JP2008027942A - 半導体デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】S−factorを効果的に低減可能は半導体ディバイスを提供すること及び、S−factorを効果的に低減可能は半導体ディバイスの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、半導体基板に素子分離領域によって分離されて形成される半導体デバイスにおいて、前記半導体基板に形成されるチャネル部と;前記チャネル部の上に形成されるゲート絶縁膜と;前記ゲート絶縁膜上に形成されるゲート電極と;前記チャネル部の下部にのみ形成される埋め込みシリコン酸化膜とを備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、半導体デバイスのS−factorを低減可能な構造及び製造方法に関する。
図1(A)〜図4(K)に、一般的なCMOS半導体トランジスタの製造工程を示す。図1(A)に示すように、P型シリコン基板10上に公知のLOCOS法やSTI法を用いて素子分離領域12を形成し、隣接する素子を分離する。
次に、図1(B)に示すように、薄い(10〜30nm程度)のシリコン酸化膜14をシリコン基板10上に形成する。その後、図1(C)に示すように、NMOS素子領域、PMOS素子領域のそれぞれに対して、比較的低濃度(1.0E15cm-3〜1.0E16cm-3程度)のウェルと呼ばれる領域16をイオン注入法で形成する。なお、イオン注入前に形成したシリコン酸化膜14は、ウェル領域16が所望する深さより深い位置に形成されないために使用される。
次に、図2(D)に示すように、トランジスタのON/OFFを定義する閾値電圧(Vth)を所望の値とする為に、ウェル領域16に比べて浅い領域にイオン注入法を用いて不純物層18を形成する。次に、図2(E)に示すように、シリコン酸化膜14をウェットエッチングで除去する。その後、図2(F)に示すように、所望の厚さのゲート絶縁膜20を形成する。このゲート絶縁膜20は、純粋なシリコン酸化膜のほか、ボロンの突き抜け防止の為のSiONや、ゲートリーク電流を抑制する為の高誘電膜材料を使用することができる。
次に、図3(G)に示すように、ゲート絶縁膜20上にゲート電極材料22を成膜する。このゲート絶縁膜材料22は、一般的にはポリシリコンが使用されるが、メタルや窒化メタルなどの材料を使用することもある。次に、図3(H)に示すように、所望のゲート長となるようにゲート電極材料22パターンニングして、ゲート電極22aを成形する。
その後、図3(I)に示すように、イオン注入法を用いて、ドレイン端の電界を緩和する目的で、比較的濃度が薄いLDD領域24(NMOSはN型不純物、PMOSはP型不純物)を形成する。あるいは、短チャネル効果(ゲート長が短くなると、Vthが低下し制御不能となる現象)を抑制する目的で、非常に浅いExtension領域24(NMOSはN型不純物、PMOSはP型不純物)を形成する。なお、トランジスタのディメンジョンによっては、短チャネル効果抑制の目的でチャネル不純物と同型の斜めイオン注入を行う場合もある。
次に、図4(J)に示すように、所望のサイドウォール長となるようにシリコン酸化膜やシリコン窒化膜等の絶縁材料を成膜後、ウェハ全体をエッチバックしてサイドウォール26を形成する。最後に、トランジスタのソース/ドレイン領域となる高濃度不純物拡散層28(NMOSはN型不純物、PMOSはP型不純物)をイオン注入法で形成する。この時、ドレイン領域における接合リークや接合容量を考慮してイオン注入の際のドーズ量やエネルギーは調整される。その後、イオン注入した不純物を活性化させる為の熱処理を行う。
以下の特許文献には、関連する発明が開示されている。
特開2000―101092号公報
図5に、定型的なMOSトランジスタのゲート電圧に対するドレイン電流特性を示す。MOSトランジスタはオンする前でも微少なドレイン電流が流れており、この領域の特性は一般的にサブスレッショルド特性と呼ばれる。このサブスレッショルド領域においてΔVg/ΔlogIdはS−factorと呼ばれ、おおよそS≒60×[1+(Cd/Cox)]で近似される。ここで、「Cd」はトランジスタのチャネル部の空乏層容量、「Cox」はゲート容量を示す。
一般的なMOSトランジスタのS−factorは、75〜85mV/dec程度である。S−factorは、トランジスタのオン電流:オフ電流比を決める重要なパラメータであり、小さいほど好ましい。しかしながら、このパラメータはトランジスタのチャネル構造が決まるとほぼ決まってしまい、トランジスタを微細化しても極端に小さくすることは難しい。したがって、ある程度のオン電流:オフ電流比を得る為にVthを極端に下げることは出来ず、電源電圧の低電圧化にも限界が生じてしまう。オン・オフ電流比を維持しつつ、Vthを下げ、さらに低電源電圧化のマージンを広げる為にはS−factorを理論限界の60mV/dec程度に近づける必要がある。
本発明は上記のような状況に鑑みて成されたものであり、S−factorを効果的に低減可能な半導体デバイスを提供することを目的とする。
また、S−factorを効果的に低減可能な半導体デバイスの製造方法を提供することを他の目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、半導体基板に素子分離領域によって分離されて形成される半導体デバイスにおいて、前記半導体基板に形成されるチャネル部と;前記チャネル部の上に形成されるゲート絶縁膜と;前記ゲート絶縁膜上に形成されるゲート電極と;前記チャネル部の下部にのみ形成される埋め込みシリコン酸化膜とを備える。
本発明の第2の態様に係る半導体デバイスの製造方法は、埋め込みシリコン酸化膜を有するSOI基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と;前記ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する工程とを含む。そして、前記サイドウォールを形成する工程において、SOI層及び前記埋め込みシリコン酸化膜を除去する際に、フィールド部をマスクして選択的に残す。また、トランジスタのチャネル部の下にのみ前記埋め込みシリコン酸化膜を形成する。
本発明の第3の態様に係る半導体デバイスは、半導体基板上に形成された絶縁層と;前記絶縁層の両側に形成されたシリコン層と;前記絶縁層上に形成されたチャネル部と;前記チャネル部の両側であって、かつ前記シリコン層上に形成された高濃度不純物領域と;前記チャネル部上に形成されたゲート絶縁膜と;前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを備える。
また、本発明の第4の態様に係る半導体デバイスの製造方法は、支持基板と、前記支持基板上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成されたシリコン層とを有するSOI基板を準備する工程と;前記シリコン層に素子分離領域を形成する工程と;前記素子分離領域以外の前記シリコン層上にゲート絶縁膜を形成し、前記ゲート絶縁膜上の一部上にゲート電極を形成する工程と;前記ゲート絶縁膜、前記素子分離領域、及び前記ゲート電極を覆う絶縁膜を形成する工程と;前記素子分離領域上の前記絶縁膜を被覆し、且つ前記ゲート絶縁膜上及び前記ゲート電極上の前記絶縁膜を被覆しない、レジストマスクを形成する工程と;前記レジストマスクを用いてエッチングすることにより、前記ゲート電極側面に前記絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、そのままエッチングを続けることにより、前記ゲート電極、前記サイドウォール、及び前記レジストマスクそれぞれの下方以外の前記ゲート絶縁膜、前記シリコン層、及び前記絶縁層を除去する工程とを含む。
以上のような構成の本発明においては、チャネル部下に埋め込みシリコン酸化膜が存在するため、Cd値が見かけ上小さくなり、従来構造よりもS−factorを理論限界に近づけることが可能となる。
また、チャネル部が構造的にBOX層やPN接合によって分離されていないため、SOIトランジスタ特有の基板浮遊効果やセルフヒーティング効果の発生を抑制できるというメリットがある。ここで、基板浮遊効果とは、ドレイン端のインパクトイオン化によって発生した正孔がチャネル部に蓄積することで生じるシングルラッチアップ、キンク、ヒストリー効果等の現象を言う。
さらに、チャネル部のシリコン層の膜厚を薄くすることで、ドレイン領域からの空乏層の伸びを抑制することが出来るため、短チャネル効果抑制の効果を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、CMOSトランジスタを例に、図面を用いて詳細に説明する。
本実施例に係るCMOSトランジスタの製造に際しては、図6(A)に示すように、半導体基板110に埋め込みシリコン酸化膜(BOX層)111を設けたSOIウエハを準備する。そして、周知の技術により、LOCOS法やSTI法を用いて素子分離領域112を形成し、隣接する素子同士を分離する。なお、SOI層113の膜厚は、トランジスタ形成後、チャネル部が完全に空乏化する程度の厚さ(10〜60nm程度)とする。
次に、図6(B)に示すように、薄いシリコン酸化膜(100〜300Å程度)114を形成する。その後、図6(C)に示すように、イオン注入法を用いてSOI層113中にVth(閾値電圧)制御の為のイオン注入を行い不純物領域116を形成する。シリコン酸化膜114は、意図しない深さまで不純物が注入されないように配慮したものである。なお、本実施例においては、従来のようなウェル領域の形成は行わない。
次に、図7(D)に示すように、シリコン酸化膜114をウェットエッチングにて除去する。その後、図7(E)に示すように、所望の厚さのゲート絶縁膜120を不純物領域116上に形成する。ゲート絶縁膜120としては、SiO2膜、SiON膜、High−k膜を使用することができる。
次に、図7(F)に示すように、ゲート電極材料122を成膜する。ゲート絶縁膜材料122は、一般的にはポリシリコンを使用するが、メタルや窒化メタルなどの材料を使用することもできる。
次に、図8(G)に示すように、所望のゲート長を得るべくゲート絶縁材料122をパターンニングして、ゲート電極122aを形成する。その後、図8(H)に示すように、周知の方法により、LDD領域やExtension領域124を形成する。ここで、本実施例の場合、従来技術に比べてシリコン層の厚さが限られているため、イオン注入時のエネルギーは深すぎないように注意する。なお、トランジスタのディメンジョンによっては短チャネル効果抑制の目的でチャネル不純物と同型の斜めイオン注入を行うこともできる。
次に、図8(I)に示すように、所望のサイドウォール長となるようにシリコン酸化膜やシリコン窒化膜等の絶縁材料(126)を成膜後、ウェハ全体をエッチバックしてサイドウォール126を形成する。サイドウォール126の形成の為のエッチバック前に、フィールド領域をレジスト127で被い、その後、ウェハ全体をエッチバックし、サイドウォール126を形成する。この時、シリコン層表面でエッチングを止めず、SOI層116及びBOX層111もエッチングする。
次に、図9(J)に示すように、ウェットエッチングによって、BOX層111をゲート長程度の幅となるようにエッチングし、狭幅のBOX層領域111aを形成する。この時、フィールド部がエッチングされないようにレジスト127で保護する。
次に、LP−CVD法などを用いてウェハ全体に均一にシリコン酸化膜(図示せず)を薄く成膜する。その後、図9(K)に示すように、NMOS領域のシリコン酸化膜を除去し、選択エピタキシャル成長法を用いてNMOS領域のみにボロンドープのシリコンエピタキシャル成長領域130を、元のSOI層113の表面(ゲート絶縁膜110の底面)とほぼ同じ高さとなるように成形する。同様に、LP−CVD法などを用いてウェハ全体に均一にシリコン酸化膜(図示せず)を再び薄く成膜する。その後、PMOS領域のシリコン酸化膜を除去し、選択エピタキシャル成長法を用いてPMOS領域のみにリンドープのシリコンエピタキシャル成長領域132を、元のSOI層113の表面(ゲート絶縁膜110の底面)とほぼ同じ高さとなるように成形する。
最後に、図9(L)に示すように、トランジスタのソース/ドレイン領域となる高濃度不純物拡散層133(NMOSはN型不純物、PMOSはP型不純物)をイオン注入法で形成する。この時、ドレイン領域における接合リークや接合容量を考慮してイオン注入の際のドーズ量やエネルギーは調整される。その後、イオン注入した不純物を活性化させる為の熱処理を行う。
本実施例に係るトランジスタの構造上の特長は、チャネル領域の下にのみ埋め込み酸化膜(BOX層111a)が存在しており、ソース、ドレイン領域はバルクシリコンとほぼ同構造となっている点である。他の特長は、BOX層111aの幅がサイドウォール126を含めたゲート電極幅より狭く、チャネル部(元のSOI層113)とシリコンエピタキシャル層とが同じ伝導型の不純物とつながっている点である。つまり、チャネル部はBOX層やPNジャンクションによって完全には独立していない。
以上、本発明の実施の形態例及び実施例について本発明が理解できるように幾つかの例に基づいて説明したが、本発明は、当該技術に従事するものにとって明らかなように、これらの実施例に何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲に示された技術的思想の範疇において変更可能なものである。
図1(A)〜(C)は、一般的なCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。 図2(D)〜(F)は、一般的なCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。 図3(G)〜(I)は、一般的なCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。 図4(J)、(K)は、一般的なCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。 図5は、一般的なCMOSトランジスタの特性を示すグラフである。 図6(A)〜(C)は、本発明に係るCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。 図7(D)〜(F)は、本発明に係るCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。 図8(G)〜(I)は、本発明に係るCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。 図9(J)〜(L)は、本発明に係るCMOSトランジスタの製造工程を示す断面図である。
符号の説明
110 半導体基板
111a 埋め込み酸化膜(BOX層)
112 素子分離領域
116 SOI層
120 ゲート絶縁膜
122a ゲート電極
126 サイドウォール

Claims (11)

  1. 半導体基板に素子分離領域によって分離されて形成される半導体デバイスにおいて、
    前記半導体基板に形成されるチャネル部と;
    前記チャネル部の上に形成されるゲート絶縁膜と;
    前記ゲート絶縁膜上に形成されるゲート電極と;
    前記チャネル部の下部にのみ形成される埋め込みシリコン酸化膜とを備えたことを特徴とする半導体デバイス。
  2. 前記ゲート電極の側面に形成されるサイドウォールを更に備え、
    前記埋め込みシリコン酸化膜の幅は、前記サイドウォールを含む前記ゲート電極の幅よりも狭くなるように成形されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体デバイス。
  3. 前記チャネル部は、前記素子分離領域及び前記埋め込みシリコン酸化膜によってフローティング状態になっていないことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体デバイス。
  4. 半導体デバイスの製造方法において、
    埋め込みシリコン酸化膜を有するSOI基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と;
    前記ゲート電極の側面にサイドウォールを形成する工程とを含み、
    前記サイドウォールを形成する工程において、SOI層及び前記埋め込みシリコン酸化膜を除去する際に、フィールド部をマスクして選択的に残し、
    トランジスタのチャネル部の下にのみ前記埋め込みシリコン酸化膜を形成することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  5. 前記SOI層及び埋め込みシリコン酸化膜を除去した後、前記チャネル領域下の前記埋め込みシリコン酸化膜を前記サイドウォールを含む前記ゲート電極幅より狭くするように、前記埋め込みシリコン酸化膜を成形することを特徴とする請求項4に記載の半導体デバイスの製造方法。
  6. 前記半導体デバイスは、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタを含むCMOSトランジスタであり、
    前記SOI層及び埋め込みシリコン酸化膜を除去した後、ウェハ全体をシリコン酸化膜で被い、NMOS領域のみ前記シリコン酸化膜を除去する工程と;
    P型不純物を含むシリコンをNMOS領域にのみエピタキシャル成長させる工程とを更に含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体デバイスの製造方法。
  7. 前記半導体デバイスは、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタを含むCMOSトランジスタであり、
    前記SOI層及び埋め込みシリコン酸化膜を除去した後、ウェハ全体をシリコン酸化膜で被い、PMOS領域のみ前記シリコン酸化膜を除去する工程と;
    N型不純物を含むシリコンをPMOS領域にのみエピタキシャル成長させる工程とを更に含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体デバイスの製造方法。
  8. 前記半導体デバイスは、NMOSトランジスタ及びPMOSトランジスタを含むCMOSトランジスタであり、
    前記SOI層及び埋め込みシリコン酸化膜を除去した後、ウェハ全体をシリコン酸化膜で被い、NMOS領域のみ前記シリコン酸化膜を除去する工程と;
    P型不純物を含むシリコンをNMOS領域にのみエピタキシャル成長させる工程と;
    ウェハ全体を再びシリコン酸化膜で被い、PMOS領域のみ前記シリコン酸化膜を除去する工程と;
    N型不純物を含むシリコンをPMOS領域にのみエピタキシャル成長させる工程とを更に含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体デバイスの製造方法。
  9. 半導体基板上に形成された絶縁層と;
    前記絶縁層の両側に形成されたシリコン層と;
    前記絶縁層上に形成されたチャネル部と;
    前記チャネル部の両側であって、かつ前記シリコン層上に形成された高濃度不純物領域と;
    前記チャネル部上に形成されたゲート絶縁膜と;
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを備えることを特徴とする半導体デバイス。
  10. 前記ゲート電極の側面に形成されるサイドウォールを更に備え、
    前記絶縁層の幅は、前記ゲート電極と前記サイドウォールとを合わせた幅よりも狭いことを特徴とする請求項9に記載の半導体デバイス。
  11. 支持基板と、前記支持基板上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成されたシリコン層とを有するSOI基板を準備する工程と;
    前記シリコン層に素子分離領域を形成する工程と;
    前記素子分離領域以外の前記シリコン層上にゲート絶縁膜を形成し、前記ゲート絶縁膜上の一部上にゲート電極を形成する工程と;
    前記ゲート絶縁膜、前記素子分離領域、及び前記ゲート電極を覆う絶縁膜を形成する工程と;
    前記素子分離領域上の前記絶縁膜を被覆し、且つ前記ゲート絶縁膜上及び前記ゲート電極上の前記絶縁膜を被覆しない、レジストマスクを形成する工程と;
    前記レジストマスクを用いてエッチングすることにより、前記ゲート電極側面に前記絶縁膜からなるサイドウォールを形成し、そのままエッチングを続けることにより、前記ゲート電極、前記サイドウォール、及び前記レジストマスクそれぞれの下方以外の前記ゲート絶縁膜、前記シリコン層、及び前記絶縁層を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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