JP4763530B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、蒸気発生装置および加熱調理器に関する。
蒸気発生装置は、水蒸気を利用した様々な用途に用いられている。例えば、加熱媒体の供給源としての食品加工や調理用途、屋内の加湿を行う空調用途、滅菌などの医療用途、部品の洗浄や発電用タービンの蒸気供給などの工業用途があげられる。
電気製品における蒸気発生装置としては、水を蒸発容器にいったん溜めて、この蒸発容器を加熱手段により加熱することで蒸気を発生するものがよく知られている。
この場合、蒸発容器内において蒸気が発生する過程で、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの無機塩類が濃縮されていき、スケールとなって蒸発容器内に析出する。この蒸発容器内にスケールが堆積すると、蒸気発生装置における熱効率が悪化する等の問題がある。
ところで、近年、被加熱物を加熱する加熱媒体として蒸気を加熱調理器に利用する技術が注目されている。この加熱調理器への水蒸気の供給は、主に次の二通りの方式が知られている。
第1の方式は、水蒸気を発生する蒸気発生部を調理室内に設け、調理室内で水蒸気を発生させる方式である(例えば、特開昭53−65175号公報(特許文献1)参照)。この調理室内で発生した水蒸気は、オーブン内に設けられたヒータによってさらに加熱されて過熱水蒸気となり食品を加熱する。
第2の方式は、水蒸気を発生する蒸気発生部を調理室外に設け、調理室外で水蒸気を発生させる方式である(例えば、特開平6−90677号公報(特許文献2)参照)。調理室外で発生した水蒸気は、加熱器でさらに加熱された過熱水蒸気となり、調理室内に供給されて、食品を加熱する。
上記いずれの方式を用いた加熱調理器においても、上述したスケールの堆積に起因する問題があり、蒸気発生装置の蒸発容器内を容易に清掃できることが求められる。
上記蒸気発生装置を調理室内に設けた第1の方式の加熱調理器では、調理室の容積が小さくなり、被加熱物の収納容積が制限されるので、蒸気発生装置を調理室底面に埋め込むことが考えられる。この蒸気発生装置を調理室底面に埋め込んだ加熱調理器において、上方が開口した蒸発容器を採用することで、調理室内への蒸気の供給と蒸発容器内の清掃が可能となる。
しかしながら、この構成の加熱調理器では、発生した蒸気が直接調理室内に放出されるため、蒸気の温度が低下して、被加熱物を加熱するのに時間を要することになる。また、上方が開口した蒸発容器が調理室底面(すなわち、蒸気の供給口が下側にある)にあるため、一見清掃し易いが、使用者がこまめに清掃をしないと食品の残渣や加熱時にでた油脂分などが蒸発容器に混入しやすく、かえって不衛生な環境となる問題がある。
一方、本体ケーシングと調理室との間に蒸気発生装置を設けた第2の方式の加熱調理器では、本体ケーシングを外す必要があり、蒸発容器内の清掃が容易に行えないという問題がある。
特開昭53−65175号公報 特開平6−90677号公報
そこで、この発明の課題は、蒸発容器内の清掃が容易にできる衛生的な蒸気発生装置および加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置された蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置され、上記蒸気発生装置から供給された蒸気により加熱される被加熱物を収容する調理室と
を備え、
上記蒸気発生装置の開口部に対向する開口が、上記調理室の内壁面に設けられており、
上記蒸気発生装置は、
水の給水口と、上記給水口からの水を溜める水溜部と、上記水溜部で発生した蒸気を外部に供給する供給口と、上記供給口がある側とは異なる側面に設けられ、内部をあらわにする上記開口部とを有する蒸発容器と、
上記蒸発容器の上記水溜部を加熱するヒータ部と、
上記開口部を開閉自在かつ全閉可能であると共に、上記水溜部と上記蒸発容器とを遮蔽し、調理室に面して、この調理室の内壁面の一部を兼ねる蓋体と
を備え、
上記蓋体により上記蒸発容器の上記開口部を閉じた状態で上記ヒータ部により上記蒸発容器を加熱することによって、上記給水口から給水された上記水溜部の水を蒸発させて、蒸発した蒸気を上記供給口から外部に供給することを特徴とする。
上記構成の加熱調理器によれば、上記水溜部と上記蒸発容器とを遮蔽する上記蓋体により上記蒸発容器の上記開口部を閉じた状態で上記ヒータ部により上記蒸発容器を加熱することによって、上記給水口から給水された上記水溜部の水を蒸発させる。そして、上記蓋体を開いて蒸発容器の上記供給口がある側とは異なる側面に設けられた開口部を介して蒸発容器の内部をあらわにすることによって、蒸発容器内に手が入れやすくなる。したがって、蒸発容器内の清掃が容易にできる衛生的な加熱調理器を実現できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蓋体は、上記蒸発容器の上記開口部が設けられた側面に開閉可能に設けられている。
上記実施形態によれば、上記蒸発容器の開口部が設けられた側面に開閉可能に蓋体を設けることによって、蒸発容器の開口部と蓋体との嵌め合わせが確実にでき、蒸発容器の開口部のシール性を向上できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蓋体は、上記蒸発容器が取り付けられる機器本体の壁面に開閉可能に設けられている。
上記実施形態によれば、上記蒸発容器が取り付けられる機器本体の壁面に、開閉可能に設けられた蓋体が機器本体の壁面の一部を兼ねるので、蓋体のための余分なスペースを機器本体に確保する必要がなく、機器本体の小型化に反しない。
また、一実施形態の加熱調理器では、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置された蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置され、上記蒸気発生装置から供給された蒸気により加熱される被加熱物を収容する調理室と
を備え、
上記蒸気発生装置の開口部に対向する開口が、上記調理室の内壁面または上記本体ケーシングの内壁面に設けられていることを特徴とする。
上記構成の加熱調理器によれば、上記蒸発容器の開口部に対向する開口を調理室の内壁面に設けることによって、調理室内側から見て蓋体を開いた蒸発容器の内部は開口部を介してあらわになり、調理室から蒸発容器内に手が入れやすくなって、蒸発容器内の清掃が容易にできる。また、上記蒸発容器の開口部に対向する開口を本体ケーシングの外壁面に設けることによって、本体ケーシングの外側から見て蒸発容器の内部が開口部を介してあらわになり、外側から蒸発容器内に手が入れやすくなって、蒸発容器内の清掃が容易にできる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸発容器の上記開口部に対向する開口が、上記調理室の内壁面に設けられ、
上記開口部を開閉可能にする上記蓋体が、上記調理室の内壁面に設けられている。
上記実施形態によれば、上記開口部を開閉可能にする蓋体を調理室の内壁面に設けることによって、蓋体が調理室の内壁面の一部を兼ねるので、蓋体のための余分なスペースを機器本体に確保する必要がなく、機器本体を小型化できると共に、調理室の内壁面のスペースに余裕があり、蒸発容器側よりも蓋体を開閉する開閉機構を容易に設けることができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記蒸発容器の上記開口部に対向する開口が、上記本体ケーシングの外壁面に設けられ、
上記開口部を開閉可能にする上記蓋体が、上記本体ケーシングの外壁面に設けられている。
上記実施形態によれば、上記開口部を開閉可能にする蓋体を本体ケーシングの外壁面に設けることによって、蓋体が本体ケーシングの外壁面一部を兼ねるので、蓋体のための余分なスペースを機器本体に確保する必要がなく、機器本体を小型化できると共に、調理室の内壁面のスペースに余裕があり、蒸発容器側よりも蓋体を開閉する開閉機構を容易に設けることができる。
また、この発明の加熱調理器では、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に配置された蒸気発生装置と、
上記本体ケーシング内に配置され、上記蒸気発生装置から供給された蒸気により加熱される被加熱物を収容する調理室と
を備え、
上記蒸気発生装置は、上記調理室内に設けられ
上記蒸気発生装置は、
水の給水口と、上記給水口からの水を溜める水溜部と、上記水溜部で発生した蒸気を外部に供給する供給口と、上記供給口がある側とは異なる側面に設けられ、内部をあらわにする開口部とを有する蒸発容器と、
上記蒸発容器の上記水溜部を加熱するヒータ部と、
上記開口部を開閉自在かつ全閉可能であると共に、上記水溜部と上記蒸発容器とを遮蔽し、調理室に面して、この調理室の内壁面の一部を兼ねる蓋体と
を備え、
上記蓋体により上記蒸発容器の上記開口部を閉じた状態で上記ヒータ部により上記蒸発容器を加熱することによって、上記給水口から給水された上記水溜部の水を蒸発させて、蒸発した蒸気を上記供給口から外部に供給することを特徴とする。
上記構成の加熱調理器によれば、上記蒸気発生装置を調理室内に設けることによって、蓋体を開いた蒸発容器の内部は開口部を介してあらわになり、調理室の蒸発容器内に手が入れやすくなって、蒸発容器内の清掃が容易にできる。
また、この発明の加熱調理器では、
パイプが接続される水の給水口と、上記給水口からの水を溜める水溜部と、上記水溜部で発生した蒸気を外部に供給すると共に、パイプが接続される供給口と、上記供給口がある側とは異なる側面に設けられ、内部をあらわにする開口部とを有する蒸発容器と、
上記蒸発容器の上記水溜部を加熱するヒータ部と、
上記開口部を開閉可能であると共に、加熱室に面する蓋体と
を備え、
上記給水口と上記供給口とは、上記蒸発容器に設けられていて、上記蓋体に設けられてなく、
上記蓋体により上記蒸発容器の上記開口部を閉じた状態で上記ヒータ部により上記蒸発容器を加熱することによって、上記給水口から給水された上記水溜部の水を蒸発させて、蒸発した蒸気を上記供給口から外部に供給することを特徴とする。
以上より明らかなように、この発明の蒸気発生装置によれば、蒸発容器内に手が入れやすくなって、蒸発容器内の清掃が容易にできる衛生的な蒸気発生装置を実現することができる。
また、この発明の加熱調理器によれば、上記蒸気発生装置を用いることによって、調理室内または調理室外から蒸発容器内に手が入れやすくなり、蒸発容器内の清掃が容易にできる加熱調理器を実現することができる。また、蒸気発生装置の蒸発容器が略閉鎖状態となるので、食品の残渣や油脂分などの混入が防止でき、清掃が容易でありながら蒸発容器内の衛生状態を保つことができる。
以下、この発明の蒸気発生装置および加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施の形態の蒸気発生装置を用いた加熱調理器の外観斜視図を示している。この加熱調理器1は、直方体形状の本体ケーシング10の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉12を設けている。扉12の右側に操作パネル11を設け、扉12の上部にハンドル13を設けると共に、扉12の略中央に耐熱ガラス製の窓14を設けている。
また、図2は加熱調理器1の扉12を開いた状態の外観斜視図を示しており、本体ケーシング10内に直方体形状の調理室20が設けられている。調理室20は、扉12に面する正面側に開口部20aを有し、調理室20の側面,底面および天面をステンレス鋼板で形成している。また、扉12は、調理室20に面する側をステンレス鋼板で形成している。調理室20の周囲および扉12の内側に断熱材(図示せず)を配置して、調理室20内と外部とを断熱している。
また、調理室20の底面に、ステンレス製の受皿21が置かれ、受皿21上に被加熱物を載置するためのステンレス鋼線製のラック22が置かれている。なお、扉12を開いた状態で、扉12の上面側は略水平となって、被加熱物を取り出すときに一旦扉12の上面に置くことができる。
さらに、本体ケーシング10の調理室20の右側に、水タンク30を収納するための水タンク用収納部37を設けている。水タンク30は、前面側から後面側に向かって水タンク用収納部37内に挿入される。
図3は、加熱調理器1の基本構成を示す概略構成図である。図3に示すように、この加熱調理器1は、調理室20と、蒸気用の水を貯める水タンク30と、水タンク30から供給された水を蒸発させて蒸気を発生させる蒸気発生装置40と、蒸気発生装置40からの蒸気を加熱する蒸気昇温装置50と、蒸気発生装置40や蒸気昇温装置50等の動作を制御する制御装置80とを備えている。調理室20内に設置された受皿21上には格子状のラック22が載置され、そのラック22の略中央に被加熱物90が置かれる。そうして、被加熱物90は、調理室20の底面から間隔をあけた状態で調理室20内に収容されている。
また、水タンク30の下側に設けられた接続部30aは、水位検知部31の一端に設けられた漏斗形状の受入口31aに接続可能になっている。そして、水位検知部31に第1給水パイプ32の一端が接続され、第1給水パイプ32の他端にポンプ33の吸込側が接続されている。また、そのポンプ33の吐出側に第2給水パイプ34の一端が接続され、第2給水パイプ34の他端が蒸気発生装置40に接続されている。さらに、水位検知部31には、水タンク用水位センサ36が配設されている。
上記水タンク用水位センサ36は、長さが同じ2本の第1,第2電極と、その第1,第2電極よりも短い第3電極と、その第3電極よりもさらに短い第4電極からなる。水タンク用水位センサ36の第1電極を共通電極として、長さの異なる第2〜第4電極により3つの水位を検出することができる。また、水タンク30と第1給水パイプ32とポンプ33と第2給水パイプ34で水供給部を構成している。
また、蒸気発生装置40は、第2給水パイプ34の他端が接続され、長手側の一方の側面に開口部41aが設けられたステンレス製の直方体形状の蒸発容器41と、蒸発容器41の下側に配置されたヒータ部の一例としての第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bと、蒸発容器41の下側かつ第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42B間に配置された温度センサ43と、蒸発容器41の開口部41aを蓋する蓋体44とを有している。温度センサ43を給水口71a(図8に示す)の近傍に配置している。
また、調理室20の側面上部に設けられた吸込口25の外側には、ファンケーシング26を配置している。そして、ファンケーシング26に設置された送風ファン28によって、調理室20内の蒸気は、吸込口25から吸い込まれて、第2蒸気供給パイプ61を介して蒸気昇温装置50に供給される。また、蒸気発生装置40で発生した蒸気は、送風ファン28により第1蒸気供給パイプ35を介して吸い込まれて、調理室20内から吸い込まれた蒸気と合流し、第2蒸気供給パイプ61を介して蒸気昇温装置50に供給される。
なお、図3では、調理室20と蒸気発生装置40は離れて示しているが、後述するように加熱室20内の後面側側壁かつ加熱室20の外側に、蓋体44側が加熱室20内に面するように取り付けられている。
上記ファンケーシング26,第2蒸気供給パイプ61および蒸気昇温装置50で外部循環経路を形成している。また、調理室20の側面の下側に設けられた放出口27には放出通路64の一端が接続され、放出通路64の他端には第1排気口65を設けている。さらに、循環経路を形成する第2蒸気供給パイプ61には、排気通路62の一端が接続され、排気通路62の他端には第2排気口63を設けている。また、第2蒸気供給パイプ61と排気通路62との接続点に、排気通路62を開閉するダンパ68を配置している。
また、蒸気昇温装置50は、調理室20の天井側であって且つ略中央に、開口を下側にして配置された皿型ケース51と、この皿型ケース51内に配置された蒸気加熱ヒータ52とを有している。皿形ケース51の底面は、加熱室20の天井面に設けられた金属製の天井パネル54で形成されている。天井パネル54には、複数の天井蒸気吹出口55を形成している。
さらに、蒸気昇温装置50は、調理室20の左右両側に延びる蒸気供給通路23(図3では一方のみを示す)の一端が夫々接続されている。そして、蒸気供給通路23の他端は、調理室20の両側面に沿って下方に延び、調理室20の両側面かつ下側に設けられた側面蒸気吹出口24に接続されている。
次に、図4に示す加熱調理器1の制御ブロックについて説明する。
図4に示すように、制御装置80には、送風ファン28と、蒸気加熱ヒータ52と、ダンパ68と、第1蒸気発生ヒータ42Aと、第2蒸気発生ヒータ42Bと、操作パネル11と、水タンク用水位センサ36と、温度センサ43と、調理室20(図3に示す)内の温度を検出する調理室用温度センサ81と、調理室20内の湿度を検出する調理室用湿度センサ82と、ポンプ33が接続されている。
上記制御装置80は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、水タンク用水位センサ36,温度センサ43, 調理室用温度センサ81および調理室用湿度センサ82からの検出信号に基づいて、送風ファン28,蒸気加熱ヒータ52,ダンパ68,第1蒸気発生ヒータ42A,第2蒸気発生ヒータ42B,操作パネル11およびポンプ33を所定のプログラムに従って制御する。
図5は上記加熱調理器1の扉のない状態の正面図を示しており、図5に示すように、本体ケーシング10の水タンク用収納部37に、前面側から後面側に向かって水タンク30を挿入している。また、本体ケーシング10の調理室20内の後面側の壁面には、右上側コーナー部の近傍に吸込口25が設けられ、左下側コーナー部の近傍に放出口27が設けられている。そして、調理室20内の後面側壁面の中央部やや左側かつ調理室20の外側に、蓋体44により蓋された開口部41a側が調理室20側に面するように蒸気発生装置40を配置している。なお、蒸気発生装置の取り付け位置はこれに限らず、調理室内の左右の側壁面のいずれか一方かつ調理室の外側に、開口部側が調理室側に面するように蒸気発生装置を配置してもよいし、開口部側が本体ケーシングの外側に面するように、本体ケーシング内かつ調理室の外側に蒸気発生装置を配置してもよい。
また、図6は上記加熱調理器1の本体ケーシング10のない状態の裏面図を示している。なお、図6では、図を見やすくするため、水位検知部31,第1給水パイプ32,ポンプ33,第2給水パイプ34,水タンク用水位センサ36および制御装置80などを省略している。
図6に示すように、調理室20(図5に示す)の後面側に蒸気発生装置40を配置し、吸込口25(図5に示す)の裏面側に、送風ファン28が収納されたファンケーシング26を配置している。このファンケーシング26と蒸気発生装置40とを第1蒸気供給パイプ35を介して接続している。また、図5に示す放出口27に放出通路64の一端を接続し、上側の第1排気口65(図3に示す)に放出通路64の他端を接続している。
また、調理室20の上側に配置された蒸気昇温装置50からの蒸気供給通路23,23を、調理室20の左右両側に設けている。
また、図7は加熱調理器1の蒸気発生装置40の上面図を示し、図8は蒸気発生装置40の正面図を示し、図9は蒸気発生装置40の下面図を示している。
図7〜図9に示すように、この蒸気発生装置40は、長手側の一方の側面(正面側)に開口部41aが設けられた略直方体形状を有するアルミダイキャスト製の蒸発容器41を備えている。この蒸発容器41は、底部となる略長方形状の基部Aと、その基部Aの背面側の長辺から立設する壁部Bと、その基部Aの左右両側の短辺から立設する壁部C,Dと、壁部B,C,Dの上端側かつ基部Aに対向するように設けられた上板部Eとを有している。この実施の形態では、蒸発容器41は幅が約200mm、奥行きが約60mm、高さが約50mmとなるように構成している。また、蒸発容器41の裏面側の壁部Bの略中央に、第2給水パイプ34(図3に示す)が接続される接続部71を設けると共に、蒸発容器41の上板部Eの略中央に、第1蒸気供給パイプ35(図3に示す)が接続される接続部72を設けている。蒸発容器41の正面側の開口部41aの縁にフランジ部74を設け、そのフランジ部74に外縁部が当接するように、蒸発容器41の開口部41aに開閉自在な蓋体44を取り付けている。
また、図8に示すように、蓋体44の中央に、略長方形状の耐熱ガラス製の窓45を設けている。窓45は透明であり、この窓45を介して蒸発容器41内部を視認することができるようになっているため、蒸発容器41内部のスケールの付き具合をチェックして清掃のタイミングを知ることができる。
また、図9に示すように、両端に接続端子を有する棒状のシーズヒータである第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bを、蒸発容器41の基部Aの下面側にヒータ取付板73を介して蒸発容器41の長手方向に沿って略平行に所定の間隔をあけて取り付けている。ヒータ取付板73は、蒸発容器41の基部Aに溶接またははんだ付けにより接着されと共に、第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bは、ヒータ取付板73にはんだ付けにより接着されている。これにより、第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bを蒸発容器41の基部Aにヒータ取付板73を介して密着させて、熱伝導性を向上している。また、ヒータ取付板73の略中央かつ第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42B間に温度センサ43を取り付けている。
また、図10Aは上記蒸気発生装置40の側面図を示しており、図10Bは図8のXB−XB線から見た断面図を示している。図10A,図10Bにおいて、図7〜図9に示す同一構成部には同一参照番号を付している。
図10A,図10Bに示すように、蒸発容器41の基部Aには、畝状の凸部46を設けている。この実施の形態では、凸部46の断面形状は蒸発容器41の基部Aの基準面に対して高さが約3mm、幅が約7mmの三角形状としている。また、図10Bに示すように、畝状の凸部46と裏面側の壁部Bに囲まれた所定の領域の水溜部Sに、接続部71,給水口71aを介して供給された水が溜まる。この実施の形態では、水溜部Sは幅が約160mm、奥行きが約45mm、容量が約20cm3としている。そして、第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bにより基部Aが加熱され、水溜部Sに溜まった水が蒸発して蒸気が発生し、発生した蒸気は、供給口72a,接続72を介して蒸気昇温装置50に供給される。この実施の形態では、第1蒸気発生ヒータの出力は1000W、第2蒸気発生ヒータの出力は500Wとしている。
図11は図8のXI−XI線から見た断面図を示しており、図11に示すように、蒸発容器41の基部Aの凸部46は、蒸発容器41の開口部41aの縁に沿って略平行にかつ基部Aの前面側に設けられた直線部分46aと、その直線部分46aの両端から裏面側に向かって屈曲して延びるように設けられた屈曲部分46b,46cとを有する。ポンプ33により水タンク30から供給された水は、コの字状の凸部46により三方を、壁部Bで残り一方を囲まれることにより四方を囲まれた所定の領域の水溜部Sに溜まる。この実施の形態では、1回の給水量は16〜20cm3の一定量としたが、給水量はこれに限らず、蒸気発生装置の形態などに応じて適宜設定してよい。例えば、この発明の蒸気発生装置の水供給部は、間欠的に給水する1回の水の量を供給毎に代えてもよいし、連続的に水を供給してもよく、それらを組み合わせて水の供給を制御してもよい。また、この実施の形態では、所定の領域をコの字状に囲むように畝状の凸部46を基部Aに設けたが、畝状の凸部の形状はこれに限らず、上記所定の領域の少なくとも一部を囲むものであればよい。
また、図12(a)は上記蓋体44の上面図を示し、図12(b)は蓋体44の側面図を示し、図12(c)は蓋体44の側面図を示している。この蓋体44は、図12に示すように、中央に窓45が配置された耐熱樹脂製の本体部44aと、その本体部44aの前面側かつ外縁側に設けられたフランジ部44bと、本体部44aの外周に形成された環状の溝75に嵌め込まれた耐熱性のシール部材73とを有する。この蓋体44の本体部44aを蒸発容器41(図7〜図11に示す)の開口部41aに嵌め込むことにより、蒸発容器41の内周面と蓋体44とをシール部材73によりシールすると共に、蓋体44が蒸発容器41に固定されて蓋体44の脱落を防止する。
上記構成の加熱調理器1において、図1に示す操作パネル11中の電源スイッチ(図示せず)が押されて電源がオンし、操作パネル11の操作により加熱調理の運転を開始する。そうすると、まず、図3に示す制御装置80は、第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bを通電し、ダンパ68により排気通路62を閉じた状態でポンプ33の運転を開始する。ポンプ33により水タンク30から第1,第2給水パイプ32,33を介して蒸気発生装置40の蒸発容器41内に給水される。
そして、蒸発容器41内に溜まった所定量の水を第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bにより加熱する。
次に、第1,第2蒸気発生ヒータ42A,42Bの通電と同時に、送風ファン28をオンすると共に、蒸気昇温装置50の蒸気加熱ヒータ52を通電する。そうすると、送風ファン28は、調理室20内の空気(蒸気を含む)を吸込口25から吸い込み、第2蒸気供給パイプ61に空気(蒸気を含む)を送り出す。この送風ファン28に遠心ファンを用いることによって、プロペラファンに比べて高圧を発生させることができる。さらに、送風ファン28に用いる遠心ファンを直流モータで高速回転させることによって、循環気流の流速を極めて速くすることができる。
次に、蒸気発生装置40の蒸発容器41内の水が沸騰すると、飽和蒸気が発生し、発生した飽和蒸気は、第1蒸気供給パイプ35を介して送風ファン28により吸い込まれて、第2蒸気供給パイプ61を通る循環気流に合流する。循環気流に合流した蒸気は、第2蒸気供給パイプ61を介して高速で蒸気昇温装置50に流入する。
そして、蒸気昇温装置50に流入した蒸気は、蒸気加熱ヒータ52により加熱されて略300℃(調理内容により異なる)の過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、下側の天井パネル54に設けられた複数の天井蒸気吹出口55から加熱室20内の下方に向かって噴出する。また、過熱蒸気の他の一部は、蒸気昇温装置50の左右両側に設けられた蒸気供給通路23を介して加熱室20の両側面の側面蒸気吹出口24から噴出する。
ここで、加熱室20内において、中央部では上昇し、その外側では吹き下ろすという形の対流が生じる。そして、対流する蒸気は、順次吸込口25に吸い込まれて、循環経路を通って再び加熱室20内に戻るという循環を繰り返す。
なお、調理中、制御装置80は、温度センサ43により検出された蒸気発生装置40の蒸発容器41の基部Aの温度が、110℃〜120℃では基部A上に水があると判断する。一方、温度センサ43により検出された基部Aの温度が、例えば140℃以上になると基部A上の水が無くなったと判断して、ポンプ33を運転して、水タンク30から第1,第2給水パイプ32,33を介して蒸気発生装置40の蒸発容器41内に所定量の水を供給する。このようにして、蒸発容器41の基部Aの温度変化に基づいて、制御装置80が蒸気発生装置40の蒸発容器41内に所定量の水を間欠的に供給することによって、ほぼ連続して蒸気が発生する。
このようにして加熱室20内で過熱蒸気の対流を形成することにより、加熱室20内の温度,湿度分布を均一に維持しつつ、蒸気昇温装置50からの過熱蒸気を天井蒸気吹出口55と側面蒸気吹出口24から噴出して、ラック22上に載置された被加熱物90に効率よく衝突させることが可能となる。そうして、過熱蒸気の衝突により被加熱物90を加熱する。このとき、被加熱物90の表面に接触した過熱蒸気は、被加熱物90の表面で結露するときに潜熱を放出することによっても被加熱物90を加熱する。これにより、過熱蒸気の大量の熱を確実にかつ速やかに被加熱物90全面に均等に与えることができる。したがって、むらがなく仕上がりよい加熱調理を実現することができる。また、過熱蒸気が充満した加熱室20内は、約1%程度の低酸素濃度状態になるので、被加熱物90の酸化を抑え、ビタミンC等が損なわれることがない。
また、上記加熱調理の運転において、時間が経過すると、調理室20内の蒸気量が増加し、量的に余剰となった分の蒸気は、放出口27から放出通路64を介して第1排気口65から外部に放出される。
調理終了後、制御装置80により操作パネル11に調理終了のメッセージを表示し、さらに操作パネル11に設けられたブザー(図示せず)により合図の音を鳴らす。それにより、調理終了を知った使用者が扉12を開けると、制御装置80は、扉12が開いたことをセンサ(図示せず)により検知して、排気通路62のダンパ68を瞬時に開く。それにより、循環経路の第2蒸気供給パイプ61が排気通路62を介して第2排気口63に連通し、調理室20内の蒸気は、送風ファン28により吸込口25,第2蒸気供給パイプ61および排気通路62を介して第2排気口63から排出される。このダンパ動作は、調理中に使用者が扉12を開いても同様である。これにより、使用者は、蒸気にさらされることなく、安全に被加熱物90を調理室20内から取り出すことができる。
上記構成の蒸気発生装置40によれば、蓋体44により蒸発容器41の開口部41aを閉じた状態でヒータ部(42A,42B)により蒸発容器41を加熱することによって、給水口71aから給水された水溜部Sの水を蒸発させて、蒸発容器41内から供給口72aを介して外部に蒸気を供給することが可能となる。そして、上記蓋体44を開いて蒸発容器41の側面に設けられた開口部41aを介して蒸発容器41の内部をあらわにすることによって、蒸発容器41内に手が入れやすくなる。したがって、蒸発容器41内の清掃が容易にできる衛生的な蒸気発生装置40を実現することができる。また、この蒸気発生装置40を加熱調理器1に用いることによって、低コストで高性能な加熱調理器を実現することができる。
また、上記蒸発容器41の開口部41aが設けられた側面に開閉可能に蓋体44を設けることによって、蒸発容器41の開口部41aと蓋体44との嵌め合わせが確実にでき、蒸発容器41の開口部41aのシール性を向上できる。
また、上記蒸発容器41の開口部41aに対向する開口を調理室20の内壁面に設けることによって、調理室20内側から見て蓋体44を開いた蒸発容器41の内部は開口部41aを介してあらわになり、調理室20から蒸発容器41内に手が入れやすくなって、蒸発容器41内の清掃が容易にできる。なお、上記蒸発容器41の開口部41aに対向する開口を本体ケーシング10の外壁面に設けてもよく、この場合、本体ケーシングの外側から見て蒸発容器の内部が開口部を介してあらわになり、外側から蒸発容器内に手が入れやすくなって、蒸発容器内の清掃が容易にできる。
なお、上記実施の形態では、蒸気発生装置40側に蓋体44を設けたが、蓋体を調理室の内壁面に設けてもよい。この場合、蒸発容器の蓋体が調理室の内壁面の一部を兼ねるので、蓋体44のための余分なスペースを本体ケーシング10に確保する必要がなく、加熱調理器の小型化が図れると共に、調理室20の内壁面のスペースに余裕があるので、蒸発容器41側よりも蓋体44を開閉する開閉機構を容易に設けることができる。また、上記開口部を開閉可能にする蓋体を本体ケーシングの外壁面に設けてもよく、この場合も、蒸発容器の蓋体が本体ケーシングの外壁面の一部を兼ねるので、蓋体44のための余分なスペースを本体ケーシング10に確保する必要がなく、加熱調理器の小型化が図れると共に、本体ケーシングの外壁面のスペースに余裕があるので、蒸発容器側よりも蓋体を開閉する開閉機構を容易に設けることができる。
また、この実施の形態では、蒸気発生装置40の蒸発容器41の開口部41aに対向する開口を調理室20の後面側の内壁面に設けられた開口に、蒸発容器41の開口部41aが対向するように蒸気発生装置40を本体ケーシング10内に配置したが、調理室内に蒸気発生装置を配置してもよい。この場合、蓋体を開いた蒸発容器の内部は開口部を介してあらわになり、調理室の蒸発容器内に手が入れやすくなって、蒸発容器内の清掃が容易にできる。
また、上記加熱調理器1によれば、簡単な構成で蒸気発生の立ち上がりを早くできると共に、ヒータ部(42A,42B)の取り付けが容易にできる蒸気発生装置を実現することができる。また、調理終了時に蒸気発生装置40の蒸発容器41内に水が残らないように、水供給部からの水の供給やヒータ部(42A,42B)の通電を制御することによって、蒸発容器41の排水を行う必要がなく、衛生面が向上すると共に、排水バルブや排水経路などが不要となり、構成を簡略化して小型化と低コスト化を図ることができる。さらに、上記水供給部から基部A上の所定の領域内に少量の水を間欠的に供給して蒸気発生を繰り返すことができ、ポット内にヒータ部を配置したものに比べて基部Aを大幅に小さくすることが可能になり、この蒸気発生装置の小型化が図れる。
また、上記蒸気発生装置40の基部Aが略長方形の底部となる略直方体形状の蒸発容器41を、長手方向が略水平になるように配置して、その蒸発容器41の基部Aの一方の長辺側の側面に設けられた開口部41aに、開閉自在な蓋体44を取り付けることによって、使用者が蓋体44を取り外して容易に蒸発容器41内を掃除することができる。なお、蓋体の開閉構造はこれに限らず、他の構造の開閉自在な蓋体を用いたものにこの発明を適用してもよい。例えば、調理室20の壁面側に蓋体の開閉構造を設けてもよい。
また、上記基部Aの下側にヒータ取付板73を介してヒータ部(42A,42B)を取り付けることによって、ヒータ部(42A,42B)からの熱がヒータ取付板73により均一に分散されて、基部Aの下側をムラなく加熱でき、熱損失を低減して、効率を向上できる。
また、上記ヒータ部(42A,42B)に用いられた2本のシーズヒータのうちの給水側のシーズヒータ(42A)の発熱量を他のシーズヒータ(42B)よりも大きくして、基部A上でも最も水が存在する給水側の領域に、他の領域よりもできるだけ熱を集中させることによって、蒸気発生の効率を向上できる。この実施の形態では、ヒータ部(42A,42B)に2本のシーズヒータを用いたが、3本以上のシーズヒータを用いてもよいし、他の加熱手段を用いてもよい。
また、上記水供給部から基部A上に水を供給するための給水口71aの近傍に温度センサ43を配置することによって、その温度センサ43により基部Aの温度変化を正確に測定することができる。
また、上記実施の形態では、長手側の一方の側面に開口部41aが設けられたステンレス製の直方体形状の蒸発容器41を備えた蒸気発生装置40について説明したが、蒸気発生装置の蒸発容器の形状はこれに限らず、全体が略平板状の基部を有するものであればよい。
また、上記実施の形態では、蒸気発生装置40を用いた加熱調理器1について説明したが、加熱調理器に限らず、蒸気を用いる他の装置にこの発明の蒸気発生装置を適用してもよい。
図1はこの発明の一実施の形態の蒸気発生装置を用いた加熱調理器の外観斜視図である。 図2は図1に示す加熱調理器の扉を開いた状態の外観斜視図である。 図3は図1に示す加熱調理器の概略構成図である。 図4は図1に示す加熱調理器の制御ブロック図である。 図5は上記加熱調理器の扉のない状態の正面図である。 図6は上記加熱調理器の本体ケーシングのない状態の裏面図である。 図7は上記加熱調理器の蒸気発生装置の上面図である。 図8は上記蒸気発生装置の正面図である。 図9は上記蒸気発生装置の面図である。 図10Aは上記蒸気発生装置の側面図である。 図10Bは図8のXB−XB線から見た断面図である。 図11は図8のXI−XI線から見た断面図である。 図12は上記蒸気発生装置の蓋体の上面図と正面図と側面図である。
1…加熱調理器
10…本体ケーシング
11…操作パネル
12…扉
13…ハンドル
14…窓
20…調理室
21…受皿
22…ラック
25…吸込口
26…ファンケーシング
27…放出口
28…送風ファン
30…水タンク
31…水位検知部
32…第1給水パイプ
34…第2給水パイプ
33…ポンプ
35…第1蒸気供給パイプ
36…水タンク用水位センサ
37…水タンク用収納部
40…蒸気発生装置
41…蒸発容器
41a…開口部
42A…第1蒸気発生ヒータ
42B…第2蒸気発生ヒータ
43…温度センサ
46…凸部
50…蒸気昇温装置
51…皿形ケース
52…蒸気加熱ヒータ
61…第2蒸気供給パイプ
62…排気通路
63…第2排気口
64…放出通路
65…第1排気口
68…ダンパ
71,72…接続部
71a…給水口
72a…供給口
80…制御装置
81…調理室用温度センサ
82…調理室用湿度センサ
90…被加熱物
S…水溜部

Claims (2)

  1. 本体ケーシングと、
    上記本体ケーシング内に配置された蒸気発生装置と、
    上記本体ケーシング内に配置され、上記蒸気発生装置から供給された蒸気により加熱される被加熱物を収容する調理室と
    を備え、
    上記蒸気発生装置の開口部に対向する開口が、上記調理室の内壁面に設けられており、
    上記蒸気発生装置は、
    水の給水口と、上記給水口からの水を溜める水溜部と、上記水溜部で発生した蒸気を外部に供給する供給口と、上記供給口がある側とは異なる側面に設けられ、内部をあらわにする上記開口部とを有する蒸発容器と、
    上記蒸発容器の上記水溜部を加熱するヒータ部と、
    上記開口部を開閉自在かつ全閉可能であると共に、上記水溜部と上記蒸発容器とを遮蔽し、調理室に面して、この調理室の内壁面の一部を兼ねる蓋体と
    を備え、
    上記蓋体により上記蒸発容器の上記開口部を閉じた状態で上記ヒータ部により上記蒸発容器を加熱することによって、上記給水口から給水された上記水溜部の水を蒸発させて、蒸発した蒸気を上記供給口から外部に供給することを特徴とする加熱調理器。
  2. 本体ケーシングと、
    上記本体ケーシング内に配置された蒸気発生装置と、
    上記本体ケーシング内に配置され、上記蒸気発生装置から供給された蒸気により加熱される被加熱物を収容する調理室と
    を備え、
    上記蒸気発生装置は、上記調理室内に設けられ、
    上記蒸気発生装置は、
    水の給水口と、上記給水口からの水を溜める水溜部と、上記水溜部で発生した蒸気を外部に供給する供給口と、上記供給口がある側とは異なる側面に設けられ、内部をあらわにする開口部とを有する蒸発容器と、
    上記蒸発容器の上記水溜部を加熱するヒータ部と、
    上記開口部を開閉自在かつ全閉可能であると共に、上記水溜部と上記蒸発容器とを遮蔽し、調理室に面して、この調理室の内壁面の一部を兼ねる蓋体と
    を備え、
    上記蓋体により上記蒸発容器の上記開口部を閉じた状態で上記ヒータ部により上記蒸発容器を加熱することによって、上記給水口から給水された上記水溜部の水を蒸発させて、蒸発した蒸気を上記供給口から外部に供給することを特徴とする加熱調理器。
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