JP2024049516A - 駆動伝達装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動カップリングや従動カップリングに肉抜きを施した場合であっても、駆動カップリングと従動カップリングとの嵌合不良を生じにくくする。【解決手段】画像形成装置本体100(装置本体)に対して着脱可能に設置された中間転写クリーニング装置20(着脱ユニット)に設置されて、所定方向に回転する従動カップリング26が設けられている。また、画像形成装置本体100に対する中間転写クリーニング装置20の回転軸方向の装着動作に連動して中間転写クリーニング装置20の従動カップリング26に嵌合して、従動カップリング26に駆動伝達する駆動カップリング36が、画像形成装置本体100に設置されている。そして、従動カップリング26と駆動カップリング36とのうち少なくとも一方は、回転軸方向とは異なる方向に肉抜きされた肉抜き部26a20が形成されている。【選択図】図5

Description

この発明は、画像形成装置本体などの装置本体に対して着脱可能に設置された中間転写クリーニング装置、プロセスカートリッジ、定着装置などの着脱ユニットを駆動する駆動伝達装置と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
従来から、画像形成装置において、画像形成装置本体(装置本体)に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジなどの着脱ユニットを駆動する駆動伝達装置が設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような駆動伝達装置は、着脱ユニットに設置された従動カップリングや、装置本体に設置されて着脱ユニットの装着動作に連動して従動カップリングに嵌合する駆動カップリング、などで構成されている。そして、装置本体の駆動モータの駆動力が駆動カップリングを介して従動カップリングに伝達されて、着脱ユニットが駆動されることになる。
一方、特許文献1等には、駆動カップリングや従動カップリングにおいて、相手方のカップリングに対向する爪部の対向面に、回転軸方向に肉抜きを施したものが開示されている。この肉抜きは、樹脂材料からなるカップリングを成型する上で、肉厚を均一化して寸法精度や強度を向上させるために施されるものである。
従来の技術は、駆動カップリングと従動カップリングとが嵌合するときに、駆動カップリングや従動カップリングに施した肉抜きが邪魔して、嵌合不良が生じてしまうことがあった。そして、そのような嵌合不良が生じることで、駆動カップリングと従動カップリングとの間で駆動伝達が正常におこなわれなくなってしまっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、駆動カップリングや従動カップリングに肉抜きを施した場合であっても、駆動カップリングと従動カップリングとの嵌合不良が生じにくい、駆動伝達装置、及び、画像形成装置、を提供することにある。
この発明における駆動伝達装置は、装置本体に対して着脱可能に設置された着脱ユニットに設置されて、所定方向に回転する従動カップリングと、前記装置本体に設置されるとともに、前記装置本体に対する前記着脱ユニットの回転軸方向の装着動作に連動して前記着脱ユニットの前記従動カップリングに嵌合して、前記従動カップリングに駆動伝達する駆動カップリングと、を備え、前記従動カップリングと前記駆動カップリングとのうち少なくとも一方は、前記回転軸方向とは異なる方向に肉抜きされた肉抜き部が形成されたものである。
本発明によれば、駆動カップリングや従動カップリングに肉抜きを施した場合であっても、駆動カップリングと従動カップリングとの嵌合不良が生じにくい、駆動伝達装置、及び、画像形成装置、を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す構成図である。 中間転写クリーニング装置を示す構成図である。 (A)中間転写クリーニング装置が駆動伝達装置に装着される直前の状態を示す図と、(B)中間転写クリーニング装置が駆動伝達装置に装着された後の状態を示す図と、である。 駆動カップリングに従動カップリングが嵌合する直前の状態を示す斜視図である。 従動カップリングを示す側面図である。 図6における従動カップリングにおける、(A)A視方向の正面図と、(B)B-B断面を示す断面図と、である。 比較例としての、(A)従動カップリングを示す斜視図と、(B)その対向面を示す正面図と、である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1及び図2にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はその作像部の一部を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の中央には、中間転写ベルト装置15が設置されている。また、中間転写ベルト装置15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kが並設されている。これらのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kは、画像形成装置本体100に対して着脱可能(交換可能)に設置されている。
図2を参照して、イエローに対応したプロセスカートリッジ6Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Y(ドラム)の周囲に配設された帯電装置4Y、現像装置5Y、クリーニング装置2Y、潤滑剤供給装置3、除電装置(不図示)と、で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、除電工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Yの表面にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つのプロセスカートリッジ6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応したプロセスカートリッジ6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つのプロセスカートリッジ6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応したプロセスカートリッジ6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、駆動モータによって反時計方向に回転駆動される。一方、帯電装置4Yには、電源によって帯電バイアスが印加されている。これにより、帯電装置4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での幅方向(図1、図2の紙面垂直方向であって、主走査方向である。)の露光走査によってイエローに対応した静電潜像(露光電位)が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像が中間転写ベルト8の表面に1次転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残留する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング装置2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残留した未転写トナーがクリーニングブレード2aによってクリーニング装置2Y内に回収される(クリーニング工程である。)。
ここで、クリーニング装置2Yの内部には、潤滑剤供給ローラ3a、固形潤滑剤3b、圧縮スプリング3cなどからなる潤滑剤供給装置3(感光体用潤滑剤供給装置)が内設されている。そして、図2の時計方向に回転する潤滑剤供給ローラ3aによって、固形潤滑剤3bから潤滑剤が少量ずつ削られて、潤滑剤供給ローラ3aによって感光体ドラム1Yの表面に潤滑剤が供給されることになる。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、除電装置(不図示)との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他のプロセスカートリッジ6M、6C、6Kでも、イエローのプロセスカートリッジ6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の上方に配設された露光装置7から、画像情報に基づいたレーザ光Lが、各プロセスカートリッジ6M、6C、6Kの感光体ドラム1M、1C、1K上に向けて照射される。
その後、各現像装置5M、5C、5Kによる現像工程を経て各感光体ドラム1M、1C、1K上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写体としての中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、モータ(不図示)による駆動ローラの回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写ローラ(図2の1次転写ローラ9Yを参照)は、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写ローラ(9Y)に、トナーの極性とは逆の極性の転写電圧(1次転写バイアス)が印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8の表面に重ねて1次転写される(1次転写工程である。)。
その後、各色のトナー像が重ねて1次転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ40との対向位置に達する。この位置では、2次転写対向ローラ19が、2次転写ローラ74との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に2次転写される(2次転写工程である。)。このとき、中間転写ベルト8には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残留する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング装置20(着脱ユニット)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8の表面に付着した未転写トナーなどの付着物が除去される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
なお、本実施の形態において、中間転写クリーニング装置20は、装置本体としての画像形成装置本体100に対して着脱可能な着脱ユニットであるが、これについては後で詳しく説明する。
ここで、図1を参照して、2次転写ニップの位置に搬送されるシートPは、画像形成装置本体100の下方に配設された給紙装置41から、給紙ローラ42やレジストローラ対43等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給紙装置41には、用紙などのシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ42が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPが搬送経路を経由してレジストローラ対43のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対43(タイミングローラ対)に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ対43のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対43が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写(2次転写)される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、搬送ベルト50によって定着装置60の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシートP上に定着される(定着工程である。)。
その後、シートPは、搬送経路を経由して、排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成動作(印刷)が完了する。
次に、図2にて、プロセスカートリッジ6Yにおける現像装置5Yの構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Yと、現像剤収容部内に配設された2つの搬送スクリュ55Yと、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Yと、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤G中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。具体的に、現像装置5Yに設置されたトナー濃度センサによってトナー濃度が低い状態が検知されたときには、トナー濃度が所定の範囲内になるように、トナー容器58から現像装置5Y内に新品トナーが補給される。
その後、トナー容器58から現像剤収容部内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、隔絶された2つの現像剤収容部を循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部の上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。なお、現像領域に形成される電界は、電源によって現像ローラ51Yに印加される現像バイアスと、感光体ドラム1Y上の露光電位と、の電位差によって形成されるものである。
なお、トナー容器58は、プロセスカートリッジ6Y(画像形成装置100)に対して着脱可能(交換可能)に設置されている。そして、トナー容器58は、その内部に収容された新品のトナーが空になると、現像装置5Y(画像形成装置100)から取り外されて新品のものに交換されることになる。
以下、図3を用いて、本実施の形態における着脱ユニットとしての中間転写クリーニング装置20について説明する。
中間転写クリーニング装置20は、装置本体としての画像形成装置本体100に対して着脱可能な着脱ユニットとして機能している。具体的に、ユーザーやサービスマンなどの作業者は、稼働停止した状態の画像形成装置本体100の開閉カバーを開放して中間転写クリーニング装置20を露呈させて、その後に中間転写クリーニング装置20を装着方向(図1、図3の紙面垂直方向であって、図4の左右方向である。)の手前側に引出して、中間転写クリーニング装置20のメンテナンスや交換などをおこなうことになる。
図3に示すように、中間転写クリーニング装置20は、クリーニングブレード23、クリーニングローラ21、搬送スクリュ22、等で構成されている。
クリーニングブレード23は、ウレタンゴム等の弾性材料で形成された略板状部材であって、中間転写ベルト8を介して対向ローラ18に所定の当接圧及び当接角で当接している。
クリーニングローラ21は、芯金上にブラシ毛が巻装されたブラシ状ローラであって、中間転写ベルト8に当接している。クリーニングローラ21は、図3の時計方向に回転する。
搬送スクリュ22は、軸部上に螺旋状にスクリュ部が巻装されたものであって、中間転写クリーニング装置20内に設置されている。そして、搬送スクリュ22は、所定方向に回転することで、装置内に回収されたトナーを回転軸方向(図3の紙面垂直方向である。)に搬送する。
そして、クリーニングブレード23やクリーニングローラ21によって、中間転写ベルト8上の未転写トナーが掻き取られて、掻き取られたトナーが中間転写クリーニング装置20内に回収されることになる。
そして、中間転写クリーニング装置20内に回収された未転写トナーは、搬送スクリュ22によって回転軸方向に搬送されて、廃トナーとして装置外に排出される。その後、装置外に排出されたに廃トナーは、不図示の廃トナー搬送経路を経由して廃トナー回収容器(不図示)の内部に回収されることになる。
なお、中間転写クリーニング装置20(クリーニングローラ21、搬送スクリュ22)は、駆動伝達装置10によって駆動されるが、これについては後で図4等を用いて詳しく説明する。
以下、本実施の形態における画像形成装置100において特徴的な、駆動伝達装置10について詳述する。
図4を参照して、駆動伝達装置10は、装置本体としての画像形成装置本体100に対して着脱可能に設置された着脱ユニットとしての中間転写クリーニング装置20(中間転写クリーニングユニット)を駆動するためのものであって、駆動カップリング36や従動カップリング26が設けられている。
駆動カップリング36は、画像形成装置本体100(装置本体)の本体駆動ユニット30に設置されている。駆動カップリング36は、画像形成装置本体100(装置本体)に対する中間転写クリーニング装置20(着脱ユニット)の回転軸方向の装着動作に連動して中間転写クリーニング装置20(着脱ユニット)の従動カップリング26に嵌合して、従動カップリング26に駆動伝達するものである。
従動カップリング26は、中間転写クリーニング装置20(画像形成装置本体100に対して着脱可能に設置された着脱ユニットである。)に設置されている。従動カップリング26は、駆動カップリング36から駆動伝達されて所定方向に回転することになる。
詳しくは、図4に示すように、本体駆動ユニット30は、駆動モータ31、駆動ギア32、ギア33、回転軸35、駆動カップリング36、付勢部材としての圧縮スプリング38、軸受34、39などで構成されている。
駆動モータ31は、画像形成装置本体100の本体側板に固定設置されていて、そのモータ軸部には駆動ギア32(回転軸35のギア33に噛合している。)が設置されている。
回転軸35は、画像形成装置本体100の本体側板(及び、ブラケット)に対して、2つの軸受34、39を介して回転可能に支持されている。回転軸35には、回転軸35とともに回転可能なギア33、駆動カップリング36などが設置されている。そして、駆動モータ31の回転力(駆動力)が駆動ギア32からギア33に伝達されて、回転軸35が駆動カップリング36とともに所定方向に回転することになる。
図4を参照して、着脱ユニットとしての中間転写クリーニング装置20は、画像形成装置本体100(装置本体)に対して着脱可能に構成されている。
具体的に、中間転写クリーニング装置20は、メンテナンス時や交換時などに、不図示のスライドレールに沿って、画像形成装置本体100から図4(A)中の矢印方向の逆方向に引出される(図4(B)の状態から図4(A)の状態への移動である。)。このとき、中間転写クリーニング装置20の従動カップリング26は、画像形成装置本体100の駆動カップリング36に対して嵌合解除されることになる。
そして、その中間転写クリーニング装置20は、作業者による作業が終了した後に、不図示のスライドレールに沿って、画像形成装置本体100に対して図4(A)、図5中の矢印方向に押し込まれる(図4(A)、図5の状態から図4(B)の状態への移動である。)。これにより、中間転写クリーニング装置20の筐体に設置された位置決めピン(不図示)が、画像形成装置本体100の本体側板に形成された位置決め穴(不図示)に嵌合して、画像形成装置本体100に対する中間転写クリーニング装置20の位置が定められることになる。さらに、図4(B)に示すように、中間転写クリーニング装置20に設置された従動カップリング26が、画像形成装置本体100の本体駆動ユニット30の駆動カップリング36に嵌合して、本体駆動ユニット30(駆動モータ31)による中間転写クリーニング装置20の駆動が可能な状態になる。
なお、中間転写クリーニング装置20(着脱ユニット)は、その筐体に回転可能に保持された回転軸29に、従動カップリング26、第1ギア27、第2ギア24などが回転軸29とともに回転可能に設置されている。また、中間転写クリーニング装置20の筐体には、クリーニングローラ21や搬送スクリュ22も回転可能に保持されている。そして、第1ギア27は、クリーニングローラ21の軸部に設置された従動ギア28が噛合して、第2ギア24は、搬送スクリュ22の軸部に設置された従動ギア25が噛合している。このような構成により、本体駆動ユニット30による中間転写クリーニング装置20の駆動(クリーニングローラ21、搬送スクリュ22の回転駆動である。)が可能になる。
さらに具体的に、駆動カップリング36は、先に図4を用いて説明したように、画像形成装置本体100(装置本体)に対する中間転写クリーニング装置20(着脱ユニット)の着脱動作に連動して、中間転写クリーニング装置20の従動カップリング26に対して接離(嵌合・嵌合解除)するものである。なお、駆動カップリング36が従動カップリング26に正常に嵌合しているとき、図5を参照して、駆動カップリング36の2つの爪部36a(図5参照)が、従動カップリング26の2つの爪部26a10(図5参照)にそれぞれ嵌合することになる。そして、駆動カップリング36の爪部36aから、従動カップリング26の2つの爪部26a10(駆動伝達面26a1)にそれぞれ回転力(駆動力)が伝達されることになる。
ここで、図4等を参照して、駆動カップリング36は、回転軸35に対して回転軸方向(図4の左右方向である。)に相対的に移動可能に設置されている。そして、駆動カップリング36は、回転軸35に巻装された圧縮スプリング38によって相手方のカップリング(従動カップリング26)に向けて付勢されている。
詳しくは、圧縮スプリング38は、軸方向一端側(図4の右側である。)が軸受34(駆動カップリング36から遠ざかる側に位置している。)に接触して、軸方向他端側(図4の左側である。)が駆動カップリング36に接触している。また、回転軸35には、圧縮スプリング38による付勢によって駆動カップリング36が無制限に付勢方向に移動しないように制限する止め輪(不図示)が設置されている。
このように構成することで、従動カップリング26(中間転写クリーニング装置20)が駆動カップリング36(画像形成装置本体100)に装着されるときに、互いの爪部26a10、36aの回転方向の位置が合わずに、互いの爪部26a10、36a同志の端面がぶつかってしまっても、圧縮スプリング38の付勢力に抗するように駆動カップリング36が装着方向奥側に移動する。そして、駆動モータ31による駆動カップリング36の回転駆動が開始されると、やがて従動カップリング26と駆動カップリング36との互いの爪部26a10、36aの回転方向の位置が合致して、従動カップリング26と駆動カップリング36とが嵌合することになる。そのため、従動カップリング26と駆動カップリング36との嵌合不良が軽減されることになる。
ここで、図5~図7を参照して、本実施の形態における駆動伝達装置10は、従動カップリング26と駆動カップリング36とのうち少なくとも一方に、回転軸方向(図5の矢印方向であって、図6の左右方向である。)とは異なる方向に肉抜きされた肉抜き部26a20が形成されている。
詳しくは、従動カップリング26と駆動カップリング36とは、いずれも、回転軸方向に肉抜きされた肉抜き部は形成されていない。そして、従動カップリング26と駆動カップリング36とのうち少なくとも一方は、その外周面において肉抜き部26a20(回転軸方向に対して交差する方向に肉抜きされたものである。)が形成されている。
具体的に、本実施の形態において、駆動カップリング36は、肉抜きを不要とする金属材料で形成されていて、肉抜き部は形成されていない。
これに対して、従動カップリング26は、金型を用いた成型を要する樹脂材料で形成されている。そして、従動カップリング26(カップリング主部26a)は、その対向面26a3(駆動カップリング36に対向する端面である。)ではなくて、外周面26a2に肉抜き部26a20が形成されている。
図5~図7に示すように、従動カップリング26には、爪部26a10が形成されていてカップリングとして機能するカップリング主部26aの他に、カップリング主部26aよりも小径な小径部26bが形成されている。
小径部26bには断面がD状の穴部が形成されていて、その穴部に回転軸29の先端部(Dカットが施されている。)が挿入された状態で、平面部26b1に形成された貫通穴を介して回転軸29の雌ネジ部にネジ90が螺合されている。これにより、従動カップリング26は、回転軸29とともに回転することになる。
カップリング主部26aには、駆動カップリング36の2つ爪部36aにそれぞれ嵌合する2つの爪部26a10が形成されている。2つ爪部26a10は、回転方向に180度ずれるように形成されている。爪部26a10には、回転方向に対して略直交するように起立する駆動伝達面26a1が設けられている。そして、この駆動伝達面26a1が、駆動カップリング36の爪部36aの駆動伝達面に接触して、駆動カップリング36が回転することで、回転駆動力が伝達されることになる。
そして、従動カップリング26は、カップリング主部26aの対向面26a3ではなくて、カップリング主部26aの外周面26a2に肉抜き部26a20が形成されている。
なお、この「肉抜け部26a20」は、樹脂材料からなる従動カップリング26を成型する上で、肉厚を均一化して寸法精度や強度を向上させるために施されるものである。肉抜け部26a20を設けることで、成型時において、いわゆる「ヒケ」も生じにくくなる。
肉抜け部は、肉抜き方向(深さ方向であって、金型が分割される方向である。)に凹状に形成されることになる。
このように、本実施の形態における従動カップリング26の肉抜き部26a20は、図8に比較例として示す従動カップリング126(カップリング主部126a)の肉抜き部126a30ように回転軸方向に肉抜きされたものではなく、回転軸方向とは異なる方向に肉抜きされたものである。
そのため、図8に比較例として示す従動カップリング126が駆動カップリング36に嵌合するときのように、従動カップリング126の対向面126a3に施した肉抜き126a30が邪魔することによる嵌合不良が生じにくくなる。すなわち、本実施の形態における従動カップリング26は、対向面26a3に肉抜き部が形成されていないため、駆動カップリング36に嵌合するときに、従動カップリング26の肉抜き26a20に邪魔されず(干渉せず)、良好に嵌合することになる。そのため、駆動カップリング36と従動カップリング26との間で駆動伝達が正常におこなわれることになる(駆動不良を防止することができる)。さらに、駆動カップリング36と従動カップリング26との嵌合不良による破損なども防止することができる。
ここで、先に説明したように、従動カップリング26と駆動カップリング36とは、いずれも、相手方のカップリングとの駆動伝達を可能にする爪部26a10、36aが設けられている。
そして、本実施の形態では、爪部26a10、36aは、相手方のカップリングに対向する対向面に、凹凸が形成されていない。すなわち、従動カップリング26の爪部26a10は、その対向面26a3に凹凸が形成されていない(ほぼ平らな平面である。)。また、駆動カップリング36の爪部36aも、その対向面に凹凸が形成されていない(ほぼ平らな平面である。)。
このように構成することで、従動カップリング26や駆動カップリング36の爪部26a10、36aの対向面に形成された凹凸が、相手方のカップリングとの嵌合時に干渉してしまうような不具合が抑止される。すなわち、従動カップリング26と駆動カップリング36とが良好に嵌合することになる。
また、図7(B)を参照して、本実施の形態において、肉抜き部26a20は、回転軸方向に直交する断面(図6におけるB-B断面である。)でみたときに、従動カップリング26と駆動カップリング36との駆動伝達がおこなわれる駆動伝達面26a1に対して、肉抜き方向(凹部の深さ方向である。)が90±10度になるように形成されている。
換言すると、上述した断面でみたときに、肉抜き部26a20(凹部)の側面(図7(B)において水平方向に延びる壁面である。)と、駆動伝達面26a1と、の角度が90±10度になるように形成されている。
本願発明者が、肉抜き部26a20にかかる最大応力についてシミュレーションをおこなった結果、駆動伝達面26a1に対して肉抜き方向を垂直方向(90度)に設定することで、駆動伝達面26a1に対して肉抜き方向を水平方向(0度)に設定する場合に比べて、最大応力を2/3に抑えることができることを知得した。
したがって、上述したように構成することで、従動カップリング26の機械的強度を向上させることができる。なお、上述した90度を中心に設けられた±10度の範囲は、製造上の余裕度に相当するものである。
また、本実施の形態において、従動カップリング26(カップリング主部26a)における駆動伝達面26a1は、回転軸(図7の円中心であって、図6の一点鎖線で示す部分ある。)を中心にして放射状に複数形成されている。
具体的には、2つの駆動伝達面26a1が回転軸を挟んで点対称になるように形成されている。
このように構成することで、回転軸を中心にして、従動カップリング26の2つの駆動伝達面26a1に、駆動カップリング36の2つの爪部36a(駆動伝達面)からバランスよく駆動が伝達されることになる。したがって、従動カップリング26がスムーズに回転することになる。
以上説明したように、本実施の形態における駆動伝達装置10は、画像形成装置本体100(装置本体)に対して着脱可能に設置された中間転写クリーニング装置20(着脱ユニット)に設置されて、所定方向に回転する従動カップリング26が設けられている。また、画像形成装置本体100に対する中間転写クリーニング装置20の回転軸方向の装着動作に連動して中間転写クリーニング装置20の従動カップリング26に嵌合して、従動カップリング26に駆動伝達する駆動カップリング36が、画像形成装置本体100に設置されている。そして、従動カップリング26と駆動カップリング36とのうち少なくとも一方は、回転軸方向とは異なる方向に肉抜きされた肉抜き部26a20が形成されている。
これにより、駆動カップリング36や従動カップリング26に肉抜きを施した場合であっても、駆動カップリング36と従動カップリング26との嵌合不良が生じにくくなる。
なお、本実施の形態では、本発明が適用される着脱ユニットとして中間転写クリーニング装置20を用いたが、本発明が適用される着脱ユニットはこれに限定されず、例えば、着脱ユニットとしてのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K(図1、図2参照)を駆動する駆動伝達装置や、定着装置60を駆動する駆動伝達装置、などに対しても本発明を当然に適用することができる。
また、本実施の形態では、本発明が適用される装置本体として画像形成装置本体100を用いたが、本発明が適用される装置本体はこれに限定されず、画像形成装置とは異なる機器(例えば、インクジェットプリンタ、家電、自動車、産業ロボットなどである。)の装置本体に設置された駆動伝達装置に対しても本発明を当然に適用することができる。
また、本実施の形態では、カップリング26、36に2つの爪部36a、26a10を放射状に形成したが、爪部の数や形状はこれに限定されることなく、例えば、3つ以上の爪部を形成することもできる。
また、本実施の形態では、従動カップリング26と駆動カップリング36とのうち、従動カップリング26のみに本発明を適用したが、駆動カップリング36のみに本発明を適用することもできるし、従動カップリング26と駆動カップリング36との双方に本発明を適用することもできる。
また、本実施の形態では、従動カップリング26と駆動カップリング36とのうち、駆動カップリング36のみを回転軸35に対して回転軸方向に相対的に移動可能に設置して、その回転軸35に巻装された圧縮スプリング38によって相手方のカップリングに向けて付勢されるように構成した。これに対して、従動カップリング26のみを回転軸29に対して回転軸方向に相対的に移動可能に設置して、その回転軸29に巻装された圧縮スプリングによって相手方のカップリングに向けて付勢されるように構成することもできる。さらには、それらの構成を、従動カップリング26と駆動カップリング36との双方に反映することもできる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
10 駆動伝達装置、
20 中間転写クリーニング装置(着脱ユニット)、
21 クリーニングローラ、
22 搬送スクリュ、
23 クリーニングブレード、
26 従動カップリング、
26a カップリング主部、
26a1 駆動伝達面、
26a2 外周面、
26a3 対向面、
26a10 爪部、
26a20 肉抜き部、
26b 小径部、
29 回転軸、
30 本体駆動ユニット、
31 駆動モータ、
35 回転軸、
36 駆動カップリング、
38 圧縮スプリング(付勢部材)、
100 画像形成装置(画像形成装置本体、装置本体)。
なお、本発明における態様は、例えば、以下の通り付記1~7の組み合わせとすることもできる。
(付記1)
装置本体に対して着脱可能に設置された着脱ユニットに設置されて、所定方向に回転する従動カップリングと、
前記装置本体に設置されるとともに、前記装置本体に対する前記着脱ユニットの回転軸方向の装着動作に連動して前記着脱ユニットの前記従動カップリングに嵌合して、前記従動カップリングに駆動伝達する駆動カップリングと、
を備え、
前記従動カップリングと前記駆動カップリングとのうち少なくとも一方は、前記回転軸方向とは異なる方向に肉抜きされた肉抜き部が形成されたことを特徴とする駆動伝達装置。
(付記2)
前記従動カップリングと前記駆動カップリングとは、いずれも、前記回転軸方向に肉抜きされた肉抜き部が形成されておらず、
前記従動カップリングと前記駆動カップリングとのうち少なくとも一方は、その外周面において前記回転軸方向に対して交差する方向に肉抜きされた前記肉抜き部が形成されたことを特徴とする付記1に記載の駆動伝達装置。
(付記3)
前記肉抜き部は、前記回転軸方向に直交する断面でみたときに、前記従動カップリングと前記駆動カップリングとの駆動伝達がおこなわれる駆動伝達面に対して、肉抜き方向が90±10度になるように形成されたことを特徴とする付記1又は付記2に記載の駆動伝達装置。
(付記4)
前記駆動伝達面は、回転軸を中心にして放射状に複数形成されたことを特徴とする付記3に記載の駆動伝達装置。
(付記5)
前記従動カップリングと前記駆動カップリングとは、いずれも、相手方のカップリングとの駆動伝達を可能にする爪部を具備し、
前記爪部は、前記相手方のカップリングに対向する対向面に、凹凸が形成されていないことを特徴とする付記1~付記4のいずれかに記載の駆動伝達装置。
(付記6)
前記従動カップリングと前記駆動カップリングとのうち少なくとも一方は、回転軸に対して回転軸方向に相対的に移動可能に設置されて、前記回転軸に巻装された圧縮スプリングによって相手方のカップリングに向けて付勢されることを特徴とする付記1~付記5のいずれかに記載の駆動伝達装置。
(付記7)
前記装置本体としての画像形成装置本体に対して前記着脱ユニットが着脱可能に設置される画像形成装置であって、
付記1~付記6のいずれかに記載の駆動伝達装置が設置されたことを特徴とする画像形成装置。
特開2017-107066号公報

Claims (7)

  1. 装置本体に対して着脱可能に設置された着脱ユニットに設置されて、所定方向に回転する従動カップリングと、
    前記装置本体に設置されるとともに、前記装置本体に対する前記着脱ユニットの回転軸方向の装着動作に連動して前記着脱ユニットの前記従動カップリングに嵌合して、前記従動カップリングに駆動伝達する駆動カップリングと、
    を備え、
    前記従動カップリングと前記駆動カップリングとのうち少なくとも一方は、前記回転軸方向とは異なる方向に肉抜きされた肉抜き部が形成されたことを特徴とする駆動伝達装置。
  2. 前記従動カップリングと前記駆動カップリングとは、いずれも、前記回転軸方向に肉抜きされた肉抜き部が形成されておらず、
    前記従動カップリングと前記駆動カップリングとのうち少なくとも一方は、その外周面において前記回転軸方向に対して交差する方向に肉抜きされた前記肉抜き部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達装置。
  3. 前記肉抜き部は、前記回転軸方向に直交する断面でみたときに、前記従動カップリングと前記駆動カップリングとの駆動伝達がおこなわれる駆動伝達面に対して、肉抜き方向が90±10度になるように形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動伝達装置。
  4. 前記駆動伝達面は、回転軸を中心にして放射状に複数形成されたことを特徴とする請求項3に記載の駆動伝達装置。
  5. 前記従動カップリングと前記駆動カップリングとは、いずれも、相手方のカップリングとの駆動伝達を可能にする爪部を具備し、
    前記爪部は、前記相手方のカップリングに対向する対向面に、凹凸が形成されていないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動伝達装置。
  6. 前記従動カップリングと前記駆動カップリングとのうち少なくとも一方は、回転軸に対して回転軸方向に相対的に移動可能に設置されて、前記回転軸に巻装された圧縮スプリングによって相手方のカップリングに向けて付勢されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動伝達装置。
  7. 前記装置本体としての画像形成装置本体に対して前記着脱ユニットが着脱可能に設置される画像形成装置であって、
    請求項1又は請求項2に記載の駆動伝達装置が設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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