JP2008041447A - ケーブル用導体及びその製造方法並びにその導体を用いた耐屈曲性ケーブル - Google Patents

ケーブル用導体及びその製造方法並びにその導体を用いた耐屈曲性ケーブル Download PDF

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智也 久慈
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洋光 黒田
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正義 青山
Yoshito Mori
好人 森
Hidenori Abe
英則 安部
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Abstract

【課題】導電率、取扱性及び生産性を低下させることなく、耐屈曲性を向上させたケーブル用導体及びその製造方法並びにその導体を用いた耐屈曲性ケーブルを提供するものである。
【解決手段】タフピッチ銅又はCu−Sn合金で構成されるケーブル用導体の平均結晶粒径が10μm未満であり、上記ケーブル用導体の0.2%耐力が130MPaを超え、破断時の伸び率が15%以上で、かつ導電率が98%IACS以上である。
【選択図】なし

Description

本発明は、産業用ロボットケーブル、自動工作機械等に用いられるケーブルの導体に係り、特に屈曲疲労寿命を向上させたケーブル用導体及びその製造方法並びにその導体を用いた耐屈曲性ケーブルに関するものである。
産業用ロボットケーブルや自動工作機械等の駆動部に用いられるケーブルは、その使用環境から優れた繰り返し特性、すなわち耐屈曲性が要求される。従来、この種の用途のケーブル(以下、耐屈曲性ケーブルという)の導体は、一般にタフピッチ銅が用いられている。また、耐屈曲性を向上させるために、固溶硬化型のCu−Sn合金(特許文献1〜3)、析出硬化型のCu−Zr合金(特許文献4,5)、Cu−Fe−P合金(特許文献6,7)等が用いられている。
固溶硬化型のCu−Sn合金、析出硬化型のCu−Zr合金、Cu−Fe−P合金をはじめとする種々の合金を用いた耐屈曲性ケーブル用導体は、導体の引張強さを向上させ、耐屈曲性を向上させようとするものである。また、いずれの耐屈曲性ケーブル用導体も、適度の伸びを有する軟質銅線が用いられる。この理由は、ケーブルの取扱性を向上させるためである。
特開平6−76640号公報 特開平11−172391号公報 特開2004−179151号公報 実開平5−20208号公報 特開2000−243139号公報 実開平5−20207号公報 特開平6−283038号公報 特開2005−336578号公報
しかしながら、従来の耐屈曲性ケーブルでは、導体にタフピッチ銅の軟質銅線を用いた場合、導電率は100%IACSと優れているものの、耐屈曲性が不十分であるという不具合がある。
また、Cu−Sn合金を用いた場合、耐屈曲性は優れているものの、Snを0.3質量%固溶させた時の導電率が80%IACS、Snを0.7質量%固溶させた時の導電率が65%IACSという具合に、Sn添加量(固溶量)の増加と共に導電率が低下するという不具合がある。
更に、Cu−Zr系、Cu−Fe−P系等の析出硬化型の合金は、優れた導電性及び耐屈曲性を有するものの、伸線後に所定の引張強さに調質するために長時間の熱処理(時効処理)を施す必要があるため、生産性に劣るという問題がある。
そこで本発明の目的は、導電率、取扱性及び生産性を低下させることなく、耐屈曲性を向上させたケーブル用導体及びその製造方法並びにその導体を用いた耐屈曲性ケーブルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、タフピッチ銅又はCu−Sn合金で構成されるケーブル用導体の平均結晶粒径が10μm未満であり、上記ケーブル用導体の0.2%耐力が130MPaを超え、破断時の伸び率が15%以上で、かつ導電率が98%IACS以上であることを特徴とするケーブル用導体である。
請求項2の発明は、上記Cu−Sn合金が、Sn固溶量が0.025質量%以下であり、残部が不可避不純物と銅である請求項1記載のケーブル用導体である。
請求項3の発明は、導体本体の表面にSn、Ni、又はAgのめっき膜を設けた請求項1又は2に記載のケーブル用導体である。
請求項4の発明は、タフピッチ銅又はCu−Sn合金で構成される線材に冷間伸線加工を施した後、その伸線材に通電アニーラ焼鈍による熱処理を施し、平均結晶粒径を10μm未満に調整することを特徴とするケーブル用導体の製造方法である。
請求項5の発明は、請求項1〜3いずれかに記載のケーブル用導体を使用した単線材あるいは撚線材で形成したことを特徴とする耐屈曲性ケーブルである。
請求項6の発明は、上記単線材あるいは撚線材の周囲を絶縁層で被覆した請求項5記載の耐屈曲性ケーブルである。
本発明のケーブル用導体によれば、従来のタフピッチ銅の軟質銅と比べて、導電率と、伸び、すなわちケーブル取扱性とを低下させることなく、耐屈曲性を向上させることができる。
以下、本発明の好適一実施の形態を説明する。
軟質銅の耐屈曲性を向上させるために、前述の通り、引張強さの向上による手段が想起される。硬質銅においては、引張強さと耐屈曲性の関係について、両者の相関は見られる。しかし、軟質銅においては、引張強さと耐屈曲性の相関が取れていない。
本実施の形態においては、曲げによる塑性変形を受けにくくし、耐屈曲性を向上させることに着目し、塑性変形に必要な強さである0.2%耐力を指標とし、この0.2%耐力の向上によって耐屈曲性の向上を図る。そのため、従来技術で使用されているタフピッチ銅の軟質銅の0.2%耐力である130MPaを基準にし、0.2%耐力を130MPa超に向上させ、耐屈曲性の向上を図る。
0.2%耐力の向上には、ホール・ペッチ(Hall−Petch)の関係がよく用いられる。これによれば、0.2%耐力は、元素の固溶あるいは結晶粒径の微細化によって向上させることができる。
そこで、本実施の形態においては、固溶元素として、0.2%耐力の向上効果が大きいSnを選択、採用している。ただし、多量にSn元素を固溶させると、前述したように著しい導電率の低下を引き起こすため、Sn固溶量の上限値は、導電率98%IACS以上を維持、満足できる0.025質量%以下に限定される。
また、本実施の形態においては、結晶粒微細化による0.2%耐力の向上も図っており、これによって耐屈曲性を更に向上させている。結晶粒径は、従来技術で使用されているタフピッチ銅の10μmを基準にし、10μm未満に微細化される。
また、耐屈曲性ケーブル用導体は、JIS C3102規格を満たすべく、導電率が98%IACS以上、伸び率が15%以上の電気用軟質銅線とされる。
以上より、本実施の形態に係るケーブル用導体は、その0.2%耐力を130MPa超、破断時の伸び率を15%以上かつ導電率を98%IACS以上とすべく、タフピッチ銅又はCu−Sn合金でケーブル用導体を構成し、かつ、その導体の平均結晶粒径を10μm未満としたものである。ケーブル用導体をCu−Sn合金で構成する場合、Sn固溶量は0.025質量%以下、好ましくは0.020質量%以下(又は0.005質量%前後)とされる。
また、このケーブル用導体の本体表面にSn、Ni、又はAgのめっき膜を設けてもよい。
次に、本実施の形態に係るケーブル用導体の製造方法を説明する。
タフピッチ銅又はCu−Sn合金で線材(荒引線)を形成し、その線材に冷間伸線加工を施す。この加工硬化によって、硬質銅線(伸線材)が得られる。この硬質銅線は、例えば、0.2%耐力は400MPa以上と高いものの、伸びは殆どない(1%程度)。
次に、得られた伸線材に対して、通電アニーラ焼鈍による熱処理を施す。この熱処理によって線材の軟質化を図る際、従来のタフピッチ銅の結晶粒径(10μm)よりも更に粒径が微細となるように微細化を図り、平均結晶粒径を10μm未満に調整する。通電アニーラ焼鈍は、アニーラ電圧が高くなるにつれ、0.2%耐力が低くなると共に、伸びが大きくなる。また、通電時間は、極短時間、例えば0.0005秒前後とされる。結晶粒径の調整は、アニーラ電圧及び/又は通電時間の調整によってなされる。
この通電アニーラ焼鈍によって、本実施の形態に係るケーブル用導体である軟質銅線が得られる。
このケーブル用導体の本体表面に、適宜、Sn、Ni、又はAg等のめっき膜を設けた後、この線材の単線材あるいは撚線材の周囲を絶縁層で被覆することで耐屈曲性ケーブルが得られる。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態に係るケーブル用導体は、JIS C3102規格を満たしている必要があるため、その構成材料をCu、又はSn固溶量が0.025質量%以下のCu−Sn合金としている。その結果、98%IACS以上の導電率、15%以上の伸び率を得ることができ、良好な導電率および取扱性を有するケーブル用導体が得られる。
また、本実施の形態に係るケーブル用導体は、極短時間の熱処理によって線材の軟質化を図る際、同時に結晶粒径の更なる微細化を図り、結晶粒径を10μm未満に微細化している。その結果、ケーブル用導体の0.2%耐力を、タフピッチ銅の0.2%耐力(130MPa)よりも大きくすることができる。
以上より、本実施の形態に係るケーブル用導体によれば、従来のタフピッチ銅の軟質銅と比べて、導電率と、伸び、すなわちケーブル取扱性とを低下させることなく、耐屈曲性を向上させることができる。また、本実施の形態に係るケーブル用導体は、優れた導電性及び耐屈曲性を有しつつ、かつ、その製造時に長時間の熱処理(時効処理)を必要としないため、生産性が高い。
本実施の形態では、通電アニーラ焼鈍による連続式熱処理で熱処理を行う場合を例に挙げて説明を行ったが、オイル/ソルトバス等によるバッチ式熱処理で熱処理を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、Cuに対する固溶元素としてSnを用いているが、In、Mg、Ag、Al、Ni、Znを用いても、耐屈曲性向上の効果が期待できる。
(実施例1,2)
電気銅を鋳造後、連続圧延を行って直径8mmの荒引線を製造した。その荒引線を直径0.26mmまで減面率20%以下で冷間伸線加工し、タフピッチ銅の硬質銅線を製造した。この導体(伸線材)に通電アニーラ焼鈍を行い、タフピッチ銅の軟質銅線を得た。この通電アニーラ焼鈍は、導体に通電し、通電時に発生するジュール熱によって導体の熱処理を行う方法である。
具体的には、導体(直径0.26mm、タフピッチ銅の硬質銅線)に通電する時間を0.0005秒に設定、固定し、電圧を0〜30Vの範囲で変更することで導体に流れる電流を制御しつつ通電アニーラ焼鈍を行い、得られたタフピッチ銅の軟質銅線における0.2%耐力および伸び率をそれぞれ測定した。それらの測定結果を表1に示す。アニーラ電圧が25Vの時のタフピッチ銅の軟質銅線を実施例1、21Vの時のタフピッチ銅の軟質銅線を実施例2とした。
Figure 2008041447
(実施例3)
電気銅に0.05質量%の割合でSnを添加した合金を鋳造し、実施例1,2と同じ手順を経てCu−0.05質量%Sn合金の硬質銅線を得た。この線材に、0.0005秒、24Vの通電アニーラ焼鈍を行い、Cu−0.05質量%Sn合金の軟質銅線を得た。
(比較例1)
電気銅に0.15質量%の割合でSnを添加した合金を鋳造し、実施例1,2と同じ手順を経てCu−0.15質量%Sn合金の硬質銅線を得た。この線材に、0.0005秒、30Vの通電アニーラ焼鈍を行い、Cu−0.15質量%Sn合金の軟質銅線を得た。
(比較例2)
実施例1において、直径0.26mmのタフピッチ銅の硬質銅線に対し、30Vのアニーラ電圧で通電アニーラ焼鈍を行い、タフピッチ銅の軟質銅線を得た。
(比較例3)
10ppm以下の酸素を有する低酸素銅に0.1質量%の割合でInを添加した合金を鋳造し、実施例1,2と同じ手順を経てCu−0.1質量%In合金の硬質銅線を得た。この線材に、0.0005秒、25Vの通電アニーラ焼鈍を行い、Cu−0.1質量%In合金の軟質銅線を得た。
(従来例)
実施例1において、直径0.26mmのタフピッチ銅の硬質銅線に対し、24Vの通電アニーラ焼鈍を行い、タフピッチ銅の軟質銅線を得た。
上記実施例、比較例、および従来例に対し、Sn固溶量、導電率、伸び率、0.2%耐力、結晶粒径および耐屈曲性の評価を行った。以下に、その方法を記載する。
Sn固溶量は、Sn添加合金の電気抵抗値と純銅(タフピッチ銅)の電気抵抗値との差、およびSn、1ppm当たりの電気抵抗上昇値を用いて算出した。Sn、1ppm当たりの電気抵抗上昇値は、次の文献を参照した(P.Gregory, A.J.Bangay and T.L.Bird,「Metallurgia」,vol.71,1965,p.207)。In固溶量もSn同様に計算した。
電気抵抗値は4端子法を用いて−196℃で測定した。
導電率はJIS C3002に従い、ダブルブリッジ法にて20℃で測定した。この時の試料長は50cmであった。また、導電率は、万国軟銅標準に規定する標準軟銅の導電率に対する百分率(%IACS)で示した。
引張試験も、導電率と同様に、JIS C3002に従って評価を行った。なお、実施例、比較例、および従来例のいずれも、伸び率は15%以上であった。
屈曲特性は、垂直に垂らした導体に、この導体の破断荷重の2%に相当する荷重をかけ、曲げ歪0.43%で左右に90°の屈曲を繰り返し行った時、導体が破断するまでに要する屈曲回数にて評価を行った。
実施例1,3及び比較例1のSn添加量、O2含有量、Sn固溶量および導電率の評価を表2に示す。
Figure 2008041447
表2によれば、Sn固溶量が0,0.005(質量%)の実施例1,3の耐屈曲性ケーブル用導体の導電率は、共に98%IACS以上であった。一方、Sn固溶量が0.025質量%の比較例1の耐屈曲性ケーブル用導体の導電率は、97%IACSであった。これにより、Sn固溶量は0.025質量%未満とする必要がある。
次に、実施例1、比較例2、および従来例に示したタフピッチ銅の結晶粒径と0.2%耐力の評価を表3に示す。結晶粒径が、従来例の結晶粒径(10μm)よりも粗大な場合を×、微細な場合を○とした。
Figure 2008041447
表3によれば、Hall−Petchの式に基づいて、結晶粒径の微細化と共に0.2%耐力が向上し、結晶粒径の粗大化と共に0.2%耐力が低下していた。これにより、0.2%耐力を向上させるためには、結晶粒径は従来例の結晶粒径(10μm)未満とする必要がある。
次に、実施例1〜3、比較例2,3、および従来例のSn又はInの固溶量、0.2%耐力および耐屈曲性の評価を表4に示す。耐屈曲性の評価は、従来例の導体が破断するまでの屈曲回数を基準(1.0)とし、相対比で示した。
Figure 2008041447
表4によれば、タフピッチ銅の耐屈曲性ケーブル用導体において、従来例と比較して0.2%耐力が低い比較例2は、従来例よりも耐屈曲性が低く、逆に、従来例と比較して0.2%耐力が高い実施例1,2は、従来例よりも耐屈曲性が高かった。
また、実施例2,3および比較例3を比較すると、0.2%耐力はいずれもほぼ同等であるが、Snを固溶させた実施例3が最も高い耐屈曲性を有していた。このことから、耐屈曲性を特に重視する場合は、タフピッチ銅よりも、0.025質量%未満の範囲でSnを固溶させたCu−Sn合金を用いることが好ましい。

Claims (6)

  1. タフピッチ銅又はCu−Sn合金で構成されるケーブル用導体の平均結晶粒径が10μm未満であり、上記ケーブル用導体の0.2%耐力が130MPaを超え、破断時の伸び率が15%以上で、かつ導電率が98%IACS以上であることを特徴とするケーブル用導体。
  2. 上記Cu−Sn合金が、Sn固溶量が0.025質量%以下であり、残部が不可避不純物と銅である請求項1記載のケーブル用導体。
  3. 導体本体の表面にSn、Ni、又はAgのめっき膜を設けた請求項1又は2に記載のケーブル用導体。
  4. タフピッチ銅又はCu−Sn合金で構成される線材に冷間伸線加工を施した後、その伸線材に通電アニーラ焼鈍による熱処理を施し、平均結晶粒径を10μm未満に調整することを特徴とするケーブル用導体の製造方法。
  5. 請求項1〜3いずれかに記載のケーブル用導体を使用した単線材あるいは撚線材で形成したことを特徴とする耐屈曲性ケーブル。
  6. 上記単線材あるいは撚線材の周囲を絶縁層で被覆した請求項5記載の耐屈曲性ケーブル。
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