JP4252607B2 - 蒸気発生装置および加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、蒸気発生装置および加熱調理器に関する。
従来、蒸気発生装置としては、蒸発容器内の底部近傍かつ略同一水平面上にヒータ部を配置し、そのヒータ部により蒸発容器内に供給された水を加熱することにより蒸気を発生するものがある(例えば、特開2005−241190号公報(特許文献1)参照)。この蒸気発生装置では、蒸発容器内の底部からヒータ部の上部のわずか上側まで水を供給して、ヒータ部により加熱する水の量をできるだけ少なくすることにより、蒸気発生の立ち上がりを早くしている。
ところで、上記蒸気発生装置では、蒸気発生の立ち上がりを早くするためにヒータ部を浸しつつできるだけ水量を少なくしているので、蒸発容器内の底部近傍に配置されたヒータ部が蒸発容器内の水平面上のほとんどの領域を占有し、水位センサを取り付けるスペースやその水位センサとヒータ部を仕切る仕切板の取り付けスペースを十分に確保することができない。このため、上記蒸気発生装置では、蒸発容器内の限られた狭いスペースに水位センサと仕切板を配置すると、水位センサと仕切板との間に水が渡ったり、仕切板で仕切られた水位センサ側の水が沸騰して泡が発生したりすることにより、水位センサが正確に水位を検出できなくなるという問題がある。
また、電極で水位を検出する簡単な構成の電極センサを用いる場合、電極間の距離や電極と仕切部との距離を確保しなければならないため、電極センサと仕切部を蒸発容器内の限られた空間に配置することは容易でない。
特開2005−241190号公報
そこで、この発明の課題は、蒸気発生の立ち上がりを早くしつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる蒸気発生装置および加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の蒸気発生装置は、
蒸発容器と、
上記蒸発容器内を仕切って、上記蒸発容器の底部側で連通する水位検知室と蒸発室を形成する仕切部と、
上記水位検知室内の水位を検出する水位センサと、
上記蒸発容器の上記蒸発室側に配置された加熱部と、
上記蒸発容器の上記蒸発室側に設けられた蒸気出口と
を備え、
上記蒸発室内の水を上記加熱部により加熱することにより上記蒸発室で発生した蒸気を上記蒸気出口から出すものであり、
上記蒸発容器の上記水位検知室内を通って上記水位検知室の下端開口から上記蒸発容器内に水が供給されると共に、
上記仕切部の最下端と上記加熱部の最下端が上記蒸発容器の底部近傍に位置し、かつ、上記加熱部の最下端よりも上記仕切部の最下端が低くなっており、
上記蒸発容器の底部に排水口が設けられ、
上記排水口の領域が、上記水位検知室の下端開口側と上記蒸発室側に跨っていることを特徴とする。
上記構成の蒸気発生装置によれば、上記仕切部によって蒸発容器内が仕切られて水位検知室と蒸発室が形成された蒸発容器内に外部から水を供給すると、蒸発容器の底部側で連通する水位検知室内の水位と蒸発室内の水位は同一となり、水位センサにより水位検知室内の水位を検出することで、蒸発室内の水位を検出することが可能となる。また、蒸発室内の水を加熱部により加熱することにより蒸発室内の水を沸騰させて、発生した蒸気を、蒸発容器の蒸発室側に設けられた蒸気出口から出す。このように、水位検知室と蒸発室が蒸発容器の底部側で連通し、水位検知室と蒸発室とが連通する蒸発容器の底部側よりも上側を互いに遮断することによって、仕切部により水位検知室と蒸発室との間が断熱されると共に蒸発室で発生した蒸気が水位検知室内に入らないので、水位検知室内の水温上昇を抑えて、水位検知室内の水が沸騰するのを防止すると共に、蒸発室内の水が沸騰して水面が乱れても、水位検知室内の水面は乱れない。このような構成において、蒸発室内の加熱部が占める体積に対して蒸発室内の水量をできるだけ少なくすることによって、蒸気発生の立ち上がりを早くしつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる。また、蒸発容器内に水位センサや仕切部の取り付けスペースを十分に確保でき、複数の電極で水位を検出する電極センサを水位センサとして用いることも可能となり、構成を簡略化して、コストを低減できる。また、上記蒸発容器の水位検知室内を通って水位検知室の下端開口から蒸発容器内に水が供給されることによって、水位検知室内が冷却され、水位検知室内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制できる。
また、上記仕切部の最下端と加熱部の最下端が蒸発容器の底部近傍に位置し、かつ、加熱部の最下端よりも仕切部の最下端を低くすることによって、蒸発室で発生した気泡が水位検知室に入りにくくなるので、水位検知室内の水面が気泡により波立つのを防ぐことができる。
さらに、上記蒸発容器の底部に設けられた排水口の領域が、水位検知室の下端開口側と蒸発室側に跨っていることによって、そのオーバーラップ領域で水位検知室と蒸発室との間の流路が広がり、水位検知室から蒸発室に水が流れる流路の有効断面積が大きくなる。したがって、蒸発室側から気泡が水位検知室に入り込まないように、水位検知室の下端開口を下げて蒸発容器の底部との隙間を小さくしても、水位検知室と蒸発室との間の水流の妨げにならない。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記水位センサは、電極間の静電容量に基づいて上記水位検知室内の水位を検出する。
上記実施形態によれば、上記電極間の静電容量に基づいて、水位センサが水位検知室内の水位を検出することによって、簡単な構造で確実に水位を検出できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記電極の1つが上記仕切部である。
上記実施形態によれば、水位を検出するための上記電極の1つを上記仕切部が兼ねることによって、構成が簡略化できると共に、水位検知室内に1つの電極を配置するだけでよいので、表面張力により電極間に結露水が渡ることのないように、水位検知室内の一方の電極と他方の電極である仕切部の内周面との距離を容易に確保でき、結露水で電極間が導通して水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。また、上記仕切部が金属材料からなる電極とすることによって、故障により加熱部が過熱したときに仕切部が溶けないようにできる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記排水口は、上記蒸発容器の底部の略中央に設けられている。
上記実施形態によれば、上記排水口を蒸発容器の底部の略中央に設けることによって、排水口が最下点になるように排水口の周りに傾斜を設けて、蒸発容器内の水を確実に排水することが容易にできる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器内に配置された筒状の周壁である。
上記実施形態によれば、上記蒸発容器内を仕切る仕切部を、蒸発容器内に配置された筒状の周壁とすることによって、筒状の周壁内が水位検知室となり、筒状の周壁の外側が水位検知室の周りを囲む蒸発室となる。これによって、上記蒸発室内に水位検知室の周りを囲むように、例えば螺旋状の加熱部を配置でき、蒸発容器内のスペースを有効に利用できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器の内壁の一部と共に上記水位検知室を形成する仕切部である。
上記実施形態によれば、上記仕切部と蒸発容器の内壁の一部とで水位検知室を形成することによって、蒸発容器の内壁の一部を利用して水位検知室を容易に形成できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記仕切部の最下端が上記水位センサの電極の下端よりも低い。
上記実施形態によれば、上記仕切部の最下端を水位センサの電極の下端よりも低くすることによって、水位検知室内の水位センサの電極の下端が浸る検出基準水面が仕切部の最下端よりも高くなる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記蒸発容器の上記水位検知室側に大気開放口を設けた。
上記実施形態によれば、上記蒸発容器の水位検知室側に大気開放口を設けることによって、水位検知室内の水位の上下動に応じて水位検知室内の空気が大気開放口から出入りするので、蒸発容器の底部側で連通する水位検知室内の水面と蒸発室内の水面を一致させることができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記大気開放口の大きさは、結露水の表面張力によって上記大気開放口が上記結露水で密閉されない大きさである。
上記実施形態によれば、上記大気開放口の大きさを、結露水の表面張力によって大気開放口が上記結露水で密閉されない大きさにすることによって、大気開放口が結露水で密閉されて水位検知室内の水位が正しく上下動しなくなるのを防止できる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記水位センサの電極が取り付けられた上記蒸発容器の取り付け部分は、非導電性材料からなる。
上記実施形態によれば、上記水位センサの電極が取り付けられた蒸発容器の取り付け部分に非導電性材料を用いることによって、水位センサの電極間に結露水が渡って電極間が導通するのをより効果的に防ぐことができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記仕切部は、水よりも熱伝導率の低い材料からなる。
上記実施形態によれば、上記仕切部に、水よりも熱伝導率の低い材料(例えば、PPS(Polyphenylene Sulfide:ポリフェニレンサルファイド)などの樹脂)を用いることによって、水位検知室と蒸発室との間の断熱効果を高めることができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記仕切部は、空気層を含む多重壁である。
上記実施形態によれば、上記仕切部に、空気層を含む多重壁を用いることによって、水位検知室と蒸発室との間の断熱効果を高めることができる。
また、一実施形態の蒸気発生装置では、上記水位検知室の内壁側に、撥水性を付与する表面処理が施されている。
上記実施形態によれば、上記水位検知室の内壁側に、撥水性を付与する表面処理(例えば、フッ素加工やテフロン(登録商標;米国デュポン社)加工)を施すことによって、水位検知室の内壁側に結露水の付着しにくくなり、水位センサの電極間の結露水の渡りを効果的に防ぐことができる。
また、この発明の加熱調理器では、上記のいずれか1つに記載の蒸気発生装置を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、蒸気発生の立ち上がりを早くしつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる上記蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現できる。
以上より明らかなように、この発明の蒸気発生装置によれば、蒸気発生の立ち上がりを早くしつつ、蒸発容器内の水位を正確に検出できる蒸気発生装置を実現することができる。
また、この発明の加熱調理器によれば、上記蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現することができる。
以下、この発明の蒸気発生装置および加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の蒸気発生装置を用いた加熱調理器の外観斜視図を示している。この加熱調理器1は、直方体形状の本体ケーシング10の正面に、下端側の辺を略中心に回動する扉12を設けている。扉12の右側に操作パネル11を設け、扉12の上部にハンドル13を設けると共に、扉12の略中央に耐熱ガラス製の窓14を設けている。
また、図2は加熱調理器1の扉12を開いた状態の外観斜視図を示しており、本体ケーシング10内に直方体形状の調理室20が設けられている。調理室20は、扉12に面する正面側に開口部20aを有し、調理室20の側面,底面および天面をステンレス鋼板で形成している。また、扉12は、調理室20に面する側をステンレス鋼板で形成している。調理室20の周囲および扉12の内側に断熱材(図示せず)を配置して、調理室20内と外部とを断熱している。
また、調理室20内に、調理室20の底面から所定の間隔をあけてステンレス製の受皿21が置かれ、受皿21上に被加熱物を載置するためのステンレス鋼線製のラック22が置かれている。なお、扉12を開いた状態で、扉12の上面側は略水平となって、被加熱物を取り出すときに一旦扉12の上面に置くことができる。
さらに、本体ケーシング10の調理室20の右側に、給水タンク30を収納するための給水タンク用収納部37を設けている。給水タンク30は、前面側から後面側に向かって給水タンク用収納部37内に挿入される。
図3は、加熱調理器1の基本構成を示す概略構成図である。図3に示すように、この加熱調理器1は、調理室20と、蒸気用の水を貯める給水タンク30と、給水タンク30から供給された水を蒸発させて蒸気を発生させる蒸気発生装置40と、蒸気発生装置40からの蒸気を加熱する蒸気昇温装置50と、蒸気発生装置40や蒸気昇温装置50等の動作を制御する制御装置80とを備えている。調理室20の左右の側壁に設けられた受け棚95により受皿21が支持されている。調理室20内の受皿21上には格子状のラック22が載置され、そのラック22の略中央に被加熱物90が置かれる。そうして、被加熱物90は、調理室20の底面から間隔をあけた状態で調理室20内に収容されている。
また、給水タンク30の下側に設けられたジョイント部30aは、接続部31の一端に設けられた受入口31aに接続可能になっている。そして、接続部31に第1給水パイプ32の一端が接続され、第1給水パイプ32の他端にポンプ33の吸込側が接続されている。また、そのポンプ33の吐出側に第2給水パイプ34の一端が接続され、第2給水パイプ34の他端が蒸気発生装置40に接続されている。
また、蒸気発生装置40は、第2給水パイプ34の他端が接続された蒸発容器41と、蒸発容器41内に配置された加熱部の一例としての螺旋形状の蒸気発生ヒータ42と、蒸発容器41内に配置された水位センサ43とを有している。この蒸気発生ヒータ42には、シーズヒータを螺旋状に巻いて用いている。また、蒸発容器41の底部に排水バルブ70の一端が接続され、その排水バルブ70の他端に排水パイプ71の一端が接続されている。そして、排水パイプ71の他端が給水タンク30の上側に接続されている。
また、調理室20の側面上部に設けられた吸込口25の外側には、ファンケーシング26を配置している。そして、ファンケーシング26に設置された送風ファン28によって、調理室20内の蒸気は、吸込口25から吸い込まれて、第2蒸気供給パイプ61を介して蒸気昇温装置50に供給される。また、蒸気発生装置40で発生した蒸気は、送風ファン28により第1蒸気供給パイプ35を介して吸い込まれて、調理室20内から吸い込まれた蒸気と合流し、第2蒸気供給パイプ61を介して蒸気昇温装置50に供給される。
上記ファンケーシング26,第2蒸気供給パイプ61および蒸気昇温装置50で外部循環経路を形成している。また、調理室20の側面の下側に設けられた放出口27には放出通路64の一端が接続され、放出通路64の他端には第1排気口65を設けている。さらに、外部循環経路を形成する第2蒸気供給パイプ61には、排気通路62の一端が接続され、排気通路62の他端には第2排気口63を設けている。また、第2蒸気供給パイプ61と排気通路62との接続点に、排気通路62を開閉するダンパ68を配置している。
また、蒸気昇温装置50は、調理室20の天井側であって且つ略中央に、開口を下側にして配置された皿型ケース51と、この皿型ケース51内に配置された蒸気加熱ヒータ52とを有している。皿形ケース51の底面は、調理室20の天井面に設けられた金属製の凸部100で形成されている。
また、調理室20の下側に、マイクロ波を発生するマグネトロン92と、そのマグネトロン92からのマイクロ波を調理室20に導く導波管93と、導波管93により導かれたマイクロ波を撹拌する回転アンテナ94を配置している。このマグネトロン92から発生するマイクロ波は、導波管93,回転アンテナ94を介して調理室20の被加熱物90に照射される。回転アンテナ94によりマイクロ波は撹拌されて被加熱物90に照射される。この回転アンテナ94は、回転駆動手段(図示せず)により駆動される。蒸気を用いない調理において、このマイクロ波を用いた調理が行われる。
次に、図4に示す加熱調理器1の制御ブロックについて説明する。
図4に示すように、制御装置80には、送風ファン28と、蒸気加熱ヒータ52と、ダンパ68と、蒸気発生ヒータ42と、操作パネル11と、水位センサ43と、温度センサ44と、調理室20(図3に示す)内の温度を検出する調理室用温度センサ81と、調理室20内の湿度を検出する調理室用湿度センサ82と、ポンプ33と、マグネトロン92と、回転アンテナ94を駆動する回転駆動手段(図示せず)が接続されている。
上記制御装置80は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、水位センサ43,温度センサ44,調理室用温度センサ81および調理室用湿度センサ82からの検出信号に基づいて、送風ファン28,蒸気加熱ヒータ52,ダンパ68,蒸気発生ヒータ42,蒸気発生ヒータ42,操作パネル11,ポンプ33,マグネトロン92および回転駆動手段(図示せず)を所定のプログラムに従って制御する。
また、図5は蒸気発生装置40の斜視図を示している。この蒸気発生装置40の蒸発容器41は、図5に示すように、耐熱性樹脂からなる略帽子形状の上側容器41Aと、その上側容器41Aが上から被せられたステンレス製の略カップ形状の下側容器41Bからなる。上側容器41Aの上部に、上方に開口する蒸気出口73を設けると共に、蒸気発生ヒータ42(図3に示す)のヒータ端子45a,45bを配置している。蒸気出口73に第1蒸気供給パイプ35(図3に示す)を接続している。
また、上側容器41Aに設けられた段部46に、上方に開口する給水口72を設けている。この給水口72に第2給水パイプ34(図3に示す)を接続している。また、段部46に、水位センサ43(図3に示す)の長板状の電極43a,43bの上側部分が突出している。さらに、段部46の側壁側に、側方に向かって開口する大気開放口75を設けている。この大気開放口75は、排水パイプ71にも接続され、水位検知室S1から溢れ出した水を大気開放口75,排水パイプ71を介して排水する。また、段部46の近傍に、温度センサ44を取り付けている。
図6は蒸気発生装置40の要部の半分を切断して内部を示した斜視図を示しており、この図6では、蒸気発生ヒータ42を省略している。図6に示すように、下側容器41Bの底部の略中央に排水口74を設けている。また、上側容器41Aには、蒸発容器41内を仕切る仕切部の一例として、上側容器41Aの上側から下方に向かって延びる水平断面が略小判形状の筒状の周壁47を設けている。この筒状の周壁47によって蒸発容器41内を仕切って、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S1と蒸発室S2を形成する。この水位検知室S1と蒸発室S2は、連通する蒸発容器41の底部側よりも上側が互いに遮断されている。
蒸発容器41の底部の排水口74の一部の領域は、水位検知室S1の下端開口(筒状の周壁47の下端開口47a)の一部の領域に面している (図11参照)。
また、図7は蒸気発生装置40の側面図を示しており、図8は蒸気発生装置40の上面図を示している。この図7,図8では、図5,図6と同一の構成部に同一参照番号を付している。
図7,図8に示す給水口72と大気開放口75は、水位検知室S1(図6に示す)側に連なっており、給水口72と水位検知室S1内を通って水位検知室S1の下端開口(筒状の周壁47の下端開口47a)から蒸発容器41内に水が供給される。一方、図7,図8に示す蒸気出口73は、蒸発室S2(図6に示す)側に連なっており、蒸発室S2で発生した蒸気が蒸気出口73から出る。
また、下側容器41Bの下端に排水バルブ70を接続し、排水バルブ70の側方の排出口70aに排水パイプ71(図3に示す)の一端を接続している。なお、図7では、蒸発容器41の底部の排水口74と排水バルブ70の排出口70aとの間の排水バルブ70により開閉される通路を省略している。
図9は図8に示すIX−IX線から見た縦断面図を示している。この図9では、図7,図8と同一の構成部に同一参照番号を付している。
図9に示すように、蒸発容器41の蒸発室S2内に、水位検知室S1の周りを囲むように螺旋形状の蒸気発生ヒータ42を配置している。また、筒状の周壁47の下端は、蒸発容器41の底部の平面に対して所定の間隔をあけており、給水口72を介して水位検知室S1内に供給された水は、この筒状の周壁47の下端と蒸発容器41の底部との隙間を通って蒸発室S2に水が供給される。
このとき、蒸発容器41の底部の円形の排水口74の略半分が、筒状の周壁47の下端開口47aの一部と重なっている。このように、排水口74の一部の領域を、水位検知室S1の下端開口47aの一部の領域と面させることにより、筒状の周壁47の下端と蒸発容器41の底部との隙間を小さくしても、水位検知室S1から蒸発室S2に水が流れる流路の有効断面積を大きくできる。
図10は図8に示すX−X線から見た縦断面図を示している。この図10では、図7,図8と同一の構成部に同一参照番号を付している。
図10に示すように、水位センサ43の長板状の電極43a,43bは、蒸発容器41の上部から蒸発容器41内の下方に向かって延び、かつ、所定の間隔をあけて略平行に配置されている。この電極43a,43bの間に、蒸発容器41の上部から蒸発容器41内の下方に向かって延びる仕切り部材48を設けている。この仕切り部材48は、電極43a側と電極43b側に区切っている。この仕切り部材48により、電極43a,43b間に表面張力により結露水が渡ることのないように、電極43a,43b間を隔てている。
また、蒸発容器41の上部から突出した水位センサ43の電極43a,43bの上側部分が取り付けられた蒸発容器41の取り付け部分の上側に上側盛り上がり部49を設けている。この上側盛り上がり部49に、水位センサ43の電極43a,43bの上側部分から蒸発容器41側に向かって傾斜するテーパーを設けている。蒸発容器41の上方から落ちてきた水滴が上側盛り上がり部49のテーパーに沿って下方に流れ落ちた水滴や、段部46に生じた結露により電極43a,43b間に水が渡ることを防ぐことができる。
図11は図7に示すXI−XI線から見た断面図を示している。図11では、蒸発容器41の底部の円形の排水口74の略半分が、筒状の周壁47の略小判形状の下端開口47a(図9に示す)の一部と重なっているのが分かる。
また、図12は他の実施の形態の蒸気発生装置140の縦断面図を示しており、この図12に示す蒸気発生装置140は、筒状の周壁を除いて図5〜図11に示す蒸気発生装置40と同一の構成をしている。
この蒸気発生装置140では、筒状の周壁147に、内側に空気層148が設けられた多重壁を用いている。この空気層148は、周壁147の下端部近傍から、少なくとも、蒸発室S2の水面よりも上部に達することが好ましい。これによって、蒸発室S2と水位検知室S1との間を効果的に断熱して、水位検知室S1内の水が沸騰するのを防ぐ。なお、この空気層148は複数設けても良い。
上記構成の加熱調理器1において、図1に示す操作パネル11中の電源スイッチ(図示せず)が押されて電源がオンし、操作パネル11の操作により加熱調理の運転を開始する。そうすると、まず、図3に示す制御装置80は、蒸気発生ヒータ42を通電し、ダンパ68により排気通路62を閉じた状態でポンプ33の運転を開始する。ポンプ33により給水タンク30から第1,第2給水パイプ32,33を介して蒸気発生装置40の蒸発容器41内に給水される。ここで、水位センサ43により検出された蒸発容器41内の水位に基づいて、蒸発容器41内に所定量の水が給水される。
そして、蒸発容器41内に溜まった所定量の水を蒸気発生ヒータ42により加熱する。
次に、蒸気発生ヒータ42の通電と同時に、送風ファン28をオンすると共に、蒸気昇温装置50の蒸気加熱ヒータ52を通電する。そうすると、送風ファン28は、調理室20内の空気(蒸気を含む)を吸込口25から吸い込み、第2蒸気供給パイプ61に空気(蒸気を含む)を送り出す。この送風ファン28に遠心ファンを用いることによって、プロペラファンに比べて高圧を発生させることができる。さらに、送風ファン28に用いる遠心ファンを直流モータで高速回転させることによって、循環気流の流速を極めて速くすることができる。
次に、蒸気発生装置40の蒸発容器41の蒸発室S2内の水が沸騰すると、飽和蒸気が発生し、発生した飽和蒸気は、蒸発容器41の蒸気出口73と第1蒸気供給パイプ35を介して送風ファン28により吸い込まれて、第2蒸気供給パイプ61を通る循環気流に合流する。循環気流に合流した蒸気は、第2蒸気供給パイプ61を介して高速で蒸気昇温装置50に流入する。
そして、蒸気発生装置40から蒸気昇温装置50に流入した蒸気は、蒸気加熱ヒータ52により加熱されて略300℃(調理内容により異なる)の過熱蒸気となる。この過熱蒸気の一部は、凸部100に設けられた複数の第1天井蒸気吹出穴101から調理室20内の下方に向かって噴出する。また、過熱蒸気の他の一部は、凸部100の傾斜面100bに設けられた第2天井蒸気吹出穴102から調理室20の左右の側面に設けられた熱媒体導引部91により案内されて、調理室20内の被加熱物90に下面側から過熱蒸気が供給される。
ここで、加熱室20内において、対流する蒸気は、順次吸込口25に吸い込まれて、外部循環経路を通って再び加熱室20内に戻るという循環を繰り返す。
このようにして加熱室20内で過熱蒸気の対流を形成することにより、加熱室20内の温度,湿度分布を均一に維持しつつ、蒸気昇温装置50からの過熱蒸気を天井蒸気吹出口55と側面蒸気吹出口24から噴出して、ラック22上に載置された被加熱物90に効率よく衝突させることが可能となる。そうして、過熱蒸気の衝突により被加熱物90を加熱する。このとき、被加熱物90の表面に接触した過熱蒸気は、被加熱物90の表面で結露するときに潜熱を放出することによっても被加熱物90を加熱する。これにより、過熱蒸気の大量の熱を確実にかつ速やかに被加熱物90全面に均等に与えることができる。したがって、むらがなく仕上がりよい加熱調理を実現することができる。また、過熱蒸気が充満した加熱室20内は、約1%程度の低酸素濃度状態になるので、被加熱物90の酸化を抑え、ビタミンC等が損なわれることがない。
また、上記加熱調理の運転において、時間が経過すると、調理室20内の蒸気量が増加し、量的に余剰となった分の蒸気は、放出口27から放出通路64を介して第1排気口65から外部に放出される。
調理終了後、制御装置80により操作パネル11に調理終了のメッセージを表示し、さらに操作パネル11に設けられたブザー(図示せず)により合図の音を鳴らす。それにより、調理終了を知った使用者が扉12を開けると、制御装置80は、扉12が開いたことをセンサ(図示せず)により検知して、排気通路62のダンパ68を瞬時に開く。それにより、外部循環経路の第2蒸気供給パイプ61が排気通路62を介して第2排気口63に連通し、調理室20内の蒸気は、送風ファン28により吸込口25,第2蒸気供給パイプ61および排気通路62を介して第2排気口63から排出される。このダンパ動作は、調理中に使用者が扉12を開いても同様である。これにより、使用者は、蒸気にさらされることなく、安全に被加熱物90を調理室20内から取り出すことができる。
上記蒸気発生装置40によれば、仕切部の一例としての筒状の周壁47によって蒸発容器41内が仕切られて水位検知室S1と蒸発室S2が形成された蒸発容器41内に外部から水を供給すると、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S1内の水位と蒸発室S2内の水位は同一となり、水位センサにより水位検知室内の水位を検出することで、蒸発室S2内の水位を検出することが可能となる。また、蒸発室S2内の水を加熱部の一例としての蒸気発生ヒータ42により加熱することにより蒸発室S2内の水を沸騰させて、発生した蒸気を、蒸発容器41の蒸発室側に設けられた蒸気出口から出す。このように、水位検知室S1と蒸発室S2が蒸発容器41の底部側のみで連通し、水位検知室S1と蒸発室S2とが連通する蒸発容器41の底部側よりも上側を互いに遮断することによって、周壁47により水位検知室S1と蒸発室S2との間が断熱されると共に蒸発室S2で発生した蒸気が水位検知室S1内に入らないので、水位検知室S1内の水温上昇を抑えて、水位検知室S1内の水が沸騰するのを防止すると共に、水位センサ部分に結露が起こりにくくなり、電極間に表面張力により結露水が渡ることによる、結露水で電極間が導通して水位センサが誤検出してしまうことを防ぐことができ、さらに蒸発室S2内の水が沸騰して水面が乱れても、水位検知室S1内の水面は乱れない。このような構成において、蒸発室S2内の蒸気発生ヒータ42が占める体積に対して蒸発室S2内の水量をできるだけ少なくすることによって、蒸気発生の立ち上がりを早くしつつ、蒸発容器41内の水位を正確に検出することができる。また、蒸発容器41内に水位センサ43や周壁47の取り付けスペースを十分に確保でき、電極で水位を検出する電極センサを水位センサとして用いることも可能となり、構成を簡略化して、コストを低減することができる。
また、上記周壁47の最下端と蒸気発生ヒータ42の最下端が蒸発容器41の底部近傍に位置し、かつ、蒸気発生ヒータ42の最下端よりも周壁47の最下端を低くすることによって、蒸発室S2で発生した気泡が水位検知室S1に入りにくくなるので、蒸発室S2側から水位検知室S1内に気泡が入って水位検知室S1内が波立つことを防止する。
また、上記蒸発容器41の底部に設けられた排水口74の一部の領域が、水位検知室S1の下端開口(筒状の周壁47の下端開口47a)の一部の領域に面することによって、そのオーバーラップ領域で水位検知室S1と蒸発室S2との間の流路が広がり、水位検知室S1から蒸発室S2に水が流れる流路の有効断面積が大きくなる。したがって、蒸発室S2側から気泡が水位検知室S1に入り込まないように、水位検知室S1の下端開口を下げて蒸発容器41の底部との隙間を小さくしても、水位検知室S1と蒸発室S2との間の水流の妨げにならない。
また、上記排水口74を蒸発容器41の底部の略中央に設けることによって、排水口74が最下点になるように排水口74の周りに傾斜を設けて、蒸発容器41内の水を確実に排水することが容易にできる。
また、上記蒸発容器41内を仕切る仕切部を、蒸発容器41内に配置された筒状の周壁47とすることによって、筒状の周壁47内が水位検知室S1となり、筒状の周壁47の外側が水位検知室S1の周りを囲む蒸発室S2となる。これによって、蒸発室S2内に水位検知室S1の周りを囲むように、螺旋状の蒸気発生ヒータ42を配置でき、蒸発容器41内のスペースを有効に利用することができる。
また、上記周壁47と蒸発容器41の内壁の一部とで水位検知室S1を形成することによって、蒸発容器41の内壁の一部を利用して水位検知室S1を容易に形成できる。例えば、図13Aは周壁と蒸発容器の内壁の一部とで水位検知室を形成した蒸気発生装置340の縦断面図を示しており、図13Bは図13AのXIIIB−XIIIB線から見た断面図を示している。図13A,図13Bに示すように、この蒸気発生装置340は、断面円形状の蒸発容器341内に、蒸発容器341の上部から下方に向かって延びた仕切部347を設けている。この仕切部347によって蒸発容器341内を仕切って、蒸発容器341の底部側のみで連通する水位検知室S101と蒸発室S102を形成している。この水位検知室S101と蒸発室S102は、連通する蒸発容器341の底部側よりも上側が互いに遮断されている。蒸発容器341の蒸発室S102内に、螺旋を変形させた形状の蒸気発生ヒータ342を配置している。また、蒸発容器341の水位検知室S101の上側に上方に開口する給水口372を設けると共に、蒸発容器341の蒸発室S102の上側に上方に開口する蒸気出口373を設けている。この給水口372に第2給水パイプ34(図3に示す)を接続している。また、蒸発容器341の水位検知室S101の上側に開口する大気開放口(図示せず)を設けている。この大気開放口は、排水パイプ71(図3に示す)にも接続され、水位検知室S101から溢れ出した水を大気開放口,排水パイプ71を介して排水する。また、蒸発容器341の水位検知室S101の上側に水位センサ343の長板状の電極343a,343bを配置している。また、蒸発容器341の底部の略中央に排水口374を設けている。
このようにすれば、前述した図5〜図10に示す蒸気発生装置40のように、筒状の周壁47により水位検知室S1とその周りを囲む蒸発室S2に仕切る場合に比べ、図13A,図13Bに示す蒸気発生装置340では、水位検知室S101が蒸発室S102と接する面積を減少できるので、水位検知室S1内の水温の上昇を、より抑えることができ、沸騰しにくくすることができる。
なお、図13A,図13Bに示す蒸気発生装置340において排水口374の一部の領域を、水位検知室S101の下端開口の一部の領域と面させるように排水口374を設けても良い。このようにすれば、仕切部347の下端と蒸発容器41の底部との隙間を小さくしても、水位検知室S101から蒸発室S102に水が流れる流路の有効断面積を大きくできる。
また、上記第1実施形態の図5〜図10に示す蒸気発生装置40において、周壁47の最下端を水位センサ43の電極43a,43bの下端よりも低くすることによって、水位検知室S1内の水位センサ43の電極43a,43bの下端が浸る検出基準水面を周壁47の最下端よりも高くなる。
また、上記蒸発容器41の水位検知室S1側に大気開放口75を設けることによって、水位検知室S1内の水位の上下動に応じて水位検知室S1内の空気が大気開放口75から出入りするので、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S1内の水面と蒸発室S2内の水面を一致させることができる。
なお、周壁の底部側の一部に開口を設けて、水位検知室S1と蒸発室S2と連通させてもよい。このとき、下端開口47aを設けていなくても良いし、設けても良い。なお、この周壁の底部側の一部に開口の上端部を、加熱部(蒸気発生ヒータ42)の最下端よりも低くすることによって、蒸発室S2で発生した気泡が水位検知室S1に入りにくくすることが好ましい。
また、上記大気開放口75の大きさを、結露水の表面張力によって大気開放口75が結露水で密閉されない大きさにすることによって、大気開放口75が結露水で密閉されて水位検知室S1内の水位が正しく上下動しなくなるのを防止できる。
また、上記蒸発容器41の水位検知室S1内を通って水位検知室S1の下端開口から蒸発容器41内に水が供給されることによって、水位検知室S1内が冷却され、水位検知室S1内の水温上昇と沸騰を効果的に抑制できる。
また、上記水位センサ43の電極43a,43bが取り付けられた蒸発容器41の取り付け部分に非導電性材料を用いることによって、水位センサ43の電極43a,43b間に結露水が渡って電極43a,43b間が導通するのをより効果的に防ぐことができる。
また、周壁47に、水よりも熱伝導率の低い材料(例えばPPS(Polyphenylene Sulfide:ポリフェニレンサルファイド)などの樹脂)を用いることによって、水位検知室S1と蒸発室S2との間の断熱効果を高めることができる。
また、図12に示すように、空気層148を含む多重壁の周壁147を用いることによって、水位検知室S1と蒸発室S2との間を断熱する効果を高めることができる。
また、水位検知室S1の内壁側になるべく撥水性の高い材料を用いることによって、水位検知室S1の内壁側に結露水の付着しにくくなり、水位センサ43の電極43a,43b間の結露水の渡りを効果的に防ぐことができる。例えば、本第1実施形態では、PPSを用いているが、PPSよりも撥水性の高い樹脂(ただし、耐熱性があること)を用いてもよい。
また、水位検知室S1の内壁側に、撥水性を付与する表面処理(例えば、フッ素加工や、テフロン(登録商標;米国デュポン社)加工)を施すことによって、水位検知室S1の内壁側に結露水の付着しにくくなり、水位センサ43の電極43a,43b間の結露水の渡りを効果的に防ぐことができる。
また、この発明の加熱調理器では、蒸気発生の立ち上がりを早くしつつ、蒸発容器41内の水位を正確に検出できる蒸気発生装置を用いることによって、性能のよい加熱調理器を実現することができる。
上記第1実施形態では、長板状の電極43a,43bで水位を検出する構成の電極センサを水位センサとして用いたが、水位センサはこれに限らず、静電容量センサや超音波センサ等の他のセンサを用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、加熱部の一例として、蒸気発生ヒータ42に螺旋形状のシーズヒータを用いたが、加熱部の一例としては、蒸発容器の形態などに応じて他の加熱手段(面状ヒータ、電熱線、IH加熱、ガスの燃焼により加熱など)を用いてもよい。なお、加熱部は、蒸発室S2側に設けてあり、蒸発室S2で発生した気泡が水位検知室S1に入りにくくなる位置であれば、蒸発室S2内に設けても、蒸発容器41外に設けても、蒸発容器41に埋め込んでも構わない。
また、上記第1実施形態では、水位検知室S1の上部に設けられた給水口72を介して供給された水は、水位検知室S1内を通って水位検知室S1の下端開口から蒸発容器41内に水が供給されたが、水の供給経路はこれに限らず、例えば、蒸発容器41の底部の排水口74から水を供給してもよい。
また、水位センサの電極間の距離を、電極間に表面張力により結露水が渡ることのない距離にすることにより、結露水で電極間が導通して水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。
また、水位センサの電極と筒状の周壁との距離を、電極と筒状の周壁との間に表面張力により結露水が渡ることのない距離にすることによって、水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。
また、蒸発容器の上部から蒸発容器内の下方に向かって延びる2以上の棒状または長板状の電極を用いた簡単な構成の電極センサを水位センサに用いることによって、構造を簡略化でき、コストを低減できる。
また、水位センサの棒状または長板状の電極が取り付けられた蒸発容器内の取り付け部分に、蒸発容器内の底部に向かって突出した盛り上がり部を設けることによって、上記取り付け部分の近傍に付着した結露水が水位センサの電極間に渡ることがなく、水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。
また、蒸発容器の上部から蒸発容器内の下方に向かって延び、水位センサの棒状または長板状の電極の間を仕切る仕切り部材を設けることによって、結露水が水位センサの電極間に渡るのを防ぎ、水位センサが誤検出するのを防止できる。
また、蒸発容器の上部から突出した水位センサの電極の上側部分の間を仕切る上側仕切り部材を蒸発容器に設けることによって、水位センサの電極の上側部分の間に結露水が渡るのを防ぎ、水位センサが誤検出するのを防止できる。この場合、上側仕切部の上端が電極の上端よりも高いことが望ましい。
なお、上記第1実施形態の蒸気発生装置40では、蒸発容器41内を仕切る仕切部である周壁47の最下端と蒸気発生ヒータ42の最下端が蒸発容器41の底部近傍に位置し、かつ、蒸気発生ヒータ42の最下端よりも周壁47の最下端を低くしたが、仕切部はこれに限らず、仕切部の最下端が蒸気発生ヒータの最下端よりも高くてもよい。
例えば、図15は他の形態の仕切部を有する蒸気発生装置540の縦断面の模式図示しており、蒸発容器541内に筒状の周壁547が配置され、その筒状の周壁547によって蒸発容器41内を仕切って、蒸発容器41の底部側のみで連通する水位検知室S501と蒸発室S502を形成している。また、筒状の周壁547の下端部547aは、先細りの円錐台形状をしており、筒状の周壁547の下端部547aの最下端が蒸気発生ヒータ542の最下端よりも高くなっている。板状の電極543a,543bは、蒸発容器541の上部から水位検知室S501内の下方に向かって延び、かつ、所定の間隔をあけて略平行に配置されている。蒸発容器541の蒸発室S502内に、水位検知室S501の周りを囲むように螺旋形状の蒸気発生ヒータ542を配置している。また、筒状の周壁547の下端は、蒸発容器541の底部の平面に対して所定の間隔をあけており、上側の給水口(図示せず)を介して水位検知室S501内に供給された水は、この筒状の周壁547の下端と蒸発容器541の底部との隙間を通って蒸発室S502に水が供給される。
なお、図15では、筒状の周壁547の下端部547aは、下側が先細りの円錐台形状としたが、周壁の形状はこれに限らず、下端まで筒状のままであってもよい。
〔第2実施形態〕
図14はこの発明の第2実施形態の蒸気発生装置の縦断面図を示している。この第2実施形態の蒸気発生装置は、水位センサと周壁部を除いて第1実施形態の蒸気発生装置と同一の構成をしている。また、この第2実施形態の蒸気発生装置が用いられる加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同一の構成をしており、加熱調理器の説明は省略して図1〜図4を援用する。
この蒸気発生装置440の蒸発容器441は、図14示すように、耐熱性樹脂からなる略帽子形状の上側容器441Aと、その上側容器441Aが上から被せられたステンレス製の略カップ形状の下側容器441Bからなる。上側容器441Aの上部に、上方に開口する給水口472と、上方に開口する蒸気出口473を設けると共に、上側容器441Aに側方に向かって開口する大気開放口475を設けている。給水口472に第2給水パイプ34(図3に示す)を接続している。
また、上側容器441Aには、蒸発容器41内を仕切る仕切部の一例として、上側容器441Aの上側から下方に向かって延びる水平断面が略小判形状の筒状の周壁447を設けている。上記筒状の周壁447は、金属材料からなり、インサート成形により上側容器441Aと一体に形成されている。この筒状の周壁447によって蒸発容器441内を仕切って、蒸発容器441の底部側のみで連通する水位検知室S401と蒸発室S402を形成する。この水位検知室S401と蒸発室S402は、連通する蒸発容器441の底部側よりも上側が互いに遮断されている。蒸発容器441の蒸発室S402内に、水位検知室S401の周りを囲むように螺旋形状の蒸気発生ヒータ442を配置している。
上記蒸発容器441の上部から長板状の電極443aが蒸発容器441内の下方に向かって延びるように配置されている。水位センサは、長板状の電極443aと金属材料からなる筒状の周壁447との間の静電容量に基づいて、蒸発容器441内の水位を検出する。
また、蒸発容器441の上部から突出した電極443aの上側部分および筒状の周壁447の上側部分447aが取り付けられた蒸発容器441の取り付け部分の上側に上側盛り上がり部449を設けている。この上側盛り上がり部449に、電極443aの上端および筒状の周壁447の上側部分447aの上端から蒸発容器441側に向かって傾斜するテーパーを設けている。蒸発容器441の上方から落ちてきた水滴が上側盛り上がり部449のテーパーに沿って下方に流れ落ちた水滴が、電極443aの上側部分と周壁447の上側部分447aとの間に渡るのを防ぐことができる。
上記第2実施形態の蒸気発生装置440によれば、第1実施形態の蒸気発生装置40と同様の効果を有する。
また、電極443aと周壁447との間の静電容量に基づいて、水位センサが水位検知室S401内の水位を検出することによって、簡単な構造で確実に水位を検出することができる。
また、水位を検出するための電極の1つを仕切部である周壁447が兼ねることによって、構成が簡略化できると共に、表面張力により電極間に結露水が渡ることのない距離を容易に確保でき、結露水で電極間が導通して水位センサが誤検出するのを防ぐことができる。また、仕切部である周壁447が金属材料からなる電極とすることによって、故障により加熱部が過熱したときに仕切部が溶けないようにできる。なお、仕切部として金属材料からなる周壁447を用いたが、仕切部はこれに限らず、耐熱樹脂製の筒体と板金製の金属筒が一体に形成されたものであってもよいし、耐熱樹脂製の筒体と金属筒体とを組み合わせた断熱構造であってもよい。
なお、上記第2実施形態の蒸気発生装置440では、蒸発容器441内を仕切る仕切部である周壁447の最下端と蒸気発生ヒータ442の最下端が蒸発容器441の底部近傍に位置し、かつ、蒸気発生ヒータ442の最下端よりも周壁447の最下端を低くしたが、仕切部はこれに限らず、仕切部の最下端が蒸気発生ヒータの最下端よりも高くてもよい。
例えば、図16は他の形態の仕切部を有する蒸気発生装置640の縦断面の模式図示しており、蒸発容器641内に筒状の周壁647が配置され、その筒状の周壁647によって蒸発容器641内を仕切って、蒸発容器641の底部側のみで連通する水位検知室S601と蒸発室S602を形成している。また、筒状の周壁647の下端部647aは、先細りの円錐台形状をしており、筒状の周壁647の下端部647aの最下端が蒸気発生ヒータ642の最下端よりも高くなっている。板状の電極643aは、蒸発容器641の上部から水位検知室S501内の下方に向かって延びるように配置されている。蒸発容器641の蒸発室S602内に、水位検知室S601の周りを囲むように螺旋形状の蒸気発生ヒータ642を配置している。また、筒状の周壁647の下端は、蒸発容器641の底部の平面に対して所定の間隔をあけており、上側の給水口(図示せず)を介して水位検知室S601内に供給された水は、この筒状の周壁647の下端と蒸発容器641の底部との隙間を通って蒸発室S602に水が供給される。
なお、図16では、筒状の周壁647の下端部647aは、下側が先細りの円錐台形状としたが、周壁の形状はこれに限らず、下端まで筒状のままであってもよい。
以上、本発明の各第1,第2実施形態について説明したが、このほか発明の主旨を逸脱しない範囲で変更を加えて実施することが可能である。
図1はこの発明の第1実施形態の蒸気発生装置を用いた加熱調理器の外観斜視図である。 図2は図1に示す加熱調理器の扉を開いた状態の外観斜視図である。 図3は図1に示す加熱調理器の概略構成図である。 図4は図1に示す加熱調理器の制御ブロック図である。 図5は上記加熱調理器の蒸気発生装置の斜視図である。 図6は上記蒸気発生装置の要部の半分を切断して内部を示した斜視図である。 図7は上記蒸気発生装置の側面図である。 図8は上記蒸気発生装置の上面図である。 図9は図8に示すIX−IX線から見た縦断面図である。 図10は図8に示すX−X線から見た縦断面図である。 図11は図7に示すXI−XI線から見た断面図である。 図12は他の実施の形態の蒸気発生装置の縦断面図である。 図13Aは周壁と蒸発容器の内壁の一部とで水位検知室を形成した蒸気発生装置の縦断面図である。 図13Bは図13AのXIIIB−XIIIB線から見た断面図である。 図14はこの発明の第2実施形態の蒸気発生装置の縦断面図である。 図15は他の形態の仕切部を有する蒸気発生装置の縦断面を示す模式図である。 図16は他の形態の仕切部を有する蒸気発生装置の縦断面を示す模式図である。
符号の説明
1…加熱調理器
10…本体ケーシング
11…操作パネル
12…扉
13…ハンドル
14…窓
20…調理室
21…受皿
22…ラック
25…吸込口
26…ファンケーシング
27…放出口
28…送風ファン
30…給水タンク
30a…ジョイント部
31…接続部
32…第1給水パイプ
34…第2給水パイプ
33…ポンプ
35…第1蒸気供給パイプ
40,340,440,540,640…蒸気発生装置
41,341,441,541,641…蒸発容器
42,342,442,542,642…蒸気発生ヒータ
43,343…水位センサ
44…温度センサ
45a,45b…ヒータ端子
46…段部
47,347,447,547,647…周壁
48…仕切り部材
49,449…盛り上がり部
50…蒸気昇温装置
51…皿形ケース
52…蒸気加熱ヒータ
61…第2蒸気供給パイプ
62…排気通路
63…第2排気口
64…放出通路
65…第1排気口
68…ダンパ
70…排水バルブ
71…排水パイプ
72,372,472…給水口
73,373,473…蒸気出口
74,374…排水口
75,475…大気開放口
80…制御装置
80a…水量算出部
81…調理室用温度センサ
82…調理室用湿度センサ
90…被加熱物
91…熱媒体導引部
92…マグネトロン
93…導波路
94…回転アンテナ
S1,S101,S401,S501,S601…水位検知室
S2,S102,S402,S502,S602…蒸発室

Claims (14)

  1. 蒸発容器と、
    上記蒸発容器内を仕切って、上記蒸発容器の底部側のみで連通する水位検知室と蒸発室を形成する仕切部と、
    上記水位検知室内の水位を検出する水位センサと、
    上記蒸発容器の上記蒸発室側に配置された加熱部と、
    上記蒸発容器の上記蒸発室側に設けられた蒸気出口と
    を備え、
    上記蒸発室内の水を上記加熱部により加熱することにより上記蒸発室で発生した蒸気を上記蒸気出口から出すものであり、
    上記蒸発容器の上記水位検知室内を通って上記水位検知室の下端開口から上記蒸発容器内に水が供給されると共に、
    上記仕切部の最下端と上記加熱部の最下端が上記蒸発容器の底部近傍に位置し、かつ、上記加熱部の最下端よりも上記仕切部の最下端が低くなっており、
    上記蒸発容器の底部に排水口が設けられ、
    上記排水口の領域が、上記水位検知室の下端開口側と上記蒸発室側に跨っていることを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 請求項1に記載の蒸気発生装置において、
    上記水位センサは、電極間の静電容量に基づいて上記水位検知室内の水位を検出することを特徴とする蒸気発生装置。
  3. 請求項に記載の蒸気発生装置において、
    上記電極の1つが上記仕切部であることを特徴とする蒸気発生装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記排水口は、上記蒸発容器の底部の略中央に設けられていることを特徴とする蒸気発生装置。
  5. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器内に配置された筒状の周壁であることを特徴とする蒸気発生装置。
  6. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記蒸発容器内を仕切る上記仕切部は、上記蒸発容器の内壁の一部と共に上記水位検知室を形成する仕切部であることを特徴とする蒸気発生装置。
  7. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記仕切部の最下端が上記水位センサの電極の下端よりも低いことを特徴とする蒸気発生装置。
  8. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記蒸発容器の上記水位検知室側に大気開放口を設けたことを特徴とする蒸気発生装置。
  9. 請求項に記載の蒸気発生装置において、
    上記大気開放口の大きさは、結露水の表面張力によって上記大気開放口が上記結露水で密閉されない大きさであることを特徴とする蒸気発生装置。
  10. 請求項1からまでのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記水位センサの電極が取り付けられた上記蒸発容器の取り付け部分は、非導電性材料からなることを特徴とする蒸気発生装置。
  11. 請求項1から1までのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記仕切部は、水よりも熱伝導率の低い材料からなることを特徴とする蒸気発生装置。
  12. 請求項1から1までのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記仕切部は、空気層を含む多重壁であることを特徴とする蒸気発生装置。
  13. 請求項1から1までのいずれか1つに記載の蒸気発生装置において、
    上記水位検知室の内壁側に、撥水性を付与する表面処理が施されていることを特徴とする蒸気発生装置。
  14. 請求項1から1までのいずれか1つに記載の蒸気発生装置を備えたことを特徴とする加熱調理器。
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