JP2008032902A - 封印シール - Google Patents

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栄泰 片
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Abstract

【課題】本発明は、シールの接着面に溶剤によって溶けて変形するインク層を設けることによって不正を見破ることができる封印シールを提供することを目的とするものである
【解決手段】本発明に係る封印シール1は、透明状の基材シート2と、前記基材シート2の片面に塗布される接着材4と、前記接着材4上に施される文字あるいは図柄形状の有機顔料5を備えた構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、封印シールに関する。詳しくはパチンコ、あるいはスロットなどの遊技機の制御装置の封印に使用される封印シールに係るものである。
パチンコ、あるいはスロットなどの遊技機においては、例えばパチンコでは大当たりの判定を行ったり大入賞装置の開閉を制御したり、あるいはスロットではスロットルの当たりの頻度を制御するための遊技制御装置が設けられている。この遊技制御装置はマイクロコンピューターであり、その制御はROMに格納されているプログラムに従っている。
そこで前記ROMは不審者によって有利な制御となるようにプログラムを改変できないように鍵付きの収納ケースにより容易にROMの交換を行えないようにする。あるいは開閉口に封印シールを貼ることにより、不正者の侵入を確認する手段が取られている。
この封印シールの例としては、透明な封印シールの粘着面側にシルバー等の印刷層を設け、その印刷層中では例えば「開封済み」の文字部分と他の部分とで、封印シール本体側への接着強度を異ならせたものがある。この封印シールを収納ケースに貼り付けた後に剥がすと、「開封済み」の文字部分が収納ケース側に残留し、封印シールにはその文字部分が抜け落ちた跡が「開封済み」の文字として現れるために、たとえ張り直しても元の封印シールに戻ることができず、不正行為があったことを外観上で確認することができる。
特開平11−43167号公報
しかしながら前記封印シールは、透明のポリエチレンフィルム上に店舗独自の印刷を施し、その上に接着剤を塗布したものが多く、例えばベンジンやエタノールなどの溶液を収納ケース面と封印シールとの間に少しずつ流し込みながらドライヤーなどにより熱風を与え、接着剤を溶かして封印シールを剥がし、不正をしたROMに交換した後に、剥がした封印シールを再び接着することで、外観では不正が行われたことを見破ることができず、封印シールとしての役割を十分に果たすことができない問題があった。
本発明では、以上の点に鑑みて創案されたものであって、シールの接着面に溶剤によって溶けて変形するインク層を設けることによって不正を見破ることができる封印シールを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る封印シールは、透明状の基材シートと、前記基材シートの片面に塗布される接着材と、前記接着材上に施される文字あるいは図柄形状の有機顔料を備えた構成とする。
ここで、封印シールの基材シートと、収納ケースとの接触面との間にベンジンやエタノールなどの溶剤が流し込まれた場合に、接着材上に施される文字あるいは図柄形状の有機顔料が溶け出して、その文字、あるいは模様が崩れることにより不正を確認することができる。
本発明の封印シールでは、一般的に入手し易い溶剤に濡れるとコバルトなどの有機顔料によって描かれた文字、あるいは模様が溶け出してその形態を留めないこととなり、溶剤を使用して剥がそうとする不正行為を簡単に見破ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1に、本発明に適用した封印シールの一例を示すための斜視図、図2は図1における裏面図、図3は、図2における断面図を示す。
ここで示す封印シール1は、長方形でポリエチレンなどの透明状の合成樹脂素材より形成されるシート基材2の表面には「検査済」の文字やメーカー名(○○株式会社)などの文字3がインクによって印刷されている。
次に、前記シート基材2の裏面には、例えばアクリル酸樹脂よりなる接着材4が全面に塗布されている。この接着材4は透明状であるために前記文字3等の識別を阻害するものではない。
そこで、前記シート基材2の裏面の各辺に沿って一定幅の有機顔料5を接着材4に含浸させるものであり、この有機顔料5は油性、あるいは水性の溶剤によって溶け出す、例えばコバルト金属粉を用いた青色顔料等を使用する。
そして前記シート基材2の裏面に設けられる接着材4および有機顔料5上面には、アクリル樹脂が塗布された剥離紙6が貼着される。
したがって、図4に示すように被対象物である収納ケース6面に前記封印シール1を貼り付ける場合には、まず、シート基材2裏面に貼着される剥離紙6を剥がして前記収納ケース6面にシート基材2の裏面を貼り付ける。
この時点では「検査済」の文字が識別できることになる。そこで夜間などのパチンコホールへの侵入者が、ベンジンやエタノールなどの溶剤とヘラを使用して、まず、ヘラによってシート基材2と前記収納ケース6面との間に小さな隙間を設けて、その隙間より溶剤を流し込みながらシート基材2を剥がす際に、前記有機顔料5が溶け出して変形することにより、封印シール1の再使用ができなくなり、不正を見破ることが可能となる。
また、図5に示すように、前記シート基材2の裏面に接着材4を塗布し、その接着材4表面に有機顔料5によって特殊な模様や文字を描くことにより、溶剤を使用した場合には、有機顔料5が溶剤によって溶け出すことにより、模様や文字が変形し、封印シール1の再使用ができなくなる。
このように本発明の封印シールにおいては、従来例とした詳述したように、その印刷層中では例えば「開封済み」の文字部分と他の部分とで、封印シール本体側への接着強度を異ならせる構成とした封印シール1のシート基材2の裏面の接着材4表面に有機顔料5によって特殊な模様や文字を描くことにより、この封印シールを収納ケースに貼り付けた後に剥がすと、「開封済み」の文字部分が収納ケース側に残留し、封印シールにはその文字部分が抜け落ちた跡が「開封済み」の文字として現れるために、たとえ張り直しても元の封印シールに戻ることができず、また、溶剤を使用した場合には、有機顔料5が溶剤によって溶け出すことにより、模様や文字が変形し、封印シール1の再使用ができなくなり、封印シールを貼り替えることが不可能となる。
なお、本実施例で詳述する有機顔料は必ずしもコバルト金属粉を使用したコバルト(青色系)である必要性はなく、油性、あるいは水性の溶剤によって溶け出し、接着材に含浸する、あるいは接着材と混ぜ合わせたものであれば、赤色や緑色などどのような色であっても構わない。
また、シート基材の材質としてはポリエチレン樹脂の外に、アセテート樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの透明もしくは半透明のフィルムが使用され、その厚さは、25μm〜100μmの範囲が好適である。
本発明に適用した封印シールの一例を示すための斜視図である。 図1における裏面図である。 図2における断面説明図である。 本発明に適用した封印シールの使用状態を示す説明図である。 本発明に適用した封印シールの他の例を示すための説明図である。
符号の説明
1 封印シール
2 シート基材
3 文字
4 接着材
5 有機顔料
6 収納ケース

Claims (2)

  1. 透明状の基材シートと、
    前記基材シートの片面に塗布される接着材と、
    前記接着材上に施される文字あるいは図柄形状の有機顔料を備える
    ことを特徴とする封印シール。
  2. 前記有機顔料が油性、あるいは水性の溶剤によって溶ける
    ことを特徴とする請求項1記載の封印シール。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009204891A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Dainippon Printing Co Ltd ラベル、シート状非接触データキャリア、情報処理装置、情報処理方法
JP2009216995A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Dainippon Printing Co Ltd 剥離検知機能付きラベル
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JP2019115804A (ja) * 2014-04-21 2019-07-18 株式会社大一商会 遊技機

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