JP2017127107A - ケーブルホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブルがケーブルホルダから外れにくくする。【解決手段】ケーブルホルダ20は、開口部21cを挟む一端21aと他端21bとの間を開閉自在に連結することによって環形状となり、内部にケーブル16を保持するホルダ本体21と、ホルダ本体21の一端21a側の端部の外周部から他端21b側に延出したロック用爪部22と、ホルダ本体21の他端21b側の端部に設けられ、ホルダ本体21の一端21aと他端21bとを閉じたときに、ロック用爪部22が係合してホルダ本体21の一端21aと他端21bとを連結させた状態を保持する爪受け部23と、ホルダ本体21の内周部の一端21a側の端部から他端21b側に延出し、ホルダ本体21の一端21aと他端21bとを閉じたときに、ホルダ本体21の他端21b側の内周部に係合するストッパ24とを設けた。【選択図】図3
Description
本発明は、ケーブルを保持するケーブルホルダに関する。
従来、背負式ブロワのスロットルケーブルを送風管に沿って保持するケーブルホルダには、図6に示したような一部に開口部を有したC形のケーブルホルダが採用されていた。このケーブルホルダは、内部にスロットルケーブル等のケーブルを保持し、ケーブルを送風管に沿わせている。
上記のケーブルホルダは、C形をした内部にケーブルを保持しているが、背負式ブロワの送風管を揺動操作しているときに、ケーブルが木の枝等に引っ掛かってケーブルホルダの開口部から離脱して、ケーブルがケーブルホルダから外れることがあった。本発明は、ケーブルがケーブルホルダから外れにくくすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、開口部を挟む一端と他端との間を開閉自在に連結することによって環形状となり、内部にケーブルを保持するホルダ本体と、ホルダ本体の一端部の外周部から他端側に延出したロック用爪部と、ホルダ本体の他端部に設けられ、ホルダ本体の一端と他端とを閉じたときに、ロック用爪部が係合してホルダ本体の一端と他端とを連結させた状態を保持する爪受け部と、ホルダ本体の一端部と他端部の一方の内周部から一端部と他端部の他方の内周部に延出し、ホルダ本体の一端と他端とを閉じたときに、ホルダ本体の一端部と他端部の他方の内周部に係合するストッパとを設けたことを特徴とするケーブルホルダを提供するものである。
上記のように構成したケーブルホルダにおいては、ロック用爪部を爪受け部に係合させることでホルダ本体の一端と他端とを連結して閉じたときに、ホルダ本体の内周部の一端部と他端部の一方から他方に延びたストッパがホルダ本体の内周部の一端部と他端部の他方に係合しているため、ホルダ本体の内部に保持したケーブルがホルダ本体の一端と他端との間に押しつけられても、ケーブルがストッパに当たることによってホルダ本体の一端と他端と間を通過して離脱しないようになった。
上記のように構成したケーブルホルダにおいては、ホルダ本体の一端部にはロック用爪部を操作する摘み部を設けるのが好ましく、このようにしたときには、ロック用爪部を爪受け部に係合または離脱させるのを容易とすることができた。
以下、本発明のケーブルホルダの一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明のケーブルホルダが採用される背負式ブロワ10の斜視図であり、この背負式ブロワ10は送風ユニット11の送風ダクト12に空気を噴出させる送風管13が連通接続されている。図2(a)に示したように、送風管13のフレキシブル部13aと真直部13bとを回転自在に接続する連結管13cの外周部には、フレキシブル部13aとの間に弾性材を用いた環状の緩衝材13dが設けられている。図2(a)、(b)に示したように、フレキシブル部13aの外周部にはクランプ13eが設けられており、このクランプ13eはフレキシブル部13aの外周部を締め付けることでフレキシブル部13aに連結管13cを固定するものである。クランプ13eは図2(b)に示したように、C形をした締付部13e1の両端部の固定部13e2をねじによって固定するものである。このクランプ13eは、両端部の固定部13e2が互いに着座したときに、締付部13e1が緩衝材13dを過剰に潰さない径となっている。なお、図2(c)に示したように、帯板をフレキシブル部13aの外周部に巻き付けた状態で締め付けるクランプ13eを採用してもよく、帯板のクランプ13eの長手方向に複数形成した締結用の孔部13e3は緩衝材13dを過剰に潰さないような位置に限定して設けるようにしている。
送風管13には操作グリップ14が設けられており、操作グリップ14には送風ユニット11の駆動源であるエンジンの出力を操作するトリガスイッチ15が設けられている。操作グリップ14のトリガスイッチ15と送風ユニット11のエンジンとの間にはトリガスイッチ15の操作をエンジンに伝達するスロットルケーブル(スロットルワイヤ)とストップケーブル(ストップスイッチの配線)等のケーブル16が設けられており、スロットルワイヤやストップケーブル等のケーブル16は蛇腹状の保護管17に収容されている。送風管13にはスロットルワイヤとストップケーブル等のケーブル16を収容した蛇腹状の保護管17を保持するケーブルホルダ20が設けられている。
図3及び図4に示したように、ケーブルホルダ20は、略C形をしたホルダ本体21と、ホルダ本体21の外周部に設けたロック用爪部22と爪受け部23と、ホルダ本体21の内周部に設けたストッパ24と、ロック用爪部22を操作するロック用摘み部25と解除用摘み部26とを備え、これらを樹脂材により一体的に成形したものである。
ホルダ本体21は一端21aと他端21bとの間に開口部21cが形成された略C形をしている。ホルダ本体21に外力を付与してないときには、図4に示したように、ホルダ本体21の一端21aと他端21bとが離間してこれらの間に開口部21cが形成されている。ホルダ本体21の一端21aと他端21bとが近づくように外力を付与すると、図3に示したように、ホルダ本体21の一端21aと他端21bとが閉じられて環形状となる。
ホルダ本体21の一端21a側の端部(一端部)の外周部にはロック用爪部22が設けられており、ロック用爪部22は一端21a側の端部の外周面から他端21b側に延出している。ホルダ本体21の他端21b側の端部(他端部)の外周部には爪受け部23が設けられており、爪受け部23にはロック用爪部22が係合可能となっている。ホルダ本体21の一端21aと他端21bとの間を閉じたときに、ロック用爪部22は一端21aと他端21bとを跨いで他端21b側の端部の爪受け部23に係合され、ホルダ本体21は一端21aと他端21bとを連結した状態で保持される。
図3〜図5に示したように、ホルダ本体21の一端21a側の端部(一端部)の内周部にはストッパ24が設けられており、ストッパ24はホルダ本体21の他端21b側に延出している。ストッパ24はホルダ本体21の内部の保護管17(ケーブル16)が一端21aと他端21bとの間から外側に離脱するのを防ぐためのものである。ホルダ本体21の一端21aと他端21bとの間を閉じたときに、ストッパ24はホルダ本体21の一端21aと他端21bとの間を跨いでホルダ本体21の他端21bの端部(他端部)の内周部に係合している。
ホルダ本体21の上部に設けたロック用摘み部25はロック用爪部22を爪受け部23に係合させるのに用いられるものである。ロック用摘み部25を下側に押すと、ホルダ本体21の一端21aと他端21bとが閉じられ、ロック用爪部22が爪受け部23に係合される。ホルダ本体21のロック用摘み部25より下側に設けられた解除用摘み部26はロック用爪部22を爪受け部23から離脱させるのに用いられるものである。ロック用摘み部25と解除用摘み部26との両方を抓んで、解除用摘み部26を上側に持ち上げると、ロック用爪部22が爪受け部23から離脱して、ホルダ本体21の一端21aは弾性力によって他端21bから離れる。
上記のように構成したケーブルホルダ20においては、ロック用爪部22を爪受け部23に係合させることでホルダ本体21の一端21aと他端21bとを連結して閉じたときに、ホルダ本体21の一端21a側の端部(一端部)の内周部から他端21b側に延びたストッパ24がホルダ本体21の他端21b側の端部(他端部)の内周部に係合している。これにより、ホルダ本体21の内部に保持したケーブル16を覆う保護管17(ケーブル16)が引っ掛かって、保護管17(ケーブル16)がホルダ本体21の一端21aと他端21bとの間に押しつけられても、保護管17がストッパ24に当たることによってホルダ本体21の一端21aと他端21bとの間を通過して離脱しないようになった。
上記のように構成したケーブルホルダ20においては、ホルダ本体21の一端21a側の端部(一端部)の内周部に他端21b側に延びるストッパ24を設けたが、本発明はこれに限られるものでなく、ホルダ本体21の他端21b側の端部(他端部)の内周部に一端21a側に延びたストッパ24を設け、ストッパ24をホルダ本体21の一端21a側の端部(一端部)の内周部に係合させたものであってもよく、このようにしたときにも、上述した作用効果を得ることができる。
上記の実施形態はケーブルホルダ20を背負式ブロワ10のスロットルケーブル等のケーブル16を保持するのに用いたが、本発明はこれに限られるものでなく、刈払機等の他の作業機にも適用されるものである。
20…ケーブルホルダ、21…ホルダ本体、21a…一端、21b…他端、21c…開口部、22…ロック用爪部、23…爪受け部、24…ストッパ、25…摘み部(ロック用摘み部)26…摘み部(解除用摘み部)。
Claims (2)
- 開口部を挟む一端と他端との間を開閉自在に連結することによって環形状となり、内部にケーブルを保持するホルダ本体と、
前記ホルダ本体の一端部の外周部から他端側に延出したロック用爪部と、
前記ホルダ本体の他端部の外周部に設けられ、前記ホルダ本体の一端と他端とを閉じたときに、前記ロック用爪部が係合して前記ホルダ本体の一端と他端とを連結させた状態を保持する爪受け部と、
前記ホルダ本体の一端部と他端部の一方の内周部から前記一端部と他端部の他方の内周部に延出し、前記ホルダ本体の一端と他端とを閉じたときに、前記ホルダ本体の前記一端部と他端部の他方の内周部に係合するストッパとを備えたことを特徴とするケーブルホルダ。 - 請求項1に記載のケーブルホルダにおいて、
前記ホルダ本体の一端部には前記ロック用爪部を操作する摘み部を設けたことを特徴とするケーブルホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004630A JP2017127107A (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | ケーブルホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004630A JP2017127107A (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | ケーブルホルダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017127107A true JP2017127107A (ja) | 2017-07-20 |
Family
ID=59364465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016004630A Pending JP2017127107A (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | ケーブルホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017127107A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113091160A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-07-09 | 清华大学 | 一种温湿度洁净度独立控制空调系统 |
-
2016
- 2016-01-13 JP JP2016004630A patent/JP2017127107A/ja active Pending
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CN113091160A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-07-09 | 清华大学 | 一种温湿度洁净度独立控制空调系统 |
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