JP2008046632A - 積層周期構造の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材の周期格子構造を有する偏光ビームスプリッタを、低コストのバッチ製造技術により提供する。
【解決手段】第1の材料の最終周期格子構造及び、最終周期格子構造における個々の構造(features)の間を充填する第2の材料で構成された構造層を形成する工程と、第1の化学プロセスを用いて第2の材料を除去する工程と、第2の化学プロセスを用いて第1の材料の少なくとも一部を第3の材料にアニールする工程と、を含む。
【選択図】なし

Description

本発明は、ナノメータースケールの構造(features)を有するデバイスの製造、特に、具体的には偏光ビームスプリッタ(PBS)の部材の製造に関する。
多層偏光分離素子を有するPBSはすでに製造されている。多層偏光分離素子は高屈折率層と低屈折率層を交互に有する層で構成されている。これらの多層偏光分離素子はTiOを用いて構成されている。このようなPBSは、2005年5月3日に出願された「POLARIZATION ELEMENT AND OPTICAL DEVICE USING POLARIZATION ELEMENT」(特許文献1参照)に記載されている。
図1はPBSを示すブロック図である。図1は、二つのプリズムにより挟まれている、構造複屈折をそれぞれ有する複数の周期構造で構成された偏光分離層23を示す。偏光分離層23及び二つのプリズムは、偏光分離機能を有する光学素子を構成する。
図1において、偏光分離層23は、プリズムの入射面25に対して、ブリュースター角だけ傾いている。P偏光成分18及びS偏光成分20を含む入射光線が入射面25に垂直に投射されると、P偏光成分18は偏光分離層23を通過し通過光19となり、S偏光成分20は偏光分離層23に反射され反射光21となる。ここに図示するように、光学素子は可視光に使用されると考えられる。
図2は偏光分離層23を示す概念図である。偏光分離層23には、複数の格子構造(周期構造)が積層されている。隣接する格子構造の周期方向はお互いに対して実質的に垂直である。この実施形態において、五つの層に対応する五つの一次元格子構造が積層されている。(図2は概念図であるため、三つの一次元格子構造のみが示されている。)第一、第二、第三、第四、並びに、第五の一次元格子は光入射側から順に配置されているとする(図2の上側)。各格子構造の周期は任意の入射光の波長よりも短い。各格子構造は構造複屈折を示す。
図2に示すように、入射光ビーム(P偏光成分18及びS偏光成分20)が入射される入射面は、第一の一次元格子の周期方向に対して垂直である。第一の一次元格子の周期方向は格子方向Vとする。図2に示すとおり、第二の一次元格子の周期方向は格子方向Vに対して垂直であり、格子方向Pとする。
光が偏光分離層23に入射したとき、S偏光成分は反射され、その反射光21は、プリズムの光入射側に位置する入射面25とは異なる射出面26から射出する。この時、P偏光成分は偏光分離層23を通過し、その通過光19は、光射出側に位置する射出面27から射出する。
米国特許出願公開第11/122153号明細書 このPBSは、広い入射角度及び広波長などの性能を有する。しかしながら、このようなデバイスの製造は困難である。一つの問題としては、偏光分離層に高屈折率の材料を組み込むことである。もう一つは、垂直格子を積み重ねる時、安定性を保ちつつ格子を積み重ねることが困難であることから発生する問題である。通常、エッチング停止層を用いることによって、Siベースの半導体製造プロセスにおいてこのような格子を製造することができる。しかし、これは光学特性を考慮していないときに限る。PBSの場合、光学特性は重要であり、残ったエッチング停止層がPBSの光学特性に悪影響を与える。
従って、異なる格子材料の使用を可能とし、停止層材料の量を減らし、製造プロセスにおいて格子を支持し、かつ、低コストのバッチ製造技術を使用する製造プロセスが必要とされる。本発明の各種側面や実施形態は、これらの要件を満たしている。
本発明の第1の側面において、部材の周期格子構造を製造する方法が提供される。この製造方法は、第1の材料の最終周期格子構造及び、最終周期格子構造における個々の構造(features)の間を充填する第2の材料で構成された構造層を形成する工程と、第1の化学プロセスを用いて第2の材料を除去する工程と、第2の化学プロセスを用いて第1の材料の少なくとも一部を第3の材料にアニールする工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の側面において、第2の化学プロセスは酸化または窒化である。
本発明の別の側面において、複数の構造層が形成される。構造層は、第1の構造層を形成し、第2の材料の追加基板層により第1の構造層から離れた第2の構造層を形成することにより形成される。
本発明の別の側面において、第1の材料の窒化レベルは第3の材料の窒化レベルより低い。
本発明の別の側面において、第1の構造層の表面は、第4の材料の追加層の表面と結合している。
本発明の別の側面において、構造層を形成する工程は、基板層または絶縁層で構成される底面に第2の材料の犠牲層を提供する工程と、犠牲層の表面から犠牲層の底面まで伸長する一つまたは複数の開口部により構成されるパターンを犠牲層に形成する工程と、第1の材料でパターンを充填する工程と、犠牲層を除去する工程と、を有することを特徴とする。
本発明の別の側面において、部材の構造を製造する方法は、遷移材料層を形成する工程と、遷移材料層をパターニングする工程と、パターニングされた遷移材料層の間に犠牲層を充填する工程と、絶縁層を形成する工程と、第2の遷移材料層を形成する工程と、第2の遷移材料層をパターニングする工程と、第1の化学プロセスを用いて第1及び第2の犠牲層を除去する工程と、第2の化学プロセスを用いて部材における遷移材料の一部を最終材料にアニールする工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の別の側面において、複数の構造層を有する部材を製造する方法は、透明基板の上に遷移材料の複数の構造層を配置する工程と、複数の構造層を透明基板に結合する工程と、構造層の遷移材料を最終材料にアニールする工程と、を含むことを特徴とする。
前述したように、図1は偏光分離素子を示す構成図である。図1は、二つのプリズムにより挟まれている、構造複屈折をそれぞれ有する複数の周期構造で構成された偏光分離層23を示す。偏光分離層23及び二つのプリズムは、偏光分離機能を有する光学素子を構成する。
図2は、偏光分離層23を示す概略図である。偏光分離層23には、複数の格子構造(周期構造)が積層されている。隣接する格子構造の周期方向はお互いに対して実質的に垂直である。この実施形態において、五つの層に対応する五つの一次元格子構造が積層されている。(図2は概念図であるため、三つの一次元格子構造のみが示されている。)第一、第二、第三、第四、並びに、第五の一次元格は光入射側から順に配置されているとする(図2の上側)。各格子構造の周期は任意の入射光の波長よりも短い。
偏光分離層23、偏光分離層を組み込む素子、及び、いくつかの実施形態に関する完全な記載は、2005年5月3日に出願された「POLARIZATION ELEMENT AND OPTICAL DEVICE USING POLARIZATION ELEMENT」(特許文献1)で提供されており、それを引用することで、その内容の全てをここに合体する。
以下の記載は、特に、偏光分離層23などのような偏光分離層の格子形成に適用されるが、本願において開示される製造プロセスの各種の実施形態は、他の光学及びRF用の部材の周期又は非周期構造の形成に適用される。例えば、特定のRF周波数、検波器、連結器のフィルター、又は、導波管、レーザー、検波器、変調器、マルチプレクサ、デマルチプレクサなどの電気通信アプリケーションに、積み重なった格子構造を使用することができる。以下の記載に従って製造されて積み重なった構造は、記載されたPBS、偏光子、回折素子の反射防止膜、及び色収差補正レンズなどの光学結像デバイス、並びに、DVD又はCD、光ヘッドなどの光メモリに用いることができる。
図3は、偏光分離層23に似た構造を製造するための製造プロセスのプロセスフロー図である。このような構造は、一つ以上の格子を、遷移材料を用いて構造層に形成することによって製造される。次に、遷移材料は、格子の最終又は所望の材料にアニールされる。このプロセスの第1のステップは、構造の形成に機能するパターンを形成する工程である(100)。第2のステップは、パターンを基に構造を製造する工程である(102)。次に、二つ以上の構造が素子の部材を形成するために組み合わされる(104)。最後に、部材が素子に組み込まれる(106)。
さらに詳細には、図4は本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスのプロセスフロー図である。このプロセスでは、構造(図2の偏光分離層23の一つの周期構造など)のためのパターンが犠牲材料層に形成される(200)。パターンが形成されると、パターンを遷移材料で充填することにより構造が形成される(202)。その結果、構造の個々の構造(features)の間が犠牲材料で充填される。そして、追加構造が、第1の構造の上に絶縁層を蒸着することで形成され、絶縁層の表面上に付加構造を素子の部材(図2に示す偏光分離層23など)を形成するために必要な数の層だけ形成する。部材が完成すると、かかる部材は基板に取り付けられ、犠牲材料が除去される(208)。犠牲材料が除去された後、遷移材料は、部材の最終又は所望の材料を形成するように、アニールされる(210)。
上記の記載では、本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスを説明した。以下、図5A乃至5Eを参照して、製造プロセスのパターン形成ステップをさらに詳細に説明する。図5Aは基板材料300の層の断面図である。図5Bに示すように、犠牲材料の犠牲層302は基板層300の表面に形成される。図5Cに示すように、レジスト層304が犠牲層302の表面に形成される。レジスト層304は、レジスト層304を通って伸長し、犠牲層302の表面の部分に露出する開口部305などの開口部を含む。開口部は、周期パターンを示す場合がある。このパターンは、レジスト層に、位相シフトによるリソグラフィー、複数のレーザービームを用いる干渉リソグラフィー、又はインプリントプロセスを含むいくつかの方法により形成することができる。
本発明の例示的な実施形態に対応するレジスト層において、間のある溝のラインホールパターンを形成するように、開口部は、レジスト層304の一つの面次元に沿って伸長する。このようなラインホールパターンは、周期格子などを形成するのに役立つ。
本発明の例示的な実施形態に対応するレジスト層において、開口部の幅は30nm程度(308)、間隔は140nm程度(306)である。犠牲層の高さは400nm程度である。このような寸法は、可視光線用のPBSの部材のための格子寸法である。当業者に容易に理解できるように、ピッチは波長に依存する。例えば、赤外線を用いる場合、ピッチは上記例より、波長に比例して大きい。
図5Dは、犠牲層302にパターンを形成する工程を示す。このパターンは、開口部310のような、レジスト層から基板層300まで実質的に伸長する一つ以上の開口部を含む。本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスにおいて、犠牲層302はCVDによって形成されたSiOで構成され、基板層300はSiで構成され、犠牲層302のパターンは、レジスト層304の開口部305を介した反応性イオンエッチング(RIE)などのドライエッチングプロセスによって形成される。この製造プロセスでは、Si層は、基板層300のSi表面へのあらゆるダメージを回避するためにエッチング停止層として準備される。従って、Siラージスケールインテグレーション(LSI)プロセスで使用される従来のエンチャント、例えば、CF+H、C、CHF、Cなどが高選択性でエッチングするために使用される。
本発明の例示的な実施形態に対応する他の製造プロセスでは、パターンの開口部の幅が設計値に比べて大きすぎると、化学気相蒸着(CVD)により開口部に追加SiOが蒸着され、方向性エッチングがRIEにより途切れることなく行われる。このようにして、ラインホールパターンの幅を調整される。
本発明の例示的な実施形態に対応する他の製造プロセスでは、レジストリフロー処理が、さらに小さいホールパターンを形成するために用いられる。
図5Eは、レジスト層304を犠牲材料302の表面から除去する工程を示す。製造プロセスの現時点では、犠牲層302には、犠牲層302の表面から実質的に基板層300の表面まで伸長する開口部310などの一つ以上の開口部により形成されたパターンが残される。
上記の記載では、本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスにおいて、どのようにして犠牲材料にパターンが形成されるかを説明した。以下、図6A及び6Bを参照して、例示的な実施形態に対応する製造プロセスにおいて、パターンにおける構造の形成について説明する。図6Aは、基板層300の上に形成された、開口部310などの一つ以上の開口部により犠牲層302に形成されたパターンを有する犠牲層302の上面図である。図6Bは、犠牲層302及び基板層300の、点線AAに沿った断面図である。各図において、犠牲材料302に形成されたパターンの開口部への遷移材料400の導入により、パターンに構造が形成されている。従って、構造は、間の空間が犠牲材料により充填される個々の離れた構造(features)で構成される。
製造プロセスの一つの実施形態では、遷移材料はAl、基板材料はSiである。従って、Alは、露出したSi基板層の表面などの電子が支配的な表面のみのラインホールパターンに選択的に蒸着される。プロセス条件の例としては、バックグラウンド真空レベルが10−8Torrであり、Hガスはパターンの表面を0.7Torrで流れ、基板層上の温度は約170Cに保たれる。そして、プラズマが、0.2W/cm2のパワーレベルを用いて13.56MHzで生成される。トリメチルアルミニウム(TMA)が1.5E−4Torrの分圧で導入される。
図7A及び7Bを参照するに、犠牲層302のパターンへの遷移材料400の導入は犠牲層302の表面の端で停止されるべきであるが、過成長500の場合、表面は、図7Bに示すように、化学的・機械的研磨(CMP)により平らに研磨される。このプロセスでは、図7bに示すように、研磨は犠牲層の表面で停止される。
上記の記載では、犠牲材料における遷移材料により、どのようにして構造が形成されるかを説明した。以下、図8、9A、9B、10A、10B及び11を参照して製造プロセスの例示的な実施形態に対応する素子の部材を形成するために構造を結合するプロセスを説明する。これらの図では、同じ番号を割り当ててある要素は、同じ特徴を示す。図9Aは、製造プロセスの一つの段階における部材を示す上面図である。図9bは、点線BBに沿った断面図である。図8は、製造プロセスの異なる段階における、点線BBに沿った断面図である。図10Aは、製造プロセスの他の段階における部材を示す上面図である。図10Bは、図10Aの点線CCに対応した断面図である。
図8は、基板材料600の新しい層を、基板層300によって支持された犠牲層302の表面上に絶縁層として蒸着する工程を示す。基板材料600の新しい層は、パターンを示す開口部310などの開口部を有する犠牲材料の層に形成されたパターンにおける遷移材料400の構造を覆う。製造プロセスの一つの実施形態では、基板材料600の新しい層は、ドープされたn+Si薄膜である。このn+Si薄膜は、アモルファス、多結晶、又は結晶である。基板材料600の新しい層が伝導性のある、電子密度の高い層であることを保証するために、材料としてn+Siが採用された。
図9Bは、犠牲材料602の新しい層を基板材料600の新しい層の表面上に形成する工程を示す。図9Aは、犠牲材料302と同じようにパターニングされる犠牲材料602の新しい層を示す。すなわち、犠牲材料602の新しい層を通して伸長する開口部604などの一つ以上の開口部が、犠牲材料602の新しい層にパターンを形成する。本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法では、犠牲材料602の新しい層は、CVDにより蒸着される約60nmの厚さのSiO膜である。このSiO膜は、犠牲層302で定義される格子構造に対して実質的に垂直である格子構造を形成するようにパターニングされている。この格子構造のピッチ及び幅は、犠牲層302で定義される格子構造と同様である。SiO膜におけるパターンは、基板材料600の新しい層により停止されるエッチングにより形成される。この製造プロセスにおける基板材料600はSiである。
図10A及び10Bは、遷移材料606を、犠牲材料602の新しい層におけるパターンの開口部に組み込む工程、このようにして基板材料600の新しい層の表面上に遷移材料の第2の構造を形成する工程を示す。遷移材料は、前述してように、パターンに形成される。この、一つの構造層をもう一つの構造層の表面に配置するプロセスは、任意数の構造層の部材を製造するために繰り返すことができる。
図11は、三つの構造層902、904、及び906で構成される部材900を示す。図示するように、各構造層は、犠牲材料のマトリックスに埋め込まれた遷移材料の構造を定義する。この実施形態では、構造層902は、伸長した、間のある周期構造を有する周期格子構造908、又は、図11の平面から垂直に伸長する縦軸を有する素子910a〜910g、を定義する。構造層904は、遷移材料の周期格子構造912(一つの伸長素子914を通る断面図のみが示されている)を定義する。構造層904は、縦軸が図11の平面に実質的に平行であり、格子908の縦軸に対して実質的に垂直である。同様に、構造層906は、周期格子構造908の縦軸と実質的に平行である縦軸を有する周期格子構造916を定義する。
部材900の形成は、積み重なった一連の周期格子構造を製造することに関連して記載した。しかしながら、本発明の各種実施形態に対応する製造方法によって形成される構造の種類に対する制限ととして、前述の記載を解釈してはいけないことが理解されるであろう。例えば、その製造方法は、任意のパターン又は任意の製造技術により犠牲層に形成可能なパターンにも適用することができる。さらに、部材900の構造層は同じ技術を用いて形成されるものとして記載したが、個々の構造層は、記載した製造方法の目的から逸脱しない、異なる技術を用いて形成してもよい。
上記の記載では、構造層の連続的な形成を介して、どのようにして遷移材料の部材が形成されるかを説明した。以下、図12A乃至12Gを参照して、部材から素子を形成し、化学プロセスにより部材を素子にアニールする方法を説明する。
図12Aに、部材900を、他の材料で構成された追加部材1000に取り付ける工程(1002)を示す。例えば、部材1000は、研磨されたガラスなどの透明材料であっても良く、プリズムなどの最終素子の一部を形成するために、結合により部材900に取り付けられる。部材900が部材1000に取り付けられると、基板層300が研削やウェットエッチングにより除去される。図12Bは、他の部材1004を、基板層300を除去することにより現れた部材900の表面に取り付ける工程(1006)を示す。
図12Cは、三つの部材900、1000、及び1004から形成される素子1008を示す。前述したように、部材900は遷移材料にちりばめられた犠牲材料を有する構造層を含む。犠牲材料と遷移材料は、異なる性質を持つため、犠牲材料を、遷移材料に犠牲材料ほど大きな効果を発揮しない機械的又は化学的プロセスにより除去することが可能である。犠牲材料が除去されると、基板材料1012の層に取り付けられた遷移材料1010で形成される構成が残る。
図12Dは、(図12Cの)、基板材料が犠牲材料に似た材料に変更されるように、基板材料をアニールすることで基板材料1012を除去し、さらに、ボイド1014によって示されるように、変更された基板材料を除去する工程を示す。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、基板層1012はSiで構成され、プラズマアシスト技術(プラズマアシストプロセス)を含み、酸化によりアニールされる。結果として生じるSiO層はウェット又はドライエッチング又はプロセスにより除去される。
図12Eは、三つの部材で構成される素子1008を示す。部材1016は、実質的に、部材1000と1004との間の遷移材料で構成される。図12Fは、遷移材料を最終又は所望の材料にアニールし、部材1000と1004との間の最終又は所望の材料で構成される構造1018を含む素子1008を残す工程を示す。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料は、プラズマアシスト技術を含む酸化によりアニールされる。本発明の例示的な実施形態に対応する他の製造方法では、遷移材料はプラズマアシスト技術を含む窒化(プラズマアシスト窒化)によりアニールされる。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料はAlであり、最終又は所望の材料はAlNである。Alはプラズマアシスト技術を含む窒化によりアニールされる。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、プラズマ窒化は、室温において、Ar/N混合プラズマで行われ、NH周囲圧力500Cでの熱窒化が、Alにおける窒素の取り込みに用いられる。これらのプロセスは、交互に用いることができる。また、窒化プロセスを促進させるために、プラズマエンハンスド窒化(plasma enhanced nitridation)前にAlを薄いネイティブAl層で覆う。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、素子部材は、基板材料の追加層を除去することにより残ったボイドを充填するために圧縮される。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料のアニールは不完全である。すなわち、素子において機能する部材を形成するために、遷移材料の一部のみがアニールされる。
図12Gに示すように、本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料は、部分的にアニールされた最終又は所望の材料で形成されてもよい。すなわち、遷移材料は、すでに部分的に窒化されているが、その窒化レベル(窒素化合物の濃度、窒化物の濃度)は最終又は所望の材料の窒化レベル(窒素化合物の濃度、窒化物の濃度)より低い。同様に、遷移材料は酸化されるが、その酸化レベルは最終又は所望の材料の酸化レベルより低い。この実施形態において、部材1022は、実質的に、部材1000と1004との間の遷移材料で構成される。素子1020がアニールされた後、部材1022は、最終又は所望の材料で構成される部分1024と、遷移材料で構成される部分1026を備える。
アニールプロセスは、部材1022の部分的なアニールを結果的にもたらすが、素子1020は機能する状態のまま残る。例えば、PBSの場合、可視光の波長が450nm〜600nmであり、格子構造の幅が約30nmであるため、(Alなどの)第1の材料が格子の中心部分にコアとして残ったとしても、金属による光の吸収はまだ許容レベルにある。さらに、特に第1の材料から最終又は所望の材料までの表面領域において、格子の一部のみが変わったとしても、(光を吸収するAl金属が少なくなるため)PBSの透過率は向上し、表面平坦度をアニールにより減らすことができるため、格子表面での分散が減少する。
他の例として、遷移材料がAlO又はAlONの場合、部材1022の部分1024の組成はAlOx1y1として表現でき、部材1022の部分1026の組成はAlOxNyとして表現できる。ここで、x≧0、x≧0、x≧0、x≧0、(y2/x2)≧(y1/x1)である。一般に、AlNはAlOよりも高い屈折率を持つため、窒化は、部材1022の光学性能をより高めることになる。
前述の製造プロセスにおいて、いくつかのステップを変更することにより、代わりの遷移、所望、及び犠牲材料を用いることができる。図13は、本発明の例示的な実施形態に対応するそのような製造プロセスの一つのプロセスフロー図を示す図である。この製造方法の実施形態では、犠牲材料の層が、基板材料の層に形成される(1100)。次に、構造のためのパターンが犠牲材料の層に形成される(1102)。パターンが形成されると、構造が遷移材料の選択的成長によるパターンに基づいて形成される(1104)。一つ以上の追加構造は、先行する基板上に形成された基板材料の新しい層上に追加層を形成することにより形成される(1106)。追加構造は、素子のための部材を形成するために必要な回数だけ加えることができる。部材が完成したら、犠牲材料が除去され(1108)、部材の最終又は所望の材料を形成するために、遷移材料がアニールされる。基板材料の元の層は除去され、最終素子を形成するために、追加部材が取り付けられる(1112)。
図14A〜14Dは、図13よりさらに詳細に、部材900が素子に組み込まれる前に、部材900における遷移材料を最終又は所望の材料に変更する工程を示す。これを達成するために、図14Aに示すように、構造層を完成させた後、部材900を基板層300に取り付けられたままにする。構造層における犠牲材料は選択的エッチングなどにより除去され、図14Bに示すように、ボイド1200などのボイドが構造層に取り残される。これにより、遷移材料で構成された構造1201などの構造と、基板材料1202の追加層がさらされる。基板材料の追加層は、アニールにより犠牲材料に変更され、図14Cに示すように、その後除去される。こうすることにより、主に遷移材料で構成された部材構造1204が残る。遷移材料がアニールされると、図14Dに示すように、部材は、主に所望の材料で構成される構造1206に変更される。その後、部材は基板材料300の層から除去され、前述のように、素子に組み込まれる。
部材900を、アニール前に素子に組み込まないことにより、アニールプロセスを早めるために、追加プロセス技術を用いることができる。例えば、Siベース基板上の部材900の窒化を温度を上げることにより早めることができる。また、部材構造は、アニールプロセスで使用されるプラズマに対してさらに露出される。
図15A〜15Cは、素子への素子900の遅延した組み込みを可能とする追加プロセス技術を示す。このプロセス技術では、図15Aに示すように、構造層を完成させた後に、部材900を基板層300に取り付けたままにする。構造層における犠牲材料は選択的なエッチングなどにより除去され、図15Bに示すように、ボイド2100などのボイドは構造層に取り残される。これにより、遷移材料で構成された構造1201などの構造と、基板材料1202の追加層が露出される。この技術では、遷移材料は、基板材料1202の追加層を除去せずにアニールされる。その後、部材は基板材料300の層から除去され、前述のように、素子に組み込まれる。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料はAlであり、最終又は所望の材料はAlであり、基板材料はSiである。AlはAr・O2を混ぜたプラズマアシスト酸化プロセスを用いてアニールされる。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料は、CVDを用いて犠牲層のパターンに蒸着されるSiである。この場合、SiがSiCl選択的成長などにより犠牲層に蒸着されると、そのSiは、CVDプロセス後に研磨される。この製造プロセスでは、部材構造及び基板材料の追加層の両方のSiが、プラズマアシスト及び熱窒化プロセスによりSiに変更される。熱窒化の間、用いられた材料のために温度を上げることにおいては何ら制限がなく、温度を1000Cまで上げることが可能である。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料はZrOであり、最終材料はZrONである。この製造方法では、遷移材料の部材のための構造はALD及びレジスト層のリフトオフにより形成される。ALD及びレジスト層のリフトオフは、図16A〜16Eに示される。このプロセスでは、犠牲材料302の層は、基板材料300の層上に形成され、レジスト層304に覆われる。図16Aに示したように、犠牲材料の層にパターンが形成される。パターンを充填するためには、図16Bに示すように、ALDプロセスによりZrClの単分子層が蒸着され、ZrOの層を形成するために、HOガスが導入される。このプロセスは、ZrO1406がパターンを充填するまで、ZrO1404を積み重ねるように繰り返される。次に、レジスト層304が除去され、積み重ねられたZrOがパターンに残される。
前述したように、追加構造を加え、結果として生じた部材をアニール及び素子に組み込むことができる。窒化プロセスにより、格子構造の屈折率は、遷移材料ZrOの屈折率から増加する。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、遷移材料はHfONであり、最終又は所望の材料はHfONである。ここで、x<yである。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、部材のための構造を、パターンを用いないで、かつ、ALDを用いて形成するために遷移材料が使用される。このプロセスでは、エッチングを用いて構造を改善することができる。犠牲材料が、構造におけるボイドに加えられ、化学的・機械的研磨(CMP)により研磨される。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造方法において、光子アシスト電気化学エッチング(photon−assisted electrochemical etching)が、部材のための構造を形成するためのパターンの形成に用いられる。電気化学エッチングは、光子の吸収が重要である場合、光子アシスト電気化学エッチングと称されることがある。電気化学エッチングは、単純なウェットエッチング(例えば、化学エッチング)と、外部バイアス電界が加えられる点において異なる。他のウェットエッチングプロセスと同様に、電気化学エッチングはドライエッチング(例えば、プラズマエッチング)と比べて大幅にコストが低い。HF電解液をベースにしたNタイプSiの光子アシスト電気化学エッチングでは、先端及びエッチングされたピットはSiにおいてより多くの穴を引きつけ、異方性エッチングされた高アスペクト比の溝のポジティブフィードバックプロセスを形成する。
図17A乃至17Dに示すように、光子アシスト電気化学エッチングを用いた製造プロセスでは、Nタイプ単結晶Siの層1500は、基板材料の層及び犠牲材料の層の両方として機能する。レジスト材料1502の層は、層1500の表面に形成される。レジスト材料1502から層1500まで伸長する開口部1504のパターンは、前述のように形成される。例えば、HF電解液を用いた光子アシスト電気化学エッチングは、層1500に高アスペクト比の溝1506を形成するために用いられる。次に、レジスト材料1502の層は除去され、溝1506で構成された層1500のパターンを残す。前述のように、層1500のパターンは、部材のための構造を形成するように、遷移材料で充填されてもよい。
図18A乃至18Eに示すように、部材のための追加的な積み重なった構造は、アモルファス又は多結晶Siの層をレーザーアニールするプロセスにより形成されるNタイプSiの新しい層上に形成される。このプロセスでは、アモルファス又は多結晶シリコン1604の層が、プラズマ化学気相成長(PECVD)などの低真空プロセスにおいて、遷移材料1600で充填されるパターンを持つ層1500の表面に形成される。
層1604は、広面積、高パワー、アニールレーザーパルス1605を用いて、層1604の表面に視射角で照射される。固定ビーム直系レーザーと比べ傾いた入射ビームは、層1604のより広い表面積に投影することができる。また、傾いた入射ビームは、層1604の表面の近くで、層1500又は構造1600のもっと深い部分を加熱することなく、より速く吸収される。最後に、層1604のアモルファスシリコンの高い平均屈折率は、層1604の表面において、アニールレーザービーム1605をトラップする自然の光導波路1607を形成する。これにより、表面アニールエネルギーをさらに高くすることができ、下の構造1600を溶解する恐れを減らすことができる。また、このようなアニールプロセスは、PECVDプロセスがまだ行われていると同時に組み込むことができる。アニールされたら、層1604は単結晶Siの層1608又は、図18bに示すように結晶の平均の大きさが数マイクロメートルより大きい多結晶Siに変更される。
図18Cは、付加的な光子アシストエッチングにより、層1606にパターン1608を形成する工程を示す上面図である。パターン1608が形成されると、図18Dに示すように、追加遷移材料1610が、部材のための追加構造を形成するために、パターンに形成される。図18Eは、図18Dの点線EEに沿った断面図であり、部材構造の一部を形成し、層1500に支持される構造1610及び1600を示す。
図18Fは、犠牲材料1612の追加層における部材に加えられる追加構造1614を示す。部材構成が完成すると、KOHによるウェットエッチングで周囲の犠牲材料から自由になる。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスにおいて、遷移材料はTiOであり、これは、窒化によりアニールされる。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスでは、HFの代わりに、弱酸(例えば、HCl)が、追加構造の光子アシスト電気化学エッチングを完成するために用いられる。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスでは、結晶構造のTiOが、遷移材料のHF酸に対する抵抗を増大させるために、加熱又はポストアニールにより形成される。
本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスでは、遷移材料を基板材料(例えば、Al)の層上に成長させるために浸透性のないバリアプロセスが用いられる。図19A乃至19Cは、このプロセスを示す。図19Aは、その表面が洗浄及び研磨された基板材料の初期層1700を示す。図19Bは、洗浄された表面上に犠牲材料1702の層を形成することを示す。前述したように、開口部1704のパターンが層1702に形成される。
浸透性のないバリア酸化物を基板材料の上に形成するためには、ほぼ中性な溶液が電解液として選ばれる。Alの場合、ホウ酸アンモニウム、リン酸塩、酒石酸塩の混合物など、多様な選択肢がある。浸透性のないバリア酸化物を形成するためには、層1700が電源の陽極に付着され、電解液に沈められる。陰極は、電解液に沈められている炭素、鉛、ニッケル、ステンレス・スティールなどの伝導板である。基板材料がAlの場合、層1702のパターン1704に蒸着される遷移材料1706としてAlが形成される。
イオン搬送プロセスは、非常に明確な、いくつかの種類を含むプロセスである。イオンの搬送に必要な酸化層内の電界強度は、実際には、ほぼ一定である。Alの場合、このようなバイアスは(0.9〜1.2nm/Volt)である。この数字の正確な値は、層1700の基板材料の純度により決定される。従って、純度、初期の酸化品質、温度、及びその他の物理的に制御された状態を一定に保つことができ、所定の一連のプロセス条件下において一定のレートが結果として生じる。従って、実際に、バイアス電圧を制御するだけで、目標の酸化層の成長厚さを、高精度に得ることができる。
浸透性のないバリア酸化物の厚さの上限は、電解液自体の絶縁破壊電圧により制限される。これ以上のバイアスでは、スパーキングが発生する。実験で証明された、Alの基板材料に対する最高動作電圧は、1000ボルトである。これは、1.1nm/voltのレートでは、1100nmの最大厚みに相当する。また、この電圧の限度は電解液の絶縁破壊により決定されるため、限定されるものではなく、弾力性のある電解質成分を選択することにより潜在的に上げることができる。また、Alの場合、成長した酸化層は、アモルファス又は結晶のどちらかであり、浴温などにより物理的条件を制御することもできる。
本発明の実施形態に対応する他の製造プロセスでは、層1700の基板材料はTiであり、遷移材料はTi酸化物である。
本発明の実施形態に対応する他の製造プロセスでは、部材のための構造を形成する多層は、浸透性のない陽極のバリアプロセスにより形成され、製造の後方のステップにおいて、前述したように、素子に用いられる部材構造を形成するウェハ直接接合法により結合される。
本発明の実施形態に対応する他の製造プロセスでは、図20A乃至20Eに示すように、パターニングされた犠牲材料の層を形成するために浸透性のある陽極酸化法が用いられる。上述の浸透性のないバリア酸化物の形成プロセスと比較して、条件における唯一の違いは酸性電解質を中性溶液の代わりに選択することである。典型的な酸性溶液の選択肢は希硫酸(1%モル濃度)、リン酸、シュウ酸、又はよりエキゾチックな混ぜ合わせ(例えば、HO+CrO+HPO+HSO)である。
基板材料がAlの場合、電解液はAlを自然にエッチングするべきである。これは、浸透性のバリアプロセスの間、犠牲材料が電解液/材料の界面でエッチングされる必要があるからである。さらに、エッチング速度を、局所電場により高めることができる。
製造プロセスにおいて、図20Aに示すように、基板材料の層1800が用意され、図20Bに示すように、パターン1802が層1800の表面の上に形成される。このパターンは、パターニングされた浅い窪みを形成することにより、リソグラフィーとエッチングのプロセス、又は、機械的なテンプレート(例えば、SiCテンプレート)を表面に圧することにより形成される。
浸透性の陽極酸化法の間、開口部1806が、開口部1806の底1808にある酸化された犠牲材料の部分溶解により犠牲材料の層1804に形成される。溶解は、電気化学的に開口部1806の底1808で、高電界により促進される。
さらに詳細には、薄いバリア酸化物が各開口部1806の底1808に配置されている。開口部1806の配置は、開口部1806の底1808を介して電流を濃縮する。基板材料1800の層と電解液との間の最短経路は、このゾーン内にあり、電界は均一かつ最高値にある。イオンは高電界伝導により移動する。Alカチオンは、開口部1806の表面に到達し、溶液の中に移行する。酸化物蒸着は、開口部の底1808において、金属/酸化物の界面に制限される。アルミニウム金属が酸化されると、金属/酸化物の界面は金属の中へ移行する。開口部1806の壁及び開口部1806は高さが増す、すなわち、犠牲材料1804の層の厚みが増し、開口部1806の直径は一定のままである。バリア酸化物の厚みは一定であるため、犠牲材料1804の層が厚くなってもセル電圧及び電流はほぼ一定に保たれる。
各開口部1806の底に配置される、コンスタントに伝搬するバリアにより、浸透性のアルミニウム酸化物の成長の厚みは実質的に無限であり、最も高いアスペクト比は、開口部1806の底と側壁の各溶解レートとの比率により決定される。
開口部1806の密度及び直径は、化学と温度との間の自然な相互作用により決定される。しかしながら、これら物理的な寸法のよりアクティブな制御は、初期パターン形成プロセスにより制御される。
開口部1806の底1808における底層犠牲材料を除去するために、いくつかのプロセスを用いることが可能である。一つのプロセスは、クイックウェットエッチング液に浸し、犠牲層を除去(attack)することである。図20Dに示すように、開口部底犠牲材料1810を、基板材料1800の層が露出するようにパターニングし、また、犠牲材料の上部の部分をいくつか除去する。もう一つのプロセスは、パターンを垂直に、犠牲材料の積み重ねが位置する開口部底犠牲材料1810に移動させるための等方性プラズマエッチングである。
図20Eに示すように、犠牲材料1804の層が、基板材料1800の層の表面まで伸長する開口部1806で現在パターニングされているため、遷移材料1812の部材構造は、前述した選択的な成長プロセスなどにより、パターンとして形成され得る。また、この部材構造は、前述した素子の部材の一部として用いることができる。
本発明の例示的な実施形態に対応する一つの製造プロセスにおいて、基板材料及び遷移材料はAlであり、犠牲材料はAlである。
図21A乃至21Iは、本発明の例示的な実施形態に対応する部材の構造層の形成を示す図である。図21Aに示すように、このプロセスにおいて、洗浄及び研磨された基板材料1900の層が提供される。本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスにおいて、基板層1900はSi基板上のAl膜である。
図21Bに示すように、基板材料1900の層は、一つ以上のランド1906により分離された一つ以上の窪み1904を用いて表面にパターニングされる。窪み1904の幅は、格子内の伸長した素子の間隔にほぼ等しい。ランド1906の幅は、格子内の引き伸ばした素子の間隔にほぼ等しい。このパターンは、リソグラフィー及びエッチング、又は、基板材料1900の層の表面に圧したSiCテンプレートの使用などの、任意かつ適切なプロセスにより形成される。
図21Cを参照するに、構造1908は、前述した浸透性の陽極酸化法により基板材料1900の層の、パターニングされた表面に成長する。これにより、図21Bのランド1906とほぼ同じ幅の、一つ以上の離れた、伸長した素子1909を持つ部材が製造される。また、伸長した素子1909間のスペース1911は、図21Bの窪み1904とほぼ同じ幅である。
図21Dに示すように、スペース1911は、CVDプロセスなどにより犠牲材料1909で充填され、次に、CMPプロセスなどにより研磨される。図21Eは、(図21Dの)基板材料1900の層を、研削や化学エッチングなどのプロセスにより除去することを示す。基板1910は、充填された構造1908の表面に結合され、構造1908の一部1903は、研磨により除去される。
図21Fは、基板1910に取り付けられ、犠牲材料1909で充填した構造1908を示す。追加構造が形成され、図21Gに示すような部材1914を形成するために、構造1908に取り付ける。一例として、部材1914は、犠牲充填物1909を含む構造1908と、構造1910と、基板1910に取り付けられた犠牲充填物1913を含む構造1912と、を含む。
図21Hは、前述した一つ以上の犠牲除去プロセスを用いた犠牲材料の除去を示す。犠牲材料の除去は、犠牲材料のそれぞれの充填物のない構造1908、1910、及び1912を含む基板1910に取り付けられた部材1914を残す。図21Iに、部材1914を、前述のプロセスの一つを用いてアニールし、最終又は所望の材料で構成される部材が製造されることを示す。基板1910が除去され、部材1914が、前述のように、素子に組み込まれる。
本発明の特定の実施形態を上述してきたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではないことを理解されたい。従って、本発明の目的と範囲から逸脱することなく、本発明に変更を加えることができることは当業者に明らかであろう。
本発明は、発明を実施するための最良の形態と併せて、以下の図面を参照することで、より理解することができる。
偏光分離素子を示す概略図である。 偏光分離層を示す概略図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスのプロセスフロー図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスのプロセスフロー図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層をパターニングする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層をパターニングする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層をパターニングする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層をパターニングする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層をパターニングする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応するパターンを充填する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応するパターンを充填する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する過剰な充填材料を取り除く工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する過剰な充填材料を取り除く工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の追加層の適用を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する追加構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する追加構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する追加構造層を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する追加構造層を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子の部材を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子に部材を組み込む工程と、かかる部材をア二ールする工程とを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子に部材を組み込む工程と、かかる部材をア二ールする工程とを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子に部材を組み込む工程と、かかる部材をア二ールする工程とを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子に部材を組み込む工程と、かかる部材をア二ールする工程とを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子に部材を組み込む工程と、かかる部材をア二ールする工程とを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子に部材を組み込む工程と、かかる部材をア二ールする工程とを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子に部材を組み込む工程と、かかる部材をア二ールする工程とを示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する製造プロセスのプロセスフロー図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する犠牲材料の除去及び部材をア二ールする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する犠牲材料の除去及び部材をア二ールする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する犠牲材料の除去及び部材をア二ールする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する犠牲材料の除去及び部材をア二ールする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する犠牲材料の除去及び部材をア二ールする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する犠牲材料の除去及び部材をア二ールする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する犠牲材料の除去及び部材をア二ールする工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応するパターンを充填する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応するパターンを充填する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応するパターンを充填する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応するパターンを充填する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応するパターンを充填する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層にパターンを形成する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層にパターンを形成する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層にパターンを形成する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する基板材料の層にパターンを形成する工程を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子のための部材の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子のための部材の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子のための部材の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子のための部材の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子のための部材の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する素子のための部材の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。 本発明の例示的な実施形態に対応する部材のための構造層の形成を示す図である。

Claims (22)

  1. 部材の周期格子構造を製造する方法であって、
    第1の材料の最終周期格子構造及び、前記最終周期格子構造における個々の構造(features)の間を充填する第2の材料で構成された構造層を形成する工程と、
    第1の化学プロセスを用いて前記第2の材料を除去する工程と、
    第2の化学プロセスを用いて前記第1の材料の少なくとも一部を第3の材料にアニールする工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第2の化学プロセスは酸化及び窒化からなるグループから選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記アニール工程が、プラズマアシストプロセスを含むことを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 複数の構造層を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記第2の材料の絶縁層により、前記構造層から分離した追加構造層を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記第1の材料の窒化物濃度が第3の材料の窒化物濃度より低いことを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 前記第3の材料の窒化物濃度が、前記周期格子構造の表面から前記周期格子構造の中心にかけて、実質的に減少することを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 前記第1の材料がAlであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 前記第3の材料がAlO(x≧0、y≧0)であり、
    前記第2の化学プロセスは、プラズマアシスト窒化及びプラズマアシスト酸化を含むグループから選択されることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記第1の材料がSiであり、
    前記第3の材料がSiO(x≧0、y≧0)であり、
    前記第2の化学プロセスは、プラズマアシスト窒化及びプラズマアシスト酸化を含むグループから選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 前記第1の材料がZrOであり、
    前記第3の材料がZrO(x≧0、y≧0)であり、
    前記第2の化学プロセスは、プラズマアシスト窒化及びプラズマアシスト酸化を含むグループから選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 前記第1の材料がHfOx1y1であり、
    前記第3の材料がHfOx2y2((y2/x2)≧(y1/x1))であり、
    前記第2の化学プロセスは、プラズマアシスト窒化及びプラズマアシスト酸化を含むグループから選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  13. 前記第1の材料がNbOx1y1であり、
    前記第3の材料がNbOx2y2((y2/x2)≧(y1/x1))であり、
    前記第2の化学プロセスは、プラズマアシスト窒化及びプラズマアシスト酸化を含むグループから選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  14. 前記第1の材料がTiOx1y1であり、
    前記第3の材料がTiOx2y2((y2/x2)≧(y1/x1))であり、
    前記第2の化学プロセスは、プラズマアシスト窒化及びプラズマアシスト酸化を含むグループから選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  15. 前記第2の材料がSiであり、
    前記第1の化学プロセスは、
    プラズマアシスト酸化反応により、前記SiをSiOにアニールする工程と、
    前記SiOをエッチングする工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  16. 前記構造層の表面と第4の材料の層の表面とを結合する工程を更に含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  17. 前記構造層を形成する工程が、
    前記第2の材料の犠牲層を基板材料の層上に提供する工程と、
    前記犠牲層の表面から前記基板材料の層まで伸長する一つまたは複数の開口部により構成されるパターンを前記犠牲層に形成する工程と、
    前記第1の材料で前記パターンを充填する工程と、
    前記犠牲層を除去する工程と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  18. 前記犠牲層は選択的エッチングにより除去されることを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 前記パターンは、原子層蒸着(atomic layer deposition)を用いて充填されることを特徴とする請求項17記載の方法。
  20. 前記パターンは、化学気相蒸着を用いて充填されることを特徴とする請求項17記載の方法。
  21. 部材の構造を製造する方法であって、
    遷移材料層を形成する工程と、
    前記遷移材料層をパターニングする工程と、
    パターニングされた前記遷移材料層の間に犠牲層を充填する工程と、
    前記犠牲層及びパターニングされた前記遷移材料層の表面を平らにする工程と、
    絶縁層を形成する工程と、
    第2の遷移材料層を形成する工程と、
    前記第2の遷移材料層をパターニングする工程と、
    第1の化学プロセスを用いて第1及び第2の犠牲層を除去する工程と、
    第2の化学プロセスを用いて前記部材における遷移材料の一部を最終材料にアニールする工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  22. 複数の構造層を有する部材を製造する方法であって、
    透明基板の上に遷移材料の複数の構造層を配置する工程と、
    前記複数の構造層を前記透明基板に結合する工程と、
    前記構造層の前記遷移材料を最終材料にアニールする工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
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