JP2008031982A - 多翼ファン - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンの特性を利用し風量一定制御を行う場合には、低圧高風量時と高圧少風量の回転数を検知して行うのが通常であるが、従来の多翼ファンでは、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差が大きくなく、またファン効率も悪いという課題があり、回転数差を大きくし、ファン効率を良くすることを目的とする。
【解決手段】主板の直径Dは、吸込口側ブレードおよび吸込口側と反対側に配設されたブレードの外径D2より小さく、吸込口側ブレードおよび吸込口側と反対側に配設されたブレードの内径D1より大きく、かつ、前記吸込口側ブレード8の出口角である出口角β2は軸方向に順次異なり、かつ吸込口と反対側のブレード9の出口角である出口角β4は、上記吸込口側ブレード8の主板部での出口角β6より小さくし、風量一定制御を容易にし、ファン効率の良い多翼ファン1が提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に天井に設置され、換気送風機器として使用される多翼ファンに関するものである。
従来、この種の多翼ファンは、ベルマウス状の吸込み口を有するオリフィスを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その多翼ファンについて図16、図17を参照しながら説明する。
図に示すように、多翼ファン101は、主板102に開口部103を設け、前記主板102の側板104側の上部ブレード105と、前記主板102の側板104と反対側の下部ブレード106とは断面形状が異なる。
上記構成において、多翼ファン101が回転すると、吸込空気は、オリフィス107の吸込孔108を通り、低圧高風量時には、下部ブレード106で昇圧され、高圧少風量時には上部ブレード105で昇圧される。このとき、下部ブレード106は、上部ブレード105と入口角および出口角の一方または両方が異なっている。これにより、高性能な多翼ファンが得られる。
特許第3507758号公報
このような従来の多翼ファンで、ファンの特性を利用し風量一定制御を行う場合には、低圧高風量時と高圧少風量の回転数や回転数に依存する電圧や電流などを検知して行うのが通常であるが、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差が大きくなく、風量一定制御を行うには、適していない。またファン効率も悪いという課題があり、回転数差を大きくすることと、ファン効率を良くすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンを提供することを目的としている。
本発明の多翼ファンは上記目的を達成するために、片側にベルマウス状の吸込口と吐出口とを備えた渦巻状のケーシングと、このケーシング内部に電動機などの駆動装置の回転軸に垂直な主板と、この主板の吸込口側とその反対側に配設された複数のブレードと、このブレードの軸方向の両側または吸込口側またはその反対側のブレード外周部にリング状の側板と、前記主板に吸込口側ブレード側から吸込口と反対側のブレード側に空気が流通するための通風穴とを備え、且つ、前記主板の直径は、前記ブレードの外径より小さく内径より大きく、かつ吸込口側ブレードの出口角および前記吸込口と反対側のブレードの出口角は、いずれか一方または両方が、軸方向に順次異なることを特徴とする多翼ファンとしたものである。
この手段により、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができる多翼ファンが得られる。
また他の手段は、吸込口側ブレードの出口角は、軸方向に順次異なり吸込口と反対側のブレードの出口角は軸方向に変化させないことを特徴とする多翼ファンとしたものである。
この手段により、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンが得られる。
また他の手段は、吸込口側ブレードの出口角は、軸方向に順次異なり、主板部で最大で、かつ吸込口側に向かって順次小さく、吸込口と反対側のブレードの出口角は、上記吸込口側ブレードの主板部での出口角より小さい多翼ファンとしたものである。
この手段により、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンが得られる。
また他の手段は、吸込口と反対側ブレードの入口角は、吸込口側ブレードの入口角より小さいことを特徴とした多翼ファンとしたものである。
この手段により、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンが得られる。
また他の手段は、吸込口と反対側ブレードの枚数は、吸込口側ブレードの枚数より少ないことを特徴とした多翼ファンとしたものである。
この手段により、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンが得られる。
また他の手段は、吸込口側ブレードと吸込口と反対側のブレードとで、内径を主板の軸方向の上下で異なった大きさとしたことを特徴とした多翼ファンとしたものである。
この手段により、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができる多翼ファンが得られる。
また他の手段は、ブレードの外径側で、主板の直径以上の部分で、遠心力により変形するブレード材質を使用したことを特徴としたものである。
この手段により、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができる多翼ファンが得られる。
本発明によれば、低圧高風量時と高圧少風量の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンを提供することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、片側にベルマウス状の吸込口と吐出口とを備えた渦巻状のケーシングと、このケーシング内部に電動機などの駆動装置の回転軸に垂直な主板と、この主板の吸込口側とその反対側に配設された複数のブレードと、このブレードの軸方向の両側または吸込口側またはその反対側のブレード外周部にリング状の側板と、前記主板に吸込口側ブレード側から吸込口と反対側のブレード側に空気が流通するための通風穴とを備え、且つ、前記主板の直径は、前記ブレードの外径より小さく内径より大きく、かつ吸込口側ブレードの出口角および前記吸込口と反対側のブレードの出口角は、いずれか一方または両方が、軸方向に順次異なることを特徴とする多翼ファンとしたものである。
低圧時に空気流が吸込口と反対側に流れたとき、吸込口側ブレードの主板部での出口角は、吸込口側ブレードの吸込口側の出口角と主板側の出口角の平均出口角より大きいので、負荷は大きくなる。従って、電動機を平均出口角で一定のファンと同じ電圧で回転させた時の回転数は、平均出口角で一定のファンより小さくなる。また、高圧時に空気流が吸込口側に流れたとき、吸込側ブレードの出口角は平均出口角より小さいので、負荷は小さくなる。従って、電動機を平均出口角で一定のファンと同じ電圧で回転させた時の回転数は、平均出口角で一定の時のファンの回転数より大きくなる。
この結果、低圧時と高圧時の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンとできるという作用を有する。
また、片側にベルマウス状の吸込口と吐出口とを備えた渦巻状のケーシングと、このケーシング内部に電動機などの駆動装置の回転軸に垂直な主板と、この主板の吸込口側とその反対側に配設された複数のブレードと、このブレードの軸方向の両側または吸込口側またはその反対側のブレード外周部にリング状の側板と、前記主板に吸込口側ブレードから吸込口と反対側ブレードに空気が流通するための通風穴とを備え、且つ、前記主板の直径は、前記ブレードの外径より小さく内径より大きく、かつ吸込口側ブレードの出口角は、軸方向に順次異なり吸込口と反対側のブレードの出口角は軸方向に変化させない多翼ファンとしたものである。
この結果、低圧高風量時には負荷が大きく、高圧少風量時には負荷が小さくなり、低圧時と高圧時の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンとできるという作用を有する。
また、吸込口側ブレードの出口角は、軸方向に順次異なり、主板部で最大で、かつ吸込口側に向かって順次小さく、吸込口と反対側のブレードの出口角は、上記吸込口側ブレードの主板部での出口角より小さい多翼ファンとしたものである。
低圧高風量時には、流れが吸込口側ブレードの主板側で最も多く出口角も大きくしてあり、吸込口側ブレードおよび吸込口と反対側ブレードでは、流れが少ないので、出口角も小さくしてある。したがって、ブレードに与えられる負荷も、低圧高風量時には大きくなり、この結果回転数が下がる。高圧少風量時には、流れが吸込口側に行き出口角が小さいところを通過するので負荷が小さくなり回転数が大きくなる。
この結果、低圧時と高圧時の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンとすることができるという作用を有する。
また、吸込口と反対側ブレードの入口角は、吸込口側ブレードの入口角より小さくした多翼ファンとしたものであり、低圧時と高圧時の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンとすることができるという作用を有する。
また、吸込口と反対側ブレードの枚数は、吸込口側ブレードの枚数より少なくした多翼ファンとしたものであり、低圧時と高圧時の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にすることができ、かつ効率の良い多翼ファンとすることができるという作用を有する。
また、吸込口側ブレードと吸込口と反対側ブレードとで、内径を主板の軸方向の上下で異なった大きさとした多翼ファンとしたものであり、低圧高風量時には負荷が大きく、高圧少風量時には負荷が小さくし、低圧時と高圧時の回転数の差を大きくし、風量一定制御を容易にするという作用を有する。
また、ブレードの外径側で、かつ主板の直径以上の部分で、遠心力により出口角が小さくなるように変形するブレード材質を使用した多翼ファンとしたものであり、低圧時と高圧時の回転数の差をより大きくし、風量一定制御がより容易という作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の多翼ファンを示す側面概略図、図2はその斜視図、図3はそのブレードの詳細図、図4はその正面図である。
図1〜図4に示すように、多翼ファン1は、片側にベルマウス状の吸込口2と吐出口3とを備えた渦巻状のケーシング4と、このケーシング4の内部に電動機5などの駆動装置の回転軸6に垂直な主板7と、この主板7の吸込口2側に配設された複数の吸込口側ブレード8と、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9を有し、吸込口側ブレード8またはその反対側のブレード外周部にリング状の側板10と、前記主板7に、吸込口側ブレード8側から吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9側に空気が流通するために扇型の形状にして設けた通風穴11とを備えている。本実施の形態においては、吸込口側ブレード8と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の内外径は、共に同一としている。そして、前記主板の直径Dは、前記吸込口側ブレード8および吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の外径D2より小さくその吸込口側ブレードおよび吸込口側と反対側に配設されたブレードの内径D1より大きく設定されている。
なお上述のリング状の側板10は、吸込口側ブレード8の吸込口2側に配置されるものに限定されるものではない。吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9に配置される場合、または吸込口側ブレード8および吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の両方に配置される場合もある。
ここで、各ブレードの出口角について、下記の通り定義する。出口角とは、回転軸6に垂直な面による断面上で、ブレード外周円とブレードの中心線の交点での、ブレードの中心線の延長直線と外周円の回転方向逆側との角度である。
前記吸込口側ブレード8の出口角β2は軸方向に順次変化させ、吸込口2側では出口角β2であり、主板7側では出口角β6であり、出口角β6は出口角β2より大きく設定されている。吸込口2側の出口角β2と主板7側の出口角β6の平均である平均出口角β0は、ブレードの出口角が軸方向に一定な通常の多翼ファンに一般的に採用される150度より160度の範囲である。
また、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の出口角β4は軸方向に変化させないようにしており、出口角β4は、吸込口側ブレード8の主板部での出口角β6より小さく設定されている。
上記構成において、電動機5により多翼ファン1が回転方向Rの方向に回転すると、空気流は吸込口2より多翼ファン1に入り、吸込口側ブレード8および吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9により昇圧される。低圧高風量時には吸込んだ空気流は、吸込口側ブレード8の主板側部に流れ、高圧少風量時には、吸込側に近い吸込口側ブレード8に流れる。上記通風穴11の形状は、扇型に限定されるものではなく、開口部があれば、空気流はブレードの働きに応じて、通風穴11を通過することができる。
通常、ファンを小型の電動機5につけて同電圧で運転したとき、低圧時には多翼ファン1から受ける負荷は大きいので回転数が下がり、高圧時にはファンから受ける負荷は小さいので回転数が低圧時より上昇する。この回転数を検知して、ファンにかかる圧力状態を判断し、低圧時と判断した場合には、電動機5の電圧を低下させ、高圧時と判断した場合には、電動機5の電圧を上昇させる。これにより圧力の状態にかかわらず、希望の風量となるように設定する。このように圧力の状態を回転数でセンシングするので、低圧時と高圧時の回転数の差は、できるだけ大きい方が、風量一定制御がしやすい。
なお、検知対象が回転数でなく、回転数に依存する電圧や電流の場合もある。
一方、多翼ファン1内に吸い込んだ空気流は、通常、高圧時には側板10側に流れ、低圧高風量には主板7側に流れる。しかし主板7の通風穴11は空気流が通りにくいので、主板7の吸込口側部が最も空気流が多く流れることになる。
次に、吸込口側ブレード8の出口角β2、β6、及び吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の出口角β4について考察する。低圧時に空気流が吸込口と反対側に流れたとき、吸込口側ブレード8の主板7側での出口角β6は平均出口角β0より大きいので、負荷は大きくなる。従って、電動機5を平均出口角β0で一定のファンと同じ電圧で回転させた時の回転数は、平均出口角β0で一定のファンより小さくなる。また、高圧時に空気流が側板10側に流れたとき、吸込口側ブレード8の出口角β2は平均出口角β0より小さいので、負荷は小さくなる。従って、電動機5を平均出口角β0で一定のファンと同じ電圧で回転させた時の回転数は平均出口角β0で一定のファンの回転数より大きくなる。
低圧力時に空気流が吸込口と反対側に流れたとき、主板7の通風穴11を通過して吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9に達する空気流は少なく、それに応じて、吸込口と反対側のブレードの出口角である出口角β4は、吸込口側ブレード8の主板部での出口角である出口角β6より小さくしている。これにより、最も空気流の多いところでは負荷の大きいブレード出口角とし、空気流の少ないところでは、小さいブレード出口角としているので効率のよい多翼ファンとなる。
ここで電動機5の駆動電圧は、通常の商用電圧であり、例えば100V、あるいは200Vである。
この結果、低圧時と高圧時の同一電圧、同一電動機で駆動したときの回転数差は大きくなり、風量一定制御が容易となり、かつ効率の良い多翼ファンとすることができる。
なお、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の出口角β4は一定としたが、吸込口側ブレード8と同様に軸方向に順次変化させる構成とすれば、さらに回転数の差が大きくなり、風量一定制御が容易となり、かつ効率の良い多翼ファンとすることができる。
またなお、吸込口側ブレード8の出口角が一定で、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の出口角β4を軸方向に順次変化させる構成とすれば、効果は劣るが、回転数の差が大きくなり、風量一定制御が容易となり、かつ効率の良い多翼ファンとすることができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における多翼ファンを示す側面概略図、図6はその斜視図、図7はそのブレード詳細図である。実施の形態1と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
ここで、各ブレードの入口角について、下記の通り定義する。入口角とは、回転軸に垂直な面による断面上で、ブレード内周円とブレードの中心線の交点での、ブレードの中心線の延長直線と内周円の回転方向側との角度である。
図5〜図7に示すように、吸込口側ブレード8の入口角β1および吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の入口角β3はどちらも軸方向に変化なく一定としている。また、吸込口側ブレード8の入口角β1より吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の入口角β3の方が小さく設定している。その他は、実施の形態1と同じである。
上記構成において、電動機5により多翼ファン1が回転方向Rの方向に回転すると、吸込口2より吸い込まれた空気流は多翼ファン1に入り、吸込口側ブレード8および吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9により昇圧される。低圧高風量時には吸込んだ空気流は、吸込口側ブレード8の主板側部に流れ、高圧少風量時には、吸込口側ブレード8の吸込側に近い部分に流れる。通風穴11の形状は、扇型でなくても開口部があれば、空気流はブレードの働きに応じて、通風穴11を通過することができる。しかし主板7の通風穴11は、空気流が通りにくいので、主板7の吸込口側部が最も空気流が多く流れることになる。
ここで吸込口側ブレード8の入口角β1は、70度より90度の範囲に設定されている。また、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の入口角β3は、50度より80度の範囲であり入口角β1より小さく設定されている。前述の通り、入口角β1も入口角β3も軸方向に変化なく一定なので、軸方向に成型することが可能となる。
主板7の通風穴11より吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9に達する空気流は、低圧および高圧のいずれの場合にも少なく、それに応じて、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の出口角である出口角β4と入口角β3は、それぞれ吸込口側ブレード8の主板7側での出口角β6と入口角β1より小さい。従って、最も流れの多い吸込口側ブレード8の主板7側では負荷の大きいブレードの入口角、出口角とし、流れの少ない吸込口側ブレード8の吸込側に近い部分や吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9では、負荷の小さいブレード出口角とし、さらに吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9では負荷の小さい入口角としているので効率のよい多翼ファンとなる。
ここで同電圧の電圧は、通常の商用電圧であり、例えば100V、あるいは200Vである。
この結果、低圧時と高圧時の同一電圧、同一電動機での回転数差は大きくなり、風量一定制御が容易となり、かつ効率の良い多翼ファンとすることができる。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態3における多翼ファンを示す側面概略図、図9はその斜視図、図10はそのブレード詳細図である。実施の形態1または2と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図8〜図10に示すように、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の枚数は、吸込口側ブレード8の枚数より少なくしている。その他は、実施の形態1と同じである。
上記構成において、電動機5により多翼ファン1が回転方向Rの方向に回転すると、空気流は、吸込口2より多翼ファン1に入り、吸込口側ブレード8および吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9により昇圧される。低圧高風量時には吸込んだ空気流は、吸込口側ブレード8の主板側部に流れ、高圧少風量時には、吸込口側ブレード8の吸込側に近い部分に流れる。通風穴11の形状は扇型に限定されるものではなく、開口部があれば、空気流はブレードの働きに応じて、通風穴11を通過することができる。
一方、多翼ファン1内に吸込まれた空気流は、高圧時には側板10側に流れ、低圧時には、空気は主板7側に流れる。しかし主板7の通風穴11は、空気流が通りにくいので、主板7の吸込口側部が最も空気流が多く流れることになる。
ここで、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の枚数は通常の一般的な枚数40〜60枚より小さく20〜40枚に設定されている。従って、空気流の量に応じて、低圧時も負荷は小さくなり、ファン効率がよくなる。低圧時と高圧時とで、同一電動機での回転数差は大きくなり、風量一定制御が容易となる効果は、主板7より吸込口側ブレード8が軸方向にひねられているので、同じである。
(実施の形態4)
図11は本発明の実施の形態4における多翼ファンを示す側面概略図、図12はその斜視図、図13はそのブレード詳細図である。実施の形態1乃至3のいずれかと同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図11〜図13に示すように、吸込口側ブレード8と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9とで、ブレード内径を、主板7の軸方向の上下で異なった大きさとしている。即ち、吸込口側と反対側に配設された複数のブレードの内径D3は、吸込口側ブレード8の内径D8より大きくしている。また吸込口側ブレードの内径D8と吸込口側ブレードおよび吸込口側と反対側に配設されたブレードの外径D2の割合は一般的な割合である0.85に設定されている。その他は、実施の形態1と同じである。
上記構成において、電動機5により多翼ファン1が回転方向Rの方向に回転すると、吸込口2より吸込んだ空気流は多翼ファン1に入り、吸込口側ブレード8および吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9により昇圧される。低圧高風量時には吸込んだ空気流は、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9に流れようとし、高圧少風量時には、吸込側に近い吸込口側ブレード8に流れようとする。
しかし、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の中央部には、電動機5が設置されているので、吸込口2からの流れは、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9に流れにくい。しかし、吸込口側と反対側に配設された複数のブレードの内径D3は吸込口側ブレード8の内径D8より大きく、電動機5と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の入口の間に十分な距離があるため、空気流が、スムーズに吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9に入ってくる。
この結果、特に、流れが主板7側に流れ易い低圧高風量時には、吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9も、有効に仕事をし、効率の良い多翼ファンとすることができる。
(実施の形態5)
図14は本発明の実施の形態5における多翼ファンのブレード詳細図、図15はその多翼ファンを示す正面図である。なお図15の吸込口側ブレード8は、説明容易とするため、出口角が平均出口角β0となる部分のみの断面を図示したものである。実施の形態1乃至4のいずれかと同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図14および図15に示すように、吸込口側ブレード8と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9は、その外径側の主板7の直径以上の部分で、遠心力により出口角が小さくなるように変形する材質を使用している。これにより、吸込口側ブレード8と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9は回転数が高速になるほど遠心力で撓み、出口角が小さくなる。その他は、実施の形態1と同じである。
多翼ファン1は、通常、低圧高風量時には、負荷は大きくなり、高圧低風量時には、負荷は小さくなる。この結果、同一電圧、同一電動機では、低圧高風量時には、回転数が小さくなり、高圧低風量時には、回転数が大きくなる。ここで、同電圧の電圧は、通常の商用電圧であり、例えば100V、あるいは200Vである。
上記構成において、電動機5により多翼ファン1が回転方向Rの方向に回転すると、当初低圧高風量のときには、回転数が低いが、多翼ファン1に圧力がかかりだすと回転数が上昇する。このとき、吸込口側ブレード8と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の外径側の主板7の直径以上の部分が遠心力により変形し、吸込口側ブレード8と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9がそれぞれ高速時における吸込口側ブレード8a、高速時における吸込口側と反対側に配設されたブレード9aの位置に移動する。これにより吸込口側ブレード8の平均出口角β0と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の出口角β4は、それぞれ破線で示す平均出口角β0a、出口角β4aのように小さくなる。出口角が小さくなると、負荷が小さくなり、ますます回転数が上昇する。高圧になればなるほど回転数が上昇するので遠心力も上昇し、吸込口側ブレード8の平均出口角β0や吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9の出口角β4はますます小さくなり、ますます負荷が減少し、回転数の上昇が大きくなる。ブレード材質としては、強度を維持して遠心力により出口角が小さくなるように変形すればよく、例えば、0.3mm程度の薄肉のアルミなどの金属、あるいは、0.3mm程度のポリプロピレンなどの樹脂などが好適である。
この結果、低圧時と高圧時の同一電圧、同一電動機での回転数差はますます大きくなり、風量一定制御がより容易となる。
なお、吸込口側ブレード8と吸込口側と反対側に配設された複数のブレード9のどちらか一方のみが回転数が高速になるほど遠心力で変形し、出口角が小さくなる構成としても、効果は劣るが、低圧時と高圧時の同一電圧、同一電動機での回転数差はますます大きくなり、風量一定制御がより容易となる。
本発明は、主に天井に設置され、換気送風機器として使用される多翼ファンであって、風量一定制御を容易にすることが求められる用途に有用である。
本発明の実施の形態1の多翼ファンを示す側面概略図 本発明の実施の形態1の多翼ファンを示す斜視図 本発明の実施の形態1の多翼ファンのブレード詳細図 本発明の実施の形態1の多翼ファンを示す正面図 本発明の実施の形態2の多翼ファンを示す側面概略図 本発明の実施の形態2の多翼ファンを示す斜視図 本発明の実施の形態2の多翼ファンのブレード詳細図 本発明の実施の形態3の多翼ファンを示す側面概略図 本発明の実施の形態3の多翼ファンを示す斜視図 本発明の実施の形態3の多翼ファンのブレード詳細図 本発明の実施の形態4の多翼ファンを示す側面概略図 本発明の実施の形態4の多翼ファンを示す斜視図 本発明の実施の形態4の多翼ファンのブレード詳細図 本発明の実施の形態5の多翼ファンのブレード詳細図 本発明の実施の形態5の多翼ファンを示す正面図 従来の多翼ファンを示す側面概略図 従来の多翼ファンを示す正面図
符号の説明
1 多翼ファン
2 吸込口
3 吐出口
4 ケーシング
5 電動機
6 回転軸
7 主板
8 吸込口側ブレード
8a 高速時における吸込口側ブレード
9 吸込口側と反対側に配設された複数のブレード
9a 高速時における吸込口側と反対側に配設されたブレード
10 側板
11 通風穴
β1 入口角
β2 出口角
β0 平均出口角
β0a 平均出口角
β3 入口角
β4 出口角
β4a 出口角
β6 出口角
D 主板の直径
D1 吸込口側ブレードおよび吸込口側と反対側に配設されたブレードの内径
D2 吸込口側ブレードおよび吸込口側と反対側に配設されたブレードの外径
D3 吸込口側と反対側に配設されたブレードの内径
D8 吸込口側ブレードの内径

Claims (7)

  1. 片側にベルマウス状の吸込口と吐出口とを備えた渦巻状のケーシングと、このケーシング内部に電動機などの駆動装置の回転軸に垂直な主板と、この主板の吸込口側とその反対側に配設された複数のブレードと、このブレードの軸方向の両側または吸込口側またはその反対側のブレード外周部にリング状の側板と、前記主板に吸込口側ブレードから吸込口と反対側ブレードに空気が流通するための通風穴とを備え、且つ、前記主板の直径は、前記ブレードの外径より小さく内径より大きく、かつ吸込口側ブレードの出口角および前記吸込口と反対側のブレードの出口角は、いずれか一方または両方が、軸方向に順次異なることを特徴とする多翼ファン。
  2. 吸込口側ブレードの出口角は、軸方向に順次異なり吸込口と反対側のブレードの出口角は軸方向に変化させないことを特徴とする請求項1記載の多翼ファン。
  3. 吸込口側ブレードの出口角は、軸方向に順次異なり、主板部で最大で、かつ吸込口側に向かって順次小さく、吸込口と反対側のブレードの出口角は、上記吸込口側ブレードの主板部での出口角より小さいことを特徴とする請求項1あるいは2記載の多翼ファン。
  4. 吸込口と反対側ブレードの入口角は、吸込口側ブレードの入口角より小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多翼ファン。
  5. 吸込口と反対側ブレードの枚数は、吸込口側ブレードの枚数より少ないことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の多翼ファン。
  6. 吸込口側ブレードと吸込口と反対側のブレードとで、内径を上下で異なった大きさとしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多翼ファン。
  7. ブレードの外径側で、主板の直径以上の部分で、遠心力により出口角が小さくなるように変形するブレード材質を使用したことを特徴とする許請求項1〜6のいずれかに記載の多翼ファン。
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