JP5185680B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体に対して脱着可能なユニットを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、次のような画像形成装置が記載されている。
図24は、特許文献1に記載の画像形成装置における、ユニットたる現像ユニット240を装置本体に装着する前の状態を示す概略構成図であり、図25は、現像ユニット240を装着した状態を示す概略構成図である。
着脱可能なユニットたる現像ユニット240のケーシング241側面から、被駆動軸たる現像ローラ軸250が延びている。現像ローラ軸250にはカップリングギア252が固定されており、カップリングギア252には、二つの爪253が突設せしめられている。装置本体側の後側板270には、図示しない駆動モータから駆動伝達機構を介して駆動力が伝達される駆動軸260が支持されている。この駆動軸260は、軸芯261と、これの端部に固定されたカップリング部材262とを有している。このカップリング部材262は、その端面にカップリングギア252の二つの爪253に個々に対向する二つの爪263を有している。また、カップリング部材262には、現像ローラ軸250の軸端部を、カップリング部材262に挿入して係合せしめるための凹部264が設けられている。
図25に示すように、現像ユニット240が装置本体に装着されると、現像ユニット240側のカップリングギア252と、装置本体側の駆動軸260のカップリング部材262とが突き合わされて連結する。また、同時に現像ローラ軸250の軸端部が、カップリング部材262に設けられた凹部264に入り込んで係合する。これにより、装置本体に対して現像ユニット240が位置決めされる。
このように、特許文献1に記載の構成においては、現像ローラ軸250の軸端部が、カップリング部材262に設けられた凹部264と係合することで、装置本体に対して現像ユニット240が位置決めされる。これにより、現像ローラ軸250の軸心と駆動軸260の軸心とがずれるのを防止することができ、現像ローラ242の回転ムラを抑制することができる。
特開2005−17758号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置においては、次のような課題があった。図25に示すように、現像ユニット240は、第1支持板271と、第2支持板272とで、装置本体内に支持されるが、装置本体の部品精度のばらつきなどにより、第1支持板271と第2支持板272との取り付け位置が、紙面に対して垂直方向にずれてしまう場合があった。この場合、現像ユニット240が、傾いて取り付けられてしまい、現像ローラ軸250が駆動軸260に対して傾き、偏角が生じてしまう。また、第1支持板271および第2支持板272は、誤差なく取り付けられていて、現像ユニット240が水平であっても、後側板270が傾いていた場合、駆動軸260が現像ローラ軸250に対して偏角が生じてしまう。偏角が生じてしまうと、駆動軸260から現像ローラ軸250に駆動力を伝達する駆動伝達部(図25においては、カップリングギア252と、カップリング部材262との連結部)で一回転のトルク伝達ムラが発生する。駆動伝達部で発生したトルク伝達ムラが駆動源である不図示の駆動モータに影響を与えて、駆動モータが速度変動を起こす。その結果、現像ローラ242の回転ムラが生じてしまい、濃度ムラなどの異常画像が生じてしまう。なお、現像ローラ242の回転ムラによる濃度ムラは、カラー画像に限らず、モノクロ(単色)画像においても発生する不具合である。そこで、支持板271、272や後側板270などの部品の寸法精度や取付け精度を高めて、駆動軸260と現像ローラ軸250との間に偏角が生じないようにすることが考えられるが、部品コスト、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、部品コストや製造コストの上昇を抑制して、現像ローラを等速で回転することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転体を有し、装置本体に対して脱着可能なユニットと、前記ユニットに設けられ前記回転体に駆動力を伝達するための被駆動軸と装置本体に設けられた駆動源から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸とを連結するための連結手段とを備え、前記ユニットの装置本体への装着をガイドするガイド部材を装置本体に設け、前記ユニットに前記ガイド部材にガイドされる被ガイド部材を設け、前記連結手段で前記駆動軸と前記被駆動軸とを連結することで、前記ユニットの装置本体に対する位置決めを行う画像形成装置において、前記回転体が現像ローラ、中間転写ベルトの駆動ローラ、紙搬送ベルトの駆動ローラ、紙を搬送するローラ、2次転写ローラのうちの少なくともひとつであって、前記連結手段を、前記被駆動軸に取り付けられ、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成したメス型ジョイントと、前記駆動軸に取り付けられ、一部が前記メス型ジョイントの前記環状空間内に組み込まれ、前記メス型ジョイントに形成された前記トラック溝に沿って摺動するボールを保持するオス型ジョイントとを有し、前記メス型ジョイントと前記オス型ジョイントとを摺動性のある樹脂で形成し前記オス型ジョイントに、前記ボールの直径よりも大径のボール保持孔と、該ボール保持孔の内側面の外周側端部から突出して前記保持孔からの前記ボールの脱落を防止する抜け止め突起とを設け、前記トラック溝と該トラック溝に対向する面との距離が、前記ボールの直径よりも大きく公差設定され、前記オス型ジョイントを前記メス型ジョイントの環状空間に挿入して、前記オス型ジョイントが保持するボールを前記メス型ジョイントのトラック溝に係合させることで前記被駆動軸と前記駆動軸との連結を行う等速ジョイントとしたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記ボールを摺動性のある樹脂で形成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、前記摺動性のある樹脂は、射出成形可能な合成樹脂であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至いずれかひとつの画像形成装置において、前記駆動源の駆動力を前記駆動軸に伝達する駆動伝達機構にクラッチを設け、オス型ジョイントが保持するボールを前記メス型ジョイントのトラック溝に係合させるとき、前記クラッチで、駆動源と駆動軸との連結を切ることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至いずれかひとつの画像形成装置において、前記ユニットは、現像ローラ以外の回転体を有しており、前記被駆動軸に伝達された駆動力を各回転体へ伝達するためのユニット伝達機構にクラッチを設け、オス型ジョイントが保持するボールを前記メス型ジョイントのトラック溝に係合させるとき、前記クラッチで、前記被駆動軸とユニット伝達機構との連結を切ることを特徴とするものである。
本発明によれば、装置本体内の駆動軸と装置本体に対して着脱可能なユニットの被駆動軸との連結を行う連結手段として、等速ジョイントを用いることで、駆動軸と被駆動軸との間に偏角が生じても、被駆動軸を等速で回転させることができる。これにより、駆動軸と被駆動軸との間に偏角が生じても、現像ローラに回転ムラが生じることがないので、カラー画像、モノクロ(単色)画像のいずれにおいても発生する濃度ムラなどの異常画像が生じるのを抑制することができる。従って、ユニットを装置本体内で支持する部材や、駆動軸を装置本体内で支持する部材の寸法精度や取付け精度を高めて駆動軸と被駆動軸との間の偏角が生じないようにしなくても、現像ローラに回転ムラが生じるのを抑制することができ、部品コスト、製造コストの上昇を抑制することができる。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、本プリンタは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y、C、M、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ1Y,C,M,Kを備えている。これらは、画像を形成する画像形成物質として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。以下の説明では、各プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの構成はすべて同じであるため、色分け用の符号Y,C,M,Kについては省略する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ1は、像担持体たるドラム状の感光体2、ドラムクリーニングユニット3、帯電ユニット4、現像ユニット5、潤滑剤塗布ユニット6、等を図示しない枠体に収めている。このプロセスカートリッジ1は、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電ユニット4は、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体2の表面を一様帯電せしめる。同図においては、図示しない電源によって帯電バイアスが印加されながら、図中反時計回りに回転駆動される回転体たる帯電ローラ4aを感光体2と非接触にして、感光体2を一様帯電せしめる非接触帯電ローラ方式の帯電ユニット4を示している。帯電ユニット4としては、上記以外に、スコロトロン方式、コロトロン方式、接触ローラ方式等を用いることができる。
接触方式、非接触方式帯電ローラ4aに印加する帯電バイアスは、直流に対して交流を重畳する方式や、直流のみを印加する方式がある。接触方式の帯電ローラ4aにおける直流に対して交流を重畳する帯電バイアスは、交流を定電流制御にすることで環境変化によって帯電ローラ4aの抵抗値が変化しても帯電ローラ4aの表面電位がその影響を受けないメリットがある。しかし、電源装置のコストが高くなり、また交流高周波の音が問題としてある。一方、非接触方式の帯電ローラ4aにおいて、直流に対して交流を重畳する帯電バイアスでは、感光体2と帯電ローラ4aとのギャップ変動の影響により、感光体表面を均一に帯電することができず、画像にムラが出てしまう。このため、ギャップ変動に対応した帯電バイアス補正手段が必要となってくる。
帯電ローラ4aの駆動は、感光体2ととも回りさせる方式や、感光体2を駆動させる駆動源からギヤなどを介して駆動力をもらう方式などがある。低速機の場合は、感光体2ととも回りさせる方式が一般的である。高速・高画質を要求される装置では、後者の方式が一般的である。
また、同図においては、帯電ローラ4aの表面をクリーニングする帯電ローラクリーナ4bを設けている。これにより、帯電ローラ4aに付着した汚れにより、感光体2が狙いの電位に帯電されなくなるのを抑制することができる。その結果、帯電不良による異常画像を抑制することができる。帯電ローラクリーナ4bは、一般的にメラニンで構成されており、帯電ローラ4aと連れ回りする構成としている。
現像手段たる現像ユニット5は、第1搬送スクリュウ5aが配設された第1剤収容部5eを有している。また、透磁率センサからなるトナー濃度センサ5d、第2搬送スクリュウ5b、現像ロール5g、ドクターブレード5dなどが配設された第2剤収容部5fも有している。これら2つの剤収容部内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のトナーとからなる図示しない現像剤が内包されている。第1搬送スクリュウ5aは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、第1剤収容部5e内の現像剤を図中手前側から奥側へと搬送する。そして、第1剤収容部5eと第2剤収容部5fとの間の仕切壁に設けられた図示しない連通口を経て、第2剤収容部5f内に進入する。第2剤収容部5f内の第2搬送スクリュウ5bは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、現像剤を図中奥側から手前側へと搬送する。搬送途中の現像剤は、第2剤収容部5の底部に固定されたトナー濃度センサ5cによってそのトナー濃度が検知される。このようにして現像剤を搬送する第2搬送スクリュウ5bの図中上方には、図中反時計回りに回転駆動せしめられる現像スリーブ5h内にマグネットローラ5iを内包する現像ロール5gが平行配設されている。第2搬送スクリュウ5bによって搬送される現像剤は、マグネットローラ5iの発する磁力によって現像スリーブ5h表面に汲み上げられる。そして、現像スリーブ5hと所定の間隙を保持するように配設されたドクターブレード5dによってその層厚が規制された後、感光体2と対向する現像領域まで搬送され、感光体2上の静電潜像にトナーを付着させる。この付着により、感光体2上にYトナー像が形成される。現像によってトナーを消費した現像剤は、現像ロール5gの現像スリーブ5hの回転に伴って第2搬送スクリュウ5b上に戻される。そして、図中手前端まで搬送されると、図示しない連通口を経て第1剤収容部5e内に戻る。
トナー濃度センサ5cによる現像剤の透磁率の検知結果は、電圧信号として図示しない制御部に送られる。現像剤の透磁率は、現像剤のトナー濃度と相関を示すため、トナー濃度センサ5cはトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。上記制御部はRAMを備えており、この中にトナー濃度センサ5cからの出力電圧の目標値であるVtrefのデータを格納している。現像ユニット5については、トナー濃度センサ5cからの出力電圧の値とVtrefを比較し、図示しないトナー供給装置を比較結果に応じた時間だけ駆動させる。この駆動により、現像に伴ってトナーを消費してトナー濃度を低下させた現像剤に対して第1剤収容部5eで適量のトナーが供給される。このため、第2剤収容部5e内の現像剤のトナー濃度が所定の範囲内に維持される。
クリーニングユニット3は、転写されずに感光体2の表面に残留した転写残トナーを感光体2の表面から除去するものである。このクリーニングユニット3は、カウンター方向に感光体表面に当接するブレード部材たるクリーニングブレード3aを設けている。また、クリーニングユニット3は、クリーニングブレード3aによって除去された感光体2表面上の転写残トナーを回収する回収部3bを備えている。回収部3bには、回収部に回収されたトナーを図示しない廃トナーボトルへ搬送する搬送オーガ3cを備えている。
感光体2表面上の転写残トナーは、クリーニングブレード3aに除去される。クリーニングブレード3aの先端に溜まった転写残トナーは、回収部3bに落下する。そして、搬送オーガ3cにより廃トナーとして図示しない廃トナーボトルへ搬送され、ここに蓄えられる。このようにして廃トナーボトルに蓄えられた廃トナーは、サービスマンなどにより回収される。なお、回収部3bに回収された転写残トナーを、リサイクルトナーとして現像ユニット5などに搬送し、再度現像に使用するようにしてもよい。
潤滑剤塗布手段たる潤滑剤塗布ユニット6は、感光体2の表面に潤滑剤を塗布して感光体2表面の摩擦係数を低くするものである。感光体2の表面への潤滑剤の塗布は、潤滑剤を固形状に成型して固形潤滑剤6aとし、固形潤滑剤6aを加圧バネ6bで回転するファーブラシ6cに押圧して、ファーブラシ6cを介して感光体2に塗布している。潤滑剤としては、ZnSt(ステアリン酸亜鉛)が最も一般的に用いられる。また、ファーブラシ6cのブラシは、絶縁PET、導電PET、アクリル繊維などが用いられる。感光体表面に塗布された潤滑剤は、潤滑剤塗布ブレード6dによって均一な厚さになって感光体表面に定着する。感光体2表面に潤滑剤を塗布することで、感光体2のフィルミングを防止することができる。
先の図1に示すように、プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの図中下方には、光書込ユニット20が配設されている。潜像形成手段たる光書込ユニット20は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、各プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kにおける各感光体に照射する。これにより、感光体2Y,C,M,K上にY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット20は、光源から発したレーザ光Lを、モータによって回転駆動されるポリゴンミラー21によって偏向せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体2Y,C,M,Kに照射するものである。
光書込ユニット20の図中下側には、第1給紙カセット31、第2給紙カセット32が鉛直方向に重なるように配設されている。これら給紙カセット内には、それぞれ、記録体たる転写紙Pが複数枚重ねられた転写紙束の状態で収容されており、一番上の転写紙Pには、第1給紙ローラ31a、第2給紙ローラ32aがそれぞれ当接している。第1給紙ローラ31aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第1給紙カセット31内の一番上の転写紙Pが、カセットの図中右側方において鉛直方向に延在するように配設された給紙路33に向けて排出される。また、第2給紙ローラ32aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第2給紙カセット32内の一番上の転写紙Pが、給紙路33に向けて排出される。給紙路33内には、複数の搬送ローラ対34が配設されており、給紙路33に送り込まれた転写紙Pは、これら搬送ローラ対34のローラ間に挟み込まれながら、給紙路33内を図中下側から上側に向けて搬送される。
給紙路33の末端には、レジストローラ対35が配設されている。レジストローラ対35は、転写紙Pを搬送ローラ対34から送られてくる転写紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに、両ローラの回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
各プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの図中上方には、中間転写体たる中間転写ベルト41を張架しながら図中反時計回りに無端移動せしめる中間転写ユニット40が配設されている。転写手段たる中間転写ユニット40は、中間転写ベルト41の他、ベルトクリーニングユニット42、第1ブラケット43、第2ブラケット44などを備えている。また、4つの1次転写ローラ45Y,C,M,K、2次転写バックアップローラ46、駆動ローラ47、補助ローラ48、テンションローラ49なども備えている。中間転写ベルト41は、これら8つのローラに張架されながら、駆動ローラ47の回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの1次転写ローラ45Y,C,M,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト41を感光体2Y,C,M,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト41の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する。中間転写ベルト41は、その無端移動に伴ってY,C,M,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、そのおもて面に感光体2Y,C,M,K上のY,C,M,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト41上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
2次転写バックアップローラ46は、中間転写ベルト41のループ外側に配設された2次転写ローラ50との間に中間転写ベルト41を挟み込んで2次転写ニップを形成している。先に説明したレジストローラ対35は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pを、中間転写ベルト41上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで、2次転写ニップに向けて送り出す。中間転写ベルト41上の4色トナー像は、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラ50と2次転写バックアップローラ46との間に形成される2次転写電界や、ニップ圧の影響により、2次転写ニップ内で転写紙Pに一括2次転写される。そして、転写紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト41には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニングユニット42によってクリーニングされる。
2次転写ニップの図中上方には、加圧ローラ61や定着ベルトユニット62などを備える定着ユニット60が配設されている。この定着ユニット60の定着ベルトユニット62は、定着ベルト64を、加熱ローラ63、テンションローラ65、駆動ローラ66によって張架しながら、図中反時計回りに無端移動せしめる。加熱ローラ63は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包しており、定着ベルト64を裏面側から加熱する。このようにして加熱される定着ベルト64の加熱ローラ63の掛け回し箇所には、図中時計回りに回転駆動される加圧ローラ61がおもて面側から当接している。これにより、加圧ローラ61と定着ベルト64とが当接する定着ニップが形成されている。
2次転写ニップを通過した転写紙Pは、中間転写ベルト41から分離した後、定着ユニット60内に送られる。そして、定着ニップに挟まれながら図中下側から上側に向けて搬送される過程で、定着ベルト64によって加熱されたり、押圧されたりして、フルカラートナー像が定着せしめられる。
このようにして定着処理が施された転写紙Pは、排紙ローラ対67のローラ間を経た後、機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部68が形成されており、排紙ローラ対67によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部68に順次スタックされる。
中間転写ユニット40の上方には、Y,C,M,Kトナーを収容する4つのトナーカートリッジ1Y,C,M,Kが配設されている。トナーカートリッジ1Y,C,M,K内のY,C,M,Kトナーは、それぞれプロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの現像ユニットに適宜供給される。これらトナーカートリッジ1Y,C,M,Kは、プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
以上の構成の本プリンタにおいては、4つのプロセスカートリッジ1Y,C,M,K、光書込ユニット20、中間転写ユニット40などの組合せにより、記録体たる転写紙Pにトナー像を形成するトナー像形成手段が構成されている。
図3は、プリンタ本体に現像ユニット5を装着したときの概略構成図である。現像ユニット5のケース5jには、現像ローラ5gの支持軸であるローラ軸5kが回転自在に支持されている。ローラ軸5kには、図4に示すように、第1ギヤ140が取り付けられており、第1ギヤ140には、図示しないフレームに回転自在に支持された回転軸に取り付けられたアイドラギヤ142が噛み合っている。また、アイドラギヤ142には搬送スクリュウ5bの軸に取り付けられた第2ギヤ143が噛み合っている。ローラ軸5kは、軸受15、17を介してケース5jに回転自在に支持されている。
装置本体の前側板130には、ローラ軸5kの前側端部を支持する軸受132と、ケース5jの前側側面から延びる係合ピン16と係合する係合孔131が設けられている。プロセスカートリッジ1が装置本体に装着された状態においては、係合ピン16が係合孔と係合し、ローラ軸5kが軸受132と嵌合することで、現像ユニット5が前側板130に保持される。また、ローラ軸5kの後側端部には、後述する等速ジョイント70を構成するメス型ジョイント71が取り付けられており、プロセスカートリッジ1が装置本体に装着された状態において、駆動軸91の前側端部に取り付けられたオス型ジョイント72と連結している。また、ケース5jの後側側面には、ガイド穴18が設けらており、現像ユニット5が装置本体に装着時に、装置本体の後側板120から延びるガイドピン121を挿入して、現像ユニット5をガイドする。
画像形成装置本体の後側板120の現像ユニット5対向面と反対側の面には、駆動装置80が固定されている。駆動装置80は、保持板82と、駆動源たる駆動モータ81と、伝達機構部90とを有している。駆動モータ81は、後側板120にねじ止めなどによって固定された保持板82の背面に取り付けられ、その出力軸81aを保持板82の背面に形成された丸穴に貫通させることで、モータ本体を保持板82の外部に位置させた状態で出力軸81aの先端側を保持板82の内部に位置させている。保持板82の内部には、伝達機構部90を有しており、伝達機構部90は、原動ギヤ92、駆動ギヤ94、駆動軸91、電磁クラッチ93などを備えている。原動ギヤ92は、出力軸81aに固定されており、駆動ギヤ94と噛み合っている。駆動ギヤ94は、電磁クラッチ93を介して、保持板82と後側板120とに軸受95、96を介して回転自在に支持された駆動軸91に固定されている。
駆動モータ81の駆動力を現像ローラ5gや搬送スクリュウ5bなどに伝達させるときは、電磁クラッチ93をONにして、駆動軸91と駆動ギヤ94とを連結させる。一方、駆動軸91とローラ軸5kとを等速ジョイント70によって連結させるときは、電磁クラッチ93をOFFにして、駆動軸91が駆動ギヤ94に対して自由に回転できるようにしておく。駆動軸91は、後側板120を貫通し、前側端部には、等速ジョイント70を構成する後述するオス型ジョイント72が固定されている。なお、電磁クラッチのかわりに、駆動時の回転方向においては、駆動軸91と駆動ギヤ94とを連結させ、駆動軸が駆動時の回転方向と逆方向に回転するときは、駆動軸と駆動ギヤとの連結を解除するワンウェイクラッチを用いてもよい。
次に、被駆動軸であるローラ軸5kと駆動軸91とを連結する連結手段たる等速ジョイントについて図5〜図9に基づき説明する。
図5は、等速ジョイント70の軸方向断面図である。図6は、図5のA−A断面図である。
等速ジョイント70は、互いに軸線方向に並ぶ駆動軸91とローラ軸5kとを連結している。駆動軸91とローラ軸5kとを等速ジョイント70で連結することで、駆動軸91とローラ軸5kとの間に偏角が生じても、駆動軸91からローラ軸5kに対して回転駆動力を等速で伝達することができる。
図5に示すように、等速ジョイント70は、メス型ジョイント71と、オス型ジョイント72とを有している。メス型ジョイント71の軸線方向の図中左側端部には、ローラ軸5kが接続されている。また、オス型ジョイント72の軸線方向の図中右側端部には、駆動軸91が接続されている。
メス型ジョイント71は、軸線方向の一端側に設けられた開口からオス型ジョイント72が挿入される円筒状のカップ部71aを備えている。カップ部71aは、図7に示すように、外輪部71bと、これの内側の内輪部71cと、両者の間隙による環状空間71dと、外輪部71bの内周面に設けられた3つの円弧状の外溝71eと、内輪部71cの外周面に設けられた3つの円弧状の内溝71fとを有している。メス型ジョイント71は、環状空間71dにおける軸線方向の一端側を開口させつつ他端側を塞いでおり、その開口からオス型ジョイント72が挿入される。このカップ部71aの他端側からは、円筒状の軸取り付け部71gがカップ部71bの中心軸線上に延在するように突出している。この円筒状の軸取り付け部71gにローラ軸5kが嵌合固定されている。
図7に示すように、外輪部71bの内周面に設けられた3つのトラック溝たる外溝71eは、外輪部71bの軸線方向に延在しながら、互いに120[°]の位相差をもって円周方向に並ぶように形成されている。内輪部71cの外周面に設けられた3つの内溝71fも、内輪部71cの軸線方向に延在しながら、互いに120[°]の位相差をもって円周方向に並ぶように形成されている。そして、外溝71eと内溝71fとは環状空間71dを介して互いに対面している。
また、外溝71eから内溝71fまでの距離Dを、ボール73の直径Bよりも長くなるように公差設定されている。外溝71eから内溝71fまでの距離Dを、ボール73の直径Bと同じ長さに設定した場合、製造誤差などによって、外溝71eから内溝71fまでの距離Dがボール73の直径Bよりも小さくなるおそれがある。特に、本実施形態においては、メス型ジョイントを樹脂で射出成形するため、製造時の温度や湿度の条件によって、ヒケの度合いなどがばらつき、外溝71eから内溝71fまでの距離Dがボール73の直径Bよりも小さくなる可能性が高い。外溝71eから内溝71fまでの距離Dがボール73の直径Bよりも小さいと、ボール73の外溝71eおよび内溝71fに対する摺動抵抗が大きくなる。その結果、外溝71eおよび内溝71fが早期に磨耗してメス型ジョイント71が早期に寿命に到達してしまう。また、外溝71eから内溝71fまでの距離Dがボール73の直径Bよりも小さいと、ボール73が溝間に軽圧入状態となり、ボール73が溝内をスムーズに摺動できなくなり、現像ローラ5gを等速回転できなくなるおそれがある。さらに、一定の荷重が長期間内溝および外溝にかかり続け大きく変形する所謂クリープ現象が起こってしまい、メス型ジョイントの寿命が早期に到達してしまう。
しかし、本実施形態においては、外溝71eから内溝71fまでの距離Dを、ボール73の直径Bよりも長くなるように公差設定されているので、図6に示すように、ボール73と外溝71eおよびボール73と内溝71fとの間に空隙ができる。これにより、ボール73が溝間に軽圧入されるのを防止でき、ボール73の外溝71eおよび内溝71fに対する摺動抵抗が大きくなるのを確実に抑制することができる。よって、外溝および内溝の磨耗やクリープ現象を抑制することができ、メス型ジョイント71の寿命を延ばすことができる。また、ボール73が溝内をスムーズに摺動できるので、現像ローラ5gを確実に等速で回転させることができる。
また、図8に示すように、外溝71eの開口端側には、開口端に向かうにつれて軸中心から離れ、かつ、溝幅が拡大するテーパ状の外溝案内部71hが設けられている。また、内溝71fの開口端側には、開口端に向かうにつれて軸中心に近づき、かつ、溝幅が拡大するテーパ状の内溝案内部71iが設けられている。このように、案内部71h、71iを設けることにより、ボール73を内溝71fと外溝71eとが対向する環状空間71dに案内することができ、オス型ジョイント72のメス型ジョイント71への挿入を容易に行うことができる。
また、カップ部71aの開口端において、各内溝案内部71iの縁部が交わっている。このように構成することで、メス型ジョイント71とオス型ジョイント72とを組み付けるときに、トラック溝(外溝71eおよび内溝71f)とボール73との位相が60°付近であっても、ボール73を内溝案内部71iの開口端に接触させることができる。これにより、ボール73とトラック溝(内溝71fおよび外溝71e)との位相が60°付近であっても、内輪部71cに加わる軸方向の力の一部を、内溝案内部71iによって回転方向の力に変換することができ、オス型ジョイント72がメス型ジョイント71に対して相対的にスムーズに回転させることができる。よって、オス型ジョイント72に保持されたボール73をメス型ジョイント71の外溝71eと内溝71fとの間の環状空間71dへ挿入するときの挿入抵抗を低減することができ、ボール73をメス型ジョイント71の外溝71eと内溝71fとの間の環状空間71dにスムーズに挿入することができる。
オス型ジョイント72は、円筒状の球体保持部72aと、円筒状の軸取り付け部72cとを有している。軸取り付け部72cに駆動軸91が嵌合固定されている。
球体保持部72aは、図9に示すように、互いに120[°]の位相差をもって円周方向に沿って並ぶように円筒状の周壁に設けられた3つのボール保持孔たる貫通穴72bを有し、それぞれの貫通穴72b内のボール73を回転可能に保持している。
貫通穴72bの穴径Aは、ボール73の直径Bよりも大きくしている。また、貫通穴72bの内側面の内周側端部から突出する内周抜け止め突起72dが180°の位相差をもって設けられている。また、貫通穴72bの内側面の外周側端部から突出する外周抜け止め突起72eが180°の位相差をもって設けられている。また、外周抜け止め突起72eは、内周抜け止め突起72dと90°の位相差をもって設けられている。外周抜け止め突起72eによって、貫通穴72b内のボール73が、挿入部72aの外周面から抜け落ちることがない。また、内周抜け止め突起72dによって、貫通穴72b内のボール73が、挿入部72aの内周面から抜け落ちることがない。また、貫通穴72bの穴径Aは、ボール73の直径Bよりも大きくすることにより、ボール73が貫通穴72b内を径方向に移動可能とすることができる。これにより、オス型ジョイント72の球体保持部72aをメス型ジョイント71に挿入するとき、ボール73がメス型ジョイント71の外輪部71bに突き当たったとき、ボール73が、軸中心方向へ移動する。これにより、オス型ジョイント72の球体保持部72aがメス型ジョイント71の環状空間71dへスムーズに挿入することができる。
オス型ジョイント72の円筒状の球体保持部72aが、メス型ジョイント71のカップ部71aにおける環状空間71d内に挿入されている。この状態では、オス型ジョイント72の球体保持部72aに保持される3つのボール73が、それぞれ、メス型ジョイント71の外輪部71bの内周面に設けられた外溝71eと、内輪部71cの外周面に設けられた内溝71fとの間に挟まれて、法線方向への動きが阻止される。但し、外溝71e、内溝71fはそれぞれ軸線方向に延在しているので、ボール73の軸線方向の動きは許容される。
オス型ジョイント72の円筒状の球体保持部72aは、メス型ジョイント71のカップ部71aの環状空間71d内に挿入されて、自らが保持している3つのボール73を環状空間71d内で外溝71e及び内溝71fに係合させる。
なお、外輪71bの内周面と内輪71cの外周面との両方にそれぞれボール73を係合させるためのトラック溝(外溝71eおよび内溝71f)を設けた例について説明したが、何れか一方だけにトラック溝(外溝71eまたは内溝71f)を形成してもよい。
メス型ジョイント71、オス型ジョイント72は、射出成形が可能な合成樹脂の成形品から成るものが好ましい。射出成形が可能であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の何れであってもよい。射出成形が可能な合成樹脂には結晶性樹脂と、非結晶性樹脂とがあり、何れの樹脂を使用してもよい。しかし、オス型ジョイントを射出成形で成形する場合、抜け止め突起72eは、金型の無理抜き部分となってしまうため、靱性が低いと、無理抜き時に抜け止め突起72eが破断してしまうおそれがある。このため、靱性が低く、許容量以上のトルクがかかった場合に急激な破壊が生じる非結晶性樹脂よりも、結晶性樹脂を用いるのが好ましい。メス型ジョイント71、オス型ジョイント72を射出成形で成形することで、切削加工などによって製作するものに比べて、簡単かつ安価に成形することができる。
また、潤滑特性の比較的高いものを用いることが望ましい。かかる合成樹脂としては、ポリアセタール(POM)、ナイロン、射出成形可能なフッ素樹脂(例えば、PFA、FEP、ETFEなど)、射出成形可能なポリイミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、全芳香族ポリエステル、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド等を例示することができる。これらの合成樹脂を単独で使用しても、2種類以上を混合したポリマーアロイとして使用してもよい。また、これら以外の合成樹脂で且つ潤滑特性の比較的低い樹脂であっても、前述した合成樹脂を配合したポリマーアロイとすれば、使用することが可能である。
最も適した合成樹脂は、摺動性のある合成樹脂であり、POM、ナイロン、PPS、PEEKである。ナイロンはナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン46、分子鎖中に芳香族環を有する半芳香族ナイロン等が挙げられる。中でも、POM、ナイロン、PPSは、耐熱性、摺動性に優れて比較的安価であるため、コストパフォーマンスの優れた等速ジョイント70を実現することができる。また、PEEKは補強材や潤滑剤を配合しなくても機械的強度や摺動性に優れるため、高機能な等速ジョイント70を実現することができる。
かかる構成の等速ジョイント70においては、メス型ジョイント71及びオス型ジョイント72を樹脂材料で形成したことで、メス型ジョイント71及びオス型ジョイント72を金属材料で形成する構成に比べて、等速ジョイント70の重量を小さくすることができる。また、メス型ジョイント71及びオス型ジョイント72を摺動性のある樹脂で形成することで、環状空間71dにグリースを充填しなくても、メス型ジョイント71のトラック溝(外溝71e、内溝71f)に沿ってボール73を、スムーズに摺動させることができる。これにより、金属材料で形成する構成に比べて、動作音を小さくすることもできる。また、ボール73を摺動性のある樹脂で形成しても、ボール73がトラック溝をスムーズに摺動することができる。もちろん、ボール73、メス型ジョイント71、オス型ジョイント72いずれも摺動性のある樹脂で形成してもよい。また、メス型ジョイント71のカップ部71a、オス型ジョイント72の球体保持部72aのみを摺動性のある樹脂で形成してもよい。
また、メス型ジョイント71をローラ軸5kに取り付けるのが好ましい。メス型ジョイント71は、ボール73との摺動量がオス型ジョイント72に比べて多いため、オス型ジョイント72に比べて磨耗の進行が早く、早期に寿命到達してしまう。よって、メス型ジョイント71をローラ軸5kに取り付けることで現像ユニット5とともに、装置本体から容易に取り出せることができる。これにより、現像ユニット5を装置本体から取り出すことで、メス型ジョイント71の交換を行うことができ、オス型ジョイント72をローラ軸5kに取り付けた場合に比べて、メンテナンス性を上げることができる。
次に、現像ユニット5の装置本体への装着について、図10(a)、(b)に基づき説明する。
図10(a)は、プリンタ本体に現像ユニット5を装着する前の等速ジョイント70の周辺を示す概略構成図であり、(b)は、プリンタ本体にプロセスカートリッジ1を装着したときの等速ジョイント70の周辺を示す概略構成図である。
装置本体の前側板130を開放した状態で、現像ユニット5をプリンタ本体へ挿入して、図10(a)に示すように、現像ユニット5のガイド穴18にガイドピン121を挿入する。そして、ガイド穴18にガイドピン121を挿入した状態で、現像ユニット5を装置本体内へ挿入していくと、現像ユニット5は、ガイドピン121によってオス型ジョイント72がメス型ジョイントの環状空間へ挿入可能な位置に案内される。また、このとき、電磁クラッチ93をOFFにして、駆動軸91が駆動ギヤ94に対して自由に回転できるようにしておく。
現像ユニット5をさらにプリンタ本体へ挿入すると、オス型ジョイント72の球体保持部72aがメス型ジョイント71の環状空間内へ挿入される。このとき、ボール73の位相と、トラック溝(外溝71eおよび内溝71f)の位相とが異なっていた場合、ボール73が、外溝案内部71hおよび内溝案内部71iに案内されて、現像ユニット5の挿入方向への移動に連動して回転し、ボール73の位相とトラック溝(外溝71eおよび内溝71f)の位相とが合わせられる。このとき、電磁クラッチ93をOFFにして、駆動軸91が駆動ギヤ94に対して自由に回転できるようにしてあるため、オス型ジョイント72にかかる回転負荷が駆動軸91の慣性力のみとなっている。このため、オス型ジョイント72を容易に回転させることができ、現像ユニット5の挿入抵抗の上昇を抑えて、ボール73をトラック溝(外溝71eおよび内溝71f)へ案内することができる。
そして、ボール73とトラック溝(外溝71eおよび内溝71f)との位相があって、オス型ジョイント72の球体保持部72aがメス型ジョイント71の環状空間内へ挿入されて、自らが保持している3つのボール73を環状空間71d内で内溝71f及び外溝71eに係合させる。これにより、現像ユニット5が装置本体に対して、ラジアル方向に位置決めされて、現像ユニット5が、装置本体内に装着される。現像ユニット5が装置本体内に装着されたら、前側板130を閉じて、ローラ軸5kの前側端部を前側板130に固定された軸受132に挿入し、係合ピン16を係合孔131と係合させる。これにより、現像ユニット5が、装置本体に対して保持される。
現像ローラ5gを回転駆動させるときは、電磁クラッチをONにして、駆動ギヤ94と駆動軸91とを連結する。そして、駆動モータ81を回転駆動すると、モータ軸81aが回転して、モータ軸81aに固定された原動ギヤ92も回転し、駆動ギヤ94に伝達されて、駆動軸91に駆動力が伝達される。駆動軸91に駆動力が伝達されて、駆動軸91が回転すると、3つのボール73を介してその回転駆動力をメス型ジョイント71に等速で伝達する。
本実施形態においては、現像ローラ5gのローラ軸5kを現像ユニット5の装置本体に対する位置決めの主基準としているため、ローラ軸5kと、駆動軸91との間に軸心ずれが生じることがない。しかしながら、例えば、図11に示すように、組み付け誤差や製造誤差などによって、後側板120が傾いて装置本体に取付けられていた場合、駆動軸91が傾き、駆動軸91とローラ軸5kとの間に偏角θが生じてしまう。また、前側板130や後側板120の取り付け誤差などによって、前側板130に取り付けられている軸受132の中心が、ローラ軸5kの軸中心に対して径方向にずれてしまうと、現像ユニット5を装置本体に保持したときに、ローラ軸5kが傾いて、駆動軸91とローラ軸5kとの間に偏角θが生じてしまう。
しかし、本実施形態においては、駆動軸91とローラ軸5kとの連結に等速ジョイント70を用いることで、このように駆動軸91とローラ軸5kとの間に偏角θが生じても、ボールがメス型ジョイント71の内溝71fと外溝71eとの間の環状空間内を軸方向に摺動することで、偏角θによる速度変動要因を吸収することができ、ローラ軸5kを等速で回転させることができる。これにより、駆動軸91とローラ軸5kとの間に偏角θが生じないように取り付け精度や部品の精度を高めなくても、現像ローラ5gを等速で回転駆動させることができ、濃度ムラなどの異常画像を抑制することができる。よって、製造コスト、部品コストを抑えて、濃度ムラなどの異常画像を抑制することができる。
また、等速ジョイント70は、メス型ジョイント71と、オス型ジョイント72と、ボール73との3部品で構成されている。よって、少ない部品点数で、ローラ軸5kの等速回転と、ローラ軸5kと駆動軸91との連結とを行うことができ、装置のコストを低減することができる。
また、ローラ軸5kにメス型ジョイント71を取付けて、ローラ軸5kと駆動軸91と連結させるのが好ましい。現像ローラ5gは、搬送スクリュウ5bに比べてトルクが大きい。搬送スクリュウ5bの軸を駆動軸91と連結させた場合、搬送スクリュウ5bの軸に固定された第2ギヤ143を介して、現像ローラ5gに駆動モータ81の駆動力が伝達されることとなる。ローラ軸5kを駆動軸91と連結させた場合は、等速ジョイント70と、等速ジョイント70よりも駆動伝達方向上流側の伝達部材に現像ローラ5gのトルクがかかる。しかし、搬送スクリュウ5bの軸を駆動軸91と連結させた場合、等速ジョイントと、等速ジョイントよりも駆動伝達方向上流側の伝達部材のほかに、アイドラギヤ142、第1ギヤ140などのユニット側の伝達部材にも現像ローラ5gのトルクがかかってしまう。その結果、搬送スクリュウ5bの軸を駆動軸91と連結させた場合、ユニット側の伝達部材の寿命が、ローラ軸5kを駆動軸91と連結させた場合に比べて短くなってしまう。従って、最もトルクの大きい現像ローラ5gのローラ軸5kにメス型ジョイント71を取り付けて、ローラ軸5kから駆動力が伝達されるようにすることで、ユニット側の伝達部材の寿命を延ばすことができる。
また、本実施形態では、駆動装置80の伝達機構部90に電磁クラッチ93を設けているが、現像ユニット5側に設けてもよい。この場合、オス型ジョイント72をメス型ジョイント71に挿入するとき、ローラ軸5kと第1ギヤ140との連結をクラッチで解除することで、メス型ジョイント71にかかる回転負荷が現像ローラの慣性力のみとすることができる。よって、ボール73とトラック溝との位相がずれていた場合、メス型ジョイント71が容易に回転して、ボール73とトラック溝との位相が合わさる。よって、現像ユニット5の挿入抵抗の上昇を抑えて、ボール73をトラック溝へ案内することができる。
また、上述では、現像ユニットの現像ローラの現像ローラ軸と、駆動軸との連結手段を等速ジョイントとしたものについて説明したが、例えば、帯電ユニットの帯電ローラの帯電ローラ軸と装置本体側の駆動軸とを連結する連結手段として等速ジョイントを設けてもよい。また、潤滑材塗布ローラの塗布ローラ軸と装置本体側の駆動軸とを連結する連結手段として等速ジョイントを設けてもよい。また、定着ユニット、転写ユニット、2次転写ユニットなどにも本発明を適用することもできる。
図12は、転写ユニット40の概略構成図であり、図13は、転写ユニット40を装置本体に装着する様子を示す図である。
図12、図13に示す転写ユニット40のケース内部の構成は、上述したので、ここでは、要部のみを説明する。
中間転写ベルト41を張架する駆動ローラ49および従動ローラ47、46の回転軸は、転写ユニット40のケースの図示しない手前側側板と、奥側側板141とに回転自在に支持されている。転写ユニット40の奥側側板141には、転写ユニット主基準ピン141bと、従基準ピン141aが設けられている。
装置本体には、駆動源たる中転モータ146と、駆動伝達部140とを有している。駆動伝達部140は、アイドラギヤ145、第1プーリ144、第2プーリ143、駆動軸147、タイミングベルト142などで構成されている。中転モータ146のモータ軸146aに、アイドラギヤ145が噛み合っており、このアイドラギヤ145と同軸上に第1プーリ144が取り付けられている。第2プーリ143は、駆動軸147に固定されており、第1プーリ144と第2プーリ143とにタイミングベルト85が巻回されている。
被駆動軸たる駆動ローラ49の回転軸49aは、奥側側板141から貫通しており、回転軸49aと駆動軸147とが、本発明の等速ジョイント70で連結されている。
図13に示すように、転写ユニット40を装置本体に装着するときは、転写ユニット主基準ピン141bを装置本体に設けられた図示しない主基準孔に挿入し、転写ユニット従基準ピン141aを装置本体に設けられた図示しない従基準孔に挿入することで、転写ユニット40を装置本体に対して位置決めする。このように転写ユニット40が装置本体に位置決めされた状態で、さらに転写ユニット40を装置本体へ挿入していくと、駆動ローラ49の回転軸49aと、駆動軸147とが等速ジョイント70によって連結されて、転写ユニット40が装置本体に組みつけられる。
この転写ユニット40の駆動ローラ49の回転軸49aと駆動軸147との連結に、上述した等速ジョイント70を用いることで、駆動軸147と回転軸49aとの間に偏角が生じていても、駆動軸147の回転を等速で回転軸に伝達することができる。
図14は、2次転写ユニット500の概略構成図であり、図15は、2次転写ユニット500を装置本体に装着する様子を示す図である。
2次転写ローラ50の回転軸50aは、2次転写ユニット500のケースの図示しない手前側側板と、奥側側板501とに回転自在に支持されている。2次転写ユニット500の奥側側板501には、2次転写ユニット主基準ピン501bと、従基準ピン501aが設けられている。
装置本体には、駆動源たる2次転モータ516aと、駆動伝達部510とを有している。駆動伝達部510は、アイドラギヤ511、第1プーリ512、第2プーリ514、駆動軸515、タイミングベルト513などで構成されている。2次転モータ516のモータ軸516aに、アイドラギヤ511が噛み合っており、このアイドラギヤ511と同軸上に第1プーリ512が取り付けられている。第2プーリ514は、駆動軸515に固定されており、第1プーリ512と第2プーリ514とにタイミングベルト513が巻回されている。
被駆動軸たる2次転写ローラ50の回転軸50aは、奥側側板501から貫通しており、回転軸50aと駆動軸515とが、本発明の等速ジョイント70で連結されている。
図15に示すように、2次転写ユニット500を装置本体に装着するときは、2次転写ユニット主基準ピン501bを装置本体に設けられた図示しない主基準孔に挿入し、2次転写ユニット従基準ピン501aを装置本体に設けられた図示しない従基準孔に挿入することで、2次転写ユニット500を装置本体に対して位置決めする。このように2次転写ユニット500が装置本体に位置決めされた状態で、さらに2次転写ユニット500を装置本体へ挿入していくと、2次転写ローラ50の回転軸50aと、駆動軸515とが等速ジョイント70によって連結されて、2次転写ユニット500が装置本体に組みつけられる。
この2次転写ユニット500の2次転写ローラ50の回転軸50aと駆動軸515との連結に、上述した等速ジョイント70を用いることで、駆動軸515と回転軸50aとの間に偏角が生じていても、駆動軸515の回転を等速で回転軸50aに伝達することができ、2次転写ローラ50を等速で回転させることができる。
また、フィニッシャーユニット、給紙ユニット、反転ユニット、排紙ユニットなどの紙搬送ユニットの転写紙Pを搬送する紙搬送ローラと駆動軸との連結に上述の等速ジョイントを用いてもよい。フィニッシャーユニットは、定着装置を通過した転写紙Pを搬送しながら、ソート、穴あけ、ステイプルなどを行うユニットであり、転写紙Pを搬送するための複数の紙搬送ローラを備えている。給紙ユニットは、転写紙Pが収容された給紙カセットから転写紙Pを繰り出して、転写紙Pに画像が転写される転写位置まで転写紙Pを搬送するものであり、複数の紙搬送ローラの他に、給紙カセットから転写紙Pを繰り出すための給紙ローラや、レジストローラなども備えている。反転ユニットは、定着装置を通過した転写紙Pを反転させて、再び、転写位置へ搬送するものであり、複数の紙搬送ローラを備えている。排紙ユニットは、定着装置通過後の転写紙Pを機外へ搬送するものであり、複数の紙搬送ローラや、転写紙Pを機外へ排紙するための排紙ローラなどを備えている。
また、画像形成装置においては、転写位置から定着位置まで、転写紙Pを搬送するための紙搬送ユニットも備えている。
上述したフィニッシャーユニットや給紙ユニットなどの紙搬送ユニットは、紙詰まりが発生したときに詰まった紙を容易に発見し取り除けるよう、装置本体から引き出せるように構成している。紙搬送ユニットを装置本体から引き出したとき、紙を搬送するための紙搬送ローラの回転軸と紙搬送ローラに駆動力を伝達するための駆動軸との連結が解除され、紙搬送ユニットを装置本体に押し入れたとき、紙搬送ローラの回転軸と駆動軸とが連結される。
このような構成を有しているので、部品精度や組み立て精度などによって駆動軸が回転軸に対して傾いていると、駆動軸と回転軸とを連結することができない場合がある。また、仮に、駆動軸と回転軸とを連結することができても、回転軸と駆動軸との間に偏角が生じ、紙搬送ローラに回転ムラが生じてしまう。紙搬送ローラに回転ムラが生じると、紙搬送ローラと他のユニットとの転写紙Pの相対的な搬送速度に変動が発生してしまい、スキューや撓みなどが生じ、転写性や定着性に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、フィニッシャーユニット、給紙ユニット、反転ユニット、排紙ユニットなどの紙搬送ユニットの転写紙Pを搬送する紙搬送ローラと駆動軸との連結に上述の等速ジョイントを用い、この連結によって紙搬送ユニットの装置本体に対するラジアル方向の位置決めを行うことで、紙搬送ローラを等速で回転させることができる。以下に、図16、図17を用いて、具体的に説明する。
図16は、紙搬送ユニット600の要部概略構成図であり、図17は、紙搬送ユニット600を装置本体に装着する様子を示す図である。
紙搬送ユニット600は、紙搬送ローラ602と、紙搬送ローラ602に圧接して搬送ニップを形成する不図示の従動搬送ローラとを備えている。紙搬送ローラ602および不図示の従動搬送ローラは、紙搬送ユニット600のケースの図示しない手前側側板と、奥側側板601とに回転自在に支持されている。奥側側板601には、紙搬送ユニット従基準ピン601aが設けられている。
装置本体には、駆動源たる紙搬送モータ616と、駆動伝達部610とを有している。駆動伝達部610は、アイドラギヤ611、第1プーリ612、第2プーリ614、駆動軸615、タイミングベルト613などで構成されている。紙搬送モータ616のモータ軸616aに、アイドラギヤ611が噛み合っており、このアイドラギヤ611と同軸上に第1プーリ612が取り付けられている。第2プーリ614は、駆動軸615に固定されており、第1プーリ612と第2プーリ614とにタイミングベルト613が巻回されている。
被駆動軸たる紙搬送ローラ602の回転軸602aは、奥側側板601を貫通しており、回転軸602aと駆動軸615とが、等速ジョイント70で連結されている。
図17に示すように、紙搬送ユニット600を装置本体に装着するときは、紙搬送ユニット従基準ピン601aを装置本体に設けられた図示しない従基準孔に挿入する。そして、さらに紙搬送ユニット600を装置本体へ挿入していくと、従基準ピン601aが不図示の従基準孔に案内されて、回転軸602aに取り付けられたメス側ジョイント71の環状空間内に駆動軸615に取り付けたオス側ジョイント72が挿入され、駆動軸615と回転軸602aとが連結する。このように、駆動軸615と回転軸602aとが連結することで、紙搬送ユニット600が装置本体に位置決めされて、装置本体に組みつけられる。
この紙搬送ユニット600の紙搬送ローラ602の回転軸602aと駆動軸615との連結に、上述した等速ジョイント70を用いることで、部品精度や組み立て精度のばらつきなどによって駆動軸615と回転軸602aとの間に偏角が生じていても、駆動軸615と回転軸602aとの連結を行うことができる。また、駆動軸615と回転軸602aとの間に偏角が生じていても、駆動軸615の回転を等速で回転軸602aに伝達することができ、紙搬送ローラ602を等速で回転させることができる。従って、部品精度や組み立て精度のばらつきなどがあっても、紙搬送ユニット600を装置本体に組み付けることができるとともに、安定した紙搬送を行うことができる。
なお、上述では、紙搬送ローラ602の回転軸602aに等速ジョイントのメス側ジョイント71を取り付けているが、図18に示すように、紙搬送ローラ602の回転軸602aには、紙搬送ローラギヤ602bを取り付けて、この紙搬送ローラギヤ602bと噛み合う不図示の紙搬送従動ギヤが固定され、奥側側板601に回転自在に取り付けられている不図示の従動軸にメス側ジョイントを取り付けて、間接的に駆動軸615と紙搬送ローラ602の回転軸602aとの連結をしてもよい。
また、本発明は、中間転写タンデム方式のカラー画像形成装置に限られない。
例えば、図19に示すように、直接転写タンデム方式のカラー画像形成装置にも適用できる。
図20は、直接転写タンデム方式カラー画像形成装置の転写ユニット40の記録体搬送体たる紙搬送ベルトを回転駆動させる駆動ローラ49の回転軸49aと駆動軸147との連結に、本発明の等速ジョイントを用いた例である。
図21は、直接転写タンデム方式カラー画像形成装置の転写ユニット40を装置本体に装着する様子を示す図である。
図20に示すように、K色の感光体を回転駆動させるためのK用感光体モータ81Kと、Y、M、C色の感光体を回転駆動させるカラー用感光体モータ81YMCとを装置本体に設けている。K用感光体モータ81Kのモータ軸には、ドラムギヤ181Kが噛み合っている。
カラー用感光体モータ81YMCのモータ軸には、Y色のドラムギヤ181Yが噛み合っており、Y色のドラムギヤ181YとC色のドラムギヤ181Cとの間には、第1アイドラギヤ182がこれらドラムギヤに噛み合うように配設されている。また、C色のドラムギヤ181CとM色のドラムギヤ181Mの間には、第2アイドラギヤ183がこれらドラムギヤに噛み合うように配設されている。
各ドラムギヤ181Y、C、M、Kは、駆動軸184Y、C、M、Kに固定されている。そして、各色の駆動軸184Y、C、M、Kと感光体2Y、C、M、Kの図示しない回転軸とが、図示しない等速ジョイントで連結されている。
カラー用感光体モータ81YMCを回転駆動させると、カラー用感光体モータ81YMCの駆動力がモータ軸を介してY色のドラムギヤ181Yに伝達される。また、Y色の感光体ドラム181Yの伝達された駆動力は、第1アイドラギヤ182を介してC色のドラムギヤ181Cに伝達され、C色のドラムギヤ181Cに伝達された駆動力は、第2アイドラギヤ183を介してM色のドラムギヤ181Mに伝達される。これにより、Y、M、C色の感光体2Y、M、Cがカラー用感光体モータ81YMCによって回転せしめられる。
紙搬送ベルト41を張架する駆動ローラ49および従動ローラ47の回転軸は、転写ユニット40のケースの図示しない手前側側板と、奥側側板141とに回転自在に支持されている。転写ユニット40の奥側側板141には、転写ユニット主基準ピン141bと、従基準ピン141aが設けられている。
装置本体には、駆動源たる転写モータ146と、駆動伝達部140とを有している。駆動伝達部140は、アイドラギヤ145、第1プーリ144、第2プーリ143、駆動軸147、タイミングベルト142などで構成されている。中転モータ146のモータ軸146aに、アイドラギヤ145が噛み合っており、このアイドラギヤ145と同軸上に第1プーリ144が取り付けられている。第2プーリ143は、駆動軸147に固定されており、第1プーリ144と第2プーリ143とにタイミングベルト85が巻回されている。
被駆動軸たる駆動ローラ49の回転軸49aは、奥側側板141から貫通しており、回転軸49aと駆動軸147とが、本発明の等速ジョイント70で連結されている。
図21に示すように、転写ユニット40を装置本体に装着するときは、転写ユニット主基準ピン141bを装置本体に設けられた図示しない主基準孔に挿入し、転写ユニット従基準ピン141aを装置本体に設けられた図示しない従基準孔に挿入することで、転写ユニット40を装置本体に対して位置決めする。このように転写ユニット40が装置本体に位置決めされた状態で、さらに転写ユニット40を装置本体へ挿入していくと、駆動ローラ49の回転軸49aと、駆動軸147とが等速ジョイントによって連結されて、転写ユニット40が装置本体に組みつけられる。
この転写ユニット40の駆動ローラ49の回転軸49aと駆動軸147との連結に、上述した等速ジョイント70を用いることで、駆動軸147と回転軸49aとの間に偏角が生じていても、駆動軸147の回転を等速で回転軸に伝達することができる。
また、図22に示すように、中間転写タンデム方式の電子写真式カラー画像形成装置における中間転写ベルト41に代えてドラム状の中間転写体141を用いたカラー画像形成装置にも本発明を適用することができる。さらに、図23に示すように、上述したような現像ユニット5を1つ備え、像担持体たる感光体2に画像を形成してその画像を転写ローラ50で転写して記録材に画像を記録する直接転写タイプのモノクロ画像形成装置にも、本発明を適用することができる。モノクロ画像形成装置に本発明を適用することで、現像ローラを等速で回転させることができ、モノクロ画像の濃度ムラを抑制することができる。
なお、上述の実施形態及び変形例では装置本体側に設けられる駆動源から被駆動軸への駆動伝達機構としてプーリとタイミングベルトを用いたものを説明したが、これに限定されることなく、例えば複数のギヤによる減速しながら駆動伝達するギヤ減速駆動方式や、減速機構なしで駆動源から直接駆動伝達を行なうダイレクト駆動方式を用いても問題ない。つまり、装置本体側に設けられる減速機構については特に限定されることなくどんな減速機構であっても構わない。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、現像ユニット5に設けられ現像ローラ5gに駆動力を伝達するための被駆動軸たるローラ軸5kと装置本体に設けられた駆動源たる駆動モータ81から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸91とを連結するための連結手段として、等速ジョイント70を用いる。これにより、駆動軸91とローラ軸5kとの間に偏角θが生じても、ボール73がメス型ジョイント71の内溝71fと外溝71eとの間の環状空間内を軸方向に摺動することで、ローラ軸5kを等速で回転させることができる。これにより、駆動軸91とローラ軸5kとの間に偏角θが生じないように取り付け精度や部品の精度を高めなくても、現像ローラ5gを等速で回転駆動させることができ、濃度ムラなどの異常画像を抑制することができる。よって、製造コスト、部品コストを抑えて、濃度ムラなどの異常画像を抑制することができる。また、等速ジョイント70を現像ユニット5の複数の回転体のうち最もトルクの大きい現像ローラ5gのローラ軸5kに取り付けるので、ユニット側の駆動伝達部に、大きなトルクがかかるのを抑制することができ、ユニット側の駆動伝達部の寿命を延ばすことができる。
また、本実施形態によれば、メス型ジョイント71とオス型ジョイント72とを摺動性のある樹脂で形成した。このように構成することで、グリースなどの潤滑剤を環状空間内に充填しなくても、メス型ジョイント71のトラック溝に沿ってボール73を、スムーズに摺動させることができる。これにより、金属材料で形成していた従来の構成に比べて動作音を小さくすることもできる。
また、ボール73を摺動性のある樹脂で形成しても、上述同様、グリースなどの潤滑剤を環状空間内に充填しなくても、メス型ジョイント71のトラック溝に沿ってボール73を、スムーズに摺動させることができる。もちろん、ボール73、メス型ジョイント71、オス型ジョイント72を摺動性のある樹脂で形成してもよい。
また、摺動性のある樹脂が射出成形可能な材料であるので、射出成形によってボール73、メス型ジョイント71、オス型ジョイント72を容易に成形することができる。
また、オス型ジョイント72よりも耐久寿命の短いメス型ジョイント71を被駆動軸に取り付ける。これにより、ユニットを装置本体から取り出すことで、メス型ジョイント71の交換を行うことができ、オス型ジョイント72を被駆動軸に取り付けた場合に比べて、メンテナンス性を上げることができる。
また、オス型ジョイント72のボール保持孔たる貫通穴72bの直径をボール73の直径よりも大きくし、抜け止め突起72d、72eでボール73が貫通穴72bから脱落するのを防止するよう構成されている。これにより、ボール73が貫通穴72bに対して径方向に移動可能となり、オス型ジョイント72の球体保持部72aをメス型ジョイント71に挿入するとき、ボール73がメス型ジョイント71の外輪部71bに突き当たったとき、ボール73が、軸中心方向へ移動する。その結果、ボール73の球体保持部72aからの突出量が減少し、球体保持部72aをメス型ジョイント71にスムーズに挿入することができ、ユニットを画像形成装置本体へ装着する際の装着性の向上を図れる。
また、外溝71eから内溝71fまでの距離Dを、ボール73の直径Bよりも長くなるように公差設定されているので、ボール73と外溝71eおよびボール73と内溝71fとの間に空隙ができる。これにより、ボールが溝間に軽圧入されるのを防止でき、ボール73の外溝71eおよび内溝71fに対する摺動抵抗が大きくなるのを確実に抑制することができる。よって、外溝71eおよび内溝71fの磨耗やクリープ現象を抑制することができ、メス型ジョイント71の寿命を延ばすことができる。また、ボール73が溝内をスムーズに摺動できるので、現像ローラ5gを確実に等速で回転させることができる。
また、装置本体に現像ユニット5の装置本体への装着をガイドするガイド部材たるガイドピン121を設け、現像ユニット5にガイドピンにガイドされる被ガイド部たるガイド穴18を設ける。これにより、現像ユニット5をメス型ジョイントとオス型ジョイントとが係合可能な位置に案内することができ、オス型ジョイントを容易にメス型ジョイントへ挿入することができる。よって、分離可能ユニットを画像形成装置本体へ装着する際の装着性の向上を図れる。
また、駆動源たる駆動モータの駆動力を駆動軸に伝達する伝達機構部90にクラッチたる電磁クラッチを設け、オス型ジョイントをメス型ジョイントに挿入するときに、電磁クラッチで、駆動モータと駆動軸との連結を切る。このように構成することで、オス型ジョイントをメス型ジョイントに挿入するときにおいて、駆動モータのトルクがかからずに駆動軸を回転させることができる。これにより、オス型ジョイントをメス型ジョイントに挿入するときにおいて、駆動軸が容易に回転する。従って、ボール73とトラック溝との位相がずれていた場合、オス型ジョイント71が容易に回転して、ボール73とトラック溝との位相が合わさる。よって、プロセスカートリッジ1の挿入抵抗の上昇を抑えて、ボール73をトラック溝へ案内することができる。
また、被駆動軸たるローラ軸に伝達された駆動力を搬送スクリュウへ伝達するための伝達機構を備え、伝達機構にクラッチを設けて、オス型ジョイントをメス型ジョイントに挿入するときに、クラッチで、ローラ軸と伝達機構との連結を切る。これにより、オス型ジョイントをメス型ジョイントに挿入するとき、回転体たる搬送スクリュウの慣性力がかからず、ローラ軸を回転させることができる。従って、ボール73とトラック溝との位相がずれていた場合、メス型ジョイント71が容易に回転して、ボール73とトラック溝との位相が合わさる。よって、現像ユニット5の挿入抵抗の上昇を抑えて、ボール73をトラック溝へ案内することができる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 プロセスユニットを示す拡大構成図。 現像ユニットを装置本体に装着したときの概略構成図。 現像ユニットの駆動伝達部を示す概略斜視図。 等速ジョイントの軸方向断面図。 図5のA−A断面図。 メス型ジョイントのカップ部を示す横断面図。 メス型ジョイントのカップ部を示す図。 オス型ジョイントの球体保持部を示す横断面図。 (a)は、プリンタ本体に現像ユニットを装着する前の等速ジョイントの周辺を示す概略構成図であり、(b)は、プリンタ本体に現像ユニットを装着したときの等速ジョイントの周辺を示す概略構成図。 後側板が傾いた状態における等速ジョイントの周辺を示す概略構成図。 転写ユニット付近の画像形成装置の概略構成図。 転写ユニットを装置本体に装着する様子を示す図。 2次転写ユニット付近の画像形成装置の概略構成図。 2次転写ユニットを装置本体に装着する様子を示す図。 紙搬送ユニットの要部概略構成図。 紙搬送ユニットを装置本体に装着する様子を示す図。 紙搬送ユニットの他の実施例を示す図。 直接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置を示す図。 直接転写タンデム方式カラー画像形成装置における転写ユニット付近の概略構成図。 転写ユニットを直接転写タンデム方式カラー画像形成装置に装着する様子を示す図。 中間転写ドラムを用いた中間転写方式のタンデム型カラー画像形成装置を示す図。 モノクロ画像形成装置を示す図。 従来の画像形成装置における現像装置を装置本体に装着する前の状態を示す概略構成図。 従来の画像形成装置における現像装置を装置本体に装着した状態を示す概略構成図。
符号の説明
1Y,C,M,K:プロセスカートリッジ
2Y,C,M,K:感光体
3:クリーニングユニット
4:帯電ユニット
5:現像ユニット
6:潤滑剤塗布ユニット
16:係合ピン
18:ガイド穴
20:光書込ユニット
40:中間転写ユニット
60:定着ユニット
70:等速ジョイント
71:メス型ジョイント
72:オス型ジョイント
73:ボール
80:駆動装置
81:駆動モータ
82:保持板
90:伝達機構部
91:駆動軸
92:原動ギヤ
93:電磁クラッチ
94:駆動ギヤ
120:後側板
121:ガイドピン
130:前側板
131:係合孔

Claims (5)

  1. 回転体を有し、装置本体に対して脱着可能なユニットと、
    前記ユニットに設けられ前記回転体に駆動力を伝達するための被駆動軸と装置本体に設けられた駆動源から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸とを連結するための連結手段とを備え、
    前記ユニットの装置本体への装着をガイドするガイド部材を装置本体に設け、前記ユニットに前記ガイド部材にガイドされる被ガイド部材を設け、
    前記連結手段で前記駆動軸と前記被駆動軸とを連結することで、前記ユニットの装置本体に対する位置決めを行う画像形成装置において、
    前記回転体が現像ローラ、中間転写ベルトの駆動ローラ、紙搬送ベルトの駆動ローラ、紙を搬送するローラ、2次転写ローラのうちの少なくともひとつであって、
    前記連結手段を、前記被駆動軸に取り付けられ、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成したメス型ジョイントと、前記駆動軸に取り付けられ、一部が前記メス型ジョイントの前記環状空間内に組み込まれ、前記メス型ジョイントに形成された前記トラック溝に沿って摺動するボールを保持するオス型ジョイントとを有し、
    前記メス型ジョイントと前記オス型ジョイントとを摺動性のある樹脂で形成し
    前記オス型ジョイントに、前記ボールの直径よりも大径のボール保持孔と、該ボール保持孔の内側面の外周側端部から突出して前記保持孔からの前記ボールの脱落を防止する抜け止め突起とを設け、
    前記トラック溝と該トラック溝に対向する面との距離が、前記ボールの直径よりも大きく公差設定され、
    前記オス型ジョイントを前記メス型ジョイントの環状空間に挿入して、前記オス型ジョイントが保持するボールを前記メス型ジョイントのトラック溝に係合させることで前記被駆動軸と前記駆動軸との連結を行う等速ジョイントとしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    前記ボールを摺動性のある樹脂で形成したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2の画像形成装置において、
    前記摺動性のある樹脂は、射出成形可能な合成樹脂であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至いずれかひとつの画像形成装置において、
    前記駆動源の駆動力を前記駆動軸に伝達する駆動伝達機構にクラッチを設け、オス型ジョイントが保持するボールを前記メス型ジョイントのトラック溝に係合させるとき、前記クラッチで、駆動源と駆動軸との連結を切ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至いずれかひとつの画像形成装置において、
    前記ユニットは、現像ローラ以外の回転体を有しており、前記被駆動軸に伝達された駆動力を各回転体へ伝達するためのユニット伝達機構にクラッチを設け、オス型ジョイントが保持するボールを前記メス型ジョイントのトラック溝に係合させるとき、前記クラッチで、前記被駆動軸とユニット伝達機構との連結を切ることを特徴とする画像形成装置。
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