JP2008032262A - 蒸気発生装置および加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】多量の蒸気を発生させつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる蒸気発生装置および加熱調理器を提供する。
【解決手段】蒸発容器41と、蒸発容器41内を仕切って、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S1と蒸発室S2を形成する筒状の周壁47と、蒸発容器41内の水位を検出する水位センサ(43a,43b)と、蒸発容器41内に供給された水のうちの蒸発室S2内の水を加熱する蒸気発生ヒータ42と外部から水を供給するために蒸発容器41に設けられた給水口72と、蒸発容器41の蒸発室S2側に設けられた蒸気出口73とを備える。給水口72から蒸発容器41内に供給される水が水位検知室S1内に供給される。
【選択図】図10

Description

この発明は、蒸気発生装置および加熱調理器に関する。
従来、蒸気発生装置としては、容器内を円筒形状の隔壁で仕切り、内側に水位検知用の電極棒と蒸気送出管が配置された貯水室と、円筒形状の隔壁の外側に発熱体を水没するように設けた蒸発室を備えたものがある(例えば、特開2000−266302号公報(特許文献1)参照)。この蒸気発生装置では、容器の下側から貯水室内に供給された水は、隔壁の下側に設けられた通水路を介して蒸発室内に流入して、発熱体により蒸発室内の水を加熱することにより蒸気を発生する。
ところが、上記蒸気発生装置では、蒸発室の水面の面積が貯水室に比べて極めて小さいため、大量の蒸気を用いる加熱調理器などでは、発生する蒸気量が十分に得られないという欠点がある。
そこで、容器内の水位検知側の貯水室を可能な限り小さくして蒸発室を広くすることにより、発生する蒸気量を増大させる蒸気発生装置が考えられる。このような構成の蒸気発生装置では、貯水室と蒸発室の上側が隔壁で仕切られていないため、蒸発室で発生した蒸気が貯水室の上側を経由して蒸気送出管から送出されて、貯水室内の水位検知用の電極棒に結露水が付着しやすくなると共に、水量が少なくなった貯水室内の水が温まりやすくなる。このため、水位検知用の電極棒に付着した結露水が電極棒間を渡ったり、貯水室内の水が沸騰して泡が発生したりするので、水位センサが正確に水位を検出できなくなるという問題がある。
特開2000−266302号公報
そこで、この発明の課題は、多量の蒸気を発生させつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる蒸気発生装置および加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の蒸気発生装置は、
蒸発容器と、
上記蒸発容器内を仕切って、上記蒸発容器の底部側のみで連通する水位検知室と蒸発室を形成する仕切部と、
上記蒸発容器内の水位を検出する水位センサと、
上記蒸発容器内に供給された水のうちの上記蒸発室内の水を加熱するヒータ部と
外部から水を供給するために上記蒸発容器に設けられた給水口と、
上記蒸発容器の上記蒸発室側に設けられた蒸気出口と
を備え、
上記給水口から上記蒸発容器内に供給される水の少なくとも一部が上記水位検知室内に供給されることを特徴とする。
上記構成の蒸気発生装置によれば、上記仕切部によって蒸発容器内が仕切られて水位検知室と蒸発室が形成された蒸発容器内に外部から水を供給すると、蒸発容器の底部側のみで連通する水位検知室内の水位と蒸発室内の水位は同一となり、水位センサにより水位検知室内の水位を検出することで、蒸発室内の水位を検出することが可能となる。また、蒸発室内の水をヒータ部により加熱することにより蒸発室内の水を沸騰させて、発生した蒸気を、蒸発容器の蒸発室側に設けられた蒸気出口から出す。このように、水位検知室と蒸発室が蒸発容器の底部側のみで連通し、水位検知室と蒸発室とは、連通する蒸発容器の底部側よりも上側で互いに遮断されることによって、仕切部により水位検知室と蒸発室との間が断熱されると共に、給水口から蒸発容器内に供給される水の少なくとも一部が水位検知室内に供給されることにより、水位検知室内が冷却されて水位検知室内の水温上昇を抑える。これにより、水位検知室内の水が沸騰するのを防止すると共に、蒸発室内の水が沸騰して水面が乱れても、水位検知室内の水面は乱れない。このような構成において、蒸発室内のヒータ部が占める体積に対して蒸発室内の水量をできるだけ少なくし、かつ、水位検知室を可能な限り小さくして蒸発室を広くすることによって、多量の蒸気を発生させつつ、水位センサ近傍の結露水の付着や水の沸騰を抑制して、蒸発容器内の水位を正確に検出できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記給水口が上記蒸発容器内の上記水位検知室の上側に設けられている。
上記実施形態によれば、上記蒸発容器内の上記水位検知室の上側に設けられた給水口から供給された全ての水が、水位検知室内を通って水位検知室の下端開口から蒸発容器内に供給される。これによって、水位検知室内が冷却され、水位検知室内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記給水口が上記蒸発容器の上記水位検知室内の基準水面近傍に設けられている。
上記実施形態によれば、上記給水口を蒸発容器の水位検知室内の基準水面の上側近傍に設ければ、給水時に水位検知室内の水面が波立ちにくくなるので、水位センサによる水位の検出がより正確にできる。また、上記給水口を蒸発容器の水位検知室内の基準水面の下側近傍に設けければ、給水時に水位検知室内の水面が波立つことがなくなるので、水位センサによる水位の検出がより正確にできる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記給水口が上記蒸発容器の底部に設けられている。
上記実施形態によれば、上記給水口を蒸発容器の底部に設けることによって、給水時に下側から供給されて、水位検知室と蒸発室の水位がほぼ同時に上昇すると共に、上側からの滴下により水位検知室内の水面が波立つことがなくなるので、水位センサによる水位をより正確に検出できる。また、この給水口を排水口と兼用することが可能となり、構成を簡略化できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器内に配置された筒状の周壁である。
上記実施形態によれば、上記蒸発容器内を仕切る仕切部を、蒸発容器内に配置された筒状の周壁とすることによって、筒状の周壁内が水位検知室となり、筒状の周壁の外側が水位検知室の周りを囲む蒸発室となる。これによって、上記蒸発室内に水位検知室の周りを囲むように、例えば螺旋状のヒータ部を配置でき、蒸発容器内のスペースを有効に利用できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器の内壁の一部と共に上記水位検知室を形成する仕切部である。
上記実施形態によれば、上記仕切部と蒸発容器の内壁の一部とで水位検知室を形成することによって、蒸発容器の内壁の一部を利用して水位検知室を容易に形成できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部が、水よりも熱伝導率の低い材料からなる。
上記実施形態によれば、上記仕切部に、水よりも熱伝導率の低い材料を用いることによって、水位検知室と蒸発室との間の断熱効果を高めることができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部が、空気層を含む多重壁である。
上記実施形態によれば、上記仕切部に、空気層を含む多重壁を用いることによって、水位検知室と蒸発室との間の断熱効果を高めることができる。
また、この発明の加熱調理器では、上記のいずれか1つの蒸気発生装置を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、多量の蒸気を発生させつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる上記蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現できる。
以上より明らかなように、この発明の蒸気発生装置によれば、多量の蒸気を発生させつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる蒸気発生装置を実現することができる。
また、この発明の加熱調理器によれば、上記蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現することができる。
以下、この発明の蒸気発生装置および加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の蒸気発生装置を用いた加熱調理器の外観斜視図を示している。この加熱調理器1は、直方体形状の本体ケーシング10の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉12を設けている。扉12の右側に操作パネル11を設け、扉12の上部にハンドル13を設けると共に、扉12の略中央に耐熱ガラス製の窓14を設けている。
また、図2は加熱調理器1の扉12を開いた状態の外観斜視図を示しており、本体ケーシング10内に直方体形状の調理室20が設けられている。調理室20は、扉12に面する正面側に開口部20aを有し、調理室20の側面,底面および天面をステンレス鋼板で形成している。また、扉12は、調理室20に面する側をステンレス鋼板で形成している。調理室20の周囲および扉12の内側に断熱材(図示せず)を配置して、調理室20内と外部とを断熱している。
また、調理室20内に、調理室20の底面から所定の間隔をあけてステンレス製の受皿21が置かれ、受皿21上に被加熱物を載置するためのステンレス鋼線製のラック22が置かれている。なお、扉12を開いた状態で、扉12の上面側は略水平となって、被加熱物を取り出すときに一旦扉12の上面に置くことができる。
さらに、本体ケーシング10の調理室20の右側に、給水タンク30を収納するための給水タンク用収納部37を設けている。給水タンク30は、前面側から後面側に向かって給水タンク用収納部37内に挿入される。
図3は、加熱調理器1の基本構成を示す概略構成図である。図3に示すように、この加熱調理器1は、調理室20と、蒸気用の水を貯める給水タンク30と、給水タンク30から供給された水を蒸発させて蒸気を発生させる蒸気発生装置40と、蒸気発生装置40からの蒸気を加熱する蒸気昇温装置50と、蒸気発生装置40や蒸気昇温装置50等の動作を制御する制御装置80とを備えている。調理室20の左右の側壁に設けられた受け棚95により受皿21が支持されている。調理室20内の受皿21上には格子状のラック22が載置され、そのラック22の略中央に被加熱物90が置かれる。そうして、被加熱物90は、調理室20の底面から間隔をあけた状態で調理室20内に収容されている。
また、給水タンク30の下側に設けられたジョイント部30aは、接続部31の一端に設けられた受入口31aに接続可能になっている。そして、接続部31に第1給水パイプ32の一端が接続され、第1給水パイプ32の他端にポンプ33の吸込側が接続されている。また、そのポンプ33の吐出側に第2給水パイプ34の一端が接続され、第2給水パイプ34の他端が蒸気発生装置40に接続されている。
また、蒸気発生装置40は、第2給水パイプ34の他端が接続された蒸発容器41と、蒸発容器41内に配置されたヒータ部の一例としての螺旋形状の蒸気発生ヒータ42と、蒸発容器41内に配置された水位センサ43とを有している。この蒸気発生ヒータ42には、シーズヒータを螺旋状に巻いて用いている。また、蒸発容器41の底部に排水バルブ70の一端が接続され、その排水バルブ70の他端に排水パイプ71の一端が接続されている。そして、排水パイプ71の他端が給水タンク30の上側に接続されている。
また、調理室20の側面上部に設けられた吸込口25の外側には、ファンケーシング26を配置している。そして、ファンケーシング26に設置された送風ファン28によって、調理室20内の蒸気は、吸込口25から吸い込まれて、第2蒸気供給パイプ61を介して蒸気昇温装置50に供給される。また、蒸気発生装置40で発生した蒸気は、送風ファン28により第1蒸気供給パイプ35を介して吸い込まれて、調理室20内から吸い込まれた蒸気と合流し、第2蒸気供給パイプ61を介して蒸気昇温装置50に供給される。
上記ファンケーシング26,第2蒸気供給パイプ61および蒸気昇温装置50で外部循環経路を形成している。また、調理室20の側面の下側に設けられた放出口27には放出通路64の一端が接続され、放出通路64の他端には第1排気口65を設けている。さらに、外部循環経路を形成する第2蒸気供給パイプ61には、排気通路62の一端が接続され、排気通路62の他端には第2排気口63を設けている。また、第2蒸気供給パイプ61と排気通路62との接続点に、排気通路62を開閉するダンパ68を配置している。
また、蒸気昇温装置50は、調理室20の天井側であって且つ略中央に、開口を下側にして配置された皿型ケース51と、この皿型ケース51内に配置された蒸気加熱ヒータ52とを有している。皿形ケース51の底面は、調理室20の天井面に設けられた金属製の凸部100で形成されている。
また、調理室20の下側に、マイクロ波を発生するマグネトロン92と、そのマグネトロン92からのマイクロ波を調理室20に導く導波管93と、導波管93により導かれたマイクロ波を撹拌する回転アンテナ94を配置している。このマグネトロン92から発生するマイクロ波は、導波管93,回転アンテナ94を介して調理室20の被加熱物90に照射される。回転アンテナ94によりマイクロ波は撹拌されて被加熱物90に照射される。この回転アンテナ94は、回転駆動手段(図示せず)により駆動される。蒸気を用いない調理において、このマイクロ波を用いた調理が行われる。
次に、図4に示す加熱調理器1の制御ブロックについて説明する。
図4に示すように、制御装置80には、送風ファン28と、蒸気加熱ヒータ52と、ダンパ68と、蒸気発生ヒータ42と、操作パネル11と、水位センサ43と、温度センサ44と、調理室20(図3に示す)内の温度を検出する調理室用温度センサ81と、調理室20内の湿度を検出する調理室用湿度センサ82と、ポンプ33と、マグネトロン92と、回転アンテナ94を駆動する回転駆動手段(図示せず)が接続されている。
上記制御装置80は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、水位センサ43,温度センサ44,調理室用温度センサ81および調理室用湿度センサ82からの検出信号に基づいて、送風ファン28,蒸気加熱ヒータ52,ダンパ68,蒸気発生ヒータ42,操作パネル11,ポンプ33,マグネトロン92および回転駆動手段(図示せず)を所定のプログラムに従って制御する。
また、図5は蒸気発生装置40の斜視図を示している。この蒸気発生装置40の蒸発容器41は、図5に示すように、耐熱性樹脂(例えば、PPS(Polyphenylene Sulfide:ポリフェニレンサルファイド))からなる略帽子形状の上側容器41Aと、その上側容器41Aが上から被せられたステンレス製の略カップ形状の下側容器41Bからなる。上側容器41Aの上部に、上方に開口する蒸気出口73を設けると共に、蒸気発生ヒータ42(図3に示す)のヒータ端子45a,45bを配置している。蒸気出口73に第1蒸気供給パイプ35(図3に示す)を接続している。
また、上側容器41Aに設けられた段部46に、上方に開口する給水口72を設けている。この給水口72に第2給水パイプ34(図3に示す)を接続している。また、段部46に、水位センサ43(図3に示す)の長板状の電極43a,43bの上側部分が突出している。さらに、段部46の側壁側に、側方に向かって開口する大気開放口75を設けている。この大気開放口75は、排水パイプ71にも接続され、水位検知室S1から溢れ出した水を大気開放口75,排水パイプ71を介して排水する。また、段部46の近傍に、温度センサ44を取り付けている。
図6は蒸気発生装置40の要部の半分を切断して内部を示した斜視図を示しており、この図6では、蒸気発生ヒータ42を省略している。図6に示すように、下側容器41Bの底部の略中央に排水口74を設けている。また、上側容器41Aには、蒸発容器41内を仕切る仕切部の一例として、上側容器41Aの上側から下方に向かって延びる水平断面が略小判形状の筒状の周壁47を設けている。この筒状の周壁47によって蒸発容器41内を仕切って、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S1と蒸発室S2を形成する。この水位検知室S1と蒸発室S2は、連通する蒸発容器41の底部側よりも上側が互いに遮断されている。
蒸発容器41の底部の排水口74の一部の領域は、水位検知室S1の下端開口(筒状の周壁47の下端開口47a)の一部の領域に面している(図11参照)。
また、図7は蒸気発生装置40の側面図を示しており、図8は蒸気発生装置40の上面図を示している。この図7,図8では、図5,図6と同一の構成部に同一参照番号を付している。
図7,図8に示す給水口72と大気開放口75は、水位検知室S1(図6に示す)側に連なっており、給水口72と水位検知室S1内を通って水位検知室S1の下端開口(筒状の周壁47の下端開口47a)から蒸発容器41内に水が供給される。一方、図7,図8に示す蒸気出口73は、蒸発室S2(図6に示す)側に連なっており、蒸発室S2で発生した蒸気が蒸気出口73から出る。
また、下側容器41Bの下端に排水バルブ70を接続し、排水バルブ70の側方の排出口70aに排水パイプ71(図3に示す)の一端を接続している。なお、図7では、蒸発容器41の底部の排水口74と排水バルブ70の排出口70aとの間の排水バルブ70により開閉される通路を省略している。
図9は図8に示すIX−IX線から見た縦断面図を示している。この図9では、図7,図8と同一の構成部に同一参照番号を付している。
図9に示すように、蒸発容器41の蒸発室S2内に、水位検知室S1の周りを囲むように螺旋形状の蒸気発生ヒータ42を配置している。また、筒状の周壁47の下端は、蒸発容器41の底部の平面に対して所定の間隔をあけており、給水口72を介して水位検知室S1内に供給された水は、この筒状の周壁47の下端と蒸発容器41の底部との隙間を通って蒸発室S2に水が供給される。
このとき、蒸発容器41の底部の円形の排水口74の略半分が、筒状の周壁47の下端開口47aの一部の領域に面している。このように、排水口74の一部の領域を、水位検知室S1の下端開口47aの一部の領域と面させることにより、筒状の周壁47の下端と蒸発容器41の底部との隙間を小さくしても、水位検知室S1から蒸発室S2に水が流れる流路の有効断面積を大きくできる。
図10は図8に示すX−X線から見た縦断面図を示している。この図9では、図7,図8と同一の構成部に同一参照番号を付している。
図10示すように、水位センサ43の長板状の電極43a,43bは、蒸発容器41の上部から蒸発容器41内の下方に向かって延び、かつ、所定の間隔をあけて略平行に配置されている。この電極43a,43bの間に、蒸発容器41の上部から蒸発容器41内の下方に向かって延びる仕切り部材48を設けている。この仕切り部材48は、電極43a側と電極43b側とを区切っている。この仕切り部材48により、電極43a,43b間に表面張力により結露水が渡ることのないように、電極43a,43b間を隔てている。
また、蒸発容器41の上部から突出した水位センサ43の電極43a,43bの上側部分が取り付けられた蒸発容器41の取り付け部分の上側に上側盛り上がり部49を設けている。この上側盛り上がり部49に、水位センサ43の電極43a,43bの上側部分から蒸発容器41側に向かって傾斜するテーパーを設けている。蒸発容器41の上方から落ちてきた水滴が上側盛り上がり部49のテーパーに沿って下方に流れ落ちた水滴や、段部46に生じた結露により、電極43a,43b間に水が渡ることを防ぐことができる。
図11は図7に示すXI−XI線から見た断面図を示している。図11では、蒸発容器41の底部の円形の排水口74の略半分が、筒状の周壁47の略小判形状の下端開口47a(図9に示す)の一部の領域に面しているのが分かる。
上記構成の加熱調理器1において、図1に示す操作パネル11中の電源スイッチ(図示せず)が押されて電源がオンし、操作パネル11の操作により加熱調理の運転を開始する。そうすると、まず、図3に示す制御装置80は、蒸気発生ヒータ42を通電し、ダンパ68により排気通路62を閉じた状態でポンプ33の運転を開始する。ポンプ33により給水タンク30から第1,第2給水パイプ32,33を介して蒸気発生装置40の蒸発容器41内に給水される。ここで、水位センサ43により検出された蒸発容器41内の水位に基づいて、蒸発容器41内に所定量の水が給水される。
そして、蒸発容器41内に溜まった所定量の水を蒸気発生ヒータ42により加熱する。ここで、水位センサ43は、蒸発容器41内の水が基準水位以上か否かを表す検出信号を出力し、蒸気発生により検出された蒸発容器41内の水位が低下して蒸発容器41内の水が基準水位未満となると、再びポンプ33を所定時間(例えば数秒)動作させて、蒸発容器41内に水を補給する。これにより、蒸発容器41内の水が基準水位以上となる。このようにして、蒸気発生中は、ほぼ20秒間隔で給水が行われる。このときの水位変動は3mm〜5mmとなる。
次に、蒸気発生ヒータ42の通電と同時に、送風ファン28をオンすると共に、蒸気昇温装置50の蒸気加熱ヒータ52を通電する。そうすると、送風ファン28は、調理室20内の空気(蒸気を含む)を吸込口25から吸い込み、第2蒸気供給パイプ61に空気(蒸気を含む)を送り出す。この送風ファン28に遠心ファンを用いることによって、プロペラファンに比べて高圧を発生させることができる。さらに、送風ファン28に用いる遠心ファンを直流モータで高速回転させることによって、循環気流の流速を極めて速くすることができる。
次に、蒸気発生装置40の蒸発容器41の蒸発室S2内の水が沸騰すると、飽和蒸気が発生し、発生した飽和蒸気は、蒸発容器41の蒸気出口73と第1蒸気供給パイプ35を介して送風ファン28により吸い込まれて、第2蒸気供給パイプ61を通る循環気流に合流する。循環気流に合流した蒸気は、第2蒸気供給パイプ61を介して高速で蒸気昇温装置50に流入する。
そして、蒸気発生装置40から蒸気昇温装置50に流入した蒸気は、蒸気加熱ヒータ52により加熱されて略300℃(調理内容により異なる)の過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、凸部100に設けられた複数の第1天井蒸気吹出穴101から調理室20内の下方に向かって噴出する。また、過熱蒸気の他の一部は、凸部100の傾斜面100bに設けられた第2天井蒸気吹出穴102から調理室20の左右の側面に設けられた熱媒体導引部91により案内されて、調理室20内の被加熱物90に下面側から過熱蒸気が供給される。
ここで、加熱室20内において、対流する蒸気は、順次吸込口25に吸い込まれて、外部循環経路を通って再び加熱室20内に戻るという循環を繰り返す。
このようにして加熱室20内で過熱蒸気の対流を形成することにより、加熱室20内の温度,湿度分布を均一に維持しつつ、蒸気昇温装置50からの過熱蒸気を天井蒸気吹出口55と側面蒸気吹出口24から噴出して、ラック22上に載置された被加熱物90に効率よく衝突させることが可能となる。そうして、過熱蒸気の衝突により被加熱物90を加熱する。このとき、被加熱物90の表面に接触した過熱蒸気は、被加熱物90の表面で結露するときに潜熱を放出することによっても被加熱物90を加熱する。これにより、過熱蒸気の大量の熱を確実にかつ速やかに被加熱物90全面に均等に与えることができる。したがって、むらがなく仕上がりよい加熱調理を実現することができる。また、過熱蒸気が充満した加熱室20内は、約1%程度の低酸素濃度状態になるので、被加熱物90の酸化を抑え、ビタミンC等が損なわれることがない。
また、上記加熱調理の運転において、時間が経過すると、調理室20内の蒸気量が増加し、量的に余剰となった分の蒸気は、放出口27から放出通路64を介して第1排気口65から外部に放出される。
調理終了後、制御装置80により操作パネル11に調理終了のメッセージを表示し、さらに操作パネル11に設けられたブザー(図示せず)により合図の音を鳴らす。それにより、調理終了を知った使用者が扉12を開けると、制御装置80は、扉12が開いたことをセンサ(図示せず)により検知して、排気通路62のダンパ68を瞬時に開く。それにより、外部循環経路の第2蒸気供給パイプ61が排気通路62を介して第2排気口63に連通し、調理室20内の蒸気は、送風ファン28により吸込口25,第2蒸気供給パイプ61および排気通路62を介して第2排気口63から排出される。このダンパ動作は、調理中に使用者が扉12を開いても同様である。これにより、使用者は、蒸気にさらされることなく、安全に被加熱物90を調理室20内から取り出すことができる。
上記構成の蒸気発生装置によれば、仕切部の一例としての筒状の周壁47によって蒸発容器4141内が仕切られて水位検知室S1と蒸発室S2が形成された蒸発容器41内に外部から水を供給すると、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S1内の水位と蒸発室S2内の水位は同一となり、水位センサ43により水位検知室S1内の水位を検出することで、蒸発室S2内の水位を検出することが可能となる。また、蒸発室S2内の水をヒータ部の一例としての蒸気発生ヒータ42により加熱することにより蒸発室S2内の水を沸騰させて、発生した蒸気を、蒸発容器41の蒸発室S2側に設けられた蒸気出口73から出す。このように、水位検知室S1と蒸発室S2が蒸発容器41の底部側のみで連通し、水位検知室S1と蒸発室S2とが連通する蒸発容器41の底部側よりも上側を互いに遮断することによって、筒状の周壁47により水位検知室S1と蒸発室S2との間が断熱されると共に、給水口から蒸発容器41内に供給される水の少なくとも一部が水位検知室S1内に供給されることにより、水位検知室S1内が冷却されて水位検知室S1内の水温上昇を抑える。これにより、水位検知室S1内の水が沸騰するのを防止すると共に、水位センサ部分に結露が起こりにくくなり、電極間に表面張力により結露水が渡ることによる、結露水で電極間が導通して水位センサが誤検出してしまうことを防ぐことができ、さらに蒸発室S2内の水が沸騰して水面が乱れても、水位検知室S1内の水面は乱れない。このような構成において、蒸発室S2内の蒸気発生ヒータ42が占める体積に対して蒸発室S2内の水量をできるだけ少なくし、かつ、水位検知室S1を可能な限り小さくして蒸発室S2を広くすることによって、多量の蒸気を発生させつつ、水位センサ43近傍の結露水の付着や水の沸騰を抑制して、蒸発容器41内の水位を正確に検出することができる。また、蒸発容器41内に水位センサ43や筒状の周壁47の取り付けスペースを十分に確保でき、複数の電極で水位を検出する電極センサを水位センサ43として用いることも可能となり、構成を簡略化して、コストを低減できる。
また、上記蒸発容器41内の水位検知室S1の上側に設けられた給水口72から供給された水は、水位検知室S1内を通って水位検知室S1の下端開口から蒸発容器内に供給されることによって、水位検知室S1内が冷却され、水位検知室S1内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制することができる。
なお、上記給水口を蒸発容器41の底部に設けてもよく、その場合は、給水時に下側から供給されて、水位検知室と蒸発室の水位がほぼ同時に上昇すると共に、上側からの滴下により水位検知室内の水面が波立つことがなくなるので、水位センサ43による水位をより正確に検出できる。また、この給水口を排水口と兼用することによって、構成を簡略化することができる。
また、上記蒸発容器41内を仕切る仕切部を、蒸発容器41内に配置された筒状の周壁47とすることによって、筒状の周壁47内が水位検知室S1となり、筒状の周壁47の外側が水位検知室S1の周りを囲む蒸発室S2となる。これによって、蒸発室S2内に水位検知室S1の周りを囲むように、螺旋状の蒸気発生ヒータ42を配置でき、蒸発容器41内のスペースを有効に利用することができる。
また、周壁47に、水よりも熱伝導率の低い材料(例えば、PPS(Polyphenylene Sulfide:ポリフェニレンサルファイド)などの樹脂)を用いることによって、水位検知室S1と蒸発室S2との間の断熱効果を高めることができる。
また、この発明の加熱調理器では、多量の蒸気を発生させつつ、蒸発容器41内の水位を正確に検出できる蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現することができる。
また、周壁47の最下端と蒸気発生ヒータ42の最下端が蒸発容器41の底部近傍に位置し、かつ、蒸気発生ヒータ42の最下端よりも周壁47の最下端を低くすることによって、蒸発室S2で発生した気泡が水位検知室S1に入りにくくなるので、蒸発室S2側から水位検知室S1内に気泡が入って水位検知室S1内が波立つことを防止する。
また、上記蒸発容器41の底部に設けられた排水口74の一部の領域が、水位検知室S1の下端開口(筒状の周壁47の下端開口47a)の一部の領域に面することによって、そのオーバーラップ領域で水位検知室S1と蒸発室S2との間の流路が広がり、水位検知室S1から蒸発室S2に水が流れる流路の有効断面積が大きくなる。したがって、蒸発室S2側から気泡が水位検知室S1に入り込まないように、水位検知室S1の下端開口を下げて蒸発容器41の底部との隙間を小さくしても、水位検知室S1と蒸発室S2との間の水流の妨げにならない。
また、上記排水口74を蒸発容器41の底部の略中央に設けることによって、排水口74が最下点になるように排水口74の周りに傾斜を設けて、蒸発容器41内の水を確実に排水することが容易にできる。
また、上記周壁47の最下端を水位センサ43の電極43a,43bの下端よりも低くすることによって、水位検知室S1内の水位センサ43の電極43a,43bの下端が浸る検出基準水面を周壁47の最下端よりも高くなる。
また、上記蒸発容器41の水位検知室S1側に大気開放口75を設けることによって、水位検知室S1内の水位の上下動に応じて水位検知室S1内の空気が大気開放口75から出入りするので、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S1内の水面と蒸発室S2内の水面を一致させることができる。
また、上記大気開放口75の大きさを、結露水の表面張力によって大気開放口75が結露水で密閉されない大きさにすることによって、大気開放口75が結露水で密閉されて水位検知室S1内の水位が正しく上下動しなくなるのを防止できる。
また、上記蒸発容器41の水位検知室S1内を通って水位検知室S1の下端開口から蒸発容器41内に水が供給されることによって、水位検知室S1内が冷却され、水位検知室S1内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制できる。
また、上記水位センサ43の電極43a,43bが取り付けられた蒸発容器41の取り付け部分に非導電性材料を用いることによって、水位センサ43の電極43a,43b間に結露水が渡って電極43a,43b間が導通するのをより効果的に防ぐことができる。
また、水位検知室S1の内壁側になるべく撥水性の高い材料を用いることによって、水位検知室S1の内壁側に結露水の付着しにくくなり、水位センサ43の電極43a,43b間の結露水の渡りを効果的に防ぐことができる。例えば、本実施の形態では、PPSを用いているが、PPSよりも撥水性の高い樹脂(ただし、耐熱性があること)を用いてもよい。
あるいは、水位検知室S1の内壁側に、撥水性を付与する表面処理(例えば、フッ素加工や、テフロン(登録商標;米国デュポン社)加工)を施すことによって、水位検知室S1の内壁側に結露水の付着しにくくなり、水位センサ43の電極43a,43b間の結露水の渡りを効果的に防ぐことができる。
また、蒸発容器41の上部から蒸発容器41内の下方に向かって延び、水位センサ43の長板状の電極43a,43bの間を仕切る仕切り部材48を設けることによって、結露水が水位センサ43の電極間に渡るのを防ぎ、水位センサ43が誤検出するのを防止することができる。
〔第2実施形態〕
図12この発明の第2実施形態の蒸気発生装置の縦断面図を示している。この第2実施形態の蒸気発生装置140は、周壁147を除いて第1実施形態の蒸気発生装置40と同一の構成をしておいる。
上記第2実施形態の蒸気発生装置140は、第1実施形態の蒸気発生装置40と同様の効果を有する。また、図12に示すように、空気層148を含む多重壁の周壁147を用いることによって、水位検知室S1と蒸発室S2との間を断熱する効果を高めることができる。なお、この空気層148は、周壁147の下端部近傍から、少なくとも、蒸発室S2の水面よりも上部に達することが好ましい。また、この空気層148は複数設けても良い。
〔第3実施形態〕
図13この発明の第3実施形態の蒸気発生装置の縦断面図を示している。この第3実施形態の蒸気発生装置240は、パイプ部110を除いて第1実施形態の蒸気発生装置40と同一の構成をしている。
上記第3実施形態の蒸気発生装置240は、第1実施形態の蒸気発生装置40と同様の効果を有する。また、図13に示すように、蒸発容器41内に給水口72から水位検知室S1内の基準水面の上側近傍に開口を有するパイプ部110を設けている。このように、給水口72を蒸発容器41の水位検知室S1内の基準水面の上側近傍に設けることによって、給水時に給水された水により水位検知室内の水面を打つことにより生じる波立ちを発生しにくくできるので、水位センサ43による水位をより正確に検出することができる。また、パイプ部110をさらに延長して、開口を基準水面の下側近傍に設けても良い。このようにすれば、給水時に給水された水が水位検知室内の水面を打つことにより発生する波立ちがなくなるので、水位センサによる水位の検出がより正確にできる。また、このように、水面近傍に給水することにより、暖まりやすい水面近傍から冷却することができるので、沸騰しにくくすることができる。
〔第4実施形態〕
図14Aはこの発明の第4実施形態の蒸気発生装置の縦断面図を示しており、図14Bは図14AのXIVB−XIVB線から見た断面図を示している。この第4実施形態の蒸気発生装置340は、第1実施形態の加熱調理器に用いられる。
図14A,図14Bに示すように、この蒸気発生装置340は、断面円形状の蒸発容器341内に、蒸発容器341の上部から下方に向かって延びた仕切部347を設けている。この仕切部347によって蒸発容器341内を仕切って、蒸発容器341の底部側のみで連通する水位検知室S101と蒸発室S102を形成している。この水位検知室S101と蒸発室S102は、連通する蒸発容器341の底部側よりも上側が互いに遮断されている。蒸発容器341の蒸発室S102内に、螺旋を変形させた形状の蒸気発生ヒータ342を配置している。
また、蒸発容器341の水位検知室S101の上側に上方に開口する給水口372を設けると共に、蒸発容器341の蒸発室S102の上側に上方に開口する蒸気出口373を設けている。
この給水口372に第2給水パイプ34(図3に示す)を接続している。また、蒸発容器341の水位検知室S101の上側に開口する大気開放口(図示せず)を設けている。この大気開放口は、排水パイプ71(図3に示す)にも接続され、水位検知室S101から溢れ出した水を大気開放口,排水パイプ71を介して排水する。
また、蒸発容器341の水位検知室S101の上側に水位センサ343の長板状の電極343a, 343bを配置している。また、蒸発容器341の底部の略中央に排水口374を設けている。
上記構成の蒸気発生装置340では、仕切部347と蒸発容器341の内壁の一部とで水位検知室S101を形成することによって、蒸発容器341の内壁の一部を利用して水位検知室S101を容易に形成することができる。
また、多量の蒸気を発生させつつ、水位センサ343近傍の結露水の付着や水の沸騰を抑制して、蒸発容器341内の水位を正確に検出できる。
また、上記蒸発容器341内の水位検知室S101の上側に設けられた給水口372から供給された水は、水位検知室S101内を通って水位検知室S101の下端開口から蒸発容器内に供給されることによって、水位検知室S101内が冷却され、水位検知室S101内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制することができる。
また、前述した図5〜図10に示す蒸気発生装置40のように、筒状の周壁47により水位検知室S1とその周りを囲む蒸発室S2に仕切る場合に比べ、図14A,図14Bに示す蒸気発生装置340では、水位検知室S101が蒸発室S102と接する面積を減少できるので、水位検知室S1内の水温の上昇を、より抑えることができ、沸騰しにくくすることができる。
なお、排水口374の一部の領域を、水位検知室S101の下端開口の一部の領域と面させるように排水口374を設けても良い。このようにすれば、仕切部347の下端と蒸発容器41の底部との隙間を小さくしても、水位検知室S101から蒸発室S102に水が流れる流路の有効断面積を大きくできる。
また、仕切部347に、水よりも熱伝導率の低い材料を用いることによって、水位検知室S101と蒸発室S102との間の断熱効果を高めることができる。
また、この第4実施形態の蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現することができる。
〔第5実施形態〕
図15はこの発明の第5実施形態の蒸気発生装置の縦断面図を示している。この第5実施形態の蒸気発生装置440は、第1実施形態の加熱調理器に用いられる。
図15に示すように、この蒸気発生装置440は、断面円形状の蒸発容器441内に、蒸発容器441の上部から下方に向かって延びた仕切部の一例としての筒状の周壁447を設けている。この筒状の周壁447によって蒸発容器441内を仕切って、蒸発容器441の底部側のみで連通する水位検知室S201と蒸発室S202を形成している。この水位検知室S201と蒸発室S202は、連通する蒸発容器441の底部側よりも上側が互いに遮断されている。蒸発容器441の蒸発室S202内に、水位検知室S201の周りを囲むように螺旋形状の蒸気発生ヒータ442を配置している。
また、蒸発容器441の水位検知室S201の上側に開口する大気開放口475を設けている。この大気開放口475は、排水パイプ71(図3に示す)にも接続され、水位検知室S201から溢れ出した水を大気開放口475,排水パイプ71を介して排水する。
また、蒸発容器441の蒸発室S202の上側に上方に開口する蒸気出口473を設けている。
また、蒸発容器441の水位検知室S201の上側に水位センサ443の長板状の電極443a, 443bを配置している。また、蒸発容器441の底部の略中央に、給排水口474を設けている。
さらに、蒸発容器441内の底部近傍に円板部材401を配置している。この円板部材401は、平面が略水平に配置された円板形状の基部401aと、その基部401aの中央近傍から上方に延びる筒部401bと、円板形状の基部401aの外縁から下方に延びる環状リブ401cとを有している。円板部材401の筒部401bの上側の一部が筒状の周壁447内に挿入され、筒状の周壁447の内周面と筒部401bの外周面との間の隙間により水位検知室S201と蒸発室S202が連通している。
また、円板部材401の環状リブ401cの下端と蒸発容器441の底部との間に、所定の隙間を設けている。
上記構成の蒸気発生装置440において、給排水口474から供給された水の一部は、円板部材401の筒部401bを介して水位検知室S201内に流入し、さらに水位検知室S201内から筒状の周壁447の内周面と筒部401bの外周面との間の隙間を通って蒸発室S202内に供給される。一方、残りの水は、円板部材401の環状リブ401cの下端と蒸発容器441の底部との間を通って蒸発室S202内に供給される。
このように、蒸発容器441の底部に給排水口474を設けて、給水時に下側から水を供給することによって、水位検知室S201と蒸発室S202の水位がほぼ同時に上昇すると共に、上側からの滴下により水位検知室S201内の水面が波立つことがなくなるので、水位センサ443による水位をより正確に検出できる。また、給水口を排水口と兼用することによって、構成を簡略化することができる。
また、多量の蒸気を発生させつつ、水位センサ443近傍の結露水の付着や水の沸騰を抑制して、蒸発容器441内の水位を正確に検出できる。
また、上記蒸発容器441の底部に設けられた給排水口474から供給された水の一部は、水位検知室S201内を通って筒状の周壁447の内周面と筒部401bの外周面との間の隙間から蒸発容器441内に供給されることによって、水位検知室S201内が冷却され、水位検知室S201内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制することができる。
また、上記蒸発容器441内を仕切る仕切部を、蒸発容器441内に配置された筒状の周壁447とすることによって、筒状の周壁447内が水位検知室S201となり、筒状の周壁447の外側が水位検知室S201の周りを囲む蒸発室S202となる。これによって、蒸発室S202内に水位検知室S201の周りを囲むように、螺旋状の蒸気発生ヒータ442を配置でき、蒸発容器441内のスペースを有効に利用することができる。
また、筒状の周壁447に、水よりも熱伝導率の低い材料(例えば、PPSなどの樹脂)を用いることによって、水位検知室S201と蒸発室S202との間の断熱効果を高めることができる。
また、この第5実施形態の蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現することができる。
〔第6実施形態〕
図16はこの発明の第6実施形態の蒸気発生装置の縦断面図を示している。この第4実施形態の蒸気発生装置540は、第1実施形態の加熱調理器に用いられる。
図16に示すように、この蒸気発生装置540は、断面円形状の蒸発容器541内に、蒸発容器541の上部から下方に向かって延びた仕切部の一例としての筒状の周壁547を設けている。この筒状の周壁547によって蒸発容器541内を仕切って、蒸発容器541の底部側のみで連通する水位検知室S301と蒸発室S302を形成している。この水位検知室S301と蒸発室S302は、連通する蒸発容器541の底部側よりも上側が互いに遮断されている。蒸発容器541の蒸発室S302内に、水位検知室S301の周りを囲むように螺旋形状の蒸気発生ヒータ542を配置している。
また、蒸発容器541の水位検知室S301の上側に開口する大気開放口575を設けている。この大気開放口575は、排水パイプ71(図3に示す)にも接続され、水位検知室S301から溢れ出した水を大気開放口575,排水パイプ71を介して排水する。
また、蒸発容器541の蒸発室S302の上側に上方に開口する蒸気出口573を設けている。
また、蒸発容器541の水位検知室S301の上側に水位センサ543の長板状の電極543a, 543bを配置している。また、蒸発容器541の底部の略中央に、給排水口574を設けている。
さらに、筒状の周壁547の下端開口の近傍に、複数の穴547aを設けている。この穴547a、および、筒状の周壁547の下端と蒸発容器541の底部との間の隙間により、水位検知室S301と蒸発室S302が連通している。なお、この穴547aは、蒸気発生ヒータ542の最下端よりも低い位置に設けて、蒸発室S302で発生した気泡が水位検知室S301に入りにくくすることが好ましい。
上記構成の蒸気発生装置540において、給排水口574から供給された水の一部は、水位検知室S301内に流入し、さらに水位検知室S301内から筒状の周壁547の下側に設けられた複数の穴547aを通って蒸発室S302内に供給される。一方、残りの水は、筒状の周壁547の下端と蒸発容器541の底部との間の隙間を通って蒸発室S302内に供給される。
このように、蒸発容器541の底部に給排水口574を設けて、給水時に下側から水を供給することによって、水位検知室S301と蒸発室S302の水位がほぼ同時に上昇すると共に、上側からの滴下により水位検知室S301内の水面が波立つことがなくなるので、水位センサ543による水位をより正確に検出できる。また、給水口を排水口と兼用することによって、構成を簡略化することができる。
また、多量の蒸気を発生させつつ、水位センサ543近傍の結露水の付着や水の沸騰を抑制して、蒸発容器541内の水位を正確に検出できる。
また、上記蒸発容器541の底部に設けられた給排水口574から供給された水の一部は、水位検知室S301内を通って複数の穴547aから蒸発容器541内に供給されることによって、水位検知室S301内が冷却され、水位検知室S301内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制することができる。
また、上記蒸発容器541内を仕切る仕切部を、蒸発容器541内に配置された筒状の周壁547とすることによって、筒状の周壁547内が水位検知室S301となり、筒状の周壁547の外側が水位検知室S301の周りを囲む蒸発室S302となる。これによって、蒸発室S302内に水位検知室S301の周りを囲むように、螺旋状の蒸気発生ヒータ542を配置でき、蒸発容器541内のスペースを有効に利用することができる。
また、筒状の周壁547に、水よりも熱伝導率の低い材料(例えば、PPSなどの樹脂)を用いることによって、水位検知室S301と蒸発室S302との間の断熱効果を高めることができる。
また、この第5実施形態の蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現することができる。
上記第1〜第6実施形態では、長板状の電極で水位を検出する構成の電極センサを水位センサとして用いたが、水位センサはこれに限らず、静電容量センサや超音波センサ等の他のセンサを用いてもよい。
また、上記第1〜第6実施形態では、ヒータ部の一例として、蒸気発生ヒータ42に螺旋形状のシーズヒータを用いたが、ヒータ部の一例としては、蒸発容器の形態などに応じて他の加熱手段(面状ヒータ、電熱線、IH加熱、ガスの燃焼により加熱など)を用いてもよい。なお、この穴547aは、ヒータ部の最下端よりも低い位置に設けて、蒸発室S302で発生した気泡が水位検知室S301に入りにくくすることが好ましい。
また、上記第1〜第6実施形態では、ヒータ部としての蒸気発生ヒータ42,342,442,542が蒸発容器41,341,441,541の蒸発室S2,S102,S202,S302内に配置されていたが、蒸発容器の外側にヒータ部が配置された蒸気発生装置にこの発明を適用してもよい。あるいは、蒸発容器に埋め込まれているような状態でも構わない。
また、この発明の蒸気発生装置において、水位センサの電極間の距離を、電極間に表面張力により結露水が渡ることのない距離にすることにより、結露水で電極間が導通して水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。
また、水位センサの電極と筒状の周壁との距離を、電極と筒状の周壁との間に表面張力により結露水が渡ることのない距離にすることによって、水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。
また、蒸発容器の上部から蒸発容器内の下方に向かって延びる2以上の棒状または長板状の電極を用いた簡単な構成の電極センサを水位センサに用いることによって、構造を簡略化でき、コストを低減できる。
また、水位センサの棒状または長板状の電極が取り付けられた蒸発容器内の取り付け部分に、蒸発容器内の底部に向かって突出した盛り上がり部を設けることによって、上記取り付け部分の近傍に付着した結露水が水位センサの電極間に渡ることがなく、水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。
また、蒸発容器の上部から突出した水位センサの電極の上側部分の間を仕切る上側仕切り部材を蒸発容器に設けることによって、水位センサの電極の上側部分の間に結露水が渡るのを防ぎ、水位センサが誤検出するのを防止できる。この場合、上側仕切部の上端が電極の上端よりも高いことが望ましい。
以上、本発明の各実施の形態につき、説明したが、このほか発明の主旨を逸脱しない範囲で変更を加えて実施することが可能である。
図1はこの発明の一実施の形態の蒸気発生装置を用いた加熱調理器の外観斜視図である。 図2は図1に示す加熱調理器の扉を開いた状態の外観斜視図である。 図3は図1に示す加熱調理器の概略構成図である。 図4は図1に示す加熱調理器の制御ブロック図である。 図5は上記加熱調理器の蒸気発生装置の斜視図である。 図6は上記蒸気発生装置の要部の半分を切断して内部を示した斜視図である。 図7は上記蒸気発生装置の側面図である。 図8は上記蒸気発生装置の上面図である。 図9は図8に示すIX−IX線から見た縦断面図である。 図10は図8に示すX−X線から見た縦断面図である。 図11は図7に示すXI−XI線から見た断面図である。 図12はこの発明の第2実施形態の蒸気発生装置の縦断面図である。 図13はこの発明の第3実施形態の蒸気発生装置の縦断面図である。 図14Aはこの発明の第4実施形態の蒸気発生装置の縦断面図である。 図14Bは図14AのXIVB−XIVB線から見た断面図である。 図15はこの発明の第5実施形態の蒸気発生装置の縦断面図である。 図16はこの発明の第6実施形態の蒸気発生装置の縦断面図である。
符号の説明
1…加熱調理器
10…本体ケーシング
11…操作パネル
12…扉
13…ハンドル
14…窓
20…調理室
21…受皿
22…ラック
25…吸込口
26…ファンケーシング
27…放出口
28…送風ファン
30…給水タンク
30a…ジョイント部
31…接続部
32…第1給水パイプ
34…第2給水パイプ
33…ポンプ
35…第1蒸気供給パイプ
40,140,240,340,440,540…蒸気発生装置
41,341,441,541…蒸発容器
42,342,442,542…蒸気発生ヒータ
43,343,443,543…水位センサ
44…温度センサ
45a,45b…ヒータ端子
46…段部
47,447,547…周壁
48…仕切り部材
49…盛り上がり部
50…蒸気昇温装置
51…皿形ケース
52…蒸気加熱ヒータ
61…第2蒸気供給パイプ
62…排気通路
63…第2排気口
64…放出通路
65…第1排気口
68…ダンパ
70…排水バルブ
71…排水パイプ
72,372…給水口
73,373,473,573…蒸気出口
74,342…排水口
75,475,575…大気開放口
80…制御装置
80a…水量算出部
81…調理室用温度センサ
82…調理室用湿度センサ
90…被加熱物
91…熱媒体導引部
92…マグネトロン
93…導波路
94…回転アンテナ
110…パイプ部
347…仕切部
474,574…給排水口

Claims (9)

  1. 蒸発容器と、
    上記蒸発容器内を仕切って、上記蒸発容器の底部側のみで連通する水位検知室と蒸発室を形成する仕切部と、
    上記蒸発容器内の水位を検出する水位センサと、
    上記蒸発容器内に供給された水のうちの上記蒸発室内の水を加熱するヒータ部と
    外部から水を供給するために上記蒸発容器に設けられた給水口と、
    上記蒸発容器の上記蒸発室側に設けられた蒸気出口と
    を備え、
    上記給水口から上記蒸発容器内に供給される水の少なくとも一部が上記水位検知室内に供給されることを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 請求項1に記載の蒸気発生装置において、
    上記給水口が上記蒸発容器内の上記水位検知室の上側に設けられていることを特徴とする蒸気発生装置。
  3. 請求項1に記載の蒸気発生装置において、
    上記給水口が上記蒸発容器の上記水位検知室内の基準水面近傍に設けられていることを特徴とする蒸気発生装置。
  4. 請求項1に記載の蒸気発生装置において、
    上記給水口が上記蒸発容器の底部に設けられていることを特徴とする蒸気発生装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器内に配置された筒状の周壁であることを特徴とする蒸気発生装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器の内壁の一部と共に上記水位検知室を形成する仕切部であることを特徴とする蒸気発生装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部が、水よりも熱伝導率の低い材料からなることを特徴とする蒸気発生装置。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部が、空気層を含む多重壁であることを特徴とする蒸気発生装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の蒸気発生装置を備えたことを特徴とする加熱調理器。
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