JP2002055618A - 情報隠蔽ラベル - Google Patents

情報隠蔽ラベル

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JP2002055618A
JP2002055618A JP2000244624A JP2000244624A JP2002055618A JP 2002055618 A JP2002055618 A JP 2002055618A JP 2000244624 A JP2000244624 A JP 2000244624A JP 2000244624 A JP2000244624 A JP 2000244624A JP 2002055618 A JP2002055618 A JP 2002055618A
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JP
Japan
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information
label
adhesive
layer
peeled
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000244624A
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English (en)
Inventor
Yuichi Hara
裕一 原
Akisuke Tsukada
哲資 塚田
Aiko Takeda
あい子 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JP2002055618A publication Critical patent/JP2002055618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離カスが出るようなことがなく、剥がした
後の情報の確認が容易であり、しかも一度剥がしたこと
が直ぐに判別できることを可能とした情報隠蔽ラベルを
提供する。 【解決手段】 基材11の内面側に脆質層12を有した
層構成をしており、情報21を覆う部分は非接着状態に
するとともに、その非接着部分の両側に間隔を置いて破
断線14を設けた構成とする。破断線14のところでラ
ベルを破断して剥離した時に、情報21を正確に確認す
ることができ、しかも、接着部分が被着体20に脆質層
12を部分的に残すので、一度剥離が行われたことを明
確に判断することができる。また、破断線14のところ
で容易にラベルを剥離できるので、スクラッチタイプの
ように手間がかかったり剥離カスが出て手が汚れるよう
なこともない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、国際電話カード、
インターネット接続カード、ネット小額決済カード、宝
くじ等の情報を隠蔽するのに用いられる情報隠蔽ラベル
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の用途に
用いられる情報隠蔽ラベルとしては、様々なタイプが用
いられているが、それぞれに長所と欠点がある。
【0003】例えば、裏面に文字や模様に対応する剥離
層を設けた透明基材とヒートシール可能なプラスチック
フレームとを凝集破壊しやすい印刷層を介して積層し、
印刷層の層間強度が、印刷層と基材及びプラスチックフ
レームとの接着強度より小さくした積層フィルムがあ
る。この積層フィルムは、シール部分を剥離すると、剥
離層のない部分では印刷層が層間破壊を起こし、また剥
離層部分では剥離層と印刷層間で剥離することで文字や
模様が現出するようになっているが、このタイプのラベ
ルを情報隠蔽用に使用した場合、情報部分にも脆質着色
層が残り、情報の確認がしにくく、誤認する恐れがあ
る。
【0004】また、情報の隠蔽に印刷インキを使用した
スクラッチタイプが広く利用されているが、このタイプ
では、剥離カスが出たり、情報を確認するのに万遍なく
インキを擦り取る必要があり、手間がかかるという欠点
がある。
【0005】また、従来のフィルム積層タイプの隠蔽ラ
ベルは、剥がした後でそれ自身では再接着できないが、
糊を薄く塗って再接着をした場合に、見かけ上はラベル
を一度剥がしたかどうか判断できないので、情報漏洩の
リスクが残る。
【0006】本発明は、これらの問題点の解決を図ろう
とするもので、その目的とするところは、剥離カスが出
るようなことがなく、剥がした後の情報の確認が容易で
あり、しかも一度剥がしたことが直ぐに判別できること
を可能とした情報隠蔽ラベルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の情報隠蔽ラベルは、被着体に形成された情
報を隠蔽するようにして当該被着体に貼り合わされるラ
ベルであって、基材の内面側に脆質層を有した層構成を
しており、情報を覆う部分は非接着状態にするととも
に、その非接着部分の両側に間隔を置いて破断線を設け
たことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は本発明に係る情報隠蔽ラベルの使用
状態を例示した平面図、図2は図1のX−X断面図であ
り、これらの図に示されるように、隠蔽ラベル10は、
被着体20に形成された情報21を隠蔽するようにして
接着剤30を介して被着体20に貼り合わされている。
【0010】被着体20の情報21は、数字や文字など
であって、被着体20の表面に印刷されるか又はプリン
ター等で印字されることで形成されている。一方、隠蔽
ラベル10は、基材11の内面側に脆質層12を有して
おり、被着体20の情報21に対応する部分に非接着層
13が形成されるとともに、その非接着層13の両側に
間隔を置いてミシン目からなる破断線14が平行に形成
されている。
【0011】隠蔽ラベル10の基材11には、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(P
P)等のフィルムが使用される。
【0012】また、脆質層12には、塩化ビニル樹脂、
アクリル樹脂、アセテート樹脂等の脆質フィルムが使用
される。そして、脆質層12は、剥離時に部分的に文字
や記号等を発現させるようにするため、脆質層自体を着
色するとともに、基材11との間に文字や記号等の透明
剥離印刷層を設けてある。
【0013】また、非接着層13は、脆質層12の上に
形成するが、例えば、メジウムの活版コーティングによ
り形成することができる。
【0014】隠蔽ラベル10における平行な2本の破断
線14に挟まれた領域は、非接着層13に対応する非接
着部分と、その両サイドの接着部分とからなる。そし
て、隠蔽ラベル10を非着体20に貼着するに際して
は、図2に示すように、情報21のところに非接着部分
を対応させる。
【0015】被着体20上の情報21を確認するために
隠蔽ラベル10を剥がすが、この場合、図3に示す如
く、隠蔽ラベル10に設けられた2本の平行した破断線
14のところで破断することによって剥がす。そして、
破断線14のところで剥離することを容易にするため、
つまみ部分15のような剥離のキッカケ加工を施してお
く。破断線14がミシン目の場合は、容易に破断できる
ようにアンカット部分を0.5mm以下とするのが望ま
しい。また、破断線はミシン目の他に例えばジッパー方
式のものを使用してもよく、この場合、アンカット部分
は0.5mm以下には限らない。
【0016】隠蔽ラベル10を剥離すると、情報21の
部分は非接着層13で保護されているため、正確な情報
が判読できる。一方、接着部分では被着体20に脆質層
12が部分的に残るので、一度剥離が行われたことが明
確に分かる。このため、情報が不正使用されるリスクを
著しく軽減することができる。また、脆質層のパターン
が「無効」「開封済み」等の表示であれば、利用者は不
正使用された可能性のある情報かどうかラベルを剥がす
前に判断することができる。
【0017】なお、被着体20としては、用途に応じて
種々のものが対象となり得るが、特にカードとしての用
途が好適である。この場合、紙ベースの素材を使用する
ことで、低コストの隠蔽カードとすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報隠蔽
ラベルは、被着体に形成された情報を隠蔽するようにし
て当該被着体に貼り合わされるラベルであって、基材の
内面側に脆質層を有した層構成をしており、情報を覆う
部分は非接着状態にするとともに、その非接着部分の両
側に間隔を置いて破断線を設けた構成としたことによ
り、破断線のところでラベルを破断して剥離した時に、
情報を正確に確認することができ、しかも、接着部分が
被着体に脆質層を部分的に残すので、一度剥離が行われ
たことを明確に判断することができる。また、破断線の
ところで容易にラベルを剥離できるので、スクラッチタ
イプのように手間がかかったり剥離カスが出て手が汚れ
るようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報隠蔽ラベルの使用状態を例示
した平面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】隠蔽ラベルを剥がす様子を示す平面図である。
【符号の説明】
10 情報隠蔽ラベル 11 基材 12 脆質層 13 非接着層 14 破断線 15 つまみ部分 20 被着体 21 情報 30 接着剤
フロントページの続き (72)発明者 武田 あい子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HB05 HB12 JA09 KA10 KA11 KA12 KA38 LA04 WA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被着体に形成された情報を隠蔽するよう
    にして当該被着体に貼り合わされるラベルであって、基
    材の内面側に脆質層を有した層構成をしており、情報を
    覆う部分は非接着状態にするとともに、その非接着部分
    の両側に間隔を置いて破断線を設けたことを特徴とする
    情報隠蔽ラベル。
JP2000244624A 2000-08-11 2000-08-11 情報隠蔽ラベル Pending JP2002055618A (ja)

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JP2000244624A JP2002055618A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 情報隠蔽ラベル

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ID=18735288

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