JP2008033175A - カップリング装置およびカップリング装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

カップリング装置およびカップリング装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】第2カップリングと第1カップリングとの軸心がずれても、これらを連結できるカップリング装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】一方の回転軸の軸端部に取り付けられる駆動側基部52aとその外周面に配置された複数の駆動爪52bとを有する駆動側カップリング52と、他方の回転軸の軸端部に取り付けられる従動側基部51aとその内周面に配置された複数の従動爪51bとを有する従動側カップリング51とを備え、従動側カップリング51は、駆動側カップリング52に対し、軸線方向に着脱自在に連結され、駆動側カップリング52と従動側カップリング51との連結時に、各駆動爪52bと従動爪51bとが互い違いに位置して駆動爪52bと従動爪51bとが互いに噛合するカップリング装置であって、駆動爪52bと従動爪51bの少なくとも一方の先端を実質的に点とした。
【選択図】図6

Description

本発明は、第1カップリングと、第1カップリングの軸線方向に着脱自在に連結される第2カップリングとを有するカップリング装置と、このカップリング装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ等から成る画像形成装置、その他の各種機械、装置にカップリング装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。図22は、従来のカップリング装置の一例を示す平面図である。
図22に示すカップリング装置500Aは、第1カップリングである駆動側カップリング502Aと第2カップリングである従動側カップリング501Aとを備えている。駆動側カップリング502Aは、第1基部である駆動側基部503Aの先端面に配列されて、その駆動側基部503Aに一体に形成された複数の第1爪である駆動爪504A(図は一つの駆動爪のみを示す)を有している。また、従動側カップリング502Aも、第2基部である従動側基部506Aの先端面に配置され、その従動側基部506Aに一体に形成された複数の第2爪である従動爪507Aを有している。
図22に示すように、駆動側カップリング502Aと従動側カップリング501Aとが互いに連結された状態のとき、各駆動爪504Aと各従動爪507Aとが互い違いに位置して、駆動爪504Aと従動爪507Aとが互いに噛み合っている。駆動側カップリング502Aは、駆動軸508Aに連結され、図示しない駆動源により駆動軸508Aが回転駆動されることにより、駆動側カップリング502Aが回転する。これにより、駆動爪504Aと従動爪507Aとが互いに圧接して、駆動側カップリング502Aの回転が従動側カップリング501Aに伝達され、従動側カップリング501Aに固定された従動軸509Aが回転し、被駆動ユニット510Aの図示していない回転要素が回転駆動される。
従動側カップリング501Aは駆動側カップリング502Aに対して駆動側カップリング502Aの軸線Z1方向に着脱自在に連結されており、従動側カップリング501Aを、被駆動ユニット510Aと共に、矢印A方向に移動させることにより、従動側カップリング501Aを駆動側カップリング502Aから離脱させることができる。従動側カップリング501Aを被駆動ユニット510Aと共に、矢印B方向に押し込むことにより、従動側カップリング501Aと駆動側カップリング502Aとを連結することができる。
駆動側カップリング502Aは、駆動軸508Aに対して、その軸線方向に所定のストロークだけ移動可能に連結され、しかも駆動軸508Aに固定されたばね受け511Aと駆動側カップリング502Aとの間に圧縮スプリング512Aが配置されている。
従動側カップリング501Aを矢印B方向に押し込んだとき、従動爪507Aの頂面513Aと駆動爪504Aの頂面514Aとが突き当たってしまった場合には、駆動側カップリング502Aが、従動側カップリング501Aに押圧される。すると、駆動軸508Aに対して駆動側カップリング502Aが矢印B方向に移動し、圧縮スプリング512Aが圧縮変形する。この状態で駆動側カップリング502Aが回転すると、駆動爪504Aが従動爪507Aに対して回転し、圧縮スプリング512Aの加圧作用により、駆動側カップリング502Aが矢印A方向に移動する。その結果、各駆動爪504Aが各従動爪507Aの間に入り込み、各駆動爪504Aと各従動爪507Aが、カップリング装置500Aの周方向に交互に位置する。このようにして、各駆動爪504Aと各従動爪507Aとが噛み合い、駆動側カップリング502Aの回転を従動側カップリング501Aに伝えることができる。
上述のように、従動側カップリング501Aと駆動側カップリング502Aとが連結するときに、従動爪507Aの頂面513Aと駆動爪504Aの頂面514Aとが突き当たっても、駆動側カップリング502Aの回転によって従動爪507Aと駆動爪504Aとを噛み合わせることができる。
しかしながら、上記カップリング装置500Aにおいては、従動爪507Aの頂面513Aと駆動爪504Aの頂面514Aとが突き当たっても従動爪507Aと駆動爪504Aとが噛み合わせられるようにするためには、圧縮スプリング512Aが必要である。このため、カップリング装置500Aの部品点数が増大してしまうという問題があった。また、圧縮スプリング512Aを配置するための大きなスペースが必要となり、スプリング512Aを含めたカップリング装置500Aの全体が大型化してしまうという問題があった。
本出願人は、特許文献2において、上記問題を解決したカップリング装置を提案している。図23は、特許文献2に記載されたカップリング装置500Bである。図24は、特許文献2に記載されたカップリング装置500Bの斜視図である。
図23に示すように、特許文献2に記載されたカップリング装置500Bは、駆動側カップリング502Bと従動側カップリング505Bとからなっている。駆動側カップリング502Bは、駆動軸508Bに固定された円柱状の駆動側基部503Bと、この駆動側カップリングの外周面に配置された複数の駆動爪504Bとを有している。従動側カップリング505Bは、従動軸509Bに固定された円筒状の従動側基部506Bと、この従動側基部506Bの内周面に配置された複数の従動爪507Bとを有している。
図24に示すように、各駆動爪504Bの先端部には傾斜面536Bが形成されており、各駆動爪504Bの先端538Bが駆動側基部504Bから法線上に延びる線状となっている。また、各従動爪507Bの先端部は、各駆動爪504Bが対向した状態で同じ方向に傾斜する傾斜面536Bが形成されており、各従動爪507Bの先端535Bが従動側基部506Bから軸心に線状に延びている。
従動側カップリング505Bを駆動側カップリング502Bに連結するときに、従動爪507Bと駆動爪504Bとが接触する場合は、従動爪507Bの傾斜面535Bが駆動爪504Bの傾斜面536Bと当接する。従動爪507Bの傾斜面535Bと駆動爪504Bの傾斜面536Bとが当接すると、従動側カップリング505Bを軸方向に押し込む力が回転方向と軸方向とに分散される。これにより、従動爪507Bの傾斜面535Bと駆動爪504Bの傾斜面536Bとが当接した状態で、従動側カップリング505Bを軸方向に押し込んでいくと、従動爪507Bの傾斜した傾斜面535Bと駆動爪504Bの傾斜した傾斜面536Bとが互いに摺擦しながら、従動側カップリング505Bと駆動側側カップリング502Bの少なくとも一方が回転する。その結果、各従動爪507Bが各駆動爪504Bの間に入り込み、駆動爪504Bと従動爪507Bとが互いに噛み合う。
特許文献2に記載のカップリング装置500Bにおいては、圧縮スプリング512Aなどを設けなくても、従動側カップリング505Bを駆動側カップリング502Bに連結するときに従動爪507Bと駆動爪504Bとが接触しても従動爪507Bと駆動爪504Bとを互いに噛み合わせることができる。その結果、部品点数が増大やカップリング装置の大型化を抑制することができる。
特開2002−31153号公報 特開2005−76873号公報
図25は、上記特許文献2のカップリング装置500Bの従動側カップリング505Bを備えた被駆動ユニット510Bを装置の奥側板516Bに取り付ける様子を示す図である。図25に示すように、奥側板516Bに被駆動ユニット510Bの軸511Bを挿入する孔517Bを設けている。被駆動ユニット510Bを装置本体に装着する際、被駆動ユニットを軸方向に移動して、軸511Bをこの孔517Bに挿入して、被駆動ユニット510Bを位置決めしてから、従動側カップリング505Bと駆動側カップリング502Bとを連結させている。被駆動ユニット510Bを位置決めしてから、従動側カップリング505Bと駆動側カップリング502Bとを連結させる場合は、連結時に駆動側カップリング502Bの軸心と駆動側カップリング505Bの軸心とがずれてしまうことがある。これは、被駆動ユニット510Bを予め位置決めするため、部品精度や孔517Bなどの寸法公差の積み上げや、ユニットの剛性によるたわみなどによって軸心ずれが生じてしまうためである。
図26は、図23に示すE方向から従動側カップリング505Bを見た図であり、図中2点鎖線の仮想線は、駆動側カップリング502Bを示している。図26に示すように、駆動側カップリング502Bと従動側カップリング507Bとの軸心が同一の場合は、駆動爪504Bの線状の先端538Bと従動爪507Bの線状の先端540Bとは、平行となっている。図26に示すように、駆動爪504Bの線状の先端538Bと従動爪507Bの線状の先端540Bとが平行となっている場合は、駆動爪504Bの線状の先端538Bが従動爪507Bの線状の先端540Bに突き当であることなく良好に従動側カップリング505Bを駆動側カップリング502Bに連結することができる。
しかし、図27に示すように、駆動側カップリング502Bと従動側カップリング505Bとの軸心がずれている場合は、図中Xの部分に示すように、駆動爪504Bの線状の先端538Bと従動爪507Bの線状の先端540Bとが交差してしまう。これは、駆動爪の先端と従動爪の先端との両方が線状のため、軸心がずれてしまうと駆動爪504Bの先端538B(線)と従動爪507Bの先端540B(線)との角度が異なってしまい、駆動爪504Bの先端538Bと従動爪507Bの先端540Bとが交差してしまう。
このように、駆動側カップリング502Bと従動側カップリング505Bとの軸心がずれた状態で、従動側カップリング504Bを駆動側カップリング502Bに連結を行うと、従動爪507Bの線状の先端540Bが駆動爪504Bの線状の先端538Bに突き当たって、従動側カップリング505Bを駆動側カップリング側へ移動させることができなくなってしまう。その結果、従動側カップリング505Bと駆動側カップリング502Bとを連結させることができないという問題があった。また、爪同士が突き当たった状態で強引に従動側カップリング505Bと駆動側カップリング502Bとを連結させようとすると、爪の先端や、被駆動ユニット510Bなどが変形したり破損したりしてしまう問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、第2カップリングと第1カップリングとの軸心がずれても、第2カップリングと第1カップリングとを連結させることができるカップリング装置およびこのカップリング装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、第1の態様として、一方の回転軸の軸端部に取り付けられる第1基部と前記第1基部の内周面または外周面に配置された複数の第1爪とを有する第1カップリングと、他方の回転軸の軸端部に取り付けられる第2基部と前記第2基部の外周面または内周面に配置された複数の第2爪とを有する第2カップリングとを備え、前記第2カップリングは、前記第1カップリングに対し、前記第2カップリングの軸線方向に着脱自在に連結され、前記第1カップリングと前記第2カップリングとの連結時に、各前記第1爪と前記第2爪とが互い違いに位置して当該第1爪と第2爪とが互いに噛合するカップリング装置であって、前記第1爪と前記第2爪の少なくとも一方の先端を実質的に点としたカップリング装置を提供するものである。
本発明の第1の態様においては、前記第1爪と第2爪の少なくとも一方の先端部分の形状を略半球とすることが好ましい。又は、本発明の第1の態様においては、前記第1爪と前記第2爪の少なくとも一方の先端部分の形状を略円錐とすることが好ましい。
本発明の第1の態様の上記のいずれの構成においても、前記第1爪の先端を実質的に点とすることが好ましい。又は、前記第2爪の先端を実質的に点とすることが好ましい。又は、前記第1爪と第2爪の先端を実質的に点とすることが好ましい。
また、本発明の第1の態様の第1爪と第2爪との少なくともどちらかの先端が実質的に点ではない構成においては、前記第2カップリングを前記第1カップリングに連結の際に前記第2カップリングを前記第1カップリングに対してその軸線方向に押し込んだとき、前記第2カップリングと第1カップリングの少なくとも一方が回転するように、前記第1爪と第2爪の少なくとも一方が傾斜面を形成することが好ましい。これに加えて、前記第2カップリングを前記第1カップリングに連結するときに前記第2爪と第1爪とが接触した場合に、前記カップリング装置の一つの第2爪と一つの第1爪だけが接触するように、前記第2基部に対する各第2爪の位置と、前記第1基部に対する各第1爪の位置がそれぞれ設定されることが好ましい。さらに加えて、前記第1カップリングの一つの第1爪の先端が、他の第1爪の先端よりも、前記第2基部の先端に近い位置に配置されていること、又は、前記第2カップリングの一つの第2爪の先端が、他の第2爪の先端よりも、前記第2基部の先端に近い位置に配置されていることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、上記本発明の第1の態様のいずれかの構成にかかるカップリング装置を備えた画像形成装置を提供するものである。
本発明の第2の態様においては、回転体を有し、装置本体に対して着脱可能なユニットを備え、該ユニットの回転軸の先端に上記カップリング装置の第2カップリングを設け、該装置本体の回転軸に上記カップリング装置の第1カップリングを設けて、該ユニットの回転軸と該装置本体の回転軸とを連結させることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、上記本発明の第1の態様の第1爪と第2爪との少なくともどちらかの先端が実質的に点である構成において、前記第1爪の先端と第2爪の先端のいずれかの先端の点が、当該爪の中心よりずれているカップリング装置を提供するものである。
また上記目的を達成するため、本発明は、第4の態様として、上記本発明の第1の態様の第1爪と第2爪との少なくともどちらかの先端が実質的に点である構成において、前記第1爪の先端と前記第2爪の両方の先端の点の位置が、駆動伝達位置において互いに逆方向に当該爪の中心よりずれているカップリング装置を提供するものである。
本発明の第3又は第4の態様においては、前記第1爪、第2爪先端の点の位置は、回転中心と前記第1爪、第2爪先端までを半径とする略円線上に存在し、駆動伝達時における各爪接触点に対して、当該爪の中心より外側にずれて配置されることが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第5の態様として、上記本発明の第1、第3及び第4のいずれかの構成にかかるカップリング装置を、装置本体に脱着可能なサプライユニットまたは装置本体の少なくともいずれかに設けた画像形成装置を提供するものである。
本発明の第5の態様においては、前記サプライユニットは前記装置本体に設けた引出しユニット上に配置されることが好ましい。
本発明の第1の態様又は第2の態様によれば、第1爪と第2爪の少なくとも一方の先端を点としている。よって、第2カップリングと第1カップリングとを連結させる際、第1カップリングと第2カップリングとの軸心がずれても、両方の爪の先端が線状のカップリング装置と異なり第1爪の先端と第2爪の先端とが交差することがない。その結果、第2カップリングと第1カップリングとを連結させる際、第2爪の先端が第1爪の先端に突き当たって、第2カップリングと第1カップリングとが連結できなくなるのを抑制することができる。
本発明の第3の態様においては、爪先端を点にした場合であっても図1に示す様に、爪先端の点の位置を爪中心からずらす事により斜面を付けるのと同様、回転方向を規制することにより、第1爪と第2爪の先端を実質的に点としたり、第2カップリングを前記第1カップリングに連結の際に前記第2カップリングを前記第1カップリングに対してその軸線方向に押し込んだとき、前記第2カップリングと第1カップリングの少なくとも一方が回転するように、前記第1爪と第2爪の少なくとも一方が傾斜面を形成したりした場合と同様な効果をもたらす。しかも両カップリングの爪先端が点であるので、斜面の構成で発生する点と稜線の勘合でないために、更に勘合性の向上を図る事が可能となる。
本発明の第4の態様においては、本発明の第3の態様で設けた爪先端が点の場合の先端をずらす方向を、図2に示す様に、互いに逆方向にする事により、勘合時の回転方向規制を更に確実に行う事が出来る。又、上記カップリング構成の第1カップリングと第2カップリングの各々のカップリング中心から爪中心までの距離を半径とする円が異なる場合、爪先端のずらす方向を図3に示す様に、爪接触点と各々の爪中心点とを結んだ線上であって接触点と反対側に配置する事によって勘合をスムーズに行う事が可能となる。
本発明の第5の態様においては、複写機、プリンタ又はファクス等の画像形成装置に対しプロセスカートリッジユニットや定着ユニット等の定期的に交換するサプライユニット側或いはサプライユニットを取り付ける本体側駆動部の少なくとも一方に本カップリング装置を設ける事によって、ユニットセット時のレールガタから生じるカップリング軸心ズレの発生によるユニット交換時の誤セットの防止を図ることが可能となる。
図3(a)に示すように、ジャム処理性の向上の為や、ユニット交換性向上の為に設けられている引出しユニットにセットされたサプライユニットは、操作部となる引出し取っ手が、ユニットから離れた位置にある場合、特に引出しユニットのレールガタ(レールの隙間の大きさの度合い)により、引出しユニットが傾く為、引出し脱着時に引き出しにセットされたユニットのカップリング軸心ズレが発生し易いが、図3(b)に示すように、サプライユニットの一例であるプロセスカートリッジユニット(PCU)を本体100にセットする際に設けられた本体に固定するための本体側固定レールにこのユニットを引っ掛けて本体に装着すると、その際のレールとユニットとのガタとを、本体後側板により基準ピン等により位置決めされる。そして前面板によりユニット前側の位置決めと支持とが行われて本体への位置決めがされる。このような位置決めの作業では、本体に装着する際に本体側に設けられたレールと装着されるユニットとの間にはガタが存在するため、PCUなどのユニットに具備される現像ユニット、感光体クリーニングなどの駆動側カップリングが、本体側のカップリングと勘合する際に軸心ズレが従来のカップリングでは発生していた。
本発明のカップリング装置を引き出しにセットされたユニットに設けると、引き出しを操作する際のカップリングの干渉を無くすことができ、よって引出し操作性の低下防止や誤セットの防止を図る事ができる。
本発明によれば、第2カップリングと第1カップリングとの軸心がずれても、第2カップリングと第1カップリングとを連結させることができるカップリング装置およびこのカップリング装置を備えた画像形成装置を提供できる。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真方式のタンデム方式のカラーレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した実施形態について説明する。なお画像形成装置は、本明細書において、プリンタ、ファクス、複写機などを含む装置を含んで言うことにする。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。このレーザプリンタは、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスカートリッジユニット1(Y,M,C,K)を備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、イエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材であることを示している(以下同様)。プロセスカートリッジユニット1Y、1M、1C、1Kの他に、光書込ユニット10、転写ユニット11、レジストローラ対19、三つの給紙カセット20、定着ユニット21などが配設されている。
[光書込ユニット]
上記光書込ユニット10は、四つの光書込器を備えている。それぞれの光書込器は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて後述の感光体の表面にレーザ光を照射する。
[プロセスカートリッジユニット]
図2は、上記プロセスカートリッジユニット1Y,M,C,Kのうち、イエロー用のプロセスカートリッジユニット1Yの概略構成を示す拡大図である。なお、他のプロセスカートリッジユニット1M,C,Kについてもそれぞれ同じ構成となっているので、これらの説明については省略する。図2において、プロセスカートリッジユニット1Yは、ドラム状の感光体2Y、帯電器30Y、現像装置40Y、ドラムクリーニング装置48Yなどを有している。
帯電器30Yは、交流電圧が印加される帯電ローラを感光体2Yに摺擦させることで、ドラム表面を一様帯電させる。帯電処理が施された感光体2Yの表面には、上記光書込ユニット10によって変調及び偏向されたレーザ光が走査されながら照射される。すると、感光体表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像装置40Yによって現像されてYトナー像となる。
現像装置40Yは、そのケーシングの開口から一部露出させるように配設された現像ローラ42Yを有している。また、第1搬送スクリュウ43Y、第2搬送スクリュウ44Y、現像ドクタ45Y、トナー濃度センサ(以下、Tセンサという)46Yなどを有している。
ケーシング内には、磁性キャリアと、マイナス帯電性のYトナーとを含む二成分現像剤あるいは一成分現像剤が収容されている。これらの現像剤は上記第1搬送スクリュウ43Y、第2搬送スクリュウ44Yによって撹拌搬送されながら摩擦帯電せられた後、上記現像ローラ42Yの表面に担持される。そして、上記現像ドクタ45Yによってその層厚が規制されてから感光体2Yに対向する現像領域に搬送され、ここで感光体2Y上の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体2Y上にYトナー像が形成される。現像によってYトナーを消費した二成分現像剤は、現像ローラ42Yの回転に伴ってケーシング内に戻される。
第1搬送スクリュウ43Yと、第2搬送スクリュウ44Yとの間には仕切壁47Yが設けられている。この仕切壁47Yにより、現像ローラ42Yや第1搬送スクリュウ43Y等を収容する第1供給部と、第2搬送スクリュウ44Yを収容する第2供給部とがケーシング内で分かれている。第1搬送スクリュウ43Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、上記第1供給部内の二成分現像剤を図中手前側から奥側へと搬送しながら現像ローラ42Yに供給する。第1搬送スクリュウ43Yによって上記第1供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁47Yに設けられた図示しない開口部を通って上記第2供給部内に進入する。第2供給部内において、第2搬送スクリュウ44Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動され、上記第1供給部から送られてくる二成分現像剤を第1搬送スクリュウ43Yと逆方向に搬送する。第2搬送スクリュウ44Yによって第2供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁47Yに設けられたもう一方の開口部(図示せず)を通って第1供給部内に戻る。
透磁率センサなどのTセンサ46Yは、第2供給部の中央付近の底壁に設けられ、その上を通過する二成分現像剤の透磁率に応じた値の電圧を出力する。二成分現像剤の透磁率は、トナー濃度とある程度の相関を示すため、Tセンサ66YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。この出力電圧の値は、図示しない制御部に送られる。この制御部は、RAM(Random access memory)を備えており、この中にTセンサ46Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefを格納している。また、他の現像装置に搭載された図示しないTセンサからの出力電圧の目標値であるM用Vtref、C用Vtref、K用Vtrefのデータも格納している。Y用Vtrefは、図示しないYトナー搬送装置の駆動制御に用いられる。具体的には、上記制御部は、Tセンサ46Yからの出力電圧の値をY用Vtrefに近づけるように、図示しないYトナー搬送装置を駆動制御して第2供給部49Y内にYトナーを補給させる。この補給により、現像装置40Y内の二成分現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他のプロセスカートリッジユニットの現像装置についても、同様のトナー補給制御がされる。
Y用の感光体2Y上に形成されたYトナー像は、後述の紙搬送ベルトに搬送される転写紙上に転写される。転写後の感光体2Yの表面は、ドラムクリーニング装置48Yによって転写残トナーがクリーニングされた後、不図示の除電器によって除電される。そして、帯電器30Yによって一様帯電されて次の画像形成に備えられる。他のプロセスカートリッジユニットについても同様である。各プロセスカートリッジユニット1Y、M、C、Kは、図3に示すように、プリンタ本体に対して着脱可能になっており、寿命到達時に交換される。
[転写ユニット]
先に示した図1において、上記転写ユニット11は、紙搬送ベルト12、駆動ローラ13、張架ローラ14、四つの転写バイアスローラ17Y,M,C,Kなどを有している。紙搬送ベルト12は、駆動ローラ13、張架ローラ14,15にテンション張架されながら、図示しない駆動系によって回転せしめられる駆動ローラ13によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。四つの転写バイアスローラ17Y,M,C,Kは、それぞれ図示しない電源から転写バイアスが印加される。そして、紙搬送ベルト12をその裏面から感光体2Y,M,C,Kに向けて押圧してそれぞれ転写ニップを形成する。各転写ニップには、上記転写バイアスの影響により、感光体と転写バイアスローラとの間に転写電界が形成される。Y用の感光体2Y上に形成された上述のYトナー像は、この転写電界やニップ圧の影響により、紙搬送ベルト12上に搬送される転写紙P上に転写される。このYトナー像の上には、感光体2M,C,K上に形成されたM,C,Kトナー像が順次重ね合わせて転写される。かかる重ね合わせの転写により、紙搬送ベルト12上に搬送される転写紙P上には、紙の白色と相まったフルカラートナー像が形成される。
[給紙カセット]
上記転写ユニット11の下方には、複数枚の転写紙Pを重ねて収容する三つの給紙カセット20が多段に配設されており、それぞれのカセットは一番上の転写紙Pに給紙ローラを押し当てている。給紙ローラが所定のタイミングで回転駆動すると、一番上の転写紙Pが紙搬送路に給紙される。
[レジストローラ対]
上記給紙カセット20から紙搬送路に給紙された転写紙Pは、レジストローラ対19のローラ間に挟まれる。レジストローラ対19は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pを各転写ニップでトナー像を重ね合わせ得るタイミングで送り出す。これにより、各転写ニップで転写紙Pにトナー像が重ね合わせ転写される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、定着ユニット21に送られる。
[定着ユニット]
上記定着ユニット21は、内部にハロゲンランプ等の熱源を有する加熱ローラ21aと、これに圧接せしめられる加圧ローラ21bとによって定着ニップを形成している。そして、この定着ニップに転写紙Pを挟み込みながら、その表面にフルカラー画像を定着せしめる。定着ユニット21を通過した転写紙Pは、図示しない排紙ローラ対を経て機外へと排出される。
また、本実施形態においては、図4に示すように、定着ユニット21と転写ユニット11とが装置本体内の引き出し機構により、装置本体内から引き出し可能になっている。装置本体内から引き出されて、定着ユニット21または転写ユニット11は、装置本体から着脱される。
次に、本レーザプリンタの特徴的な構成について説明する。
図5は、被駆動ユニットである定着ユニット21の駆動連結部を示す断面図である。図5に示す定着ユニット21は、ケース22と、そのケース22の内部に配置された定着ローラ21aと、図示していない加圧ローラ21bとを有し、加圧ローラ21bは定着ローラ21aに圧接して定着ローラ21aに連動して回転駆動される。定着ローラ21の軸23には、ローラギヤ24が固定されており、ローラギヤ24には、ケース22の側面に回転可能に支持された従動軸26に固定されたカップリングギヤ25が噛合っている。この従動軸26の先端には、カップリング装置50の第2カップリングである従動側カップリング51が同心状に固定されている。また、定着ローラ21の軸23の一端は、プリンタ本体の前側板27に着脱自在に取り付けられた面板28に回転自在に支持されており、他端は、奥側板29の孔29aに回転自在に支持されている。
駆動ユニットである駆動装置60は、画像形成装置本体の奥側板29に固定されており、支持板61と、駆動源である駆動モータ62と、伝達機構部63と、駆動軸64とを有している。駆動モータ62は、支持板61に固定されている。伝達機構部63は、伝動ギヤ63aと、駆動プーリ63cと、従動プーリ63dと、タイミングベルト63eとを備えている。伝動ギヤ63aは、支持板61と奥側板29に回転自在に支持された回転軸63bとに固定されており、駆動モータ62から延びる出力ギヤ62aと噛合している。また、回転軸63bには、駆動プーリ63cが固定されており、タイミングベルト63eは、駆動プーリ63cと従動プーリ63dとに張架されている。従動プーリ63dは、支持板61と奥側板29とに回転自在に支持された駆動軸64に固定されている。駆動モータ62の回転は、出力ギア62a、伝動ギア63a、回転軸63b、駆動側プーリ63c、タイミングベルト63e及び従動側プーリ63dを介して駆動軸64に伝えられる。
また、駆動軸64の定着ローラ側端部には、第1カップリングである駆動側カップリング52が同心状に固定されている。
図5に示すように、定着ユニット21がプリンタ本体に装着された状態のとき、駆動側カップリング52が従動側カップリング51に挿入されており、駆動側カップリング52と従動側カップリング51とが回転方向に係合している。これにより、駆動軸64の回転がカップリング装置50を介して従動軸26に伝えられ、定着ローラ21aが回転駆動する。その回転が、図示しない伝動装置を介して、加圧ローラ21bに伝えられ、加圧ローラ21bが回転する。
定着ユニット21の従動軸26の先端に設けられた従動側カップリング51と、装置本体に設けられた駆動装置60の駆動軸64の定着ローラ側端部に設けられた駆動側カップリング52とは、図6に示すように定着ユニット21が、装置本体に引き入れられるときに連結される。
次に、カップリング装置50について説明する。図7は、従動側カップリング51を駆動側カップリング52から分離したときのカップリング装置50を示す平面図である。
駆動側カップリング52は、円柱状に形成された第1基部である駆動側基部52aと、その外周面に配列され、駆動側基部52aに一体に形成された複数の第1爪である駆動爪52bとを有している。駆動爪52bは、図8に示すように、3本設けられており、駆動側基部52aの全周を3等分した各位置にそれぞれ配置されている。駆動爪52bの先端部分を半球状とし、駆動爪の先端52cを点としている。また、駆動側カップリング52の複数の駆動爪52bのうちの一つの駆動爪52bの先端52cが、他の駆動爪52bの先端52cよりも、駆動側基部52aの先端52dに近い位置に配置されている。
従動側カップリング51は、一方が開放された筒状に形成された第2基部である従動側基部51aと、その内周面に配列された複数の第2爪である従動爪51bとを有し、従動爪51bは従動側基部51aに一体に形成されている。図9に示すように、従動爪51bは、3本設けられており、従動側基部51aの全周を3等分した各位置にそれぞれ配置されている。従動爪51bの先端部には、傾斜面51cが形成されている。複数の従動爪51bの先端51dは、軸心に延びる線状となっている。また、複数の従動爪51bの先端51dは、全て、従動側カップリング51の軸線方向における同じ位置を占め、図示した例では全ての先端51dの位置が、従動側基部51aの先端51eの位置に一致している。
図5に示すように、従動側カップリング51と駆動側カップリング52とが連結したとき、円柱状の駆動側基部52aの一方が開放した筒状の従動側基部51aの内側に入り込んで、駆動爪52bと従動爪51bとが互いに噛み合う。
次に、従動側カップリングリング51と駆動側カップリング52との連結について説明する。
まず、定着装置21をプリンタ本体に装着する際、定着ローラの軸23を奥側板29の孔29aに挿入して、定着装置21の位置決めを行う。次に、従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結すべく、定着装置21を装置奥側にスライドさせて、従動側カップリング51を駆動側カップリング52に対して図7に示した矢印B方向に移動させる。このとき、従動爪51bの傾斜面51cが駆動爪52bの先端52cに接触する場合は、先ず、駆動側基部52aの先端52d側に他の駆動爪よりも突出した駆動爪52bの先端52cと、いずれか一つの従動爪51bの傾斜面51cだけが接触する。このように、最初に一つの駆動爪52bの先端52cと一つの従動爪51bの傾斜面51cだけが接触するので、従動側カップリング51を駆動軸側へ押し込む力が、この突出した駆動爪52bの先端52cに集中する。これにより、少ない押し込み力で、駆動側カップリングと従動側カップリングの少なくとも一方が回転し、駆動爪52bの先端52cが従動爪51bの傾斜面51cを相対的に移動しながら、従動爪51bの間へ案内される。仮に、従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結する際、複数の駆動爪52bの先端52cと複数の従動爪51bの傾斜面51cとが同時に当接したとすると、押し込む力が複数の駆動爪52bに分散される。このため、強く従動側カップリング51を押し込まないと、駆動側カップリングと従動側カップリングの少なくとも一方が回転せず、駆動爪52bの先端52cが従動爪51bの傾斜面51cを相対的に移動することができない。その結果、従動側カップリングリング51と駆動側カップリング52との連結が困難となる。本実施形態のカップリング装置においては、連結する際、ひとつの駆動爪52bと一つの従動爪とが当接するので、連結する際、複数の駆動爪52bと複数の従動爪51bとが同時に当接するカップリング装置に比べて、容易に従動側カップリングリング51と駆動側カップリング52との連結が行える。
また、駆動爪52bの先端部を球形として先端52cを点としているので、駆動爪52bの先端52cが従動爪51bの傾斜面51cと点接触する。その結果、従動爪51bの傾斜面51cとの摩擦が低減され、より少ない押し込み力で従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結させることができる。
また、駆動側カップリング52と従動側カップリング51とを連結する際に駆動爪52bの先端52cと従動爪51bの傾斜面51cとが当接した場合は、駆動側カップリング51と従動側カップリング52とのどちらか一方が回転する。駆動側カップリングが回転する場合は、タイミングベルト63e、各ギヤ62a、63aなどの慣性力によって回転負荷が生じる。このため、駆動側カップリング52を回転させるためには、従動側カップリング51を強く押し込む必要が生じる。また、連結の際、従動側カップリング51が回転する場合においても、定着ローラ21a等の慣性力によって回転負荷が生じる。よって、従動側カップリング51が回転する場合においても、連結の際、従動側カップリングを装置奥側へ強く押し込まないと従動側カップリング51が回転しない。
このため、図5に示すように、駆動軸64と従動プーリ63dとの間に電磁クラッチ65を設ける。駆動モータ62の駆動力を定着ローラ21aに伝達させるときは、電磁クラッチ65をONにして、駆動軸64と従動プーリ63dとを連結させる。一方、従動側カップリング51と駆動側カップリング52とを連結させるときは、電磁クラッチ65をOFFにして、駆動軸64が従動プーリ63dに対して自由に回転できるようにしておく。これにより、従動側カップリング51と駆動側カップリング52とを連結させる際に、駆動側カップリング52にかかる回転負荷が駆動軸64の慣性力のみとなり、上記に比べて回転負荷を低減させることができる。その結果、連結の際に従動側カップリング51を装置奥側へ強く押し込まなくても、駆動側カップリングが回転して、従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結させることができる。
また、電磁クラッチ65の変わりに、駆動軸64と従動プーリ63dとの間にワンウェイクラッチを設けても、同様に駆動側カップリング52の回転負荷を低減することができる。この場合、駆動側カップリング52と従動側カップリング51とが連結する際の駆動軸64の回転方向と、駆動モータの駆動力を定着ローラ21aに伝達する際の駆動軸64の回転方向とを異ならせておく。具体的には、従動爪51bの傾斜面51c傾斜方向によって、連結する際の駆動側カップリング52の回転方向と、駆動力を伝達する際の回転方向とを異ならせる。そして、連結の際に駆動軸64が回転する方向においては、駆動軸64が従動プーリ63dに対して自由に回転できるようにし、駆動の際に駆動軸64が回転する方向においては、従動プーリ63dと駆動軸64とが一体となって回転するよう、ワンウェイクラッチを設定する。これにより、従動側カップリング51と駆動側カップリング52とを連結させる際は、駆動側カップリング52の回転負荷が低減され、従動側カップリング51を装置奥側へ強く押し込まなくても、駆動側カップリング52が回転して、従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結させることができる。
また、上述したように、定着ユニット21をプリンタ本体に装着する際、定着ローラ21aの軸23を奥側板29の孔29aに挿入して、定着ユニット21を位置決めしてから、従動側カップリング51と駆動側カップリング52とを連結させている。このため、孔29aなどの寸法公差の積み上げで、連結時に駆動側カップリング51の軸心と駆動側カップリング52の軸心とがずれてしまうことがある。しかし、本実施形態においては、駆動爪52bの先端部分を半球状として、その先端52cを点としている。このため、連結時に駆動側カップリング52と従動側カップリング51との間に軸心ズレが生じた状態でも、駆動爪52bの先端52cが従動爪51bの傾斜面51cに案内されて、従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結させることができる。これは、以下の理由による。すなわち、駆動爪52bの先端部分を半球状としているため、駆動爪52bの先端52cが点となるので、駆動爪52bの点状の先端52cと従動爪51bの線状の先端51dとが交差することがない。その結果、軸心がずれていても従動側カップリング51を駆動側へ押し込めなくなることがなく、確実に従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結させることができる。
なお、上記のように駆動爪52bの先端52cと従動爪51bの先端51dとを交差させないようにするためには、駆動爪52bの先端52cと従動爪51bの先端51dのどちらか一方を点とすればよい。このため、図10に示すように、駆動爪52bの先端部分を円錐としても良いし、図示してないが、駆動爪52bの先端部分を三角錐や四角錐としても良い。このように、駆動爪52bの先端部分を円錐などの錐形状にして、駆動爪52bの先端52cを点にすることができる。よって、軸心ズレが生じても従動爪51bの先端51dと駆動爪52bの先端52cとが交差することがないので、良好に従動側カップリング51を駆動側カップリング52に連結させることができる。
また、図11に示すように、駆動爪52bに傾斜した傾斜面52eを設け、従動爪51bの先端部分を半球状としたり、図12に示すように、円錐としたりして、従動爪51bの先端51dを点としてもよい。この場合、駆動側カップリング52の駆動爪52bの先端52cは、駆動側基部52aの先端52dの位置に一致させる。この図11に示したカップリング装置においては、従動爪51bの先端51dが点であるので、駆動側カップリング52と従動側カップリング51との軸心がズレていても、従動爪51bの先端51dが駆動爪52の先端52cと交差することがない。
また、図13に示すように、従動側カップリング51の複数の従動爪51bのうちの一つの従動爪51bの先端51cが、他の従動爪51bの先端51cよりも、従動側基部の先端51eに近い位置に配置するようにしても良い。また、従動爪51bのうちの一つの従動爪51bの先端51cを他の従動爪51bの先端51cよりも駆動側へ突出させているので、連結の際には、他の従動爪51bに先立って、突出した従動爪51bの先端51cが駆動爪52bの傾斜面52eと当接する。これにより、従動側カップリング51を駆動軸側へ押し込む力が、この突出した従動爪51bの先端51cに集中し、少ない押し込み力で、駆動側カップリング52と従動側カップリング51とを連結させることができる。
また、図14に示すように、駆動爪52bの先端部と従動爪51bの先端部の両方を円錐として、駆動爪52bの先端52cと従動爪51bの先端51cの両方を点としても良い。このように、駆動爪52bと従動爪51bの両方の先端を点としているので、軸心がずれても、駆動爪52bの先端52cと従動爪51bの先端51cとが交差することがない。
特に駆動爪52bの先端52cと従動爪51bの先端51cの両方を点とする構成を採用すると、図15に示すように、オス側52の爪(図では三つ)が耳状に形成されているが、この耳状の爪の中心52ceと、爪先端52cとが一致しないように形成することが好ましい。
また図16に示すように、従動爪に関しても従動爪の先端51cは、従動爪のそれぞれの中心51ceと一致しないように形成することが好ましい。
このような駆動側と従動側の爪同士が接触して勘合した状態を図17(a)に示す。図17(b)は、その勘合した状態の1組の駆動爪と従動爪との状態を示す図17(a)のA部拡大図である。この拡大図に示すように、本実施形態では、好ましくは前記したような、駆動軸64と従動プーリ63dとの間に電磁クラッチ65を設ける構成を採用したり、あるいはワンウェイクラッチを設ける構成を採用することにより、回転中心と爪中心とを半径とする円上あるいは円上近傍に、これら爪の先端が、従動爪と駆動爪とが接触する接触点に対して、爪中心よりも遠くへ位置するように連結されることになる。これら電磁クラッチ65またはワンウェイクラッチを設けたことによる勘合時(カップリング時)の駆動側カップリングと従動側カップリングの動作は前記したのと同様であるので、記載を省略する。
また、図18に示すように、従動側基部51aと従動爪51bとを別体としても良い。この場合は、円柱状の従動側基部51aの駆動側カップリング52側側面に、図19に示すように、円周上3箇所に孔部51fを形成する。この孔部51fに駆動爪51bを圧入して、従動側基部51aと駆動爪51bとを一体にする。また、図20に示すように、円筒状の従動側基部51aの底面に孔部51fを形成し、この孔部51fに駆動爪51bを圧入しても良い。また、図21に示すように、駆動側基部52aと駆動爪52bとを別体にすることも可能である。
本実施形態においては、定着ユニット21と駆動装置60との連結に本発明のカップリング装置を用いているが、これに限られない。例えば、現像ローラを備えた現像ユニットと、この現像ローラを回転させるための駆動装置との連結に、本発明のカップリングを用いることもできる。また、感光体とこの感光体を駆動させる駆動装置との連結等にも本発明のカップリング装置を用いることができる。また、先の図3に示したプロセスカートリッジユニット1Y、M、C、Kと、プロセスカートリッジユニット内の感光体や現像ユニット等を駆動させる装置本体内の駆動装置との連結にも本発明を適用することができる。さらに、画像形成装置のみならず、その他の各種機械、装置にも本発明のカップリング装置を用いることができる。
(1)
以上、本実施形態のカップリング装置によれば、第1爪である駆動爪と第2爪である従動爪の少なくとも一方の先端を点としているので、第2カップリングである従動側カップリングと第1カップリングである駆動側カップリングとを連結させる際、従動爪の先端が駆動爪の先端に突き当たって、従動側カップリングと駆動側カップリングとが連結できなくなるのを抑制することができる。
(2)
また、本実施形態のカップリング装置によれば、上記駆動爪と上記従動爪の少なくとも一方の先端部分の形状を半球状とすることで、その先端を点とすることができる。
(3)
また、上記駆動爪と上記従動爪の少なくとも一方の先端部分の形状を円錐状とすることで、その先端を点とすることができる。
(4)
また、本実施形態のカップリング装置によれば、駆動爪の先端を点とすることで、駆動側カップリングと従動側カップリングとの軸心がずれても、駆動爪の先端と従動爪の先端とが交差することがない。その結果、従動側カップリングと駆動側カップリングとを連結させる際、従動爪の先端が駆動爪の先端に突き当たって、従動側カップリングと駆動側カップリングとが連結できなくなるのを抑制することができる。
(5)
また、従動爪の先端を点としても駆動側カップリングと従動側カップリングとの軸心がずれても、駆動爪の先端と従動爪の先端とが交差することがない。その結果、従動側カップリングと駆動側カップリングとを連結させる際、従動爪の先端が駆動爪の先端に突き当たって、従動側カップリングと駆動側カップリングとが連結できなくなるのを抑制することができる。
(6)
さらに、従動爪の先端と上記駆動爪の先端の両方を点としても、従動爪の先端を点と駆動側カップリングと従動側カップリングとの軸心がずれても、駆動爪の先端と従動爪の先端とが交差することがない。その結果、従動側カップリングと駆動側カップリングとを連結させる際、従動爪の先端が駆動爪の先端に突き当たって、従動側カップリングと駆動側カップリングとが連結できなくなるのを抑制することができる。
(7)
また、本実施形態のカップリング装置によれば、駆動爪と従動爪のうち先端が点となっていない方の爪の先端部に傾斜した傾斜面を形成しているので、従動側カップリングを駆動側カップリングに連結すべく、従動側カップリングを駆動側カップリングに対してその軸線方向に押し込んだとき、従動側カップリングと駆動側カップリングの少なくとも一方が回転する。これにより、連結の際、駆動爪と従動爪とが当接しても、一方の爪の先端が他方の爪の傾斜面と摺擦しながら移動して、各従動爪を各駆動爪の間に入り込ませることができる。その結果、駆動爪と従動爪とが互いに噛み合い、従動側カップリングと駆動側カップリングとを連結することができる。
(8)
本実施形態のカップリング装置によれば、従動側カップリングを駆動側カップリングに連結するときに従動爪と駆動爪とが接触した場合、先ず一つの従動爪と一つの駆動爪だけが接触するように、従動側基部に対する各従動爪の位置と、駆動側基部に対する各駆動爪の位置がそれぞれ設定されている。連結の際、先ず一つの従動爪と一つの駆動爪だけが接触するので、押し込み力がこの接触したひとつの従動爪とひとつの駆動爪に集中する。これにより、従動側カップリングを駆動側へ強く押し込まなくても、従動側カップリングと駆動側カップリングの少なくとも一方を回転させることができる。その結果、容易に従動側カップリングと駆動側カップリングとを連結させることができる。
(9)
また、本実施形態のカップリング装置によれば、駆動側カップリングの一つの駆動爪の先端が、他の駆動爪の先端よりも、上記駆動側基部の先端に近い位置に配置されている。これにより、従動側カップリングを駆動側カップリングに連結するときに従動爪と駆動爪とが接触した場合、先ず一つの従動爪と一つの駆動爪だけが接触するようになる。
(10)
また、従動側カップリングの一つの従動爪の先端が、他の従動爪の先端よりも、従動側基部の先端に近い位置に配置しても、従動側カップリングを駆動側カップリングに連結するときに従動爪と駆動爪とが接触した場合、先ず一つの従動爪と一つの駆動爪だけが接触するようになる。
(11)
また、本実施形態の画像形成装置によれば、上記(1)〜(10)いずれかの特徴を有するカップリング装置を備えているので、被駆動ユニットの回転軸を、駆動ユニットの駆動軸に容易に連結することができる。
(12)
また、本実施形態の画像形成装置においては、着脱自在なユニットの回転軸である従動軸に従動側カップリングを設け、装置本体の回転軸である駆動軸に駆動側カップリングを設けることで、ユニットの装着の際に、カップリングが連結されずに、ユニットが装置本体に装着されない不具合を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成図である。 同レーザプリンタのY用のプロセスカートリッジユニットを示す拡大構成図である。 (a)はプロセスカートリッジユニット(PCU)が装置本体に装着される様子を示す図、(b)はその装着の際のPCUと本体との隙間の存在を示す図である。 定着ユニットと転写ユニットとが装置本体から引き出されている様子を示す図である。 定着ユニットの駆動連結部を示す断面図である。 定着ユニットの従動軸の先端に取り付けられた従動側カップリングが装置本体側面に設けられた駆動側カップリングに連結される様子を示した図である。 本実施形態のカップリング装置を示す図である。 同カップリング装置の駆動側カップリングの正面図である。 同カップリング装置の従動側カップリングの正面図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の他の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の他の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の他の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の他の変形例を示す図である。 駆動側カップリングの爪先端が爪中心よりずれていることを示す図である。 従動側カップリングの爪先端が爪中心よりずれていることを示す図である。 噛合(嵌合)したカップリングのカップリング状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の他の変形例を示す図である。 同変形例の従動側基部を駆動側から見た図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の他の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるカップリング装置の他の変形例を示す図である。 従来のカップリング装置の一例を示す図である。 他の従来のカップリング装置を示す図である。 他の従来のカップリング装置の斜視図である。 被駆動ユニットを装置の奥側板に取り付ける様子を示す図である。 従来のカップリング装置において、駆動側カップリングと従動側カップリングとの軸心が同一のときの駆動側カップリングと従動側カップリングとの連結の様子を示す図である。 従来のカップリング装置において、駆動側カップリングと従動側カップリングとの軸心がズレたときの駆動側カップリングと従動側カップリングとの連結の様子を示す図である。
符号の説明
1Y,M,C,K プロセスカートリッジユニット
2 感光体
11 転写ユニット
21 定着ユニット
22 ケース
23 定着ローラ軸
26 従動軸
40 現像装置
50 カップリング装置
51 従動側カップリング
52 駆動側カップリング
60 駆動装置
62 駆動モータ
64 駆動軸
65 電磁クラッチ

Claims (17)

  1. 一方の回転軸の軸端部に取り付けられる第1基部と前記第1基部の内周面または外周面に配置された複数の第1爪とを有する第1カップリングと、他方の回転軸の軸端部に取り付けられる第2基部と前記第2基部の外周面または内周面に配置された複数の第2爪とを有する第2カップリングとを備え、前記第2カップリングは、前記第1カップリングに対し、前記第2カップリングの軸線方向に着脱自在に連結され、前記第1カップリングと前記第2カップリングとの連結時に、各前記第1爪と前記第2爪とが互い違いに位置して当該第1爪と第2爪とが互いに噛合するカップリング装置であって、
    前記第1爪と前記第2爪の少なくとも一方の先端を実質的に点としたことを特徴とするカップリング装置。
  2. 請求項1のカップリング装置において、
    前記第1爪と第2爪の少なくとも一方の先端部分の形状を略半球としたことを特徴とするカップリング装置。
  3. 請求項1のカップリング装置において、
    前記第1爪と前記第2爪の少なくとも一方の先端部分の形状を略円錐としたことを特徴とするカップリング装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかのカップリング装置において、
    前記第1爪の先端を実質的に点としたことを特徴とするカップリング装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかのカップリング装置において、
    前記第2爪の先端を実質的に点としたことを特徴とするカップリング装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれかのカップリング装置において、
    前記第1爪と第2爪の先端を実質的に点としたことを特徴とするカップリング装置。
  7. 請求項1乃至5いずれかのカップリング装置において、
    前記第2カップリングを前記第1カップリングに連結の際に前記第2カップリングを前記第1カップリングに対してその軸線方向に押し込んだとき、前記第2カップリングと第1カップリングの少なくとも一方が回転するように、前記第1爪と第2爪の少なくとも一方が傾斜面を形成したことを特徴とするカップリング装置。
  8. 請求項7記載のカップリング装置において、
    前記第2カップリングを前記第1カップリングに連結するときに前記第2爪と第1爪とが接触した場合に、前記カップリング装置の一つの第2爪と一つの第1爪だけが接触するように、前記第2基部に対する各第2爪の位置と、前記第1基部に対する各第1爪の位置がそれぞれ設定されていることを特徴とするカップリング装置。
  9. 請求項8のカップリング装置において、
    前記第1カップリングの一つの第1爪の先端が、他の第1爪の先端よりも、前記第2基部の先端に近い位置に配置されていることを特徴とするカップリング装置。
  10. 請求項8のカップリング装置において、
    前記第2カップリングの一つの第2爪の先端が、他の第2爪の先端よりも、前記第2基部の先端に近い位置に配置されていることを特徴とするカップリング装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかのカップリング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11記載の画像形成装置において、
    回転体を有し、装置本体に対して着脱可能なユニットを備え、該ユニットの回転軸の先端に上記カップリング装置の第2カップリングを設け、該装置本体の回転軸に上記カップリング装置の第1カップリングを設けて、該ユニットの回転軸と該装置本体の回転軸とを連結させたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項4〜6のいずれかのカップリング装置において、
    前記第1爪の先端と第2爪の先端のいずれかの先端の点が、当該爪の中心よりずれている事を特徴とするカップリング装置。
  14. 請求項4〜6のカップリング装置において、
    前記第1爪の先端と前記第2爪の両方の先端の点の位置が、駆動伝達位置において互いに逆方向に当該爪の中心よりずれている事を特徴とするカップリング装置。
  15. 前記第1爪、第2爪先端の点の位置は、回転中心と前記第1爪、第2爪先端までを半径とする略円線上に存在し、駆動伝達時における各爪接触点に対して、当該爪の中心より外側にずれて配置される事を特徴とする請求項13または14に記載のカップリング装置。
  16. 請求項1〜10、13〜15のいずれかに記載のカップリング装置を、装置本体に脱着可能なサプライユニットまたは装置本体の少なくともいずれかに設けたことを特徴とする画像形成装置。
  17. 前記サプライユニットは前記装置本体に設けた引出しユニット上に配置されることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
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