JP2008036726A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単かつ高精度に、所望の状態で駆動することができるアクチュエータを提供すること。
【解決手段】固定電極31、32と可動電極41、42との間に電圧を印加することにより、可動電極41、42と固定電極31、32との間に静電引力を生じさせ、梁部43、44の梁433、434、443、444を曲げ変形させながら、可動電極41、42を変位させるように構成されているアクチュエータであって、梁433、434、443、444の曲げ変形量が増すに従い梁433、434、443、444の曲げに関するバネ定数を上昇させるように梁433、434、443、444の変形を規制する突起436、437、446、447を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクチュエータに関するものである。
近年、シリコンで構成された基部上に、半導体製造プロセスを利用したマイクロマシニング技術により、振動を発生するための構造を形成したアクチュエータが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
従来、このようなアクチュエータとしては、例えば、特許文献1に開示されているように、基板に固定された固定電極と、複数の梁で構成された弾性部を介して基板に支持された可動電極とを有し、これらの間に電圧を印加することにより、可動電極と固定電極との間に静電引力を生じさせ、弾性部を変形させながら可動電極を変位させるものが知られている。
かかるアクチュエータにあっては、弾性部を構成する梁の太さがその長手方向の全域に亘って一定である。そのため、可動電極の変位の範囲において、梁のバネ定数は梁の変形量によらずほぼ一定である。
一方、可動電極と固定電極との間に生じる静電引力は、駆動電圧の2乗に比例する。
このようなことから、可動電極の変位量は、駆動電圧の比較的大きい場合、駆動電圧を僅かに変化させただけでも可動電極の変位量が極めて大きくなる。したがって、可動電極を所望量だけ正確に変位させることが難しい。また、駆動回路の構成が複雑化するという問題もある。
特開平11−190635号公報
本発明の目的は、比較的簡単かつ高精度に、所望の状態で駆動することができるアクチュエータを提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明のアクチュエータは、基部と、
前記基部に対し固定された少なくとも1つの固定電極と、
前記固定電極に対応して設けられ、前記基部に対し変位可能な可動電極と、
前記基部に対し前記可動電極を変位可能に支持する弾性変形可能な弾性部とを有し、
前記弾性部は、前記可動電極の変位に際し曲げ変形する少なくとも1つの梁を有しており、
前記固定電極と前記可動電極との間に電圧を印加することにより、前記可動電極と前記固定電極との間に静電引力を生じさせ、前記弾性部の前記梁を曲げ変形させながら、前記可動電極を変位させるように構成されているアクチュエータであって、
前記梁の曲げ変形量が増すに従い前記梁の曲げに関するバネ定数を上昇させるように前記梁の変形を規制する規制部を有することを特徴とする。
これにより、可動電極と固定電極との間に印加する電圧の変化量に対する可動電極の変位量を抑えることができる。そのため、電圧の変更による可動電極の変位量の微調整が容易となり、比較的簡単かつ高精度に、可動電極の変位量を所望のものとすることができる。
本発明のアクチュエータでは、前記規制部は、前記固定電極と前記可動電極との間に印加する電圧の変化量に対する前記可動電極の変位量をほぼ一定とするように前記梁の変形を規制することが好ましい。
これにより、可動電極と固定電極との間に電圧を印加するための駆動回路の構成を簡単なものとすることができる。
本発明のアクチュエータでは、前記規制部は、前記梁の曲げ変形量が増すに従い前記梁の実質的な固定端の位置を自由端側へ徐々に移動するように前記梁の変形を規制するように構成されていることが好ましい。
これにより、梁の設計が容易になる。
本発明のアクチュエータでは、前記規制部は、前記梁から側方へ突出し、前記梁の長手方向に互いに間隔を隔てて並設された複数の突起であり、前記梁の変形量が増すに従い前記複数の突起のうちの互いに隣接する突起同士が順次当接することにより、前記梁の変形を規制することが好ましい。
このような規制部は、弾性部と一括して形成することができる。そのため、アクチュエータの製造工程を簡単化することができる。
本発明のアクチュエータでは、前記規制部は、前記基部から突出し、前記梁の変形により前記梁に当接し得る突出部であり、該突出部が、前記梁の変形量に応じて、前記梁との接触部位を変更することにより、前記梁の変形を規制することが好ましい。
これにより、梁部の設計を簡単にすることができる。
本発明のアクチュエータでは、前記突出部は、前記梁との接触面が湾曲面をなしていることが好ましい。
これにより、梁部の曲げ変形量に対する梁部のバネ定数の変化を連続的にすることができる。
本発明のアクチュエータでは、前記規制部は、前記梁の一部であり、前記梁は、その長手方向での一端から他端へ向けて横断面積が漸増する部分を有することが好ましい。
これにより、梁部の曲げ変形量に対する梁部のバネ定数の変化を連続的にすることができる。また、このような規制部は、弾性部(梁)と一括して形成することができる。そのため、アクチュエータの製造工程を簡単化することができる。
本発明のアクチュエータでは、前記可動電極および前記固定電極は、それぞれ櫛歯状をなし、互いに噛み合うように配設されており、前記電圧に応じて前記可動電極と前記固定電極との噛み合い量が変化するように構成されていることが好ましい。
これにより、比較的簡単に、可動電極と固定電極との間に印加する電圧の変化量に対する可動電極の変位量を一定にすることができる。
以下、本発明におけるアクチュエータを添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態にかかるアクチュエータを図1ないし図6に基づき説明する。なお、以下の説明では、本発明のアクチュエータをマイクロレゾネータに適用する場合を例に説明する。
図1は、本発明のアクチュエータの第1実施形態を示す平面図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図1に示すアクチュエータの梁部を説明するための拡大平面図、図4は、図1に示すアクチュエータの動作時における梁部での規制部の作用を説明するための図、図5は、図1に示すアクチュエータの動作時における梁部の変形量とそのバネ定数との関係を示すグラフ、図6は、図1に示すアクチュエータの動作時における駆動電圧と可動電極の変位量との関係を示すグラフである。
図1および図2に示すように、本実施形態にかかるアクチュエータ1は、基部2と、この基部2に固定された一対の固定電極31、32と、固定電極31、32同士の間で振動可能に設けられた可動部4とを有している。
可動部4は、各固定電極31、32に対向する可動電極41、42と、基部2に固定された固定部45、46と、各可動電極41、42と各固定部45、46とを連結する梁部(弾性部)43、44と、可動電極41と可動電極42とを連結する連結部47とを有している。
可動電極41は、櫛歯状をなすものであり、櫛歯状をなすように並設された複数の電極指411を有している。これと同様に、可動電極42は、櫛歯状をなすものであり、櫛歯状をなすように並設された複数の電極指421を有している。
固定部45は、基部2の上面に支持部51を介して固定されている。これと同様に、固定部46は、基部2の上面に支持部52を介して固定されている。このように固定部45、46が設けられているため、固定部45、46は、基部2に対し支持部51、52の厚さ分だけ離間している。
梁部43は、前述したような固定部45側を固定端とする梁433、434と、これらの梁433、434の自由端(固定部45と反対側の端)同士を連結する梁435と、梁435と可動電極41とを連結する梁431と、梁435と可動電極42とを連結する梁432とで構成されている。このように複数の梁431、432、433、434、435で構成された梁部43は、基部2の上面に沿って弾性変形可能となっている。
図3に示すように、梁433は、その一端(固定端)が固定部45に固定された片持ち梁であり、基部2の面に沿って曲げ変形する機能を有する。特に、梁433は、その曲げ変形量に応じて曲げに関するバネ定数を上昇させる機能(非線形バネとしての機能)を有する。なお、この機能(作用)については、後に詳述する。
このような梁433は、その長手方向に互いに間隔を隔てて並設された複数の突起436を有している。これらの突起436は、それぞれ、梁433の側方(図3にて下方向)に向け突出している。
本実施形態では、突起436同士の間の間隔は、互いにほぼ等しくなっている。また、複数の突起436のうち互いに隣接する2つの突起436において、固定部45側の突起436の長さ(突出長さ)が、固定部45とは反対側の突起436の長さよりも長くなっている。なお、突起436同士の間の間隔や各突起436の突出長さは、前述したような非線形バネとしての機能を発揮することができれば、前述したのものに限定されない。
梁434は、梁433と梁434とが互いに図1にて上下対称となるように、複数の突起437が形成されている。この複数の突起437は、前述した複数の突起436と同様に構成されている。
梁435は、前述した梁433、434の自由端に固定され、図1にて上下方向に変位可能になっている。
梁431、432は、それぞれ、前述した梁435の端部に固定され、図1にて上下方向に曲げ変形しながら変位可能となっている。また、梁431には、前述した可動電極41が固定され、梁432には、可動電極42が固定されている。
このような梁431、432は、それぞれ、その長手方向の全域に亘ってほぼ同じ幅を有している。なお、梁431および梁432のうちの少なくとも一方は、前述した梁433と同様に、規制部を構成する突起が形成されていてもよい。この場合、梁431と梁432とは、図1にて上下方向に対称に形成されているのが好ましい。
このような梁部43と同様に、梁部44は、前述したような固定部46側を固定端とする梁443、444と、これらの梁443、444の自由端(固定部46と反対側の端)同士を連結する梁445と、梁445と可動電極41とを連結する梁441と、梁445と可動電極42とを連結する梁442とで構成されている。このように複数の梁441、442、443、444、445で構成された梁部44は、基部2の上面に沿って弾性変形可能となっている。また、梁部44は、梁部43と梁部44とが図1にて左右対称となるように形成されている。
このような梁部44の梁443、444も、それぞれ、前述した梁433、434と同様に、曲げ変形量が増すに従いバネ定数を上昇させる機能を有する。すなわち、梁443は、その長手方向に間隔を隔てて並設された複数の突起446を有し、また、梁444は、その長手方向に間隔を隔てて並設された複数の突起447を有する。
また、可動電極41と可動電極42とを連結する連結部47は、可動電極41、42間の距離を固定する機能を有するものである。これにより、可動電極41、42間の距離を維持しながら、梁部44の変形により可動電極41、42を変位させることができる。
このような可動部4にあっては、可動部4を構成する各部のうち、各可動電極41、42、各梁部43、44、および連結部47が、基部2に対し間隔を隔てた状態(浮いた状態)となっている。
一方、固定電極31は、櫛歯状をなすものであり、櫛歯状をなすように並設された複数の電極指311と、各電極指311を支持するための固定部312とを有している。
そして、固定部312は、支持部53を介して基部2に固定されている。これにより、複数の電極指311は、基部2に対し間隔を隔てた状態(浮いた状態)となっている。ここで、支持部53の厚さは、前述した支持部51、52のそれぞれの厚さとほぼ同じである。
複数の電極指311は、それぞれ、前述したような固定部312から基部2の上面に沿って突出形成されている。
そして、複数の電極指311は、前述した可動電極41の複数の電極指411と噛み合うように配置されている。すなわち、電極指311と電極指411とが交互に位置するように配置されている。
これと同様に、固定電極32は、櫛歯状をなすように並設された複数の電極指321と、各電極指321を支持するための固定部322とを有している。
固定部322は、支持部54を介して基部2に固定されている。これにより、複数の電極指321は、基部2に対し間隔を隔てた状態(浮上した状態)となっている。ここで、支持部54の厚さは、前述した支持部51、52のそれぞれの厚さとほぼ同じである。
複数の電極指321は、それぞれ、前述したような固定部322から基部2の上面に沿って突出形成されている。
そして、複数の電極指321は、前述した可動電極42の複数の電極指421と噛み合うように配置されている。すなわち、電極指321と電極指421とが交互に位置するように配置されている。
このようなアクチュエータ1では、固定電極31と可動電極41との間に電圧を印加すると、両電極31、41間に静電引力が発生し、可動電極41が固定電極31に接近するように移動する。
一方、固定電極32と可動電極42との間に電圧を印加すると、両電極32、42間に静電引力が発生し、可動電極42が固定電極32に向かって移動する。
したがって、固定電極31と可動電極41との間、および、固定電極32と可動電極42との間に、交互に電圧を印加することにより、可動電極41、42が往復動(振動)する。このとき、可動電極41、42間の距離は連結部47により一定に維持されつつ、可動電極41、42は連結部47の長手方向に往復動する。
このようなアクチュエータ1では、可動電極42と固定電極32との間に印加する電圧に応じて、可動電極41と固定電極31との噛み合い量、および、可動電極42と固定電極32との噛み合い量が変化する。
そして、その振動周波数を可動部4の共振周波数とすると、可動部4を効率よく振動させることができる。このとき、共振周波数は、可動部4の質量(主に可動電極41、42、連結部47の合計質量)と、梁部43、44のバネ定数で定まる変位に対する復元力によって定まる。
ここで、図4ないし図6に基づいて、梁部43、44の作用を詳細に説明する。なお、以下では、梁部43の作用について代表的に説明し、梁部44の作用に関しては、梁部43の作用と同様であるので、その説明を省略する。また、以下では、梁部43を構成する梁のうち、梁433について代表的に説明し、梁434については、梁433と同様であるので、その説明を省略する。
梁部43の梁433にあっては、アクチュエータ1の非駆動状態において、図4(a)に示すように、複数の突起436は、互いに間隔を隔てて同方向に突出している。したがって、このとき、梁433は、固定部45との接続部を固定端とし、梁435との接続部を自由端とする片持ち梁として機能する。すなわち、梁433は、その長手方向での全域が曲げバネとして機能する。
そして、梁部43の変形に際し、図4(b)に示すように、梁433が曲げ変形すると、まず、最も長い突起436(最も固定部45側の突起436)と、これに自由端側にて隣接する突起436(2番目に長い突起436)とが当接する。これにより、梁433は、2番目に長い突起436よりも固定部45側の部分での曲げ変形が規制される。したがって、梁433は、2番目に長い突起436よりも自由端側でのみ曲げ変形可能な状態となる。すなわち、最も長い突起436と2番目に長い突起436との当接により、梁433の実質的な固定端の位置が自由端側へ移動する。
さらに梁433が同方向に曲げ変形すると、図4(c)に示すように、2番目に長い突起436と、これに自由端側にて隣接する突起436(3番目に長い突起436)とが当接する。これにより、梁433は、3番目に長い突起436よりも固定部45側の部分での曲げ変形が規制される。したがって、梁433は、3番目に長い突起436よりも自由端側でのみ曲げ変形可能な状態となる。すなわち、前述した最も長い突起436と2番目に長い突起436との当接に加え、2番目に長い突起436と3番目に長い突起436との当接により、梁433の実質的な固定端の位置が自由端側へ移動する。
以上説明したのと同様にして、梁433の曲げ変形量が増すに従い、互いに隣接する突起436同士のうち、固定端側のものから自由端側ものへ順次互いに当接し、梁433の実質的な固定端の位置が自由端側へ徐々に移動する。これにより、梁433の曲げに関するバネ定数は、梁433の曲げ変形量が増すに従い上昇する。したがって、梁433の曲げ変形量が増すに従い、梁433の曲げ変形により生じる反力は、図5にて実線で示すように上昇する。
これに対し、従来のように梁の幅が一定である場合、可動電極41、42の可動範囲においては、梁の曲げに関するバネ定数は、梁の曲げ変形量に関わらず、ほぼ一定である。したがって、従来では、図5にて破線で示すように、梁の曲げ変形量が増すに従い、梁の曲げ変形により生じる反力が一定量ずつ増える。なお、図5では、説明の便宜上、梁の曲げ変形量と梁の曲げに関するバネ定数との関係を誇張して示している。
したがって、前述した複数の突起436は、梁433の曲げ変形量が増すに従い梁433の曲げに関するバネ定数を上昇させるように梁433の変形を規制する規制部として機能する。
このような規制部(複数の突起436)は、可動電極41と固定電極31との間や、可動電極42と固定電極32との間に印加する電圧(以下、「印加電圧」とも言う)の変化量に対する可動電極41、42の変位量を抑えることができる。そのため、印加電圧の変更による可動電極41、42の変位量の微調整が容易となり、比較的簡単かつ高精度に、可動電極41、42の変位量を所望のものとすることができる。
ここで、前記規制部(複数の突起436)は、図6に示すように、印加電圧の変化量に対する可動電極41、42の変位量をほぼ一定とするように梁433の変形を規制するのが好ましい。これにより、印加電圧を発生させるための駆動回路(電源回路)の構成を簡単なものとすることができる。例えば、駆動回路として、商用電源と同様の電圧波形の電圧を発生するものを用いることができ、この場合でも、単に電圧値を変更するだけで可動電極41、42の変位量を微調整することができる。すなわち、印加電圧の制御を容易なものとすることができる。
また、本実施形態のアクチュエータ1のように、櫛歯状をなす固定電極31、32および可動電極41、42を用いたものであると、比較的簡単に、印加電圧の変化量に対する可動電極41、42の変位量を一定にすることができる。
また、本実施形態では、前述したように、前記規制部(複数の突起436)は、梁433の曲げ変形量が増すに従い梁433の実質的な固定端の位置を自由端側へ徐々に移動するように梁433の変形を規制するように構成されている。これにより、梁433の曲げバネとして実質的に機能する部分の長さを変化させるため、梁433の設計が容易になる。
また、前記規制部(複数の突起436)は、梁433から側方へ突出する複数の突起436であり、梁433の変形量が増すに従い複数の突起436のうちの互いに隣接する突起436同士が順次当接することにより、梁433の変形を規制する。このような規制部は、梁部43(弾性部)と一括して形成することができる。そのため、アクチュエータ1の製造工程を簡単化することができる。
以上説明したようなアクチュエータ1にあっては、比較的簡単かつ高精度に、所望の状態で駆動することができる。
<マイクロレゾネータの製造方法>
次に、前述したアクチュエータ1を製造する場合の一例を図4ないし図6に基づき説明する。
図7は、図1および図2に示すアクチュエータの製造方法を説明するための図である。なお、図7は、図1中のA−A線断面に対応する断面を示している。
また、以下の説明では、図7中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
本実施形態のアクチュエータ1の製造方法は、[1]3層構成の基板を用意する工程と、[2]その基板の一層目をエッチング(第1のエッチング)する工程と、[3]その基板の2層目をエッチング(第2のエッチング)する工程とを有する。以下、各工程を順次説明する。
[1]基板の用意
まず、図7(a)に示すように、基部101上に、後述する第1のエッチングにより実質的にエッチングされない第2の層102と、第1のエッチングによりエッチングされる第1の層103とがこの順で積層されてなる3層構成の基板10を用意する。
この基板10を構成する各層のうち、第1の層103は、前述したアクチュエータ1の可動部4および各固定電極31、32に、第2の層102は、各支持部51、52、53、54に加工される部分であり、基部101は、基部2となる部分である。
この基板10としては、各層101、102、103の組み合わせで各種のものが挙げられるが、特に、主としてSiで構成された基部101上に、主としてSiOで構成された第2の層と、主としてSiで構成された第1の層(活性層)103とがこの順で積層されてなるSOI基板が好適である。以下では、基板10としてSOI基板を用いる場合を例に説明する。
基板10としてSOI基板を用いることにより、第1の層103の厚さが比較的厚いものを作製することができるようになる。このため、形成される各電極指311、321、411、421の厚さを大きくすることができるので、各電極指311、321、411、421の断面積(長手方向に対して垂直な方向での面積)を大きくすることができる。これにより、アクチュエータ1では、静電容量を大きくすることができ、その結果、印加電圧に対する可動部4の変位量を増大させることができる。
また、各電極指311、321、411、421の厚さを大きく設定することができるので、必要とする断面積を確保しつつ、その幅を小さくすることができる。これにより、各固定電極31、32、41、42の小型化、ひいては、アクチュエータ1全体の小型化を図ることができる。また、簡単に、高精度なアクチュエータ1を得ることができる。
第1の層103の厚さ(平均)は、特に限定されないが、0.2〜100μm程度であるのが好ましく、20〜60μm程度であるのがより好ましい。第1の層103の厚さが薄過ぎると、第1の層103の構成材料等によっては、アクチュエータ1において、可動部4の印加電圧に対する変位量を十分に大きくするのが困難となるおそれがあり、一方、第1の層103の厚さを前記上限値を超えて大きくしても、それ以上の効果の増大が期待できないばかりでなく、エッチングを深く垂直に行うことが難しくなる。
[2]第1のエッチング
次に、図7(b)に示すように、前述したような基板10に対し、可動部4を形成する。
具体的には、まず、基板10の第1の層103上(第2の層102と反対側)のエッチング領域内に、例えばフォトリソグラフィー法等を用いて、可動部(構造体)4に対応する形状のマスクを形成する。
次に、形成されたマスクを用いて、第1の層103に対してエッチングを施す。このとき、第2の層102は、第1のエッチングにより実質的にエッチングされないものであり、第1のエッチングに際して、その侵攻を阻止するストップ層として機能する。
第1のエッチングには、例えば、反応性イオンエッチング、プラズマエッチング、ビームエッチング、光アシストエッチングのようなドライエッチング、ウェットエッチング等のうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができるが、ドライエッチング、特に、反応性イオンエッチングを用いるのが好適である。
第1のエッチングとしてドライエッチングを用いることにより、第1の層103のパターニングを寸法精度よく行うことができる。特に、第1のエッチングとして反応性イオンエッチングを用いることにより、第1の層103に対して異方性の高いエッチングを行うことができ、除去部421aを簡単かつ確実に形成することができる。
本工程[2]により、前述したマスクに対応する形状に第1の層103がパターニング(加工)され、可動部4および各固定電極31、32が形成される。
次に、前述のマスクを除去する。第2のエッチングに先立って、マスクを除去することにより、後述する工程[3]において、ウェットエッチングを用いる場合には、マスク材料(レジスト材料や、金属材料)の溶解によるエッチング液の汚染を防止または抑制することができる。
このマスクの除去方法としては、例えば、マスクがレジスト材料で構成される場合には、レジスト剥離液、マスクが金属材料で構成される場合には、リン酸溶液のようなメタル剥離液等を用いることができる。
[3]第2のエッチング
次に、図7(c)に示すように、第2の層102に対して、第1の層103が実質的にエッチングされず、第2の層102をエッチング可能な第2のエッチングを施す。これにより、第2の層102の一部を除去する。
この第2のエッチングには、例えば、反応性イオンエッチング、プラズマエッチング、ビームエッチング、光アシストエッチングのようなドライエッチング、ウェットエッチング等のうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができるが、ウェットエッチングを用いるのが好適である。
第2のエッチングとしてウェットエッチングを用いることにより、第2の層102を等方的にエッチングすることができる。このため、前記工程[2]において加工されて残存する第1の層103直下の第2の層102も効率よく除去することができる。
このウェットエッチングに用いるエッチング液としては、例えばフッ酸等が挙げられる。
このようなエッチング液に基板10を浸漬すると、まず、残存する第1の層103(可動部4および各固定電極31、32)によって覆われていない第2の層102は、上面からエッチングが開始し、等方的にエッチングが進行する。
次に、可動部4および各固定電極31、32の直下の第2の層102も、それぞれ、露出した側面側からエッチングが進行して、徐々に除去される。
そして、第2の層102が除去されていくことにより、基部101と第1の層103との間には、間隙が形成されていく。
ここで、固定部45、46は、それぞれ、平面視において、各可動電極41、42および各梁部43、44を構成する帯状体の面積(最大)より面積が大きく設定されている。このため、これらの面積の差により、固定部45、46以外の部分(各可動電極41、42および各梁部43、44)の直下の第2の層102がほぼ完全に除去された時点では、各固定部45、46の直下の第2の層102の一部が残存した状態となる。
このような時点(状態)で、第2のエッチングを終了すると、残存した第2の層102が支持部51、52となり、この支持部51、52を介して、可動部4は、各固定部45、46において基部101(基部2)に、それぞれ固定される。一方、可動部4の他の部分は、基部101から浮いた状態となる。
その後、必要に応じて、可動部4の一部を除去したり、可動部4に材料を付加したりすることにより、可動部4の質量やバネ定数を調整する。
以上のような工程を経て、アクチュエータ1が製造される。
<第2実施形態>
次に、本発明のアクチュエータの第2実施形態について説明する。
図8は、本発明のアクチュエータの第2実施形態を示す部分拡大平面図である。
以下、第2実施形態のアクチュエータについて、前述した第1実施形態のアクチュエータとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態のアクチュエータは、図8に示すように、梁の形状が異なる以外は、第1実施形態のアクチュエータ1とほぼ同様である。
第2実施形態のアクチュエータでは、図8に示すように、前述した第1実施形態における梁433、434に代えて、梁433A、434Aを有している。以下、梁433Aについて代表的に説明し、梁434Aについては、梁433Aと同様であるので、その説明を省略する。
梁433Aは、その長手方向での一端から他端へ向けて横断面積が漸増する部分を有する。
このような梁433Aは、その曲げ変形量が増すに従い曲げに関するバネ定数を上昇させる(非線形バネとして機能する)。すなわち、梁433Aの曲げ変形量が増すに従い梁433Aの曲げに関するバネ定数を上昇させるように梁433Aの変形を規制する規制部が、梁433Aの一部である。これにより、梁433Aの曲げ変形量に対する梁433Aのバネ定数の変化を連続的にすることができる。また、このような規制部は、梁部43(弾性部)と一括して形成することができる。そのため、アクチュエータ1の製造工程を簡単化することができる。
以上説明したような第2実施形態のアクチュエータにあっても、比較的簡単かつ高精度に、所望の状態で駆動することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明のアクチュエータの第3実施形態について説明する。
図9は、本発明のアクチュエータの第3実施形態を示す部分拡大平面図である。
以下、第2実施形態のアクチュエータについて、前述した第1実施形態のアクチュエータとの相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態のアクチュエータは、図9に示すように、梁の形状が異なるとともに、基部上に規制部を設けた以外は、第1実施形態のアクチュエータ1とほぼ同様である。
第2実施形態のアクチュエータでは、図9に示すように、前述した第1実施形態における梁433、434に代えて、梁433B、434Bを有している。
この梁433B、434Bは、それぞれ、その長手方向の全域に亘ってほぼ同じ幅を有している。
そして、本実施形態のアクチュエータは、基部2から突出した突出部48を有している。
この突出部48は、梁433B、434Bの変形により梁433B、434Bと接触(当接)し得るものであり、梁433B、434Bの変形量に応じて、梁433B、434Bとの接触部位を固定端側から自由端側へ変更するように形成されている。すなわち、突出部48は、梁433B、434Bとの接触部位を変更することにより梁433B、434Bの変形を規制する。
このような突出部48は、梁433B、434Bの曲げ変形量が増すに従い梁433B、434Bの実質的な固定端の位置を自由端側へ徐々に移動するように梁433B、434Bの変形を規制する。すなわち、このような突出部48は、梁433B、434Bの曲げ変形量が増すに従いこれらの曲げに関するバネ定数を上昇させる規制部として機能する。このような規制部は、梁433B、434Bの設計を簡単にしつつ、前述した機能を発揮させることができる。
また、本実施形態では、突出部48(規制部)の梁433B、434Bとの接触面が湾曲面である。これにより、梁433B、434Bの曲げ変形量に対する梁433B、434Bのバネ定数の変化を連続的にすることができる。
以上説明したような第3実施形態のアクチュエータにあっても、比較的簡単かつ高精度に、所望の状態で駆動することができる。
前述したような実施形態にかかるマイクロレゾネータは、パーソナルコンピュータ(モバイル型パーソナルコンピュータ)、携帯電話機、ディジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンタ)、ラップトップ型パーソナルコンピュータ、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニタ、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレータ等の電子機器に適用することができる。
また、本発明のアクチュエータは、前述したアクチュエータ1に限らず、例えばMEMS応用のセンサ(圧力、加速度、角速度、姿勢)等の各種振動子や、光スキャナ、光スイッチ、光アッテネータ等の光学デバイスなどに適用することができる。
以上、本発明のアクチュエータについて説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
例えば、本発明のアクチュエータを構成する各部は、同様の機能を発揮する任意のものと置換、または、その他の構成を追加することもできる。
本発明のアクチュエータの第1実施形態を示す平面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1に示すアクチュエータの梁部を説明するための拡大平面図である。 図1に示すアクチュエータの動作時における梁部での規制部の作用を説明するための図である。 図1に示すアクチュエータの動作時における梁部の変形量とそのバネ定数との関係を示すグラフである。 図1に示すアクチュエータの動作時における駆動電圧と可動電極の変位量との関係を示すグラフである。 図1および図2に示すアクチュエータの製造方法を説明するための図である。 本発明のアクチュエータの第2実施形態を示す部分拡大平面図である。 本発明のアクチュエータの第3実施形態を示す部分拡大平面図である。
符号の説明
1……マイクロレゾネータ 2……基部 31、32……固定電極 311、321……電極指 312、322……固定部 4……可動部 41、42……可動電極 411、421……電極指 421a……除去部 43、44……梁部 431〜435、441〜445、433A、434A、433B、434B……梁 436、437、446、447……突起 45、46……固定部 48……突出部 51、52、53、54……支持部 10……基板 101……基部 102……エッチング停止材(第2の層) 103……被エッチング層(第1の層)

Claims (8)

  1. 基部と、
    前記基部に対し固定された少なくとも1つの固定電極と、
    前記固定電極に対応して設けられ、前記基部に対し変位可能な可動電極と、
    前記基部に対し前記可動電極を変位可能に支持する弾性変形可能な弾性部とを有し、
    前記弾性部は、前記可動電極の変位に際し曲げ変形する少なくとも1つの梁を有しており、
    前記固定電極と前記可動電極との間に電圧を印加することにより、前記可動電極と前記固定電極との間に静電引力を生じさせ、前記弾性部の前記梁を曲げ変形させながら、前記可動電極を変位させるように構成されているアクチュエータであって、
    前記梁の曲げ変形量が増すに従い前記梁の曲げに関するバネ定数を上昇させるように前記梁の変形を規制する規制部を有することを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記規制部は、前記固定電極と前記可動電極との間に印加する電圧の変化量に対する前記可動電極の変位量をほぼ一定とするように前記梁の変形を規制する請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記規制部は、前記梁の曲げ変形量が増すに従い前記梁の実質的な固定端の位置を自由端側へ徐々に移動するように前記梁の変形を規制するように構成されている請求項1または2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記規制部は、前記梁から側方へ突出し、前記梁の長手方向に互いに間隔を隔てて並設された複数の突起であり、前記梁の変形量が増すに従い前記複数の突起のうちの互いに隣接する突起同士が順次当接することにより、前記梁の変形を規制する請求項3に記載のアクチュエータ。
  5. 前記規制部は、前記基部から突出し、前記梁の変形により前記梁に当接し得る突出部であり、該突出部が、前記梁の変形量に応じて、前記梁との接触部位を変更することにより、前記梁の変形を規制する請求項3に記載のアクチュエータ。
  6. 前記突出部は、前記梁との接触面が湾曲面をなしている請求項5に記載のアクチュエータ。
  7. 前記規制部は、前記梁の一部であり、前記梁は、その長手方向での一端から他端へ向けて横断面積が漸増する部分を有する請求項1または2に記載のアクチュエータ。
  8. 前記可動電極および前記固定電極は、それぞれ櫛歯状をなし、互いに噛み合うように配設されており、前記電圧に応じて前記可動電極と前記固定電極との噛み合い量が変化するように構成されている請求項1ないし7のいずれかに記載のアクチュエータ。
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