JP2002078166A - 電線係止用具 - Google Patents
電線係止用具Info
- Publication number
- JP2002078166A JP2002078166A JP2000260184A JP2000260184A JP2002078166A JP 2002078166 A JP2002078166 A JP 2002078166A JP 2000260184 A JP2000260184 A JP 2000260184A JP 2000260184 A JP2000260184 A JP 2000260184A JP 2002078166 A JP2002078166 A JP 2002078166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- tool
- electric wire
- head
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
に対する電線係止用具の着脱のいずれも容易にした電線
係止用具を提供する。 【解決手段】電線係止用具1は弾性を有する樹脂によっ
て頭部2と電線把持部5とを一体的に形成し、頭部2の
用具係止部4は、中間部で折り曲げ且つ該折り曲げ角を
弾性的に拡縮可能にした係合腕8と軸部9とからなり、
用具係止部4の係合腕8の外側中間部にる凹状部を形成
し、前記凹状部を電気製品内に設けたパネルの開口の周
辺部に係合させ、電線把持部5は、バンド3をリング状
にして着脱自在に頭部2に保持可能にした。
Description
し、更に詳細には空気調節機、複写装置などのような電
気製品内に配線された電線を製品内部の所定位置に係脱
自在に係止する電線係止用具に関するものである。
ン)、複写装置などの電気製品内には各種電線が配線さ
れていることは知られている。これらの電線をそのまま
にしておくと装置内が乱雑になるため、これらの電線を
適宜束ね、又は束ねずに装置内の所定位置に係止するこ
とが従来から行われている。
は、電気装置内の予め設けた開口に差し込むと、えらの
ように張り出したストッパーが開いて後戻り不能に係止
する係止手段と、電線結束用バンドとを一体成形したも
のであった。したがって、なんらかの理由で前記係止手
段を電気製品から外す必要が生じた場合には、バンドの
頭部をカッターなどで切断する必要があった。
の確保がますます困難となる中で、一部電気製品につい
ては、該製品を廃棄する場合のリサイクル対策を製造段
階で行うことが義務付けられるに至っている。そのた
め、廃棄された電気製品からリサイクルのため部品など
を取り外す際に、切り落とされた前記バンドの頭部が回
収品内に入るおそれがあり、好ましくないという問題が
ある。
のであり、電線係止用具の係脱及び電線の結束操作・解
除操作を容易にした電線係止用具を提供することを目的
としている。
の本発明の電線係止用具は、電気製品内に配線された電
線の中間部を前記製品内のパネルに開けた開口に係止す
る用具であって、該用具は、弾性を有する樹脂によって
一体的に成形した頭部とバンドとからなり、前記頭部
は、前記用具を前記製品に取付ける用具係止部と電線把
持部とから成り、前記用具係止部は、中間部で折り曲
げ、且つ該折り曲げ角を弾性的に拡縮可能にした係合腕
と、前記折れ曲がりの内側と前記電線把持部とを結ぶ軸
部とからなり、前記係合腕の外側中間部に前記開口の周
辺部に係合する凹状部を形成し、前記電線把持部は、前
記バンドをリング状にして係脱自在に前記頭部に電線を
保持可能にしたものである。
は特に限定はない。例えば前記開口の周辺部が嵌入する
ように係合腕を屈曲させる、係合腕に一部を段状、凸状
とするなどして凹状に形成することができる。
方の面に軸方向断面が連続する凹凸を形成し、該凹凸部
を、前記頭部に形成した歯止めと弾性係合させることが
できる。この歯止めは、環部と一体的に形成した係合部
材を弾性的に出没させてバンドを係脱を自在に行うこと
ができる。
通するバックルを電線係止用具に形成し、歯止めの前記
係合部材をバンドで覆うように形成することができる。
このようにすると、何らかの原因で係合部材に外力が作
用し電線を係止しているバンドが外れるおそれを防止す
ることができる。
体、比較的硬度の高いエラストマーなどを使用すること
ができるが、好ましいものとしてナイロン、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどを使用すること
ができる。
の形態を示して本発明を具体的に説明する。図1〜3に
示す本実施の形態の電線係止用具1は、頭部2とバンド
3とを例えばナイロン等の弾性を有する樹脂により一体
成形したものであり、頭部2は、用具係止部4と電線把
持部5とから成っている。そして、エアコン、複写機な
どの電気製品(図示せず)内の所定位置に取付けたパネ
ル6(図3)に開けた開口7に用具係止部4を差し込み
電線(図示せず)を所定位置(図示せず)に保持するも
のである。
部を鋭角(2θ)に折り曲げた形状の係合腕8及び前記
折れ曲がった部分と電線把持部5とを繋ぐ軸部9とによ
って矢印状に形成し、係合腕8の両翼外側に、段部10
と、係合腕8を外側に折り曲げて形成したウイング11と
によって凹状部13を形成し、パネル6の開口7の周辺部
に係合するようにした。
外力を加えると前記角度(2θ)を拡縮させることがで
きる。また図3に示すように、先端部差渡しdが、図3
に示すように開口7の差渡しDより小さく (d<D)、
また図4に示すように係合腕8の前記角度(2θ)を押
し縮めた場合の差渡しWが、開口7の差渡しDより大き
く (D<W)なるように形成した。
むと、係合腕8は前記角度θが押し縮められながら開口
7内に進入し、前記段部10に達すると、弾性により係合
腕8が両側に開き、更に押し込むとウイング11にぶつか
り、それ以上用具係止部4をパネル6内に差し込むこと
ができない。なお図2〜4に示す符号14はリサイクルレ
バーである。
電気装置を解体するなどで電線係止用具1をパネル6た
ら取り出す際には、左右のリサイクルレバー14を摘んで
前記角度を縮小させると段部10と開口7の周辺部との係
合が外れ、用具係止部4を開口7から抜き出すことがで
きる(図4)。
する。電線把持部5は環部15と一体的に形成した係合部
16によって形成し、バンド3には頭部側が切り立ち、自
由端側がなだらか斜面からなる山形の係合面18が前記係
合部16と後戻り不能に係合するようにした。
置されており、係合面18に対して出没自在とするには、
環部15と係合部16との間を繋ぐ連結部17の捩れ弾性復元
力によって行うようにした。即ち、歯止め16のリリース
レバー19を押し下げると、連結部17が捩れて係合部16が
バンド3に設けた係合面から離れるように回動し、バン
ド3を環部15から離脱させることができる。
3の自由端側を固定するバックルである。バックル20
は、図6から容易に理解されるように、歯止め16、特に
そのリリースレバー19に何らかの原因で外力が作用しバ
ンド 3との係合が解除されないように、バンド3によっ
て保護するようにしたものである。各図の符号21は金型
作成上の必要からできた透孔であり本発明にとって本質
的なものではなく、この部分を中実とすることもでき
る。
具は、空調機、複写機などの電気製品内に張られた電線
を1本以上纏めて所定の場所に係脱自在に保持するよう
にしたので、装置内部の点検、修理などが容易になり、
しかも修理などの際には容易に電線の結束を解除・再保
持することが可能であり、また電気製品を廃棄する際の
資材の回収を行うときは電線係止用具を切断することな
く取り除くことができるので、リサイクル品の質を向上
させることができる。
断面図である。
示す要部拡大図である。
を示す要部拡大図である。
た要部拡大斜視図である。
を係止する様子を示す要部拡大断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電気製品内に配線された電線の中間部を
前記製品内のパネルに開けた開口に係止する用具であっ
て、該用具は、弾性を有する樹脂によって一体的に成形
した頭部とバンドとからなり、前記頭部は、前記用具を
前記製品に取付ける用具係止部と電線把持部とから成
り、前記用具係止部は、中間部で折り曲げ、且つ該折り
曲げ角を弾性的に拡縮可能にした係合腕と、前記折れ曲
がりの内側と前記電線把持部とを結ぶ軸部とからなり、
前記係合腕の外側中間部に前記開口の周辺部に係合する
凹状部を形成し、前記電線把持部は、前記バンドをリン
グ状にして係脱自在に前記頭部に電線を保持可能にした
電線係止用具。 - 【請求項2】 前記係合腕に形成する前記係合部は、前
記開口の周辺部が嵌入する凹状に形成した請求項1記載
の電線係止用具。 - 【請求項3】 前記電線把持部を、前記バンドの一方の
面に軸方向断面が連続する凹凸を形成し、該凹凸を、前
記頭部に形成した歯止めと弾性係合させるようにした請
求項2記載の電線係止用具。 - 【請求項4】 前記歯止めは、環部と一体的に形成した
係合部材を弾性的に出没させてバンドを係脱自在にした
請求項3記載の電線係止用具。 - 【請求項5】 前記歯止めに係合するバンドの先端側を
挿通するバックルを前記頭部に形成し、前記バンド係合
部の前記係合部材を前記バンドで覆うように形成した請
求項4記載の電線係止用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000260184A JP2002078166A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 電線係止用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000260184A JP2002078166A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 電線係止用具 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007238161A Division JP4668963B2 (ja) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | 結束バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002078166A true JP2002078166A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18748229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000260184A Pending JP2002078166A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | 電線係止用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002078166A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014009810A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Sg Industrial Co Ltd | 被位置決め物の保持手段の着脱機構 |
CN104180311A (zh) * | 2013-05-27 | 2014-12-03 | 深圳市海洋王照明工程有限公司 | 一种锁线套与灯具 |
JP2015200363A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | キャタピラー エス エー アール エル | 長尺物保持具 |
JP2019058552A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
-
2000
- 2000-08-30 JP JP2000260184A patent/JP2002078166A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014009810A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Sg Industrial Co Ltd | 被位置決め物の保持手段の着脱機構 |
CN104180311A (zh) * | 2013-05-27 | 2014-12-03 | 深圳市海洋王照明工程有限公司 | 一种锁线套与灯具 |
JP2015200363A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | キャタピラー エス エー アール エル | 長尺物保持具 |
JP2019058552A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4169776B1 (ja) | 物品保持具 | |
JP2002078166A (ja) | 電線係止用具 | |
JP7430309B2 (ja) | 解放可能ケーブル結束具 | |
JP4177511B2 (ja) | 壁面や天井面に器具を取り付けるためのアンカー | |
JP5792237B2 (ja) | 配電線用絶縁カバー | |
JP4668963B2 (ja) | 結束バンド | |
JP2001336670A (ja) | ハーネス取付クリップ | |
JP2009183100A (ja) | ワイヤハーネス用クリップ | |
WO2019207948A1 (ja) | ダンボール箱用取っ手 | |
JPH0638219Y2 (ja) | ホールプラグ | |
JP2017127107A (ja) | ケーブルホルダ | |
JP2012090359A (ja) | ワイヤハーネス用のバンド部材 | |
JP2004314998A (ja) | 結束バンド | |
JP2003231550A (ja) | 結束ベルト | |
JP4911734B2 (ja) | 封緘具。 | |
JP6971636B2 (ja) | 結束具 | |
JP2007289627A (ja) | 塗装用刷毛 | |
JP2003032862A (ja) | スナップフィット結合構造及びワイヤハーネス用クランプ | |
JP2001119840A (ja) | 線材束の保持具 | |
CA2307491A1 (en) | Device for securing a clip in an open position and releasing the clip from the open position to the closed position | |
JP3235658B2 (ja) | コネクタ用キー | |
JP4252859B2 (ja) | ロック構造 | |
JPH08210561A (ja) | ワイヤハーネス取付用バンド | |
JP4081176B2 (ja) | スタッド係止具及び部材取付方法 | |
JP2001199471A (ja) | 封緘具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070403 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070403 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20080408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080528 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20080603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080624 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081021 |