JP2008039190A - 結束バンド - Google Patents

結束バンド Download PDF

Info

Publication number
JP2008039190A
JP2008039190A JP2007238161A JP2007238161A JP2008039190A JP 2008039190 A JP2008039190 A JP 2008039190A JP 2007238161 A JP2007238161 A JP 2007238161A JP 2007238161 A JP2007238161 A JP 2007238161A JP 2008039190 A JP2008039190 A JP 2008039190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
release lever
binding
head
buckle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007238161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4668963B2 (ja
Inventor
Hiromi Hizume
寛美 日詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SK Kohki Co Ltd
Original Assignee
SK Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SK Kohki Co Ltd filed Critical SK Kohki Co Ltd
Priority to JP2007238161A priority Critical patent/JP4668963B2/ja
Publication of JP2008039190A publication Critical patent/JP2008039190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4668963B2 publication Critical patent/JP4668963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】解除レバーを持つ結束バンドにおいて、この解除レバーが簡単に操作されないようにバンド自体で保護するものを提供する。
【解決手段】一端に配置された頭部と、平板状で片面に止め歯を形成したバンド部3とからなり、頭部に配置された前記バンド部3を挿通するための貫通孔と、貫通孔を形成する壁面であってバンド部の表面を受ける壁面に向かって延長され、バンド部の鋸歯面と噛合する係合爪16を有し、係合爪16は爪部と反対側に延長する解除レバー19を前記バンド部3の表面に平行して延長しており、前記解除レバー19よりバンド部3の先端側に表面にバックル20を設け、それで解除レバー19の上面を覆ってバックル20に挿通して解除レバー19を保護するように構成した。
【選択図】図6

Description

本発明は電線などを束ねるための結束バンドに関し、更に詳細にはエアコン、コピー機などのような電気製品内に配線された電線を製品内部の所定位置に結束したり、これを解除すことができる結束バンドに関するものである。
例えば、エアコンやコピー機電気製品や自動車の車体の内部には各種電線が配線されている。これらの電線を整理するために合成樹脂成形品である結束バンドで束ね、又は束ねずに装置内の所定位置に係止することが従来から行われている。
この用途に使用する結束バンドは、かなり古くから知られているが、それは主として前記電線結束の用途に使用され、その結束操作性、つまり、頭部の貫通孔にバンド部を挿通して係合爪とバンド部の片面に形成されたラチェット状の止め歯とを噛合させる瞬間的な操作と、その結束強度の強さの特徴から各種の用途に使用され、その用途に合わせるために各種の寸法のものが提供されている。
この結束バンドは、電線などの被結束物を結束し、頭部の係合部を通じて突出している余分のバンド部を結束する引き抜き操作の張力を利用して頭部の近傍で自動的に切断する「解除不能タイプ」が一般的である。
そして、頭部の貫通孔に揺動可能に配置された係合爪の係合爪とは反対側に解除レバーを一体的に形成し、この解除レバーを揺動操作して前記係合爪をバンド部に形成されている止め歯より引き離すように構成して「解除可能タイプ」がある。
後者は電線などを結束しておき、配線などの本数や種類の変更、あるいは結束バンド自体が不要になった際に、必要に応じて前記解除レバーを操作して係合爪とバンド部の止め歯との係合を解除し、電線の本数などを調整した後、適宜、再度結束操作したり、外すことができる結束バンドである。
A.解除不能タイプは、係合爪を配置した頭部と、この頭部の側方より延長されるバンド部とからなる結束バンドであり、このバンド部の不要部分を頭部の近傍で切断し、電気機器の内部の配線を結束した状態のままの状態で使用するものであり、結束後の状態は不要部分がなく、電線などの整理がし易い。
したがって、配線の変更や配線と別の部材と共に結束する必要が生じた場合などにはバンド部を頭部の近傍においてカッターで切断する必要があった。
B.解除可能タイプは、前記結束バンドが使用される用途に比較して結束力が比較的弱い用途に使用される。結束状態においては、電線などの被結束部材の周囲に頭部と、この頭部を基点として延長されている結束部を形成しているバンド部の一部が丸まった状態であり、結束の関与しない余剰部分はそのままで延長されている。
この状態を電線の断面方向で見ると、電線と中心として「6ないし9の字」を描いた状態で結束バンドが巻付けられており、頭部の側方より延長されるバンド部に平行して係合爪を揺動するための解除レバーが延長されている。
C.前記のように頭部の近傍でバンド部に沿って解除レバーが露出状態であると、この解除レバーが配線などに引っかかって押圧され易く、この解除レバーが簡単に揺動してしまう。バンド部には元々大きな結束張力が発生していないから、係合爪が噛合しているラチェット状の止め歯から簡単に外れてしまう。つまり、従来の解除可能タイプの結束バンドにおいては、結束後に結束部より自由な状態で延長されているバンド部の整理が本質的に問題であった。
D.また、近時、周知のように産業廃棄物処理場の確保がますます困難となる中で、一部電気製品については、この製品を廃棄する場合のリサイクル対策を製造段階で行うことが義務付けられるに至っている。そのため、廃棄された電気製品からリサイクルのため電線などを取り外す際に結束バンドを解除して電線を分離して回収することが必要になっている。
本発明は、解除可能なタイプにおける係合爪を操作する解除レバーを設けた結束バンドにおいて、結束後の自由な状態にあるバンド部自体で、前記解除レバーをガードして他の物の接触を防止する機能を与えた結束バンドを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る合成樹脂製の結束バンドは、次のように構成されている。
一端に配置された頭部と、この頭部)の側方より延長された平板状で片面に止め歯を形成したバンド部とからなり、前記頭部に配置された前記バンド部を挿通するための貫通孔と、前記貫通孔を形成する壁面であって前記バンド部の表面を受ける壁面に向かって延長され、前記バンド部の止め歯と噛合する係合爪を有し、前記係合爪は爪部と反対側に延長する解除レバーを前記バンド部の表面に平行して延長しており、更に、前記解除レバーよりバンド部(3)の先端側に表面にバックルを設け、前記頭部の貫通孔を挿通して結束したバンド部を前記解除レバーの上面を覆って前記バックルに挿通し、前記解除レバーを保護するように構成したことを特徴としている。
本発明に係る解除可能なタイプの結束バンドは、結束力が作用していない余剰なバンド部分を利用して係合爪の後方に延長された解除レバーを覆い、更にそのバンド部を、バンド部の表面に設けたバックルに挿通し、このバンド部が動かないように整理できる。
従って、前記解除レバーがバンド部で保護されているので、解除レバーに配線など他の物が接近してもバンド部によって邪魔されて解除レバーがガードされており、予期しない解除が発生せず、安全に結束が維持される。また、必要に応じて解除できる結束バンドを提供することができる。更に、バンド部は頭部の近傍で整理されるので配線などの邪魔になることがない。
また、バックルは、バンド部と一体成形できるので、バンド部に確実に固定することができ、これを付加したことによるバンドの成形工程が増加するようなことはない。
また、本発明に係る結束バンドは、電線係止用具の係脱及び電線の結束操作・解除操作を容易にした電線係止用具にも適用することができるものである。
本発明に係る結束バンドを成形するための弾性を有する樹脂としては、張力があまり作用しない用途の場合には、ゴム弾性体を使用する。また、張力が高い用途の場合は、比較的硬度の高いエラストマーなどを使用することができるが、好ましいものとしてナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどを使用することができる。
以下添付の図面を対照し、一実施の形態を示して本発明を具体的に説明する。
図1〜3に示す本実施の形態の解除可能タイプの結束バンド1は、頭部2とバンド3とを例えばナイロン等の弾性を有する樹脂により一体成形したものである。
頭部2は用具係止部4と、本来の電線把持部5とで構成されている。そして、エアコン、複写機などの電気製品(図示せず)内の所定位置に取付けたパネル6(図3)に開けた開口7に用具係止部4を差し込み電線(図示せず)を所定位置(図示せず)に保持するものである。
用具係止部4は、図3に示すように、中間部を鋭角(2θ)に折り曲げた形状の係合腕8及び前記折れ曲がった部分と電線把持部5とを繋ぐ軸部9とによって矢印状に形成し、係合腕8の両翼外側に、段部10と、係合腕8を外側に折り曲げて形成したウイング11とによって凹状部13を形成し、パネル6の開口7の周辺部に係合するようにした。
係合腕8は、ナイロン樹脂製であるので、外力を加えると前記角度(2θ)を拡縮させることができる。また図3に示すように、先端部の幅dが、図3に示すように開口7の直径Dより小さく(d<D)である。また図4に示すように係合腕8の前記角度(2θ)を押し縮めた場合の幅Wが、開口7の直径Dより大きく(D<W)なるように形成した。
したがって、係合腕8を開口7内に押し込むと、係合腕8は前記角度θが押し縮められながら開口7内に進入し、前記段部10に達すると、弾性により係合腕8が両側に開き、更に押し込むとウイング11にぶつかり、それ以上用具係止部4をパネル6内に差し込むことができない。なお、図2〜4に示す符号14はリサイクルレバーである。
以上の説明から容易に理解されるように、電気装置を解体するなどで電線係止用具1をパネル6から取り出す際には、左右のリサイクルレバー14を摘んで前記角度を縮小させると段部10と開口7の周辺部との係合が外れ、用具係止部4を開口7から抜き出すことができる(図4)。
次に、電線把持部5を図5、6を参照して説明する。
電線把持部5は、バンド部3を挿通する貫通孔を開けた環部15と一体的に形成した係合部16(係合爪)によって形成されている。バンド3には頭部側が切り立ち、自由端側がなだらか斜面からなる鋸歯面18が前記係合爪16と後戻り不能に噛合するようにした。
係合部16は、環部15を切り欠いだ中空部分に配置されており、係合面18に対して出没自在とするには、環部15と係合爪16との間をつなぐ連結部17の捩れ弾性復元力によって行うようにした。即ち、係合爪16の一方(前記環部15より遠い方向)にリリースレバー19が一体的に形成されている。
そして、このリリースレバー19を押し下げると、係合爪16の両側にある連結部17が捩れて係合爪16がバンド部3に設けた鋸歯面18から離れるように回動し、バンド部3を環部15から離脱させることができる。
図1, 5及び6に示す符号20は、本発明で初めて適用したバンド3の自由端側を固定するバックルである。
(バックルの採用)
符号20はバックルであって、図6から容易に理解されるように、係合爪16、特にそのリリースレバー19に何らかの原因で外力が作用した場合にバンド3との係合が解除されることがあるが、本発明においてはこのような事故が発生しないように、結束に関与しないで自由な状態にあるバンド部3によって保護するようにしたものである。
なお、各図の符号21は、金型作成上の必要からできた透孔であり本発明にとって本質的なものではなく、この部分を中実とすることもできる。
本発明の実施の形態による結束バンドの縦断面図である。 図1の下面図である。 図1の結束バンドパネル(函体など)に取付けた様子を示す要部拡大図である。 図1に示す結束バンドをパネルから取り出す様子を示す要部拡大図である。 図1の結束バンドの頭部を一部破断して示した要部拡大斜視図である。 図1に示す結束バンドによって電線を把持した状態でパネルにそれらを固定する様子を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 結束バンド
2 頭部
3 バンド部
4 用具係止部
5 電線把持部
6 パネル
7 開口
8 係合腕
9 軸部
13 凹状部
16 係合爪
19 リリースレバー
20 バックル

Claims (1)

  1. 一端に配置された頭部(2)と、この頭部(2)の側方より延長された平板状で片面に止め歯を形成したバンド部(3)とからなり、
    前記頭部(2)に配置された前記バンド部(3)を挿通するための貫通孔と、
    前記貫通孔を形成する壁面であって前記バンド部の表面を受ける壁面に向かって延長され、前記バンド部の鋸歯面と噛合する係合爪(16)を有し、前記係合爪(16)は爪部と反対側に延長する解除レバー(19)を前記バンド部(3)の表面に平行して延長しており、更に、前記解除レバー(19)よりバンド部(3)の先端側に表面にバックル(20)を設け、前記頭部(2)の貫通孔を挿通して結束したバンド部(3)を前記解除レバー(19)の上面を覆って前記バックル(20)に挿通し、前記解除レバー(19)を保護するように構成したことを特徴とする合成樹脂製結束バンド。
JP2007238161A 2007-09-13 2007-09-13 結束バンド Expired - Fee Related JP4668963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238161A JP4668963B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 結束バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238161A JP4668963B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 結束バンド

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000260184A Division JP2002078166A (ja) 2000-08-30 2000-08-30 電線係止用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008039190A true JP2008039190A (ja) 2008-02-21
JP4668963B2 JP4668963B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=39174414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007238161A Expired - Fee Related JP4668963B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 結束バンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4668963B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57150605U (ja) * 1981-03-19 1982-09-21
JPH08275346A (ja) * 1995-03-28 1996-10-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用クランプ
JPH11113143A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd 結束バンド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57150605U (ja) * 1981-03-19 1982-09-21
JPH08275346A (ja) * 1995-03-28 1996-10-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用クランプ
JPH11113143A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd 結束バンド

Also Published As

Publication number Publication date
JP4668963B2 (ja) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6186451B1 (en) Cable tie
JP2007306776A (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2010159843A (ja) ボルト用クリップ
JP4169776B1 (ja) 物品保持具
JP4668963B2 (ja) 結束バンド
JP5280952B2 (ja) 長尺材保持具
JP2008162393A (ja) 車両のワイヤハーネス配索用クランプ
JP5935213B2 (ja) 被位置決め物の保持手段の着脱機構
US5125527A (en) Box with knock-outs for build-in equipment, in particular electrical equipment
JP2002078166A (ja) 電線係止用具
EP1813479B1 (en) Strap for temporary fixing of parts during handling and assembly on production lines
JP5189844B2 (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタ
JP2008296632A (ja) ワイヤーハーネスの固定構造
JP2008141822A (ja) パイプ等の長尺部材の保持具
JP2008098421A (ja) リードクランパー
JP2009183100A (ja) ワイヤハーネス用クリップ
JP6187204B2 (ja) ワイヤハーネス取付方法
JP5497207B1 (ja) 結束バンド用のロック解除道具
JP2018182176A (ja) 電子部品及び電子部品の固定方法
JP2005033931A (ja) コルゲートチューブ
JP2010018291A (ja) 結束具
JP6924573B2 (ja) 巻付具
KR200467862Y1 (ko) 밴드 케이블
JP2017127107A (ja) ケーブルホルダ
JP2006175462A (ja) トラフ用蓋固定部材、トラフ及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4668963

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees