JP2008042117A - プラズマ処理装置用の載置台及びプラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被処理基板に対するプラズマ処理の面内均一性を向上させることが可能なプラズマ処理装置用の載置台及び、この載置台を備えたプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置1用の載置台2は、プラズマ生成用の下部電極21を兼ねる導電体部材と、この導電体部材の上面中央部を覆うように設けられ、被処理基板を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にする下部誘電体層22(第1の誘電体層)と、導電体部材の表面を伝播した高周波電流が被処理基板(ウエハW)の外側に逃げることを抑えるために、導電体部材上に被処理基板の少なくとも周縁部と接するようにして設けられ、比誘電率が100以上の上部誘電体層24(第2の誘電体層)と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマ処理が施される半導体ウエハ等の被処理基板を載置するための載置台及び、この載置台を備えたプラズマ処理装置に関する。
半導体デバイスの製造工程の中には、ドライエッチングやアッシング等のように処理ガスをプラズマ化して基板の処理を行うものが多数ある。このような処理を行うプラズマ処理装置では、例えば平行平板状の一対の電極を上下に対向させて配置し、これらの電極の間に高周波電力を印加することにより、装置に導入された処理ガスをプラズマ化して、下部側の電極上に載置された半導体ウエハ(以下、ウエハという。)等の被処理基板に処理を施すタイプのものが多用されている。
近年、プラズマ処理においてはプラズマ中のイオンエネルギーが低く、且つ電子密度の高い、「低エネルギー、高密度プラズマ」が要求される処理が多くなってきている。このため、プラズマを発生させる高周波電力の周波数が従来(例えば十数MH程度)と比べて、例えば100MHzと非常に高くなる場合がある。しかしながら印加する電力の周波数を上昇させると、電極表面の中央、即ちウエハの中央に相当する領域で電界強度が強くなる一方で、その周縁部では電界強度が弱くなる傾向がある。このように、電界強度の分布が不均一になると、発生するプラズマの電子密度も不均一となってしまい、ウエハ内の位置によって処理速度等が異なってくるため、面内均一性の良好な処理結果が得られないという問題が生じていた。
このような問題に対し、特許文献1には、例えば一方の電極の対向表面の中央部分にセラミクス等の比誘電率が3.5〜8.5程度の誘電体を埋設して電界強度分布を均一にし、プラズマ処理の面内均一性を向上させたプラズマ処理装置が記載されている。
この誘電体の埋設に関して後述する図3(b)を用いて説明しておくと、下部側の電極をなす導電体部材21の下部から表面を伝播して上部に達した高周波電流は、ウエハWの表面に沿って中央に向かいつつ、一部が静電チャック23側に漏れて静電チャック23を構成する誘電体24を抜け、当該誘電体24と導電体部材21との界面(導電体部材21の表面)に沿って外側へ向かう。ここで、プラズマを均一にするための誘電体22が設けられている部位においては、高周波電流が他の部位よりも深く潜めTMモードの空洞円筒共振を発生させ、結果としてウエハW面上からプラズマに供給する中央部分の電界を下げることができ、ウエハW面内の電界は均一になる。なお、この議論は、静電チャック用の電極膜25の比抵抗が大きいものとして行っている。
しかし、導電体部材21の下部から表面を伝播して上部に達した高周波電流及び、静電チャック23の誘電体24及びプラズマを均一にするために埋設された誘電体22の下方から戻ってウエハWの周縁部に達した高周波電流は、ウエハWの外側にその一部が逃げてしまう。このため、ウエハWの周縁部の上方のプラズマの電位が低くなりウエハWの周縁部のエッチングレートが中央部よりも遅くなり、エッチングの面内不均一の要因となっていた。
特開2004−363552号公報:第15頁第84段落〜第85段落
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、被処理基板の周縁部におけるプラズマ処理の速度を高め、これによりプラズマ処理の面内均一性を向上させることが可能なプラズマ処理装置用の載置台及び、この載置台を備えたプラズマ処理装置を提供することにある。
本発明に係るプラズマ処理装置用の載置台は、載置面に被処理基板を載置するためのプラズマ処理装置用の載置台であって、
高周波電源に接続され、プラズマ生成用、またはプラズマ中のイオン引き込み用の電極を兼ねる導電体部材と、
この導電体部材の上面中央部を覆うように設けられ、被処理基板を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にする第1の誘電体層と、
前記導電体部材の表面を伝播した高周波電流が被処理基板の外側に逃げることを抑えるためと、より効率良くTMモードの空洞円筒共振を発生させるために当該導電体部材上に前記被処理基板の少なくとも周縁部と接するようにして設けられ、比誘電率が100以上の第2の誘電体層と、を備えたことを特徴とする。
このとき、前記第2の誘電体層は、被処理基板の中央部に対応する位置から周縁部に対応する位置に亘って設けられると共に、この第2の誘電体層には以下の条件を満たす静電チャック用の電極膜が埋設されることが好ましい。
δ/t≧ 1,000
但し、δ=(2/ωμσ)1/2、ω=2πf、σ=1/ρ
但し、t;静電チャック用の電極膜の厚さ、δ;高周波電源から供給される高周波電力に対する静電チャック用の電極膜のスキンデプス、f;高周波電源から供給される高周波電力の周波数、π;円周率、μ;静電チャック用の電極の透磁率、ρ;静電チャック用の電極の比抵抗
また、前記第1の誘電体層の上には、静電チャック用の誘電体層が設けられ、前記第2の誘電体層は、この静電チャック用の誘電体層を囲むように設けられていてもよい。
ここで、第1の誘電体層は、円柱状に形成されTMモードの空洞円筒共振を発生させている場合や、その厚さが中央部よりも周縁部の方が小さくなっていることが好ましい。また、高周波電源より供給される高周波電力の周波数は、13MHz以上であることが好適である。
本発明に係るプラズマ処理装置用の載置台によれば、中央部に第1の誘電体を埋設することにより、第1の誘電体内部にTMモードの空洞円筒共振を発生させ、その領域の電界強度を下げることにより、いわば山状の電界強度分布の電界強度の大きな領域を平坦化している。また、少なくとも被処理基板の周縁部に対応する位置には、いわば高周波電流の通路となる比誘電率の高い第2の誘電体層を設け、高周波電流が被処理基板の周縁部から外方に放出される現象を緩和させることにより効率よくTMモードの空洞円筒共振を発生させている。この結果として、被処理基板面上からプラズマへ供給する中央部の電位を下げることができ、被処理基板面内の電界は均一になるため、プラズマ処理、例えばエッチング処理についての面内均一性を向上させることができる。
本発明に係る載置台をエッチング装置としてのプラズマ処理装置に適用した実施の形態について図1を参照しながら説明する。図1は、RIE(Reactive Ion Etching)プラズマ処理装置1の一例を示している。プラズマ処理装置1は、例えば内部が密閉空間となっている真空チャンバーからなる処理容器11と、この処理容器11内の底面中央に配設された載置台2と、載置台2の上方にこの載置台2と対向するように設けられた上部電極41とを備えている。
処理容器11は小径の円筒状の上部室11aと、大径の円筒状の下部室11bとからなる。上部室11aと下部室11bとは互いに連通しており、処理容器11全体は気密に構成されている。上部室11a内には、載置台2や上部電極41等が格納され、下部室11b内には載置台2を支えると共に、配管等を収めた支持板17が格納されている。下部室11b底面の排気口12には排気管13を介して排気装置14が接続されている。この排気装置14には図示しない圧力調整部が接続されており、この圧力調整部は図示しない制御部からの信号によって処理容器11内全体を真空排気して所望の真空度に維持するように構成されている。一方、上部室11aの側面には被処理基板であるウエハWの搬入出口15が設けられており、この搬入出口15はゲートバルブ16によって開閉可能となっている。処理容器11は、アルミニウム等の導電性の部材から構成され、接地されている。
載置台2は、例えばアルミニウムからなる導電体部材であるプラズマ生成用の下部電極21と、電界を均一に調整するために下部電極21の上面中央部を覆うように埋設された誘電体22と、ウエハWを固定するための静電チャック23と、を下方からこの順番に積層した構造となっている。下部電極21は、支持板17上に設置された支持台21aに絶縁部材31を介して固定され、処理容器11に対して電気的に十分浮いた状態になっている。
下部電極21内には冷媒を通流させるための冷媒流路32が形成されており、冷媒がこの冷媒流路32を流れることで下部電極21が冷却され、静電チャック23上面の載置面に載置されたウエハWが所望の温度に冷却されるように構成されている。
また、静電チャック23には載置面とウエハW裏面との間の熱伝達性を高めるための熱伝導性のバックサイドガスを放出する貫通孔33が設けられている。この貫通孔33は、下部電極21内等に形成されたガス流路34と連通しており、このガス流路34を介して図示しないガス供給部から供給されたヘリウム(He)等のバックサイドガスが放出されるようになっている。
また、下部電極21には、例えば周波数が100MHzの高周波電力を供給する第1の高周波電源51aと、例えば第1の高周波電源51aよりも周波数の低い3.2MHzの高周波電力を供給する第2の高周波電源51bと、が夫々整合器52a、52bを介して接続されている。第1の高周波電源51aより供給される高周波電力は、後述する処理ガスをプラズマ化する役割を果たし、第2の高周波電源51bより供給される高周波電力は、ウエハWにバイアス電力を印加することでプラズマ中のイオンをウエハW表面に引き込む役割を果たす。
また下部電極21の上面外周部には、静電チャック23を囲むようにフォーカスリング35が配置されている。フォーカスリング35はウエハWの周縁部の外方の領域のプラズマ状態を調整する役割、例えばウエハWよりもプラズマを広げて、ウエハ面内のエッチング速度の均一性を向上させる役割を果たす。
支持台21aの下部外側には支持台21aを取り囲むようにバッフル板18が設けられている。バッフル板18は、上部室11a内の処理ガスをバッフル板18と上部室11a壁部との間に形成された隙間を介して下部室11bへ通流させることにより、処理ガスの流れを整える整流板としての役割を果たす。
また、上部電極41は中空状に形成され、その下面に処理容器11内へ処理ガスを分散供給するための多数のガス供給孔42が例えば均等に分散して形成されていることによりガスシャワーヘッドを構成している。また、上部電極41の上面中央にはガス導入管43が設けられ、このガス導入管43は処理容器11の上面中央を貫通して上流で処理ガス供給源45に接続されている。この処理ガス供給源45は、図示しない処理ガス供給量の制御機構を有しており、プラズマ処理装置1に対して処理ガスの供給量の給断及び増減の制御を行うことができるようになっている。また、上部電極41が上部室11aの壁部に固定されることによって、上部電極41と処理容器11との間には導電路が形成されている。
さらに、上部室11aの周囲には、搬入出口15の上下に二つのマルチポールリング磁石56a、56bが配置されている。マルチポールリング磁石56a、56bは、複数の異方性セグメント柱状磁石がリング状の磁性体のケーシングに取り付けられており、隣接する複数のセグメント柱状磁石同士の向きが互いに逆向きになるように配置されている。これにより磁力線が隣接するセグメント柱状磁石間に形成され、上部電極41と下部電極21との間の処理空間の周辺部に磁場が形成され、処理空間へプラズマを閉じこめることができる。なお、マルチポールリング磁石56a、56bを有さない装置構成としてもよい。
以上の装置構成により、プラズマ処理装置1の処理容器11(上部室11a)内には、下部電極21と上部電極41とからなる一対の平行平板電極が形成される。処理容器11内を真空圧に調整した後、処理ガスを導入して高周波電源51a、51bから高周波電力を供給することにより処理ガスがプラズマ化し、高周波電流は、下部電極21→プラズマ→上部電極41→処理容器11の壁部→アースからなる経路を流れる。プラズマ処理装置1のこのような作用によって、載置台2上に固定されたウエハWに対してプラズマによるエッチングが施される。
次に、図2を参照して本実施の形態に係る載置台2について詳述する。なお、図2に示した載置台2の縦断側面図では、冷媒流路32やバックサイドガスの貫通孔33等の記載を省略してある。
下部電極21の上面中央部には、図2に示すように第1の誘電体層である下部誘電体層22が埋設されている。下部誘電体層22は、その誘電体層22が埋設された領域における電界強度を弱める機能を有している。下部誘電体層22は、例えばアルミナ(Al)を主成分とする比誘電率(ε22)が10のセラミクスから構成されている。下部誘電体層22は例えば厚さ5mm、直径Φ22=288mmの円柱形状をなしている。
次に静電チャック23について説明する。静電チャック23は、例えば直径が下部電極21の上面部と同程度の大きさであり、厚さが1mmの円板形状を有しており、上面側と下面側の第2の誘電体層(以下上部誘電体層24という)の間に例えば厚さが0.3mm程度の電極膜25を挟んだ構造となっている。上部誘電体層24は、比誘電率(ε24)が100以上の誘電率を有する高誘電体によって構成されている。また、電極膜25は、例えばアルミナ(Al)に炭化モリブデン(MoC)を35wt%含有させた電極材料により構成され、厚さが15μm、比抵抗が30Ωcmのものが使用されている。ここで、電極膜25は、高周波電流が電極膜25を通り抜けることができずに下部誘電体層22を埋設した効果を発揮できなくなってしまわないように、以下の条件を満たすように構成されている。
δ/t≧ 1,000
但し、δ=(2/ωμσ)1/2、ω=2πf、σ=1/ρ
但し、t;電極膜25の厚さ[m]、δ;高周波電源51aから供給される高周波電力に対する電極膜25のスキンデプス[m]、f;高周波電源51aから供給される高周波電力の周波数、π;円周率、μ;電極膜25の透磁率[H/m]、ρ;電極膜25の比抵抗[Ωm]
電極膜25はスイッチ53と抵抗54とを介して高圧直流電源55に接続されており、高圧直流電源55から電極膜25に高圧直流電力が印加されると、静電チャック23の上部誘電体層24表面に生じるクーロン力によって、載置面である静電チャック23上面にウエハWが静電吸着されるようになっている。
また、上部誘電体層24は、上述した静電チャック23の構成部材としてその載置面上にウエハWを固定する機能に加えて、下部電極21とウエハWの周縁部との間で高周波電力を通り易くする機能も有している。即ち、図2(b)に示すように、ウエハWを載置した状態においては、下部電極21とウエハWの周縁部とが上部誘電体層24を挟み込む構造となる。この部分におけるインピーダンスは上部誘電体層24のキャパシタンスによって決まるので、上部誘電体層24のキャパシタンスをC24、高周波電力の角周波数をωとすると、下部電極21とウエハWの周縁部との間のインピーダンス値は、Z24=j(−1/ωC24)で表される。ここで上部誘電体層24のキャパシタンスはC24=εε24(S/d)(ε:真空の誘電率、S:周縁部の上部誘電体層24の面積、d:上部誘電体層24の厚さ)で決まるので、上述のように比誘電率ε24が100以上の高誘電体材料を使用して上部誘電体層24を構成することにより、下部電極21とウエハWの周縁部との間のインピーダンス値Z24が他の領域よりも小さくなって高周波電流が流れ易くなる。高周波電流が流れ易くなったことにより、高周波電流がウエハWの外側に逃げてしまう現象が抑えられ、上部誘電体層24がない場合と比べてその領域における電界強度が強められることになる。
実施の形態に係る載置台2を上述のように構成することにより、ウエハWに対するプラズマ処理の面内均一性を向上させることができる。以下に、考えられる理由について説明する。第1の高周波電源51aから供給され、下部電極21の表面を伝播した高周波電流は、ウエハWの表面から図3(a)に示すようにその一部が静電チャック23の上部誘電体層24を介して上部電極21の表面に流れてリークし、リークしながらウエハWの中央部へ向かう。中央部には、下部誘電体層22が埋設されているため、ウエハW表面に沿って伝播する高周波電流はこの下部誘電体層22を通り、下部誘電体層22と上部電極21との界面を伝播して外側へ向かう。ここで、静電チャック23の電極膜25は、比抵抗が高く、高周波電流に対してδ/t≧1,000の条件を満たすものを用いているので、ウエハW表面の高周波電流はこの電極膜25を透過することができる。言い換えると、この電極膜25が存在しても、プラズマからは下部誘電体22が見えるので、ウエハWの中央部において高周波電流が下部誘電体22を透過することによるプラズマ電位の低下作用が損なわれることがない。
そして、この実施の形態では、静電チャック23を構成する高誘電率の上部誘電体層24がウエハWの周縁部に亘って設けられているので、高周波電力から見れば上部電極21とウエハWの周縁部とが上部誘電体層24により短絡された状態となる。これにより、下部電極21の下部から表面を伝播して上部に達した高周波電流及び、上部誘電体層24及び下部誘電体層22の下方から戻ってウエハWの周縁部に達した高周波電流は、ウエハWの中心へ向かおうとして下部電極21からウエハWを通さず直接プラズマに供給されるRF電力が低減できる。この結果、ウエハWの周縁部上方を通してRF電力が供給されるため、下部誘電体層22と相俟ってプラズマ中の電子密度の面内均一性を高めることができる。従って、例えばエッチング処理などのプラズマ処理について面内均一性を向上させることができる。これに対して、比誘電率の高い上部誘電体層24が存在しない場合には、背景技術にて図3(b)を用いて説明したように、周縁部において高周波電流の一部がウエハWの外側へ逃げてしまうので、その上方のプラズマの密度が低くなってしまいプラズマ処理の面内均一性を向上させることができない。
また、高誘電率の部材は強誘電性も示すので、静電チャック23に印加する高圧直流電力を小さくしてもウエハWに対して従来通りの静電吸着力を発揮することができ、エネルギー効率が向上する。
なお、下部誘電体層22と上部誘電体層24との構成は、実施の形態に示したものに限定されない。たとえば、図4に示したように、ウエハWの周縁部と接触する領域に円環状の上部誘電体層24を設け、この上部誘電体層24だけを高誘電体材料で構成してもよい。この場合は、静電チャック23を構成する誘電体26は、下部誘電体層22と同程度の誘電率を有するもので構成してもよく、更には下部誘電体層22と静電チャック23とを一体化してもよい。また、図2の実施の形態や、図4の変形例で示した載置台2は、静電チャック機能を備えている場合に限定されず、例えばメカチャックで機械的にウエハWを固定するタイプの載置台に適用することもできる。
さらに、下部誘電体層22も実施の形態に示した円柱状ものに限定されず、例えば図5(a)に示すようにドーム形状をなすものや、図5(b)に示すように円錐形状をなすものであってもよい。このように、下部誘電体層22の厚さを中央部よりも周縁部の方が小さくなるようにすることにより、周縁部よりも中央部の電界強度が弱められて、より平坦な分布にすることができる。
このほか、誘電体層として使われるセラミクスの一般的な線膨張率が2×10−6/℃〜11×10−6/℃であるため、電極となる導電体部材の線膨張率もこの範囲に近いものを使用することが好ましい。
(シミュレーション)
図1に示すような平行平板型のプラズマ処理装置をモデル化し、シミュレーションを行ってウエハ上の電界強度の分布を推定した。
A.シミュレーション条件
電極膜25の比抵抗 :0.20Ωm
ウエハWの比抵抗 :0.05Ωm
プラズマの比抵抗 :1.5Ωm
下部誘電体層22の比誘電率ε22:8
上部誘電体層24の比誘電率ε24:各実施例、比較例の設定条件による
印加電力:2kW(周波数40MHz、100MHzの2条件)
ここで、上部誘電体層24(静電チャック23)の厚みを1mm、電極膜25の厚みを0.3mm、下部誘電体層22の厚みを5mmとした。また、下部誘電体層22の直径が278mm、288mm、296mmの3条件についてシミュレーションを行った。
上記の条件において、以下の各実施例、比較例に係る載置台2の載置面に載置されたウエハWの半径方向の電界強度分布をシミュレーションした。
(実施例1)
上部誘電体層24の比誘電率をε24=100に設定した。
(実施例2)
上部誘電体層24の比誘電率をε24=900に設定した。
(比較例1)
上部誘電体層24の比誘電率をε24=12に設定した。
B.シミュレーション結果
各実施例、比較例における電界強度分布のシミュレーション結果を図6、図7に示す。図6は、印加した高周波電力の周波数が40MHzの場合の各シミュレーション結果を示している。図6(a)は、下部誘電体層22の直径が278mmの場合の結果を示し、図6(b)、図6(c)は、同じく下部誘電体層22の直径が288mm、296mmの場合の結果を夫々示している。各グラフの横軸は、ウエハWの中央を「0」とした場合の半径方向への中央からの距離[mm]を示している。縦軸は、「比電界強度(=シミュレーションの結果得られた各位置における電界強度E/すべての位置におけるシミュレーション結果の最大値Emax)」を示している。各シミュレーション結果は、実施例1を丸(●)でプロットし、実施例2を三角(▲)、比較例1を四角(■)で夫々プロットした。
シミュレーションの結果によれば、上部誘電体層24の比誘電率ε24が100、900と高い場合には、下部誘電体層22の直径を変化させた影響を受けずにウエハWの周縁部の領域で電界強度を強くすることができている(図6(a)〜図6(c)の(●)、(▲))。これに対して、上部誘電体層24の比誘電率ε24が12の場合には下部誘電体層22の直径によってウエハWの周縁部の領域で電界強度を強めることができる場合と(図6(a)、図6(b)の(■))、電界強度をほとんど強められない場合(図6(c)の(■))とがあることがわかる。また、電界強度を強めることができたとしても、高誘電体材料を使用した場合と比較してその効果は小さいことがわかる。
図7は、印加した高周波電力の周波数が100MHzの場合の各シミュレーション結果を示している。図7(a)は、下部誘電体層22の直径が278mmの場合の結果を示し、図7(b)、図7(c)は、同じく下部誘電体層22の直径が288mm、296mmの場合の結果を夫々示している。また、各実施例、比較例のシミュレーション結果は図6と同様の記号によりプロットしている。
シミュレーションの結果によれば、上部誘電体層24の比誘電率ε24が100、900と高い場合には、周波数が40MHzの結果と同様に、下部誘電体層22の直径を変化させた影響を受けずにウエハWの周縁部の領域で電界強度を強くすることができている(図7(a)〜図7(c)の(●)、(▲))。これに対して、上部誘電体層24の比誘電率ε24が12の場合には下部誘電体層22の直径が288mmと296mmとの2ケースでウエハWの周縁部の領域で電界強度を強めることができなかった(図7(b)、図7(c)の(■))。特に、上部誘電体層24の直径が296mmの場合にはウエハWの周縁部の領域の電界強度が目的とは反対に弱まってしまった(図7(c)の(■))。また、電界強度を強めることができた場合も、高誘電体材料を使用した場合と比較してその効果は小さいことがわかる(図7(a)の(■))。なお、比誘電率ε24の高い上部誘電体層24を用いることによりウエハWの周縁部の領域で電界強度を強くすることができるのは、シミュレーションで例示した周波数の高周波電力を印加した場合に限定されない。例えば、周波数が13MHzや27MHzの高周波電力を印加した場合であっても同様の効果が得られる。
実施の形態に係る載置台を備えたプラズマ処理装置の一例を示す縦断側面図である。 実施の形態に係る載置台の一例を示す縦断側面図である。 上記載置台の作用を説明するための説明図である。 実施の形態に係る載置台の変形例を示す縦断側面図である。 実施の形態に係る載置台の他の変形例を示す縦断側面図である。 本発明の効果を確認するために行った実施例の結果を示す特性図である。 本発明の効果を確認するために行った実施例の結果を示す特性図である。
符号の説明
W ウエハ
1 プラズマ処理装置
2 載置台
11 処理容器
11a 上部室
11b 下部室
12 排気口
13 排気管
14 排気装置
15 搬入出口
16 ゲートバルブ
17 支持板
18 バッフル板
21 下部電極
21a 支持台
22 下部誘電体層(誘電体)
23 静電チャック
24 上部誘電体層(誘電体)
25 電極膜
26 誘電体
31 絶縁部材
32 冷媒流路
33 貫通孔
34 ガス流路
35 フォーカスリング
41 上部電極
42 ガス供給孔
43 ガス導入管
45 処理ガス供給源
51a 高周波電源(第1の高周波電源)
51b 高周波電源(第2の高周波電源)
52a、52b 整合器
53 スイッチ
54 抵抗
55 高圧直流電源
56a、56b マルチポールリング磁石

Claims (7)

  1. 載置面に被処理基板を載置するためのプラズマ処理装置用の載置台であって、
    高周波電源に接続され、プラズマ生成用、またはプラズマ中のイオン引き込み用の電極を兼ねる導電体部材と、
    この導電体部材の上面中央部を覆うように設けられ、被処理基板を通してプラズマに印加する高周波電界を均一にする第1の誘電体層と、
    前記導電体部材の表面を伝播した高周波電流が被処理基板の外側に逃げることを抑えるために当該導電体部材上に前記被処理基板の少なくとも周縁部と接するようにして設けられ、比誘電率が100以上の第2の誘電体層と、を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置用の載置台。
  2. 前記第2の誘電体層は、被処理基板の中央部に対応する位置から周縁部に対応する位置に亘って設けられると共に、この第2の誘電体層には以下の条件を満たす静電チャック用の電極膜が埋設されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置用の載置台。
    δ/t≧ 1,000
    但し、δ=(2/ωμσ)1/2、ω=2πf、σ=1/ρ
    但し、t;静電チャック用の電極膜の厚さ、δ;高周波電源から供給される高周波電力に対する静電チャック用の電極膜のスキンデプス、f;高周波電源から供給される高周波電力の周波数、π;円周率、μ;静電チャック用の電極の透磁率、ρ;静電チャック用の電極の比抵抗
  3. 前記第1の誘電体層の上には、静電チャック用の誘電体層が設けられ、前記第2の誘電体層は、この静電チャック用の誘電体層を囲むように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ処理装置用の載置台。
  4. 前記第1の誘電体層は、円柱状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のプラズマ処理装置用の載置台。
  5. 前記第1の誘電体層の厚さは、中央部よりも周縁部の方が小さいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のプラズマ処理装置用の載置台。
  6. 前記高周波電源より供給される高周波電力の周波数は、13MHz以上であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置用の載置台。
  7. 被処理基板に対してプラズマ処理が行われる処理容器と、
    この処理容器内に処理ガスを導入する処理ガス導入部と、
    前記処理容器内に設けられた請求項1ないし6のいずれか一つに記載のプラズマ処理装置用の載置台と、
    この載置台の上方側に当該載置台と対向するように設けられた上部電極と、
    前記処理容器内を真空排気するための手段と、を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
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