(たとえば、テレビ、モニタ、プロジェクタ)であってもよい。なお、表示制御部131の処理は、CPU101がFlashROM103に記録された前述の処理を実行する為のプログラムをRAM102に展開して実行するようにしてもよい。
符号化復号化処理部160は、次の処理を実行するプログラムを搭載したマイクロコンピュータである。符号化復号化処理部160では、記録時においては、画像処理部111により処理されRAM102に記憶されたデジタル画像信号に基づいて、画像圧縮処理を行い、圧縮された動画データや静止画データを生成し、RAM102に一時的に記憶する処理を行う。たとえば動画データの圧縮には、MPEGフォーマット、H.264フォーマットなどを使用できるが、どのようなフォーマットであっても構わない。また静止画データの圧縮には、JPEGフォーマットなどを使用できるがどのようなフォーマットであっても構わない。また、再生時においては、記録媒体140から読出された画像ファイルの圧縮された動画データや静止画データを復号してデジタル画像信号を抽出し、RAM102に記憶していく処理を行う。なお、CPU101がFlashROM103に記録された前述の処理を実行する為のプログラムをRAM102に展開して実行するようにしてもよい。
次に、記録再生部141は、次の処理を実行するプログラムを搭載したマイクロコンピュータである。記録再生部141では、動画記録時においては、RAM102に記憶されている、符号化復号化処理部160により生成された圧縮動画データ、音声処理部121で生成された音声データ、撮影日等の各種情報とともに、動画ファイルとして記録媒体140に書き込む。また静止画記録時においては、ROM102に記憶されている静止画データを撮影日等の各種情報とともに静止画ファイルとして記録媒体140に記録する。動画ファイルを記録媒体140に記録する際は、圧縮動画データと音声データとからなるデータストリームを形成し、順次記録媒体140に記録していき、ファイルヘッダ等を付加してFATやexFAT等のファイルフォーマットに適合した形で動画ファイルを記録媒体に記録する。また、再生時においては、記録媒体140に記録された動画ファイルや静止画ファイルを前述のファイルフォーマットに従って読出す。読出された動画ファイルや静止画ファイルは、CPU101によりヘッダが解析され、圧縮された動画データ、静止画データが抽出される。抽出された圧縮動画データ、静止画データは、RAM102に記憶されて、符号化復号化処理部160により復号される。なお、記録再生部141の処理は、CPU101がFlashROM103に記録された前述の処理を実行する為のプログラムをRAM102に展開して実行するようにしてもよい。
また、記録媒体140は、撮像装置に内蔵された記録媒体でも、取外し可能な記録媒体でもよい。例えば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、DVD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリ、フラッシュメモリ、などのあらゆる方式の記録媒体を含む。取り外し可能な記録媒体を用いる場合には、記録再生部141は、それらの取り外し可能な記録媒体を受け入れるためのインタフェースを含む。
次に音声出力部132は、例えばスピーカや音声出力端子(アナログ端子/デジタル端子)である。例えばスピーカであれば、CPU101によりflashROM103に記録されている所定のデジタル音声信号の出力が指示されたときにデジタル音声信号をアナログ音声外部に変換し、外部に音声として出力する。また、動画ファイルに格納された音声データの示すデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、外部に音声として出力する。また、音声出力端子であれば、動画ファイルに格納された音声データの示すデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して外部装置(外付けスピーカなど)に出力するか、デジタル音声信号をそのまま外部装置(光デジタル端子搭載のオーディオコンポなど)に出力する。
また、通信部150は、撮像装置100とは異なる外部装置との間で、制御信号や動画ファイル、静止画ファイル、各種データ等を送受信するものであり、有線接続、無線接続を問わず接続可能である。なお、通信方式はどのような方式であっても良い。
また、姿勢検出部170は、撮像装置100の姿勢を検知するための角度センサや縦横センサ、角度センサなどであり、CPU101は、姿勢検出部170により得られた情報に基づいて、撮像装置100が横位置であるか縦位置であるかを判定する。なお、CPU101は、撮像装置100が横位置である場合と、縦位置である場合とで、動画撮影時に異なる制御を行う。具体的には後述するが、撮像素子の撮像領域を変更したり、画像処理部における画像処理の手順を変更したりする。
<静止画撮影動作>
ここで、本実施例の撮像装置100の静止画撮影動作について説明する。
本実施例の撮像装置100は、ユーザが操作部104の電源ボタンを操作し、操作部104のモード切り換えスイッチが、例えば、「静止画撮影モード」「動画撮影モード」、「再生モード」等のどのモードであるかを操作部104からの指示信号により確認する。そして、「静止画撮影モード」であると判定すると以下の動作を開始する。
「静止画撮影モード」であれば、CPU101は、撮像装置100の各ブロックに、静止画撮影の準備をさせる。操作部104から撮影開始の指示が入力されるまでは、CPU101は、撮像部110により得られたデジタル画像信号をRAM102に記憶させ、RAM102に記憶されたデジタル画像信号を読出させて表示部130に画像を表示させように表示制御部131を制御する。なお、画像処理部111により処理され、RAM102に記憶されたデジタル画像信号を読出させて表示部130に画像を表示させるように表示制御部131を制御しても良い。なお、本実施形態では、撮像部110から出力されるデジタル画像信号のフレームレートは、30フレーム/秒であるとする。また、本実施形態では、記録する静止画のサイズ(画素数)を複数のサイズから選択した一つのサイズに設定することができる。
この状態で、CPU101は、操作部104により撮影開始の指示が入力されたか否かを判定する。撮影開始の指示があると、CPU101は、撮像部110により得られたデジタル画像信号をRAM102に記憶させ、RAM102に記憶されたデジタル画像信号に対して設定値に基づいて画質調整処理を施すように画像処理部111を制御する。そして、CPU101は、画像処理部111で処理されたデジタル画像信号をRAM102に記憶させ、RAM102に記憶されたデジタル画像信号を符号化して静止画データを生成するように符号化復号化処理部160を制御する。次にCPU101は、符号化復号化処理部160で処理された静止画データをRAM102に再び記憶させ、記憶された静止画データを静止画ファイルとして記録媒体140に記録するように記録再生部141を制御する。
この処理が終了すると、CPU101は、再び静止画撮影の準備状態に各ブロックを戻す。
<動画撮影動作>
ここで、本実施例の撮像装置100の動画撮影動作について説明する。
本実施例の撮像装置100は、ユーザが操作部104の電源ボタンを操作し、操作部104のモード切り換えスイッチが、例えば、「動画撮影モード」、「再生モード」等のどのモードであるかを操作部104からの指示信号により確認する。そして、「動画撮影モード」であると判定すると以下の動作を開始する。
CPU101は、撮像装置100の各ブロックに、動画撮影の準備をさせる。操作部104から撮影開始の指示が入力されるまでは、CPU101は、撮像部110により得られたデジタル画像信号をRAM102に記憶させ、RAM102に記憶されたデジタル画像信号を読出させて表示部130に画像を表示させように表示制御部131を制御する。なお、画像処理部111により処理され、RAM102に記憶されたデジタル画像信号を読出させて表示部130に画像を表示させるように表示制御部131を制御しても良い。
なお、本実施形態では、撮像部110から出力されるデジタル画像信号のフレームレートは、30フレーム/秒であるとする。また、本実施形態では、記録する動画のサイズ(画素数)を複数のサイズから選択した一つのサイズに設定することができる。
この状態で、CPU101は、操作部104により撮影開始の指示が入力されたか否かを判定する。撮影開始の指示があると、CPU101は、撮像部110により得られたデジタル画像信号をRAM102に記憶させ、RAM102に記憶されたデジタル画像信号に対して設定値に基づいて画質調整処理を施すように画像処理部111を制御する。CPU101は動画撮影を継続している間、30フレーム/秒で撮像部110により出力されるデジタル画像信号を順次、画像処理部111に処理させる。そして、CPU101は、画像処理部111で処理されたデジタル画像信号を、順次RAM102に記憶させる。
次に、CPU101は、RAM102に記憶された複数フレームのデジタル画像信号を順次符号化して動画データを生成するように符号化復号化処理部160を制御する。CPU101は、このとき、各フレーム画像をフレーム内予測符号化フレーム、フレーム間予測符号化フレームとして圧縮符号化をするように符号化復号化処理部160を制御する。そして、CPU101は、符号化復号化処理部160で符号化された各フレーム画像を順次RAM102に記憶させていく。
一方、撮影開始の指示があると、CPU101は、音声に関する処理をするようにも各ブロックを制御する。CPU101は、音声入力部120から出力されるアナログ音声信号を順次音声処理部121に転送し、デジタル信号への変換、音質調整処理等を施すように音声処理部121を制御する。また、音声圧縮の設定がされている場合には、CPU101は設定に従って、例えばAC3、AACの音声圧縮方式で音声信号を圧縮するように音声処理部121を制御する。そして、CPU101は、音声処理部121で処理した音声データをRAM102に順次記憶させていく。
次にCPU101は、RAM102に記憶された動画データ、音声データを順次、記録媒体140に記録するように、記録再生部141を制御する。このとき例えば、15フレーム分(0.5秒分)の動画データと、0.5秒分の音声データとを一組にし、必要な各種情報を付加したデータストリームを形成し、ファイルシステムに従って記録媒体140に記録するように、記録再生部141を制御する。なお、30フレーム分(1秒分)の動画データと、1秒分の音声データを一組としても良い。CPU101は、これらの動作を動画撮影の停止の指示があるまで継続する。
そして、操作部104により撮影停止の指示が入力されると、CPU101は、画像処理部111の処理を停止させ、RAM102に記憶されたデジタル画像信号の符号化が終了した時点で符号化復号化処理部160の符号化処理を停止させる。そして、CPU101は、RAM102に記憶されている符号化済みの動画データ、音声データを最後まで記録媒体140に記録してから動作を停止するように記録再生部141を制御する。なお、必要に応じて、記録終了後に、動画ファイルの動画データの先頭のフレームや先頭から数フレームの画像データを符号化復号化処理部160に送信して復号させ、復号されたデジタル画像信号の画素数を間引いたサムネイル画像データを生成して、動画ファイルに関連づけて記録するようにしても良い。
この処理が終了すると、CPU101は、再び動画撮影の準備状態に各ブロックを戻す。
<16:9動画撮影の手順>
ここで、本実施例の撮像装置100の動画撮影時に、16:9の動画を撮影する設定がなされた場合おける具体的な動作を、図3のフローチャート及び、図4の概念図に基づいて説明する。前述したように、本実施例の撮像装置100は、装置の姿勢が横位置であっても縦位置であっても、撮像して得られた動画データの上下がユーザの意図した通りに再生されるようにして記録することができる。
なお、図3のフローチャートは、CPU101の制御により撮像装置100の各ブロックが実行する動作を示すものである。
(S310)
まず、CPU101は、撮像素子の4:3のアスペクト比の撮像領域を用いて、被写体の光学像を撮像して画像信号を取得するように撮像部110を制御する。ここで取得された画像信号は生成される動画データの1フレームに対応する画像である。
(S320)
次に、CPU101は、姿勢検出部170により得られた情報に基づいて、撮像装置100が横位置であるか縦位置であるかを判定する。ここで、横位置であると判定した場合は、S321の処理を実行させ、縦位置であると判定した場合は、S321の処理は実行しない。
(S321)
CPU101は、姿勢検出部170により得られた情報に基づいて、撮像装置100が横位置であると判定した場合(S320で横位置)。CPU101は、S310で取得された画像信号の示す画像から記録する動画のアスペクト比に合わせた画角(記録画角領域)を切出すように画像処理部111を制御する。例えば、4:3の画像の上下を削除して16:9の画像を切出す。例えば、切り出しには、画像処理部111のウインドウ機能を用いる。
なお、本実施例では、画像処理部111において4:3の画像から16:9の画像を切出すものとしたが、例えば、RAM102に記憶された4:3の画像から、16:9の領域のみを読出すようにしても良い。また、横位置である場合には、S310で、撮像素子内の16:9の領域を撮像領域として、16:9の画像信号を読出すようにしても良い。
このようにすることにより、図4の4:3の撮像領域401から、16:9の記録画角領域402を切出すことができる。
(S330)
次に、CPU101は、画像信号に対して、ホワイトバランス調整、画素補間等の処理を施し、YUVデータに変換し、RAM102に記憶するように画像処理部111を制御する。
そうすると、図4に示すように、撮像装置100が横位置である場合には、16:9のYUVデータ410が生成され、縦位置である場合には、4:3のYUVデータ420が生成される。横位置である場合のYUVデータ410は、撮影者の意図する被写体の上下がYUVデータ410の示す画像においてもほぼ一致している。一方、縦位置である場合のYUVデータ420は、撮影者の意図する被写体の上下がYUVデータ420の示す画像においては一致しておらず、例えば90度回転した状態となっている。
(S331)
次に、CPU101は、動画撮影中に表示部130に表示するための表示用画像データを生成しRAM102に記憶するように画像処理部111を制御する。ここでは、表示部130のアスペクト比に合わせて、リサイズ処理や余白画像の合成処理などをS330で生成したYUVデータに対して施す。CPU101は、このとき、撮像装置100が縦位置である場合であっても横位置である場合であっても、S330で生成されたYUVデータの画像が表示部130に表示されるように表示画像データを生成するように、画像処理部111に処理を実行させる。また、CPU101は、表示画像データが生成されると順次、表示制御部131に送信し、表示部130に表示するように制御する。
このような処理により、例えば4:3のアスペクト比を有する表示部130に表示するための表示用画像データが生成され、表示部130に表示することができる。横位置の場合、16:9のYUVデータ410の上下に黒画像を合成し、リサイズした画像430を、表示部130に表示することができる。縦位置の場合、4:3のYUVデータ420をリサイズした画像440を表示部130に表示することができる。
(S340)
次に、CPU101は、横位置である場合は、S341の処理を実行し、縦位置であると判定した場合は、S342の処理は実行する。
(S341)
まず、横位置である場合(S340で横位置)、CPU101は、S330で生成された16:9のYUVデータ410の画像を動画記録用の画像サイズにリサイズするように画像処理部111を制御する。
(S342)
一方、縦位置である場合(S340で縦位置)、CPU101は、S330で生成された4:3のYUVデータ420の画像を略90度回転させ、3:4の画像とする回転処理を実行するように画像処理部111を制御する。
(S343)
次に、CPU101は、S342で回転された回転後の画像のリサイズ処理を実行するように画像処理部111を制御する。リサイズ処理は、S342で回転された3:4の画像の長辺の長さ(本実施例では縦の長さ)が、16:9の動画記録用の画像サイズの短辺の長さに一致するように、実行される。このときS342で回転された回転後の画像のアスペクト比が変わらないように(すなわち、3:4のアスペクト比を維持したまま)、リサイズ処理を実行する。
つまり、記録動画用の画像サイズが、(1280×720画素)である場合、S342で回転された3:4の画像の長辺の長さが(720画素)になるようにリサイズ処理を行い、短辺の長さは、アスペクト比を維持するので(540画素)する。
(S344)
次に、CPU101は、S343でリサイズされた画像に対して、余白画像を合成する処理を実行するように画像処理部111を制御する。合成処理は、S343でリサイズされた3:4の画像の左右に黒画像等の所定の余白用の画像を付加して、記録動画用の画像サイズの画像を生成するように実行される。
つまり、記録動画用の画像サイズが、(1280×720画素)である場合、S343でリサイズされた画像が(540×720画素)であるので、例えば、左右に、370×720画素の黒画像を合成して、(1280×720画素)の画像を生成する。
なお、左右に不均等に余白用の所定の画像を付加しても構わない。
このように、S310からS344の処理により、16:9のアスペクト比の動画記録用の画像が順次生成され、RAM102に順次記憶される。
横位置の場合、図4に示すように16:9の動画データの各フレームとして、余白の付加されていない画像450が、RAM102に記憶される。また、縦位置の場合、図4に示すように16:9の動画データの各フレームとして、余白を付加したことで16:9となった画像460が生成される。
(S345)
次に、CPU101は、S341またはS344で得られた16:9の動画記録用の画像サイズにされた複数の画像を動画の各フレームとした動画データを生成するように、符号化復号化処理部160を制御する。前述したように、たとえば動画データの圧縮には、MPEGフォーマット、H.264フォーマットなどを使用できるが、どのようなフォーマットであっても構わない。
(S350)
そして、CPU101は、RAM102に記憶された圧縮動画データを記録媒体140に記録するように記録再生部141を制御する。
(S360)
最後に、CPU101は、撮影終了の指示が操作部104から入力されたか否かを判定し、終了の指示が入力されていれば、動画撮影処理を終了し、終了していなければ、処理をS310に戻し、制御を継続する。なお、動画撮影処理が終了した場合には、動画撮影時の姿勢情報として、横位置撮影を行ったことを示す情報を、記録媒体に記録した動画ファイルのヘッダに格納する。つまり、撮像装置100が縦位置である場合であっても、横位置である場合であっても、つねに横位置撮影を示す情報を記録する。このようにすることで、撮影時の姿勢情報を参照できる再生機器で動画ファイルを再生しても、参照できない再生機器で動画ファイルを再生しても、再生画像の上下が撮影者の意図したとおりに表示することができる。
以上のように、本実施例の撮像装置100は、4:3のアスペクト比(第1のアスペクト比)の撮像領域を有する撮像素子を用いて、16:9のアスペクト比(第2のアスペクト比)の動画を撮影する。
本実施例の撮像装置は、このような構成により、再生時に表示画面の領域を有効に利用することができる。また、縦位置、横位置どちらの撮影においても、撮影時の姿勢によらず撮像素子の撮像領域を有効に利用し、より広い範囲を記録することができ、従来より広い画角の画像を記録することができるのである。
なお、本実施例においては、4:3のアスペクト比の撮像領域を有する撮像素子を用いて、16:9のアスペクト比の動画を撮影する例について説明したが、撮像素子より記録する動画データの方が横長になる場合であれば適用することができる。例えば、5:4のアスペクト比の撮像涼気を有する撮像素子であって、15:9のアスペクト比の動画を撮影するような場合でも適用できる。
なお、本実施例の撮像装置100は、例えば、デジタルカメラ、携帯電話、スマートフォンなど動画撮影中に静止画撮影を行うことができる装置であればどのような装置であっても良い。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。ここでいうコンピュータは、たとえば、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどを含む。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
なお、第2の実施形態において説明する撮像装置は、第1の実施例と同様の機能ブロックを有するため、<全体構成>については説明を割愛する。また、第1の実施例と同様に静止画撮影、動画撮影を行うことができる。
本実施形態の撮像装置100は、さらに「ムービーダイジェストモード」を有し、静止画撮影の指示が入力されるまで、撮像部110により撮像されて得られた画像信号を圧縮符号化し、RAM102に一時的に記憶しておく。そして、静止画撮影の指示が入力されると、それまでRAM102に記憶されていた動画データのうち静止画撮影の指示が入力されるより前の所定期間分の動画データを動画ファイルとして記録媒体に記録する。なお、RAM102には、所定期間分以上の動画データがバッファされるようになっている。また、動画データを記録媒体に記録する際に、例えば、同一日付に「ムービーダイジェストモード」で撮影された動画データを含む動画ファイルが記録されている場合には、その既存の動画ファイルの動画データに対して、RAM102に記憶されていた動画データを追記する。
本実施形態の撮像装置100は、「ムービーダイジェストモード」において、第1の実施形態のごとく、例えば4:3のアスペクト比(第1のアスペクト比)の撮像領域を有する撮像素子を用いて、16:9のアスペクト比(第2のアスペクト比)の動画を撮影することができる。一方、静止画撮影の指示によって撮影される静止画については、1:1のアスペクト比(第3のアスペクト比)で撮影することができる。すなわち、静止画を撮影する指示に応じて、1:1のアスペクト比の静止画と、16:9のアスペクト比の動画を取得することができる。また、表示部130には、静止画に対応する1:1のアスペクト比(第3のアスペクト比)の画像をライブビュー画像(撮影中の確認用画像)として表示することができる。なお、アスペクト比については、これらの比率以外であってもかまわない。
特に、本実施例の撮像装置100は、撮像装置の姿勢が縦位置であるか横位置であるかに応じて、動画データ生成時の動作を切り替える。すなわち、横位置においては、撮像素子から読出した画像信号の示す4:3の画像のから16:9の画像領域を切出し、切出した画像に基づいて、16:9の動画データを生成する。一方、縦位置になると、撮像素子から読出した画像信号の示す4:3の画像を回転して3:4の縦長のアスペクト比の画像に変換する。さらに、回転後の3:4のアスペクト比の画像の左右に所定の画像(例えば白画像や黒画像)を付加して、16:9の横長のアスペクト比の画像を生成し、その画像を用いて16:9の動画データを生成する。さらに、「ムービーダイジェストモード」においては静止画撮影の画角を決定するために、静止画撮影用のアスペクト比に対応した画像を表示部130に表示する必要がある。そのため、16:9のアスペクト比の動画撮影を行いつつ、静止画撮影用のアスペクト比の画像を生成して表示部130に表示する。
以下、このような撮像装置100の動作について説明する。
<ムービーダイジェストの撮影手順>
ここで、本実施例の撮像装置100のムービーダイジェストモードにおける撮影手順について図5、図6を用いて具体的に説明する。図5のフローチャートは、CPU101の制御により撮像装置100の各ブロックが実行する動作を示すものである。
(S510)
まず、CPU101は、撮像素子の4:3のアスペクト比の撮像領域を用いて、被写体の光学像を撮像して画像信号を取得するように撮像部110を制御する。ここで取得された画像信号は生成される動画データの1フレームに対応する画像である。
(S511)
次に、CPU101は、画像信号に対して、ホワイトバランス調整、画素補間等の処理を施し、YUVデータに変換し、RAM102に記憶するように画像処理部111を制御する。これにより、S510の動画撮影時の撮像装置100の姿勢によらず、図6のアスペクト比4:3の撮像領域610及び撮像領域620で撮像された、アスペクト比4:3のYUVデータ630およびYUVデータ640が生成される。
(S520)
次に、CPU101は、表示部130に撮影される静止画のアスペクト比(1:1)の画角のライブビュー表示をするためS511で生成されたYUVデータから静止画撮影の画角に対応する領域を切出すように画像処理部111を制御する。
ここで、静止画撮影の画角の切出しは、画像処理部111のウインドウ機能を用いる。なお、本実施例では、画像処理部111において4:3の画像から1:1の画像を切出すものとしたが、例えば、RAM102に記憶された4:3の画像から、1:1の領域のみを読出すようにしても良い。
これにより、アスペクト比4:3のYUVデータ630およびYUVデータ640からそれぞれ、アスペクト比1:1の静止画撮影に対応したアスペクト比のYUVデータ631およびYUVデータ641が生成される。
(S521)
次に、CPU101は、S520で切出された静止画撮影に対応したアスペクト比のYUVデータ631およびYUVデータ641から、表示部130にライブビュー表示を行うための表示用画像データを生成するように画像処理部111を制御する。そして、CPU101は、生成された表示用画像データをRAM102に記憶する。ここでは、表示用画像データサイズへのリサイズ処理や表示部130のアスペクト比に合わせて余白画像の合成処理等をYUVデータに施す。このとき、CPU101は、撮像装置100の姿勢に関わらず、S520で生成されたアスペクト比1:1の静止画撮影に対応したアスペクト比のYUVデータ631およびYUVデータ641が表示部130に表示されるように、リサイズ処理、余白合成処理を実行するように画像処理部111を制御する。
このような処理により生成された画像を表示制御部131に送信し、表示部130に表示させることで、アスペクト比4:3の表示部130に対して、静止画撮影のアスペクト比に対応するスペクト比1:1の画像650、660が表示することができる。
一方、動画用の画像処理について説明する。
(S530)
次に、CPU101は、姿勢検出部170により得られた情報に基づいて、撮像装置100が横位置であるか縦位置であるかを判定する。ここで、横位置であると判定した場合は、S531の処理を実行させ、縦位置であると判定した場合は、S532の処理を実行する。
(S531)
CPU101は、姿勢検出部170により得られた情報に基づいて、撮像装置100が横位置であると判定した場合(S530で横位置)。CPU101は、S511で取得されたYUVデータ630の示す4:3の画像から、記録する動画のアスペクト比(16:9)に合わせた画角(記録画角領域)を切出すように画像処理部111を制御する。例えば、4:3の画像の上下を削除して16:9の画像を切出す。例えば、切り出しには、画像処理部111のウインドウ機能を用いる。
なお、本実施例では、画像処理部111において4:3の画像から16:9の画像を切出すものとしたが、例えば、RAM102に記憶された4:3の画像から、16:9の領域のみを読出すようにしても良い。
このようにすることにより、図6の4:3のYUVデータ630から、16:9の動画用のアスペクト比の画像670を切出すことができる。
(S532)
次に、CPU101は、S531で切出された動画記録用のアスペクト比のYUVデータを動画記録用のサイズにリサイズするように画像処理部111を制御する。
つまり、記録動画用の画像サイズが、(1280×720画素)である場合、横の画素数が1280画素、縦の画素数が720画素になるようにリサイズするのである。
(S533)
一方、S530で、姿勢検出部170により得られた情報に基づいて、撮像装置100が横位置であると判定した場合(S530で横位置)。CPU101は、S511で取得された4:3のYUVデータ640を画像を略90度回転させ、3:4の画像とする回転処理を実行するように画像処理部111を制御する。
(S534)
次に、CPU101は、S533で回転された回転後の画像のリサイズ処理を実行するように画像処理部111を制御する。リサイズ処理は、S533で回転された3:4の画像の長辺の長さ(本実施例では縦の長さ)が、16:9の動画記録用の画像サイズの短辺の長さに一致するように、実行される。このときS533で回転された画像のアスペクト比が変わらないように(すなわち、3:4のアスペクト比を維持したまま)、リサイズ処理を実行する。
つまり、記録動画用の画像サイズが、(1280×720画素)である場合、S533で回転された3:4の画像の長辺の長さが(720画素)になるようにリサイズ処理を行い、短辺の長さは、アスペクト比を維持するので(540画素)にする。
(S535)
次に、CPU101は、S534でリサイズされた画像に対して、余白画像を合成する処理を実行するように画像処理部111を制御する。合成処理は、S534でリサイズされた3:4の画像の左右に黒画像等の所定の余白用の画像を付加して、記録動画用の画像サイズの画像を生成するように実行される。
つまり、記録動画用の画像サイズが、(1280×720画素)である場合、S534でリサイズされた画像が(540×720画素)であるので、例えば、左右に、370×720画素の黒画像を合成して、(1280×720画素)の画像を生成する。
なお、左右に不均等に余白用の所定の画像を付加しても構わない。
このように、S510からS535の処理により、16:9のアスペクト比の動画記録用の画像が順次生成され、RAM102に順次記憶される。
横位置の場合、図6に示すように16:9の動画データの各フレームとして、余白の付加されていない画像670が、RAM102に記憶される。また、縦位置の場合、図6に示すように16:9の動画データの各フレームとして、余白を付加したことで16:9となった画像680が生成される。
(S540)
次に、CPU101は、S532またはS535で得られた16:9の動画記録用の画像サイズにされた複数の画像を動画の各フレームとした動画データを生成するように、符号化復号化処理部160を制御する。前述したように、たとえば動画データの圧縮には、MPEGフォーマット、H.264フォーマットなどを使用できるが、どのようなフォーマットであっても構わない。
(S541)
次に、CPU101は、S540で圧縮した動画データをRAM102に記憶する。
なお、撮像装置100の姿勢検出部170により得られた情報に基づいて、撮像装置100の姿勢が変化した場合には、RAM102に記憶された圧縮動画データを削除してもよい。また、静止画撮影ボタンとして、一般的なシャッタボタンが採用されていた場合、シャッタボタンはSW1とSW2の2段階のスイッチになっている。この場合、SW1が入力され、静止画撮影の準備が始まると、撮像装置100の姿勢が変化しても、RAM102に記憶されていた圧縮動画データを削除しないようにしても良い。
(S550)
次に、CPU101は、操作部104により静止画撮影の指示が入力されたか否かを判定する。静止画撮影の指示が入力されていない場合(S550でNo)には、処理をS510に戻して処理を行う。一方、静止画撮影の指示が入力された場合(S550でYes)には、以下の処理を行う。
(S560)
CPU101は、動画データの1フレームに対応する画像の撮影を停止するように撮像部110を制御するとともに、動画データ用の画像処理を停止するように画像処理部111を制御する。また動画データ用の画像が入力されなくなることに伴って動画の圧縮符号化を停止するように符号化復号化処理部110を制御する。
そして、CPU101は、静止画用のフレームを撮像するように撮像部110を制御する。そして、得られた画像信号を画像処理部111に送信し、静止画用の画像処理を施すように画像処理部111を制御する。
なお、このとき、静止画用の画像信号の示す画像は1:1のアスペクト比を有する。すなわち、表示部130に表示していたのと同じアスペクト比の画像信号を取得する。この処理は、4:3の撮像領域を有する撮像素子により得られた画像信号から、1:1の領域を抽出するように画像処理部111を制御しても良いし、撮像素子の1:1の領域から画像信号を取得するようにしてもよい。
(S561)
次に、CPU101は、画像処理部111で処理された画像信号を、例えばJPEG等の静止画用のフォーマットで圧縮符号化するように符号化復号化処理部160を制御する。
(S562)
次に、CPU101は、S561で圧縮符号化した静止画データに姿勢情報を生成する。すなわち、静止画撮影指示の入力されたときの、姿勢検出部170の示す撮像装置100の姿勢が横位置の場合は横位置撮影情報を、縦位置の場合は縦位置撮影情報をそれぞれ生成する。例えばこれらの情報は、記録媒体140に記録される静止画ファイルのファイルヘッダなどに記録されることになる。
これにより、図6の静止画データ690には、横位置撮影情報が、静止画データ695には縦位置撮影情報が付加されることになる。
(S563)
次に、CPU101は、S561で圧縮符号化した静止画データを、記録媒体140に静止画ファイルとして記録するように記録再生部141を制御する。このとき、S562で生成された撮影時の姿勢を示す情報を静止画ファイルのファイルヘッダに格納して記録するように記録再生部141を制御する。
(S570)
次に、CPU101は、S541でRAM102にバッファリングされた圧縮動画データを記録媒体140に記録するように記録再生部141を制御する。このとき、記録媒体140に例えば同日に「ムービーダイジェストモード」で撮影された動画ファイルが存在する場合には、その動画ファイルの動画データに追記しても良い。また、そのような動画ファイルが存在しない場合には、追記を行わない。
なお、CPU101は、このとき動画ファイルを記録するとともに、動画データの撮影時の姿勢を示す情報を付加するが、動画データの撮影姿勢を示す情報は常に「横位置撮影情報」とする。つまり、撮像装置100が縦位置である場合であっても、横位置である場合であっても、つねに横位置撮影を示す情報を記録する。このようにすることで、撮影時の姿勢情報を参照できる再生機器で動画ファイルを再生しても、参照できない再生機器で動画ファイルを再生しても、再生画像の上下が撮影者の意図したとおりに表示することができる。
(S580)
最後に、CPU101は、撮影終了の指示が操作部104から入力されたか否かを判定し、終了の指示が入力されていれば、動画撮影処理を終了し、終了していなければ、処理をS510に戻し、制御を継続する。
以上のように、本実施例の撮像装置100は、4:3のアスペクト比の撮像領域を有する撮像素子を用いて、16:9のアスペクト比の動画を撮影する。
本実施例の撮像装置は、このような構成により、再生時に表示画面の領域を有効に利用することができる。また、縦位置、横位置どちらの撮影においても、撮影時の姿勢によらず撮像素子の撮像領域を有効に利用し、より広い範囲を記録することができ、従来より広い画角の画像を記録することができるのである。
また、静止画撮影用の1:1のアスペクト比の画像を表示部130に表示しながら、16:9のアスペクト比の動画を撮影することができる。
なお、本実施例においては、4:3のアスペクト比の撮像領域を有する撮像素子を用いて、16:9のアスペクト比の動画を撮影する例について説明したが、撮像素子より記録する動画データの方が横長になる場合であれば適用することができる。また、撮影される静止画データのアスペクト比を1:1としたが、撮影される動画データのアスペクト比と異なればどのようなアスペクト比であっても良く、静止画のアスペクト比に対応する画像を表示部130に表示すればよい。
また、撮像装置100は、第1の実施形態の「動画撮影モード」と、第2の実施形態の「ムービーダイジェストモード」の両方を有するものであっても良い。
また、本実施例においては、「ムービーダイジェストモード」において、静止画撮影の指示よりも前の所定期間分の動画データを記録するものとしたが、静止画撮影の指示の前後の所定期間分であっても良いし、後の所定時間分であっても良い。
また、本実施例の撮像装置は、縦位置撮影時には撮像領域全体の撮影画像を記録アスペクト比で切り出すことなく、90度回転及びリサイズし、左右に余白画像(一般的に、黒画像)を合成して横長のアスペクト比の動画として記録する。これにより、撮像素子の撮像領域を無駄にせず有効利用して広い画角で動画撮影することができ、また、撮影時の姿勢情報を再生時に参照できなくても、被写体を正しい天地方向で再生できる。
縦位置撮影のシーンは、再生時に正しい被写体方向で表示されるように予め回転及びリサイズされた動画として記録される。従って、この動画を撮影姿勢の異なるシーンの動画と合成して動画ファイルを生成したとしても、何れのシーンも正しい天地方向で再生表示できる。この動画ファイルには横位置撮影を示す姿勢情報を埋め込むので、姿勢情報を参照して再生画像の表示方向を変更する再生装置で再生した場合でも、縦位置撮影のシーンを正しい方向で再生表示できる。
さらに、撮影時の姿勢によらず撮像領域全体の撮影画像を記録アスペクト比で切り出さずYUVデータに変換するため、YUVデータから生成する圧縮用動画データと表示用画像データを異なるアスペクト比で生成することができる。そのため、静止画撮影画角でライブビュー表示しながら、静止画撮影の構図決定段階の一定時間分の動画を異なるアスペクト比で記録することが可能である。
なお、本実施例においては、4:3のアスペクト比の撮像領域を有する撮像素子を用いて、16:9のアスペクト比の動画を撮影する例について説明したが、撮像素子より記録する動画データの方が横長になる場合であれば適用することができる。例えば、5:4のアスペクト比の撮像領域を有する撮像素子であって、15:9のアスペクト比の動画を撮影するような場合でも適用できる。また、静止画撮影用のアスペクト比も、動画データのアスペクト比と異なればよい。
なお、本実施例の撮像装置100は、例えば、デジタルカメラ、携帯電話、スマートフォンなど動画撮影中に静止画撮影を行うことができる装置であればどのような装置であっても良い。また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。ここでいうコンピュータは、たとえば、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどを含む。
[その他の実施形態]
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。

Claims (8)

  1. 撮像装置であって、
    被写体の光学像を撮像し、第1のアスペクト比または前記第1のアスペクト比よりも横長の第2のアスペクト比の画像信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像信号に基づいて、前記第2のアスペクト比の動画データを生成する生成手段と、
    前記取得手段と前記生成手段を制御する制御手段とを有する撮像装置であって、
    前記撮像装置の姿勢が横位置である場合、前記第2のアスペクト比の画像信号を取得するように前記取得手段を制御し、前記第2のアスペクト比の画像信号に基づいて前記第2のアスペクト比の動画データを生成するように前記生成手段を制御し、
    前記撮像装置の姿勢が縦位置である場合、前記第1のアスペクト比の画像信号を取得するように前記取得手段を制御し、前記第1のアスペクト比の画像信号を略90度回転させ、回転後の画像の左右に所定の画像を付加することで第2のアスペクト比の画像信号を生成し、前記所定の画像が付加された第2のアスペクト比の画像信号に基づいて第2のアスペクト比の動画データを生成するように前記生成手段を制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記取得手段は、前記第1のアスペクト比の撮像領域を有する撮像素子により得られた第1のアスペクト比の画像信号から前記第2のアスペクト比の画像信号を抽出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記取得手段は、撮像素子の前記第1のアスペクト比の撮像領域により得られた第1のアスペクト比の画像信号または、撮像素子の前記第2のアスペクト比の撮像領域により得られた第2のアスペクト比の画像信号を取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記撮像装置の姿勢が縦位置である場合、前記所定の画像を付加する前に、画像の大きさを小さくするように前記生成手段を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記撮像装置の姿勢が横位置である場合、前記第2のアスペクト比の画像信号の示す画像の大きさを小さくしてから動画データを生成するように前記生成手段を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮像装置。
  6. 表示手段を有し、
    前記生成手段は、前記表示手段に表示するための第3のアスペクト比の画像を生成することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の撮像装置。
  7. 前記生成手段は、前記撮像手段により得られた画像信号から第3のアスペクト比の静止画データを生成することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の撮像装置。
  8. 前記第1のアスペクト比は、4:3であり、前記第2のアスペクト比は、16:9であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の撮像装置。
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