JP2008030459A - 反射シート用白色積層ポリエステルフィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部に空洞を含有するポリエステル層(B)の少なくとも片面側にポリエステル層(A)が積層され、下記の(1)〜(5)のすべてを満たす反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。(1)少なくとも片面側のポリエステル層(A)の厚さが5〜15μm。(2)ポリエステル層(A)中に、屈折率が2.0以上の粒子をポリエステル層(A)に対して、3〜15重量%含有。(3)ポリエステル層(B)の厚さが150μm以上。(4)ポリエステル層(B)中に含まれる屈折率2.0以上の粒子量が、ポリエステル層(B)に対して2重量%以下。(5)ポリエステル層(B)中に、ポリエステル層(B)に対して、ポリエステル樹脂と非相溶な樹脂を12〜25重量%および/又は屈折率が2.0未満の無機粒子を30〜50重量%含有。
【選択図】図1
Description
(1)少なくとも片面側のポリエステル層(A)の厚さが5〜15μmであること。
(2)ポリエステル層(A)中に、屈折率が2.0以上の粒子をポリエステル層(A)に対して、3〜15重量%含有すること。
(3)ポリエステル層(B)の厚さが150μm以上であること。
(4)ポリエステル層(B)中に含まれる屈折率2.0以上の粒子量が、ポリエステル層(B)に対して2重量%以下であること。
(5)ポリエステル層(B)中に、ポリエステル層(B)に対して、ポリエステル樹脂と非相溶な樹脂を12〜25重量%および/又は屈折率が2.0未満の無機粒子を30〜50重量%含有すること。
(a)ポリエステル層(A)に含有される屈折率が2.0以上の粒子が二酸化チタン粒子であること。
(b)ポリエステル層(A)の厚さが5〜10μm、かつポリエステル層(B)の厚みが200〜400μmであるであること。
(c)ポリエステル層(A)中に含有される二酸化チタン粒子が、ルチル型を主体とすること。
(d)ポリエステル層(A)中に含有される二酸化チタン粒子が、塩素法により製造されたルチル型を主体とすること。
(e)ポリエステル層(A)およびポリエステル層(B)を構成する樹脂が、ポリエチレンテレフタレートを基本構成としていること。
(f)前記ポリエステル層(B)に含有されるポリエステル樹脂と非相溶な樹脂が、ポリメチルペンテンであること。
(g)ポリエステル層(B)中における、ポリメチルペンテンの平均粒子サイズが幅方向3μm以下でかつ厚さ方向2μm以下であること。
(h)前記ポリエステル層(B)に含有される屈折率が2.0未満の無機粒子が硫酸バリウムであること。
(i)少なくとも片側表面に紫外線吸収能を有する塗布層が設けられていること。
(j)ポリエステル層(A)中に、ポリエステル層(A)に対して、耐光剤を0.05〜10重量%含有すること。
(k)ポリエステル層(A)側を光反射面として用いていること。
(l)ポリエステル層(A)側を光反射面としている、液晶ディスプレイ用バックライトの背面反射シートであること。
また、ポリエステル層(A)とポリエステル層(B)間の劈開防止性や製膜安定性、製造コストの観点から、イソフタル酸を共重合成分として使用することが、好ましい。また、ポリエステル層(A)とポリエステル層(B)に共通の共重合成分を共に含有すうことで、ポリエステル層(A)とポリエステル層(B)間の劈開防止性が更に向上するため、好ましい。
空洞サイズ、非相溶樹脂のサイズについては、図1に示されるサイズを測定する。なお、図2のように空洞中に非相溶樹脂が見られないものについては除外する。
本発明の特性値は、次の評価方法と評価基準により求められる。
フィルムを凍結処理した後、長手方向および幅方向に沿って断面を切り出し、その断面を走査型電子顕微鏡(SEM)S−2100A形((株)日立製作所製)を用いて4000倍に拡大観察して撮影した断面写真より、微細な空洞の含有の有無を調べた。
フィルムを100mm×100mmの大きさにカットし、ダイアルゲージ(三豊製作所製No.2109−10)に、直径10mmの測定子(No.7002)を取り付けたものにて10点の厚みを測定し、厚みの平均値d(μm)を計算する。また、このフィルムを直示天秤にて秤量し、重さw(g)を10−4gの単位まで読みとる。下記の式で計算される値を、見かけ密度とする。
(見かけ密度)=w/d×100 (g/cm3)。
分光光度計((株)島津製作所UV2450)に積分球付属装置((株)島津製作所製ISR2200)を取り付け、下記条件にて硫酸バリウムを標準板とし、標準板を100%とした相対反射率を測定した。420〜670nmの波長範囲において、波長10nm毎の相対反射率の平均値を平均反射率とし、以下の基準にて判定を行った。なお、◎、○、△が合格である。
◎:極めて良好 (102%以上)
○:良好 (101%以上102%未満)
△:やや劣る (100%以上101%未満)
×:劣る (100%未満)
<測定条件>
スキャンスピード : 中速
スリット : 5.0nm
反射角度 : 8°。
硫酸バリウム白色標準試薬(EASTMAN White Reflectance Standard Cat No.6091)34gを、直径50.8mm、深さ9.5mmの円柱形くぼみに入れ、ガラス板を用いて圧縮して、圧縮密度約2g/cm3の硫酸バリウム白色標準板を作製した。
ポリエステルフィルムをヘイズメーター(スガ試験器(株)社製HZ−2)を用い、JIS K7105(1981年)に従い全光線透過率を測定し、以下の基準にて隠蔽性の判定を行った。なお、◎、○、△が合格である。
◎:極めて良好 (全光線透過率が2.0%未満)
○:良好 (全光線透過率が2.0%以上2.5%未満)
△:やや劣る (全光線透過率が2.5%以上3.0%未満)
×:劣る (全光線透過率が3.0%以上)。
フィルム破れの発生回数で評価を行った。評価は1日あたりの破れ回数にて行い、以下の基準で判定をした。なお、○、△が合格である。
○:良好 (破れ発生がほとんどない(1回/日未満))
△:やや劣る (破れが時々発生(1〜2回/日))
×:劣る (破れが多発(2回/日以上))。
(ポリエチレンテレフタレートペレット(PET)の製造)
酸成分としてテレフタル酸を、グリコール成分としてエチレングリコールを用い、三酸化アンチモン(重合触媒)を得られるポリエステルペレットに対してアンチモン原子換算で300ppmとなるように添加し、重縮合反応を行い、極限粘度0.63dl/g、カルボキシル末端基量40当量/トンのポリエチレンテレフタレートペレット(PET)を得た。
酸成分としてテレフタル酸88モル%とイソフタル酸12モル%混合物を、グリコール成分としてエチレングリコールを用い、重合触媒として三酸化アンチモンを得られるポリエステルペレットに対してアンチモン原子換算で300ppmとなるように添加し、重縮合反応を行い、極限粘度0.68dl/g、カルボキシル末端基量40当量/トンのイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレート(PET/I12)ペレットを得た。
・Ti02−A(50):平均粒径0.25μm、屈折率2.5である硫酸法プロセスにて製造されたアナターゼ型チタン粒子を50重量%含有する二酸化チタンマスターPETペレット
・Ti02−R1(50):平均粒径0.25μm、屈折率2.7である硫酸法プロセスにて製造されたルチル型チタン粒子を50重量%含有する二酸化チタンマスターPETペレット
・Ti02−R2(50)平均粒径0.22μm、屈折率2.7である塩素法プロセスにて製造されたルチル型二酸化チタン粒子を50重量%含有する二酸化チタンマスターPETペレット
・BaSO4(60)−PET/I12:平均粒径1μm、屈折率1.6である、硫酸バリウム粒子を60重量%含有する硫酸バリウムマスターイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレート(PET/I12)ペレット
・PMP:ポリメチルペンテン(三井化学(株)製、TPX DX820)
・PBT/PAG:ポリブチレンテレフタレート(PBT)とポリアルキレングリコール(PAG)のブロック共重合体である、“ハイトレル(R)”(登録商標)7277(東レ・デュポン株式会社製)
・PEG(6):分子量4,000のポリエチレングリコールを6重量%共重合したPETペレット
・耐光剤(10):トリアジン系紫外線吸収剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、CGX UVA006)を10重量%含有する耐光剤マスターPETペレット
一方、ポリエステル層(B)を形成するため、表1に示した原料の混合物を160℃の温度で5時間真空乾燥した後に、押出機(b)側に供給し、280℃の温度で溶融押出後30μmカットフィルターにより異物濾過を行った後に、Tダイ複合口金に導入した。
メチル化メラミン“サイメル”(登録商標)370(三井サイテック(株)製) :1重量部
トルエン/メチルエチルケトン=1/1 :400重量部。
・2−(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール :20重量部
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート :68重量部
・アクリルオリゴマー“アロニックス”(登録商標)M−7100(共栄社化学(株)社製) :8重量部
・2−ヒドロキシプロピルアクリレート :4重量部
・“イルガキュアー”(登録商標)183(チバガイギー社製) :4重量部
・トルエン/メチルエチルケトン=1/1 :312重量部。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、15/200/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ230μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであり、反射率と隠蔽性がやや劣るものの合格の範囲内であった。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得た。なお、本実施例においては、耐光性硬化層を設けなかった。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであって、やや、製膜安定性に劣る傾向が見られたが、特に高い反射率を有していた。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、15/170/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ200μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであって、隠蔽性がやや劣るものの合格の範囲内であった。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであって、反射率がやや劣るものの合格の範囲内であった。
表1に示された原料と条件を使用したこと、熱処理温度を185℃に変更した事以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、15/160/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ190μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであって、反射率と隠蔽性がやや劣るものの合格の範囲内であった。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/284/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ300μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであって、反射率・隠蔽性ともに特に高く、優れた特性を有していた。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/384/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ400μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであって、反射率・隠蔽性ともに特に高く、優れた特性を有していた。
表1に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、5/240/5(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得た。ただし、耐光性硬化層は設けなかった。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表3のとおりであって、反射率・隠蔽性ともに特に高く、優れた特性を有していた。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、20/210/20(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、3/244/3(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率・隠蔽性は合格であったものの、製膜安定性に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、15/220/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率・隠蔽性に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムの製造を試みたが、破れが多発し、製膜不可能であった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率と隠蔽性に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、8/234/8(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ250μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率・隠蔽性に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、15/130/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ160μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、隠蔽性に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと、熱処理温度を185℃に変更した事以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、15/150/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ180μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率・隠蔽性に劣るものであった。
表2に示された原料と条件を使用したこと、熱処理温度を185℃に変更した事以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有するポリエステル層(B)の厚さが、15/150/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ180μmの白色積層ポリエステルフィルムの製造を試みたが、破れが多発し、製膜不可能であった。
表2に示された原料と条件を使用したこと以外は、実施例1と同様にしてポリエステル層(A)と内部に空洞を有さないポリエステル層(B)の厚さが、15/158/15(μm)のA/B/A 3層複合構成とした厚さ188μmの白色積層ポリエステルフィルムを得、その片面側に実施例1と同様にして、耐光性硬化層を設けた。得られた耐光性硬化層を有する白色積層ポリエステルフィルムの特性は、表4のとおりであって、反射率が大きく劣るものであった。
2 空洞
3 空洞の幅
4 空洞の厚さ
5 非相溶樹脂の幅
6 非相溶樹脂の厚さ
Claims (13)
- 内部に空洞を含有するポリエステル層(B)の少なくとも片面側にポリエステル層(A)が積層された積層ポリエステルフィルムであって、該積層ポリエステルフィルムが、下記の(1)〜(5)のすべてを満たす反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
(1)少なくとも片面側のポリエステル層(A)の厚さが5〜15μmであること。
(2)ポリエステル層(A)中に、屈折率が2.0以上の粒子をポリエステル層(A)に対して、3〜15重量%含有すること。
(3)ポリエステル層(B)の厚さが150μm以上であること。
(4)ポリエステル層(B)中に含まれる屈折率2.0以上の粒子量が、ポリエステル層(B)に対して2重量%以下であること。
(5)ポリエステル層(B)中に、ポリエステル層(B)に対して、ポリエステル樹脂と非相溶な樹脂を12〜25重量%および/又は屈折率が2.0未満の無機粒子を30〜50重量%含有すること。 - ポリエステル層(A)に含有される屈折率が2.0以上の粒子が二酸化チタン粒子である請求項1に記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(A)の厚さが5〜10μm、かつポリエステル層(B)の厚さが200〜400μmである請求項1または2に記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(A)中に含有される二酸化チタン粒子が、ルチル型を主体とする請求項2または3に記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(A)中に含有される二酸化チタン粒子が、塩素法により製造されたルチル型を主体とすることを特徴とする、請求項4に記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(A)およびポリエステル層(B)を構成する樹脂が、ポリエチレンテレフタレートを基本構成としている請求項1〜5のいずれかに記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- 前記ポリエステル層(B)に含有されるポリエステル樹脂と非相溶な樹脂が、ポリメチルペンテンである請求項1〜6のいずれかに記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(B)中における、前記ポリメチルペンテンの平均粒子サイズが幅方向3μm以下でかつ厚さ方向2μm以下であることを特徴とする、請求項7に記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- 前記ポリエステル層(B)に含有される屈折率が2.0未満の無機粒子が硫酸バリウムである請求項1〜8のいずれかに記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- 少なくとも片側表面に紫外線吸収能を有する塗布層が設けられた請求項1〜9のいずれかに記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(A)中に、ポリエステル層(A)に対して、耐光剤を0.05〜10重量%含有する請求項1〜9のいずれかに記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(A)側を光反射面として用いる請求項1〜11のいずれかに記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
- ポリエステル層(A)側を光反射面としている、液晶ディスプレイ用バックライトの背面反射シートである請求項1〜12のいずれかに記載の反射シート用白色積層ポリエステルフィルム。
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