JP2012507174A - 低い浸食感度を有するプロセスキット - Google Patents

低い浸食感度を有するプロセスキット Download PDF

Info

Publication number
JP2012507174A
JP2012507174A JP2011534671A JP2011534671A JP2012507174A JP 2012507174 A JP2012507174 A JP 2012507174A JP 2011534671 A JP2011534671 A JP 2011534671A JP 2011534671 A JP2011534671 A JP 2011534671A JP 2012507174 A JP2012507174 A JP 2012507174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
process kit
top surface
lip
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011534671A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョング ムン キム
シャオエ ジャオ
ジェイソン アンドリュー ケニー
シャヒド ラウフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JP2012507174A publication Critical patent/JP2012507174A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32623Mechanical discharge control means
    • H01J37/32642Focus rings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32623Mechanical discharge control means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67063Apparatus for fluid treatment for etching
    • H01L21/67069Apparatus for fluid treatment for etching for drying etching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)

Abstract

半導体プロセスチャンバ内で使用されるプロセスキットが、本明細書内に提供されている。いくつかの実施形態では、半導体プロセスチャンバ用のプロセスキットは、基板サポートの周辺部の周りにあり、基板サポートの中央領域に対応する開口を画定する側壁を有するように構成される本体を含む。リップは、本体の側壁から開口内へ延び、リップの上面の一部は、処理の間、基板の下に配置されるように構成される。本体の対向する側壁間で測定される第1距離は、開口内に配置される基板の上面を横切る幅よりも少なくとも約7.87mm大きい。

Description

背景
(分野)
本発明の実施形態は、概して、半導体プロセス装置に関し、より具体的には、半導体プロセスチャンバ用プロセスキットに関する。
(関連技術の説明)
プロセスチャンバ内における半導体処理の間、プロセスキットは、基板の周囲に、及び基板サポートの露出面の最上部に配置され、これによって露出面を処理環境(例えば、プロセスチャンバ内で形成されるプラズマ)から保護するかもしれない。その結果、プロセスキットは、プラズマによって浸食されるかもしれない。残念なことに、いくつかのプロセスは、プロセスキットの浸食によって影響される可能性がある。例えば、基板表面近傍で電場の使用を必要とするエッチングプロセスは、プロセスキットの浸食に伴い、基板の周辺エッジ近傍で電場の形状が変化するため、プロセスキットの浸食によって影響されるかもしれない。そのような変化は、例えば、高アスペクト比エッチングプロセスにおいて傾斜角(基板内でエッチングされた構造の垂直線からの角度として画定される)を増加させる等の望まれない結果を引き起こすかもしれない。更に、そのような従来のプロセスキットは、寿命が短く、エッチングプロセスで満足できる結果を維持するためには、頻繁な交換が必要である。
従って、浸食感度が低く、及び/又は寿命を改善したプロセスキットに対する技術的必要性がある。
概要
半導体プロセスチャンバ内で使用されるプロセスキットが、本明細書内に提供される。いくつかの実施形態では、プロセスキットは、基板サポートの周辺部の周りにあり、基板サポートの中央領域に対応する開口を画定する側壁を有するように構成される本体と、本体の側壁から開口内へ延びるリップを含み、リップの上面の一部は、処理の間、基板の下に配置されるように構成され、本体の対向する側壁間で測定される第1距離は、開口内に配置される基板の上面を横切る幅よりも少なくとも約7.87mm大きい。いくつかの実施形態では、リップの上面と本体の上面の間で測定される第2距離は、少なくとも約2.3mmである。
本発明の上述した構成を詳細に理解することができるように、上記に簡単に要約した本発明のより具体的な説明を実施形態を参照して行う。実施形態のいくつかは添付図面に示されている。しかしながら、添付図面は本発明の典型的な実施形態を示しているに過ぎず、従ってこの範囲を制限されていると解釈されるべきではなく、本発明は他の等しく有効な実施形態を含み得ることに留意すべきである。
本発明のいくつかの実施形態に係るプロセスキットを内部に配置したエッチングリアクタの概略側面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態に係るプロセスキットの部分側面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態に係るプロセスキットの上面図を示す。
図面は、明確にするために簡素化され、比例して描かれているわけではない。理解を促進するために、図面に共通する同一の要素を示す際には可能な限り同一の参照番号を使用している。一実施形態のいくつかの要素を他の実施形態に有益に組み込んでもよいと理解される。
詳細な説明
半導体プロセスチャンバ内で使用されるプロセスキットが、本明細書内に提供される。一般に、プロセスキットは、有利なことに、処理の間に基板エッジ近くにより均一な電場を提供し、これによって、望まれない効果(例えば、形状の傾き及び均一性)が減少するかもしれない。本発明のプロセスキットは更に有利なことに、プロセスキットの浸食に対する低い感度を提供し、これによってプロセスキットの寿命を延ばすかもしれない。
本発明によるプロセスキットは、プロセスチャンバ内で基板サポートの最上部に配置されるように構成されるかもしれない。例えば、図1は、本明細書内で議論されるような本発明の実施形態を実施するために使用されるかもしれない種類の例示的なエッチングリアクタ102の概略図を示す。リアクタ102は、単独で、より具体的には、統合化半導体基板処理システム又はクラスタツール(図示せず、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社(Applied Materials, Inc.)から入手可能なCENTURA(商標名)統合化半導体ウェハ処理システム等)の処理モジュールとして使用されるかもしれない。適当なエッチングリアクタ102の例は、半導体装置のDPS(商標名)ライン(例えば、DPS(商標名)、DPS(商標名)II、DPS(商標名)AE、又はDPS(商標名)G3ポリエッチャー等)、半導体装置のADVANTEDGE(商標名)ライン(例えば、AdvantEdge、AdvantEdge G3)、又はアプライドマテリアルズからまた入手可能な他の半導体装置(例えば、ENABLER(商標名)、又はE−MAX(商標名)等の装置)を含む。半導体装置の上記リストは、単なる例示的なものであり、他のエッチングリアクタ及び非エッチング装置(例えば、CVDリアクタ又は他の半導体処理装置)が、本明細書内で説明されるような本発明のプロセスキットと共に使用されるかもしれない。
リアクタ102は、電気的なグラウンド134に接続される伝導性のチャンバ壁130を有するプロセスチャンバ110と、チャンバ壁130の外部に配置される少なくとも1つのソレノイド部112を含む。チャンバ壁130は、チャンバ110のクリーニングを促進するセラミックライナー131を含む。エッチングプロセスの副生成物及び残留物は、各ウェハが処理された後、すぐにライナー131から除去される。ソレノイド部112は、最低5Vを生成可能なDC電源154によって制御される。プロセスチャンバ110は、シャワーヘッド132から間隔をおいて配置される基板サポート116も含む。基板サポート116は静電チャック126を含み、これによってシャワーヘッド132の下に基板100を保持する。シャワーヘッド132は複数のガス分布ゾーンを含んでもよく、これによって様々なガスは、特定のガス分布勾配を用いてチャンバ110に供給可能となる。シャワーヘッド132は、支持台116と対向する上部電極128に取り付けられる。電極128は、RF電源118に結合される。
静電チャック126は、バイアス電源122に結合されるマッチングネットワーク124を介して、DC電源120及び支持台116によって制御される。任意に、電源122は、DC又はパルスDC電源であってもよい。上部電極128は、インピーダンス変成器119(例えば、1/4波長マッチングスタブ)を通して、高周波(RF)電源118に結合される。バイアス電源122は、一般に50kHzから13.56MHzまでの調整可能な周波数と、0から5000ワットまでの電力を有するRF信号を生成可能である。電源118は、一般に約160MHzの調整可能な周波数と、約0と2000ワットの間の電力を有するRF信号を生成可能である。チャンバ110の内部は、スロットルバルブ127を介して真空ポンプ136に結合される高真空容器である。反応性イオンエッチング(RIE)チャンバ及び電子サイクロトロン共鳴(ECR)チャンバ等を含む他の形式のプラズマエッチングチャンバが、発明を実施するために使用されてもよいことを当業者は理解するであろう。
プロセスキット106は、支持台116の最上部に、及び支持台116上に配置される基板100の周りに配置され、これによって基板100によって覆われない支持台116の表面を保護する。プロセスキット106は、シリコン(Si)又は炭化珪素(SiC)等のような適当な材料で作られるかもしれない。いくつかの実施形態では、プロセスキット106は、シリコン(Si)で作られたプロセスキットと比べて、プロセスキット寿命を約25〜約30パーセント延ばすかもしれない炭化珪素(SiC)で作られてもよい。
プロセスキット106は、支持台116の最上部に配置されたプロセスキット106の部分側面図を示す図2において、更なる詳細が示される。プロセスキット106は、基板サポート116(又は基板サポート116の静電チャック126)の周辺エッジの最上部に位置するように構成され、基板100の裏面の下に部分的に配置されるように構成される放射状に内側に延びるリップ204を有する本体202を含む。本体202は、環状であってもよく、又は基板サポート116(及びその上で支持される基板100)の形状によって指示されるようなどんな適当な形状であってもよい。例えば、基板100は円形(200mm又は300mmの半導体ウェハ等)であってもよく、又はその代わりに四角(太陽電池又はフラットパネルディスプレイを製造するために使用される基板等)であってもよい。
本体202は、プロセスキット106の全厚みを画定する下面218及び上面210を含む。下面218は一般に、支持台116(又は静電チャック126)の対向する面上に位置するように構成され、そのため一般に平面であるかもしれない。上面210は、基板100の上面に実質的に平行であるかもしれず、又は基板100の上面にある角度で配置されるかもしれない。例えば、処理の間における基板上の汚染を減らすように、上面は傾斜する又は同様に構成されるかもしれない。例えば、プロセス材料が上面210上に堆積し、基板100上に拡散して堆積する時に、汚染が発生するかもしれない。いくつかの実施形態では、上面210は、処理の間に上に堆積されるプロセス材料を保持するためにテクスチャリングされてもよい。
本体202は、基板サポート116の中央領域に対応する開口208を画定する内側側壁206を含む。例えば、いくつかの実施形態では、直径300mmの基板用に構成可能なように、開口208の直径は、約297.66〜約297.76mmの間にあってもよい。他の直径又は寸法が、異なるサイズ及び/又は幾何学形状の基板に利用されてもよい。いくつかの実施形態では、図2で示されるように、基板サポート116の上面(静電チャック126の一部等)は、開口208内に延びてもよい。異なる基板サポート及び基板構成が利用される本体202の他の構成が可能である。
本体202は、本体202の下部から内側へ放射状に延びるリップ204を更に含む。リップ204は、基板100の周辺エッジの下に配置されるように構成される。いくつかの実施形態では、リップ204は、本体202の側壁206から開口208内へ延びてもよい。リップ204は、リップの上面212の一部が、基板100の周辺エッジの下に配置されるように構成される上面212を有する。いくつかの実施形態では、リップ204の上面212は、基板100の裏面に接触しないが近くに配置されるように構成される。いくつかの実施形態では、リップ204の上面212は、基板100の裏面から約1ミル〜約5ミルの間(例えば、約0.03〜約0.13mmの間)離れて配置されるように構成される。
いくつかの実施形態では、リップ204は、リップの内側エッジ214と本体の内側側壁206の間で画定され、少なくとも約5.14mmの幅を有するかもしれない。他の幅が様々な寸法を有する基板用に利用されるかもしれない。リップ204は、基板100のエッジの下に約1.27mmまで延びるかもしれない。いくつかの実施形態では、図2に示されるように、ギャップがリップ214の内側エッジと静電チャック126のエッジの間に存在するかもしれない。いくつかの実施形態では、ギャップは最大約0.13mmであるかもしれない。
リップ204の幅から基板100と重なる部分を引いた寸法は、プロセスキットの内側側壁206と基板100のエッジ間のギャップ220を画定する(これはまた、開口208の幅又は直径から基板の幅又は直径を引いた寸法に等しい)。発明者らは、側壁206と基板100のエッジ間により大きなギャップを提供することによって、プロセスキット106が浸食されるのに伴い、有利なことに、時間と共により少ない傾斜角の変化が提供されることを発見した。従って、プロセスキットの浸食感度を低くすることによって、プロセスキットの寿命は延びるかもしれない。従って、傾斜角感度は、基板100の周辺エッジと本体202の側壁206間の距離を増大させることによって低くなるかもしれない。
例えば、プロセスキット106の上面図が、図3Aに示される。側壁206の対向する部分間で測定される第1距離(又は直径)302が基板100の幅(又は直径)304を上回るように、プロセスキット106は構成されるかもしれない。いくつかの実施形態では、図3Aで説明されるように、第1距離302は、本体202の側壁206によって画定される円の直径と等しい。いくつかの実施形態では、第1距離302は、幅304を少なくとも約8mm上回るかもしれない。いくつかの実施形態では、第1距離302は、基板100の幅304を約7.87〜約8.13mm上回るかもしれない。例えば、直径300mmの基板用に構成されるとき、いくつかの実施形態では、第1距離302は、約307.87と約308.13mm又は約308mmの間であるかもしれない。いくつかの実施形態では、図示されるように基板100がプロセスキット106に対して中央に位置すると仮定して、基板100の周辺エッジと側壁206の間の距離は、少なくとも約3.94mmである。いくつかの実施形態では、基板100の周辺エッジと側壁206の間の距離は、少なくとも約4mmである。
図2に戻って、いくつかの実施形態では、リップ204の上面212は、本体202の上面210に実質的に平行であるかもしれない。いくつかの実施形態では、リップ204の上面212と本体202の上面210との間の側壁206の高さ216は、約2.3mm以上である。いくつかの実施形態では、高さ216は、約2.3〜約3.0mm又は約2.65mmである。いくつかの実施形態では、高さ216は、プロセスキットの寿命を延ばすために最適化されるかもしれない。例えば、発明者らは、高さ216を制御することが、プロセスキット106によって結果として生じる処理の傾斜角を制御するために利用可能であることを発見した。そのため、高さ216は、許容傾斜角性能の範囲を最大にするために最適化されるかもしれない。例えば、いくつかの実施形態では、プロセスキット106は、初期傾斜角(例えば、約0.5度の外方傾斜)を提供するために構成され、これによって時間と共にプロセスキット106の浸食が、垂直線を通って、最終的に約0.5度の内方傾斜まで回転する傾斜角を結果として生じるかもしれない。そのため、プロセスキット106は、寿命を改善するように構成されるかもしれない。傾斜角の他の範囲もまた、高さ216の制御及びプロセスキット106の浸食量を監視することによって得られるかもしれない。
更に、上面212の幅及び高さ216の両方は、プロセスキット106の傾斜角性能を最適化するのみならず、エッチングからのプロセスキットの浸食によって、両方とも傾斜角感度が低下するように最適化され、これによってプロセスキット寿命を延ばすかもしれない。
図1に戻って、運転中、基板100は上部に配置されたプロセスキット106によって支持台116の上に配置される。チャンバ内部は、ほぼ真空環境まで減圧され、点火されたときプラズマを生成するガス150(例えばアルゴン)が、ガスパネル138からシャワーヘッド132を通ってプロセスチャンバ110へ供給される。ガス150は、RF電源118から上部電極128(陽極)に電力を印加することによって、プロセスチャンバ110内で点火されプラズマ152になる。磁場がソレノイド部112を通ってプラズマ152に印加され、支持台116は、バイアス電源122から電力を印加することによってバイアスが掛けられる。基板100の処理の間に、エッチングチャンバ110内部の圧力は、ガスパネル138及びスロットルバルブ127を用いて制御される。
プラズマ152は、例えば、基板100内にビア又はトレンチ等の構造をエッチングするために使用されるかもしれない。基板100がエッチングされると、プロセスキット106は基板100近くの電場の均一性に影響を与え、これによって基板エッジ近くの基板内でエッチングされる構造の傾斜角度に影響を与えるかもしれない。更に、プロセスキット106はプラズマ152によってエッチングされるのに伴い、これによってプロセスキット106内部が浸食される。浸食は、例えば、高さ216の減少、側壁206のエッチング、及びギャップ220の増加等を含むかもしれない。しかしながら、上で議論されたようなプロセスキット106は、プロセスキット106の浸食に対して低い感度を有し、プロセスキット寿命は増大するかもしれない。
チャンバ壁130の温度は、壁の中及び周りに配置される液体含有コンジット(図示せず)を使用して制御される。更に、基板100の温度は、内部にクーラントを循環させるためのチャネルが形成される冷却板(図示せず)を介して支持台116の温度を調節することによって制御される。更に、裏面ガス(例えば、ヘリウム(He)ガス)は、ガス源148から、基板100の裏面及び静電チャック126の表面内の溝(図示せず)によって形成されるチャネル内へ供給される。ヘリウムガスは、台116と基板100の間の熱伝達を促進するために使用される。静電チャック126は、チャック本体内の抵抗ヒーター(図示せず)によって定常状態温度まで加熱され、ヘリウムガスは基板100の均一加熱を促進する。チャック126の熱制御を用いて、基板100は摂氏10〜500度の温度に維持される。
コントローラ140は、上述のようなチャンバ110の制御を促進するために使用されるかもしれない。コントローラ140は、様々なチャンバとサブプロセッサを制御するために工業環境で使用される汎用コンピュータプロセッサのどのような形態のうちの1つであってもよい。コントローラ140は、中央演算処理装置(CPU)144、メモリ142、及びCPU144用のサポート回路146を含み、エッチングプロセスチャンバ110の様々な部品に結合され、これによってエッチングプロセスの制御を促進する。メモリ142は、CPU144に結合される。メモリ142又はコンピュータ可読媒体は、すぐに使用可能なメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フロッピー(商標名)ディスク、ハードディスク、又は、ローカル又はリモートのデジタル記憶装置における他のすべての形態)のうちの1以上であるかもしれない。サポート回路146は、従来の方法でプロセッサを支援するためにCPU144に結合される。これらの回路は、キャッシュ、電源、クロック回路、入出力回路、及びサブシステム等を含む。ソフトウェアルーチン104は、CPU144によって実行されるとき、リアクタにプロセス(例えば、エッチングプロセス等)を実行させ、一般にメモリ142内に保存される。また、ソフトウェアルーチン104は、CPU144によって制御されるハードウェアから離れて位置する第2のCPU(図示せず)によって保存され及び/又は実行されるかもしれない。
このように、半導体プロセスチャンバ内で使用されるプロセスキットが本明細書内で提供された。本発明のプロセスキットは、有利なことに、処理の間、基板のエッジ近くにより一様な電場を提供し、これによって望まれない効果(形状の傾斜及び不均一性等)を減らすかもしれない。本発明のプロセスキットは、更に有利なことに、プロセスキットの浸食に対して低い感度を提供し、これによってプロセスキット寿命を延ばすかもしれない。
上記は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他の及び更なる実施形態は本発明の基本的範囲を逸脱することなく創作することができ、その範囲は以下の特許請求の範囲に基づいて定められる。

Claims (12)

  1. 基板サポートの周辺部の周りにあり、前記基板サポートの中央領域に対応する開口を画定する側壁を有するように構成される本体と、
    前記本体の前記側壁から前記開口内へ延びるリップを含み、前記リップの上面の一部は、処理の間、基板の下に配置されるように構成され、前記本体の対向する側壁間で測定される第1距離は、前記開口内に配置される基板の上面を横切る幅よりも少なくとも約7.87mm大きい半導体プロセスチャンバ用プロセスキット。
  2. 前記リップの前記上面と前記本体の上面の間で測定される第2距離は、少なくとも約2.3mmである請求項1記載のプロセスキット。
  3. 前記プロセスキットは、直径300mmの半導体基板と共に使用されるように構成される請求項1記載のプロセスキット。
  4. 前記本体とリップは、シリコン(Si)又は炭化珪素(SiC)のうちの少なくとも1つを含む請求項1記載のプロセスキット。
  5. 前記リップの前記上面の幅は、少なくとも約5.14mmである請求項1記載のプロセスキット。
  6. 前記リップの前記上面と前記本体の上面との間の高さは、少なくとも約2.3mmである請求項5記載のプロセスキット。
  7. 基板サポートを内部に配置する半導体プロセスチャンバと、
    前記基板サポートの最上部に配置される前記請求項のいずれか1項内で画定されるようなプロセスキットを含み、これによって前記本体は前記基板サポートの周辺部の周りに配置され、前記開口は、前記基板サポートの中央領域に対応する半導体基板を処理するための装置。
  8. 前記プロセスチャンバは、前記プロセスチャンバに結合され、RF電力を前記プロセスチャンバに供給するために構成されるRF電源を更に含む請求項7記載の装置。
  9. 前記プロセスキットは、上に配置される基板の周辺エッジ近傍に、実質的に一様な電場を提供するために構成される請求項8記載の装置。
  10. 前記プロセスキットは、内部に配置された基板内の構造を形成する間、約−0.5度〜約0.5度の間の傾斜角感度を提供するために構成される請求項8記載の装置。
  11. 前記構造は、前記基板の周辺エッジ近傍に形成される請求項10記載の装置。
  12. 前記構造は、1以上のビア又はトレンチを含むことができる請求項10記載の装置。
JP2011534671A 2008-10-28 2009-10-27 低い浸食感度を有するプロセスキット Pending JP2012507174A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/259,981 2008-10-28
US12/259,981 US20100101729A1 (en) 2008-10-28 2008-10-28 Process kit having reduced erosion sensitivity
PCT/US2009/062166 WO2010062579A2 (en) 2008-10-28 2009-10-27 Process kit having reduced erosion sensitivity

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012507174A true JP2012507174A (ja) 2012-03-22

Family

ID=42116346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011534671A Pending JP2012507174A (ja) 2008-10-28 2009-10-27 低い浸食感度を有するプロセスキット

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20100101729A1 (ja)
JP (1) JP2012507174A (ja)
KR (3) KR20170139690A (ja)
CN (1) CN102203919B (ja)
SG (1) SG10201809269WA (ja)
TW (2) TWI618167B (ja)
WO (1) WO2010062579A2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140179108A1 (en) * 2012-12-21 2014-06-26 Applied Materials, Inc. Wafer Edge Protection and Efficiency Using Inert Gas and Ring
CN108369922B (zh) 2016-01-26 2023-03-21 应用材料公司 晶片边缘环升降解决方案
US20180005851A1 (en) * 2016-07-01 2018-01-04 Lam Research Corporation Chamber filler kit for dielectric etch chamber
US10553404B2 (en) 2017-02-01 2020-02-04 Applied Materials, Inc. Adjustable extended electrode for edge uniformity control
US11075105B2 (en) 2017-09-21 2021-07-27 Applied Materials, Inc. In-situ apparatus for semiconductor process module
US11043400B2 (en) 2017-12-21 2021-06-22 Applied Materials, Inc. Movable and removable process kit
US11201037B2 (en) 2018-05-28 2021-12-14 Applied Materials, Inc. Process kit with adjustable tuning ring for edge uniformity control
US11935773B2 (en) 2018-06-14 2024-03-19 Applied Materials, Inc. Calibration jig and calibration method
US11289310B2 (en) 2018-11-21 2022-03-29 Applied Materials, Inc. Circuits for edge ring control in shaped DC pulsed plasma process device
WO2020214327A1 (en) 2019-04-19 2020-10-22 Applied Materials, Inc. Ring removal from processing chamber
KR20220041171A (ko) * 2019-07-26 2022-03-31 램 리써치 코포레이션 자동화된 웨이퍼 핸들링 로봇 학습 및 건전성 검사 (health check) 를 위한 통합된 적응형 포지셔닝 시스템들 및 루틴들

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002241946A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
JP2005064062A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Shibaura Mechatronics Corp プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP2008042117A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置用の載置台及びプラズマ処理装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5411624A (en) * 1991-07-23 1995-05-02 Tokyo Electron Limited Magnetron plasma processing apparatus
US6284093B1 (en) * 1996-11-29 2001-09-04 Applied Materials, Inc. Shield or ring surrounding semiconductor workpiece in plasma chamber
US6200388B1 (en) * 1998-02-11 2001-03-13 Applied Materials, Inc. Substrate support for a thermal processing chamber
US6344105B1 (en) * 1999-06-30 2002-02-05 Lam Research Corporation Techniques for improving etch rate uniformity
US6620736B2 (en) * 2001-07-24 2003-09-16 Tokyo Electron Limited Electrostatic control of deposition of, and etching by, ionized materials in semiconductor processing
KR100397891B1 (ko) * 2001-07-25 2003-09-19 삼성전자주식회사 반도체 장치 식각설비의 척 조립체
US7252738B2 (en) * 2002-09-20 2007-08-07 Lam Research Corporation Apparatus for reducing polymer deposition on a substrate and substrate support
TW200520632A (en) * 2003-09-05 2005-06-16 Tokyo Electron Ltd Focus ring and plasma processing apparatus
US7658816B2 (en) * 2003-09-05 2010-02-09 Tokyo Electron Limited Focus ring and plasma processing apparatus
JP4558296B2 (ja) * 2003-09-25 2010-10-06 東京エレクトロン株式会社 プラズマアッシング方法
US7338578B2 (en) * 2004-01-20 2008-03-04 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Step edge insert ring for etch chamber
KR100733269B1 (ko) * 2005-08-18 2007-06-28 피에스케이 주식회사 반도체 식각 장비의 척 조립체

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002241946A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
JP2005064062A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Shibaura Mechatronics Corp プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP2008042117A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置用の載置台及びプラズマ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201820507A (zh) 2018-06-01
WO2010062579A2 (en) 2010-06-03
WO2010062579A3 (en) 2010-07-22
SG10201809269WA (en) 2018-11-29
US20100101729A1 (en) 2010-04-29
KR20110081325A (ko) 2011-07-13
TWI670787B (zh) 2019-09-01
CN102203919A (zh) 2011-09-28
TWI618167B (zh) 2018-03-11
CN102203919B (zh) 2013-11-20
KR20160021907A (ko) 2016-02-26
TW201017799A (en) 2010-05-01
KR20170139690A (ko) 2017-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012507174A (ja) 低い浸食感度を有するプロセスキット
JP5974054B2 (ja) 温度制御式ホットエッジリング組立体
KR102455673B1 (ko) 포커스 링 및 기판 처리 장치
JP4913603B2 (ja) プラズマ反応器のエッチング速度ドリフトを低減するための温度制御されたホットエッジリングアセンブリ
TWI553729B (zh) Plasma processing method
TWI574345B (zh) 靜電夾盤
KR101892960B1 (ko) 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 처리 방법
KR20160140467A (ko) 에칭 방법
US20180182635A1 (en) Focus ring and substrate processing apparatus
US11810768B2 (en) Temperature and bias control of edge ring
JP2006500766A (ja) 基板上のポリマーの堆積を減少させるためのデバイスを備えたプラズマ装置及びポリマーの堆積を減少させるための方法
EP1680529A2 (en) Substrate heater assembly
KR20170072809A (ko) 플라즈마 처리 방법 및 플라즈마 처리 장치
WO2015183448A1 (en) Electrostatic chuck with embossed top plate and cooling channels
JP2016522539A (ja) 均一なプラズマ密度を有する容量結合プラズマ装置
JP4935149B2 (ja) プラズマ処理用の電極板及びプラズマ処理装置
KR102348077B1 (ko) 플라즈마 처리 방법
JP2017212051A (ja) プラズマ処理方法
JP2019160846A (ja) 被処理体の載置装置及び処理装置
US11251049B2 (en) Etching method and plasma processing apparatus
US20200035465A1 (en) Substrate processing apparatus and plasma sheath height control method
JP2021176186A (ja) 載置台アセンブリ、基板処理装置および基板処理方法
CN114068279A (zh) 载置台和等离子体处理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140517

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140526

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140618

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140625

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140717

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141021