JP2008045798A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内機内の全域において、特に、熱交換器の表面において、電気集塵機から発生されるオゾンによる殺菌や消臭を効果的に行う。
【解決手段】空気調和機の室内機において、室内の空気が吸い込まれる吸込口と吸込まれた空気が室内に吹き出す吹出口とが形成され、吸込口と吹出口とが送風路により連通された本体ケース2と、送風路内に配置されるエアフィルタ7と熱交換器8と送風機とオゾン発生機能を有する電気集塵機10と、を備え、電気集塵機10は、送風路内を流れる空気の流れ方向に沿った熱交換器8の上流側に配置され、熱交換器8の幅方向に沿って移動可能に設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】空気調和機の室内機において、室内の空気が吸い込まれる吸込口と吸込まれた空気が室内に吹き出す吹出口とが形成され、吸込口と吹出口とが送風路により連通された本体ケース2と、送風路内に配置されるエアフィルタ7と熱交換器8と送風機とオゾン発生機能を有する電気集塵機10と、を備え、電気集塵機10は、送風路内を流れる空気の流れ方向に沿った熱交換器8の上流側に配置され、熱交換器8の幅方向に沿って移動可能に設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気調和機の室内機に関し、特に、室内機内におけるカビや臭いの発生を防止することができる空気調和機の室内機に関する。
例えば、下記特許文献1、2に記載されているように、室内機内にオゾン発生機能を備えた電気集塵機を設け、電気集塵機から発生されるオゾンを用いて室内機におけるカビや臭いの発生を防止する空気調和機の室内機が知られている。
オゾンによる殺菌、消臭は室内機の全域において行う必要があるが、特に、冷房運転時の熱交換器の表面には水滴が付着しやすく、カビや細菌が繁殖しやすい状態であり、オゾンによる殺菌、消臭を行う必要性が高い。
特開2002−323250号公報
特許第3413232号公報
しかしながら、前述の空気調和機の室内機においては、以下の点について配慮がなされていない。
電気集塵機は、室内機内の所定位置に固定して設けられている。このため、室内機における電気集塵機の周囲の箇所にはオゾンが確実に当たり、オゾンによる殺菌効果、消臭効果が高くなる。しかし、電気集塵機から離れた場所では、オゾンの分布量が減少するため、電気集塵機の周囲の箇所に比べオゾンによる殺菌効果、消臭効果が低下する。
このため、室内機内における電気集塵機から離れた箇所でも、十分にオゾンを行き渡らせることが出来るように、電気集塵機の運転時間を長くしたオゾン殺菌運転を実施することで、熱交換器の表面やファン表面のカビや細菌の繁殖を防止し、長期間にわたり室内機内のクリーン状態を保持することを可能にしていた。
このようなオゾン殺菌を行わせる機内クリーン運転は、通常の空調運転を停止したあと、自動的に実行するよう設定されている。
しかしながら、停止ボタンを停止した後、さらに空調機が運転状態を所定の長時間(1時間前後)継続するため、ユーザーのなかには、この機内クリーン運転を、空調運転が停止せずそのまま継続しているものと誤解して、クリーン運転の途中で強制的に停止させてしまう場合がある。
機内クリーン運転が充分に行われない状態で、長期間に亘って空気調和機を使用していると、室内機内の殺菌が不充分となり、特に、熱交換器の後流側に配置されている横流ファンなどの送風機に対する殺菌が不充分となる。そのため、使用条件によっては、送風機の表面に付着したカビの胞子が繁殖し、微細な埃が付着することで堆積して、送風効率の低下を招く原因となってしまう場合がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、室内機内の全域において、特に、熱交換器の表面や熱交換器の後流側に配置されている送風機において、電気集塵機から発生するオゾンによる殺菌や消臭を短時間で効果的に行うことができる空気調和機の室内機を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、空気調和機の室内機において、室内の空気が吸い込まれる吸込口と吸込まれた空気が室内に吹き出す吹出口とが形成され、前記吸込口と前記吹出口とが送風路により連通された本体ケースと、前記送風路内に配置されるエアフィルタと熱交換器と送風機とオゾン発生機能を有する電気集塵機と、を備え、前記電気集塵機は、前記送風路内を流れる空気の流れ方向に沿った前記熱交換器の上流側に配置され、前記熱交換器の幅方向に沿って移動可能に設けられていることである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、空気調和機の室内機において、室内の空気が吸い込まれる吸込口と吸込まれた空気が室内に吹き出す吹出口とが形成され、前記吸込口と前記吹出口とが送風路により連通された本体ケースと、前記送風路内に配置されるエアフィルタと熱交換器と送風機とオゾン発生機能を有する電気集塵機と、前記エアフィルタを清掃するエアフィルタ清掃装置と、を備え、前記エアフィルタは、前記送風路内を流れる空気の流れ方向に沿った前記熱交換器の上流側に配置され、前記エアフィルタ清掃装置は、前記エアフィルタに付着した埃を除去する埃除去部と除去した埃を収納する埃収納部とを有する清掃ユニットを有し、前記清掃ユニットと前記電気集塵機とが連結され、これらの清掃ユニットと電気集塵機とが前記エアフィルタの外周面に沿って移動可能に設けられていることである。
本発明によれば、室内機内の全域に対して、特に、熱交換器の表面や熱交換器の後流側に配置される送風機の全体に対して電気集塵機から発生するオゾンを確実に当てることができ、オゾンによる殺菌や消臭を短時間で効果的に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る空気調和機の室内機1は、図1及び図2に示すように本体ケース2を有し、本体ケース2の前面部には複数の前部吸込口3aが形成され、本体ケース2の上面部には複数の上部吸込口3bが形成されている。本体ケース2の下部には、ルーバー4により開度を調整される吹出口5が形成されている。本体ケース2内には、吸込口3a、3bと吹出口5とを連通する送風路6が形成されている。
本発明の第1の実施の形態に係る空気調和機の室内機1は、図1及び図2に示すように本体ケース2を有し、本体ケース2の前面部には複数の前部吸込口3aが形成され、本体ケース2の上面部には複数の上部吸込口3bが形成されている。本体ケース2の下部には、ルーバー4により開度を調整される吹出口5が形成されている。本体ケース2内には、吸込口3a、3bと吹出口5とを連通する送風路6が形成されている。
送風路6内には、エアフィルタ7と、熱交換器8と、送風機9と、電気集塵機10とが設けられている。これらのエアフィルタ7と熱交換器8と送風機9と電気集塵機10とは、送風路6内を吸込口3a、3b側から吹出口5側へ流れる空気の流れ方向に沿った上流側から下流側へ向けて、電気集塵機10、エアフィルタ7、熱交換器8、送風機9の順に配列されている。
エアフィルタ7は、エアフィルタ垂直部7aとエアフィルタ水平部7bとを有する側面視L字形状に形成されている。エアフィルタ7はメッシュ状に形成され、吸込口3a、3bから吸い込まれた空気がエアフィルタ7を通過する場合に、空気中に含まれている埃がエアフィルタ7により捕集される。
熱交換器8は、送風路6内を流れる空気を冷却し、又は、加熱する。
送風機9は、室内機1が設置されている室内の空気を吸込口3a、3bから吸い込み、吸い込んだ空気を送風路6内を通して吹出口5から吹き出させる。
電気集塵機10は、収納ケース11とイオン化電極線12と複数枚の板状の集塵電極13とを備え、本体ケース2とエアフィルタ7との間に配置されている。イオン化電極線12と集塵電極13とは、収納ケース11に保持されている。収納ケース11は、エアフィルタ7の形状に倣ったL字形に形成されており、本体ケース2に対向する表面側と、エアフィルタ7に対向する裏面側とがともに開口されている。収納ケース11に保持されているイオン化電極線12と集塵電極13とは、本体ケース2に対向する表面側にイオン化電極線12が配置され、エアフィルタ7に対向する裏面側に集塵電極13が配置されている。イオン化電極線12と集塵電極13とは、本体ケース2内の側方端に設置された電気部品収納部14との間でリード線15により接続されている。イオン化電極線12と集塵電極13との間に電圧が印加されることによりイオン化電極線12から放電され、プラスイオンとオゾンが発生し、空気中の粒子の帯電が行われる。帯電された空気中の粒子、例えば、微細な埃、花粉、カビの胞子等は、マイナス電位の集塵電極13に付着して集塵される。
電気集塵機10は、移動機構16によりエアフィルタ7の外周面に沿った方向(図1に示す矢印A方向)に往復移動可能に設けられている。電気集塵機10が往復移動する方向は、熱交換器8の横幅方向に沿った方向である。移動機構16は、収納ケース11の一端側に設けられた送りネジ機構16aと、収納ケース11の他端側に設けられたガイド機構16bとにより構成されている。
送りネジ機構16aは、収納ケース11の一端側に取付けられた雌ネジ部材17と、エアフィルタ7の外周面に沿った方向に延出して雌ネジ部材17に螺合されるボールネジ18と、ボールネジ18の一端側に連結されてボールネジ18を中心線回りに回転させるモータ19とを備えている。ボールネジ18の他端側は、軸受20により軸支されている。
ガイド機構16bは、エアフィルタ7の外周面に沿った方向に延出して本体ケース2の内周面に固定された長尺状の案内溝部材21と、収納ケース11の他端側に固定された案内ピン22とを備えている。案内溝部材21には、エアフィルタ7の外周面に沿った方向に延出し、案内ピン22がスライド可能に嵌合される案内溝21aが形成されている。
モータ19を駆動させることにより、電気集塵機10はエアフィルタ7の外周面に沿って矢印A方向に往復移動する。モータ19の駆動を停止させた場合には、電気集塵機10は仮想線で示す待機位置“P”に戻る。電気集塵機10の待機位置“P”は、電気部品収納部14の外周側の位置であり、吸込口3a、3bから吸込まれてエアフィルタ7及び熱交換器8に向かう空気の流路から外れた位置であり、送風路6内を流れる空気の流れを妨げない位置となっている。
このような構成において、空気調和機の冷房、除湿運転終了後には、室内機1の湿気やカビの繁殖が原因となる熱交換器8や送風機9やエアフィルタ7の汚れ、その汚れが原因となる臭いの発生を防止するため、室内機1内の乾燥運転(暖房モードや送風モードによる、室内機1内循環運転)を行う。さらに、この乾燥運転の後にオゾン殺菌運転が実行される。このオゾン殺菌運転を行う場合、通常、送風機9を停止または微風運転とし、電気集塵機10に通電することにより、イオン化電極線12による放電に伴ってオゾンが発生し、室内機1の内部に充満していく。
電気集塵機10において発生したオゾンが、室内機1内の各部、例えば、エアフィルタ7や熱交換器8の表面や送風機9に当たることにより、オゾンによる殺菌や消臭が行われる。
上記電気集塵機10に通電してオゾンを発生させるオゾン殺菌運転を実行する場合に、モータ19を駆動させて電気集塵機10をエアフィルタ7の外周面に沿って往復移動させる。オゾンを発生させている電気集塵機10を往復移動させることにより、電気集塵機10から発生したオゾンを熱交換器8の一端側から他端側まで直接行き渡らせることができ、熱交換器8および送風機9の全体に対してオゾンを確実に当てることができ、オゾンによる殺菌や消臭を効果的に行うことができる。
モータ19の駆動を停止させることにより、電気集塵機10は待機位置“P”に戻る。待機位置“P”に位置する電気集塵機10は、吸込口3a、3bから吸込まれてエアフィルタ7及び熱交換器8に向かう空気の流路から外れており、吸込口3a、3bから吸い込まれて吹出口5から排気される空気の流れを妨げることがなく、電気集塵機10を使用しない場合における空気調和機の運転効率を向上させることできる。
なお、電気集塵機10に通電させる場合の一例として、室内機1内の乾燥運転を行うクリーン運転時のオゾン殺菌運転の場合を例に挙げて説明したが、通常の冷房運転時や暖房運転時等における空気清浄運転時にも電気集塵機10に対して通電を行うように構成する。この場合においても、モータ19を駆動させて電気集塵機10を移動させることにより、室内から吸込まれた空気に含まれる細菌やカビの胞子を集塵電極13により吸着して集塵することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る空気調和機の室内機31について、図4ないし図7に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態に係る空気調和機の室内機31について、図4ないし図7に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施の形態に係る室内機31は、エアフィルタ7を自動的に清掃するエアフィルタ清掃装置32を備えている。エアフィルタ清掃装置32は、清掃ユニット33と、この清掃ユニット33に対して接続又は離間される埃排出ユニット34とを備えている。
清掃ユニット33は、エアフィルタ7の表面を移動して、エアフィルタ7表面に付着した挨を除去するもので、エアフィルタ7の形状に倣ったL字形に形成された収納ケース35と、埃除去部であるブラシ36a、36bと、ブラシ36a、36bを中心線回りに回転駆動させるモータ37a、37bと、埃収納部38a、38bとを備えている。埃収納部38a、38bは、収納ケース35内に形成された埃を一時的に収納する空間である。清掃ユニット33は電気集塵機10に連結され、モータ19により駆動されて電気集塵機10と一体に往復移動する。
一方のブラシ36aは垂直向きに配置され、収納ケース35に形成されたブラシ用開口39aからブラシ36aの先端側の一部が露出され、ブラシ36aの露出部分がエアフィルタ垂直部7aの外周面に当接されている。モータ37aにより駆動されてブラシ36aが中心線回りに回転し、及び、清掃ユニット33が電気集塵機10と共にエアフィルタ7の外周面に沿って移動することにより、エアフィルタ垂直部7aに付着している埃がブラシ36aにより除去される。エアフィルタ垂直部7aから除去された埃は、ブラシ36aにより収納ケース35内に運ばれ、収納ケース35内に形成された埃収納部38aに一時的に収納される。
他方のブラシ36bは水平向きに配置され、収納ケース35に形成されたブラシ用開口39bからブラシ36bの先端側の一部が露出され、ブラシ36bの露出部分がエアフィルタ水平部7bの外周面に当接されている。モータ37bにより駆動されてブラシ36bが中心線回りに回転し、及び、清掃ユニット33が電気集塵機10と共にエアフィルタ7の外周面に沿って移動することにより、エアフィルタ水平部7bに付着している埃がブラシ36bにより除去される。エアフィルタ水平部7bから除去された埃は、ブラシ36bにより収納ケース35内に運ばれ、収納ケース35内に形成された埃収納部38bに一時的に収納される。
なお、モータ37a、37bと電気部品収納部14との間、及び、電気集塵機10のイオン化電極線12及び集塵電極13と電気部品収納部14との間は、リード線15により接続されている。収納ケース35の下部には、埃収納部38a、38bに連通する埃排出口40が形成されている。
モータ19の駆動を停止させることにより、清掃ユニット33と電気集塵機10とは待機位置“P”に戻る。清掃ユニット33と電気集塵機10との待機位置“P”は、電気部品収納部14の外周側の位置であり、吸込口3a、3bから吸込まれてエアフィルタ7及び熱交換器8に向かう空気の流路から外れた位置あるいは熱交換器8に向かう空気流の側端辺部分であり、送風路6内を流れる空気の流れを妨げない位置となっている。
埃排出ユニット34は、室内機1内の電気部品収納部14と反対側の端部に配置され、排出ファンとして用いられる排気ファン41と、この排気ファン41のファンケース42に連設されて埃吸込口43を備えたボックス状の埃吸込流路44と、排気ファン41に取り付けられて室外に開口する排出ダクトとして用いる排気ダクト45とを備えている。
清掃ユニット33が埃排出ユニット34側に最も接近する位置まで移動した場合、清掃ユニット33の埃排出口40と埃排出ユニット34の埃吸込口43とが密着して連通される。埃排出口40と埃吸込口43とが密着して連通された状態において、排気ファン41を駆動させることにより、埃収納部38a、38bに収納されている埃が排気ファン41により吸引され、排気ダクト45を通して室外に排出される。
埃収納部38a、38bに収納された埃を室外に排出するために使用する排出ファン及び排出ダクトとしては、空気調和機の換気モード運転時に使用する室内空気入れ替え用の排気ファン41及び排気ダクト45を兼用することが好ましい。
このような構成において、第2の実施の形態では、清掃ユニット33と電気集塵機10とをエアフィルタ7の外周面に沿って移動させることにより、エアフィルタ7に付着した埃を清掃ユニット33により自動的に除去することができる。
さらに、室内機1内のクリーン運転時に、清掃ユニット33がエアフィルタ7の清掃運転を実行している時、電気集塵機10もエアフィルタ7の外周面に沿って移動しており、電気集塵機10に通電して電気集塵機10のイオン化電極線12から放電させることにより、放電に伴って発生したオゾンを熱交換器8の一端側から他端側まで直接行き渡らせることができ、熱交換器8および送風機9の全体に対してオゾンを確実に当てることができ、オゾンによる殺菌や消臭を効果的に行うことができる。
また、清掃ユニット33が電気集塵機10に連結されているため、電気集塵機10から発生したオゾンを清掃ユニット33の内部にも効果的に当てることができ、清掃ユニット33に対するオゾンによる殺菌や消臭を効果的に行うことができる。
モータ19の駆動を停止させることにより、清掃ユニット33と電気集塵機10とは待機位置“P”に戻る。待機位置“P”に位置する清掃ユニット33と電気集塵機10とは、吸込口3a、3bから吸込まれてエアフィルタ7及び熱交換器8に向かう空気の流路中央部から外れており、吸込口3a、3bから吸い込まれて吹出口5から排気される空気の流れを妨げることがなく、清掃ユニット33や電気集塵機10を使用しない場合における空気調和機の運転効率を向上させることできる。
室内機1については小型化の要請が高く、本体ケース2内に可動部材である清掃ユニット33と電気集塵機10とを別個に設け、別個に移動させることはスペース上の点から困難である。しかし、第2の実施の形態では、清掃ユニット33と電気集塵機10とを連結して一体化しているため、清掃ユニット33と電気集塵機10との2つの可動部材を本体ケース2内に設けても設置スペースを抑制することができ、室内機1の小型化を維持することができる。
1…室内機、2…本体ケース、3a、3b…吸込口、5…吹出口、6…送風路、7…エアフィルタ、8…熱交換器、9…送風機、10…電気集塵機、31…室内機、32…エアフィルタ清掃装置、33…清掃ユニット、36a、36b…埃除去部、38a、38b…埃収納部
Claims (3)
- 室内の空気が吸い込まれる吸込口と吸込まれた空気が室内に吹き出す吹出口とが形成され、前記吸込口と前記吹出口とが送風路により連通された本体ケースと、前記送風路内に配置されるエアフィルタと熱交換器と送風機とオゾン発生機能を有する電気集塵機と、を備え、
前記電気集塵機は、前記送風路内を流れる空気の流れ方向に沿った前記熱交換器の上流側に配置され、前記熱交換器の幅方向に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 室内の空気が吸い込まれる吸込口と吸込まれた空気が室内に吹き出す吹出口とが形成され、前記吸込口と前記吹出口とが送風路により連通された本体ケースと、前記送風路内に配置されるエアフィルタと熱交換器と送風機とオゾン発生機能を有する電気集塵機と、前記エアフィルタを清掃するエアフィルタ清掃装置と、を備え、
前記エアフィルタは、前記送風路内を流れる空気の流れ方向に沿った前記熱交換器の上流側に配置され、
前記エアフィルタ清掃装置は、前記エアフィルタに付着した埃を除去する埃除去部と除去した埃を収納する埃収納部とを有する清掃ユニットを有し、
前記清掃ユニットと前記電気集塵機とが連結され、これらの清掃ユニットと電気集塵機とが前記エアフィルタの外周面に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 前記電気集塵機あるいは連結された前記清掃ユニットと前記電気集塵機とは、前記吸込口から吸込まれて前記熱交換器に向かう空気の流路から外れた待機位置に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006220930A JP2008045798A (ja) | 2006-08-14 | 2006-08-14 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010014325A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
JP2015187543A (ja) * | 2015-07-30 | 2015-10-29 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
-
2006
- 2006-08-14 JP JP2006220930A patent/JP2008045798A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2015187543A (ja) * | 2015-07-30 | 2015-10-29 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
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